JP3229999B2 - ヘッドアクチュエータ組立体、ヘッドサスペンション及びヘッドサスペンションの製造方法 - Google Patents

ヘッドアクチュエータ組立体、ヘッドサスペンション及びヘッドサスペンションの製造方法

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JP3229999B2
JP3229999B2 JP22471697A JP22471697A JP3229999B2 JP 3229999 B2 JP3229999 B2 JP 3229999B2 JP 22471697 A JP22471697 A JP 22471697A JP 22471697 A JP22471697 A JP 22471697A JP 3229999 B2 JP3229999 B2 JP 3229999B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転データ記憶装
置に隣接した読取り/書込みヘッドを支持するためのヘ
ッドサスペンションに関するものであり、特に、アクチ
ュエータアームと負荷ビームが薄板のモノコック構造で
結合され、ヘッドサスペンションの質量及び回転イナー
シャを最小限に抑えるとともに、ヘッドサスペンション
の剛性、衝撃、共振、およびたわみの各特性を維持また
は改善するようにしたヘッドサスペンションに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】今日、多くのパーソナルコンピュータシ
ステムは、ダイレクトアクセス記憶装置(direct acces
s storage devices)(DASD)あるいはデータ記憶用
の剛体ディスク駆動装置を使用する。従来のディスク駆
動装置はディスク用スピンドルを含み、それはディスク
駆動装置が起動している間、毎分数1000回転の電気
モータによって回転させられる。複数の磁気被覆された
記録ディスクが、スピンドルに沿って軸方向に間隔を置
いて取付けられ、スピンドルと共に回転する。ディスク
の数とそれらを被覆する材料の組成によって、幾分、デ
ィスク駆動装置のデータ記憶容量が決定される。
【0003】回転するディスクの周辺に隣接した位置
に、ヘッドアクチュエータコラムが位置決められる。ヘ
ッドアクチュエータコラムは、その上に複数のアクチュ
エータアームを有し、そして各アクチュエータアーム
は、1つあるいはそれ以上のヘッドサスペンションを支
持し、それはアクチュエータアームからヘッドサスペン
ションの先端部まで、カンティレバーのように伸びてい
る。
【0004】ダイナミック記憶装置、例えば、光学また
は磁気読取り/書込みヘッドは、ヘッドサスペンション
の各先端部でスライダ上に支持される。複数のアクチュ
エータアームとそれらに関連するヘッドサスペンション
が、スピンドルによって支持された複数のディスクの各
々の頂部表面及び底部表面に隣接する読取り/書込みヘ
ッドを支持する。一般的に、各ヘッドサスペンションの
負荷ビームは、同一の方法でベースプレートに溶接また
は固定され、そして、ベースプレートはヘッドアクチュ
エータコラムに固定される。
【0005】ヘッドサスペンションの構造を改善するた
めに、第1の目標は、いかなるヘッドサスペンションの
設計に対しても低質量で十分に高い剛性、即ち、こわさ
を備えるように最適な均衡を保つことである。ヘッドサ
スペンションにおける剛性の必要に対応して、ヘッドサ
スペンションをできるだけ低質量にすることが必要であ
り、それによって、ヘッドサスペンションの急速な位置
決め動作によってもたらされる回転イナーシャを最小化
し、かつ衝撃に対する感度を低減する。
【0006】このことは、ディスクがより小さく、また
それらのデータ記憶密度が増加するノートブック及びラ
ップトップ型のコンピュータに使用される小型の剛性デ
ィスク駆動装置において特に当てはまる。
【0007】図1には、ヘッドサスペンションの1つの
従来例が示されており、このヘッドサスペンションは、
その全体の質量が減少するとともに、剛性およびこわさ
が好ましいレベルに維持されている。この従来例におい
て、負荷ビーム2はアクチュエータアーム3に直接組み
付けられる。ヘッドサスペンションの質量は、ベースプ
レートおよびその質量をなくすことにより減少する。負
荷ビームの基端部領域4における減少した剛性を補うた
めに、この領域がアクチュエータアームの先端部領域5
の一部分に重なるように固定される。このアクチュエー
タアームには、質量を低減する孔6が設けられ、そし
て、この孔は、アクチュエータアームの先端部領域5内
の前方即ち先端部の大部分の質量を減少させるととも
に、負荷ビームをアクチュエータアームに組み付けると
き、負荷ビーム2の基端部領域に設けられたツール用開
口7と整合するツール用開口として使用することもでき
る。
【0008】負荷ビームの基端部領域4がアクチュエー
タアームの先端部5に組み付けられると、この基端部領
域4は、アクチュエータアームの重量低減用の開口6か
ら、隣接しているが距離を置いて、アクチュエータアー
ム3の側面に沿って伸びている。負荷ビーム4の突出す
る基端部は、アクチュエータアームの先端部5にスポッ
ト溶接、接着剤または他の同等の方法により固定され
る。
【0009】さらに、ヘッドサスペンションにおける質
量の低減と剛性即ちこわさの増加との均衡を改善するた
めに、本発明の設計概念は、ヘッドサスペンションが、
負荷ビームとアクチュエータアームを単一の薄板として
構成され、その内部に中空の空間部を含んだモノコック
構造として、剛性を高めかつ質量を低減することであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような事情に鑑み
て、本発明は、アクチュエータアームと負荷ビームを、
1つの薄板のモノコック構造に結合することによって達
成される、低減した質量及び剛性構造を有するヘッドサ
スペンションを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このヘッドサスペンショ
ンを回転データ記憶装置のアクチュエータヘッドコラム
に連結するアクチュエータアームは、ヘッドサスペンシ
ョンの統合部分を形成する。このアクチュエータアーム
は、その先端部領域に、この領域の質量を低減する孔を
備えており、これによって、ヘッドサスペンションの回
転イナーシャを最小化する。
【0012】ヘッドサスペンションの種々の形態におい
て、アクチュエータアームの孔は、アクチュエータアー
ムの先端部領域を完全に貫通するように作られ、かつア
クチュエータアームの相対する頂部表面及び底部表面の
間に配置された複数の孔の凹部表面まで、アクチュエー
タアームの先端部の中へ一部分伸びている。
【0013】負荷ビームは、アクチュエータアームと負
荷ビームを単一のモノコック部材として結合するヘッド
サスペンションの形態において、アクチュエータアーム
の先端部領域に固定されており、アクチュエータアーム
の複数の孔の少なくとも一部分を覆っている負荷ビーム
の基端部領域の部分と、前記孔の少なくとも一部分を覆
っている分離したたわみ部の延長部分とを備えている。
【0014】アクチュエータアームと負荷ビームの薄板
構造は、モノコック構造であり、そこには、アクチュエ
ータアームの複数の孔の各部分が負荷ビームによって覆
われている。このモノコック構造は、アクチュエータア
ームの先端部領域内の孔によって与えられた質量の低減
によるヘッドサスペンションの回転イナーシャをあまり
増加させることなく、ヘッドサスペンションが必要とす
る増加した剛性及びこわさを与える。
【0015】このアクチュエータアームをヘッドサスペ
ンションの一部分として作ることにより、ヘッドサスペ
ンションの全質量を減少させるとともに、ヘッドサスペ
ンションの十分に高い剛性またこわさを維持することが
できる。
【0016】本発明の更なる目的及び特徴は、以下の本
発明の好ましい形態の詳細な説明及び図面において明ら
かにする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係るヘッドサスペンショ
ンは、本発明のいくつかの変形例を参照して説明する。
各ヘッドサスペンションの実施形態は、基本的に2つの
薄板を有するラミネート構造である。これらの形態にお
いて、2つの薄板の一方は、アクチュエータアームとし
て使用され、他方は、負荷ビームまたは延長したたわみ
部として使用される。
【0018】これらの実施形態の各々において、2つの
薄板は、その内側表面を相互に押圧し、かつアクチュエ
ータアームに負荷ビームまたはたわみ延長部を付着させ
る前にアクチュエータアームの内側表面内に形成した1
つ以の孔を有している。異なる実施形態では、これら
の孔はアクチュエータアーム内に伸びて、孔内の凹部表
面にまでかまたは完全にアクチュエータアームを貫通し
ている。
【0019】図2ないし図4には、本発明の方法に従っ
て構成されたヘッドサスペンションの第1形態が示され
ている。このヘッドサスペンションは、基本的にアクチ
ュエータアーム10、負荷ビーム12、及びたわみ部1
4からなっている。図2に示す実施形態における本発明
の特徴は、アクチュエータアーム10と負荷ビーム12
及びそれらの相互結合にある。
【0020】図に示されたたわみ部14は、例示的なも
のであり、どのようなタイプのたわみ部も図2のヘッド
サスペンション構造に使用することができる。それゆ
え、このたわみ部14は、詳細に説明しない。図2の構
成において、アクチュエータアーム10と負荷ビーム1
2は、ヘッドサスペンションのラミネート構造をもたら
す2つの薄板で作られる。
【0021】アクチュエータアーム10は、所定の長さ
寸法で、相対する基端部16と先端部18を有し、それ
に隣接した基端部領域20と先端部領域22を含んでい
る。このアームは、薄いシート材のステンレス鋼または
通常用いられる他の材料から構成され、均一の厚さを有
している。
【0022】アクチュエータアーム10の基端部領域2
0は、開口24を囲む領域であり、この開口は、基端部
領域を回転データ記憶装置のアクチュエータコラムに取
り付けるときに使用される。この開口24は、アクチュ
エータアームをコラムに取り付けるための手段として示
されているが、他の通常のコネクタを使用して、アクチ
ュエータアームをこのコラムに取り付けることもでき
る。
【0023】アクチュエータアームの先端部領域22
は、いくつかの孔26を取り囲んでいるアーム領域であ
り、これらの孔は、この先端部領域内のアームを完全に
貫通する。
【0024】図3及び図4における破線28によって示
されるように、これらの部品を一体に固定するときに、
これらの孔の1つは、アクチュエータアーム10と負荷
ビーム12を互いに適切な位置に定めるためのツール用
孔として使用されるけれども、これらの孔26は、第1
には、アクチュエータアームの先端部領域22の質量を
減少させるために使用される。
【0025】これらの孔26は、通常の方法によってア
クチュエータアーム内に作ることもできる。図3及び図
4に最も良く見られるように、アクチュエータアームの
両側縁30,32に設けられ、種々の異なる形状とする
ことができる。
【0026】これらの孔26は、アクチュエータアーム
の横支柱34によって互いに離れており、この横支柱3
4は、アクチュエータアームに安定性と増加したねじり
剛性を与え、かつ負荷ビーム12をアクチュエータアー
ム10に固定するスポット溶接または接着剤のための領
域として与えられている。
【0027】負荷ビーム12は、相対する基端部36と
先端部38を有する所定の長さを有し、負荷ビームのば
ね領域44によって分離されて相対する基端部領域40
と先端部領域42を有している。この負荷ビーム12は
ステンレス鋼または他の通常用いられる材料で、その長
さに沿ってほぼ均一な厚さの薄いシート材料から構成さ
れている。
【0028】負荷ビームを貫通する窓45は、ばね領域
44の負荷ビームの弾性率を減ずるために用いられるけ
れども、他の方法として、ばね領域におけるこの弾性率
を低減するために部分的な厚さの窓または負荷ビームの
両側縁46,48間のばね領域を横切って伸びる部分的
な厚さの谷部等を用いることができる。
【0029】負荷ビームの先端部領域42には、付加的
な剛性を得るために両側縁に沿ってレール50,52が
設けられている。他の実施形態ではこのレールが用いら
れていない。質量低減用の孔54は、先端部領域42に
も設けられている。その1つは、破線55によって示さ
れるように、通常、負荷ビーム上のたわみ部14を適切
に位置決めるツール用開口として用いられる。
【0030】負荷ビームの基端部領域40には、質量低
減用の孔56が設けられ、その1つは、アクチュエータ
アーム10に対して負荷ビーム12を適切に位置決める
ためそれらを一体に固定するときのツール用開口として
用いられる。この質量低減用孔は、構成部品またはアク
チュエータを積層して組み立てる時に整合手段として用
いられる。
【0031】図2は、アクチュエータアーム10に固定
され、アクチュエータアームの先端部領域22と重なり
合う負荷ビームの基端部領域40を有する負荷ビーム1
2を示している。負荷ビームをアクチュエータアームに
固定する場合、図2ないし図4に見られるように負荷ビ
ームの下側となる負荷ビームの基端部領域40の内側表
面58が、スポット溶接、接着剤、または他の同等の方
法によって、相互に対向する、アクチュエータアームの
先端部領域22の内側領域60に固定される。
【0032】この2つの表面58,60は、内側表面と
して言及されているが、これらは、負荷ビームがアクチ
ュエータアームに組み付けられるとき、互いに向かい合
う。負荷ビームの基端部領域にある孔56及びアクチュ
エータアームの先端部領域にある孔の形状から見られる
ように、これらの孔は、正確には互いに一致せず、ま
た、負荷ビームの基端部領域40の部分が、アクチュエ
ータアームの孔26の部分を覆っている。
【0033】それゆえ、図2に示すヘッドサスペンショ
ン頂部表面62と底部表面64との間に内部空間が形成
されている。ヘッドサスペンションの相対する頂部表面
62及び底部表面64は、平坦な平行な面であり、そこ
に電気導体を付着させて使用することができる。好まし
い実施形態では、負荷ビームの基端部領域における両側
縁46,48は、アクチュエータアームの先端部領域2
2における両側縁30,32に一致する。
【0034】上述したアクチュエータアームと負荷ビー
ムのラミネート構造を有するヘッドサスペンションを構
成することにより、よりコンパクトで、イナーシャを最
小化するとともに衝撃、共振、及びたわみ特性を向上さ
せる利点を共に備えたヘッドサスペンションを達成する
ことができる。
【0035】負荷ビームの基端部領域40がアクチュエ
ータアームの先端部領域22にある複数の孔26を覆う
ラミネート構造によって、剛性を向上させかつ図1に示
すもののような従来例よりも質量を低減したモノコック
構造が与えられる。従来例のヘッドサスペンションにお
ける構造では、同一レベルの剛性を達成するために、そ
の全質量をより大きなものにする必要がある。
【0036】図5は、本発明のヘッドサスペンションの
側部立面図が示され、このヘッドサスペンションは、負
荷ビーム82にアクチュエータアームの先端部領域84
の質量を低減したアクチュエータアームが固定される構
成を有している。
【0037】図5において、アクチュエータアームの基
端部領域86は、均一な厚さを有していることが見ら
れ、この基端部領域は、回転データ記憶装置のアクチュ
エータコラム上に取り付けるためのコネクタ(図示略)
を備えている。しかし、アクチュエータアームの先端部
領域84は、アームが基端部領域から先端88に伸びる
に従って、基端部領域86から先端部領域に向けてその
厚さが薄くなるように減少している。
【0038】アクチュエータアームにおける最大曲げ応
力が加わる区域は、回転データ記憶装置のアクチュエー
タコラムに連結するアームの基端部領域86の近くにあ
る。それゆえ、この基端部領域86は、より剛性を必要
とする。アクチュエータアームの先端部領域88は、ア
クチュエータコラムのコネクタから伸びており、曲げ応
力はほとんどなく回転イナーシャ、衝撃、共振の各特性
に対してより重大な影響を与える。
【0039】アクチュエータアームの先端部領域84か
らその先端部88まで、アクチュエータアームの厚さを
テーパにすることにより、アームの先端部領域内に孔を
設けた前述の実施形態と同様に、アームの質量をより有
効に使用することができる。さらに、この先端部領域8
4のテーパ構造に、上述した形態と同様に、この先端部
領域に複数の孔を設けることもできる。
【0040】図6は、図2〜図4に関連して図示しかつ
説明したヘッドサスペンションの実施形態の別の変形例
を示す。この好ましい形態では、アクチュエータアーム
90は、その一側に固定された負荷ビーム92のみを有
している。この負荷ビーム92が、アクチュエータアー
ム90の一側にのみ固定されているのは、使用時に、ア
クチュエータアームをヘッドサスペンションの予負荷の
下で、ある程度偏向させる必要があるからである。
【0041】回転データ記憶装置のアクチュエータコラ
ム上にアクチュエータアームを積層する際に、隣接する
アクチュエータアームが、背中合わせの各先端部を接触
させないようにすることが好ましい。回転データ記憶装
置のアクチュエータコラム(図示略)用のコネクタを含
むアームの基端部領域96と、負荷ビーム92が取付ら
れるアームの先端部領域98とを隔てる、制限された曲
げ部94をアームに設けることにより、予負荷によるア
ームのたわみは、アームが負荷されている時、このアー
ムの各先端部が接触しないように補償される。
【0042】これにより、衝撃、共振等に対するアーム
の設計に、より大きな許容度が与えられる。また、背中
合わせの偏向が制限されているので、より厚いアームを
使用することができ、かつディスクの間隔を低減するこ
とができる。
【0043】図7及び図8は、図2のアクチュエータア
ームにおける更なる変形例を示し、ここには、アクチュ
エータアームの先端部領域内の孔が、上述の実施形態に
おけるものとは異なって形成されている。
【0044】図7及び図8において、アクチュエータア
ーム100が実線で示され、負荷ビームの基端部102
が破線で示されている。
【0045】上述の実施形態と同様に、アクチュエータ
アーム100は、所定の長さを有して相対する基端部1
04と先端部106を有している。アームの基端部領域
108は、他の公知のコネクタを用いることができるけ
れども、回転データ記憶装置のコネクタをコネクタ開口
110の形態で取り囲んでいる。アームの先端部領域1
12は、基端部領域108から突出し、かつそこに孔1
14が形成されている。
【0046】この実施形態では、孔114は、アームの
先端部領域を完全に貫通しておらず、アームに取付られ
た負荷ビームの基端部102の内側表面を押圧してアー
ムの内側表面116からこのアーム内に伸びている。ま
た、この2つの表面は、内側表面として言及している
が、これらは、負荷ビームがアクチュエータアームに固
定されるとき、互いにヘッドサスペンションの内側面を
向かい合わせる。
【0047】孔114の形成において、細長いスロット
の形態で拡張された開口118が、アームの先端部領域
112を貫通するように最初に作られる。次に、アーム
の内側表面116がコイニングまたはスタンピングさ
れ、この内側表面からアーム内に伸びている孔114
を、アーム内の孔の凹部表面120に形成する。
【0048】この拡張開口118は、孔114が形成さ
れるとともに、孔114をコイニングすることによって
この開口を広げてアーム材料を変形できるように設けら
れている。この結果、孔114は、アームの内側表面1
16と、平坦で互いに平行なヘッドサスペンションの底
部表面122とを有してアーム先端部領域の開口内に形
成されている。
【0049】負荷ビームの基端部領域102がアームの
先端部領域112に固定されるとき、製造されたヘッド
サスペンションは、平坦で平行な頂部表面124と底部
表面122を有していることがわかる。この構成におい
て、ベースプレートを省略することにより、ヘッドサス
ペンションの質量を低減するとともに剛性の低下を最小
限に抑える目標が達成される。
【0050】図9及び図10は、図7及び図8のヘッド
サスペンションの更なる変形例であり、この場合、アク
チュエータアームの先端部領域における孔は、上述の実
施形態に示したものとは作り方が異なっている。図9及
び図10において、アクチュエータアーム126は、実
線で示され、負荷ビームの基端部128は、図7及び図
8と同様に破線で示されている。
【0051】図9及び図10に示されたアクチュエータ
アーム126と負荷ビームの基端部128の特徴は、孔
130の構造を除いて図7及び図8及び上述したものと
同一である。
【0052】それゆえ、孔130の構成についてのみ、
ここで説明する。図10に最も良く見られるように、孔
130は、アクチュエータアームの先端部を完全に貫通
していないが、アームの内側表面132から孔の凹部表
面134までアーム内に伸びている。この孔134は、
図7及び図8の形態の孔114とは異なり、拡張開口を
有することなく、その表面をスタンピングすることによ
ってアーム内に内側表面132を形成している。
【0053】この結果、孔130の真下にヘッドサスペ
ンションの底部表面138に浮き出た区域136が生
じ、アームの材料は、この孔130によって伸びるよう
に変形される。負荷ビームの基端部128がアクチュエ
ータアームの内側表面132に固定されるとき、ヘッド
サスペンションの頂部表面140は、孔130のスタン
ピングにより生じる底部表面の浮き出し区域136を除
いて、ヘッドサスペンションの底部表面138と平行に
なる。
【0054】図11ないし図14は、本発明のヘッドサ
スペンションの更なる実施形態を示し、アクチュエータ
アームと負荷ビームが単一の一体ユニット構造として形
成されている。
【0055】この図11ないし図14に示したヘッドサ
スペンションの構成は、単一のアクチュエータアーム1
40と負荷ビーム142を第1の薄板とし、延長したた
わみ部を第2の薄板としたラミネート構造である。2つ
の薄板は、ステンレス鋼または他の通常に用いられる材
料で構成されている。
【0056】結合したアクチュエータアーム140と負
荷ビーム142は、単一のシート材料から作られ、相対
する基端部146と先端部148を有して結合した所定
の長さ寸法を有する。この組み合わせのアクチュエータ
アーム部分140は、第1の実施形態のアクチュエータ
アーム10と類似するアーム部分の基端部領域150と
先端部領域152を有している。
【0057】基端部領域150は、結合したアクチュエ
ータアーム140と負荷ビーム142を回転データ記憶
装置のアクチュエータコラムに取り付ける際に使用され
るコネクタ開口154を取り囲む。選択的に、アクチュ
エータアーム部分140をアクチュエータコラムに取り
付ける他の方法も用いることができる。
【0058】アクチュエータアーム部分140の先端部
領域152は、そこを貫通する質量低減用の孔155を
有する。ここでは、1つの孔のみが示されているけれど
も、この孔155は、上述した実施形態のものと同一の
目的でかつ同一の方法で設けられる。
【0059】結合したアクチュエータアーム140と負
荷ビーム142の先端部領域152は、負荷ビームの基
端部領域156に負荷ビーム142と一体に連結され
る。この負荷ビームの基端部領域156は、負荷ビーム
の先端部領域158からばね領域160によって分離さ
れる。負荷ビームの両側縁162,164は、アクチュ
エータアーム140の両側縁の延長部であり、これらの
両側縁の各部分は、第1の実施形態の負荷ビームと同様
に、そこに形成されたレール166,168を有する。
【0060】たわみ部の延長部144は、たわみ部分1
70と薄板部分172を有し、これらの部分は、その間
に橋渡された狭いコネクタ174によって取付られてい
る。たわみ部の延長部144は、図11に示した位置に
おいて、結合したアクチュエータアーム140と負荷ビ
ーム142に固定される。図11に見られるように、た
わみ部の延長部の薄板部分172は、アクチュエータア
ームの先端部領域152内の孔155を乗り越えて完全
に覆っている。これにより、上述した形態のモノコック
構造を形成し、孔155による材料の除去によって生じ
る剛性の減少は、このモノコック構造によって補償され
る。この結果、かなりの減少を伴うことなく孔155に
よって与えられた質量の低減によりイナーシャを最小化
し、かつ好ましいヘッドサスペンションの衝撃、共振、
及び偏向の特性が向上する。
【0061】コネクタ174は、たわみ部170を薄板
部分172に連結し、たわみ部の延長部を、アクチュエ
ータアーム140と負荷ビーム142の組合せ体に固定
するとき、たわみ部の延長部144の2つの部分を、前
記組合せ体に対して一緒に位置決めることができる。
【0062】コネクタ174は、たわみ部分170と薄
板部分172に関して位置決められ、負荷ビームのばね
領域160を跨いで橋渡しされる。コネクタ174の減
少した横幅は、負荷ビームの弾性率にあまり影響を与え
ない。ばね領域160を跨いでいるコネクタがあること
により、通常の方法によってばね領域160の弾性率を
減少させる場合よりも補償することができる。
【0063】たわみ部の延長部144は、スポット溶
接、接着剤、及び他の同等の方法によって、結合したア
クチュエータアーム140と負荷ビーム142に固定さ
れ、かつ相対する頂部表面176と底部表面178を有
するヘッドサスペンションを生じて、互いにほぼ平行
で、孔155の中空の内部空間をその間に有し、その結
果、質量を低減させかつイナーシャを最小化する。
【0064】上述した実施形態と同様に、この孔155
は、ヘッドサスペンションのアクチュエータアーム部分
140の先端部を完全に貫通するように形成することも
できる。
【0065】図13及び図14は、図11及び図12の
孔の別の形態を示し、この孔は、アクチュエータアーム
内にスタンピングされかつ部分的にエッチングされてい
る。この孔154のこれらの別の形成方法は、図7ない
し図10に関連して説明されているので、ここでは再度
説明しない。図13及び図14において、図11及び図
12に使用した同様の参照符号は、’及び ”を用いて
使用される。
【0066】本発明の各実施形態は、回転イナーシャを
最小化するとともに衝撃、共振、及びたわみの特性を好
ましいレベルに維持するヘッドサスペンションを提供す
る。各形態で用いた薄板により製造されたモノコック構
造は、より高い衝撃及びねじれ共振特性を与えることが
できるとともに、回転イナーシャを最小化し、さらに、
より単純化され、効率の良い、そしてコストを抑えて製
造できるヘッドサスペンションを提供する。
【0067】本発明は、参考として特定の形態に関して
記載してきたが、本発明の他の修正及び変更は、本発明
の請求の範囲によって規定された本発明の範囲から逸脱
しないで構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例のアクチュエータアームと負荷ビームの
平面図である。
【図2】本発明のヘッドサスペンションの第1形態を示
す斜視図である。
【図3】図2におけるヘッドサスペンションの分解斜視
図である。
【図4】図2の形態におけるアクチュエータアームと負
荷ビームの平面図である。
【図5】ヘッドサスペンションの更なる形態を示す側方
立面図である。
【図6】ヘッドサスペンションの更なる形態を示す側方
立面図である。
【図7】ヘッドサスペンションの付加的な形態を示す部
分平面図である。
【図8】図7の8−8線に沿うヘッドサスペンションの
正面から見た断面図である。
【図9】ヘッドサスペンションの付加的な形態を示す部
分平面図である。
【図10】図9の10−10線に沿うヘッドサスペンシ
ョンの正面から見た断面図である。
【図11】ヘッドサスペンションの更なる形態を示す斜
視図である。
【図12】図1のヘッドサスペンションの形態における
分解斜視図である。
【図13】図11のヘッドサスペンションの一形態にお
ける正面から見た断面図である。
【図14】図11のヘッドサスペンションの変形例にお
ける正面から見た断面図である。
【参照符号】
10,80,90,140 アクチュエータアーム 12,82,92,142 負荷ビーム 14 たわみ部 16,104 基端部 18,106 先端部 20,40,86,96 基端部領域 22,42,88,98 先端部領域 24 開口 26,54,56 孔 30,32 側縁 44 ばね領域 62 頂部表面 64 底部表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク ティー. ギラード アメリカ合衆国 ミネソタ 55382 サ ウス ヘイブン 54ス ストリート エ ヌ.ダブリュ. 17819 (56)参考文献 特開 平8−203222(JP,A) 特開 平7−226043(JP,A) 特開 平6−103711(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/02 601 G11B 21/21

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転データ記憶装置に隣接する読取り/書
    込みヘッドを支持するためのヘッドサスペンションであ
    って、 所定の長さを有し、相対する基端部領域と先端部領域、
    及びこれらの領域間にばね領域を備えた負荷ビームと、 所定の長さを有し、相対する基端部領域と先端部領域を
    備えたアクチュエータアームとを備えており、 前記アクチュエータアームの基端部領域は、前記回転デ
    ータ記憶装置のヘッドアクチュエータコラム上で前記基
    端部領域に直接取付られるコネクタを有し、前記アクチ
    ュエータアームの先端部領域は、孔を有するとともに
    記負荷ビームの基端部領域に連結されており、前記負荷
    ビームの基端部領域が前記孔の上に伸びてこの孔を完全
    に覆っていることを特徴とするヘッドアクチュエータ組
    立体。
  2. 【請求項2】アクチュエータアームは、相対する頂部表
    面と底部表面、及び前記アクチュエータアーム内に伸び
    ている孔とを有し、この孔は、前記頂部表面から前記孔
    内の凹部表面にまで伸びかつ前記頂部表面及び底部表面
    の間に伸びていることを特徴とする請求項1のヘッドア
    クチュエータ組立体。
  3. 【請求項3】孔は、アクチュエータアームの頂部表面内
    に部分的にエッチングされていることを特徴とする請求
    のヘッドアクチュエータ組立体。
  4. 【請求項4】孔は、アクチュエータアームの頂部表面内
    にコイニングにより作られていることを特徴とする請求
    のヘッドアクチュエータ組立体。
  5. 【請求項5】1つの拡大開口が、アクチュエータアーム
    の凹部表面と底部表面との間を貫通していることを特徴
    とする請求項のヘッドアクチュエータ組立体。
  6. 【請求項6】孔は、アクチュエータアームの先端部領域
    を完全に貫通していることを特徴とする請求項1のヘッ
    ドアクチュエータ組立体。
  7. 【請求項7】孔は、アクチュエータアームの先端部領域
    内の複数の孔の1つであることを特徴とする請求項1の
    ヘッドアクチュエータ組立体。
  8. 【請求項8】アクチュエータアームの基端部領域は、第
    1の厚さを有し、アクチュエータアームの先端部領域
    は、前記基端部領域での第1の厚さから細くなっている
    第2の厚さを有して、前記基端部から離れて伸びている
    ことを特徴とする請求項1のヘッドアクチュエータ組立
    体。
  9. 【請求項9】データ記憶装置に隣接する読取り/書込み
    ヘッドを支持するためのヘッドサスペンションであっ
    て、 所定の長さ寸法と横方向の幅寸法を有しかつ相対する頂
    部表面及び底部表面を有する2の表面を有しており、さ
    らに、このヘッドサスペンションに形成される弾性ばね
    領域と、一体に固定される複数の内部表面を両側から押
    圧する第1,第2の薄板から構成された剛性領域とを含
    み、前記第1,第2の薄板は、それぞれ所定の厚さを有
    かつ一体に固定されて相対する内部表面を有してお
    り、前記薄板の少なくとも一方は孔を有し、この孔が、
    前記薄板の他方によって完全に覆われ、前記頂部表面及
    び底部表面の間に中空の内部空間を形成していることを
    特徴とするヘッドサスペンション。
  10. 【請求項10】第1の薄板は、アクチュエータアームで
    あり、第2の薄板は、負荷ビームであり、孔が前記アク
    チュエータアームを完全に貫通して伸びていることを特
    徴とする請求項のヘッドサスペンション。
  11. 【請求項11】データ記憶装置に隣接する読取り/書込
    みヘッドを支持するためのヘッドサスペンションを製造
    する方法であって、 平坦な弾性シート材から、相対する基端部と先端部を有
    しかつ相対する第1,第2の表面を有している所定長さ
    負荷ビームを作り、 平坦な弾性シート材から、相対する基端部と先端部を有
    しかつ相対する第1,第2の表面を有している所定長さ
    アクチュエータアームを作り、 前記アクチュエータアームの第1表面に孔を作り、前記負荷ビームの第1表面が前記孔の上に伸びて前記孔
    を完全に覆い、この孔が前記負荷ビームの第2表面とア
    クチュエータアームの第2表面との間に中空の内部空間
    を形成するように、 前記負荷ビームの第1表面を前記ア
    クチュエータアームの第1表面に付着させる、各ステッ
    プを有していることを特徴とするヘッドサスペンション
    の製造方法。
  12. 【請求項12】アクチュエータアームを完全に貫通する
    孔を作るステップをさらに有していることを特徴とする
    請求項11の製造方法。
  13. 【請求項13】アクチュエータアーム内に伸びる孔を、
    このアームの内側にある孔の凹部表面に形成するステッ
    プをさらに有していることを特徴とする請求項11の製
    造方法。
  14. 【請求項14】アクチュエータアームの基端部領域及び
    先端部領域の間でアクチュエータアームを曲げ、さら
    に、前記アクチュエータアームの先端部領域内に前記孔
    を作るステップをさらに有していることを特徴とする請
    求項11の製造方法。
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