JP3232361U - Base furniture and wall furniture structure - Google Patents
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Abstract
【課題】棚などのビス止めを必ずしも必要としない取付けが可能で、移動・後付けが可能なベース家具と、ベース家具を備えた壁面家具構造を提供する。【解決手段】ベース家具は、縦長長方形のパネル状本体で構成され、パネル状本体は、表面側に右方向から見て断面が上下左右逆のL形の凹部13が形成されており、パネル状本体の後面側15には壁止め用固定金具を備える。壁面に擬した状態になるが、家具なので、移動・後付け可能になっている。凹部13が壁面取付け物に設けられた逆L形の掛止め片の掛止め用に利用される。凹部13に連なるようにコードの通し穴22を設ければ、電気コードを凹部13で隠蔽しつつ、通し穴22から後面側に抜けさせて配線することができる。【選択図】図5PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a base furniture which can be attached without necessarily requiring screwing such as a shelf and can be moved / retrofitted, and a wall furniture structure provided with the base furniture. SOLUTION: The base furniture is composed of a vertically long rectangular panel-shaped main body, and the panel-shaped main body is formed with an L-shaped recess 13 whose cross section is upside down, left and right when viewed from the right on the surface side. A wall fixing bracket is provided on the rear surface side 15 of the main body. It looks like a wall, but because it is furniture, it can be moved and retrofitted. The recess 13 is used for hooking an inverted L-shaped hook piece provided on a wall-mounted object. If the cord through hole 22 is provided so as to be connected to the recess 13, the electric cord can be concealed by the recess 13 and can be pulled out from the through hole 22 to the rear surface side for wiring. [Selection diagram] Fig. 5
Description
本考案は、本棚、飾り棚などの壁面取付け物を取り付ける壁面として利用できるベース家具と、このベース家具に壁面取付け物が取り付られた壁面家具構造に関するものである。 The present invention relates to a base furniture that can be used as a wall surface to which a wall-mounted object such as a bookshelf or a display shelf is attached, and a wall-mounted furniture structure in which the wall-mounted object is attached to the base furniture.
最近では、モジュール規格化された複数のパーツを組み合わせてつくるモジュール方式を採用したシステマチックな家具が、用途や取付け場所に柔軟に対応することができることから流行している。
しかしながら、下から上に積み上げていくので、下よりも大きなものを上に積み上げることはできない。また、隙間無く積み上げるので、例えば、天井近くだけで棚を作っておくようなことはできない。
このように、配置構造には制限があった。
Recently, systematic furniture that employs a modular system that is made by combining multiple modularly standardized parts has become popular because it can flexibly respond to applications and installation locations.
However, since they are stacked from bottom to top, it is not possible to stack anything larger than the bottom. In addition, since the shelves are stacked without gaps, for example, it is not possible to make a shelf only near the ceiling.
As described above, the arrangement structure was limited.
一方、従来から、壁面に対して、本棚などを固定することは行われていた。室内を広く使いながら、その一方で収納空間を確保できることから、人気があった。
最近では、収納だけの実用的な使い方だけでなく、壁面にバッグや帽子を掛けたり、花を飾ったり、絵画や時計を取り付けたりなど、壁面を変更自在なディスプレイとして利用して、趣味を生かせるような使い方も提案されており、このような壁面の利用の仕方も流行している。
これならば、配置構造には有る程度の自由度がある。
しかしながら、壁面に対して固定する際には、従来は、特許文献1に記載のように、ビス止めを利用しており、賃貸住宅の場合には、壁に穴を開けてのビス止めが禁止されているところも多い。また、石膏ボードではそもそもビス止めは不可能なので、持ち家でも固定箇所は案外限定されている。更に、本棚やテレビなどの重量があるものを壁止めすると、時間の経過と共にビスが下がってきて壁面を大きく傷付けたり、脱落して本棚などを倒壊させるなどの問題もあった。
On the other hand, conventionally, a bookshelf or the like has been fixed to a wall surface. It was popular because it can use the room widely, but on the other hand it can secure a storage space.
Nowadays, not only is it practically used for storage, but you can also use it as a display that allows you to change the wall surface, such as hanging bags and hats on the wall surface, decorating flowers, attaching paintings and clocks, and making the most of your hobbies. Such usage has been proposed, and such usage of the wall surface is also popular.
In this case, there is a certain degree of freedom in the arrangement structure.
However, when fixing to a wall surface, conventionally, as described in
加えて、室内の壁面をビス不要な特殊仕上げにすることも技術上は可能であるが、内装は防火上の観点から制限を受けている。更には、特殊仕上げの壁面では建物と一体になっているので、その壁面だけを建物から取り出して動かすことも、況や引っ越し先まで運んで後付けすることもできない。
本考案は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、本棚、飾り棚などのビス止めを必ずしも必要としない取付けを可能とする特殊壁面化しつつ、移動・後付け可能としたベース家具と、このベース家具に壁面取付け物が取り付られた壁面家具構造を提供することを、その目的とする。
In addition, although it is technically possible to give the interior walls a special finish that does not require screws, the interior is restricted from the viewpoint of fire prevention. Furthermore, since the specially finished wall surface is integrated with the building, it is not possible to take out only that wall surface from the building and move it, or to carry it to the situation or the moving destination and retrofit it.
The present invention was made by paying attention to the above-mentioned conventional problems, and is a base furniture that can be moved and retrofitted while making a special wall surface that enables mounting of bookshelves, display shelves, etc. that do not necessarily require screwing. It is an object of the present invention to provide a wall furniture structure in which a wall mounting object is attached to this base furniture.
本考案は、上記目的を達成するために為されたものであり、請求項1の考案は、右方向から見て断面が上下左右逆のL形の凹部が表面側に形成された壁に擬したパネル状本体と、前記パネル状本体の後面側に設けられた壁止め用固定金具を備えたベース家具であって、前記壁止め用固定金具で壁面に固定されることで前記壁面に沿って立ち上がった状態になり、前記凹部が壁面取付け物に設けられた掛止め片の掛止め用に利用されることを特徴とするベース家具である。
The present invention has been made to achieve the above object, and the invention of
請求項2の考案は、請求項1に記載したベース家具において、横板が上下に並べられ、上下で隣り合う横板どうしの境界を利用して表面側に凹部が形成されていることを特徴とするベース家具である。
The invention of claim 2 is characterized in that, in the base furniture according to
請求項3の考案は、請求項1または2に記載したベース家具において、パネル状本体の左右が取外し可能または片開きの扉状の側板で覆われ、且つ、凹部が前記側板側で欠落して後面側と連通し、コードの通し穴になっていることを特徴とするベース家具である。
The invention of
請求項4の考案は、請求項1から3のいずれかに記載したベース家具において、凹部の形状及びサイズ、並びにその上下方向のピッチ間隔が一定になっていることを特徴とするベース家具である。
The invention of
請求項5の考案は、請求項1から4のいずれかに記載したベース家具において、壁止め用固定金具が、磁性壁面に重ね合わされる平面を有するマグネット部と、雄ネジ部と前記雄ネジ部に螺合するナットとで構成された螺着構造のうち前記雄ネジ部が前記マグネット部の壁面重ね合わせ平面と反対側から突設した状態で一体化、または、前記ナットが前記マグネット部の壁面重ね合わせ平面と反対側に設けられた状態で一体化された壁面取付け部と、前記雄ネジ部が挿通する貫通穴と、ベース家具のパネル状本体への固定手段を有する固定部を備え、前記マグネット部が前記磁性壁面に重ね合わされマグネット吸着され、前記雄ネジ部が前記貫通穴に通され、前記ナットで締着されることで、前記壁面取付け部と前記固定部が一体化され、前記マグネット部が前記磁性壁面上をスライド移動することで、前記固定部に固定されたベース家具のパネル状本体の前記磁性壁面に対する位置が微調整可能になっていることを特徴とするベース家具である。
The invention of
請求項6の考案は、請求項5に記載したベース家具において、壁面にビス不要で取付け可能な磁性プレートを備え、壁面に前記磁性プレートを取り付けて磁性壁面を部分的に形成することを特徴とするベース家具である。
The invention of claim 6 is characterized in that the base furniture according to
請求項7の考案は、請求項1から4のいずれかに記載したベース家具において、壁止め用固定金具が、壁面に対して重ね合わされて固定される平面を有する重ね合わせ部と、前記重ね合わせ部から表面側に突設され、右方向から見て断面が上下逆のL形の突起部とで構成された壁面取付け部と、帯状部分と、ビス止めまたはピン止め用の前後方向に縦長の貫通穴が形成されたベース家具のパネル状本体への固定面部を有する固定部を備え、前記突起部と前記重ね合わせ部との間に前記帯状部分が下方から差し込まれると共に、前記固定面部の貫通穴を摺動可能に通してビスまたはピンが前記パネル状本体に対して止められることで、前記壁止め用固定金具を介して、前記パネル状本体の前記壁面に対する位置が微調整可能になっていることを特徴とするベース家具である。
The invention of
請求項8の考案は、請求項1から7のいずれかに記載したベース家具と、前記ベース家具の凹部に掛止め片が掛止めされる、収納ボックス、本棚、飾り棚等の用途に応じた形状やサイズを有する壁面取付け物とでなる壁面家具構造である。
請求項9の考案は、請求項8に記載した壁面家具構造において、壁面取付け物には、掛止め側にジェルクッションが設けられており、ベース家具の凹部に掛止め片が掛止めされると、前記ジェルクッションが表面側に当接して掛止め姿勢が維持されることを特徴とする壁面家具構造である。
The invention of claim 8 is a shape according to the use of the base furniture according to any one of
According to the invention of
本考案のベース家具は、壁面に擬して、本棚、飾り棚などのビス止めを必ずしも必要としない取付けを可能とするように工夫されている一方で、あくまでも家具なので移動・後付け可能になっている。
このベース家具を利用すれば、上記したようなモジュール家具や本棚や飾り棚を設置する場合に、配置構造には従来に無かった自由度が確保されている。
The base furniture of the present invention is designed to imitate a wall surface so that bookshelves, display shelves, etc. can be attached without necessarily requiring screwing, but since it is furniture, it can be moved and retrofitted. ..
By using this base furniture, when installing the above-mentioned modular furniture, bookshelves, and display shelves, the degree of freedom in the arrangement structure, which has not been available in the past, is secured.
以下、本考案の実施の形態に係るベース家具1について、図面にしたがって説明する。
図1、図2に示すように、ベース家具1は縦長長方形のパネル状本体3で構成されており、室内の壁面に沿って単独で設置することも、横に隙間なく並べて複数設置することもできる。厚みは抑えられているので、厚み方向の側面が露出していても、家具を設置したようには見えず、室内の壁面の一部を成しているように見える。
Hereinafter, the
As shown in FIGS. 1 and 2, the
図3、図4に示すように、パネル状本体3の主部4では、横長長方形の横板7、7、……が板面を前後方向に向けた状態で上下に並べられており、室内を向いた側が表面側5になっている。横板7、7、……の左右方向の端面7a、7a、……は揃えられている。
図5、図6に示すように、横板7の上端面の凹凸条構造9と下端面の凹凸条構造11は、下段の横板7に上段の横板7が凹凸係合するように対応しており、上下で横板7、7どうしが凹凸係合して一体化されている。
表面側5では、横板7の下端面の凹凸条構造11の角隅部が右方向から見て断面四角形状に切り欠かれて、段差部11aが形成されている。一方、横板7の上端面は右方向から見て断面縦長長方形の凹条溝9aが形成されている。
上記した凹凸係合状態では、上段の横板7の下端面の段差部11aと、下段の横板7の凹条溝9aが上下で合体しており、右方向から見て、断面が上下左右逆のL形の凹部13になっている。
凹条溝9aに隣り合って表面側5が相対的に隆起して、凸条部9bになっている。
凹部13は表面側5に上下方向に同じピッチ間隔で存在する。
上下で隣り合う横板7、7どうしの境界を利用して上記したように凹部13が簡単な切削により形成されている。
As shown in FIGS. 3 and 4, in the
As shown in FIGS. 5 and 6, the
On the
In the above-mentioned uneven engagement state, the stepped
The
The
The
横板7の下端面の段差部11aは左右方向両端が均等に切除されて欠落しており、その段差部11aの左右方向の端面11bは、横板7の左右方向の端面7aよりも左右方向内方に少し後退した位置にある。
この欠落部分により、主部4は前後方向に連通している。
主部4の後面側15には、左右方向に延びた小凹条溝15a、15a、……が同じピッチで形成されているが、これは割れ防止のために設けられたものである。
The stepped
Due to this missing portion, the
Small
主部4の後面側15には、角材が裏当て支持されている。この角材は断面正方形の縦材17a、17aと横材17b、17b、17bとでなり、格子状に架け渡されて、上下方向に3つの四角形の枠が並んだ状態になっている。
縦材17a、17aは主部4を超えて上下方向に延びており、その上方向の端面には天板19が合わせられて覆われている。
また、横材17b、17b、17bのそれぞれの左右方向両端面は、主部4の横板7、7、……の左右方向両端面7a、7a、……とそれぞれ揃えられており、そこに左右方向外方からそれぞれ側板21、21が合わせられて覆われている。この側板21はボルトナット締結により天板19や横材17bに対して固定されており、必要に応じて取外しが可能になっている。
側板21、天板19、側板21は連なって枠体を構成しており、主部4だけでなく、縦材17a、17aと横材17b、17b、17bも囲んでおり、前側では、主部4の表面側5とほぼ面一になっており、後側では縦材17a、17a、横材17b、17b、17bとほぼ面一になっている。
A square timber is backed and supported on the
The
Further, the left-right end surfaces of the
The
横板7の下端面の段差部11aの端面11bが左右方向内方に後退しており、主部4はこの隙間を介して前後方向に連通しているが、左右方向外方から側板21、21が合わせられているので、この隙間は左右方向が閉じられて前後方向にのみ連通する穴になっている。この穴は段差部11aの部分に形成されており、必要以上には大きくなっておらず、コードを通す通し穴22として利用される。
主部4の上側では天板19との間に隙間があいているが、そこは、着脱自在に幕板23が嵌められるようになっており、幕板23を取り外した状態で後述の固定作業を行うことができる。また、主部4の下側でも床面との間に隙間が空いているがそこには巾木24が嵌められており、同様に取外し可能になっている。
The
There is a gap between the
ベース家具1のパネル状本体3は上記のように構成されており、後面側15を壁面に重ね合わせて設置できるようになっている。前方から見ると、パネル状本体3は壁面を小さな通し穴22を除いてほぼ完全に隠しており、天井近くまでの高さになっていれば、複数並べることでその室内の元の壁面をほぼ完全に隠すことができる。
図7に示すように、縦材17aと横材17bが直交する角隅部を利用して、壁止め用固定金具25を介してパネル状本体3が壁面に対して固定される。
この壁止め用固定金具25は、図8、図9に示すように、壁面取付け部27と、固定部35とに分離可能になっている。
この壁面取付け部27の主部をなすマグネット部29の下側の平面が壁面重ね合わせ平面29aになっている。マグネット部29の上面からは軸状の雄ネジ部31が突設されている。この雄ネジ部31はナット33が螺合する。
The panel-shaped
As shown in FIG. 7, the panel-shaped
As shown in FIGS. 8 and 9, the
The lower flat surface of the
固定部35は一枚のプレートを折り曲げて成形されて、コーナープレート状になっており、底面部37には丸い貫通穴37aが形成されている。この貫通穴37aには雄ネジ部31は通り抜けられる。
底面部37の辺縁部に沿ってそれぞれ固定片39、39がほぼ垂直に同じ側に折り曲げられて起立した状態になっている。固定片39には2つの丸い貫通穴39a、39aが間隔をあけて形成されている。この貫通穴39aはビス41やピンの挿通穴として利用される。固定片39の外面39bは平面になっており、パネル状本体3の被固定部の平面部分に重ね合わされる。接着剤の塗布面や両面テープの貼着面としても使用可能になっている。
The fixing
The fixing
壁面取付け部27側の雄ネジ部31が固定部35側の貫通穴37aに通されて、雄ネジ部31の先端側を固定片39、39側に突出させ、更に、ナット33に締着されると、壁面取付け部27と固定部35が一体化される。マグネット部29の壁面重ね合わせ平面29aが磁性面に重ね合わされると、マグネットの有する吸着力によりその磁性面に対して吸着される。マグネットの吸着方向が軸方向であるので、スライド方向であれば、軸方向に脱着させる場合に比べてその1/3〜1/10程度の力で動かすことができる。従って、ベース家具1のパネル状本体3の壁面に対する位置を微調整することが可能となる。
また、ナット33を緩めて雄ネジ部31を取り外すことで、壁面取付け部27と、固定部35は分離できるので、壁面取付け部27側を壁面に残したまま、固定部35側をパネル状本体3と共に壁面から取り外すことができる。
The
Further, since the
縦材17aと横材17bが直交する角隅部に、壁止め用固定金具25の固定部35を寄せて、一対の固定片39、39のそれぞれの外面39b、39bを重ね合わせ、貫通穴39aにビス41を通し、更に縦材17aまたは横材17bに向かって穿通させてビス止めすると、パネル状本体3が固定される。幕板23を取り外した状態でこの作業を行えるので、作業は容易になっている。
The fixing
通常の室内では、壁面は石膏ボードで構成されており、非磁性壁面になっているが、図11に示すように、鉄などを素材とした磁性プレート43を利用して磁性壁面にすることができる。その縁に沿って六箇所に形成された丸い貫通穴43a、43a、……に、針45a、45a、……の付いたピース45を嵌め込み、針45a、45a、……を軸方向に向かって押し当てて、非磁性壁面側に穿通させると、磁性プレート43が非磁性壁面に対して固定される。針45a、45a、……は交差関係になっているので、それぞれは細くとも強固に固定される。キャップ47を被せることで、針45a、45a、……は隠れる。
ビス不要なので任意の壁面に、磁性プレート43を取り付けることができる。
In a normal room, the wall surface is made of gypsum board and is a non-magnetic wall surface, but as shown in FIG. 11, a magnetic wall surface can be made by using a
Since no screw is required, the
壁止め用固定金具25では、固定部35がコーナープレート状になっているが、マグネット利用の別タイプの壁止め用固定金具125では、図10に示すように、固定部135が長方形のプレートを長辺方向中心付近で折り曲げた単純なL型アングルで構成されており、その一方の片にマグネット部29が取り付けられ、他方の片に貫通穴39aが形成されている。
この壁止め用固定金具125は、縦材17aに合わせる必要が無いので、縦材17aと横材17bが直交する角隅部より左右方向内方寄りに設置できる。
磁性プレート43を壁面に取り付けると、キャップ47の箇所が盛り上がるが、この壁止め用固定金具125を用いれば、図12に示すように、キャップ47を壁止め用固定金具125や縦材17a、横材17bに当たらない箇所に配置できる。
In the
Since the wall fixing fixing
When the
図13に示すように、前面が開口した収納ボックス49がある。このタイプの収納ボックスはモジュール家具として販売されており、複数積み上げた状態で室内の壁面に沿って設置されているが、収納ボックス49はベース家具1に取り付けることができるようになっている。収納ボックス49には、図14に示すように、後面に向かって逆L形状に突出した掛止め片51が固定されており、この掛止め片51の突出部分をパネル状本体3の凹部13に差込み、凸条部9bを掛止め片51で挟み込むことで掛止めされる。
掛止め片51の下側にはスチレン系ポリマー製のジェルクッション52が固定されており、掛止め片51が掛止めされると、ジェルクッション52が表面側5の横板7に当接して貼り付く。
As shown in FIG. 13, there is a
A
収納ボックス49はベース家具1に対して取り付けられており、収納ボックス49、49、……どうしは、上下左右方向で干渉し合わない限りは自由に配置することができ、互いに上下左右に隙間なく並べることも隙間をあけて並べることも可能である。
従って、図13に示すように、収納ボックス49、49、……を横方向に隙間なく並べることで、その上面49a、49a、……を横方向に延びた大きな一つの棚として利用できる。収納ボックス49は、上下方向の長さ寸法を凹部13のピッチ間隔の倍数に規格化することで、上下方向にも隙間なく並べることも可能になっている。
また、収納ボックス49は、左右方向や奥行の長さ寸法を異ならせることも可能になっている。
収納ボックス49はミニ家具の一種であり、収納されるものによってはそれなりに荷重が大きくなるが、上記のように横板7と貼付きの相性の良いジェルクッション52付きにすることで、ズレ止め防止及び収納ボックス49の落下防止が図れる。室内の壁紙には貼り付き難くなっているものがあるが、このように、ジェルクッション52を併用することで、重量の有るミニ家具であっても床面に置くのではなく、壁に擬したベース家具1に取り付けることが可能となる。
The
Therefore, as shown in FIG. 13, by arranging the
Further, the
The
図15に示すように、飾り棚53は、複数の区画に分かれており、カプセルトイ等の小さな飾り物を区画内に入れて飾ることができるようになっている。この飾り棚53にも、掛止め片51、51が固定されており、収納ボックス49と同様にベース家具1に対して取り付けられている。このように、壁面をディスプレイのように使うことができる。
As shown in FIG. 15, the
図16、図17に示すように、照明器具55も取り付けることができる。この照明器具55の電球55aは球形になっており、座部55bに着座した状態になっている。この座部55bには背当て部が設けられ、この背当て部の背面に掛止め片51が固定されており、収納ボックス49と同様にベース家具1に対して取り付けられている。
電球55aには電気コード55cが接続されており、この電気コード55cは、図17の側板21を取り外した状態で示すように、通し穴22を通って後面側15に抜けている。電気コード55cの先端は商用電源に繋ぐためのプラグになっており、壁面に配設されたコンセントに差し込むことで、この照明器具55を点灯させることができる。
側板21を取り付けると、電気コード55cは通し穴22から先は隠された状態になる。
照明器具55をパネル状本体3の中央に配置した場合には、電気コード55cが通し穴22まで延ばされることになるが、凹部13の凹条溝9aの底面に這わせることで視界から隠すことができる。
As shown in FIGS. 16 and 17, the
An
When the
When the
通常の壁であれば、工事無しに電気コードを配線・隠蔽させることは不可能であるが、ベース家具1を利用することで、上記したように、電気コードを隠蔽させることができる。
電気コードの本数が少なければベース家具1を壁面に対して固定した状態のまま、側板21を開けば、フロントアクセスにより配線処理が可能であり、配線の変更や削除も同様に可能になっている。
If it is a normal wall, it is impossible to wire and conceal the electric cord without construction, but by using the
If the number of electric cords is small, if the
TV機器等本数が多くなれば、パネル状本体3を一旦取り外して配線処理をすることになるが、その場合でも、パネル状本体3の取外しと再取付けだけで済む。
また、壁面を複数のベース家具1、1、……を並べて、必要に応じて、その一つのベース家具1の表面側5を加工してTV機器を設置したときに、そのTV機器を取り外すと加工されたベース家具1の加工面が見えるようになるが、その加工面が見えるのが気に入らない場合には、そのベース家具1だけを交換すればよい。
If the number of TV devices and the like increases, the panel-shaped
Further, when a plurality of
掛止め片51は収納ボックス49等とは別体の金具で構成されており、上記の収納ボックス49のように予め一体化された専用品だけでなく、バスケットやフックや飾り物に掛止め片51を後付けで固定することで、ベース家具1に取付け可能なオリジナル品を作り出すことができる。
The
図18に示すように、別の壁止め用固定金具57を利用することもできる。
この壁止め用固定金具57の壁面取付け部59は、壁面に重ね合わされる平面を有する板状の重ね合わせ部61と、重ね合わせ部61から表面側に突設され、右方向から見て断面が上下逆のL形の突起部63とでなる。重ね合わせ部61には上下に貫通穴61a、61a、……が形成されており、重ね合わせ部61の後面を壁面に重ね合わせ、その貫通穴61aにピンやビスを挿通させ、更に壁面に穿通させることで固定される。
固定部65は一枚の四角形の板状体を切り欠いて、四角形の大きな貫通穴が設けられている。この貫通穴は一つの辺縁に寄っており、その辺縁は細長い帯状部分65aになっている。この帯状部分65aの長さ方向両端部は繋がって閉ループをなしている。帯状部分65aには穴縁に沿って切込みが形成されており、その切込みを利用して垂直に折り曲げられた折り曲げ片65bが連設されている。また、パネル状本体3側に固定される固定面部65dには一対の貫通穴65c、65cが形成されている。貫通穴65cは前後方向に縦長の穴になっている。
As shown in FIG. 18, another wall fixing fixing
The wall
The fixing
突起部63と重ね合わせ部61との間に帯状部分65aが下方から差し込まれる。また、ビスまたはピンが貫通穴65c、65cを摺動可能に通され、更にパネル状本体3の横材17bに穿孔されて止められる。壁面取付け部59に対しては、固定部65側の折り曲げ片65bが摺動しつつ、帯状部分65aが上下方向に移動可能になっている。また、固定部65に対しては、パネル状本体3が前後方向に移動可能になっている。
従って、壁止め用固定金具57を介して、パネル状本体3の壁面に対する位置が微調整可能になっている。
A band-shaped
Therefore, the position of the panel-shaped
壁止め用固定金具57はビス等を利用して壁面に対して固定するので、従来の技術の欄でも記載したように固定場所が限定されたり、そもそも利用が不可能な場合もあるが、ビス止め等が可能な箇所がある場合には、その限られた箇所をマグネット部29を利用した壁止め用固定金具25等と併用することで、壁面によりしっかりと固定することができる。ビス跡が残るにしても、収納ボックス49等の壁面取付け物ごとにビス止めする必要がない。
Since the
以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても考案に含まれる。
いずれにしても、実用新案登録請求されている形状等を除いては、本考案の範囲は限定されず、本考案の効果が得られれば、従来からあるまたは将来案出される形状や素材を任意に組み合せることができる。
Although the embodiment of the present invention has been described in detail above, the specific configuration is not limited to this embodiment, and even if there is a design change within a range that does not deviate from the gist of the present invention, the present invention can be devised. included.
In any case, the scope of the present invention is not limited except for the shapes for which utility model registration is requested, and if the effect of the present invention is obtained, the existing or future shapes and materials can be arbitrarily selected. Can be combined with.
1…ベース家具 3…パネル状本体 4…主部 5…表面側
7…横板 7a…端面 9…凹凸条構造 9a…凹条溝
9b…凸条部 11…凹凸条構造 11a…段差部 11b…端面
13…凹部 15…後面側 15a…小凹条溝 17a…縦材
17b…横材 19…天板 21…側板 22…通し穴
23…幕板 24…巾木 25…壁止め用固定金具
27…壁面取付け部 29…マグネット部 29a…壁面重ね合わせ平面
31…雄ネジ部 33…ナット 35…固定部 37…底面部
37a…貫通穴 39…固定片 39a…貫通穴 39b…外面
41…ビス 43…磁性プレート 43a…貫通穴 45…ピース
45a…針 47…キャップ 49…収納ボックス 49a…上面
51…掛止め片 52…ジェルクッション 53…飾り棚
55…照明器具 55a…電球 55b…座部 55c…電気コード
57…壁止め用固定金具 59…壁面取付け部 61…重ね合わせ部
61a…貫通穴 63…突起部 65…固定部 65a…帯状部分
65b…折り曲げ片 65c…貫通穴 65d…固定面部
125…壁止め用固定金具 135…固定部
1 ...
Claims (9)
前記壁止め用固定金具で壁面に固定されることで前記壁面に沿って立ち上がった状態になり、前記凹部が壁面取付け物に設けられた掛止め片の掛止め用に利用されることを特徴とするベース家具。 It is equipped with a panel-shaped main body that imitates a wall in which L-shaped recesses whose cross sections are upside down, left and right when viewed from the right are formed on the front surface side, and a wall fixing bracket provided on the rear surface side of the panel-shaped main body. Base furniture
By being fixed to the wall surface with the wall stopper fixing bracket, the furniture stands up along the wall surface, and the recess is used for hooking the hooking piece provided on the wall mounting object. Base furniture to do.
横板が上下に並べられ、上下で隣り合う横板どうしの境界を利用して表面側に凹部が形成されていることを特徴とするベース家具。 In the base furniture according to claim 1,
Base furniture characterized in that horizontal boards are arranged one above the other and recesses are formed on the surface side using the boundary between the horizontally adjacent horizontal boards.
パネル状本体の左右が取外し可能または片開きの扉状の側板で覆われ、且つ、凹部が前記側板側で欠落して後面側と連通し、コードの通し穴になっていることを特徴とするベース家具。 In the base furniture according to claim 1 or 2.
The left and right sides of the panel-shaped main body are covered with removable or single-door door-shaped side plates, and the recess is missing on the side plate side and communicates with the rear surface side to form a through hole for the cord. Base furniture.
凹部の形状及びサイズ、並びにその上下方向のピッチ間隔が一定になっていることを特徴とするベース家具。 In the base furniture according to any one of claims 1 to 3,
Base furniture characterized in that the shape and size of the recesses and the pitch interval in the vertical direction thereof are constant.
壁止め用固定金具が、
磁性壁面に重ね合わされる平面を有するマグネット部と、雄ネジ部と前記雄ネジ部に螺合するナットとで構成された螺着構造のうち前記雄ネジ部が前記マグネット部の壁面重ね合わせ平面と反対側から突設した状態で一体化、または、前記ナットが前記マグネット部の壁面重ね合わせ平面と反対側に設けられた状態で一体化された壁面取付け部と、
前記雄ネジ部が挿通する貫通穴と、ベース家具のパネル状本体への固定手段を有する固定部を備え、
前記マグネット部が前記磁性壁面に重ね合わされマグネット吸着され、前記雄ネジ部が前記貫通穴に通され、前記ナットで締着されることで、前記壁面取付け部と前記固定部が一体化され、前記マグネット部が前記磁性壁面上をスライド移動することで、前記固定部に固定されたベース家具のパネル状本体の前記磁性壁面に対する位置が微調整可能になっていることを特徴とするベース家具。 In the base furniture according to any one of claims 1 to 4,
The fixing bracket for wall fixing is
Of the screwed structure composed of a magnet portion having a flat surface overlapped with a magnetic wall surface and a male screw portion and a nut screwed into the male screw portion, the male screw portion is a wall surface overlapping flat surface of the magnet portion. A wall mounting portion that is integrated in a state of projecting from the opposite side, or integrated with the nut provided on the side opposite to the wall surface overlapping plane of the magnet portion.
It is provided with a through hole through which the male screw portion is inserted and a fixing portion having a fixing means for fixing the base furniture to the panel-shaped main body.
The magnet portion is superposed on the magnetic wall surface and attracted by a magnet, the male screw portion is passed through the through hole, and the nut portion is fastened to integrate the wall mounting portion and the fixing portion. A base furniture characterized in that the position of the panel-shaped main body of the base furniture fixed to the fixed portion with respect to the magnetic wall surface can be finely adjusted by sliding the magnet portion on the magnetic wall surface.
壁面にビス不要で取付け可能な磁性プレートを備え、
壁面に前記磁性プレートを取り付けて磁性壁面を部分的に形成することを特徴とするベース家具。 In the base furniture according to claim 5,
Equipped with a magnetic plate that can be attached to the wall without screws
Base furniture characterized in that the magnetic plate is attached to a wall surface to partially form a magnetic wall surface.
壁止め用固定金具が、
壁面に対して重ね合わされて固定される平面を有する重ね合わせ部と、前記重ね合わせ部から表面側に突設され、右方向から見て断面が上下逆のL形の突起部とで構成された壁面取付け部と、
帯状部分と、ビス止めまたはピン止め用の前後方向に縦長の貫通穴が形成されたベース家具のパネル状本体への固定面部を有する固定部を備え、
前記突起部と前記重ね合わせ部との間に前記帯状部分が下方から差し込まれると共に、
前記固定面部の貫通穴を摺動可能に通してビスまたはピンが前記パネル状本体に対して止められることで、前記壁止め用固定金具を介して、前記パネル状本体の前記壁面に対する位置が微調整可能になっていることを特徴とするベース家具。 In the base furniture according to any one of claims 1 to 4,
The fixing bracket for wall fixing is
It is composed of an overlapping portion having a flat surface that is overlapped and fixed to the wall surface, and an L-shaped protrusion that protrudes from the overlapping portion to the surface side and has an upside-down cross section when viewed from the right. Wall mount and
It is provided with a strip-shaped portion and a fixing portion having a fixing surface portion to the panel-shaped main body of the base furniture having a vertically long through hole formed in the front-rear direction for screwing or pinning.
The band-shaped portion is inserted from below between the protrusion and the overlapped portion, and at the same time,
By slidably passing through the through hole of the fixing surface portion and fixing the screw or pin to the panel-shaped main body, the position of the panel-shaped main body with respect to the wall surface is fine via the wall fixing fixing bracket. Base furniture that is characterized by being adjustable.
壁面取付け物には、掛止め側にジェルクッションが設けられており、ベース家具の凹部に掛止め片が掛止めされると、前記ジェルクッションが表面側に当接して掛止め姿勢が維持されることを特徴とする壁面家具構造。 In the wall furniture structure according to claim 8.
The wall-mounted object is provided with a gel cushion on the hooking side, and when the hooking piece is hooked on the recess of the base furniture, the gel cushion abuts on the surface side to maintain the hooking posture. The wall furniture structure is characterized by this.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021001104U JP3232361U (en) | 2021-03-29 | 2021-03-29 | Base furniture and wall furniture structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021001104U JP3232361U (en) | 2021-03-29 | 2021-03-29 | Base furniture and wall furniture structure |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3232361U true JP3232361U (en) | 2021-06-10 |
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ID=76218055
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2021001104U Active JP3232361U (en) | 2021-03-29 | 2021-03-29 | Base furniture and wall furniture structure |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3232361U (en) |
-
2021
- 2021-03-29 JP JP2021001104U patent/JP3232361U/en active Active
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