JP3234364U - Bag opening jig - Google Patents
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Abstract
【課題】感染症のリスクを抑えつつ、利用者による開袋作業を好適に支援することが可能な開袋用治具を提供する。【解決手段】開袋用治具1Aは、ベース10と、ベース10に設けられるシート30Aを備える。シート30Aは、樹脂製袋2の開口部2aにおける互いに対向する縁部2b、2cの一方に対して、摩擦によって静電気を発生し、縁部2b、2cの一方を引き付ける静電気発生部である。静電気発生部は、縁部2b、2cの一方が当接する面に形成された凹凸部を有するものでもよい。【選択図】図6PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a bag opening jig capable of suitably supporting a bag opening work by a user while suppressing the risk of an infectious disease. A bag opening jig 1A includes a base 10 and a sheet 30A provided on the base 10. The sheet 30A is a static electricity generating portion that generates static electricity by friction with respect to one of the edge portions 2b and 2c facing each other in the opening 2a of the resin bag 2 and attracts one of the edge portions 2b and 2c. The static electricity generating portion may have an uneven portion formed on a surface where one of the edge portions 2b and 2c abuts. [Selection diagram] Fig. 6
Description
本考案は、樹脂製袋を開くための治具に関する。 The present invention relates to a jig for opening a resin bag.
例えば、スーパーマーケットの作荷台(サッカー台)には、水気・汁気のある食料品の包装等に供されるポリエチレン製袋が設置されている。このような樹脂製袋は、多数枚を連設してなるロール状のものとして設置されており、利用者は、一枚ずつ切り離して使用する。この種の樹脂製袋は、帯電し易く、袋を構成するシート同士が貼り付いている場合が多いが、手指が乾燥していると、開口部を開けにくいという問題がある。このため、利用者は、作荷台に設置された水を含んだスポンジを触って手指を濡らし、濡れた手指で樹脂製袋の開口部近傍を挟んで擦り合わせることによって、樹脂製袋を開け易くしていた。また、樹脂製袋を開け易くする治具も提案されている(例えば特許文献1参照)。 For example, a polyethylene bag used for packaging moist and juicy foods is installed on a loading platform (bagger) of a supermarket. Such resin bags are installed as roll-shaped ones in which a large number of sheets are connected in succession, and the user separates and uses them one by one. This type of resin bag is easily charged, and the sheets constituting the bag are often stuck to each other, but there is a problem that it is difficult to open the opening when the fingers are dry. For this reason, the user can easily open the resin bag by touching the water-containing sponge installed on the loading platform to wet the fingers and rubbing the wet fingers around the opening of the resin bag. Was. Further, a jig that makes it easy to open the resin bag has also been proposed (see, for example, Patent Document 1).
前記したスポンジや海綿、又は、特許文献1に記載の治具を作荷台に備え付けた場合には、不特定多数の利用者の手に触れることになるが、感染症のリスクを考慮し、スポンジ等の使用を控える利用者も多い。
If the above-mentioned sponge, sponge, or the jig described in
本考案は、前記の点に鑑みてなされたものであり、感染症のリスクを抑えつつ、利用者による開袋作業を好適に支援することが可能な開袋用治具を提供することを課題とする。 The present invention has been made in view of the above points, and it is an object of the present invention to provide a bag-opening jig capable of suitably supporting a user's bag-opening work while suppressing the risk of infectious disease. And.
前記した課題を解決するために、本考案の開袋用治具は、樹脂製袋の開口部において互いに対向する縁部の一方に対して、摩擦によって静電気を発生し、前記縁部の一方を引き付ける静電気発生部を備えることを特徴とする。 In order to solve the above-mentioned problems, the bag-opening jig of the present invention generates static electricity by friction with respect to one of the edges facing each other in the opening of the resin bag, and causes one of the edges to be generated. It is characterized by having an attractive static electricity generating part.
本考案によると、静電気を利用することによって、利用者が樹脂製袋以外の備品等を直接触ることなく開袋作業を行うことを可能とすることができる。すなわち、感染症のリスクを抑えつつ、利用者による開袋作業を好適に支援することができる。 According to the present invention, by using static electricity, it is possible for the user to open the bag without directly touching equipment other than the resin bag. That is, it is possible to suitably support the bag opening work by the user while suppressing the risk of infectious disease.
本考案の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。 An embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the following description, the same elements are designated by the same reference numerals, and duplicate description will be omitted.
<第一の実施形態>
図1から図4に示すように、本考案の第一の実施形態に係る開袋用治具1Aは、静電気を利用して開袋作業を支援するものであり、ベース10と、4つの滑り止め部材20と、シート30Aと、を備える。
<First Embodiment>
As shown in FIGS. 1 to 4, the bag-opening
≪ベース≫
ベース10は、静電気発生部としてのシート30Aを支持する部材であって、下面に開口部を有する筐体形状を呈する樹脂製部材(例えば、安価かつ耐衝撃性を有するポリプロピレン製)である。ベース10は、平面視で略矩形状の上壁部11と、上壁部11の周縁部から下方に延設される略矩形枠状の側壁部12と、側壁部12の下端部の互いに対向する壁部から外側に延設される一対の底壁部13,13と、を一体に備える。
≪Base≫
The
上壁部11の上面には、平面視で矩形状を呈する凹部11aが形成されている。凹部11aには、シート30Aが内嵌されている。
A
底壁部13の下面には、平面視で円形状を呈する凹部13aが形成されている。本実施形態では、凹部13aは、底壁部13の両端部のそれぞれに形成されている。凹部13aには、滑り止め部材20が内嵌されている。
A
≪滑り止め部材≫
滑り止め部材20は、円柱形状を呈する樹脂製部材(例えば、シリコン樹脂製)である。滑り止め部材20は、凹部13aに内嵌されて接着等によって固定されており、開袋用治具1Aが設置された作荷台T(図5及び図6参照)等に当接して開袋用治具1Aの摺動を防止する部材である。滑り止め部材20の下面は、ベース10の側壁部12及び底壁部13の下面と面一、又は、下方に位置する。滑り止め部材20の下面の摩擦係数は、ベース10の側壁部12及び底壁部13の下面の摩擦係数よりも大きい。
≪Non-slip member≫
The
≪シート(静電気発生部)≫
シート30Aは、樹脂製袋2(図5及び図6参照)との間に静電気を発生する部材であって、平面視で矩形平板状を呈する樹脂製部材(例えば、シリコン樹脂製)である。シート30Aは、ベース10の凹部11aに内嵌されて接着等によって固定されている。なお、シート30Aは、ベース10に対して固定されておらず、交換可能に構成されていてもよい。シート30Aの厚みは、凹部11aの深さよりも大きい。シート30Aの上面の4つの角部は、R形状を呈する。シート30Aは、樹脂製袋2(図5及び図6参照)との間に静電気を発生し、帯電した樹脂製袋2を引き付けることが可能な材料によって形成されていればよい。例えば、樹脂製袋2がポリエチレン製である場合には、シート30Aを、例えば柔軟性を有するシリコン樹脂製等とすることができる。
≪Sheet (static electricity generator) ≫
The
<使用例>
続いて、本考案の第一の実施形態に係る開袋用治具1Aを用いた開袋作業の例について、図5及び図6を参照して説明する。
<Usage example>
Subsequently, an example of the bag opening operation using the
初期状態として、図5に示すように、樹脂製袋2の開口部2a側の縁部2b,2cは、閉じた状態(帯電によって互いに貼り付いた状態)となっており、開袋用治具1Aは、作荷台T上に設置されている。利用者は、手指Fによって樹脂製袋2の開口部2a側の縁部2b,2cを、縁部2bを下にしてシート30Aの上面に当接させて、例えば横方向(開口部2aの縁部2b,2cに沿う方向)に摺動させる。ここで、シート30Aは、摩擦によって縁部2bとの間に静電気を発生させ、縁部2bを帯電させる。また、樹脂製袋2の縁部2b,2cは、摺動方向にズレることによって、互いに離間しやすくなる。
As an initial state, as shown in FIG. 5, the
続いて、図6に示すように、利用者は、手指Fで縁部2cを把持し、シート30Aから離れる方向(上方)に移動させる。ここで、閉状態で互いに対向する縁部2b,2cのうち、シート30A側の縁部2bは、静電気によってシート30Aに引き付けられてくっついた状態となり、手指F側の縁部2cは、手指Fとともに上方へ移動する。これにより、樹脂製袋2は、開口部2aが開いた状態となる。
Subsequently, as shown in FIG. 6, the user grips the
このように、利用者は、開袋用治具1Aを用いて開袋作業を行うことによって、手指Fを濡らしたり、樹脂製袋2以外の備品(開袋用治具1Aを含む)を手指Fで直接触ったりすることなく、樹脂製袋2の開口部2aを開くことができる。
In this way, by performing the bag-opening operation using the bag-opening
本考案の第一の実施形態に係る開袋用治具1Aは、樹脂製袋2の開口部2aにおいて互いに対向する縁部2b,2cの一方に対して、摩擦によって静電気を発生し、前記縁部2b,2cの一方を引き付ける静電気発生部(シート30A)を備える。
かかる構成によると、開袋用治具1Aは、静電気を利用することによって、利用者が樹脂製袋2以外の備品を触ることなく開袋作業を行うことを可能とすることができる。したがって、開袋用治具1Aは、感染症のリスクを抑えつつ、利用者による開袋作業を好適に支援することができる。
The bag-opening
According to such a configuration, the bag-opening
開袋用治具1Aは、ベース10と、前記ベース10に設けられる前記静電気発生部としてのシート30Aと、を備える。
したがって、開袋用治具1Aは、静電気発生部をベースとは別のシート30Aとして製造することによって、静電気発生部の形状の自由度を向上することができる。
The
Therefore, the
前記ベース10は、前記シート30Aが内嵌される凹部11aを有する。
したがって、開袋用治具1Aは、シート30Aのベース10への取付性を向上するとともに、簡易な構造で開袋作業時のシート30Aのベースに対するズレを防止することができる。
The
Therefore, the bag-opening
<第二の実施形態>
続いて、本考案の第二の実施形態に係る開袋用治具について、第一の実施形態に係る開袋用治具1Aとの相違点を中心に説明する。図7〜図10に示すように、本考案の第二の実施形態に係る開袋用治具1Bは、シート30Aに代えて、シート30Bを備える。
<Second embodiment>
Subsequently, the bag-opening jig according to the second embodiment of the present invention will be described focusing on the differences from the bag-opening
≪シート≫
シート30Bには、凹凸部として、複数の孔部31が形成されている。孔部31は、シート30Bを上下方向に貫通している。孔部31の内径(直径)は、例えば8mm程度であり、手指Fの先端部の寸法よりも若干小さく設定されている。複数の孔部31は、シート30Bの長手方向及び短手方向のそれぞれに整列されている。本実施形態において、複数の孔部31の中心は、正方形が連続する格子の交点に位置するように設けられている。長手方向及び短手方向のそれぞれにおいて、隣り合う孔部31,31間の距離は、孔部31の内径(直径)よりも小さく(例えば2mm程度に)設定されている。
≪Sheet≫
A plurality of
孔部31は、樹脂製袋2の開口部2a側の縁部2b,2cをシート20Bの上面に擦り付ける際に、縁部2b,2cを摺動方向にずらして開口部2aを開きやすくする。
When the
本考案の第二の実施形態に係る開袋用治具1Bにおいて、前記静電気発生部(シート30B)は、前記縁部2b,2cの一方が当接する面に形成された凹凸部(孔部31)を有する。
したがって、開袋用治具1Bは、凹凸部によって縁部2b,2cを摺動方向にずらして開口部2aを開きやすくすることができる。
In the
Therefore, the
<第三の実施形態>
続いて、本考案の第三の実施形態に係る開袋用治具について、第一の実施形態に係る開袋用治具1Aとの相違点を中心に説明する。図11〜図13に示すように、本考案の第三の実施形態に係る開袋用治具1Cは、シート30Aに代えて、シート30Cを備える。
<Third embodiment>
Subsequently, the bag-opening jig according to the third embodiment of the present invention will be described focusing on the differences from the bag-opening
≪シート≫
シート30Cの上面には、凹凸部として、複数の孔部32が形成されている。孔部32は、シート30Cの上面に開口し、下にいくにつれて円の中心に向かって小径となる有底形状を呈する。孔部32の内径(直径)は、上端部において例えば8mm程度、下端部において例えば6mm程度であり、手指Fの先端部の寸法よりも若干小さく設定されている。孔部32の深さは、例えば1.5〜1.6mm程度であり、好ましくは手指Fの先端部から第一関節までの長さよりも小さく、より好ましくは手指Fの爪の長さよりも小さく設定されている。複数の孔部32は、長手方向及び短手方向のそれぞれに整列されている。複数の孔部32の中心は、正三角形又は二等辺三角形が連続する格子の交点に位置するように設けられている。長手方向及び短手方向からの側面視において、孔部32は、手前又は奥の列の孔部32と重なるように設定されている。
≪Sheet≫
A plurality of
孔部32は、樹脂製袋2の開口部2a側の縁部2b,2cをシート20Cの上面に擦り付ける際に、縁部2b,2cを摺動方向にずらして開口部2aを開きやすくする。複数の孔部32は、第二の実施形態に係る複数の孔部31よりも多く形成することが可能であり、また、縁部2bを孔部32の底面に当接させて摺動させることが可能である。これにより、第三の実施形態に係る開袋用治具1Cは、第二の実施形態に係る開袋用治具1Bと比較して、樹脂製袋2を多くの孔部31に摺動させることが可能となり、利用者による樹脂製袋2の開袋作業をより好適に支援することができる。また、開袋用治具1Cは、孔部32がテーパ形状を呈するので、清掃性を向上することができる。
When the
<第四の実施形態>
続いて、本考案の第四の実施形態に係る開袋用治具について、第一の実施形態に係る開袋用治具1Aとの相違点を中心に説明する。図14〜図17に示すように、本考案の第四の実施形態に係る開袋用治具1Dは、シート30Aに代えて、シート30Dを備える。
<Fourth Embodiment>
Subsequently, the bag-opening jig according to the fourth embodiment of the present invention will be described focusing on the differences from the bag-opening
≪シート≫
シート30Dの上面には、凹凸部として、互いに交差する(本実施形態では、直交する)複数の溝部33a,33bが形成されている。一方の溝部(横溝部)33aは、軸線視で円弧形状を呈しており、シート30Dの長手方向に延設されている。複数の横溝部33aは、シート30Dの短手方向に等間隔に配置されている。他方の溝部(縦溝部)33bは、軸線視で円弧形状を呈しており、シート30Dの短手方向に延設されている。複数の縦溝部33bは、シート30Dの長手方向に等間隔に配置されている。
≪Sheet≫
On the upper surface of the
溝部33a,33bの幅方向寸法は、利用者の手指Fの先端部の寸法よりも若干小さく設定されている。溝部33a,33bの深さは、例えば1.5〜1.6mm程度であり、好ましくは手指Fの先端部から第一関節までの長さよりも小さく、より好ましくは手指Fの爪の長さよりも小さく設定されている。隣り合う横溝部33a,33a間の距離、及び、隣り合う縦溝部33b,33b間の距離は、それぞれ、例えば17.4mm程度であり、利用者の手指Fの先端部の寸法よりも大きく設定されている。これにより、第四の実施形態に係る開袋用治具1Dは、第二及び第三の実施形態に係る開袋用治具1B,1Cと比較して、縁部2bがシート30Dの外表面(溝部33a,33b以外の平面部位)に擦り付けられるストローク量を大きく確保し、静電気をより好適に発生させ、縁部2bをシート30Dにくっつきやすくすることができる。
The widthwise dimension of the
<第五の実施形態>
続いて、本考案の第五の実施形態に係る開袋用治具について、第一の実施形態に係る開袋用治具1Aとの相違点を中心に説明する。図18〜図21に示すように、本考案の第五の実施形態に係る開袋用治具1Eは、シート30Aに代えて、シート30Eを備える。
<Fifth Embodiment>
Subsequently, the bag-opening jig according to the fifth embodiment of the present invention will be described focusing on the differences from the bag-opening
≪シート≫
シート30Eの上面には、凹凸部として、互いに交差する複数の谷山部34a,34bが形成されている。谷山部34aは、シート30Eの短手方向に谷部と山部が交互に形成されている形状を有する。複数の谷山部34aは、シート30Eの長手方向に等間隔に配置されている。谷山部34bは、シート30Eの長手方向に谷部と山部が交互に形成されている形状を有する。複数の谷山部34bは、シート30Eの短手方向に等間隔に配置されている。
≪Sheet≫
On the upper surface of the
谷山部34a,34bの隣り合う山部間の寸法は、例えば8mm程度であり、利用者の手指Fの先端部の寸法よりも若干小さく設定されている。谷山部34a,34bの谷部の深さは、例えば1.5〜1.6mm程度であり、好ましくは手指Fの先端部から第一関節までの長さよりも小さく、より好ましくは手指Fの爪の長さよりも小さく設定されている。また、谷山部34a及び谷山部34bは、上に向かうにつれて先細となる四角錐形状の突起部を構成する。これにより、第五の実施形態に係る開袋用治具1Eは、第二、第三及び第四の実施形態に係る開袋用治具1B,1C,1Dと比較して、縁部2b,2cを摺動方向により好適にずらして開口部2aを開きやすくすることができ、特に薄い樹脂製袋2の開袋作業を好適に支援することができる。
The dimension between the adjacent mountain portions of the
<第六の実施形態>
続いて、本考案の第六の実施形態に係る開袋用治具について、第三の実施形態に係る開袋用治具1Cとの相違点を中心に説明する。図22〜図25に示すように、本考案の第六の実施形態に係る開袋用治具1Fは、樹脂製袋2からなるロール3を支持するとともに、静電気を利用して開袋作業を支援するものである。開袋用治具1Fは、本体部40と、滑り止め部材20と、左右一対の軸受部50,50と、軸部60と、押さえ部70と、枠部80と、シート30Cと、を備える。左右一対の軸受部50,50及び軸部60は、複数の樹脂製袋2によって形成されるロール3を、回動可能かつ径方向端部側の樹脂製袋2を引出可能に支持する支持部を構成する。また、本体部40の底壁部41及び枠部80は、支持部によって支持されたロール3の下方に設けられるベースとしての底壁部を構成する。
<Sixth Embodiment>
Subsequently, the bag-opening jig according to the sixth embodiment of the present invention will be described focusing on the differences from the bag-opening jig 1C according to the third embodiment. As shown in FIGS. 22 to 25, the
≪ロール≫
ロール3は、複数の樹脂製袋2が、一の樹脂製袋2の底部と次の樹脂製袋2の開口部2aとで繋がるように切り取り線を介して連続形成されたものを、巻回して筒状に構成されている。
≪Roll≫
The
≪本体部≫
本体部40は、静電気発生部としてのシート30Cを支持するとともに、軸部60を介してロール3を回転可能に支持する金属製部材又は樹脂製部材(例えば、シリコン樹脂製)である。図26に示すように、本体部50は、平面視矩形状の底壁部41と、底壁部41の左右一対の端部から上方に延設される一対の側壁部42,42と、側壁部42,42の奥側端部同士を繋ぐように、底壁部41の奥側端部から上方に延設される奥壁部43と、を備える。また、本体部40は、側壁部42の手前側端部から内側に延設されるフランジ壁部44と、奥壁部43の上端部から手前側に延設されるフランジ壁部45と、を備える。かかる本体部40は、複数の部材を組み合わせることによって形成可能である。
≪Main body≫
The
底壁部41の奥行方向寸法は、ロール3の最大径よりも大きく設定されており、底壁部41の幅方向寸法は、ロール3の幅方向寸法よりも若干大きく設定されている。図27に示すように、底壁部41の下面には、凹部41aが形成されている。本実施形態では、凹部41aは、底壁部41の四隅のそれぞれに、左右端部方向に開放するように形成されている。凹部41a(及び後記する凹部50a)には、滑り止め部材20(図3参照)が内嵌されている。
The depth dimension of the
図26に示すように、側壁部42は、手前側の低壁部42aと、奥側の高壁部42bと、を一体に備える。本実施形態において、側壁部42の下端部と底壁部41の左右端部との間には、軸受部50の下端部を収容可能な隙間が形成されている。
As shown in FIG. 26, the
奥壁部43の上端部側には、左右一対の矩形状の開口部43aが形成されている。
A pair of left and right
本体部40が金属製である場合には、側壁部42の上端部及びフランジ壁部45の先端部(手前側端部)に、当該部位を被覆する樹脂製のカバーを取り付ける構成であってもよい。
When the
≪軸受部≫
図28に示すように、軸受部50は、板状の樹脂製部材(例えば、シリコン樹脂製)である。軸受部50は、側壁部42の内側に設けられている。軸受部50の厚み方向寸法は、フランジ壁部44の左右方向寸法と同一に設定されている。
≪Bearing part≫
As shown in FIG. 28, the bearing
軸受部50の下端部は、側壁部42の下端部と底壁部41の左右端部との間に形成された隙間に嵌合されている。軸受部50の下端部には、凹部41aに連続する凹部50aが形成されている。
The lower end portion of the bearing
軸受部50の上端部は、低壁部42a及びフランジ壁部44の上端部と略同じ高さに設定されている。軸受部50の上端部には、軸部60の端部を回転可能に支持する円弧形状の凹部50bが形成されている。
The upper end portion of the bearing
かかる軸受部50は、タッピングビス等によって、本体部40の側壁部42及び奥壁部43に固定されている。
The bearing
≪軸部≫
図22及び図25に示すように、軸部60は、ロール3が挿通される円柱形状又は円筒形状(本実施形態では、円筒形状)の樹脂製部材(例えば、シリコン樹脂製)である。軸部60の外径は、ロール3の内径よりも小さく設定されており、ロール3に挿通される。
ロール3が挿通された軸部60の両端部は、それぞれ、左右一対の軸受部50の凹部50bに載置されている。
≪Shaft part≫
As shown in FIGS. 22 and 25, the
Both ends of the
≪押さえ部≫
図25に示すように、押さえ部70は、ロール3の上部を押える屈曲板状の樹脂製部材(例えば、シリコン樹脂製)である。図25及び図29に示すように、押さえ部70は、奥側から手前側にいくにつれて下方に傾斜する主壁部71と、主壁部71の奥側端部から斜め下方に屈曲するように延設される屈曲壁部72と、主壁部71の手前側端部に形成された押さえ片部73と、を一体に備える樹脂製部材である。屈曲壁部72の先端部(奥側端部)は、蝶番90によって奥壁部43の開口部43a近傍に回動可能に支持されている。押さえ片部73は、側面視でU字形状を呈しており、主壁部71の幅方向中間部に形成されている。
≪Holding part≫
As shown in FIG. 25, the
押さえ部70は、蝶番90によって奥壁部43に支持されているので、ロール3から樹脂製袋2が切り取られてロール3の外径が小さくなった場合でも、ロール3の上部を押えた状態を維持することができる。また、押さえ部70は、押さえ片部73がU字形状の下端部においてロール3の上部を押さえることによって、ロール3の上部側から引き出された樹脂製袋2の切り取りを支援する。
Since the
≪枠部≫
図22に示すように、枠部80は、シート30Cが取り付けられる矩形平板状の樹脂製部材(例えば、シリコン樹脂製)である。図30に示すように、枠部80の上面には、平面視で矩形状を呈する凹部80aが形成されている。凹部80aには、シート30Cが内嵌されている。
≪Frame part≫
As shown in FIG. 22, the
本実施形態において、枠部80は、タッピングビス等によって底壁部41の上面に固定されている。また、シート30Cの少なくとも一部は、平面視でロール3よりも手前側(利用者側)に位置することが望ましい。
In the present embodiment, the
<使用例>
続いて、本考案の第六の実施形態に係る開袋用治具1Fを用いた開袋作業の例について、図22を参照して説明する。
<Usage example>
Subsequently, an example of the bag opening operation using the
初期状態として、ロール3の径方向外端部の位置する樹脂製袋2は、ロール3の上部から開袋用治具1Fの手前側に引出可能な状態となっている。利用者が手指Fによって径方向外端部の樹脂製袋2を手前側に引っ張ると、ロール3が回転し、径方向外端部の樹脂製袋2がロール3から引き出される。樹脂製袋2の後端部側に形成された切り取り線が押さえ部70の押さえ片部73に当接した状態で、利用者が手指Fによって樹脂製袋2を手前側斜め上方に引っ張ると、樹脂製袋2がロール3から切り取られる。
In the initial state, the
続いて、利用者は、手指Fによって樹脂製袋2の開口部2a側の縁部2b,2cを、縁部2bを下にしてシート30Cの上面に当接させて、例えば横方向(開口部2aの縁部2b,2cに沿う方向)に摺動させる。ここで、シート30Cは、摩擦によって縁部2bとの間に静電気を発生させ、縁部2bを帯電させる。また、樹脂製袋2の縁部2b,2cは、摺動方向にズレることによって、互いに離間しやすくなる。
Subsequently, the user brings the
続いて、利用者は、手指Fで縁部2cを把持し、シート30Cから離れる方向(上方)に移動させる。ここで、閉状態で互いに対向する縁部2b,2cのうち、シート30A側の縁部2bは、静電気によってシート30Aに引き付けられてくっついた状態となり、手指F側の縁部2cは、手指Fとともに上方へ移動する。これにより、樹脂製袋2は、開口部2aが開いた状態となる。
Subsequently, the user grips the
本考案の第六の実施形態に係る開袋用治具1Fは、複数の前記樹脂製袋2によって形成されるロール3を、回動可能かつ径方向端部側の前記樹脂製袋2を引出可能に支持する支持部と、前記支持部によって支持された前記ロール3の下方に設けられる前記ベースとしての底壁部と、を備える。
したがって、開袋用治具1Fは、省スペース化を実現し、利用者による開袋作業の動線を短くすることができる。
In the
Therefore, the
<第七の実施形態>
続いて、本考案の第七の実施形態に係る開袋用治具について、第六の実施形態に係る開袋用治具1Fとの相違点を中心に説明する。図31に示すように、本考案の第七の実施形態に係る開袋用治具1Gは、シート30Cに代えて、シート30Dを備える。また、シート30Dが取り付けられた枠部80は、押さえ部70における主壁部71の上面に、タッピングビス等によって固定されている。すなわち、押さえ部70及び枠部80は、支持部によって支持されたロール3の上部を押さえるベースとしての押さえ部を構成する。
<Seventh Embodiment>
Subsequently, the bag-opening jig according to the seventh embodiment of the present invention will be described focusing on the differences from the bag-opening
本考案の第七の実施形態に係る開袋用治具1Gは、複数の前記樹脂製袋によって形成されるロール3を、回動可能かつ径方向端部側の前記樹脂製袋を引出可能に支持する支持部と、前記支持部によって支持された前記ロール3の上部を押さえる前記ベースとしての押さえ部と、を備える。
したがって、開袋用治具1Gは、省スペース化を実現し、利用者による開袋作業の動線を短くすることができる。
The
Therefore, the
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は前記実施形態に限定されず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、開袋用治具1A〜1Eは、作荷台T上に上向きに設置されるものに限定されず、壁面等に静電気発生部の面が上下方向に延設する姿勢で設置されてもよい。また、前記したシート30A〜30Eは、対象となる樹脂製袋2の材質、厚み等に応じて適宜選択可能である。凹凸部としての孔部31,32、溝部33a,33b及び谷山部34a,34bの大きさ、形状、個数等も、対象となる樹脂製袋2の材質、厚み等に応じて適宜変更可能である。また、開袋用治具1F,1Gとシート30A〜30Eとの組み合わせは、適宜選択可能である。
Although the embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiment and can be appropriately changed without departing from the gist of the present invention. For example, the bag opening jigs 1A to 1E are not limited to those installed upward on the loading platform T, and may be installed in a posture in which the surface of the static electricity generating portion extends in the vertical direction on a wall surface or the like. .. Further, the
1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G 開袋用治具
2 樹脂製袋
2a 開口部
2b,2c 縁部
10 ベース
11 上壁部
11a 凹部
12 側壁部
13 底壁部
13a 凹部
20 滑り止め部材
30A,30B,30C,30D,30E シート(静電気発生部)
31,32 孔部(凹凸部)
33a,33b 溝部(凹凸部)
34a,34b 谷山部(凹凸部)
41 底壁部(ベース)
50 軸受部(支持部)
60 軸部(支持部)
70 押さえ部(ベース)
80 枠部(ベース)
F 手指
T 作荷台
1A, 1B, 1C, 1D, 1E, 1F, 1G
31, 32 holes (unevenness)
33a, 33b Grooves (unevenness)
34a, 34b Taniyama part (uneven part)
41 Bottom wall (base)
50 Bearing part (support part)
60 Shaft (support)
70 Pressing part (base)
80 frame (base)
F fingers T loading platform
Claims (6)
ことを特徴とする開袋用治具。 A bag-opening jig characterized in that an opening of a resin bag is provided with an electrostatic generating portion that generates static electricity by friction with respect to one of the edges facing each other and attracts one of the edges.
ことを特徴とする請求項1に記載の開袋用治具。 The bag-opening jig according to claim 1, wherein the static electricity generating portion has an uneven portion formed on a surface on which one of the edge portions abuts.
前記ベースに設けられる前記静電気発生部としてのシートと、
を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の開袋用治具。 With the base
A sheet as the static electricity generating part provided on the base and
The bag-opening jig according to claim 1 or 2, wherein the bag is provided.
ことを特徴とする請求項3に記載の開袋用治具。 The bag opening jig according to claim 3, wherein the base has a recess into which the sheet is fitted.
前記支持部によって支持された前記ロールの下方に設けられる前記ベースとしての底壁部と、
を備えることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の開袋用治具。 A support portion that rotatably supports the roll formed by the plurality of the resin bags so that the resin bags on the radial end side can be pulled out.
A bottom wall portion as the base provided below the roll supported by the support portion,
The bag-opening jig according to claim 3 or 4, wherein the bag-opening jig is provided.
前記支持部によって支持された前記ロールの上部を押さえる前記ベースとしての押さえ部と、
を備えることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の開袋用治具。 A support portion that rotatably supports the roll formed by the plurality of the resin bags so that the resin bags on the radial end side can be pulled out.
A pressing portion as a base that presses the upper portion of the roll supported by the supporting portion, and a pressing portion.
The bag-opening jig according to claim 3 or 4, wherein the bag-opening jig is provided.
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JP2021002922U JP3234364U (en) | 2021-07-28 | 2021-07-28 | Bag opening jig |
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