JP3231578U - ペンギン型消毒スタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】幼児が率先して自力で手指消毒したくなる足踏み型消毒スタンドを提供する。【解決手段】ペンギンを模した頭部Aは前方に嘴Aaを突出形成させた略円板状とし、その下部を上端で挟むようなペンギンを模した胴体部Bの外装となる2枚の薄板は下広がり状に斜めに土台1の両横端より立ち上げ、土台1上に小回動可能なペダル3とその支点体4を設置してペダル3の足踏み部3aが支点体4よりペンギン向きにおいて前位置に、押上げ部3bが後位置にくるようにし、押上げ部3bの後部上面とペンギン頭後部押上げ棒5の下端前面を蝶番6で微回動可能状に連結し、押上げ棒5の上端前面と該頭部Aの内部後下面を微回動可能状に別の蝶番6で連結し、更に頭部Aの内部後下面のより前方において別の蝶番6で容器ポンプ押下げ体7の上端前面を微回動可能状に吊下連結し、該容器ポンプ押下げ体7において該嘴Aaよりホース8を介して吐出される消毒液9を受け止めるトレイ10の置板11を前方に突出形成する。【選択図】図2
Description
この考案は、ウイルス感染等の予防対策として用いられる手指を消毒又は洗浄するための、とりわけ幼児使用に適した消毒スタンドに関する。
最近、全世界的な脅威となっている新型コロナウイルスの感染をできるだけ予防するための手段の一つとして、手洗いや手指の除菌消毒が言われている。そこで水道水や洗剤を使って手洗いができる場所は当然に限られているから、外出先等ではスタンド設置型の消毒(除菌)装置が要望されており、それには既に様々なタイプのものがある。
例えば小型簡易なものとして、テーブル等に載置する箱型装置があり、そのかほうの開口部より手指を挿入すると、センサーが感知してアルコール等の消毒液を噴出する仕掛けになっていたり、或いは上方に手をかざすと下方より消毒液がスプレーされるものもある。
また足踏みによって両手を同時に除菌消毒できるスタンド型のものもあり、これは市販のポンプ式消毒液ボトルをセットして、足元のペダルを踏むことによりボトル頂上部のポンプを押して消毒液を噴出させるようにしたものである。
上記のスタンド型のものについては、本考案者は既に在来のものの欠点の改善に種々努めてきたが、それは主に大人を対象としたものであり、幼児に対しては背が低く大人の補助を要したり嫌がったりしがちなため、実行が疎かになる傾向があった。本考案はかかる問題点を解決することを課題とする。
先ず本考案の手指消毒用スタンドの外観を図1のように幼児が親しみを感じるようなペンギンの立姿を模した形状にする。そのペンギンを模した頭部Aは前方に嘴Aaを突出形成させた略円板状であり、その下部を上端で挟むようなペンギンを模した胴体部Bの外装となる2枚の薄板Baは下広がり状に斜めに土台1の両横端より立ち上げるものとし、ペンギン立姿全体の支えは2枚の該薄板Baの裏面と土台1の上面に内接させた略縦長三角形状の支柱板2を土台1に固定させることによってなされ、土台1上に小回動可能なペダル3とその支点体4を設置してペダル3の足踏み部3aが支点体4よりペンギン向きにおいて前位置に、押上げ部3bが後位置にくるようにし、押上げ部3bの後部上面とペンギン頭後部押上げ棒5の下端前面を蝶番6で微回動可能状に連結し、該押上げ棒5の上端前面を該頭部Aの内部後下面を微回動可能状に別の蝶番6で連結し、更に頭部Aの内部後下面のより前方において別の蝶番6で容器ポンプ押下げ体7の上端前面を微回動可能状に吊下連結し、該容器ポンプ押下げ体7において該嘴Aaよりホース8を介して吐出される消毒液9を受け止めるトレイ10の置板11を前方に突出形成するとともに、その下に容器ポンプ12を直接押下げる部分となる直接押下げ部5aが上下に隙間13を形成するに足る貫通孔14を設け、そこを貫通する該直接押下げ部5aはより後方に位置する該頭後部押上げ棒5に設けられた上下に隙間13を有する窪みに後端が載置されるとともにその下面と容器ポンプ押下げ体7の前面は該貫通孔14の直下で更に別の蝶番6で微回動可能状に連結固定され、更に容器ポンプ押下げ体7の下方には消毒液入り容器15を載置させる容器載板16を前方に突出形成し、また消毒液入り容器15より押出された消毒液9を該嘴Aa内に誘導するホース8で容器嘴間を繋いで、本考案のペンギン型消毒スタンドとする。
図1のような外見は、このような輪郭の素材にペンギン様の彩色がなされていることによるが、その頭部Aは前方に嘴Aaを突出形成させた略円板状であって、例えば硬質発泡ウレタンのような軽量材料を補強薄板でサンドしたような概略形態をとり、その内下部から嘴Aaまで後述の消毒液9を通すホース8が貫通されている。
また胴体部Bは、彩色された外装となる2枚のベニヤ板のような薄板Baを上端で頭部Aの下端を挟みつつ下広がり状に斜めに土台1の両横端より立ち上げた形をとるが、これは全体を支える支柱の役割を主に果たすものではない。
その支柱の役割を果たすものは、図3、図4に示すように、2枚の該薄板Baの裏面と土台1の上面に内接させた略縦長三角形状の支柱板2を土台1に固定させることによってなされる。この支柱板2は、手前の薄板Baを外して内部構造を見せる側面図の図2においては図が繁雑になるため省略しているが、これはその断面が容器ポンプ押下げ体7と載置された消毒液入り容器15との間に垂直縦長状に存在することになる。
小回動可能なペダル3の支点体4は、基本的にてこの役割をはたすのみのものであるから、常識的に回転軸を有するものでなくても図示したような三角形を断面とする三角柱体を不動に載置しただけのもので良い。
また本考案で用いられる蝶番6は、いずれも不動に固定させるためのものではなく、若干の上下移動を許すように連結するものであり、これが容器ポンプ12を押す力を与えるとともに、一対の蝶番6が回転軸を設けることなく回転力を与えることになる。
すなわち、頭後部押上げ棒5をペダル3の足踏み部3aの踏みにより押上げると、下端の蝶番6はそのときに生じる若干の角度変化を許すとともに、その上端の蝶番6と更にその前方にある容器ポンプ押下げ体7上端の蝶番6とは共に該頭部Aの後部にあってその重心より後方にあるから常に下方に荷重がかかっているところ、後方の蝶番部が上がれば前方の蝶番部は自重で下がって、両方の蝶番6は若干角度を変えるのみとなり、その箇所が回転軸となってペンギンの頭部Aはうつむき方向に少し回転し、そのとき下がった容器ポンプ押下げ体7及び直接押下げ部5aは容器ポンプ12を押下げて、容器内の消毒液9をホース8を介して嘴Aaより吐出することになる。また踏みを止めれば自重で元に戻り、吐出が止まる。
本考案によれば、重心が低く下広がりであるから消毒液入り容器を大型化できると同時に、身長が低く使用を嫌がる幼児が興味と親しみをもって自力で使用したくなることで、使用率が著しく向上し液詰め替えも容易という効果がある。
既に本考案の構成や形態を実施に添ったかたちでかなり具体的に述べてきたが、より具体的な実施設計例を付け加えれば、図1に示されているペンギンの羽根17を約3mm厚のベニヤ板からなる薄板Baの両横に小回動可能状に取り付けることにより、頭後部押上げ棒5の上下運動に伴ってその羽根17も小回運するように設計したり、ペダル3の足踏み部3aをペンギンの足を模したものに彩色することによって、一層面白みの増したものにすることができる。
なお前述のホース8は、外径6mm程度のポリエチレンのような柔らかい耐腐食性樹脂からなるものを、通常のやや大型の洗剤スプレー容器を転用してそのノズル部から頭部Aの下方より嘴Aaの内側先端部まで繋ぎ、そこから消毒液9が下方に吐出されるようにする。なお該容器15のノズルが無い場合でも、その上部に設けられた貫通孔からストローのように該ホース8を消毒液9内に差し込むようにしてもよい。またその消毒液8は予め定量を密封収容したポリ袋を入れて使用時に開封することにより、液の充填や詰め替えの便宜をはかるものとする。
本考案のペンギン型足踏みスタンドは、大勢の幼児が出入りする幼稚園その他において甚大なニーズがあり、製造面やコストも優位にできるので、産業上の利用可能性は十分にある。
A……頭部 Aa……嘴 B……胴体部 Ba……薄板
1……土台 2……支柱板 3……ペダル 3a……足踏み部
3b……押上げ部 4……支点体 5……頭後部押上げ棒
5a……直接押上げ部 6……蝶番 7……容器ポンプ押下げ体
8……ホース 9……消毒液 10……トレイ 11……置板
12……容器ポンプ 13……隙間 14……貫通孔
15……消毒液入り容器 16……容器載板 17……羽根
1……土台 2……支柱板 3……ペダル 3a……足踏み部
3b……押上げ部 4……支点体 5……頭後部押上げ棒
5a……直接押上げ部 6……蝶番 7……容器ポンプ押下げ体
8……ホース 9……消毒液 10……トレイ 11……置板
12……容器ポンプ 13……隙間 14……貫通孔
15……消毒液入り容器 16……容器載板 17……羽根
Claims (1)
- 全体形状がペンギン立姿を呈する手指消毒用スタンド装置において、ペンギンを模した頭部は前方に嘴を突出形成させた略円板状であり、その下部を上端で挟むペンギンを模した胴体部の外装である2枚の薄板は下広がり状に斜めに土台の両横端より立ち上げられ、ペンギン立姿全体の支えは2枚の該薄板の裏面と土台の上面に内接させた略縦長三角形状の支柱板を該土台上に固定させることによってなされ、該土台上に小回動可能なペダルとその支点体が設置されそのペダルの足踏み部が該支点体よりペンギン向きにおいて前位置、押上げ部が後位置にあり、該押上げ部の後部上面と垂立するペンギン頭後部押上げ棒の下端後面が蝶番で微回動可能状に連結され、該押上げ棒の上端前面と該頭部の内部後下面が微回動可能状に別の蝶番で連結され、更に該頭部の内部後下面のより前方において別の蝶番で垂下する容器ポンプ押下げ体の上端前面が微回動可能状に吊下連結され、該容器ポンプ押下げ体において該容器ポンプを直接押下げる部分となる直接押下げ部が上下移動を妨げない隙間を形成するに足る貫通孔が設けられ、そこを貫通する該直接押下げ部はより後方に位置する該頭後部押上げ棒に設けられた上下に隙間を有する窪みに後端が載置されるとともにその下面と容器ポンプ押下げ体の前面は該貫通孔の直下において更に別の蝶番で微回動可能状に連結され、更に容器ポンプ押下げ体の下方には消毒液入り容器を載置させる容器載板が前方に突出形成され、また消毒液入り容器より押出された消毒液を該嘴内に誘導するホースで容器嘴間が連結されて成ることを特徴とするペンギン型消毒スタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005713U JP3231578U (ja) | 2020-12-18 | 2020-12-18 | ペンギン型消毒スタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005713U JP3231578U (ja) | 2020-12-18 | 2020-12-18 | ペンギン型消毒スタンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3231578U true JP3231578U (ja) | 2021-04-08 |
Family
ID=75267799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020005713U Active JP3231578U (ja) | 2020-12-18 | 2020-12-18 | ペンギン型消毒スタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3231578U (ja) |
-
2020
- 2020-12-18 JP JP2020005713U patent/JP3231578U/ja active Active
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