JP3232510U - ファブリックヒーターマット - Google Patents

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佐藤 正弘
正弘 佐藤
章裕 大西
章裕 大西
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Abstract

【課題】柔軟性に優れたファブリックヒーターマットを提供する。【解決手段】ファブリックヒーターマット1は、ファブリックヒーター11と、シート材12と、電極側ゴム板13と、シート側ゴム板14とを有している。ファブリックヒーター11が一方の面に電極部15を有し、導電性繊維および非導電性繊維により織物状に構成されて貫通する複数の網目を有する。可撓性のシート材12がファブリックヒーター11の他方の面に沿って設けられる。エチレンプロピレンジエンゴム製の電極側ゴム板13が加熱および加圧によりファブリックヒーター11の一方の面に貼り付けられ、網目を通ってシート材12と接合している。エチレンプロピレンジエンゴム製のシート側ゴム板14が電極側ゴム板13との間にファブリックヒーター11およびシート材12を挟んでシート材12に貼り付けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、ファブリックヒーターマットに関する。
可撓性糸状発熱体と非導電性糸とを経糸、又は緯糸として配列させ、経糸、又は緯糸と交差する緯糸、又は経糸に非導電性糸を使用して成る面状ヒーターが知られている(例えば、特許文献1参照)。この面状ヒーターをカバーするため、ラミネートフィルムが一般に用いられている。
特開平4−92387号公報
しかしながら、特許文献1に記載の面状ヒーターをラミネートフィルムでカバーした場合、柔軟性に欠けるという課題があった。
本考案は、このような課題に着目してなされたもので、柔軟性に優れたファブリックヒーターマットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係るファブリックヒーターマットは、面状のファブリックヒーターを両面から2枚のゴム板で挟んで成ることを、特徴とする。
本考案に係るファブリックヒーターマットは、ラミネートフィルムの代わりにゴム板を用いるため、柔軟性に優れている。
ところで、ゴム板を用いて加熱溶融によりゴム板どうしを接着させた場合、接着のために加熱溶融したゴム板のゴムがファブリックヒーターの導電性繊維と電極部との間に入り込み、接触不良を生じる可能性が考えられる。
そこで、他の本考案に係るファブリックヒーターマットは、一方の面に電極部を有し導電性繊維および非導電性繊維により織物状に構成されて貫通する複数の網目を有するファブリックヒーターと、前記ファブリックヒーターの他方の面に沿って設けられた可撓性のシート材と、加熱および加圧により前記ファブリックヒーターの前記一方の面に貼り付けられ、前記網目を通って前記シート材と接合した電極側ゴム板と、前記電極側ゴム板との間に前記ファブリックヒーターおよび前記シート材を挟んで前記シート材に貼り付けられたシート側ゴム板とを、有することを、特徴とする。
他の本考案に係るファブリックヒーターマットは、電極側ゴム板とシート側ゴム板との間にファブリックヒーターと可撓性のシート材とを挟んで成るため、柔軟性に優れている。また、ファブリックヒーターの電極部を有する一方の面と反対側の他方の面に沿ってシート材を有するため、製造する際に接着のために加熱溶融したゴム板のゴムがファブリックヒーターの導電性繊維を回り込んで導電性繊維を電極部から浮かして接触不良を生じるのをシート材により防ぐことができる。このため、本考案に係るファブリックヒーターマットは、通電性が良好である。
他の本考案に係るファブリックヒーターマットにおいて、前記ファブリックヒーターは導電性繊維および非導電性繊維の経糸および緯糸により織物状に構成され、前記電極側ゴム板および前記シート側ゴム板はエチレンプロピレンジエンゴム製であり、前記電極部は前記電極側ゴム板および前記シート側ゴム板の間から外側に伸びることが好ましい。
本考案によれば、柔軟性に優れたファブリックヒーターマットを提供することができる。
本考案のファブリックヒーターマットの分解斜視図である。 図1のファブリックヒーターマットの積層構成を示す側面図である。 図1のファブリックヒーターマットの(A)製造時の平面図、(B)製造に用いるスペーサの斜視図である。 図1のファブリックヒーターマットの(A)シート材を有しない場合のEPDMゴムの影響を示す説明図、(B)EPDMゴムに対するシート材の効果を示す説明図である。
以下、図面に基づき、本考案の実施の形態について説明する。
図1は、本考案の実施の形態のファブリックヒーターマットを示している。
ファブリックヒーターマット1は、ファブリックヒーター11と、シート材12と、電極側ゴム板13と、シート側ゴム板14とを有している。
ファブリックヒーター11は、一方の面に電極部15を有し、導電性繊維および非導電性繊維の経糸および緯糸により織物状に構成され、貫通する複数の網目を有している。導電性繊維は、カーボンナノチューブを担持している有機繊維である。有機繊維としては、例えば、綿、麻などの天然繊維や、ポリエステル系繊維などの合成繊維が挙げられる。非導電性繊維としては、例えば、導電性繊維を構成する有機繊維を用いることができ、ポリアミド系繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリエステル系繊維などの有機繊維が挙げられる。
ファブリックヒーター11は、電極部15に交流電流または直流電流を印加することにより加熱され、融雪装置、暖房器具、およびその他のヒーターとして用いることができる。ファブリックヒーター11には、市販品を用いることができる。
シート材12は、ファブリックヒーター11より大きい可撓性のシートから成り、ファブリックヒーター11の電極部15がある一方の面と反対側の他方の面に沿って設けられている。シート材12は、例えば、フェルトシート、またはフェルトシートに絶縁性を持たせたものから成る。シート材12は、プラスチック製ラップフィルム、布、その他の絶縁性のシートから成ってもよい。なお、ファブリックヒーター11の電極部15がある一方の面に沿って、他のシート材が設けられていてもよい。
電極側ゴム板13は、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDMゴム)製で柔軟な可撓性を有し、加熱および加圧によりファブリックヒーター11の一方の面に貼り付けられ、網目を通ってシート材12と接合している。
シート側ゴム板14は、EPDMゴム製で柔軟な可撓性を有し、電極側ゴム板13との間にファブリックヒーター11およびシート材12を挟んでシート材12に貼り付けられている。
電極側ゴム板13およびシート側ゴム板14は、絶縁性および難燃性の高いEPDMゴムから成るほか、EPDMゴム以外に、クロロプレンゴム(CRゴム)、シリコーンゴム、その他のゴムから成っていてもよい。
電極側ゴム板13とシート側ゴム板14とは、ほぼ同じ大きさで、シート材12よりやや大きい大きさで感電の危険が生じない範囲を有している。電極側ゴム板13とシート側ゴム板14とは、加熱および加圧により互いに周囲で結合している。
電極部15は、電極側ゴム板13およびシート側ゴム板14の間から外側に伸びている。
電極側ゴム板13およびシート側ゴム板14は、AC4000Vの電圧にも耐えることができる。
ファブリックヒーターマット1は、図2に示すように、シート側ゴム板14、シート材12、ファブリックヒーター11、電極側ゴム板13の順に層状に重ね、両側からガラスクロスでプレスして製造される。このとき、図3(A)に示すように、ファブリックヒーターマット1の積層させた各部材を所定の厚さのスペーサー2(図3(B)参照)で枠状に囲む。スペーサー2とファブリックヒーター11の各部材との隙間は、電極部15の突出する側以外はできるだけ少なくし、シート側ゴム板14および電極側ゴム板13のゴムの密度を高めるようにする。
製造されたファブリックヒーターマット1は、EPDMゴム製の電極側ゴム板13とシート側ゴム板14との間にファブリックヒーター11と可撓性のシート材12とを挟んで成るため、柔軟性に優れている。
また、ファブリックヒーター11の電極部15を有する一方の面と反対側の他方の面に沿ってシート材12を有するため、製造する際に接着のために加熱溶融したシート側ゴム板14のゴムがプレスによりファブリックヒーター11の導電性繊維11aを回り込んで導電性繊維11aを電極部15から浮かして接触不良を生じるのを(図4(A)参照)、シート材12により防ぐことができる(図4(B)参照)。このため、ファブリックヒーターマット1は、通電性が良好である。
1 ファブリックヒーターマット、2 スペーサー、11 ファブリックヒーター、
11a 導電性繊維、12 シート材、13 電極側ゴム板、14 シート側ゴム板、
15 電極部

Claims (3)

  1. 面状のファブリックヒーターを両面から2枚のゴム板で挟んで成ることを、特徴とするファブリックヒーターマット。
  2. 一方の面に電極部を有し導電性繊維および非導電性繊維により織物状に構成されて貫通する複数の網目を有する面状のファブリックヒーターと、
    前記ファブリックヒーターの他方の面に沿って設けられた可撓性のシート材と、
    加熱および加圧により前記ファブリックヒーターの前記一方の面に貼り付けられ、前記網目を通って前記シート材と接合した電極側ゴム板と、
    前記電極側ゴム板との間に前記ファブリックヒーターおよび前記シート材を挟んで前記シート材に貼り付けられたシート側ゴム板とを、
    有することを、特徴とするファブリックヒーターマット。
  3. 前記ファブリックヒーターは導電性繊維および非導電性繊維の経糸および緯糸により織物状に構成され、前記電極側ゴム板および前記シート側ゴム板はエチレンプロピレンジエンゴム製であり、前記電極部は前記電極側ゴム板および前記シート側ゴム板の間から外側に伸びることを、
    特徴とする請求項2記載のファブリックヒーターマット。
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