JP3230565U - 架空電車線用の補強型コーン状支持柱 - Google Patents
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Abstract
【課題】架空電車線用の補強型コーン状支持柱を提供する。【解決手段】架空電車線用の補強型コーン状支持柱は、柱本体1、フランジ2、及び固定板3を備える。柱本体は中空構造であり、底部がフランジに固定され、固定板は柱本体の側面、フランジに接続され、フランジには複数のボルト穴4が設けられる。柱本体はコーン状をしており、内部に2枚の補強板5が対称的に設けられ、補強板が柱本体の内側壁に固定され、ボルト穴が2列としてそれぞれ2枚の補強板の外側に配置される。直径が小さく、強度が高く、容量が大きく、構造強度を高めるとともに、支持柱の外径を300mmに維持するという要件を満たし、架空電車線や橋梁用に適しており、オーバーラップのデザインや外観性を最適化させる。【選択図】図1
Description
本考案は、鉄道架空電車線施設の技術分野に関し、特に架空電車線用の補強型コーン状支持柱に関する。
都市の軌道交通における架空電車線は、公称電圧がDC1500Vであり、2000A以上の電流を受け、露天区間に架空電車線が使用されている場合、吊り構成には2本の吊架線と2本の電車線を用いるのが一般的であり、各ロープの張力が12kNである。オーバーラップには3スパン非絶縁オーバーラップと4スパン絶縁オーバーラップによる接合が使用される。4本のロープに同時にアンカーを付けると水平張力が極めて大きいので、幅広く使用されている容量100kN・m又は120kN・mの架空電車線支持柱の場合は、2本の吊架線と2本の電車線に別々区分する必要があり、このように、従来の3スパン非絶縁オーバーラップでは、オーバーラップを完成するのにその両端がそれぞれ1スパンだけ延長して5スパンになければならず、従来の4スパン絶縁オーバーラップでは、オーバーラップを完成するのにその両端がそれぞれ1スパンだけ延長して6スパンになければならず、それにより、架空電車線や橋梁の分野において多くの不便さを招く。
また、限界、経済性、外観性などによる影響のため、架空電車線支持柱の直径を制限なく増大することができず、ほとんどの区域では軌道交通を建設する際に架空電車線支持柱の直径が300mm又は350mm以下に制限される。
したがって、上記欠陥を解決するために新技術案を提案することが期待される。架空電車線支持柱の直径を変えずに、強度を増大する架空電車線支持柱を開発し、オーバーラップを必要としなくし、2本の吊架線と2本の電車線については同一の電柱で区分することを可能とし、技術案のデザインや外観性を最適化させる。
本考案は、従来技術に存在している技術的課題に対して、2本の吊架線と2本の電車線については同一の電柱で区分することを可能とするとともに、支持柱の外径を300mmに維持し得る架空電車線用の補強型コーン状支持柱を提供する。
本考案で採用される技術案は以下のとおりである。柱本体、フランジ、及び固定板を備え、前記柱本体は中空構造であり、底部が前記フランジに固定され、前記固定板は前記柱本体の側面、フランジに接続され、前記フランジには複数のボルト穴が設けられる架空電車線用の補強型コーン状支持柱であって、
前記柱本体はコーン状をしており、その内部に2枚の補強板が対称的に設けられ、前記補強板は前記柱本体の内側壁に固定され、前記ボルト穴は2列としてそれぞれ2枚の前記補強板の外側に配置される。
前記柱本体はコーン状をしており、その内部に2枚の補強板が対称的に設けられ、前記補強板は前記柱本体の内側壁に固定され、前記ボルト穴は2列としてそれぞれ2枚の前記補強板の外側に配置される。
好ましくは、前記補強板は円弧形状をしており、それぞれの外側に1列の前記ボルト穴が設けられ、2列の前記ボルト穴は対称的に設けられる。
好ましくは、前記固定板の上部の外側には、すべての前記固定板の上部に接続された固定リングが設けられる。
好ましくは、前記固定板と前記柱本体との間には、アーチプレートが設けられる。
作動原理
柱本体の内部に2枚の補強板を取り付けることにより、柱本体の直径を一定に維持しながら、柱本体の強度及び負荷能力を向上させる。ボルト穴の数を増やし、柱本体の両側に対称的に配置することにより、フランジの受力を変え、フランジと基盤との接続を良好にする。固定リング、アーチプレートによって柱本体と固定板との接続強度が高まる。
柱本体の内部に2枚の補強板を取り付けることにより、柱本体の直径を一定に維持しながら、柱本体の強度及び負荷能力を向上させる。ボルト穴の数を増やし、柱本体の両側に対称的に配置することにより、フランジの受力を変え、フランジと基盤との接続を良好にする。固定リング、アーチプレートによって柱本体と固定板との接続強度が高まる。
従来技術に比べて、本考案の有益な効果は以下のとおりである。本考案は、直径が小さく、強度が高く、容量が大きいという特徴を有し、構造強度を高めるとともに、支持柱の外径を300mmに維持するという要件を満たし、架空電車線や橋梁の分野に適しており、オーバーラップのデザインや外観性を最適化させる。
当業者が本考案の技術案をよりよく理解できるように、以下、図面及び特定の実施例を参照して本考案を詳細に説明する。
本考案の実施例は、架空電車線用の補強型コーン状支持柱を開示し、図に示すように、前記架空電車線用の補強型コーン状支持柱は、柱本体1、フランジ2、及び固定板3を備え、前記柱本体1はコーン状をしており、中空構造であり、底部の直径300mm、テーパー1/100、高さ7500mm、肉厚14mmであり、前記柱本体1の内部には2枚の補強板5が対称的に設けられ、前記補強板5は前記柱本体1の内側壁に固定され、円弧状をしており、長さ7300mm、厚さ14mm、幅120mmであり、前記柱本体1の底部が前記フランジ2に固定され、前記フランジ2にはM39ボルトの接続に用いられる8個のボルト穴4が設けられ、前記ボルト穴4は、2列としてそれぞれ2枚の前記補強板5の外側に配置され、2列の前記ボルト穴4は対称的に設けられる。複数の前記固定板3はフランジ2に固定され、前記固定板3と前記柱本体1との間には、アーチプレート6が設けられ、アーチプレート6は、一方の面が円弧状をしており、柱本体1に密着し、他方の面に固定板3が挿入する溝が設けられる。前記固定板3の上部の外側には、すべての前記固定板3の上部に接続された固定リング7が設けられる。
以上、実施例にて本考案を詳細に説明したが、前記内容は本考案の例示的な実施例に過ぎず、本考案の実施範囲を限定すると見なすべきではない。本考案の特許範囲は実用新案登録出願の範囲により限定される。本考案に記載の技術案を利用して、又は当業者が本考案の技術案に基づいて、本考案の主旨及び特許範囲内で設計した上記技術的効果を奏する類似の技術案や、出願範囲について行う等価変化や改良などは、すべて本考案の特許がカバーする特許範囲に属する。
1−柱本体、2−フランジ、3−固定板、4−ボルト穴、5−補強板、6−アーチプレート、7−固定リング。
Claims (4)
- 柱本体、フランジ、及び固定板を備え、前記柱本体は中空構造であり、底部が前記フランジに固定され、前記固定板は前記柱本体の側面、フランジに接続され、前記フランジには複数のボルト穴が設けられる架空電車線用の補強型コーン状支持柱であって、
前記柱本体はコーン状をしており、その内部に2枚の補強板が対称的に設けられ、前記補強板は前記柱本体の内側壁に固定され、前記ボルト穴は2列としてそれぞれ2枚の前記補強板の外側に配置される、ことを特徴とする強型架空電車線用のコーン状支持柱。 - 前記補強板は円弧形状をしており、それぞれの外側に1列の前記ボルト穴が設けられ、2列の前記ボルト穴は対称的に設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の架空電車線用の補強型コーン状支持柱。
- 前記固定板の上部の外側には、すべての前記固定板の上部に接続された固定リングが設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の架空電車線用の補強型コーン状支持柱。
- 前記固定板と前記柱本体との間には、アーチプレートが設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の架空電車線用の補強型コーン状支持柱。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
CN202020102884.2U CN211641912U (zh) | 2020-01-17 | 2020-01-17 | 一种加强型接触网用锥形支柱 |
CN202020102884.2 | 2020-01-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=72682449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020005028U Active JP3230565U (ja) | 2020-01-17 | 2020-11-20 | 架空電車線用の補強型コーン状支持柱 |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP3230565U (ja) |
CN (1) | CN211641912U (ja) |
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2020
- 2020-01-17 CN CN202020102884.2U patent/CN211641912U/zh active Active
- 2020-11-20 JP JP2020005028U patent/JP3230565U/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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CN211641912U (zh) | 2020-10-09 |
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