JP3232165U - テーパ加工用切削工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】交換可能な刃物を有すると共に、切削加工時の振動を抑制でき、加工精度を向上できる、テーパ加工用切削工具を提供する。【解決手段】テーパ加工用切削工具であって、工具本体10、刃物20、当てブロック30を備え、工具本体は、ボディ部11の一端に配置され、該ボディ部よりも大きい外径を持つヘッド部13とを含み、該ヘッド部上において、ボディ部から離れる一端にテーパ端部131が形成され、その外径が該ボディ部から離れる方向に向かって漸減すると共に、該テーパ端部上に第1テーパ面132を有し、該第1テーパ面の接線は、該軸心線と鋭角を成している。前記ヘッド部の外周に、切欠凹部及び当てブロック取付座が窪むように設けられ、前記刃物は、該ヘッド部の切欠凹部内に着脱可能に取り付けられ、前記当てブロックは、該ヘッド部内に着脱可能に取り付けられる。【選択図】図1

Description

本考案は、テーパ加工用の切削工具に関し、特に、テーパ加工時にワークピースの穴の周縁にあてがうために用いられる当てブロックを有するテーパ加工用切削工具に関するものである。
図9に示すように、従来のテーパ加工用切削工具90は、一体に形成された構造体であって、ボディ部91と、該ボディ部91の一端に形成されテーパ状切削ヘッド92とを備え、該テーパ状切削ヘッド92上に、刃部922を有する。テーパ加工時に、従来のテーパ加工用切削工具90を回転させて、前記テーパ状切削ヘッド92の刃部922で、加工対象物上の穴の周縁にテーパ加工を施す。
しかしながら、従来のテーパ加工用切削工具90は下記の欠点を有する。
第一に、従来のテーパ加工用切削工具90は、一体的な構造体であるため、一定時間使用すると、前記刃部922にある程度の磨耗を生じ、切れ味が低下した時、当該テーパ加工用切削工具を工作機械から取り外して、該刃部922に刃研ぎ作業を行う必要があり、また、長期間使用した後、該刃部922を研磨できなくなった場合、又は、該刃部922が崩れてしまった場合、従来のテーパ加工用切削工具90全体を交換せざるを得なくなる。
第二に、従来のテーパ加工用切削工具90は、加工対象物をテーパ加工する時に、刃部922のみで加工対象物に接触することから、切削抵抗によって揺れやすくなるので、切削工具の振動現象により加工精度及び刃部の寿命が低下してしまう問題があった。
本考案は、前記従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、交換可能な刃物を有すると共に、切削加工時の振動を抑制でき、且つ加工精度を向上できる、テーパ加工用切削工具を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本考案は、テーパ加工用切削工具であって、工具本体と、刃物と、当てブロックとを備え、
前記工具本体は、軸心線と、該軸心線方向に沿って延在するボディ部と、該ボディ部の一端に配置されるヘッド部とを含み、該ヘッド部上において、該ボディ部から離れる一端にテーパ端部が形成され、該テーパ端部は、第1テーパ面を含み、該ヘッド部の外周に、切欠凹部及び当てブロック取付座が窪むように設けられ、
前記刃物は、該刃物の切れ刃部分が前記テーパ端部の第1テーパ面から突出するように、前記ヘッド部の切欠凹部内に着脱可能に取り付けられ、
前記当てブロックは、前記ヘッド部の当てブロック取付座内に着脱可能に取り付けられ、
前記当てブロック取付座は、前記ヘッド部において、前記テーパ端部から前記ボディ部に向かって延在し、該当てブロック取付座における該テーパ端部から離れる一端に嵌合槽が設けられ、該嵌合槽は、嵌合凸部と、二つの嵌合凹部と、二つの嵌合縁部とを含み、該両嵌合凹部がいずれも該ヘッド部上に、該ボディ部に向かうように凹設され、該嵌合凸部が、該両嵌合凹部の間に、該テーパ端部に向かうように凸設され、該両嵌合縁部がそれぞれ、該両嵌合凹部における他方の嵌合凹部から離れる側に位置し、該両嵌合縁部が、該テーパ端部に向かって互いに離れるように延在し、
前記当てブロックは、当てテーパ面部と係合端部とを含み、該当てテーパ面部は、前記テーパ端部の第1テーパ面の位置に対応すると共に、該第1テーパ面よりも外側に突出し、該係合端部は、該当てブロックにおける前記ボディ部寄りの一端に形成され、該係合端部の外形は前記嵌合槽の形状に対応しており、該係合端部は、二つの係合凸部と、係合凹部と、二つの係止縁部とを含み、該両係合凸部がいずれも該ボディ部に向かうように凸設されると共に、それぞれが該嵌合槽の両嵌合凹部に当接し、該係合凹部が、該両係合凸部の間において前記テーパ端部に向かうように該当てブロック上に凹設されると共に、該嵌合槽の嵌合凸部に当接し、該両係止縁部がそれぞれ、該両係合凸部における他方の係合凸部から離れる側に形成され、該両係止縁部が、該テーパ端部に向かって互いに離れるように延在すると共に、それぞれが該嵌合槽の両嵌合縁部に当接することを特徴とする。
前述した技術特徴によれば、本考案のテーパ加工用切削工具は下記の利点を有する。
第一に、刃物は、工具本体上に着脱可能に取り付けられているので、磨耗したり、崩れてしまった場合でも、切削工具全体を交換せずに、刃物のみを交換すれば済む。
第二に、当てブロックの当てテーパ面部が、ヘッド部の第1テーパ面よりも外側に突出していることから、刃物でワークピースの穴の周縁にテーパ加工を施す際に、当てブロックが同時に当該穴の周縁に当接するので、切削加工時の振動を抑制し、加工精度を向上することができる。
第三に、嵌合槽の両嵌合縁部がボディ部に向かって互いに近づくように延在し、且つ嵌合槽内に嵌合凸部が設けられることにより、当てブロックを取り付ける際に、当てブロックが、両嵌合縁部と嵌合凸部にガイドされながらスライドするように所定の位置に簡単に位置決めされることができるので、組み立ての利便性を向上させる。
第四に、嵌合槽は、二つの嵌合凹部と、嵌合凸部とを有することから、略W字形状を成し、これにより、当てブロックの係合端部との間の当接部位及び支持方向の増加を図るので、当てブロックに作用する軸方向の衝撃を分散でき、すなわち、テーパ加工時に、略W字形状の嵌合槽を介して、テーパ加工用切削工具を軸方向に沿って下向きに押圧する際に生じた軸方向の衝撃を吸収して、ヘッド部の軸方向振動を抑制し、ワークピースの加工精度を向上させる。
本考案に係るテーパ加工用切削工具の好適な実施例の斜視図である。 本考案に係るテーパ加工用切削工具の好適な実施例を別の角度から見た斜視図である。 本考案に係るテーパ加工用切削工具の好適な実施例の分解斜視図である。 本考案に係るテーパ加工用切削工具の好適な実施例を別の角度から見た分解斜視図である。 本考案に係るテーパ加工用切削工具の好適な実施例の側面図である。 図5内のA―A線断面図である。 本考案に係るテーパ加工用切削工具の好適な実施例の局部拡大側面図である。 本考案に係るテーパ加工用切削工具の好適な実施例における使用様態を示す模式図である。 従来のテーパ加工用切削工具の斜視図である。
図1〜図5は、本考案に係るテーパ加工用切削工具の好適な実施例を示したものであり、それによると、当該テーパ加工用切削工具は、工具本体10、刃物20、当てブロック30を備える。
前記工具本体10は、軸心線101と、該軸心線101方向に沿って延在するボディ部11と、該ボディ部11の一端に配置されると共に、該ボディ部11の外径よりも大きい外径を持つヘッド部13とを含み、該ヘッド部13上において、該ボディ部11から離れる一端にテーパ端部131が形成され、該テーパ端部131の外径が該ボディ部11から離れる方向に向かって漸減すると共に、該テーパ端部131上に第1テーパ面132を有し、該第1テーパ面132の接線は、該軸心線101と鋭角を成し、その鋭角角度は、30度、45度、60度、75度などの角度であってもよい。
図3及び図4に示すように、前記ヘッド部13の外周に、切欠凹部14及び当てブロック取付座16が窪むように設けられ、前記刃物20は、該ヘッド部13の切欠凹部14内に着脱可能に取り付けられ、前記当てブロック30は、該ヘッド部13の当てブロック取付座16内に着脱可能に取り付けられる。
図2及び図4に示すように、前記切欠凹部14は、前記テーパ端部131から前記ボディ部11に向かって延在すると共に、径方向に沿って延在する平面部141を有し、該平面部141上に、刃物取付座142が凹設され、前記刃物20は、該刃物取付座142に着脱可能に取り付けられる。詳しく述べると、前記刃物20は、前記平面部141上に、締結具25を介して、該平面部141と直交する方向に沿って締結され、且つ該刃物20の切れ刃部が前記テーパ端部131の第1テーパ面132から突出する。尚、前記刃物20の切れ刃部が、前記第1テーパ面132の接線と平行するように設置されて、前記軸心線101と鋭角を成すことが好ましい。前記刃物20は、前記工具本体10上に着脱可能に取り付けられるので、磨耗したり、崩れてしまった場合でも、当該刃物20のみを交換すれば済む。また、前記刃物20は、多角形の形状であってもよいので、ISO標準規格に準じたインサートチップを使用することができ、例えば製品番号TCEX13T304でのインサートチップを利用することができる。このような設定により、市販のインサートチップを利用することが可能であるので、利用者は、交換用の刃物20を容易に入手することができる。
図1、図3、図6及び図7に示すように、前記当てブロック取付座16は、前記ヘッド部13において、前記テーパ端部131から前記ボディ部11に向かって延在し、該当てブロック取付座16における該テーパ端部131から離れる一端に嵌合槽165が設けられ、該嵌合槽165は、略W字形状を呈すると共に、二つの嵌合凹部164と、嵌合凸部166と、二つの嵌合縁部163とを含み、該両嵌合凹部164がいずれも該ヘッド部13上に、該ボディ部11に向かうように凹設され、該嵌合凸部166が、該両嵌合凹部164の間に、該テーパ端部131に向かうように凸設され、該両嵌合縁部163がそれぞれ、該両嵌合凹部164における他方の嵌合凹部164から離れる側に位置し、該両嵌合縁部163が、該テーパ端部131に向かって互いに離れるように延在する。
前記当てブロック30は、締結具40を介して、前記工具本体10の当てブロック取付座16に着脱可能に締結されると共に、当てテーパ面部32と係合端部33を含み、該当てテーパ面部32の設置位置は、前記ヘッド部13の第1テーパ面132の位置に対応しており、且つ該当てテーパ面部32が、該第1テーパ面132よりも外側に突出しており、該係合端部33は、該当てブロック30における前記ボディ部11寄りの一端に形成され、該係合端部33の外形は、前記嵌合槽165の外形に対応するように、略W字形状を呈し、つまり該係合端部33と嵌合槽165とは嵌め合い可能な構造とされ、該係合端部33は、二つの係合凸部333と、係合凹部334と、二つの係止縁部332とを含み、該両係合凸部333がいずれも該ボディ部11に向かうように凸設されると共に、該両係合凸部333がそれぞれ、該嵌合槽165の両嵌合凹部164に当接し、該係合凹部334は、該両係合凸部333の間に配置され、前記テーパ端部131に向かうように該当てブロック30上に凹設され、該係合端部33が該嵌合槽165に係合されると、該係合凹部334が、該嵌合槽165の嵌合凸部166に当接し、該両係止縁部332がそれぞれ、該両係合凸部333における他方の係合凸部333から離れる側に形成され、該両係止縁部332は、該テーパ端部131に向かって、他方の係止縁部332から離れるように延在すると共に、それぞれが該嵌合槽165の両嵌合縁部163に当接するために用いられる。
尚、好ましくは、前記嵌合槽165において、前記嵌合凸部166は、前記第1テーパ面132に至るまで延在せず、つまり該第1テーパ面132における前記ボディ部11寄りの周縁との間に軸方向距離を有し、一方で、前記両嵌合縁部163は、該第1テーパ面132に至るまで延在する。前記当てブロック30において、前記係合端部33の係合凹部334は、前記当てテーパ面部32に至るまで延在せず、つまり該当てテーパ面部32における前記ボディ部11寄りの周縁との間に軸方向距離を有し、一方で、前記両係止縁部332は、該当てテーパ面部32まで延在する。
図6〜図8に示すように、前記当てブロック30の当てテーパ面部32が、前記ヘッド部13の第1テーパ面132よりも外側に突出していることから、前記刃物20によりワークピースの穴の周縁にテーパ加工を施す際に、該当てブロック30が同時に当該穴の周縁に当接することで、切削加工時のヘッド部13の振動を抑制し、加工精度を向上することができる。
前記当てブロック30の当てテーパ面部32における、前記第1テーパ面132よりも外側に突出する外周面においての半径方向距離が、その外周面の周方向に沿って変わる。言い換えれば、該当てテーパ面部32及び第1テーパ面132は、異なる軸心を有する。詳しく述べると、前記当てテーパ面部32は、前記刃物20に隣接する側から、徐々に前記第1テーパ面132から離れ、要するに、該当てテーパ面部32の断面形状は、該第1テーパ面132から徐々に離れる放物線状を呈しており、具体的には、該第1テーパ面132よりも外側に突出する当てテーパ面部32の外周面においての半径方向距離は、該刃物20に隣接する側が最も小さく、該刃物20から離れる側に向かって徐々に大きくなり、該第1テーパ面132よりも外側に突出する当てテーパ面部32の外周面における最も大きい半径方向距離と最も小さい半径方向距離との差は、1mm以下とする。テーパ加工する際に、前記当てテーパ面部32は、前記第1テーパ面132よりも外側に突出する当てテーパ面部32の外周面における半径方向距離が最も大きい箇所のみが、ワークピースの穴の周縁に当接することにより、該当てテーパ面部32とワークピースの穴とは点接触しているので、接触面積を小さくし、その分、切削抵抗を減少することができる。
図7に示すように、前記当てブロック30を前記嵌合槽165に組み立てる際に、該当てブロック30を、前記テーパ端部131から前記ボディ部11に向かってスライドすると、該嵌合槽165の二つの嵌合縁部163が該ボディ部11に向かって徐々に狭くなることと、該嵌合槽165上に嵌合凸部166を有することにより、該当てブロック30が、該嵌合槽165の二つの嵌合縁部163及び該嵌合凸部166にガイドされながら、該当てブロック30の係合端部33を該嵌合槽165に進入させる時の左右のズレを確実に防止できるように、該当てブロック30を所定の位置に簡単に位置決めさせることができ、これにより、組み立ての利便性を向上させる。前記嵌合槽165の二つの嵌合縁部163の接線がなす交角αは、120度以下である。尚、前記交角αは、好ましくは90度以下、より好ましくは45度〜75度の範囲である。これに対し、前記当てブロック30の係合端部33の二つの係止縁部332がなす交角αは、前記嵌合槽165の二つの嵌合縁部163の接線の交角αと同じように設定される。
図7及び図8に示すように、前記嵌合槽165は、両嵌合凹部164及び嵌合凸部166を有することから、略W字形状を成し、これにより、前記当てブロック30の係合端部33との間の当接部位及び支持方向の増加を図り、該当てブロック30に作用する軸方向の衝撃を分散でき、従って、テーパ加工を行う際に、略W字形状の嵌合槽165を介して、テーパ加工用切削工具を軸方向に沿って押圧する際に生じた軸方向の衝撃を吸収、分散することにより、前記ヘッド部13の軸方向振動を抑制して、加工精度を向上させることができる。
尚、前記嵌合槽165の各嵌合凹部164は、円弧凹面状を呈し、該嵌合槽165の嵌合凸部166は、円弧凸面状を呈することが好ましい。これに対し、前記当てブロック30の係合端部33の各係合凸部333は、該嵌合凹部164の形状に対応する円弧凸面状を呈し、該係合端部33の係合凹部334は、該嵌合槽165の嵌合凸部166の形状に対応する円弧凹面状を呈する。このような、円弧凹面と円弧凸面とが対応した嵌め合い構造により、応力分散効果を達成する。
前述した技術特徴によれば、本考案のテーパ加工用切削工具は下記の利点を有する。
第一に、刃物20は、工具本体10のヘッド部13の切欠凹部14内に着脱可能に取り付けられているので、磨耗したり、崩れてしまった場合でも、切削工具全体を交換せずに、刃物20のみを交換すれば済む。
第二に、ワークピースの穴の周縁にテーパ加工を施す際に、当てブロック30が同時に当該穴の周縁に当接するので、切削加工時のヘッド部13の振動を抑制し、加工精度を向上することができる。
第三に、嵌合槽165は、略W字形状を呈することにより、当てブロック30を取り付ける際の組み立ての利便性を向上させることができる。
第四に、嵌合槽165は、略W字形状を呈することにより、当てブロック30に作用する軸方向の衝撃を分散できることから、テーパ加工を施す際に生じたヘッド部13の軸方向振動を抑制して加工精度を向上させることができる。
10 工具本体
101 軸心線
11 ボディ部
13 ヘッド部
131 テーパ端部
132 第1テーパ面
14 切欠凹部
141 平面部
142 刃物取付座
16 当てブロック取付座
163 嵌合縁部
164 嵌合凹部
165 嵌合槽
166 嵌合凸部
20 刃物
25 締結具
30 当てブロック
32 当てテーパ面部
33 係合端部
332 係止縁部
333 係合凸部
334 係合凹部
40 締結具
α 交角
90 従来のテーパ加工用切削工具
91 ボディ部
92 テーパ状切削ヘッド
922 刃部

Claims (7)

  1. テーパ加工用切削工具であって、工具本体と、刃物と、当てブロックとを備え、
    前記工具本体は、軸心線と、該軸心線方向に沿って延在するボディ部と、該ボディ部の一端に配置されるヘッド部とを含み、該ヘッド部上において、該ボディ部から離れる一端にテーパ端部が形成され、該テーパ端部は、第1テーパ面を含み、該ヘッド部の外周に、切欠凹部及び当てブロック取付座が窪むように設けられ、
    前記刃物は、該刃物の切れ刃部分が前記テーパ端部の第1テーパ面から突出するように、前記ヘッド部の切欠凹部内に着脱可能に取り付けられ、
    前記当てブロックは、前記ヘッド部の当てブロック取付座内に着脱可能に取り付けられ、
    前記当てブロック取付座は、前記ヘッド部において、前記テーパ端部から前記ボディ部に向かって延在し、該当てブロック取付座における該テーパ端部から離れる一端に嵌合槽が設けられ、該嵌合槽は、嵌合凸部と、二つの嵌合凹部と、二つの嵌合縁部とを含み、該両嵌合凹部がいずれも該ヘッド部上に、該ボディ部に向かうように凹設され、該嵌合凸部が、該両嵌合凹部の間に、該テーパ端部に向かうように凸設され、該両嵌合縁部がそれぞれ、該両嵌合凹部における他方の嵌合凹部から離れる側に位置し、該両嵌合縁部が、該テーパ端部に向かって互いに離れるように延在し、
    前記当てブロックは、当てテーパ面部と係合端部とを含み、該当てテーパ面部は、前記テーパ端部の第1テーパ面の位置に対応すると共に、該第1テーパ面よりも外側に突出し、該係合端部は、該当てブロックにおける前記ボディ部寄りの一端に形成され、該係合端部の外形は前記嵌合槽の形状に対応しており、該係合端部は、二つの係合凸部と、係合凹部と、二つの係止縁部とを含み、該両係合凸部がいずれも該ボディ部に向かうように凸設されると共に、それぞれが該嵌合槽の両嵌合凹部に当接し、該係合凹部が、該両係合凸部の間において前記テーパ端部に向かうように該当てブロック上に凹設されると共に、該嵌合槽の嵌合凸部に当接し、該両係止縁部がそれぞれ、該両係合凸部における他方の係合凸部から離れる側に形成され、該両係止縁部が、該テーパ端部に向かって互いに離れるように延在すると共に、それぞれが該嵌合槽の両嵌合縁部に当接することを特徴とするテーパ加工用切削工具。
  2. 請求項1に記載のテーパ加工用切削工具において、前記当てブロックの当てテーパ面部における前記ヘッド部の第1テーパ面よりも外側に突出する外周面においての半径方向距離が、その外周面の周方向に沿って変わることを特徴とするテーパ加工用切削工具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のテーパ加工用切削工具において、前記ヘッド部の当てブロック取付座における嵌合槽の両嵌合縁部の接線がなす交角は、120度以下であり、前記当てブロックの係合端部の両係止縁部の接線がなす交角は、該嵌合槽の両嵌合縁部の接線の交角と同じであることを特徴とするテーパ加工用切削工具。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のテーパ加工用切削工具において、
    前記ヘッド部の嵌合槽の嵌合凸部と、前記第1テーパ面における前記ボディ部寄りの周縁との間に、軸方向距離を有し、
    前記当てブロックにおける係合端部の係合凹部と、前記当てテーパ面部における前記ボディ部寄りの周縁との間に、軸方向距離を有することを特徴とするテーパ加工用切削工具。
  5. 請求項1又は請求項2に記載のテーパ加工用切削工具において、
    前記嵌合槽の各嵌合凹部は、円弧凹面状を呈し、該嵌合槽の嵌合凸部は、円弧凸面状を呈し、
    前記当てブロックの係合端部の各係合凸部は、前記嵌合凹部の形状に対応する円弧凸面状を呈し、該係合端部の係合凹部は、前記嵌合凸部の形状に対応する円弧凹面状を呈することを特徴とするテーパ加工用切削工具。
  6. 請求項1又は請求項2に記載のテーパ加工用切削工具において、前記切欠凹部は、前記ヘッド部において、前記テーパ端部から前記ボディ部に向かって延在すると共に、径方向に沿って延在する平面部を有し、該平面部上に、刃物取付座が凹設され、前記刃物が該刃物取付座に着脱可能に取り付けられることを特徴とするテーパ加工用切削工具。
  7. 請求項6に記載のテーパ加工用切削工具において、前記刃物の外形は、多角形であることを特徴とするテーパ加工用切削工具。
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