JP3232871U - 袋体 - Google Patents

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かおり ▲高▼橋
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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Abstract

【課題】開口部の閉塞が容易であり、耐水性及び保湿性を有し、かつ再利用可能な袋体の提供。【解決手段】開口部2を有する袋体1であって、綿布に蜜蝋を含浸させたシートを縫製して形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、袋体に係り、より詳細には、蜜蝋を含浸させた袋体に関する。
2015年に国連サミットにおいて、経済、社会、環境の三つの側面のバランスがとれた社会を目指して「持続可能な開発のためのアジェンダ」が採択された。このアジェンダには「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」が掲げられている。SDGsは、17のゴールとその課題ごとに設定された169のターゲット(達成基準)から構成される。今日、世界の多くの国々において、これらのゴールに向けて、政府、企業及び市民社会といった様々なレベルで様々な取り組みが続けられている。
また、2015年の第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)におけるパリ協定の締結を契機として、投資家を中心としたビジネスにおいても、投資リスクを回避して持続可能な世界を実現するために、環境(Environment)、社会(Social)及び企業統治(Governance)の3つの観点に配慮した責任ある投資、即ち、ESG投資という考え方が生まれ、SDGsの達成に貢献している企業がESG投資の対象になるという考え方が浸透してきている。
さらに、2018年の主要国首脳会議(G7)において「海洋プラスチック憲章」が採択され、プラスチックごみ、特にマイクロプラスチックによる海洋汚染がクローズアップされた。我が国においても、プラスチックごみの削減の第一歩として、2020年に、レジ袋(プラスチック製買い物袋)を原則有料化する法律が施行された。
このような世界的趨勢の下、まだ一部分ではあるものの、一般消費者の環境意識の高まりを受けて、日用品の分野においても環境問題に配慮した様々な商品、具体的には、使い捨てプラスチック製品の代わりに、長く丁寧に繰り返し使える商品が続々と提案されている。例えば、従来の合成樹脂製のラップフィルムやレジ袋の代わりとして、綿布に蜜蝋を含浸させた蜜蝋ラップが、環境問題に配慮した商品として提案されている。
また、食品の包装に利用可能な、蜜蝋を利用したフィルムの一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1には、可食性多糖フィルムに蜜蝋を含むワックスを塗布した耐透湿性を有する可食フィルムが記載されている。
特許第3399612号
ところで、いわゆる蜜蝋ラップで複数の品物を包んだ場合、例えば、果物や野菜などを複数包んだ場合に、内容物の重量によって、持ち運び中にラップが解けてしまうおそれがあった。より面積の広いラップを使用すれば、解けてしまうおそれを低減することはできるが、今度は、大きなラップが必要となってしまう。
本考案は、上記の事情にかんがみてなされたものであり、開口部の閉塞が容易であり、耐水性及び保湿性を有し、かつ再利用可能な袋体を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本考案の袋体は、開口部を有する袋体であって、蜜蝋を含浸させたシートで形成したことを特徴としている。
本考案の袋体は、蜜蝋を含浸させたシートで形成されているため、開口部の閉塞が容易であり、耐水性及び保湿性を有し、かつ再利用することができる。
本考案の実施形態による袋体の斜視図である。 開口部を折り返して閉塞した袋体の斜視図である。 開口部を捩って閉塞した袋体の斜視図である。
以下、図面を参照して本考案の実施形態を説明する。
図1に、本実施形態の袋体1の斜視図を模式的に示す。同図に示すように、本実施形態の袋体1は、開口部2を有する袋体であって、天然繊維で作られた綿布に蜜蝋を含浸させたシートで形成されている。
紙袋1はまた、開口部2を有する袋状の形状を有するため、食品等の品物の出し入れが容易である。
蜜蝋は、ミツバチの巣を構成するロウを生成した成分であり、パルミチン酸ミリシル(ワックスエステル)という保湿効果のある成分が含まれているため、昔から化粧品や食品等の幅広い用途に使用されている。
蜜蝋はまた、抗菌・殺菌作用があると言われている。そのため、蜜蝋を含浸させることによって、袋体1の内側及び外側表面を清潔に保ち、防腐の役割を期待できる。したがって、このような袋体1は、食品包装用の袋体として用いると好適である。
なお、袋体1には、蜜蝋とともにホホバオイルもシートに含浸させてもよい。また、袋体1を構成するシート全体に蜜蝋を含浸させてもよいし、袋体1を構成するシートの一部分のみに蜜蝋を含浸させてもよい。
本実施形態の袋体1のシートは、綿布を基材としているが、綿布に限らず、植物繊維で作られた麻やリネンといった布を基材としてもよいし、和紙のような植物繊維で作られた紙を基材としてもよい。
蜜蝋を含浸させた袋体は、基材が紙であっても蜜蝋が水分を弾くため耐水性があり、水分が基材に染み込まない。このため、紙袋1は、濡れた品物であっても収容でき、また、水で洗って繰り返し使用できる。
また、袋体1は、蜜蝋を含浸させていることから、袋体1そのものが可塑性を有し、袋体1を折り曲げたり、捩ったりしたときに変形した状態が維持される。このため、ピンやクリップといった閉塞部材の有無に関係なく、開口部2付近を折り曲げたり、捩ったりするだけで、開口部2の閉塞状態を容易に維持できる。
図2に、開口部2付近を折り曲げて開口部2を閉塞した袋体1を示す。同図に示すように、袋体1を折り曲げた折り曲げ部5では、蜜蝋が含浸されているため、手を離しても折り曲げた状態が維持されるともに、折り曲げられて向かい合わせになったシートの表面が蜜蝋により互いに密着する。
図3に、開口部2付近を捩って開口部2を閉塞した袋体1を示す。同図に示すように、袋体1を捩った捩り部6では、蜜蝋が含浸されているため、手を離しても捩った状態が維持されるとともに、捩り部6の皺の向かい合わせになった表面が蜜蝋により互いに密着する。
本実施形態の袋体1はまた、シートを縫製して形成され、図1に示すように、マチ部にシートの部分どうしを糸で縫合した縫合部3と、マチ部の底部の縁にシートの部分どうしを縫合した縫合部4を有する。
このように、シートを糸で縫製することにより、接着剤を使用せずに袋体1を形成することができるので、袋体1の安全性を向上させることができる。
なお、袋体1の縫合部(縫い目)の位置は特に限定されない。また、糸は、木綿糸のように植物繊維で作られたものであることが好ましい。
さらに、袋体1の縫合部3及び4を縫製する糸にも蜜蝋が含浸されている。その結果、縫合部3及び4の糸に水分が染み込むことを防止することができる。これにより、縫合部3及び4の糸に水分が染み込んで雑菌が繁殖することが回避できる。
そして、購入した野菜等を袋体1に収納して持ち帰ることによって、野菜等がエコバッグに直接接触することを回避して、野菜等を衛生的に持ち運ぶことができる。
また、袋体1に蜜蝋を含浸させているため、抗菌及び保湿効果が期待でき、袋体1に収容した野菜等の食品の鮮度の維持を図ることができる。
以上、本考案の実施形態を説明したが、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の範囲で種々の変更実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、袋体1の一例を説明したが、本考案では、袋体の寸法形状は特に限定されない。また、上述した実施形態では、縫製した袋体1の例を説明したが、本考案では、袋体は縫製して形成したものに限定されない。また、袋体は、ガゼット袋形状に限定されず、例えば、平袋形状であってもよい。
1 袋体
2 開口部
3,4 縫合部
5 折り曲げ部
6 捩り部

Claims (7)

  1. 開口部を有する袋体であって、
    蜜蝋を含浸させたシートで形成した
    ことを特徴とする、袋体。
  2. 前記袋体は、前記シートを縫製して形成されており、
    前記シートの部分どうしを糸で縫合した縫合部を有する
    ことを特徴とする、請求項1記載の袋体。
  3. 前記縫合部の前記糸にも蜜蝋が含浸されている
    ことを特徴とする、請求項2記載の袋体。
  4. 前記シートは、植物繊維で作られた布又は紙に蜜蝋を含浸させたものである
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の袋体。
  5. 前記布は、綿布である
    ことを特徴とする、請求項4記載の袋体。
  6. 前記紙は、和紙である
    ことを特徴とする、請求項4記載の袋体。
  7. 前記袋体は、食品包装用の袋体である
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の袋体。
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