JP3229294U - 衣服 - Google Patents

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哲夫 渡井
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Abstract

【課題】着用性を高めることが可能になる、衣服を提供すること。【解決手段】衣服1は、前身頃11の左側部分11aに設けられた取付部20と、取付部20に少なくとも1つ以上取り付けられる第1接続部30と、前身頃11の右側部分11bに少なくとも1つ以上設けられる第2接続部40と、前身頃11の左側部分11aに設けられる比翼部50であって、第1接続部30と第2接続部40とが接続されている接続状態において、第1接続部30及び第2接続部40が外部に露出しないように覆うための比翼部50と、を備え、正面方向から見て取付部20の一部が外部に露出するように、取付部20を比翼部50よりも側方に向けて突出させて構成した。【選択図】図1

Description

本考案は、衣服に関する。
従来から、前身頃の右側部分と左側部分との重なり状態を維持するためのボタン及びボタン孔が外部に露出することを抑制可能なドクターコートが提案されている。このようなドクターコートとしては、例えば、前身頃の右側部分に取り付けられた取付部に設けられたボタン孔と、前身頃の左側部分に設けられたボタンと、前身頃の右側部分において取付部全体を覆うように設けられた比翼部とを備えるドクターコートが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−246584号公報
ここで、上記従来のドクターコートにおいては、上述したように、取付部全体が比翼部によって覆われているので、着用者が当該ドクターコートを着用した状態では比翼部と取付部との間に指を入れにくいため、ボタンとボタン孔とが接続しづらいことから、ドクターコートの如き衣服の着用性を高める観点からは改善の余地があった。
本考案は、上記に鑑みてなされたものであって、着用性を高めることが可能になる、衣服を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の衣服は、前身頃と後身頃とを有する上衣を備えた衣服であって、前記前身頃の左側部分又は右側部分のいずれか一方に設けられた取付部であって、第1接続部を取り付けるための取付部と、前記取付部に少なくとも1つ以上取り付けられる前記第1接続部と、前記前身頃の左側部分又は右側部分のいずれか他方に少なくとも1つ以上設けられる第2接続部であって、前記第1接続部と着脱自在に接続可能な第2接続部と、前記前身頃の左側部分又は右側部分のいずれか一方に設けられる比翼部であって、前記第1接続部と前記第2接続部とが接続されている接続状態において、前記第1接続部及び前記第2接続部が外部に露出しないように覆うための比翼部と、を備え、正面方向から見て前記取付部の一部が外部に露出するように、前記取付部を前記比翼部よりも側方に向けて突出させて構成した。
請求項2に記載の衣服は、請求項1に記載の衣服において、前記取付部を、前記比翼部と識別可能に構成した。
請求項3に記載の衣服は、請求項2に記載の衣服において、前記取付部の外面部分の色彩を、前記比翼部の色彩と異ならせた。
請求項4に記載の衣服は、請求項3に記載の衣服において、前記取付部の内面部分を、前記取付部の外面部分から前記前身頃又は当該衣服の着用者への色移りを抑制可能に構成した。
請求項5に記載の衣服は、請求項1から4のいずれか一項に記載の衣服において、前記取付部と前記比翼部との相互間に隙間が形成されるように、前記取付部及び前記比翼部を構成した。
請求項1に記載の衣服によれば、正面方向から見て取付部の一部が外部に露出するように、取付部を比翼部よりも側方に向けて突出させて構成したので、着用者が衣服を着用した着用状態において、着用者が取付部における外部に露出した部分を介して取付部と比翼部との相互間に指を入れやすくなる。よって、従来技術(取付部を外部に露出させない技術)に比べて、着用者が第1接続部と第2接続部との着脱を容易に行うことができ、衣服の着用性を高めることができる。
請求項2に記載の衣服によれば、取付部を、比翼部と識別可能に構成したので、上記着用状態において着用者が取付部と比翼部とを確実に識別でき、着用者が取付部と比翼部との相互間に指を一層入れやすくなる。
請求項3に記載の衣服によれば、取付部の外面部分の色彩を、比翼部の色彩と異ならせたので、上記着用状態において着用者が取付部と比翼部とを確実に視認でき、着用者が取付部と比翼部との相互間に指をさらに一層入れやすくなる。
請求項4に記載の衣服によれば、取付部の内面部分を、取付部の外面部分から前身頃又は当該衣服の着用者への色移りを抑制可能に構成したので、上記着用状態において取付部の外面部分から前身頃又は着用者への色移りを抑制でき、衣服の着用性を一層高めることができる。
請求項5に記載の衣服によれば、取付部と比翼部との相互間に隙間が形成されるように、取付部及び比翼部を構成したので、取付部と比翼部との相互間に隙間を形成でき、上記着用状態において着用者が取付部と比翼部との相互間に指をスムーズに入れることができる。
本考案の実施の形態に係る衣服の構成を示す正面図である。 図1の衣服の背面図である。 図1のA−A矢視断面図である(一部図示省略)。
以下に添付図面を参照して、この考案に係る衣服の実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕実施の形態の基本的概念を説明した後、〔II〕実施の形態の具体的内容について説明し、最後に、〔III〕実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、実施の形態によって本考案が限定されるものではない。
〔I〕実施の形態の基本的概念
最初に、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、前身頃と後身頃とを有する上衣を備えた衣服に関するものである。
ここで、「着用者」とは、医療業務に従事する従業者を意味し、例えば、医師、看護師等を含む概念である。また、「医療業務」とは、医療に関する業務を意味し、例えば、診療業務、救急業務等を含む概念である。
また、「衣服」とは、着用者が着用する衣類であり、医療用(一例として、診療用、手術用等)の上衣(一例として、外衣(ドクターコート、ジャケット等)、シャツ等)や上下繋ぎ式の衣服等(一例として、ワンピース等)を含む概念である。
以下、実施の形態では、衣服を、医師が診察又は治療を行う際に着用するドクターコートに適用した場合について説明する。
〔II〕実施の形態の具体的内容
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
(構成)
最初に、実施の形態に係る衣服の構成について説明する。図1は、本考案の実施の形態に係る衣服の構成を示す正面図である。図2は、図1の衣服の背面図である。図3は、図1のA−A矢視断面図である(一部図示省略)。
以下の説明では、図1のX方向を左右方向(着用者(具体的には、医師)から見た方向を基準とするものとし、−X方向を右方向、+X方向を左方向)、図1のY方向を上下方向(+Y方向を上方向、−Y方向を下方向)、X方向及びY方向に直交する方向を前後方向(図1の紙面の手前側に至る方向を前方向、図1の紙面の奥側に至る方向を後方向)と称する。
衣服1は、図1、図2に示すように、衣服本体10、取付部20、第1接続部30、第2接続部40、比翼部50、第1ポケット部61、第2右側ポケット部62、及び第2左側ポケット部63を備えている。
ここで、着用者が衣服1を着用している「着用状態」とは、実施の形態では、「第1着用状態」と、「第2着用状態」とを含む概念である。このうち、「第1着用状態」とは、すべての第1接続部30と第2接続部40とが接続されていないものの、着用者が衣服1を着用している状態を意味する。また、「第2着用状態」とは、すべての第1接続部30と第2接続部40とが接続されていながら、着用者が衣服1を着用している状態を意味する。
(構成−衣服本体)
図1に戻り、衣服本体10は、衣服1の基本構造体である。この衣服本体10は、着用者の上半身及び下半身を覆うことが可能な略中空状体にて形成されている。具体的には、以下では、説明の都合上、衣服本体10を5つの領域に区分して説明する。
すなわち、図1、図2に示すように、この衣服本体10は、着用者の肩部から股部に至る範囲を覆う前身頃11であって、相互に分離されて構成された左側部分11a及び右側部分11bを有する前身頃11と、着用者の肩部から臀部に至る範囲を覆う後身頃12と、着用者の右上腕を覆う右袖部13と、着用者の左上腕を覆う左袖部14と、襟口部16(開口)から立ち上げられた襟部15とを備えている。
また、実施の形態では、前身頃11及び後身頃12の各々の下端部には、裾口部17(開口)が設けられていると共に、右袖部13及び左袖部14の各々の先端部には、袖口部18(開口)が設けられている。また、後身頃12の下端部及びその近傍には、下側開き部19が設けられている。
また、衣服本体10の材質については任意であるが、例えば、着用者が動きやすい材質で形成されることが望ましく、一例として、軽量且つ伸縮性を有する公知の織物素材や、表地をポリエステル材とし、裏地を綿材(又はキュプラ材)とした公知の多層ニット素材、又はこれらを組み合わせたもの等にて形成されてもよい。
なお、以下では、衣服本体10の面のうち、着用者の肌面に対向する側の面を「衣服内面」と称し、着用者の肌面に対向する側とは反対側の側面を「衣服外面」と称する。
(構成−取付部)
取付部20は、第1接続部30を取り付けるためのものである。この取付部20は、例えば公知の取付部用の生地材で構成されており、2層構造からなる長尺な平布状体で形成されている。具体的には、図1、図3に示すように、取付側外面部分21(取付部20の外面部分)と、取付側外面部分21と接続された取付側内面部分22であって、取付側外面部分21よりも内側(具体的には、後方側)に位置する取付側内面部分22(取付部20の内面部分)とを備えている。
また、取付部20は、前身頃11の左側部分11a又は右側部分11bのいずれか一方に設けられている。具体的には、図1に示すように、左側部分11aの襟部15の下端から下方に向けて配置されると共に、取付部20の長手方向が上下方向に略沿うように配置され、左側部分11aに対して縫着等にて固定されている。
また、取付部20の具体的な形状及び大きさについては任意であるが、実施の形態では以下の通りに設定している。
すなわち、取付部20の正面形状については、略矩形状に設定している。ただし、これに限らず、例えば、略楕円形状に設定してもよい。
また、取付部20の左右方向の長さについては、取付部20と比翼部50との間に着用者の指の少なくとも一部を入れることが可能な長さに設定しており、一例として、2cmから3cm程度に設定している。ただし、これに限らず、例えば、2cm未満に設定してもよく、あるいは、3cmを上回る長さに設定してもよい。
また、比翼部50の上下方向の長さについては、左側部分11aの襟部15の下端から着用者の股部の近傍に至る長さに設定しており、一例として、30cmから50cm程度に設定している。ただし、これに限らず、例えば、30cm未満に設定してもよく、あるいは、50cmを上回る長さに設定してもよい。なお、取付部20の構成の詳細については、後述する。
(構成−第1接続部)
第1接続部30は、第2接続部40に着脱自在に接続されるものである。この第1接続部30は、例えば公知の接続部材(実施の形態では、ボタン孔)で構成されており、取付部20に1つ以上取り付けられている(図1では、3つ取り付けられている)。
具体的には、図1に示すように、3つの第1接続部30が、取付部20において相互に間隔を隔てて上下方向に沿って並設(形成)されている。
(構成−第2接続部)
第2接続部40は、第1接続部30と着脱自在に接続可能なものである。この第2接続部40は、例えば公知の接続部材(実施の形態では、ボタン)で構成されており、前身頃11の左側部分11a又は右側部分11bのいずれか他方に少なくとも1つ以上設けられている。
具体的には、図1に示すように、3つの第2接続部40が、右側部分11bにおいて、対応する第1接続部30と接続可能となるように、相互に間隔を隔てて上下方向に沿って並設されている。
(構成−比翼部)
比翼部50は、第1接続部30と第2接続部40とが接続されている接続状態において、第1接続部30及び第2接続部40が外部に露出しないように覆うためのものである。この比翼部50は、例えば公知の比翼部用の生地材(一例として、前身頃11と同一の材質の生地材)で構成されており、2層構造からなる長尺な平布状体で形成されている。具体的には、図1、図3に示すように、比翼側外面部分51と、比翼側外面部分51と接続された比翼側内面部分52であって、比翼側外面部分51よりも内側(具体的には、後方側)に位置する比翼側内面部分52とを備えている。
また、比翼部50は、前身頃11の左側部分11a又は右側部分11bのいずれか一方に設けられている。具体的には、取付部20よりも外側(具体的には、前側)において左側部分11aの襟部15の下端の近傍から下方に向けて配置されると共に、比翼部50の長手方向が上下方向に略沿うように配置され、左側部分11aに対して縫着等にて固定されている。
また、比翼部50の具体的な形状及び大きさについては任意であるが、実施の形態では以下の通りに設定している。
すなわち、図1に示すように、比翼部50の正面形状については、略矩形状に設定している。ただし、これに限らず、例えば、略楕円形状に設定してもよい。
また、比翼部50の左右方向の長さについては、取付部20の左右方向の長さよりも長く設定している。ただし、これに限らず、例えば、取付部20の左右方向の長さと略同一に設定してもよい。
また、比翼部50の上下方向の長さについては、取付部20の上下方向の長さよりも長く設定している。ただし、これに限らず、例えば、取付部20の上下方向の長さと略同一に設定してもよい。
また、比翼部50の具体的な構成については任意であるが、実施の形態では、比翼部50の先端部(図1では、右端部)に切欠部53が設けられている。この切欠部53は、比翼部50の幅(具体的には、左右方向の長さ)よりも短い幅(例えば、0.5cm程度)で形成されており、比翼部50の上端部の近傍から下端部の近傍にわたって設けられている。
また、比翼部50の形成方法については任意であるが、実施の形態では、製造性の観点から、比翼部50と前身頃11の左側部分11aとを一体に形成している。ただし、これに限らず、例えば、比翼部50と左側部分11aとを別体に形成して、比翼部50を左側部分11aに対して縫着等にて固定してもよい。
(構成−第1ポケット部)
第1ポケット部61は、収納物(図示省略)を収納可能なポケット部である。この第1ポケット部61は、例えば公知のポケット構造(一例として、パッチポケット構造等)を用いて構成されており、図1に示すように、前身頃11の左側部分11aの着用者の胸部と対応する部分に設けられ、左側部分11aに対して縫着等にて固定されている。
ここで、「収納物」とは、第1ポケット部30(あるいは、第2右側ポケット部62、第2左側ポケット部63)に収納されるものであり、例えば、医療用PHS、携帯電話、医療器具、文具等を含む概念である。
(構成−第2右側ポケット部)
第2右側ポケット部62は、収納物を収納可能なポケット部である。この第2右側ポケット部62は、例えば公知のポケット構造(一例として、2重(又は1重)のポケットを有する袋ポケット構造等)を用いて構成されており、図1に示すように、前身頃11の右側部分11bにおいて着用者の腰部と対応する部分に設けられ、右側部分11bに対して縫着等にて固定されている。
(構成−第2左側ポケット部)
第2左側ポケット部63は、収納物を収納可能なポケット部である。この第2左側ポケット部63は、第2右側ポケット部62と略同一に構成されており、図1に示すように、前身頃11の左側部分11aにおいて着用者の腰部と対応する部分に設けられ、左側部分11aに対して縫着等にて固定されている。
(構成−取付部の構成の詳細)
次に、取付部20の構成の詳細について説明する。
取付部20の構成の詳細については任意であるが、実施の形態では以下に示す特徴を有する。なお、取付部20は、特記する場合を除いて、任意の形状、方法、及び材質で製造することができる。
(構成−取付部の構成の詳細−第1の特徴)
まず、取付部20の第1の特徴については、正面方向から見て取付部20の一部が外部に露出するように、取付部20は比翼部50よりも側方(図1では、右方側)に向けて突出させて構成されている。
具体的には、図1、図3に示すように、取付部20の先端部(図1では、右端部)が比翼部50の先端部(図1では、右端部)と面一となるように、取付部20は配置されている。また、取付部20は、切欠部53の上端部から下端部に至る範囲にわたって位置するように配置されている。
このような第1の特徴により、着用状態(具体的には、第1着用状態、第2着用状態)において、着用者が取付部20における外部に露出した部分(すなわち、図1では、切欠部53に対応する部分)を介して取付部20と比翼部50との相互間に指を入れやすくなる。よって、従来技術(取付部20を外部に露出させない技術)に比べて、着用者が第1接続部30と第2接続部40との着脱を容易に行うことができ、衣服1の着用性を高めることができる。また、取付部20の先端部と比翼部50における切欠部53以外の部分の先端部とを面一にでき、衣服1の意匠性を維持できる。
(構成−取付部の構成の詳細−第2の特徴)
次に、取付部20の第2の特徴については、取付部20は、比翼部50と識別可能に構成されている。
具体的には、取付側外面部分21の色彩が、比翼部50の色彩と異ならせるように設定されている。より具体的には、取付側外面部分21の色彩がネイビー色に設定され、比翼部50の色彩が白色に設定されている。
このような第2の特徴により、着用状態において着用者が取付部20と比翼部50とを確実に識別でき、着用者が取付部20と比翼部50との相互間に指を一層入れやすくなる。特に、取付側外面部分21の色彩を比翼部50の色彩と異ならせるので、着用状態において着用者が取付部20と比翼部50とを確実に視認でき、着用者が取付部20と比翼部50との相互間に指をさらに一層入れやすくなる。
ただし、これに限らず、例えば、取付側外面部分21の肌触りが、比翼部50の肌触りと異ならせるように設定されてもよい。一例として、取付側外面部分21の平滑度が、比翼部50の平滑度よりも高く(又は低く)なるように設定されてもよい。これにより、着用状態において着用者が取付部20と比翼部50とを確実に触認でき、着用者が取付部20と比翼部50との相互間に指をさらに一層入れやすくなる。
(構成−取付部の構成の詳細−第3の特徴)
次に、取付部20の第3の特徴については、取付側内面部分22は、取付側外面部分21から前身頃11又は着用者への色移りを抑制可能に構成されている。
具体的には、取付側内面部分22は、色移りしづらい生地材で形成されており、例えば、比翼部50の生地材と略同一の生地材で形成されている。そして、取付側内面部分22は、取付側外面部分21の内面(具体的には、後面)全体を略覆うように設けられている。
このような第3の特徴により、着用状態において取付側外面部分21から前身頃11又は着用者への色移りを抑制でき、衣服1の着用性を一層高めることができる。
(構成−その他の構成)
また、衣服1のその他の構成については任意であるが、実施の形態では以下の通りに構成されている。
すなわち、まず、取付部20と比翼部50との相互間に隙間Gが形成されるように、取付部20及び比翼部50は構成されている。
具体的には、取付側外面部分21と取付側内面部分22とを接続する縫い目AS(以下、「取付側縫い目AS」と称する)の数と、比翼側外面部分51と比翼側内面部分52とを接続する縫い目WS(以下、「比翼側縫い目WS」と称する)の数とを異ならせることで、取付部20の縫い縮み量と比翼部50の縫い縮み量の違いによって上記隙間Gが生じるように構成されている。より具体的には、図3に示すように、取付部20の上下方向の略全長にわたって設けられる取付側縫い目ASの数が1つに設定され、比翼部50の上下方向の略全長にわたって設けられる比翼側縫い目WSの数が2つに設定されている。
さらに、取付部20の先端部のうち第1接続部30同士の間の部分の一部が、比翼部50に対して縫着等にて固定されることで、上記隙間Gは第1接続部30毎に仕切られており、より具体的には、図1に示すように、第1隙間G1、第2隙間G2、第3隙間G3、及び第4隙間G4が形成されている。
このような構成により、取付部20と比翼部50との相互間に隙間Gを形成でき、着用状態において着用者が取付部20と比翼部50との相互間に指をスムーズに入れることができる。また、上記隙間Gは第1接続部30毎に仕切られていることで、各第1接続部30に対応する隙間(第1隙間G1、第2隙間G2、第3隙間G3、及び第4隙間G4)を均一に形成しやすくなる。
また、第1接続部30(ボタン孔)が、取付部20と視認可能に構成されている。
具体的には、取付側外面部分21又は取付側内面部分22における各第1接続部30の周辺部分の色彩が、当該周辺部分以外の部分の色彩と異ならせるように設定されている。より具体的には、取付側内面部分22における上記周辺部分の色彩がネイビー色に設定され、取付側内面部分22における上記周辺部分以外の部分の色彩が白色に設定されている。
このような構成により、第1接続部30と取付部20とを確実に視認でき、第1接続部30と第2接続部40との着脱をスムーズに行うことができる。
(衣服の作用)
続いて、このように構成された衣服1の作用について説明する。
この衣服1の作用は、第1着用状態の作用(以下、「第1作用」と称する)と、第2着用状態の作用(以下、「第2作用」と称する)とに大別される。
(衣服の作用−第1作用)
最初に、第1作用について説明する。
例えば、第1着用状態を第2着用状態に切り替えるために、まず、着用者が第1接続部30又はその周辺部分を左手の指で摘まむ。具体的には、着用者が、取付部20を見ながら取付部20における外部に露出した部分を介して取付部20と比翼部50との相互間に左手の指を入れることにより、第1接続部30又はその周辺部分を容易に摘まむことができる。
この場合において、取付側外面部分21の色彩が比翼部50の色彩と異なるので、着用者が取付部20と比翼部50とを確実に視認でき、取付部20と比翼部50との相互間に指をさらに入れやすくなる。また、取付部20と比翼部50との相互間に隙間G(第1隙間G1、第2隙間G2、第3隙間G3、及び第4隙間G4)が形成されているので、着用者が取付部20と比翼部50との相互間に指をスムーズに入れることができる。
次に、着用者が、第1接続部30又はその周辺部分を左手の指で摘まんだ状態を維持しながら、第2接続部40を右手の指で摘まむ。そして、着用者が、第1接続部30等及び第2接続部40を指で摘まんだ状態を維持しながら、第2接続部40を第1接続部30に嵌め合わせることにより、第1接続部30と第2接続部40とを接続することができる。
そして、上述した一連の工程をすべての第1接続部30及び第2接続部40に対して行われることにより、第1着用状態を第2着用状態に切り替えることができる。
(衣服の作用−第2作用)
次に、第2作用について説明する。
例えば、第2着用状態を第1着用状態に切り替えるために、まず、着用者が第2接続部40を左手の指で摘まむ。具体的には、着用者が、取付部20を見ながら取付部20における外部に露出した部分を介して取付部20と比翼部50との相互間に左手の指を入れることにより、第2接続部40を容易に摘まむことができる。
次に、着用者が、第2接続部40を左手の指で摘まんだ状態を維持しながら(必要であれば、右手の指で第1接続部30を摘まみながら)、第2接続部40を第1接続部30から外すことにより、第1接続部30と第2接続部40との接続を解除することができる。
そして、上述した一連の工程をすべての第1接続部30及び第2接続部40に対して行われることにより、第2着用状態を第1着用状態に切り替えることができる。
(実施の形態の効果)
このように実施の形態によれば、正面方向から見て取付部20の一部が外部に露出するように、取付部20を比翼部50よりも側方に向けて突出させて構成したので、着用状態において、着用者が取付部20における外部に露出した部分を介して取付部20と比翼部50との相互間に指を入れやすくなる。よって、従来技術(取付部20を外部に露出させない技術)に比べて、着用者が第1接続部30と第2接続部40との着脱を容易に行うことができ、衣服1の着用性を高めることができる。
また、取付部20を、比翼部50と識別可能に構成したので、着用状態において着用者が取付部20と比翼部50とを確実に識別でき、着用者が取付部20と比翼部50との相互間に指を一層入れやすくなる。
また、取付側外面部分21の色彩を、比翼部50の色彩と異ならせたので、着用状態において着用者が取付部20と比翼部50とを確実に視認でき、着用者が取付部20と比翼部50との相互間に指をさらに一層入れやすくなる。
また、取付側内面部分22を、取付側外面部分21から前身頃11又は着用者への色移りを抑制可能に構成したので、着用状態において取付側外面部分21から前身頃11又は着用者への色移りを抑制でき、衣服1の着用性を一層高めることができる。
また、取付部20と比翼部50との相互間に隙間Gが形成されるように、取付部20及び比翼部50を構成したので、取付部20と比翼部50との相互間に隙間Gを形成でき、着用状態において着用者が取付部20と比翼部50との相互間に指をスムーズに入れることができる。
〔III〕実施の形態に対する変形例
以上、本考案に係る実施の形態について説明したが、本考案の具体的な構成及び手段は、実用新案登録請求の範囲に記載した各考案の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や考案の効果について)
まず、考案が解決しようとする課題や考案の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、考案の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
(形状、数値、構造、時系列について)
上記実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本考案の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。例えば、衣服本体10における各部は、特記する場合を除いて、上記説明とは異なる形状、方法、及び材質で製造することができる。
(衣服について)
上記実施の形態では、衣服1が、第1ポケット部61、第2右側ポケット部62、及び第2左側ポケット部63を備えていると説明したが、これに限らない。例えば、第1ポケット部61、第2右側ポケット部62、又は第2左側ポケット部63の少なくとも一部を省略してもよい。
また、上記実施の形態では、取付部20及び比翼部50が前身頃11の左側部分11aに設けられ、第2接続部40が前身頃11の右側部分11bに設けられていると説明したが、これに限らない。取付部20及び比翼部50が前身頃11の右側部分11bに設けられ、第2接続部40が前身頃11の左側部分11aに設けられてもよい。
(第1接続部、第2接続部について)
上記実施の形態では、第1接続部30及び第2接続部40の設置数がそれぞれ3つであると説明したが、これに限らない。例えば、3つ未満であってもよく、あるいは、4つ以上であってもよい。
また、上記実施の形態では、第1接続部30が、取付部20と視認可能に構成されていると説明したが、これに限らない。例えば、第1接続部30が、取付部20と視認不能に構成されてもよい。一例として、取付側外面部分21又は取付側内面部分22における各第1接続部30の周辺部分の色彩が、当該周辺部分以外の部分の色彩と同一に設定されてもよい。
また、上記実施の形態では、第1接続部30がボタン孔であり、第2接続部40がボタンであると説明したが、これに限らない。例えば、第1接続部30が雄ファスナ材であり、第2接続部40が雌ファスナ材であってもよい。
(取付部について)
上記実施の形態では、取付部20が、2層構造からなる長尺な平布状体で形成されていると説明したが、これに限らず、例えば、1層構造からなる長尺な平布状体で形成されてもよい。
また、上記実施の形態では、取付部20が、比翼部50と識別可能に構成されていると説明したが、これに限らず、例えば、比翼部50と識別不能に構成されてもよい。一例として、取付部20の外面部分の色彩が、比翼部50の色彩と同一に設定されてもよい。
また、上記実施の形態では、取付側内面部分22が、取付側外面部分21から前身頃11又は着用者への色移りを抑制可能に構成されていると説明したが、これに限らない。例えば、取付側外面部分21から前身頃11又は着用者への色移りを許容するように構成されてもよい。一例として、取付側内面部分22が略メッシュ状に形成されてもよく、又は取付側外面部分21を省略してもよい。あるいは、取付側内面部分22が、取付側外面部分21と略同一に構成されてもよい。
また、上記実施の形態では、取付部20の先端部が比翼部50の先端部と面一となるように、取付部20は配置されていると説明したが、これに限らず、例えば、取付部20の先端部が比翼部50の先端部よりも側方(具体的には、右方側)に向けて突出するように、取付部20は配置されてもよい。
また、上記実施の形態では、取付部20と比翼部50との相互間に隙間Gが形成されるように、取付部20及び比翼部50が構成されていると説明したが、これに限らない。例えば、上記隙間Gが形成されないように、取付部20及び比翼部50が構成されてもよい。一例として、取付側縫い目ASの数と比翼側縫い目WSの数とを同一にして、取付部20の縫い縮み量と比翼部50の縫い縮み量とを同じすることによって上記隙間Gが生じないように構成されてもよい。
(比翼部について)
上記実施の形態では、比翼部50が、2層構造からなる長尺な平布状体で形成されていると説明したが、これに限らず、例えば、1層構造からなる長尺な平布状体で形成されてもよい。
また、上記実施の形態では、比翼部50に切欠部53が設けられていると説明したが、これに限らず、例えば、切欠部53を省略してもよい。この場合には、取付部20の先端部全体及びその近傍部分が外部に露出するように、取付部20は比翼部50よりも側方に向けて突出させて構成されてもよい。一例として、取付部20の先端部が比翼部50の先端部と面一とならないように、取付部20は配置されてもよい。
(付記)
付記1の衣服は、前身頃と後身頃とを有する上衣を備えた衣服であって、前記前身頃の左側部分又は右側部分のいずれか一方に設けられた取付部であって、第1接続部を取り付けるための取付部と、前記取付部に少なくとも1つ以上取り付けられる前記第1接続部と、前記前身頃の左側部分又は右側部分のいずれか他方に少なくとも1つ以上設けられる第2接続部であって、前記第1接続部と着脱自在に接続可能な第2接続部と、前記前身頃の左側部分又は右側部分のいずれか一方に設けられる比翼部であって、前記第1接続部と前記第2接続部とが接続されている接続状態において、前記第1接続部及び前記第2接続部が外部に露出しないように覆うための比翼部と、を備え、正面方向から見て前記取付部の一部が外部に露出するように、前記取付部を前記比翼部よりも側方に向けて突出させて構成した。
付記2の衣服は、付記1に記載の衣服において、前記取付部を、前記比翼部と識別可能に構成した。
付記3の衣服は、付記2に記載の衣服において、前記取付部の外面部分の色彩を、前記比翼部の色彩と異ならせた。
付記4の衣服は、付記3に記載の衣服において、前記取付部の内面部分を、前記取付部の外面部分から前記前身頃又は当該衣服の着用者への色移りを抑制可能に構成した。
付記5の衣服は、付記1から4のいずれか一項に記載の衣服において、前記取付部と前記比翼部との相互間に隙間が形成されるように、前記取付部及び前記比翼部を構成した。
(付記の効果)
付記1に記載の衣服によれば、正面方向から見て取付部の一部が外部に露出するように、取付部を比翼部よりも側方に向けて突出させて構成したので、着用者が衣服を着用した着用状態において、着用者が取付部における外部に露出した部分を介して取付部と比翼部との相互間に指を入れやすくなる。よって、従来技術(取付部を外部に露出させない技術)に比べて、着用者が第1接続部と第2接続部との着脱を容易に行うことができ、衣服の着用性を高めることができる。
付記2に記載の衣服によれば、取付部を、比翼部と識別可能に構成したので、上記着用状態において着用者が取付部と比翼部とを確実に識別でき、着用者が取付部と比翼部との相互間に指を一層入れやすくなる。
付記3に記載の衣服によれば、取付部の外面部分の色彩を、比翼部の色彩と異ならせたので、上記着用状態において着用者が取付部と比翼部とを確実に視認でき、着用者が取付部と比翼部との相互間に指をさらに一層入れやすくなる。
付記4に記載の衣服によれば、取付部の内面部分を、取付部の外面部分から前身頃又は当該衣服の着用者への色移りを抑制可能に構成したので、上記着用状態において取付部の外面部分から前身頃又は着用者への色移りを抑制でき、衣服の着用性を一層高めることができる。
付記5に記載の衣服によれば、取付部と比翼部との相互間に隙間が形成されるように、取付部及び比翼部を構成したので、取付部と比翼部との相互間に隙間を形成でき、上記着用状態において着用者が取付部と比翼部との相互間に指をスムーズに入れることができる。
1 衣服
10 衣服本体
11 前身頃
11a 左側部分
11b 右側部分
12 後身頃
13 右袖部
14 左袖部
15 襟部
16 襟口部
17 裾口部
18 袖口部
19 下側開き部
20 取付部
21 取付側外面部分
22 取付側内面部分
30 第1接続部
40 第2接続部
50 比翼部
51 比翼側外面部分
52 比翼側内面部分
53 切欠部
61 第1ポケット部
62 第2右側ポケット部
63 第2左側ポケット部
G 隙間
G1 第1隙間
G2 第2隙間
G3 第3隙間
G4 第4隙間
AS 取付側縫い目
WS 比翼側縫い目

Claims (5)

  1. 前身頃と後身頃とを有する上衣を備えた衣服であって、
    前記前身頃の左側部分又は右側部分のいずれか一方に設けられた取付部であって、第1接続部を取り付けるための取付部と、
    前記取付部に少なくとも1つ以上取り付けられる前記第1接続部と、
    前記前身頃の左側部分又は右側部分のいずれか他方に少なくとも1つ以上設けられる第2接続部であって、前記第1接続部と着脱自在に接続可能な第2接続部と、
    前記前身頃の左側部分又は右側部分のいずれか一方に設けられる比翼部であって、前記第1接続部と前記第2接続部とが接続されている接続状態において、前記第1接続部及び前記第2接続部が外部に露出しないように覆うための比翼部と、を備え、
    正面方向から見て前記取付部の一部が外部に露出するように、前記取付部を前記比翼部よりも側方に向けて突出させて構成した、
    衣服。
  2. 前記取付部を、前記比翼部と識別可能に構成した、
    請求項1に記載の衣服。
  3. 前記取付部の外面部分の色彩を、前記比翼部の色彩と異ならせた、
    請求項2に記載の衣服。
  4. 前記取付部の内面部分を、前記取付部の外面部分から前記前身頃又は当該衣服の着用者への色移りを抑制可能に構成した、
    請求項3に記載の衣服。
  5. 前記取付部と前記比翼部との相互間に隙間が形成されるように、前記取付部及び前記比翼部を構成した、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の衣服。
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