JP3233265U - 空気換気装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】室内の空気循環量の増加と殺菌性能の向上を両立でき、かつ、より殺菌力が得られる空気換気装置を提供する。【解決手段】空気換気装置10は、ドラム缶と、ドラム缶の内部に設けられたUVC装置17と、ドラム缶の上蓋に設けられ、空気を吸引する吸気口11と、吸気口11から給気された空気を排気する排気口16と、吸気口11と排気口16とを接続する配管13と、を含む。配管13の途中には、配管開口部14が設けられ、配管開口部14から解放された空気は、UVC装置17によって殺菌される。【選択図】図2
Description
この考案は、紫外線を使用した空気換気装置に関し、特に、構成の簡単な紫外線を使用した空気換気装置に関する。
従来、室内に配置されて、室内の空気を殺菌する特開2011−183126号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1によれば、空気殺菌装置は、室内の空気循環量の増加と殺菌性能の向上を両立させ、装置内部の細菌やカビの繁殖を抑える事のできる循環式空気殺菌装置を開示している。
従来の空気換気装置は、上記のように構成されていた。室内の空気循環量の増加と殺菌性能の向上を両立できると言う利点はあったが、殺菌性能があまり高くないという問題があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、室内の空気循環量の増加と殺菌性能の向上を両立でき、かつ、より殺菌力が得られる空気換気装置を提供することを目的とする。
この考案に係る、空気を吸引して紫外線で殺菌する空気換気装置は、空気を吸引する密閉容器を含む。密閉容器は、その内部に設けられた紫外線を発するUVC装置と、密封容器の上部に設けられ、空気を流入する流入口と、流入口から流入した空気を排気する排気口と、空気を流入口から排気口まで搬送するファンと、吸気口と排気口とを接続する配管と、を含み、配管の途中には、配管開口部が設けられ、配管開口部から解放された空気は、UVC装置によって殺菌される。
好ましくは、密封容器はドラム缶である。
ファンはドラム缶に設けられ、ファンの排気側に排気口が設けられてもよい。
ドラム缶には、上蓋が設けられ、UVC装置、流入口、排気口、およびファンは、ドラム缶の上蓋に取付けられているのが好ましい。
UVC装置を内蔵した密封容器内に配管を介して空気を導入し、配管の途中に開口部を設け、開口部から解放された空気が、UVC装置によって殺菌されるため、密封容器内に吸引された空気の一部は、密封容器内での滞留期間が長くなり、UVC装置によって殺菌される。
その結果、室内の空気循環量の増加と殺菌性能の向上を両立でき、かつ、より殺菌力が得られる空気換気装置を提供できる。
以下、この考案の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、この考案に係る空気換気装置の全体構成を示す斜視図であり、図2は、空気換気装置の全体構成を示すブロック図である。
図1を参照して、この考案に係る空気換気装置10は単一のドラム缶20で構成されている。したがって、どこにでも配置ができ、かつその移動も容易である。
図1を参照して、空気換気装置10は、ドラム缶20の上蓋21に設けられた空気を吸引する吸気口(流入口)11と、吸気口11から給気された空気を排気する排気口16とを含み、排気口16の下部には吸気用のファン15が設けられ、このファン15や吸気口がドラム缶20の上蓋に固定されている。
次に、空気換気装置10の内部構造について説明する。図2はドラム缶20の内部構成を示す図である。図2を参照して、ドラム缶20の上蓋21に設けられた吸気口11と、吸気ファン15との間にはこの両者を接続する配管13が設けられている。配管13の途中には、配管開口部14が設けられている。
また、ドラム缶20の上蓋21の下方には、所定の紫外線を放出するUVC装置17が設けられ、それによって、配管開口部14から解放された空気は、UVC装置17によって殺菌される。
図3は、UVC装置17を示す外観図である。図3を参照して、UVC装置17は、薄い板状の本体17aと、本体17aの上にマトリックス状に配列されたUVC17bと、本体を保持するブラケット17cとを含む。UVC装置17は、ブラケット17cを介して、上蓋21に固定される。UVC17bは、殺菌や消毒の機能を有するUVC紫外線(波長は280nm未満)を周囲に照射する。
以上のように、この実施の形態によれば、空気換気装置10の、空気を吸引し、それを殺菌するために必要な全ての構成要素がドラム缶の上蓋21に取付けられているため、構成が簡単になる。
次に、この実施の形態に係る空気換気装置10の空気循環量の基本計算式について説明する。表1は、この実施の形態に係る空気換気装置の空気循環量の基本計算式を示す表である。
表1を参照して、各部屋のサイズ(畳の数)ごとに、ファンの風量による、時間あたりの換気回数と、照射回数を示している。
なお、上記実施の形態においては、密封容器としてドラム缶を用いた場合について説明したが、これに限らず、段ボール等の任意の密封容器を用いてもよい。
また、上記実施の形態においては、排気側に吸気ファンを用いた場合について説明したが、これに限らず、吸気側に吸気ファンを用いてもよい。
また、上記実施の形態においては、密封容器に吸気ファンを取付けた場合について説明したが、これに限らず、密封容器に吸気ファンを設けることなく、エアコン等の空調機の吸気側に本装置の配管の排気側を接続してもよい。
また、上記実施の形態においては、配管の途中に、配管開口部を1カ所設けた場合について説明したが、これに限らず、配管開口部を複数設けてもよい。
図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、本発明は、図示した実施形態に限定されるものではない。本発明と同一の範囲内において、または均等の範囲内において、図示した実施形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
この考案によれば、室内の空気循環量の増加と殺菌性能の向上を両立でき、かつ、より殺菌力が得られる空気換気装置を提供できるため、殺菌力を有する空気換気装置として有利に利用される。
10 空気換気装置、11 吸気口、13 配管、14 配管開口部、15 ファン、16 排気口、17 UVC装置、20 ドラム缶、21 上蓋。
Claims (4)
- 空気を吸引して紫外線で殺菌する空気換気装置であって、
空気を吸引する密閉容器を含み、
前記密閉容器は、その内部に設けられた紫外線を発するUVC装置と、
前記密封容器の上部に設けられ、空気を流入する流入口と、
前記流入口から流入した空気を排気する排気口と、
空気を前記流入口から前記排気口まで搬送するファンと、
前記吸気口と前記排気口とを接続する配管と、を含み、
前記配管の途中には、配管開口部が設けられ、前記配管開口部から解放された空気は、前記UVC装置によって殺菌される、空気換気装置。 - 前記密封容器はドラム缶である、請求項1に記載の空気換気装置。
- 前記ファンは前記ドラム缶に設けられ、前記ファンの排気側に前記排気口が設けられる、請求項2に記載の空気換気装置。
- 前記ドラム缶には、上蓋が設けられ、前記UVC装置、前記流入口、前記排気口、および前記ファンは、前記ドラム缶の上蓋に取付けられている、請求項2に記載の空気換気装置。
Priority Applications (1)
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JP2021000607U JP3233265U (ja) | 2021-02-24 | 2021-02-24 | 空気換気装置 |
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JP2021000607U JP3233265U (ja) | 2021-02-24 | 2021-02-24 | 空気換気装置 |
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Cited By (1)
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JP7255004B1 (ja) | 2022-08-05 | 2023-04-10 | ナカ電子株式会社 | 紫外線照射によるウイルス不活化装置および方法 |
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JP7255004B1 (ja) | 2022-08-05 | 2023-04-10 | ナカ電子株式会社 | 紫外線照射によるウイルス不活化装置および方法 |
JP2024022373A (ja) * | 2022-08-05 | 2024-02-16 | ナカ電子株式会社 | 紫外線照射によるウイルス不活化装置および方法 |
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