JP3230620U - シーリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】2成分系のシーリング材の取り扱いを容易にするためのシーリング装置を提供する。【解決手段】内部の液体を吐出するシーリング装置Xであって、シーリング装置Xは、筒体1と、使用時に手に持つ持ち手部2と、を備え、筒体1は、一端に液体を吐出する吐出部11を有し、他端が持ち手部2と取り外し可能に設けられ、持ち手部2は、電動で回転動作を行う動作部22と、筒体1の軸中心に沿って設けられる心棒23と、を有し、動作部22は、動作部22を制御する制御部と、動作部22に電気を供給する電源部223と、を含み、心棒23の一端には、筒体1の内径と略同一の径を持つピストンが設けられ、他端には、心棒を把持可能な把持部235が設けられ、動作部22の動作によって、心棒23が、ピストンの方向へ前進する。【選択図】図1
Description
本考案は2成分系のシーリング材の充填作業を行うための装置に関する。
シーリング材は、建築物や船舶の気密性や水密性を保つため、ひび割れ部分や隙間部分に充填されて用いられる。これにおいて、シーリング材は充填されるそのときにおいては流動性をもつが、時間を置くことにより硬化するため、充填された位置に固定される。
特に、2成分系のシーリング材は、基材及び硬化剤を練り合せることにより硬化するものであり、外部環境によらず安定した品質でシーリング材が固定される。
上記特性を持つ2成分系のシーリング材の充填作業を簡便に行うことができるような装置が、例えば特許文献1に記載されている。
一方で、特許文献1に記載されているようなシーリング装置を用いて2成分系のシーリング材を吐出するためには、内部のピストンを前進させるために手のひらを開閉させる動作をし続けなければならず、連続して作業を行うためには体力を要する。
また、ピストンの押し出し動作をするたびにシーリング材が脈動するため、一定の流量で装置内部のシーリング材を吐出することができず、作業性が悪い。
さらに、特許文献1に記載のシーリング装置では、二成分系のシーリング材の基材と硬化剤とを混ぜた後に、適切な量をフィルムの内部に入れ込む工程が必要になるため、作業が煩雑になるという問題がある。
本考案では、上記の問題に鑑み、2成分系のシーリング材の取り扱いを容易にするためのシーリング装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本考案は、内部の液体を吐出するシーリング装置であって、前記シーリング装置は、筒体と、使用時に手に持つ持ち手部と、を備え、前記筒体は、一端に液体を吐出する吐出部を有し、他端が前記持ち手部と取り外し可能に設けられ、前記持ち手部は、電動で回転動作を行う動作部と、前記筒体の軸中心に沿って設けられる心棒と、を有し、前記動作部は、前記動作部を制御する制御部と、前記動作部に電気を供給する電源部と、を含み、前記心棒の一端には、前記筒体の内径と略同一の径を持つピストンが設けられ、他端には、前記心棒を把持可能な把持部が設けられ、前記動作部の動作によって、前記心棒が、前記ピストンの方向へ前進するシーリング装置である。
このような構成にすることによって、シーリング材を電動で吐出できるようになり、簡便にシーリング材の施工を行うことができる。また、常に一定の速度でシーリング材を吐出することができるため、脈動が抑えられ施工の品質が上昇する。
本考案の好ましい形態では、前記心棒と、前記把持部とは、互いに取り外し可能であるように構成される。
このような構成にすることによって、不使用時における前記シーリング装置のメンテナンスを容易に行うことができるようになる。
本考案の好ましい形態では、前記把持部は、前記心棒に対して回転可能に設けられている。
このような構成にすることによって、使用者は前記把持部を把持しやすくなる。
本考案の好ましい形態では、前記吐出部と、前記筒体と、は、取り外し可能である。
このような構成にすることによって、前記シーリング装置のメンテナンス性が向上し、前記筒体の内部へのシーリング材の補充を容易に行うことができる。
本考案の好ましい形態では、前記吐出部の内部形状と、前記ピストンの形状は、略同一である。
このような構成にすることによって、前記筒体からシーリング材を吐出する際に、前記吐出部の内部にシーリング材を残すことなく排出することができるようになる。
本考案の好ましい形態では、前記吐出部の先端部には、取り外し可能なノズル部が設けられ、ノズル部の内部には、前記吐出部の断面よりも断面積が小さいくびれ部が設けられる。
このような構成にすることによって、シーリング材を吐出する際に気泡が溜まることがなくなり、気泡を取り除く作業を行う必要がなくなる。
本考案の好ましい形態では、前記心棒の端部には、前記心棒を挟み込み、前記心棒の端部を軸として回動可能に設けられる回動部材が設けられ、前記心棒と、前記把持部と、は、回動部材を介して接続される。
このような構成にすることによって、簡単な構造で、前記心棒と、前記把持部と、を接続することができる。
上記課題を解決する本考案は、2成分系のシーリング材の取り扱いを容易にすることができる。
以下、図面を用いて、本考案の各実施形態に係るシーリング装置について説明する。
なお、以下に示す各実施形態は本考案の一例であり、本考案を以下の各実施形態に限定するものではない。
また、これらの図において符号Xはシーリング装置を表し、符号Lはシーリング材を表す。
なお、以下に示す各実施形態は本考案の一例であり、本考案を以下の各実施形態に限定するものではない。
また、これらの図において符号Xはシーリング装置を表し、符号Lはシーリング材を表す。
図1は、本実施形態におけるシーリング装置を表す側面図であり、図2は、本実施形態におけるシーリング装置を分解した状態を表す説明図を表している。
図1、図2に示すように、本実施形態に係るシーリング装置は、筒体1と、持ち手部2と、によって構成され、筒体1と、持ち手部2と、は取り外し可能に螺合される。
筒体1は、断面が円形で、内部が空洞の細長部材であり、ステンレスや鉄などの強度の高い金属により形成される。一方、後述するピストン234の運動を把握するために、アクリルなどの透明なプラスチックによって形成されていてもよい。
また、筒体1の一端には、シーリング材Lを吐出する吐出部11が取り外し可能に螺合されており、その間には、密閉性を高めるためのパッキン12が設けられる。
また、吐出部11は、筒体1に螺合される面から、実際にシーリング材Lが吐出される吐出口111に向かって先細り形状となるように形成されている。
また、吐出部11は、筒体1に螺合される面から、実際にシーリング材Lが吐出される吐出口111に向かって先細り形状となるように形成されている。
また、吐出口111には、ノズル部Nが設けられている。
ノズル部Nは、内部を中空としたプラスチックの部材であり、種々のノズル部Nを使い分けることによって、内部のシーリング材Lの吐出方向や吐出状態を制御することができるようになる。
ノズル部Nは、内部を中空としたプラスチックの部材であり、種々のノズル部Nを使い分けることによって、内部のシーリング材Lの吐出方向や吐出状態を制御することができるようになる。
図3は、ノズル部Nの拡大断面図を示している。
図3(a)に断面を示す、L字状のL字ノズル部NLを取り付けることによれば、シーリング材Lが吐出される向きを直角に変更することができる。
これによると、作業時、使用者が充填する箇所に対して向かい合って立つ必要がなくなるため、狭い足場においても簡便かつ安全に作業することができるようになる。
図3(a)に断面を示す、L字状のL字ノズル部NLを取り付けることによれば、シーリング材Lが吐出される向きを直角に変更することができる。
これによると、作業時、使用者が充填する箇所に対して向かい合って立つ必要がなくなるため、狭い足場においても簡便かつ安全に作業することができるようになる。
また、図3(b)に断面を示すV字状のV字ノズル部NVを取り付けることによれば、使用者は細いひび割れなどの作業にも対応した施工ができるようになる、
なお、ノズル部Nの内部には、吐出口111よりも断面積が小さいくびれSを設けることが好ましい。
なお、ノズル部Nの内部には、吐出口111よりも断面積が小さいくびれSを設けることが好ましい。
持ち手部2は、使用時に使用者に把持される持ち手本体21と、電動で回転動作を行う動作部22と、筒体1が取り付けられた際に、筒体1の軸の中心に沿うように設けられる心棒23と、動作部22の回転運動を、心棒23に伝達する伝達部24と、によって構成される。
なお、動作部22及び伝達部24は、持ち手部2の内部に構成されているため、図1及び図2においては図示されず、図4において示されている。
なお、動作部22及び伝達部24は、持ち手部2の内部に構成されているため、図1及び図2においては図示されず、図4において示されている。
図1及び図2に示すように、持ち手本体21は、一部が屈曲している略円筒形状をしており、屈曲している部分の上部には、後述する制御部222を操作するトリガー部211が設けられている。
このような構成にすることによって、使用者は、屈曲した部分を把持することで、持ち手本体21を保持したままトリガー部211を指で操作することができるようになる。
このような構成にすることによって、使用者は、屈曲した部分を把持することで、持ち手本体21を保持したままトリガー部211を指で操作することができるようになる。
図4は持ち手部2の内部構造を示す説明図である。
図4に示すように、動作部22は、回転動作を行う動作部本体221と、動作部本体を制御する制御部222と、前記動作部に電気を供給する電源部223と、からなる。
図4に示すように、動作部22は、回転動作を行う動作部本体221と、動作部本体を制御する制御部222と、前記動作部に電気を供給する電源部223と、からなる。
動作部本体221には、例えば電動モーターが用いられる。
制御部222は、動作部本体221の、回転の有無、正転と逆転、回転速度を制御する基盤であって、トリガー部211によって操作される。
特に、トリガー部211は段階的に押し込み可能であって、制御部222は、その押し込み具合によって回転速度が変更可能になるように構成されていることが望ましい。
特に、トリガー部211は段階的に押し込み可能であって、制御部222は、その押し込み具合によって回転速度が変更可能になるように構成されていることが望ましい。
電源部223は、図1及び図2に示すように、持ち手本体21の下部に設けられている。
なお、電源部223は、電源となるものならば何を用いても良いが、好ましくは、電源部は二次電池であって、持ち手本体21から取り外し可能に設けられている。
なお、電源部223は、電源となるものならば何を用いても良いが、好ましくは、電源部は二次電池であって、持ち手本体21から取り外し可能に設けられている。
図5は、心棒23を分解した状態を表す斜視図である。
図4に示すように、心棒23は、略角柱状の細長部材である心棒本体231と、心棒本体231の一端に設けられる接続部材232と、心棒本体231の他端に設けられ、心棒23の軸に垂直な軸に対して回動自在な回動部材233と、心棒本体231に接続部材232を介して接続されるピストン234と、心棒本体231に回動部材233を介して接続される把持部235と、により構成されている。
なお、ピストン234又は把持部235を取り外すことにより、心棒23と、持ち手部2と、は取り外し可能となる。
心棒本体231の両端部には、軸方向に対して垂直に穴が設けられている。
また、心棒本体231の下方には、下方に向かって突出した略三角形状の歯が、軸方向に沿って連続して設けられることにより構成されたラックRが設けられている。
また、心棒本体231の下方には、下方に向かって突出した略三角形状の歯が、軸方向に沿って連続して設けられることにより構成されたラックRが設けられている。
接続部材232は、接続ブラケット部232aと、接続ブラケット部232aの略中央部に接続される接続ネジ部232bと、接続ブラケット部232aの両端部に接続される接続突出部232cと、によって構成される、所謂ナックルジョイントである。
接続部材232の二つの接続突出部232cには、心棒本体231に設けられる穴と略同一形状の穴がそれぞれ設けられており、二つの接続突出部232cの間隔は、心棒本体231の幅と略同一である。
また、回動部材233に設けられる穴から接続ブラケット部232aまでの距離は、心棒本体231に設けられる穴から心棒本体231の端部までの距離と略同一である。
接続部材232の二つの接続突出部232cには、心棒本体231に設けられる穴と略同一形状の穴がそれぞれ設けられており、二つの接続突出部232cの間隔は、心棒本体231の幅と略同一である。
また、回動部材233に設けられる穴から接続ブラケット部232aまでの距離は、心棒本体231に設けられる穴から心棒本体231の端部までの距離と略同一である。
心棒本体231と、接続部材232と、は、二つの接続突出部232cを心棒本体231に挟み込むように篏合し、心棒本体231と接続部材232とに設けられている穴の位置を合わせ、穴の形状と同一の断面形状を持つ貫入部材Pを貫入することによって、接続される。
回動部材233は、接続部材232と略同様の構成であり、回動ブラケット部233aと、回動ブラケット部233aの略中央部に接続される回動ネジ部233bと、回動ブラケット部233aの両端部に接続される回動突出部233cと、によって構成され、接続部材232と略同様にして心棒本体231に取り付けられる。
一方、回動部材233に設けられる穴から回動ブラケット部233aまでの距離は、心棒本体231に設けられる穴から心棒本体231の端部までの距離よりも長く、これにより心棒本体231の端部と、回動部材233との間に空隙Vが形成され、この空隙Vの範囲内において、回動部材233が回動可能となる。
なお、回動部材233に用いられる貫入部材Pは、ボルトとナットで構成することが好ましい。このように構成することによって、回動部材233が心棒本体231を締め付ける強さを調整し、回動部材233の回動の具合を調整することができるようになる。
また、接続部材232及び回動部材233は、所謂寸切りボルトに切込みを入れ、切れ込みを心棒本体231に挟み込むように構成してもよい。
ピストン234は、接続部材232が有する接続ネジ部232bによって心棒本体231に取り外し可能に螺着され、筒体1の内径と略同一の外径を持つ略半球状の部材であって、その周縁はパッキン等の柔軟性を持つ部材によって囲われる。
これによって、ピストン234と筒体との間の密閉性を保ち、内部のシーリング材Lが望まない方向へ流出することを防ぐことができる。
なお、ピストン234の形状と、吐出部11の内部形状と、は略同一であることが好ましい。
これによって、ピストン234と筒体との間の密閉性を保ち、内部のシーリング材Lが望まない方向へ流出することを防ぐことができる。
なお、ピストン234の形状と、吐出部11の内部形状と、は略同一であることが好ましい。
把持部235は、回動部材233が有するねじ部品によって、心棒本体231に取り外し可能に螺着される略T状の部材である。
図4に示すように、伝達部24には、いわゆるラックアンドピニオン機構が用いられており、心棒23に回転運動を伝える伝達部本体241と、動作部22の回転動作を伝達部本体241に伝えるベルト部242と、からなる。
伝達部本体241には、ラックRと同一のモジュール径をもつピニオンギアが用いられる。伝達部本体241は、ラックRと当接されることで、ベルト部242から伝わった回転運動を、心棒23の往復運動に変換する。
なお、ピニオンギアの代わりに、ウォームギアを用いてもよい。
なお、ピニオンギアの代わりに、ウォームギアを用いてもよい。
ベルト部242は、所定の位置に設置された伝達部本体241まで、動作部22の回転運動を伝えるための機構であり、本実施形態ではゴムベルトを想定しているが、チェーンを用いる方法でもよく、複数のピニオンギアを組み合わせ、減速を行いつつ回転動作を伝えてもよい。
また、持ち手部2には、伝達部本体241と、ラックRとの当接具合を調節することができるクラッチを設けることが望ましい。このような構成にすることによって、把持部235によって心棒23の操作をする際に、動作部22の抵抗を受けることがなくなる。
以下、図1〜図6を用いて本実施形態に係る考案の使用方法の一例について詳述する。なお、本考案は以下の使用方法によって制限されず、工程は前後してもよい。
また、以下において使用者は、シーリング材Lの充填作業を行うものを表すものとする。
また、以下において使用者は、シーリング材Lの充填作業を行うものを表すものとする。
まず、使用者は、予め用意したバケツ3に、二液式のシーリング材Lの基材と硬化剤とを煉り合せておく。
このとき、図6に示すように、筒体1の先端をシーリング材Lに入れ込み、排出と充填の動作を繰り返すことにより、シーリング材Lを簡便に練り合わせることができる。
このとき、図6に示すように、筒体1の先端をシーリング材Lに入れ込み、排出と充填の動作を繰り返すことにより、シーリング材Lを簡便に練り合わせることができる。
次に、使用者は、図6(a)に示すように筒体1から吐出部11を取り外し、筒体1の先端をシーリング材Lの入ったバケツ3の中に入れる。
上記の状態において、使用者は、持ち手部2を支持しながら、把持部235をバケツから遠ざける向きへ引張する。これにより、ピストン234が筒体1の内部を移動することで、筒体1の内部が減圧され、筒体1にシーリング材Lが補充される。
次に、使用者は、筒体1と、吐出部11と、を、パッキン12を挟みこんだ状態で螺着し、吐出口111にノズル部Nを取り付ける。
最後に、使用者は、シーリングを施工する箇所に、ノズル部Nの先端を当てて、図6(b)のようにトリガー部211を操作する。これにより筒体1内部のシーリング材Lを吐出するノズル部Nから吐出し、施工を行うことができる。
なお、筒体1内部のシーリング材Lを使いきった際には、上記の補充操作を繰り返す。
上述の実施形態によって、本考案は、シーリング材Lの充填作業を行うにあたって作業性の良いシーリング装置Xを提供することができるようになる。
また、心棒本体231と、ピストン234と、把持部235と、がそれぞれ取り外し可能に構成されていることによって、シーリング装置Xを分解して容易にメンテナンスを行うことができるようになる。
また、心棒本体231と、把持部235と、が上記のように接続されていることによって、使用者は把持部235を把持しやすくなり、心棒23の軸に沿って心棒23を引っ張る力を掛ける必要がなくなるため、シーリング材Lを容易に引き込むことができるようになる。
また、ピストン234の形状と、吐出部11の内部形状と、が略同一である構成によって、ピストン234を吐出部11に押し付けた際に、吐出部11にたまったシーリング材Lを余すことなく出すことができるようになる。
また、ノズル部NにはくびれSを設けることによって、ノズル部Nの内部に形成される気泡をつぶし、品質の良いシーリング材Lを安定的に吐出することができるようになる。
X シーリング装置
L シーリング材
1 筒体
11 吐出部
111 吐出口
12 パッキン
2 持ち手部
21 持ち手本体
211 トリガー部
22 動作部
221 動作部本体
222 制御部
223 電源部
23 心棒
231 心棒本体
232 接続部材
232a 接続ブラケット部
232b 接続ネジ部
232c 接続突出部
233 回動部材
233a 回動ブラケット部
233b 回動ネジ部
233c 回動突出部
234 ピストン
235 把持部
24 伝達部
241 伝達部本体
242 ベルト部
3 バケツ
S くびれ部
N ノズル部
NL L字ノズル部
NV V字ノズル部
V 空隙
R ラック
L シーリング材
1 筒体
11 吐出部
111 吐出口
12 パッキン
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21 持ち手本体
211 トリガー部
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221 動作部本体
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223 電源部
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231 心棒本体
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233c 回動突出部
234 ピストン
235 把持部
24 伝達部
241 伝達部本体
242 ベルト部
3 バケツ
S くびれ部
N ノズル部
NL L字ノズル部
NV V字ノズル部
V 空隙
R ラック
Claims (7)
- 内部の液体を吐出するシーリング装置であって、
前記シーリング装置は、筒体と、使用時に手に持つ持ち手部と、を備え、
前記筒体は、一端に液体を吐出する吐出部を有し、他端が前記持ち手部と取り外し可能に設けられ、
前記持ち手部は、電動で回転動作を行う動作部と、前記筒体の軸中心に沿って設けられる心棒と、を有し、
前記動作部は、前記動作部を制御する制御部と、前記動作部に電気を供給する電源部と、を含み、
前記心棒の一端には、前記筒体の内径と略同一の径を持つピストンが設けられ、他端には、前記心棒を把持可能な把持部が設けられ、
前記動作部の動作によって、前記心棒が、前記ピストンの方向へ前進するシーリング装置。 - 前記心棒と前記把持部とは、互いに取り外し可能である請求項1に記載のシーリング装置。
- 前記把持部は、前記心棒に対して回転可能に設けられている請求項1又は2に記載のシーリング装置。
- 前記吐出部と、前記筒体と、は、取り外し可能である請求項1〜3の何れかに記載のシーリング装置。
- 前記吐出部の内部形状と、前記ピストンの形状は、略同一である請求項1〜4の何れかに記載のシーリング装置。
- 前記吐出部の先端部には、取り外し可能なノズル部が設けられ、
ノズル部の内部には、前記吐出部の断面よりも断面が小さいくびれ部が設けられる請求項1〜5の何れかに記載のシーリング装置。 - 前記心棒の端部には、前記心棒を挟み込み、前記心棒の端部を軸として回動可能に設けられる回動部材が設けられ、
前記心棒と、前記把持部と、は、回動部材を介して接続される請求項1〜6の何れかに記載のシーリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020005086U JP3230620U (ja) | 2020-11-26 | 2020-11-26 | シーリング装置 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3230620U true JP3230620U (ja) | 2021-02-12 |
Family
ID=74529543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020005086U Active JP3230620U (ja) | 2020-11-26 | 2020-11-26 | シーリング装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3230620U (ja) |
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2020
- 2020-11-26 JP JP2020005086U patent/JP3230620U/ja active Active
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