JP3231650U - 連続焼付装置 - Google Patents

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享司 坂本
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Abstract

【課題】塗装の色艶が均質に得られ、高温の熱を効率良く利用することができる焼付装置を提供する。【解決手段】搬入口2から搬出口3へワークWを搬送する搬送手段4を備えた焼付室1と、焼付室1へ不活性ガスを供給するガス供給源5と、排出されるガスと供給されるガスとの熱交換を行う熱交換器6と、焼付室1へ供給されるガスを加熱する電気ヒータ16を有するガス導入部7とを備えた連続焼付装置であって、焼付室1には電気ヒータ16で加熱された高温ガスを分散させて室内の温度を均質化する噴出口9aを備えた送風管9を配し、前記搬入口2の内側には、天井側2aに、ガス供給源5から供給されるガスを下方へ膜状に吹き出して搬入口2を遮蔽するガスの流れを形成する吹出器20を配し、前記搬出口3の内側には、天井側3aに、ガス供給源5から供給されるガスを下方へ膜状に吹き出して搬出口3を遮蔽するガスの流れを形成する吹出器30を配する。【選択図】 図1

Description

本考案は塗装した物品を搬送しつつ連続して焼付する連続焼付装置に関する。
従来、金属製の事務機器や自動車の部品等の焼付用塗料を塗った物品(以下ワークと呼ぶ)が、焼付温度に加熱する熱源を備えた焼付装置により焼付加工されている。
その熱源が化石燃料の装置では、バーナー等で燃焼されて煤が発生するので清掃等の維持管理が容易ではなく、これに対して、熱源が電気ヒータの装置では、煤は発生しないのでメンテナンスが容易となり、更に、発熱体の電気ヒータはバーナー等の燃焼機構に比べると簡単な構造なので、対象とするワークの大きさや種類等に応じて装置の小型化等の多様化が容易となる。
このような電気ヒータを用いた焼付装置については、例えば、下記特許文献1の図3に示された実施例には、焼付して発生する汚染ガスは外部に排出し、熱交換器によってその汚染ガスの熱で外気を加熱して炉内へ供給し、そのガスを更に加熱室内に設けた電気ヒータで焼付可能な温度に高めてワークの焼付をする加熱装置が示されている。この装置では、加熱室の側壁に設けられた電気ヒータによってワークが直接加熱されるが、そのワークの裏側は直接加熱することはできないので表裏に温度差が生じて均質な焼付ができないという問題がある。
又、例えば、下記特許文献2に示された塗装物の乾燥・焼付炉では、乾燥・焼付部に設けた複数の開閉量調整板の開閉によって空気の流れを均一化することで均等な乾燥・焼付が行えるとしている。しかしこの装置では、開閉量調整板から離れた場所の空気の流れまでは調節できないので乾燥・焼付部内の温度の均一化は難しく、又複数ある開閉量調整板の開閉制御は複雑で面倒である。
なお、上記特許文献1、2の装置では、いずれも扉の開閉によってワークが出し入れされるものなので、出し入れ時に焼付作業を停止するため大量高速の連続焼付には適さず、又扉を開閉する毎に高温ガスが扉外へ流出して高い熱効率を得るのが困難となる。
一方、焼付用の熱源は電気ではないが、下記特許文献3には、出入口に炉内の熱の流出を防ぐエアーカーテンを設けた乾燥焼付装置が示されている。この装置では、ワークは気体であるエアーカーテンを連続的に潜り抜けて炉内へ搬送されるが、潜り抜ける際にワークが外気を引き込んでカーテンの気流を乱し、ワークの搬送速度が大きいほどその乱れが大きくなってエアーカーテンの遮蔽機能が損なわれることとなる。
実開平3−6295号公報 特開2013−79782号公報 特開昭47−18931号公報
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、膜状のガスの流れで確実に遮蔽された出入口を潜って、焼付室内に塗装したワークを連続的に搬送させつつ、不活性ガスが均質に分散された焼付室内で高品質の焼付塗装製品が得られる熱効率の優れた連続焼付装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本考案は、搬入口から搬出口へワークを搬送する搬送手段を備えた焼付室と、該焼付室へ不活性ガスを供給するガス供給源と、前記焼付室から排出されるガスと前記ガス供給源から供給されるガスとの熱交換を行う熱交換器と、該熱交換器を経て前記焼付室へ供給されるガスを焼付温度に加熱する電気ヒータを備えたガス導入部と、ワークの焼付に供したガスを前記焼付室から排出するガス導出部と、を備えた連続焼付装置であって、前記焼付室には、前記電気ヒータで加熱された高温ガスを分散させて室内の温度を均質化する噴出口を備えた送風管を配し、前記搬入口の内側には、天井側に、ガス供給源から供給されるガスを下方へ膜状に吹き出して搬入口を遮蔽するガスの流れを形成する吹出器を配し、前記搬出口の内側には、天井側に、ガス供給源から供給されるガスを下方へ膜状に吹き出して搬出口を遮蔽するガスの流れを形成する吹出器を配したことを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、上記考案において、前記吹出器の外側の天井側に、ガス供給源から供給されるガスを上方から下方に向けて膜状に吹き出して搬入口を遮蔽するガスの流れを形成する第2の吹出器を配したことを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、上記考案において、前記吹出器へのガス供給源を、不活性ガス製造機で製造されたガスとするか、又は、焼付室から排出されて熱交換器を通過した排ガスとしたことを特徴とする。
請求項4に記載の考案は、上記考案において、前記ガス導出部に、排ガス中の溶剤を熱分解可能な温度に加熱する高温電気ヒータを備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の考案は、上記請求項1から3のうちのいずれかに記載の考案において、前記ガス導出部に、排ガス中の溶剤を濾過又は分解して処理する排ガス処理器を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の考案は、上記考案において、前記熱交換器と排ガスを大気中に排出する排出口との間に排ガス濾過器を備えたことを特徴とする。
本考案の連続焼付装置は上記構成としたことで以下の効果を奏する。
焼付に供されて溶剤を多く含んだガスは焼付室から導出部を経て排出され、ガス供給源から供給される清浄な不活性ガスが導入部で焼付温度に加熱されて焼付室へ導入されるので、焼付室内の高温ガスに含まれる溶剤の濃度を常に低く保つことが可能となる。
これに加えて、導入部の電気ヒータで焼付温度に加熱された高温ガスが、焼付室内に敷設され送風管の複数の噴出口から分散されて噴出し、焼付室内に均一な温度で溶剤の濃度が低い均質な高温ガスで満たされた焼付領域が得られる。
この結果、焼付領域の中において、ワークの表面の塗料が均質に焼付けされて均一な色艶となった高品質のワークを得ることが可能となる。
又、焼付室の搬入口と搬出口には、天井側の吹出器から下方へ膜状に吹き出され、搬入口と搬出口を遮蔽するガスの下降流が形成される。
このガスの流れを潜って、搬送手段によって運ばれたワークが通過するときに、搬送手段とワークの動きに連動してその周囲に乱れたガスの流れが発生するが、その際に、ガスの下降流がその乱れたガスの流れを制して室内と室外とを確実に遮蔽することが可能となる。
そして、同時にその下降流が床に突き当たって拡散し外気を外側へ押し出す方向に働くことで外気が室内へ侵入するのを確実に防止可能となる。
又、天井側の吹出器から吹き出されたガスに接する室内側の高温のガスは、吹出器から吹き出されたガスの下降流によって下方へ誘導され、その下降流が床に突き当たって拡散する流れに押されて室内側へ戻る流れとなり、室内の高温ガスの外部への漏出を確実に防止することが可能となる。
この結果、搬入口及び搬出口にワークを連続して高速に通過させても、ガスの下降流で搬入口及び搬出口を確実に遮蔽し、高温ガスの流出と外気の流入から起こる焼付室内の温度低下を防いで焼付領域のガスの高温状態を維持することが可能となる。
又、熱交換器によって、焼付に供された高温ガスの熱によってガス供給源から供給される清浄な不活性ガスを加熱することは、捨てられてしまう排ガスの熱を再利用するものなので焼付装置としての熱効率を高めることが可能となる。
請求項2に記載の考案は、前記天井側の第2の吹出器によって、下方へ膜状に吹き出されたガスの下降流が、前記内側の吹出器の外側に新たに形成され、上記前側のガスの下降流との間にガスの遮蔽層が形成される。
この遮蔽層はその容積と搬入口からの奥行きの存在によって、ワークが高速で通過しても連動して起こる乱れたガスの流れを制して室内と室外とを確実に遮蔽することが可能となる。
このため、この形態ではワークを大量で高速に焼付可能となって焼付作業効率を大幅に高めることが可能となる。
請求項3に記載の考案は、前記吹出器へのガス供給源を、不活性ガス製造機とすれば、製造されたピュアな不活性ガスの流れで搬入口及び搬出口を遮蔽でき、そのガスがワークの搬入に伴って焼付室の中に流入してしまったとしてもピュアな不活性ガスには溶剤が全く含まれていないので塗装面の色艶への悪影響が起こらず高品質の焼付が可能となる。
一方、前記第2の吹出器を含めた両方の吹出器へのガス供給源を、焼付に使用されて熱交換器を通過した排ガスとすれば、新たな不活性ガスを使用せずに、捨て去られる排ガスの熱を再利用した後、更に搬入口を遮蔽するのに再利用し、このように排ガスを2度にわたってことができるのでピュアな不活性ガスの消費コストを削減し、不活性ガスをより効率良く消費することが可能となる。その際、排ガス処理器を経たガスには溶剤が殆ど含まれていないので塗装面の色艶への悪影響が殆ど起こらない。
又、前記搬入口の外側の第2の吹出器の方だけに熱交換器を通過した排ガスを使用する場合には、内側では、ピュアな不活性ガスの流れによって焼付室内のガスを汚すことなく高い焼付品質を保ち、外側では、捨て去られる排ガスの熱を再利用した後、更に搬入口を遮蔽するのに利用し、このように排ガスを2度にわたって再利用することで不活性ガスをより効率良く消費することが可能となり、内側と外側のそれぞれの利点を生かした活用が可能となる。
請求項4に記載の考案は、前記ガス導出部の設けた高温電気ヒータの加熱で、排ガス中に含まれた溶剤を熱分解して無害化することができる。
その後、その排ガスは熱交換器へ送り込まれるが、その際、排ガス中に含まれた溶剤は熱分解されているので熱交換内の流路に溶剤が付着するのが防止され、流路の汚れによる熱交換性能の低下が防止され、熱交換機の使用寿命を延ばすことができるようになる。
又、高温電気ヒータの加熱温度は焼付温度よりも高いので、ガス供給源から供給される清浄な不活性ガスを熱交換内で焼付温度できる高い温度まで高めてから焼付室へ導入することが可能となる。
請求項5に記載の考案は、ガス導出部に設けた排ガス処理器によって、排ガス中から焼付で発生した溶剤が焼付温度以下の温度で濾過又は分解して処理されて除去することができる。
請求項6に記載の考案は、前記熱交換器と排ガスの外部への排出口との間の設けた排ガス濾過器によって、排ガス中の溶剤を濾過して除去し、最終的には排出されるガスによる大気汚染が防止可能となる。
そして、この排ガス濾過器では、熱交換器を通過して温度が低下した排ガスに使用されるので、発火点が低く、製品単価の安い紙製や樹脂製の濾材の使用が可能となり、その費用の節減に役立つこととなる。
本考案の模式図である。 別の形態を示す模式図である。 (イ)不活性ガス製造機を不活性ガスの供給源とし、(ロ)は排ガスを不活性ガスの供給源としたガスの使用態様を示す要部の模式図である。 別の形態の、(イ)不活性ガス製造機を不活性ガスの供給源とし、(ロ)は排ガスを不活性ガスの供給源とし、(ハ、)は不活性ガス製造機及び排ガスを不活性ガスの供給源としたガスの使用態様を示す要部の模式図である。
本考案を実施するための形態を、以下図を参照して説明する。
本考案の連続焼付装置は、図1に示すように、ワークWの焼付を行う焼付室1の前後に設けた搬入口2と搬出口3とを除いて、周囲をステンレス等の耐火材で被覆し、該搬入口2の外側から搬出口3の外側へと焼付室1内を通って対象の物品を運ぶ搬送手段4を設置する。
本考案で焼付対象とするワークWは、例えば、焼付用の塗料が塗られた金属製の事務機器、バンパーなどの自動車の部品及び缶等である。
焼付室1は、焼付するワークWに適する大きさの焼付領域を備える。そして、該焼付領域内において、焼付対象のワークWの種類により焼付温度は異なるが、通常、約250〜350°C程度の高温ガス中でワークが焼付される。
前記搬送手段4は、個々の塗装したワークWを並べて連続的に搬送する装置であり、その装置は、ワークWの運搬に適したベルトコンベアや吊下げ式の移動機等が使用可能である。
これらの搬送手段4は周知のものであり、図1では一点鎖線で示している。なお、図2では搬送手段4は省略して示している。
焼付用塗料で塗装された多数の個々のワークWは、前記搬送手段4によって搬入口2と搬出口3の開口を遮るように流れる膜状のガスを潜って前記焼付室1内に搬送され、その移動中に室内の高温ガスでワークが焼付される。
以下、ワークWが搬入される搬入口2側を前側とし、搬出される搬出口3側を後側として説明する。
本考案では、前記焼付室1内の焼付領域がワークWの材質や塗料の種類に応じた焼付温度となるように温度調節された高温ガスを、焼付室1の外部からその内部へ送り込むものであり、焼付室1の内部で電気ヒータによって直接ワークを加熱するものではない。
焼付する高温ガスは、使用される焼付塗料が酸化による変色等を起すことない不活性ガスを使用する。
例えば、アルゴンガスや窒素ガス等の不活性ガスが使用可能であるが、窒素ガスを使用する場合には窒素ガス製造機で製造し、これをガス供給源5とする。
そして、その不活性ガスは、図1に示すように、ガス供給源5からガス導入管11を通って電気ヒータ16を備えたガス導入部7で焼付温度に加熱してから前記焼付室1内へ導入する。
その際、例えば、該ガス導入管11にガス圧調整器14を設けることでガス圧を調整しつつガスを前記焼付室1へ設定圧で導入することができる。つまり、前記焼付室1内のガス圧は、該ガス圧調整器14によって最適な値に決められる。
なお、ガス圧を安定させるためガス圧を調節する複数のブロアを該ガス導入管11の適宜位置に設けても良い。
不活性ガスは前記ガス供給源5からガス導入管11に導かれて前記焼付室1へ導入されるが、前記焼付室1の手前にガス導入部7が設けられ、そのガスは該ガス導入部7を通って前記焼付室1に導入される。
該ガス導入部7は、ガス導入管11の前記焼付室1外部に隣接させるか又は前記焼付室1に近い位置に設けることができる。
そして、前記ガス導入管11からガス導入部7中を通過するガスを電気ヒータ16で焼付温度である約250〜350°Cに加熱してからその高温ガスを前記焼付室1へ導入する。
該電気ヒータ16にはシーズー線等の電気による発熱体を使用することができる。
そして、前記焼付室1内の焼付領域には温度センサー(図中省略)を設けて、その温度センサーで検知された温度により電気ヒータ16の強弱及びオン・オフを制御し、焼付領域内のガスが一定の焼付温度に維持されるよう最適な温度に制御することができる。
この温度の制御によって、例えば、焼付室1内の温度センサーが感知した温度が低い場合には、電気ヒータ16 で加熱する温度を高く調節して、焼付領域を焼付に最適な温度に保つことができるようになる。
使用される焼付用塗料には有機溶剤が含まれており、前記焼付室1内でワークWを連続して焼付することでガス中にはワークW表面の塗料から発生した溶剤及び溶剤が高温の焼付高温で変化した溶剤由来物質(以下まとめて溶剤と呼ぶ)の混入量が増加する。
この溶剤の混入量が増加するとワークWの塗装面の色艶に悪影響が生じる。
このため、例えば、不活性ガス中の溶剤の濃度がワークWの焼付が終了する室内後部でより大きくなる場合にはその高い濃度に汚れたガスを優先的に排出できるように焼付室1の後部側室内にガス導出管12を接続する。
そして、該ガス導出管12内の排ガスは該ガス導出管12に設けた排気ブロア10で強制的に外部に排出する。
なお、ガス圧を安定さえるためガス圧を調節する複数の排気ブロアを該ガス導出管12の適宜位置に設けても良い。
又、前記ガス導出管12には焼付室1に近い位置又は隣接させて焼付室1内のガスを焼付室1へ導出させるガス導出部8を設ける。
そして、該ガス導出部8にガス中の溶剤を無害化するために排ガス処理器17を設けることができる。
前記ガス導出管12は、前記焼付室1から大気中へ排出させる排気口までの前記焼付室1内のガスを外部へ排出する流路となる管体を指し、排気ガスはガス導入管11の中を通って最終的に排気ブロア10で外部の大気中へ排出される。
前記排ガス処理器17は、溶剤をフィルタで濾過して除去するか、又は溶剤を触媒で分解する構造を有するガスの処理器である。
前記フィルタ及び触媒は、既存のものが使用でき、焼付室1では250〜350°Cの高温のままガス導出部8に入るので、例えばフィルタは、その高温に耐える金属焼結フィルタの使用が可能である。又、触媒もその高温に耐えるものを使用することができる。
又、前記ガス導出管12の前記排ガス処理器17より下流となる部位と、前記ガス導入管11の電気ヒータ16より上流となる部位とを交差させ、その交差部分に熱交換器6を設ける。
該熱交換器6は、前記焼付室1から排出される溶剤を含む高温の排ガスと前記焼付室1へガス供給源5から送られる清浄で低温のガスとの熱を交換し、焼付室1から導出させる高温の排ガスで焼付室1へ導入させる清浄な不活性ガスの温度を高めるものである。
該熱交換器6では清浄な不活性ガスの温度を上げることができるが、別に加熱する手段を有していない場合には焼付する温度にまでは加熱することができないので、更に前記電気ヒータ16でガスを焼付に必要な温度に、例えば300°C程度にまで高めてからその高温ガスを焼付室1へ送る。
一方、熱交換器6内で常温の供給された清浄な不活性ガスの温度を高めた高温の排ガスは、熱交換器6を通過しで50〜70°程度に温度が低下し、排気ブロア10で外部に排出される。
その際、熱交換器6と排気ブロア10との間に、排ガス濾過器19を設けることで、最終的に溶剤由来の化学物質等の大気汚染物質を吸着し、除去して大気中に排出することができる。
該排ガス濾過器19を通過する排ガスは熱交換器6の性能により温度が50〜70°程度に低下させることができるので、該排ガス濾過器19に使用するフィルタ等の濾過部材は、金属製のものではなく、紙製や樹脂製のものも使用でき、又吸着力の大きい活性炭を使用することも可能である。
この結果、排ガス中から殆どの有害な微粒子やガス状の化学物質などの大気汚染源となる物質が除去されて排ガスが大気中へ排出されることとなる。
又、大気汚染源となる溶剤は600°C以上の高温では熱分解されて、無臭化及び無害化することができるが、本考案では、図1に示すように、前記ガス導出部8のガス導出管12の排ガス処理器17と該熱交換器6との間に600°C以上の高温に加熱可能な高温電気ヒータ18を設けることで、排ガスが熱交換器6の流入される前に該高温電気ヒータ18で排ガスを600°C以上の高温に加熱してその中の溶剤を無害な物質に熱分解させることが可能となる。
なお、該高温電気ヒータ18は、図示はしないが、前記排ガス処理器17を設けずに前記ガス導出部8に設けることができる。
この形態では、600°C以上の高温ガスは、そのまま熱交換器6へ送り込まれるので、ガス供給源5から常温で供給される清浄な不活性ガスはその高温の熱との熱交換がなされ、該熱交換器6は、ガス導入部7の温度が焼付室1で焼付できる温度以上の高温となる熱交換性能のものを使用するができる。
即ち、排ガス中の溶剤の熱分解と、焼付室1に導入する不活性ガスの加熱とが同時にできるようになる。
そして、その不活性ガスが熱交換器6を出た時点で、350°C程度の温度にそのガスの温度を調節して下げれば、焼付室1直前のガス導入部7の電気ヒータ16による不活性ガスへの加熱は極めて少なくて済むこととなるので、排ガス中の溶剤の熱分解と装置全体の熱効率とを両立させることが可能となる。
又、導入された清浄な不活性ガスは、前記電気ヒータ16で加熱されて焼付に必要な温度に調節されるが、そのまま直接焼付室1内へは入れない。
前記焼付室1内に送風管9を敷設し、該送風管9の基端部を前記ガス導入管11に接続し、前記電気ヒータ6で加熱された高温ガスは前記ガス導入管11から該送風管9内へ圧送される。
該送風管9には高温ガスを室内に分散状態に噴出させる多数の噴出口9aを長い送風管9に分散させて備える。
その噴出口9aから室内に分散状態にガスを噴出させることによって室内の温度を均一化することが可能となる。
これに対して、例えば、噴出口9aが2、3個程度の少ない数で室内に分散されていない場合には、高温ガスを室内に入れたとき、その少ない噴出口9aから離れで温度が低くなってしまう領域が増えて、焼付領域全体を均一な温度にすることが困難となるので好ましくない。
前記該送風管9は、例えば、図1に示すように、分岐させた焼付室1の搬入口2寄り部位から搬出口3寄り部位にまで届くような長い送風管9を焼付室1内の天井1aの左右両側と床1b側の左右両側に平行に敷設し、該送風管9に噴出口9aを多数分散させて設けることができる。
この場合、各噴出口9aは室内の形状に応じて大小異なる口径とすることができ、又各噴出口9aの噴出させる方向を、一方では搬入口2側の噴出口9aは搬入口2に向けず、他方では搬出口3側の噴出口9aは搬出口2に向けず、全ての噴出口9aから噴出されたガスの流れが室内に調和して分散できるよう各噴出口9aの向きを決める。
該噴出口9aによって、焼付室1内の空間全域に渡ってほぼ同じ温度のガスが行き渡り、室内の焼付領域を均一な温度とすることができる。
そして、このように送風管9により温度の偏りが解消されて均一な焼付温度となる。
又、溶剤で汚れたガスは排出されると同時にガス供給源5から供給された清浄な不活性ガスが導入されて溶剤の濃度が低く保たれる。
この結果、焼付温度が均一で溶剤の濃度が低い均質なガスで満たされた焼付領域の中で、塗料の色艶が良好で均質な焼付塗装された高品質の製品が得られることとなる。
そして本考案は、前記焼付室1の前後の搬入口2と搬出口3の内側に、その開口部の内側と外側とを仕切るようにガスを膜状に流して、開口部の内側の高温のガスと外側の常温の空気との流通を遮断する構造を有しているが、次にその形態について説明する。
その基本的な形態は、図1に示すように、前記搬入口2の内側には、天井2a側に、ガス供給源5から供給された不活性ガスを上方から下方に向けて膜状に吹き出して搬入口を遮蔽するガスの流れを形成する吹出器20を配設し、前記搬出口3の内側にも、前記搬入口2側と前後対称となるよう、天井3a側に、ガス供給源5から供給された不活性ガスを上方から後方斜め下方に向けて膜状に吹き出して搬出口3を遮蔽するガスの流れを形成する吹出器30を配設する。
前記搬入口2の天井2a側に設ける前記吹出器20は、モータで回転するファン20aと吹出口20bを備え、該吹出口20bは、左右両側の長さが前記搬入口2の天井面の左右の側壁まで達する程度の長さに細長く形成して、その細長い開口部からはガスが一枚の膜状に流れるようにする。
該吹出口20bの吹き出し方向を下向きに設ける。
この結果、該吹出口20bから噴出して膜状となったガスの下降流F1を発生させ、その下降流F1が搬入口を遮蔽することとなる。
前記搬出口3の天井3a側に設ける前記吹出器30は前記搬入口2の吹出器20と同様に、モータで回転するファン30aと吹出口30bを備え、該吹出口30bは、左右両側の長さが前記搬出口3の天井面の左右の側壁まで達する程度の長さに細長く形成して、その細長い開口部からはガスが一枚の膜状に流れるようにする。
該吹出口30bの吹き出し方向は下向きにする。
この結果、該吹出口30bから噴出して膜状となったガスの下降流F2を発生させ、その下降流F2が搬入口を遮蔽することとなる。
上記の如く、前記搬入口2と搬出口3の天井2a、3a側の吹出器20、30によって作り出されるガスの下降流F1、F2れは、前記搬入口2と搬出口3の開口空間を確実に遮断する。
そして、焼付室1内の高温のガスは室外に漏出不能となり、焼付室1外の冷たい外気を焼付室1内へ侵入不能にブロックする。
なお、焼付室1のガス圧は、焼付室1内のガスをガス導入管12を介してモータの回転で強制的に排出させる排気ブロア10によって減圧されるが、焼付室1内へガスをガス導入管11を介して圧送するガス圧調整器14によって、焼付室1内のガス圧が調整され、搬入口2及び搬出口3から焼付室1内へ温度低下の原因となる外気の流入が起こらないように、そのガス圧の値は外気圧よりも若干高い値とすることが好ましい。
これに加えて、前記吹出器20、30の吹出口20b、30bから吹き出されるガスの下降流F1、F2は床2b、3bに当って拡散されて、外向きに搬入口2及び搬出口3へ向かって流れるので、搬入口2及び搬出口3から侵入しようとする外気は搬入口2及び搬出口3の外側へと押し出されることとなる。
又、前記搬入口2の内側において、図2に示すように、前記下降流F1の外側にもう一つ別の下降流F3を発生させる形態が可能である。
次にその形態を説明する。
前記搬入口2の内側には、例えば、図2に示すように、前記吹出器20の外側の天井2aに、ガス供給源5から供給されたガスを上方から下方に向けて膜状に吹き出して搬入口を遮蔽するガスの下降流F3を形成する第2の吹出器21を配設する。該第2の吹出器21はファン30aとガスを膜状に吹き出す吹出口30bを備える。
この結果、第2の吹出器21から噴出した膜状の下降流F3は、上記前側の吹出器20から下降流F1との間にガスの遮蔽層を形成することとなる。
この遮蔽層によりワークWが高速で通過しても連動して起こる乱れたガスの流れを制して室内と室外とを確実に遮蔽することが可能となる。
従って、この形態は、大量のワークWを高速焼付するに適し、焼付作業効率をより高めることが可能となる。
なお、前記搬出口3側にも、前記搬入口2の第2の吹上器21と同様に、前記吹上器30の外側に新たな第2の吹上器31を設けることがきる。この場合の第2の吹上器31は、前記搬入口2の第2の吹出器21と同様にファン31aとガスを膜状に吹き出す吹出口31bを備える構造とすることができる。
又、上記如く、前記吹出器20、30へ送る不活性ガスは、図3の(イ)に示すように不活性ガス製造機を不活性ガスの供給源5とし、ガス導入管13を介して前記吹出器20、30へ接続することができるが、これとは別に前記不活性ガス製造機ではなく、焼付に供されて熱交換器を通過した排ガスとすることもできる。
その排ガスとした場合には、例えば、図4の(ハ)に示すように、前記熱交換器6と前記排気口側の排気ブロア10とを繋ぐガス導出管12の途中を分岐部15aで分岐させて接続した排ガス供給管15で前記吹出器20、30へ排ガスを送れるようにする。
この場合、前記排気ブロア10の稼働を停止させて吹出器20、30のファン20a、30aを稼働させることによって、ガス導出管12から排ガスが前記吹出器20、30へ流れることとなる。
この場合には、本来捨て去られてしまう排ガスを、搬入口2と搬出口3の両側の開口部を遮蔽するために再利用することが可能となる。
又、第2の吹出器21、31を設けた形態では、排ガスの熱は熱交換器6を通過させてその熱を利用した後に、第2の吹出器21、31へ導出して開口部のガスの流れによる遮蔽に使用してから、最後に搬入口2と搬出口3から外部へ放出されるようにすることができる。
なお、不活性ガスの供給源5として、図3の(イ)及び図4の(イ)に示すように不活性ガス製造機のみを使用する場合と、図3の(ロ)及び図4の(ロ)に示すように排ガスのみを使用する場合と、図4の(ハ)に示すように両方を使用する場合とが可能である。
その両方を使用する場合には、図2に示すように、焼付室1に近い吹出器20の方には不活性ガス製造機からの清浄な不活性ガスを供給するガス供給管13を接続し、焼付室1から遠い第2の吹出器21、31の方には排ガスを供給する排ガス供給管15を接続し、清浄なガスと汚れたガスとを使い分けることができる。
そして、前記搬入口2内の第2の吹出器21には、汚れている排ガスを使用しても、ワークWが連続して搬入されるときに、その内側の吹出器20からの下降流F1とその間の遮蔽層によって、汚れた排ガスはブロックされて焼付室1内へ侵入することはできなくなる。
又、焼付室1側の吹出器20へは、清浄な不活性ガスが供給されるので、そのガスが焼付室1内に流入したとしても、ワークWの品質低下を引き起こすことはなく、その際、使用される排ガスは排ガス処理器16、高温電気ヒータ18、排ガス濾過器19のいずれかで処理されているので、溶剤の混入量は極めて少なくなっており、たとえ開口領域を遮蔽するガスが焼付室1内に流入したとしても殆どワークWの品質低下を引き起こすことはない。
なお、温度計、圧力計、風速計、流量計、ガス濃度計等を適宜場所に設けて、焼付室1の温度を最適な数値に制御するなど、装置全体の各部を数値で監視しつつその計測した数値に基づいて制御し、熱効率や安全性を高めるようコントロールすることができる。
本考案で焼付対象となるワークは、塗装された金属に限定するものではなく、ワークの塗料及び材質に適した温度とすることで、プラスチック、セラミック等の各種素材の製品の焼付にも利用することができる。
1 焼付室
1a 天井
1b 床
2 搬入口
2a 天井
2b 床
20 吹出器
21 第2の吹出器
3 搬出口
3a 天井
3b 床
30 吹出器
31 第2の吹出器
4 搬送手段
5 ガス供給源
6 熱交換器
7 ガス導入部
8 ガス導出部
9 送風管
9a 噴出口
10 排気ブロア
11 ガス導入管
12 ガス導出管
13 ガス供給管
14 ガス圧調整器
15 排ガス供給管
15a 分岐部
16 電気ヒータ
17 排ガス処理器
18 高温電気ヒータ
19 排ガス濾過器
F1 下降流
F2 下降流
F3 下降流
F4 下降流
W ワーク


Claims (6)

  1. 搬入口から搬出口へワークを搬送する搬送手段を備えた焼付室と、該焼付室へ不活性ガスを供給するガス供給源と、前記焼付室から排出されるガスと前記ガス供給源から供給されるガスとの熱交換を行う熱交換器と、該熱交換器を経て前記焼付室へ供給されるガスを焼付温度に加熱する電気ヒータを備えたガス導入部と、ワークの焼付に供したガスを前記焼付室から排出するガス導出部と、を備えた連続焼付装置であって、
    前記焼付室には、前記電気ヒータで加熱された高温ガスを分散させて室内の温度を均質化する噴出口を備えた送風管を配し、
    前記搬入口の内側には、天井側に、ガス供給源から供給されるガスを下方へ膜状に吹き出して搬入口を遮蔽するガスの流れを形成する吹出器を配し、前記搬出口の内側には、天井側に、ガス供給源から供給されるガスを下方へ膜状に吹き出して搬出口を遮蔽するガスの流れを形成する吹出器を配したことを特徴とする連続焼付装置。
  2. 吹出器の外側の天井側に、ガス供給源から供給されるガスを上方から下方に向けて膜状に吹き出して搬入口を遮蔽するガスの流れを形成する第2の吹出器を配したことを特徴とする請求項1に記載の連続焼付装置。
  3. 吹出器へのガス供給源を、不活性ガス製造機で製造されたガスとするか、又は、焼付室から排出されて熱交換器を通過した排ガスとしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の連続焼付装置。
  4. ガス導出部に、排ガス中の溶剤を熱分解可能な温度に加熱する高温電気ヒータを備えたことを特徴とする請求項1から3のうちのいずれかに記載の連続焼付装置。
  5. ガス導出部に、排ガス中の溶剤を濾過又は分解して処理する排ガス処理器を備えたことを特徴とする請求項1から3のうちのいずれかに記載の連続焼付装置。
  6. 熱交換器と排ガスを大気中に排出する排出口との間に排ガス濾過器を備えたことを特徴とする請求項1から5のうちのいずれかに記載の連続焼付装置。


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