JP3233738U - 送風機 - Google Patents

Abstract

【課題】路面清掃の作業を効率的かつ安全に行うことができる送風機を提供する。
【解決手段】送風機は、長尺の支持ロッド１後端に動力機構２を持ち、支持ロッド１内の回転駆動軸を介して、先端に装着した送風ファン３を回転させる構造を持ち、支持ロッド１中間部より後ろ寄りに設けた肩掛けバンドと手持ちハンドル４により保持して、送風ファン３を対象物に向ける。
【選択図】図１

Description

本発明は、道路上の清掃等に利用する送風機に関する。

道路上の清掃処理や草刈り後の片づけなどの際には、一般的に竹箒が使用されている。一部、乗用の清掃機なども用いられている。

ゴミや刈り取った後の草を集めるために、背負うタイプやハンディタイプのブロアも利用されている。

また一部の道路管理においては、乗用の清掃機も用いられている

実全昭６３−００５０１７ 京セラインダストリアルツールズ株式会社製造 形式ＢＬ−３５００ カタログ

一般的な清掃に利用される竹箒では、一人で清掃できる範囲も限られ、また竹箒を保持し、掃くという動きは、清掃を担う中高年の人間には、体力的にも辛い作業である。
上記、先行技術文献には、背負いタイプおよびハンディタイプのブロアを示している。背負いタイプは、パワーはあるが、重くまた高価であるという欠点がある。またハンディタイプは、手軽に利用できるが、パワーがなく、竹箒よりも時間がかかってしまう場合がある。

本発明に係る送風機は、長尺の支持ロッド１後端に動力機構２を持ち、支持ロッド１内の回転駆動軸を介して、先端に装着した送風ファン３を回転させる構造を持ち、前記支持ロッド中間部より後ろ寄りに設けた手持ちハンドル４により保持して、前記送風ファンを対象物に向けることを特徴とする。

また作業者の安全のために送風ファン３の背面に空気穴を持った保護用ケーシング構造５を持っている。

上記、支持ロッド１と上記保護用ケーシング構造５は、支持ロッドの外径に沿った、長軸方向に概ね３０センチ程度の半円筒形の接続材６を用いて、接続される。

本発明においては、現在、竹箒やブロアを利用して行っている路面清掃の作業を効率的かつ安全に行うことができるようになる。

本発明に係る送風機の全体図である。 接続材構造図である。 使用形態を示す参考図である。上から送風ファン３。保護用ケーシング構造５。全体を示す図。となる。

図１に示す本発明に係る送風機は、類似の構造を持つ草刈り機を応用したものであり、一般的な草刈り機の刃にあたる部分に送風ファン３を設け、送風ファンの背面に保護用ケーシング構造５を設けたものである。支持ロッドと保護用ケーシング構造は、ボルト２本で止められる接続材６で接続されている。

今回の保護用ケーシング構造は、平金を用いているが、これが網状部材となっても同様の効果が期待できる。

また接続材６は、支持ロッド１と保護用ケーシング構造５との接続部材であり、ボルトでの固定の他に溶接や溶着、接着剤での固定の等の方法が考えられる。

１ 支持ロッド
２ 動力機構
３ 送風ファン
４ 手持ちハンドル
５ 保護用ケーシング構造

Claims (3)

1. 長尺の支持ロッド１の後端に動力機構２を持ち、支持ロッド１内の回転駆動軸を介して、先端に装着した送風ファン３を回転させる構造を持ち、前記支持ロッド中間部より後ろ寄りに設けた肩掛けバンドと手持ちハンドル４により保持して、前記送風ファンを対象物に向けることを特徴とする送風機。
2. 上記送風ファンの背面側に空気穴を持った保護用ケーシング構造５を持った請求項１の送風機。
3. 上記、支持ロッド１と上記保護用ケーシング構造５は、支持ロッドの外径に沿った、概ね３０センチ程度の半円筒形の接続材６を用いて、接続される請求項２の送風機。

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