JP3231421B2 - スクリーン印刷方法 - Google Patents

スクリーン印刷方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクリーン印刷に関す
るものであり、特に、被印刷板に印刷された印刷剤のス
クリーンからの抜出し性の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スクリーン印刷は、周辺部がスクリーン
枠に固定されたスクリーンの上面に沿ってスキージを移
動させることにより行われる。支持装置に支持されたプ
リント基板等の被印刷板がスクリーンに接触させられた
状態で、スクリーンの被印刷板とは反対側に載せられた
印刷剤がスキージの移動によりスクリーンに形成された
貫通穴を通って被印刷板に印刷され、印刷後、被印刷板
とスクリーンとが離間させられれば、印刷剤が貫通穴か
ら抜け出して被印刷板上に残り、被印刷板に印刷剤が印
刷されるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
印刷の終了後に被印刷板とスクリーンとを離間させると
き、スクリーンの貫通穴内周面に印刷剤が付着して残
り、被印刷板上の印刷剤の印刷量が不足したり、印刷剤
により形成されるパターンが欠けたりする問題があっ
た。本発明は、印刷剤をスクリーン側に残すことなく、
スクリーンと被印刷板とを離間させることができ、印刷
剤の不足やパターン欠損のない良好な印刷を行い得るス
クリーン印刷を提供することを課題として為されたも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、フレームに移動可能に支持されたスキ
ージが、周辺部がスクリーン枠に固定されたスクリーン
の上面に沿って移動することにより、支持装置に支持さ
れた被印刷板に印刷剤を印刷した後、スクリーンと被印
刷板とが離間するスクリーン印刷機において、(a) 前記
スクリーンに局部的に接触可能な加振部を備えた加振装
置と、(b) 前記フレームに支持され、X軸駆動モータと
Y軸駆動モータとを備えて前記加振部を前記スクリーン
に平行な座標面の互いに直交するX軸とY軸との両方向
に移動させる移動装置と、(c) 前記加振部を前記スクリ
ーンに接触する下降位置とスクリーンから離間する上昇
位置との間で昇降させる昇降装置とを設け、少なくとも
印刷の終了から前記スクリーンと前記被印刷板との離間
開始までの間に、前記加振部をスクリーンの任意の部分
に接触させ、その部分を加振し得るようにしたことを特
徴とする。ここにおいて「少なくとも印刷の終了からス
クリーンと被印刷板との離間開始までの間」とは、印刷
の終了からスクリーンと被印刷板とが離間を開始するま
での間全部、あるいは一部であり、また、離間開始後、
離間の途中あるいは終了までもスクリーンを振動させる
場合を含む。上記移動装置の加振部をX軸方向に移動さ
せる部分を、スキージをスクリーンの上面に沿って移動
させる装置と兼用することが望ましい。また、移動装置
を、(1) X軸駆動モータによりX軸方向に移動させられ
るX軸スライドと、(2) そのX軸スライドに昇降可能に
保持され、前記昇降装置により昇降させられる昇降部材
と、(3) 加振部を支持し、昇降部材にY軸方向に移動可
能に支持され、Y軸駆動モータによりY軸方向に移動さ
せられるY軸スライドとを含むものとすることができ
る。
【0005】
【作用】スクリーンが振動させられることにより、被印
刷板上に印刷された印刷剤とスクリーンとが微小距離の
相対移動を繰り返して印刷剤が貫通穴内周面から離れ、
スクリーンと被印刷板とが離間させられるとき、印刷剤
は貫通穴内周面に残ることなく良好に貫通穴から抜け出
させられる。特に、本発明においては、加振装置の加振
部がスクリーンに直接接触させられるため、スクリーン
枠等に接触させられる場合に比較して、スクリーンが
率的に振動させられる。その上、X軸駆動モータおよび
Y軸駆動モータを備えた移動装置により、加振部をスク
リーンに平行な座標面の所望の位置へ容易に移動させる
ことができる。
【0006】
【発明の効果】このように、本発明によれば、加振部を
スクリーン上の任意の位置へ容易に移動させ得るため、
スクリーンの特に半田が貫通穴から抜け出し難い部分、
例えば、貫通穴が細長く、プリント基板に半田が細長く
塗布される部分、隣接する貫通穴の間隔が狭い部分等の
近傍に加振部を接触させて振動させることにより、半田
が貫通穴から特に抜け出し難い部分における抜け出しを
集中的に容易にすることができる。したがって、印刷剤
をスクリーン側に残すことなくスクリーンと被印刷板と
を離間させることができ、印刷剤の不足やパターン欠損
を生ずることなく、良好なスクリーン印刷を行うことが
できる。さらに、加振部を接触させるべき位置が異なる
複数種類のスクリーンおよび被印刷板に対応し、あるい
は一つの加振部を一つのスクリーンの複数の位置に接触
させることもできる。また、スキージを移動可能に支持
するフレームを、加振部を移動可能に支持するフレーム
と兼用にしたものであるため、装置コストを低減するこ
とができる。また、加振部を移動させる移動装置の一部
をスキージを移動させる移動装置と兼用にする望ましい
態様によれば、装置コストをさらに低減することができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明をプリント基板の配線パターン
にクリーム状半田(以下、半田と略称する)を塗布する
場合を例に取り、図面に基づいて詳細に説明する。な
お、本実施例のスクリーン印刷機は、スクリーンを振動
させる機構を除いて特公平2−13475号公報等にお
いて既に知られたものであり、公知の部分については簡
単に説明する。
【0008】本実施例のスクリーン印刷機は、図1およ
び図2に示すように、位置固定のベッド10上に設けら
れた基板コンベア12,基板押さえ装置14およびベッ
ド10に対して移動可能な可動台16上に設けられた基
板位置決め支持装置18,スクリーン位置決め支持装置
20,スキージ装置22を備えている。
【0009】基板コンベア12は固定レール24と可動
レール26とにそれぞれロープ28がエンドレスに巻き
掛けられて成り、ロープ28が移動させられることによ
り被印刷板としてのプリント基板30をX軸方向(図1
において左右方向)に搬送する。この基板コンベア12
の幅は、レール送りねじ34,ナット36,スプロケッ
ト38およびチェーン40等によって可動レール26が
移動させられることにより、プリント基板30の寸法に
合わせて調節される。
【0010】また、固定レール24には支持部材42に
よってスクリーン受け44が固定され、可動レール26
には支持部材46によってスクリーン受け48が固定さ
れている。これら支持部材42,46にはまた、それぞ
れ押さえ板ガイド50,52が設けられ、基板押さえ装
置14の基板押さえ板54をプリント基板30の搬送方
向と平行な方向のみに移動可能に案内するようにされて
いる。基板押さえ板54は、図示しないチェーンに設け
られた係合部材に係合され、プリント基板30の搬送方
向と平行な方向に移動させられる。
【0011】基板位置決め支持装置18は、可動台16
上に高さ調節可能に設けられている。基板位置決め支持
装置18の支持板60は、支持板60に固定の2個1対
のカムフォロワ62に嵌合されたカム棒64がそれらカ
ム棒64を連結する連結棒66を介して送りねじ68に
より移動させられることによって、高さが変えられるの
である。この支持板60上に基板支持台70が昇降可能
に設けられている。基板支持台70は、取付部材71を
介して固定されたガイドロッド72において案内されつ
つ、多段シリンダ74により4つの高さ位置に移動させ
られて、プリント基板30をスクリーンに接触,離間さ
せる。多段シリンダ74がプリント基板接触・離間装置
を構成しているのである。なお、基板支持台70の4つ
の高さ位置は、取付部材71に設けられた近接スイッチ
76と支持板60上に設けられた4個の被検出体78と
によって決められる。
【0012】基板支持台70内には吸引通路80が設け
られ、吸引管82を介して供給されるバキュームにより
プリント基板30を吸着し、位置決めする。なお、図示
は省略するが、基板コンベア12の固定レール24の内
側面には位置決めピンが昇降可能に設けられており、プ
リント基板30が基板支持台70に位置決め,吸着され
るまでの間、プリント基板30の位置決め穴に嵌入し、
プリント基板30を位置決めする。
【0013】スクリーン位置決め支持装置20およびス
キージ装置22は、可動台16上に水平な軸84まわり
に回動可能に取り付けられたフレーム86に設けられて
いる。このフレーム86の一部は、スクリーン位置決め
支持装置20のスクリーン支持台88を構成している。
スクリーン支持台88上には、スクリーン枠90に取り
付けられたスクリーン92が固定される。スクリーン9
2は、図4および図5に示すように、プリント基板30
に設けられた配線パターンに半田を塗布するための貫通
穴94が配線パターンに対応して設けられている。スク
リーン92は、図示しない位置決め装置によってX軸,
Y軸の両方向において位置決めされ、固定シリンダ10
6によってスクリーン支持台88に固定される。
【0014】スキージ装置22は、2個のスキージ11
0,112を有している。これらスキージ110,11
2はフレーム86にX軸方向に移動可能に設けられたX
軸スライド114に昇降可能に搭載されており、昇降シ
リンダ116,118によって昇降させられる。また、
X軸スライド114は、送りねじ120,ガイドロッド
122およびX軸駆動モータ123によってX軸方向に
移動させられるようになっており、スキージ110,1
12が昇降シリンダ116,118によって択一的に塗
布位置に下降させられた状態でX軸スライド114がX
軸方向に移動させられることにより、プリント基板30
の配線パターンに半田が塗布される。
【0015】なお、可動台16は、前記基板コンベア1
2の幅の変更時に可動レール26と同方向に2分の1の
距離だけ移動させられ、可動台16上に設けられた基板
位置決め支持装置18,スクリーン位置決め支持装置2
0,スキージ装置22が基板コンベア12の幅の大小を
問わず、幅方向の中央に位置するようにされている。ス
プロケット124,128およびチェーン126により
前記チェーン40に連結された可動台送りねじ130が
ハンドル132によって回転させられるとき、可動台1
6がガイドロッド134により案内されて図2において
左右方向に移動させられるとともに、ハンドル132の
回転がレール送りねじ34に2倍の速度で伝達され、可
動レール26は可動台16の2倍の距離移動させられる
のである。
【0016】前記スキージ装置22のX軸スライド11
4には、スクリーン加振装置140が搭載されている。
スクリーン加振装置140の本体142は、図1および
図3に示すように、X軸スライド114のスキージ11
0,112から外れた位置に昇降可能に嵌合された一対
のガイドロッド144の下端部に取り付けられており、
X軸スライド114に搭載された昇降シリンダ146に
よって昇降させられ、スクリーン92に接近,離間させ
られる。
【0017】本体142の下面には、図示しない送りね
じがY軸方向に平行に取り付けられるとともにY軸スラ
イド150が螺合されており、送りねじがY軸駆動モー
タ152によって回転させられることにより、ガイドロ
ッド154により案内されてY軸方向に移動させられ
る。このY軸スライド150には、超音波振動ヘッド1
58が下向きに取り付けられている。超音波振動ヘッド
158は、磁歪振動子160,コーン162,ホーン1
64を備えたものであり、X軸スライド114およびY
軸スライド150の移動により、スクリーン92上の任
意の位置に移動させられ、昇降シリンダ146により下
降させられてスクリーン92に接触させられた状態でス
クリーン92を振動させる。
【0018】以上のように構成されたスクリーン印刷機
においてスクリーン印刷時には、プリント基板の種類に
応じたスクリーン92がスクリーン支持台88に固定さ
れ、プリント基板30が搬送されてスクリーン92に下
方から接触させられる。基板コンベア12により搬送さ
れたプリント基板30の移動は図示しないストッパ装置
により止められ、ちょうど基板支持台70上で停止させ
られる。基板支持台70はプリント基板搬入時には下降
端位置にあり、基板押さえ板54は基板支持台70上方
に位置する。
【0019】プリント基板30の搬入後、基板支持台7
0が上昇させられてプリント基板30を基板コンベア1
2から持ち上げて基板押さえ板54に押し付けるのであ
るが、このとき固定レール24に設けられた位置決めピ
ンがプリント基板30の位置決め穴に嵌入し、プリント
基板30を正確に位置決めする。この状態で吸引管82
にバキュームが供給され、プリント基板30が基板支持
台70に固定される。続いて、基板支持台70が小距離
下降させられて基板押さえ板54から離間させられ、基
板押さえ板54がプリント基板30の上方から退避させ
られた後、基板支持台70が上昇端位置へ上昇させられ
てプリント基板30がスクリーン92の下面に接触させ
られる。
【0020】次いで、スキージ110,112のうち、
一方のスキージ110が下降させられてスクリーン92
に接触させられるとともにX軸方向に移動させられ、ス
クリーン92に形成された貫通穴94を通って半田がプ
リント基板30に塗布される。1枚のプリント基板30
への半田の塗布が終了したならば、スキージ110が上
昇させられた後、X軸スライド114,Y軸スライド1
50の移動により超音波振動ヘッド158がスクリーン
92の適宜の位置に移動させられた状態で下降させら
れ、スクリーン92に接触させられてスクリーン92を
振動させる。
【0021】スクリーン92が振動させられれば、貫通
穴94とプリント基板30上に印刷された半田とが微小
距離の相対移動を繰り返し、半田が貫通穴94の内周面
から離れるため、プリント基板30がスクリーン92か
ら離間させられるとき、プリント基板30上に印刷され
た半田が貫通穴94から抜け易くなる。したがって、塗
布終了後、プリント基板30をスクリーン92から離間
させるのに先立って、超音波振動ヘッド158がスクリ
ーン92のうち特に半田が貫通穴94から抜け出し難い
部分、例えば、貫通穴94が細長く、プリント基板30
に半田が細長く塗布される部分、隣接する貫通穴94の
間隔が狭い部分等の近傍に移動させられてスクリーン9
2を振動させる。
【0022】その振動が行われている状態で基板支持台
70が下降させられ、プリント基板30がスクリーン9
2から離間させられる。スクリーン92が振動させられ
ることによりプリント基板30に塗布された半田は貫通
穴94は抜け出し易く、貫通穴94の内周面に残ること
がないため、半田塗布量の不足やパターン欠損が生ずる
ことがない。
【0023】以上の説明から明らかなように、昇降シリ
ンダ146によって昇降装置が構成 されており、スクリ
ーン加振装置140の本体142が昇降部材として機能
する。また、X軸スライド114,送りねじ120,ガ
イドロッド122,X軸駆動モータ123,本体14
2,Y軸スライド150,図示が省略されている送りね
じ,Y軸駆動モータ152およびガイドロッド154等
により加振部をX軸とY軸との両方向に移動させる移動
装置が構成されている。
【0024】なお、上記実施例において超音波振動ヘッ
ド158は1個のみ設けられており、スクリーン92の
1個所に接触させられてその部分を振動させている間に
スクリーン92とプリント基板30とが離間させられる
ようにされていたが、超音波振動ヘッド158を移動さ
せて複数個所を振動させた後にスクリーン92とプリン
ト基板30とを離間させるようにしてもよい。そのよう
にすれば、1個の超音波振動ヘッド158により複数個
所を振動させることができる。また、超音波振動ヘッド
158を振動させる必要のある個所と同数設けてもよ
い。その場合、例えば、上記実施例においてY軸スライ
ド150に超音波振動ヘッド158を複数搭載してもよ
く、あるいはX軸スライド114にY軸スライド150
を複数設け、各Y軸スライド150に1個あるいは複数
の超音波振動ヘッド158を搭載してもよい。
【0025】また、複数の超音波振動ヘッドをそれぞれ
独立してX軸方向,Y軸方向に移動可能に設けてもよ
い。この場合、スキージ装置22のX軸スライド114
を利用してもよく、あるいはX軸スライド114を利用
しないで移動させるようにしてもよい。
【0026】上記実施例においてスクリーン加振装置は
超音波振動ヘッドにより構成されていたが、図6に示す
スクリーン加振装置228のように、圧電アクチュエー
タ230により構成してもよい。この圧電アクチュエー
タ230は、多数のセラミックス板232と内部電極2
34とが交互に積層された積層素子236を有する。内
部電極234は素子断面一杯の面積を有し、素子側面に
内部電極234が露出しており、一層おきに絶縁保護膜
238が形成された後、その上に外部電極膜240が形
成されてケーシング242内に収容されている。外部電
極膜240には電源244が接続されており、内部電極
234に電圧が印加されればセラミックス板232に歪
が生じ、積層素子236に変位が生ずる。この変位は電
圧を除去すればなくなり、積層素子236をスクリーン
92に接触した状態で内部電極234に電圧を繰り返し
印加することにより積層素子236が伸縮し、スクリー
ン92を振動させることができる。
【0027】なお、この圧電アクチュエータ230は、
前記超音波振動ヘッド15に代えて用いることがで
き、そのスクリーン92への接触は前記超音波振動ヘッ
ド158と同様に行われる。
【0028】さらに、スクリーンを振動させる振動の周
波数および振幅は、超音波振動ヘッドや圧電アクチュエ
ータによって与えられる大きさに限らず、印刷剤の粘度
や印刷量等に応じて適宜に設定すればよく、偏心荷重を
回転させる等の機械的な加振装置の採用も可能である。
【0029】その他、特許請求の範囲を逸脱することな
く、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した
態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるスクリーン印刷方法の
実施に好適なスクリーン印刷機を示す正面図(一部断面
図)である。
【図2】上記スクリーン印刷機の側面図(一部断面)で
ある。
【図3】上記スクリーン印刷機に搭載されたスクリーン
加振装置を示す側面図である。
【図4】上記スクリーン印刷機において使用されるスク
リーンを示す平面図である。
【図5】上記スクリーンにプリント基板が接触させられ
た状態の一部を示す正面断面図である。
【図6】 スクリーン加振装置の別の態様を示す正面断面
図である。
【符号の説明】
30 プリント基板 92 スクリーン 110,112 スキージ 140 スクリーン加振装置 158超音波振動ヘッド 228 スクリーン加振装置 230 圧電アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 15/08 303 B41F 15/12 H05K 3/12 610

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに移動可能に支持されたスキー
    ジが、周辺部がスクリーン枠に固定されたスクリーンの
    上面に沿って移動することにより、支持装置に支持され
    た被印刷板に印刷剤を印刷した後、スクリーンと被印刷
    板とが離間するスクリーン印刷機において、 前記スクリーンに局部的に接触可能な加振部を備えた加
    振装置と、前記フレームに支持され、 X軸駆動モータとY軸駆動モ
    ータとを備えて前記加振部を前記スクリーンに平行な座
    標面の互いに直交するX軸とY軸との両方向に移動させ
    る移動装置と、 前記加振部を前記スクリーンに接触する下降位置とスク
    リーンから離間する上昇位置との間で昇降させる昇降装
    置と、 を設け、少なくとも印刷の終了から前記スクリーンと前
    記被印刷板との離間開始までの間に、前記加振部をスク
    リーンの任意の部分に接触させ、その部分を加振し得る
    ようにしたことを特徴とするスクリーン印刷機。
  2. 【請求項2】 前記移動装置の前記加振部を前記X軸方
    向に移動させる部分が前記スキージを前記スクリーンの
    上面に沿って移動させる装置と兼用である請求項1に記
    載のスクリーン印刷機。
  3. 【請求項3】 前記移動装置が、 前記X軸駆動モータによりX軸方向に移動させられるX
    軸スライドと、 そのX軸スライドに昇降可能に保持され、前記昇降装置
    により昇降させられる昇降部材と、 前記加振部を支持し、前記昇降部材に前記Y軸方向に移
    動可能に支持され、前記Y軸駆動モータによりY軸方向
    に移動させられるY軸スライドとを含む請求項1または
    2に記載のスクリーン印刷機。
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