JP3232949B2 - センサ回路 - Google Patents

センサ回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は情報を読み取り、電気
信号に変換するセンサ回路並びにそのセンサ回路基板に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のイメージセンサの搭載され
たプリント基板の断面図である。図7において、1は例
えば紙フェノール等を使用したプリント基板用に用いら
れる基材、2は光を受けてこの受けた光の強さに応じた
電気信号を出力する受光素子、3はこの受光素子を保護
する透明シリコン樹脂、4はこの受光素子を他の信号ラ
インと接続するワイヤ、5は基板1の上面及び下面上に
あって、例えば受光素子2やICチップ等の各素子を接
続して電気信号を伝える信号ライン、6はグランド接地
されたグランドライン、7は例えば受光素子2やICチ
ップ等の各素子に電源を供給する電源ライン、8は例え
ばシフトレジスタ等のイメージセンサを構成するICチ
ップである。図8は図7に示したイメージセンサを駆動
するために必要な外部回路である。図8において、51
は図7の信号ラインの一つであり受光素子2が出力した
電気信号を伝えるSIGライン、52はSIGライン5
1上の信号を周期的にリセットするためのクロック信号
を伝えるCLKライン、8はこのCLKラインから供給
されるクロック信号にあわせて、SIGライン51にの
っている信号をリセットする外部リセット回路、9はS
IGライン51に生じる高周波のノイズをグランドに逃
がして除去する負荷容量回路、10はSIGラインの信
号をA/D変換するために適切なレベルにまで増幅する
増幅回路、11は増幅回路の出力の直流分を調整するオ
フセット回路、12は増幅回路10の増幅率を調整する
増幅率調整回路である。
【0003】このような従来のイメージセンサ回路にお
いては、イメージセンサ回路内で発生する高周波のノイ
ズを除去するために、図8に示したイメージセンサの外
部回路において、SIGライン51とグランドとの間に
負荷容量回路9を接続して、高周波のノイズを除去して
いた。
【0004】また、図7のイメージセンサ回路内にある
図示しない内部リセット回路では、SIGライン51の
リセット能力が不足であり十分にリセットをする事がで
きないため、図8に示した外部回路に外部リセット回路
8を設けて、SIGライン51をリセットしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のセ
ンサ回路では、センサ回路だけでは信号線上のノイズを
除去することができなかった。そのため、センサ回路の
外部回路にノイズを除去する負荷容量回路9が必要であ
った。また、内部リセットスイッチ20から発生するノ
イズを除去するために、外部リセット回路8が必要であ
った。
【0006】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、負荷容量回路を除く事ができ、ま
た、外部リセット回路を除く事ができるセンサ回路基板
並びにセンサ回路を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るセンサ回
においては、受けた光を電気信号に変換する複数の受
光素子と、各受光素子の電気信号を信号ラインに伝達す
る複数のスイッチ素子と、上記信号ラインの電気信号を
リセットするリセットスイッチとを有し、上記受光素
子、上記スイッチ素子及び上記リセットスイッチを基板
の一主面側に配置し、上記基板の一主面に隣接してグラ
ンドライン及びこのグランドラインを覆うように絶縁層
を設け、上記グランドライン上における上記絶縁層に隣
接して上記信号ラインを設けるとともに、上記グランド
ライン上における上記絶縁層上に上記スイッチ素子及び
上記リセットスイッチを配置する。
【0008】
【作用】この発明に係るセンサ回路においては、基板の
一主面に隣接してグランドライン及び該グランドライン
を覆うように絶縁層を設け、当該グランドライン上にお
ける絶縁層に隣接して信号ラインを設けるとともに、当
該グランドライン上における絶縁層上にスイッチ素子及
びリセットスイッチを配置することで、スイッチ素子に
よるノイズ発生を除去するのみならず、リセットスイッ
チによるノイズをも除去する。
【0009】
【実施例】実施例1. 図1はこの発明の一実施例であるイメージセンサ回路の
断面図を示したものである。図1において、図7と同一
の符号は同一又は相当の部分を表す。13はグランドラ
イン6と信号ライン5を絶縁する絶縁層であり、例え
ば、ポリイミイド、アクリル樹脂等を用いる。
【0010】図2は図1に示したイメージセンサ回路の
回路図であり、2a〜eは電源ライン7に接続され光を
検地すると電流(画像信号)を出力する受光素子であり
(以下、一つを特定しないときは受光素子2と呼ぶ)、
この受光素子2は例えばフォトトランジスタ等からな
る。15a〜eはこの受光素子2a〜eの出力信号をそ
れぞれSIGライン51に出力するか否かでON/OF
Fするチャネルセレクトスイッチ(以下、一つを特定し
ないときはチャネルセレクトスイッチ15と呼ぶ)、1
6a〜fはこのチャネルセレクトスイッチ15をスイッ
チングするためのON/OFF信号を出力するシフトレ
ジスタ(以下、一つを特定しないときはシフトレジスタ
16と呼ぶ)、17はSIGライン51とグランドライ
ン6間に接続され、CLKライン52から送られるクロ
ックパルスに応じてON/OFFするスイッチ、18は
スタートパルスSIにより起動された後、シフトレジス
タ16が動作中(シフトレジスタ16aがスタートパル
スSIを受け取った後、シフトレジスタ16fが前述の
スタートパルスを出力するまでの間)”H”レベルの信
号を連続して出力するフリップフロップ、19はSIG
ライン51上にあって、フリップフロップ18の出力信
号を受け取ってON/OFFするチップセレクトスイッ
チ、20はCLKライン52のクロックパルスに同期し
て、SIGライン51の画像信号出力をリセットする内
部リセットスイッチである。
【0011】次に、図2を用いてイメージセンサ回路の
動作を説明する。まず、受光素子2は、検知対象たるイ
メージ原稿からの光を受け、この光の強さに応じた電流
を画像信号としてSIGライン51に出力しようとす
る。しかし、読み取り動作が開始されていない初期の状
態において、この受光素子2とSIGライン51との間
に接続されたチャネルセレクトスイッチ15はOFF状
態であるので、SIGライン51には画像信号が出力さ
れない。
【0012】読み取り動作は、スタートパルスSIによ
って開始される。連続的に接続された複数のシフトレジ
スタ16a〜fの内の初段のシフトレジスタ16aは、
CLKライン51のクロックパルスの立ち下がりエッジ
を検出すると、SI端子信号ライン53を伝ってスター
トパルスSIを受け取る。そして、チャネルセレクトス
イッチ15aへ、受け取ったスタートパルスSIをチャ
ネルセレクト信号として出力する。このチャネルセレク
ト信号(ON信号)を受け取ったチャネルセレクトスイ
ッチ15aは、スイッチONして受光素子2が出力し
た画像信号をSIGライン51に伝える。一方、チャネ
ルセレクト信号は、複数の受光素子2の内一つの受光
素子2のみをセレクトするように出力され、従って、他
のチャネルセレクトスイッチ15はスイッチをOFFし
た状態であるため、他の受光素子2が出力した画像信号
はSIGライン51に出力されず複数の画像信号がSI
Gライン51に同時に伝えられることはない。
【0013】次に、クロックパルスが再び立ち上がる
と、スイッチ17及びリセットスイッチ20がONとな
り、SIGライン51の画像信号をグランドライン6
逃がしリセットする。
【0014】次に、クロックパルスの立ち下がりが再び
検知されると、シフトレジスタ16bは、前段のシフト
レジスタ16aが出力していたチャネルセレクト信号を
取り込み、次段のチャネルセレクトスイッチ15bへチ
ャネルセレクト信号(ON信号)を出力する。このチャ
ネルセレクト信号(ON信号)を受け取ったチャネルセ
レクトスイッチ15bは、前段のチャネルセレクトスイ
ッチ15aと同様に、スイッチONして画像信号をSI
Gライン51に伝える。このとき、前段のチャネルセレ
クトスイッチ15aは、OFFとなる。前述のクロック
パルスの立ち下がりにおいて、前段のシフトレジスタ
aの入力端子であるD端子には、スタートパルスSI
(チャネルセレクト信号(ON信号))が入力されてい
ないため、前段のシフトレジスタ16aはチャネルセレ
クト信号をOFF信号に切り替えるためである。
【0015】以降、上述と同様に、クロックパルスの立
ち下がりでチャネルセレクトスイッチ15c→15d→
・・・→15eが順にON状態となって、SIGライン
51に各画像情報を伝え、そして、クロックパルスの立
ち上がりによって画像情報をリセットし、といった手順
を繰り返して、画像の読み取りを行う。
【0016】このSIGライン51の画像信号は、各種
のスイッチ等(例えば、チャネルセレクトスイッチ1
5)を介して取り出される等の理由から、ノイズを含ん
だ信号となることが多い。このノイズを除去するため
に、従来は図8に示したように負荷容量回路9を接続し
て高周波ノイズを除去する方法をとっていた。これに対
し、この発明による実施例1では、図3に示すように負
荷容量回路を必要としない。図3は、この発明によるイ
メージセンサの外部回路の構成図である。図3におい
て、図8と同一の符号は同一又は相当の部分を表す。な
お、図3では、図8のオフセット回路11が不要になっ
ているが、これについては後述する。
【0017】次に、ノイズを除くために負荷容量回路を
削除することができる理由について説明する。図1に示
したように、グランドライン6は、絶縁層13をは挟み
信号ライン5とわずかな間隔d2だけ離れた位置に設置
されている。この間隔d2は、例えばポリイミイド、ア
クリル樹脂等で薄い膜を作ることにより、例えば、25
〜40[μm]以下といったように狭くすることができ
る。図7に示したような従来のイメージセンサ回路で
は、基板1を挟むために信号ライン5とグランドライン
6と間隔d1は、0.2[mm]以上あった。これは、
従来の基板上の回路では、基板自体の強度が必要である
ために、必然的にある程度の厚さを持つことが必要であ
ったためである。
【0018】このように信号ライン5とグランドライン
6との間隔d2を狭く構成すると、信号ラインとグラン
ドライン6との間に従来よりも非常に大きな浮遊容量を
発生させることができる。一例として従来のものと実施
例1のものを比較すれば、図7に示した従来のもののよ
うに、両面プリント基板1を用いた場合では、信号ライ
ン5とグランドライン6との間には約30[pF]の浮
遊容量が発生していたが、同様の回路を図1に示したよ
うに構成した場合には、380[pF]もの浮遊容量が
発生した。通常、図2に示したようなSIGライン51
の高周波ノイズを取り除くには、図8に示したような1
00[pF]〜1000[pF]の外部負荷容量が用
いられるから、380[pF]もの浮遊容量が得られれ
ば、外部回路の負荷容量回路は取り除くことができる。
【0019】さらに、内部リセット回路20が接続され
ているSIGライン51直下の下層にも同様にグランド
ライン6が存在すれば、内部リセット回路20から発生
するノイズを除去できる。また、図8に示した従来の外
部回路における外部リセット回路8は、この外部リセッ
ト回路8がリセットしようとするSIGライン51上の
信号の交流分が上記のようにグランドライン6に吸収さ
れるため、図3に示したように不要になる。ここで、リ
セットとは、SIGライン51上の信号をグランドライ
ンにすべて逃がすことにより、SIGライン51の電位
をゼロにすることである。
【0020】以上のように、ノイズを除去するためにコ
ンデンサ等の負荷容量回路や、外部リセット回路回路を
省くことができるので、部品点数の削減やコストを抑え
ることができる等の効果がある。
【0021】また、信号ライン5とグランドライン6間
の浮遊容量を増大させたいときには、信号ライン5とグ
ランドライン6が重なる面積を大きくするとよい。加え
て、信号ライン5とグランドライン6の間隔d2がより
狭くなるように絶縁体13を加工してもよい。
【0022】図4は、この発明の実施例1にかかるイメ
ージセンサ回路に取付けるインターフェース回路を説明
する図である。図4において、21は図3に示したイメ
ージセンサの外部回路、22はこの外部回路21が出力
する映像信号の交流成分を取り出すCカット回路、23
はこのCカット回路22から送られてくる信号が所定の
電圧以上になった場合に、入力電圧(Cカット回路22
からの信号)に応じた電圧を出力するCLAMP回路、
24はこのCLAMP回路23の出力電圧を一定の時間
間隔で周期的にサンプリングし、サンプリングした時点
の電圧を次のサンプリングの時まで出力しつづけるサン
プルホールド回路、25はこのサンプルホールド回路2
4の出力電圧を、この出力電圧のレベルに応じて増幅す
るオートゲインコントローラ回路(以下、AGC回路と
呼ぶ)、26はこのAGC回路25において増幅された
アナログの映像信号をデジタル信号に変換するA/Dコ
ンバータ、27は、A/Dコンバータ26にてデジタル
信号に変換された信号を、図示しないメモリに記憶させ
るために電圧レベルを補正する補正回路である。
【0023】以上に説明したようなイメージセンサのイ
ンターフェース回路を搭載したスキャナ、複写機等で
は、Cカット回路22が映像信号の直流分をカットする
ため、図8に示した従来のイメージセンサ外部回路のよ
うなオフセット回路11は不要となり、また、AGC回
路25が自動的に受け取った映像信号レベルに応じた増
幅を行うため、増副率調整回路12に設けられた増幅率
を調整するための可変抵抗器は不要となる。
【0024】実施例2. 次に、この発明によるイメージセンサ回路の配線パター
ン平面図について説明する。図5は、この発明によるイ
メージセンサ回路のプリント基板に表された配線パター
ンを示した平面図である。図5において、図2と同一の
符号は同一又は相当の部分を表す。このプリント基板の
片側は、図1に示したように多層構造をなしている。図
1に示された配線パターンと図5に示された配線パター
ンは、異なっているが構造的な差異はなく、ただ配線の
パターンのみが異なる。30はプリント基板1上の多層
のパターンのうち上層の配線パターンを表し、31はプ
リント基板1上の多層パターンのうち下層の配線パター
ンを表している。51aは図2に示した受光素子2及び
チャネルセレクトスイッチ15を含む(図示しない)I
Cの足を接続する端子であり、チャネルセレクトスイッ
チ15からの信号線が接続される。
【0025】図5に示したように、上層の配線パターン
に表されたSIGライン51直下の下層には、図1に示
したようにごく薄い(d2)絶縁体を挟んでグランドラ
イン6が設けられている。このため、上層のSIGライ
ン51と下層のグランドライン6の間には、大きな浮遊
容量が発生し高周波のノイズを除去することができる。
【0026】また、図8に示したように外部回路に負荷
容量回路9を接続するような場合には、ノイズの発生源
であるチャネルセレクトスイッチ15から負荷容量回路
9までの距離が長くなり、ノイズを除去する能力が落ち
る。一方、この発明によるイメージセンサ回路では、ノ
イズの発生源に非常に近い信号線上にノイズを除去する
機能を持たせることができる。例えば、図5に示したイ
メージセンサ回路では、SIGラインの端子51aにノ
イズの発生源の一つであるチャネルセレクトスイッチ1
5が距離をあけないで接続されるため、チャネルセレク
トスイッチ15から発生したノイズは、端子51aから
始まるSIGライン上ですぐさまノイズの除去が行われ
る。特に、プリント基板の大きさが制限されるイメージ
センサ回路では、チャネルセレクトスイッチ15の近傍
に、チャネルセレクトスイッチ15ごとにコンデンサ等
の負荷容量回路を設けることはできないため、プリント
基板上信号線以外にプリント基板面積を必要せず、ま
た、小さなプリント基板でノイズ除去能力の高いイメー
ジセンサ回路を実現できるこの発明による効果は大き
い。
【0027】SIGライン51とグランドライン6の間
に発生する浮遊容量は、間隔d2を狭くすればするほど
大きくなるが、SIGライン51とグランドライン6が
ごく薄い絶縁体を挟んで重なっている面積を大きくする
ことによっても、大きな浮遊容量を得ることができる。
図5に示した配線パターンでは、上層のSIGライン5
1は下層のグランドライン6によってすべてカバーされ
ているので、大きな浮遊容量を得ることができる。
【0028】実施例3. 次に、配線パターンの異なる他の実施例について説明す
る。図6は、図5で説明したプリント基板と同様のもの
であるが、配線パターンの異なるものを説明した図であ
る。従って、図6において、図5と同一の符号は同一又
は相当の部分を表す。
【0029】図6のプリント基板においては、下層に設
けられたグランドラインの配線パターンが異なる。図5
では、SIGライン51をほとんどカバーするようにグ
ランドライン6が設けられていたが、図6のプリント基
板においては、ノイズが多く発生するチャネルセレクト
スイッチ15の近傍のSIGライン部分(51aの近傍
部分)をカバーするようにして、SIGライン51全体
をカバーするようにしていない。SIGライン51全体
をカバーするようにグランドライン6を設けると、上層
のSIGライン51と下層のグランドライン6の間に生
じる浮遊容量が大きくなるため、優れたノイズ除去能力
が得られる。このことは、前述の実施例2で述べた通り
だが、図6のプリント基板ではノイズ発生源に近い位置
(51aの近傍)にノイズを除去する大きな浮遊容量が
発生するようにしたので、SIGライン全体をカバーす
るようにしなくても十分にノイズを除去することができ
た。実施例1〜3のようにノイズ発生源の近くに浮遊容
量回路を設けた場合と、従来のイメージセンサ回路のよ
うに遠くに浮遊容量回路を設けた場合とでは、この距離
等の条件によってことなるが、ノイズを除去(抑制)す
る能力が例えば10倍程も異なる。
【0030】
【発明の効果】この発明によるセンサ回路は以下のよう
な効果を奏する。この発明に係るセンサ回路において
は、基板の一主面に隣接してグランドライン及び該グラ
ンドラインを覆うように絶縁層を設け、当該グランドラ
イン上における絶縁層に隣接して信号ラインを設けると
ともに、当該グランドライン上における絶縁層上にスイ
ッチ素子及びリセットスイッチを配置するので、スイッ
チ素子によるノイズ発生を除去するのみならず、リセッ
トスイッチによるノイズをも除去する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるイメージセンサ回
路の断面図である。
【図2】 この発明の実施例1によるイメージセンサの
回路図である。
【図3】 この発明の実施例1によるイメージセンサ回
路の外部回路の回路図である。
【図4】 この発明の実施例1によるイメージセンサの
外部インターフェース回路の回路図である。
【図5】 この発明の実施例2によるイメージセンサ回
路の配線パターン平面図である。
【図6】 この発明の実施例3によるイメージセンサ回
路の配線パターン平面図である。
【図7】 従来のイメージセンサ回路の断面図である。
【図8】 従来のイメージセンサ回路の外部回路の回路
図である。
【符号の説明】 1:基板、5:信号ライン、6:グランドライン、1
3:絶縁層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/14 H04N 1/028 H04N 5/335

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受けた光を電気信号に変換する複数の受
    光素子と、各受光素子の電気信号を信号ラインに伝達す
    る複数のスイッチ素子と、上記信号ラインの電気信号を
    リセットするリセットスイッチとを有し、上記受光素
    子、上記スイッチ素子及び上記リセットスイッチを基板
    の一主面側に配置し、上記基板の一主面に隣接してグラ
    ンドライン及びこのグランドラインを覆うように絶縁層
    を設け、上記グランドライン上における上記絶縁層に隣
    接して上記信号ラインを設けるとともに、上記グランド
    ライン上における上記絶縁層上に上記スイッチ素子及び
    上記リセットスイッチを配置したことを特徴とするセン
    サ回路。
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