JP3234040U - 後付けが容易な大型バイク用バック(後退)装置 - Google Patents

後付けが容易な大型バイク用バック(後退)装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ギアシステムを改造することなく後付けでバック機能を実現する大型バイク用後退装置を提供する。【解決手段】左ハンドル下部に後付け設置したレバー部と、レバーに内蔵された電気スイッチと、フロントフォークに設置した後付けステーと、後付けステーに固定された減速ギア付きモータと、減速ギア付きモータ出力に取り付けられたプーリーを備える。左ハンドル下部に後付け設置したレバーを引くことにより、レバーに内蔵された電気スイッチによって、フロントフォークに回転軸を持たせた後付けステーに固定された減速ギア付きモータが低速高トルク回転を開始するとともに、レバーにより引かれたワイヤーが減速ギア付きモータを後付けステー回転軸によりタイヤ方向に引き寄せ、減速ギア付きモータ出力に取り付けられたプーリーが、バイクのタイヤに密着し後退方向にタイヤを回転させることにより、バイクを後退させることを可能とする。【選択図】図1

Description

本考案は大型重量級バイクのバック(後退)装置に関するものである。
大型重量級バイクはその重さが250Kg程度以上になるため人力では上り坂道方向などにバックさせることが難しい。例えば狭い下り坂道路において対向車とすれ違えずバイクをバックさせることが不可能なことがある。また小さな駐車場での細かい取り回しには前進、後退を繰り返したり、バックで出場が必要であるのにバック方向に勾配がついていたりすると移動が困難になることがある。このように日常的に必要なバックが大型重量級バイクではそのたびに難しい。
そのため一部の輸入高級車にはバックギアシステムが装備されているか、または後付けのバックギアシステムの追加が可能な構造になっている。しかしこのようなバイクは希少であり、ほとんどの大型バイクはバックギアの追加もできないのが現状である。
汎用的にバックギアシステムを追加しようとするとバイクのギアシステム全体の改造が必要となり高度な技術者が介入しなければならない。
バックギアの追加はギアシステム全体の改造となるため費用が高額になってしまう。
バックギアはバイクの機種ごとに設計、製作し組み込む必要があるので汎用性を得ることはできない。
ヤマハ取扱説明書 XVS950CU-A(BOLT)
解決すべき課題は、後付けでかつ簡単な取付けが可能なバック装置を提供することにある。さらに好ましくは原価も安くでき、既存走行機構、運転操作に悪影響を与えない安全性を提供することにある。
本考案は、ギアシステムには手を加えずに後付けの単純なレバー操作に連結された電気モータによってタイヤを直接駆動することによってバックさせることを最も主要な特徴とする。
本考案は、バックできない大型バイクに後付けでかつ簡単な取付けで原価も安く付加できバック可能にできるという利点がある。
図1は後付けバック装置をバイクに取り付けた状態を説明した図である。 図2は後付けバック装置の駆動部各部機能を説明したものである。 図3は後付けバック装置の起動レバーを左ハンドル下部に設置する説明である。
本実施形態では、一般的にバイクはフロントフォークと呼ばれる前輪固定のための左右1対の支柱を装備しており、本装置はこの部分に後付けで固定することにより汎用性を得ている。
図1は本考案装置の実施例である。タイヤを駆動するモータ部と、その制御を行う操作レバーにより構成される。タイヤを駆動する駆動部はモータ取付ステーによってバイクのフロントフォークに固定され、左ハンドル部に設置されたレバーを握ることによりワイヤが引かれ電源スイッチが入りモータを回転させる。バイクのギアをニュートラルに入れ、レバーを握ればバイクはバックし、レバーを離せばバイクのバック動作は停止する。追加レバーを左ハンドル部に設置する理由は右ハンドルのブレーキレバーを併用できるからである。これによりバックの動作前後のバイク停止をスムーズに行える。
図2はモータ部を構成する個別の部品である。1は減速ギア付きモータで、レバーとはワイヤで接続されている。レバーが引かれると、まず内部のスイッチがオンになりモータ駆動の電源が入る。モータはタイヤと接するプーリーに接続されこのプーリーによってタイヤが回転する。その際プーリーの直径に対しタイヤ直径は十分に大きいため小さなモータトルクであってもタイヤを回転させることが可能になる。このプーリーはゴム製の外皮を持つためタイヤとの摩擦を強く生むことができる。2はモータをバイクのフロントフォークに取り付けるためのステーである。2枚の湾曲したアルミ板でフロントフォークを挟み込む方式のため汎用性がある。このステーに1の減速ギア付きモータを固定する。
図3はレバーを構成する各部品を表す。3はレバー固定用のハンドルを追加するためのブラケットであり、これを左ハンドル根元に固定する。一方に4の追加のハンドルバーを固定する。ここに5のレバーを取り付ける。レバーからは6のワイヤーでモータと連結される。
追加された5のレバーはバイクの左ハンドル下部に位置するため、バイクのクラッチレバーとは干渉せずに通常運転には支障をきたさない。バックするときのみに使用する。図は前後それぞれの設置の様子を示す。
またより好ましくは、レバーを引くことによりスイッチを入れる代わりにモータースピード制御回路を経由することによりレバーの引き具合に応じたバックスピードを実現可能とする。
また本装置は前輪に対してだけではなく後輪に対して取り付け可能にしてもよい。
また本装置はタイヤを挟み込むようにプーリーを設置してもよい。
また本装置はタイヤに対して以外にディスクブレーキのローターに対して駆動してもよい。
またレバーについては未使用時に収納できるとよい。
1 タイヤを駆動する減速ギア付きモータ
2 モータをバイクのフロントフォークに固定するためのステー
3 レバー固定用追加ハンドル設置のためのブラケット
4 レバーを固定するための追加ハンドル
5 レバー
6 ワイヤー

Claims (1)

  1. バックギアを持たない大型重量級バイクにおいて新たにギアシステムを改造することなくタイヤを直接駆動する解決方法の後付け装置によってバックさせることを可能にする装置。
JP2020003729U 2020-09-01 2020-09-01 後付けが容易な大型バイク用バック(後退)装置 Active JP3234040U (ja)

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