JP3233234U - ペレット - Google Patents

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康夫 大川
康夫 大川
基雅 高田
基雅 高田
晃 濱川
晃 濱川
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株式会社 照和樹脂
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Abstract

【課題】壁紙を再利用した粒状の混練物であって、制振材又は吸音材若しくは制振材または吸音材の材料として使用されるペレットを提供する。【解決手段】壁紙又は壁紙の廃材と、熱可塑性の樹脂とが混練されており、制振材又は吸音材若しくは制振材又は吸音材の材料として使用される、粒状のペレットとする。【選択図】図1

Description

本考案は、壁紙又は壁紙の廃材を原料とした粒状の組成物に関する。
近年、環境の負荷を減らすために、様々なものを再利用することが検討されている。例えば特許文献1には、紙と熱可塑性プラスチックを有する壁紙を粉砕し、粉砕された物から熱可塑性プラスチックを取り出し、再利用することが記載されている。
特開2016−16595号公報
本考案者は、紙と熱可塑性プラスチックを有する壁紙を、紙も含めて再利用することを検討した。本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、壁紙を、紙も含めて再利用した製品に使用することができる粒状の組成物を提供することにある。
本考案のうちの第一の考案によれば、壁紙又は壁紙の廃材と、熱可塑性の樹脂とが混練されており、制振材又は吸音材若しくは制振材又は吸音材の材料として使用される、粒状の組成物が提供される。
また、本考案のうちの第二の考案によれば、前記第一の考案により提供される粒状の組成物において、前記壁紙又は前記壁紙の廃材としてのパルプ又は紙を25重量%以上35重量%以下含み、かつ、熱可塑性の樹脂を35重量%以上45重量%以下含む、粒状の組成物が提供される。
また、本考案のうちの第三の考案によれば、25重量%以上35重量%以下のパルプ又は紙、及び、35重量%以上45重量%以下の熱可塑性の樹脂を含み、制振材又は吸音材若しくは制振材又は吸音材の材料として使用される、粒状の組成物が提供される。
また、本考案のうちの第四の考案によれば、前記第一の考案又は前記第二の考案により提供される粒状の組成物において、前記壁紙又は前記壁紙の廃材と、前記熱可塑性の樹脂とは、加熱されながら混練されている、粒状の組成物が提供される。
また、本考案のうちの第五の考案によれば、前記第一〜第三の考案のいずれか一つの考案により提供される粒状の組成物において、前記壁紙又は前記壁紙の廃材と、前記熱可塑性の樹脂とは、前記可撓性の樹脂のガラス転移温度以上に加熱されながら混練されている、粒状の組成物が提供される。
また、本考案のうちの第六の考案によれば、前記第一〜第五の考案のいずれか一つの考案により提供される粒状の組成物において、前記熱可塑性の樹脂は、塩化ビニルである、粒状の組成物が提供される。
本考案により提供される粒状の組成物によれば、壁紙を、紙も含めて再利用した製品に使用することができる。
本考案の実施の形態に係る組成物の製造方法を説明するためのフローチャートである。
以下、本考案の実施の形態(以下、本実施形態という。)について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る組成物の製造方法を説明するためのフローチャートである。まず、原料となる壁紙又は壁紙の廃材(以下、壁紙と記載する。)を準備する(ステップS10)。壁紙の廃材は、例えば建物を解体する際、リフォームする際、壁紙を施工する際、工場で壁紙を製造する際等に出てくる。近年の壁紙には、紙を主素材とした物(紙系壁紙)、有機質の繊維を主成分とした物(繊維系壁紙)、紙に塩化ビニルなどの熱可塑性の樹脂からなる表面化粧層を紙の表面に設けた物(塩化ビニル樹脂系壁紙やプラスチック系壁紙)などがある。本実施形態では、これらを分別せずに原料として使用してもよいし、特定の物のみを使用してもよい。特定の物を使用する場合、例えば塩化ビニル樹脂系壁紙及びプラスチック系壁紙の少なくとも一方が好適である。原料となる壁紙は、紙又はパルプを25重量%以上35重量%以下含み、かつ、熱可塑性の樹脂を25重量%以上35重量%以下含んでいるのが好ましい。そして、必要に応じて、粉砕機を用いて壁紙を粉砕する。
次いで、準備した壁紙と、熱可塑性の樹脂(例えば軟質樹脂)とを、混練機能を有する装置、高せん断型混錬装置に入れ、加熱しながら混練する(ステップS20)。混練時に添加される樹脂は、原料となる壁紙に最も多く含まれる樹脂、例えば塩化ビニルであるが、これに限定されない。添加される樹脂の量は、例えば壁紙の5%以上15%以下である。また、壁紙が全体の80重量%以上95重量%以下、添加される樹脂が全体の5重量%以上20重量%以下、合計で100重量%以下であってもよい。この混練の際、混練物は、混練物が含有している樹脂のガラス転移温度以上に加熱される。
次いで、壁紙及び樹脂を十分に混練したら、これらを粒状に成形するとともに、樹脂のガラス転移点以下、例えば室温に冷却する(ステップS30)。この成形及び冷却は、例えばホットメルト粉砕機を用いて行われる。このようにして、実施形態に係る組成物が製造される。なお、本実施形態における粒状には、ペレット状のものや、フレーク状のものが含まれる。また、組成物は、既定の大きさのメッシュ、例えば8φのメッシュを通過したものであるのが好ましい。
この組成物は、原料となる壁紙の組成と比較して、樹脂の含有量が多くなっている。具体的には、この組成物は、パルプ又は紙を25重量%以上35重量%以下、熱可塑性の樹脂を35重量%以上45重量%以下含んでいる。また、比重は1.4g/cm3以上1.7g/cm3以下である。そして、この組成物は、紙又はパルプを含んでおり、かつ製造時に十分混練されている。そのため、この組成物は、制振材などの衝撃吸収材や吸音材として好適である。
なお、上記した粒状の組成物を、押出成形や射出成形の材料として使用してもよい。この場合、成形品を制振材などの衝撃吸収材や吸音材として利用することもできる。
以上のとおり、図面を参照して本実施形態について説明したが、これは本考案の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。

Claims (6)

  1. 壁紙又は壁紙の廃材と、熱可塑性の樹脂とが混練されており、
    制振材又は吸音材若しくは制振材又は吸音材の材料として使用される、
    粒状の組成物。
  2. 請求項1に記載の粒状の組成物において、
    前記壁紙又は前記壁紙の廃材としてのパルプ又は紙を25重量%以上35重量%以下含み、かつ、熱可塑性の樹脂を35重量%以上45重量%以下含む、
    粒状の組成物。
  3. 25重量%以上35重量%以下のパルプ又は紙、及び、35重量%以上45重量%以下の熱可塑性の樹脂を含み、
    制振材又は吸音材若しくは制振材又は吸音材の材料として使用される、
    粒状の組成物。
  4. 請求項1又は2に記載の粒状の組成物において、
    前記壁紙又は前記壁紙の廃材と、前記熱可塑性の樹脂とは、加熱されながら混練されている、
    粒状の組成物。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の粒状の組成物において、
    前記壁紙又は前記壁紙の廃材と、前記熱可塑性の樹脂とは、前記可撓性の樹脂のガラス転移温度以上に加熱されながら混練されている、
    粒状の組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の粒状の組成物において、
    前記熱可塑性の樹脂は、塩化ビニルである、
    粒状の組成物。
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