JP3232460U - 硝子建材 - Google Patents
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Abstract
【課題】軽量かつ外観上は美麗で有り、清掃などのメンテナンスの容易な硝子建材を提供する。【解決手段】建物などの建造物の内外装材として使用する硝子建材Aであり、表面のガラス板1と裏面のアルミニウムやステンレススチール等の金属板材2を接合するポリオレフィン系接着性ポリマーにより接合した二層構造としたことを特徴とする硝子建材である。硝子の表面光沢と金属特有の重厚感を有し、メンテナンスコストの低減を同時に解決する。【選択図】図1
Description
本考案は、ガラス表面を有する建物の内外装建材やエレベーター、エスカレーターの内外装材(鏡の用途としてのエレベーター内のステンレススチール製鏡含む)として主に使用するものである硝子建材に関するものである。
硝子建材としては多くの物があるが、従来のものは窯業原料を印刷、塗布又は吹き付けて装着し、その後、該装着原料面を焼成するもの(特許文献1)や、透明又は半透明の板硝子の一面に、金属材料又は無機顔料により、色彩、模様層を設け、該色彩、模様層の上に窯業原料層を設けて、前記各層を焼成定着し、前記板硝子、色彩、模様層及び窯業原料層を一体化した硝子板を形成したことを特徴とする模様付き硝子建材などが知られている(特許文献2)。
これらのものは、外観上は美麗では有るもののさらに美麗なものを市場では求められていた。
これらのものは、外観上は美麗では有るもののさらに美麗なものを市場では求められていた。
一方、表面の清掃作業は、ガラス表面でありメンテナンスのし易さは満足するものであった。
硝子と金属例えばステンレススチール板材を接合することは、万能接着剤などを利用することで可能ではあるが、密着性が悪いばかりでなく接着ムラが発生し、端部に未接着部分ができたりすることが少なくない。
また、硝子建材に模様をつける場合は硝子建材の表面側に印刷等で模様を設けると、汚損や損傷で修復が困難であった。
表面強度については、硝子は満足するものであるが、模様などの付着強度は小さく、模様などが外力によって容易に破損されることが懸念されていたため、普及しない原因となっていた。
さらに、硝子の表面光沢と金属特有の重厚感をメンテナンスの良さと美観の良さを同時に解決するものを求める声が多かった。
本考案は、上記に鑑み案出されたものであり、硝子の表面光沢と金属特有の重厚感を有するとともに、金属表面の単一方向に細い線状の傷を付ける表面仕上げのヘアライン仕上げであるヘアライン模様等が硝子表面を通して美麗に表現できる内外装硝子建材を提供することを目的にしたものである。
このことにより清掃作業などの省人化が図られるばかりでなくメンテナンスコストの低減や高級感のある内外装建材を提供できることとなる。
本考案の硝子建材は、軽量かつ外観上は美麗では有り、清掃などのメンテナンスの容易な硝子建材を提供することを目的とし、建物などの建造物の内外装材として使用する硝子建材であり、表面のガラス板と裏面のアルミニウムやステンレススチール等の金属板材を接合するポリオレフィン系接着性ポリマーを備えた硝子建材である。
上記の接合剤であるポリオレフィン系接着性ポリマーは市販の接合剤(例えば東ソー株式会社製 品番メルセンM)は、真空ラミネートプレス機により10分から1時間行った結果、はみ出しがなく良好に接合できた。
本考案の硝子建材は、表面光沢は硝子光沢で、遠目美観は金属光沢を実現したものとなる。
本校案の硝子建材は、裏打ち金属を薄板としたことで軽量化とともに硝子強度の向上が図れたメンテナンスの容易な硝子建材を提供することができるものである。
図1に示す硝子建材Aは、表面側の硝子1と裏打材としての金属板材2とを、極めて薄いため図示は省略されたポリオレフィン系接着性ポリマーにより接合されたものである。
硝子1は、内外装建材として使用用途の多い15cm〜50cm角のものであり特に多く使用されるのは30cm角で、その厚みは1mm〜5mmのもので、裏打材としての金属板材2は、その厚みが0.3mm〜3mmであるが、特コスト面からは0.3mm〜0.5mmのものが好ましい。尚、金属板に関しては型抜きをしたものと、何もしていない板の二枚を使用する場合もある。
これらを同寸法のポリオレフィン系接着性ポリマーを介して接合するため90℃〜120℃で10分〜1時間熱して硝子建材Aを作成するものである。
硝子1は、内外装建材として使用用途の多い15cm〜50cm角のものであり特に多く使用されるのは30cm角で、その厚みは1mm〜5mmのもので、裏打材としての金属板材2は、その厚みが0.3mm〜3mmであるが、特コスト面からは0.3mm〜0.5mmのものが好ましい。尚、金属板に関しては型抜きをしたものと、何もしていない板の二枚を使用する場合もある。
これらを同寸法のポリオレフィン系接着性ポリマーを介して接合するため90℃〜120℃で10分〜1時間熱して硝子建材Aを作成するものである。
上記実施例において、具体的数値であり、壁面大きさにより硝子建材Aの大きさは調整して利用するものである。
また、図2に示すようにエレベーターの扉や、その周辺のビルに内装壁の全部や一部、さらにエレベーター内のステンレススチール製鏡にも応用できるものである。
また、図2に示すようにエレベーターの扉や、その周辺のビルに内装壁の全部や一部、さらにエレベーター内のステンレススチール製鏡にも応用できるものである。
また上記実施例では直接接合した場合について説明したが、硝子1裏面にサンドブラスト等によるすりガラス様の絵、文字や幾何学模様を施すことも可能である。さらに同様に金属板材2の表面にレーザー加工などの加工処理により絵、文字や幾何学模様を施すことも可能である。
上記により説明した本考案の硝子建材Aを壁面等に施工取り付けについては、既存の知られている接着剤等の取り付け方法で、合板壁面やセメント壁面に取り付けるものである。
また、ステンレスビス等による機械的取り付けに際しては、裏打ちの金属板材2の上下左右に取付け用の矩形や半楕円形の取付け片を形成して行うものである。
建築産業での、内外装建材として利用でき、メンテナンスの容易で高級感のあるビライな建造物の床材、壁材、天井材などの建材に利用できるなどの建材産業に利用できる。
A 硝子建材
1 硝子
2 金属板材
1 硝子
2 金属板材
Claims (1)
- 建物などの建造物の内外装材として使用する硝子建材であり、表面のガラス板と裏面のアルミニウムやステンレススチール等の金属板材を接合するポリオレフィン系接着性ポリマーにより接合した二層構造としたことを特徴とする硝子建材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021001056U JP3232460U (ja) | 2021-02-02 | 2021-02-02 | 硝子建材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021001056U JP3232460U (ja) | 2021-02-02 | 2021-02-02 | 硝子建材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3232460U true JP3232460U (ja) | 2021-06-17 |
Family
ID=76327771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021001056U Active JP3232460U (ja) | 2021-02-02 | 2021-02-02 | 硝子建材 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3232460U (ja) |
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2021
- 2021-02-02 JP JP2021001056U patent/JP3232460U/ja active Active
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