JP3230086U - おしゃぶり一体型フェイスシールド - Google Patents

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Abstract

【課題】ウイルス・細菌を含む飛沫が、乳幼児の口や鼻に付着・侵入するのを防ぎ、シールドの着脱が容易で、安全な、おしゃぶり一体型フェイスシールドを提供する。【解決手段】おしゃぶり1の台座部12にスリット13を設けて、透明シート2をスリットに差し込むことで、透明シートの装着・脱着が可能とする。透明シート2は上部にへこみを有するハート型の形状で、使用者の鼻呼吸時、鼻上部から空気の流量を確保できる。透明シート2の上部に不織布21を装着することで鼻上部からの飛沫物の侵入を防止できる。おしゃぶり1の台座部12のスリットを湾曲させることで、透明シート2の装着時に、使用者の口・頬を覆う形で装着・保持される。【選択図】図1

Description

本考案は、おしゃぶりに透明シートを固定することで、ウイルス・細菌を含む飛沫物ならびに、使用者の指しゃぶりによる汚染物の付着から顔面を保護するためのフェイスシールドに関するものである。
ウイルス・細菌を含む飛沫から顔面を保護するために様々なフェイスシールドが考案されている。特許文献1では、透明シートとヘッドバンドを一体化させたフェイスシールドが記載されている。特許文献2では、眼鏡型のフレームに透明シートを固定し、透明シートの旋回を可能としたフェイスシールドが記載されている。
しかしながら、乳幼児が使用する場合、従来のフェイスシールドでは改善の余地がある。すなわち、従来のフェイスシールドを小型化して乳幼児のサイズに合わせたとしても、乳幼児特有の指しゃぶりなどにより、汚染物の体内への侵入を防止することはできない。また、フェイスシールドを頭部や耳などに固定することを忌避する乳幼児もおり、必要とする場所で、その役割を十分に発揮できない場合もある。フェイスシールドの代替手段としてマスクの着用がある。しかし、日本小児科学会において、乳幼児のマスク着用は、・呼吸が苦しくなり、窒息の危険がある。・嘔吐した場合にも、窒息する可能性がある、・熱がこもり、熱中症のリスクが高まる、・顔色、呼吸の状態など体調異変の発見が遅れる、などの危険性があることが提言されている。
実用新案登録第3227501号公報 実用新案登録第3227844号公報
近年、COVIT−19の世界的感染拡大により、乳幼児においてもフェイスシールドやマスクなどを用いて、ウイルスを含む飛沫物の体内への侵入を阻止する必要性やニーズが高まってきている。しかしながら、既存のフェイスシールドやマスクでは、乳幼児において、成人と比べてウイルスを含む飛沫物の体内への侵入を十分に阻止することはできない。またマスクにおいては使用者の安全上のリスクも存在している。以上より、乳幼児において、従来のフェイスシールドと異なる構造のフェイスシールドの考案が必要であった。
本考案者は、上記課題に対して、以下の考案1〜5により問題を解決することに成功した。
(考案1)
おしゃぶり、透明シートを有し、おしゃぶりの台座部分に透明シートを脱着することができる、おしゃぶり一体型フェイスシールド
(考案2)
上記おしゃぶりの台座部側面に、スリットを有し、透明シートをスリットに差し込むことで固定する、若しくは、台座部に円形の2つの突起物を設けて透明シートに設けられた孔に差し込むことで固定する、いずれかの方法により容易に脱着することを可能とした、
考案1に記載のおしゃぶり一体型フェイスシールド
(考案3)
上記透明シートは、ハート形の形状を有している。この形状によって、使用者がおしゃぶりを咥えたとき、透明シートと鼻部分(上部)に十分な隙間が形成され、鼻からの一定の吸気量を確保させることができる、
考案1または2に記載のおしゃぶり一体型フェイスシールド
(考案4)
上記形状の透明シートの上部くぼみ部に不織布が接着されており、使用者の呼吸時に、透明シートの上部からのウイルス等を含む飛沫物の侵入を防ぐことができる
考案1〜3のいずれかに記載のおしゃぶり一体型フェイスシールド
(考案5)
上記おしゃぶりの台座部は、上部から見て、ゆるやかに湾曲したスリットが入っている、又は2つの突起部が湾曲した配置となっている。そのため、台座に透明シートを装着したときに、透明シートが口・頬のまわりを覆う形で装着される、
考案1〜4のいずれかに記載のおしゃぶり一体型フェイスシールド
本考案により、使用者は従来のフェイスシールドやマスクと同等以上に、汚染された飛沫物の口・鼻周辺部への付着を防ぐことができる。さらに、従来のフェイスシールドでは防げない、使用者の指しゃぶりによる汚染物の侵入・付着も防ぐことを可能とした。日本小児科学会において、乳幼児のマスク着用の危険性が提言されており、乳幼児のマスク着用は健康上のリスクが存在する。本考案はマスクの代替手段となりえると考えられる。従来のフェイスシールドやマスクは、顔面への保持のため、ヘッドバンドや眼鏡型のフレーム、ゴム等での耳への固定などの手段が用いられているが、いずれの手段も、乳幼児では不快であることが多く、装着を拒否するケースが少なくない。本考案では、上記の固定方法を利用せず、フェイスシールドの保持を可能とした。
本考案のおしゃぶり台座部に透明シートが装着された状態の1実例の側面図である。 本考案のおしゃぶり台座部に透明シートが装着された状態の1実例の側面図である。 図1に示す本考案の1実例における、透明シートの正面図である。 図2に示す本考案の1実例における、透明シートの正面図である。 図1に示す本考案の1実例における、おしゃぶりの三面図である。 図2に示す本考案の1実例における、おしゃぶりの三面図である。 図1のA矢視図である。 図2のB矢視図である。
本考案のおしゃぶり一体型フェイスシールドは、おしゃぶり、透明シートより構成され、容易に脱着可能となる。
本考案のフェイスシールドを構成する透明シートは、おしゃぶりに装着された状態では、使用者がおしゃぶりを咥えることで、口・鼻の周辺を覆う形で固定され、飛沫物の付着を防止する。透明シートの材質としては、透明なポリプロピレン・ポリエチレンテレフタレート等のプラスチックフィルムなどが使用される。形状は図3に示すように、上部にくぼみがあるハート形で、下部にはおしゃぶりの台座部のスリットに差し込むための切欠部がある。若しくは、図4に示すように、中央部に2つの孔がある
また、必要に応じて、上部のくぼみには不織布が接着されている。
本考案のフェイスシールドを構成するおしゃぶりは、一般的なおしゃぶりの機能を有している。透明シートの固定には、図5に示す台座部のスリットに、図3の透明シートを挿入することで装着できる。また、別の方法として、図6に示す台座部に設けられた二つの突起部を、図4の透明シートの孔に差し込むことで装着する。図5のスリットを湾曲に形成すること、若しくは、図6の二つの突起を湾曲した配置にすることで、透明シートを装着した状態で台座部を上部から観察したとき、図7と図8に示す通り、透明シートが、顔面を覆う形で固定される。
本考案のおしゃぶり一体型フェイスシールドは、乳幼児の使用を想定した場合、従来のフェイスシールドやマスクにおける課題を解決しうるものである。通常のおしゃぶりとしての機能も有することで家庭等の日常使用も可能で、電車や飛行機など公共交通機関・小児科などの医療機関等、感染リスクが高まる場では、透明シートを装着することでフェイスシールドとしての機能も発揮できる。よって、本考案は、COVID−19を含む飛沫物の顔面への付着の防止だけでなく、インフルエンザウイルス、ロタウイルスなど乳幼児で重症化しやすいウイルスの体内への侵入防止など利用価値は高い。
1 おしゃぶり
2 透明シート
11 ニップル
12 台座
13 スリット
14 透明シート固定用突起部
21 不織布
22 透明シートの切欠部
23 透明シートの孔
本考案者は、上記課題に対して、以下の考案1〜5により問題を解決することに成功した。
(考案1)おしゃぶり、透明シートを有し、おしゃぶりの台座部に透明シートを脱着できることを特徴とする、おしゃぶり一体型フェイスシールド。
(考案2)おしゃぶりと透明シートを容易に脱着するため、おしゃぶりの台座部側面にスリットを設けて、透明シートを台座部側面のスリットに差し込むことで固定する、
又はおしゃぶり台座部に円形の2つの突起物を設けて透明シートに設けられた孔に差し込むことで固定することを特徴とする、
考案1に記載のおしゃぶり一体型フェイスシールド。
(考案3)透明シートと使用者の鼻部の間に隙間を設けることで一定の吸気量を確保させることを目的として、
上部にくぼみを設けたハート形の形状の透明シートとおしゃぶりを脱着できることを特徴とする、
考案1または2に記載のおしゃぶり一体型フェイスシールド。
(考案4)透明シートと使用者の鼻部の隙間からのウイルス等を含む飛沫物の侵入を防ぐことを目的として、
上部のくぼみに不織布が接着されている透明シートとおしゃぶりを脱着できることを特徴とする、
考案1〜3のいずれかに記載のおしゃぶり一体型フェイスシールド
(考案5)透明シートが使用者の口・頬のまわりを覆う形で装着できることを目的として、
上部から見てゆるやかに湾曲したスリットを設けた台座部を有するおしゃぶりと、透明シートを固定することができる、
又は台座部前面に2つの突起部を湾曲して配置したおしゃぶりと、孔を設けた透明シートを固定することができることを特徴とする、
考案1〜4のいずれかに記載のおしゃぶり一体型フェイスシールド。

Claims (5)

  1. おしゃぶり、透明シートを有し、おしゃぶりの台座部に透明シートを脱着することができる、おしゃぶり一体型フェイスシールド
  2. 上記おしゃぶりの台座部側面にスリットを有し、透明シートをスリットに差し込むことで固定する、若しくは、台座部に円形の2つの突起物を設けて透明シートに設けられた孔に差し込むことで固定する、いずれかの方法により容易に脱着することを可能とした、
    請求項1に記載のおしゃぶり一体型フェイスシールド
  3. 上記透明シートは、上部にくぼみがあるハート形の形状とする。この形状によって、使用者がおしゃぶりを咥えたとき、透明シートと鼻部分(上部)に隙間が形成され、鼻からの酸素吸入時に、一定の吸気量を確保させることができる、
    請求項1または2に記載のおしゃぶり一体型フェイスシールド
  4. 上記形状の透明シートの上部くぼみ部に不織布が接着されており、使用者の呼吸時に、透明シートの上部からのウイルス等を含む飛沫物の侵入を防ぐことができる、
    請求項の1〜3のいずれかに記載のおしゃぶり一体型フェイスシールド
  5. 上記おしゃぶりの台座部は、上部から見て、ゆるやかに湾曲したスリットが入っている、若しくは2つの突起部が湾曲した配置となっている。そのため台座に透明シートを装着したときに、透明シートが口・頬のまわりを覆う形で装着される、
    請求項1〜4のいずれかに記載のおしゃぶり一体型フェイスシールド
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