JP3229127U - 体形管理装置 - Google Patents

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孝之 香高
孝之 香高
巧 大城
巧 大城
偉喜 太田
偉喜 太田
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株式会社システック
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

【課題】重量他管理値と正確な人体画像又は及び輪郭を関連付けて体形管理をする装置を提供する。【解決手段】体形管理装置は、被検者の人体の体形画像を取得するカメラと、体重計112と、管理手段を有し、管理手段は、メモリ手段と、処理手段と、処理手段が処理した結果を表示する表示手段と、体形画像の取得、処理、表示、の条件を設定し操作するための設定/操作手段と、これらを制御する制御手段と、を備え、メモリ手段は、体形画像の取得、処理、表示、設定・操作のためのプログラムを保持するプログラムメモリと、計測されたデータ、処理された結果データを関連付けて保持するデータメモリと、を有し、体重と処理により求めた数値と体形画像または処理により得られた輪郭を関連付けて保存・表示を行う。【選択図】図1

Description

本考案は、体形を管理する装置に関するものである。
人体の体形を監視する装置としては、従来、図5に示す様なものが提案されていた。図5を用いて説明する。
5−1は、特許文献1に示されるものであり、体重測定部(体重計)に、脂肪の率または量を求めるための複数の電極を持つ生体インピーダンスの測定手段と、下方または上方から体形を移す体形画像取得手段(カメラ)を備えている。特徴は、体形画像取得手段が、上下方向から画像取得になっているため、立ち状態を横からみた体形が把握できず、さらに、姿勢が悪いと、姿勢そのものが画像に与える影響が大きくて、体形よりむしろ姿勢監視になってしまう欠点が大きい事である。
5−2は、特許文献2に示されるものであり、被検者の腹部の横幅と縦幅を計測する手段と、生体インピーダンスを測定して脂肪量を求める手段を備えて、腹部の断面に楕円を想定し、背中後ろの両脇に追加補正をしたことで腹部の断面を算定し、表示するものであるが、腹部の太さのみ分かるが、身体の上下方向の体形を示すことはできない。人型のシルエットも測定の位置を示すためのもので、現在の現実の体形を示すものではない。
5−3は、特許文献3に示されるものであり、5−1と類似している。予め、身長、性別、年齢の数値を入力しておく。体重および腕、足、胸、腹等を各々測定する生体インピーダンス測定手段により体重と脂肪量を求め、各部のサイズをモデルにより計算して求める。棒状態など近似のよるため、現実の体形を示せない欠点がある。
3者とも脂肪量から体形を予測しているが、脂肪がどのようにつくか個人差があり、体形を十分に表すには、困難がある。
5−4は、特許文献4に示されるものであり、体形測定装置であり、任意の高さにおいて、被測定者の横径と厚さが測定される。横径と厚さは、楕円の長軸と短軸の値として変換され、測定部位の形状が楕円または円に特定され、任意の高さの周囲長、および断面積が計算される。それ以外の機能は示されていない。
全ての例で、重量から人体画像を求めることは、断面のモデルや、脂肪の付き方の違い等の理由で一意的に定まらないので、正確な人体画像を得られない。管理者にとって重要なのは、輪郭などの人体画像であるためである。このため、人体画像が正確なことが好ましいためである。
特開2009−148375 特開2010−207339 特開2014−18444 特開H11−76207
本考案の課題は、重量他管理値と正確な人体画像又は及び輪郭を関連付けて体形管理をする装置を提供することである。
以下請求項に沿い記述する。
請求項1記載の考案は、体形管理装置であって、
被検者の人体の画像取をするカメラと、体重を測定する体重計と、管理手段を有し、
前記管理手段は、メモリ手段と、処理手段と、前記処理手段が処理した結果を表示する表示手段と、前記画像取、前記処理、前記表示、の条件を設定し操作するための設定/操作手段と、これらを制御する制御手段と、を備え、前記メモリは、前記画像取、前記処理、前記表示、前記設定・操作のためのプログラムを保持するプログラムメモリと、前記計測されたデータ、前記処理された結果データを関連付けて保持するデータメモリと、を有することで、前記体重と前記処理により求めた数値と前記画像または処理により得られた輪郭を関連付して保存・表示を行うことを特徴とする。
請求項2記載の考案は、請求項1記載の体形管理装置において、
前記処理手段は、寸法抽出手段を備え、既知の身長又は、前記被検者とともに画像に映った目盛片又は長さの既知の参照体を参照値として、胸囲又は/及び腹囲の寸法を算出することを特徴とする。
請求項3記載の考案は、請求項1または請求項2のいずれか1つに記載の体形管理装置において、前記処理手段及び前記表示手段では、人体部の輪郭が分かるが秘匿したい部分は秘匿した処理を行い、前記カメラが撮影した映像そのものではなく、前記秘匿した結果でデータ保存・表示を行うことを特徴とする。
請求項4記載の考案は、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の体形管理装置において、前記管理手段と前記カメラ又は/及び、前記体重計が、各々、無線通信手段を備えることで、前記制御手段を介した測定開始により、前記カメラによる前記画像と、前記体重のデータを取得させ、被検者と、測定時刻と、前記カメラによる前記画像と、前記体重のデータと、の関連付けを容易にしたことを特徴とする。
請求項5記載の考案は、処理プログラムであって、前記処理手段の前記処理のために前記プログラムメモリに格納する為であって、請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の体形管理装置に使用されることを特徴とする。
以上の様に構成されているので、本考案による体形管理装置では、重量他の管理値と正確な体形画像を関連付けて管理でき、簡単な構成でありながら、いろいろの体形管理の機能の提供が可能となる。
本考案にかかる体形管理装置の一実施態様を示す図である。 本考案にかかる体形管理装置の他の実施態様を示す図である。 本考案にかかる体形管理装置の他の実施態様を示す図である。 本考案にかかる体形管理装置の体形管理画面と条件設定画面の一実施態様を示す図である。 従来の人体の体形管理装置を示す図である。
図1は、本考案にかかる体形管理装置の一実施態様を示す図である。
体形管理装置は、計測手段110と取得した計測データを処理し、管理する管理手段120を有する。計測手段110は、画像を取得するカメラ111と体重を測定する体重計112を有する。
被検者の画像は、少なくとも正面と側面の画像を取ることが望ましい。処理において、体寸法を算出する場合には、寸法が分かるスケール(目盛片又は長さの既知の参照体)を被検者が持つこともよい。
次に、1−2を用いて、管理手段120について述べる。管理手段120は、プログラムメモリ121aとデータメモリ121bを備えたメモリ121、処理手段122と、設定/操作手段123、表示手段124、これらすべてと計測手段110を制御する制御手段126を備えている。
さらに、管理手段120は、寸法抽出手段122a、輪郭抽出手段122b、他を備えている。プログラムメモリ121aには、これらの処理プログラムが搭載されていて、必要時に制御手段126(コンピュータ等)において処理に使用される。
被検者が体重計に乗って計測開始ボタンを押すか、或いは、計測開始ボタンを押して体重計に乗ると、制御手段が、カメラ111と体重計112から、画像データおよび体重データを取り込んでデータメモリ121bに関連付けて保存する。
データメモリ121bの画像メモリには、カメラ111からの画像データや画像に関する計算された結果データも関連付けて蓄えれる。
輪郭抽出手段は、各高さ毎の人体の横方向の端を上下に接続した外形として求められる。
勿論、画像処理技術としても輪郭処理(エッジ強調)も使えるが、途中の線も強調されるので、必ずしも適切ではない。
寸法抽出手段は、測定された画像から胸囲や腹囲などの寸法を算出するが、比較のために既知の身長や、前述したスケール(目盛片又は長さの既知の参照体)を参照値とすることができる。
尚、体の輪郭を求める場合に、衣服等の皺の影響を人工知能(AI)を用い、多くの判断例を参照して判断させることで、精度のよい輪郭処理ができる。
設定/操作手段123と表示手段124は、まとめて機能を図4において後述する。
図2は、本考案にかかる体形管理装置の他の実施態様を示す図である。図1のものとの違いのみ記述すると、計測手段110のカメラ111と、体重計112と、管理手段120とで各々、無線通信手段113a、113b、126を備えていることである。特に、体重計112を無線通信で繋げることは都合がよい。計測開始ボタン125の計測開始信号により、制御手段126を介して、カメラ111と体重計112から、画像の体形データおよび体重データを取り込み関連付が容易となり、無配線で取り込める。
図3は、本考案にかかる体形管理装置の他の実施態様を示す図である。
図2の例との違いは、カメラ111は、無線通信手段を有しないで、管理手段120側に備えた事である。管理手段120側にあることで、計測開始ボタン125による駆動は、制御手段126から直接行われる。これは、カメラ111と管理手段120は、一体にすることは、可能であるが、体重計112は別体にする場合もあるからである。
勿論、図3とは反対に、改めて図示しないが、体重計112と管理手段120を一体にすることもできる。無線通信手段は別体となるカメラ111側に付くことになる。
制限は、カメラ111と体重計112は、一体にできにくい事である。一般に体重計は被検者が乗るか、吊られるか、するものであり、被検者は、体重計に接して近い。カメラは、被検者から適当な距離だけ離れた全体像を写さなければならない条件から、体重計から離れた場所に設置することになる。この制限を回避するためには、一つの案は、体重計とカメラとを一体に形成し、壁等にかけてカメラで画像取し、床に置いて乗り体重を測定することになる。つまり、ひと手間多くなる。
図4は、本考案にかかる体形管理装置の体形管理画面と条件設定画面の一実施態様を示す図である。4−1には、体形管理画面の例を示し、4−2には、計測や管理の条件設定画面を示す。体形管理画面には、条件設定のボタン(切り替えスイッチ)があり、
押せば、条件設定画面に移り、逆に、条件設定画面には、管理画面へのボタンがあり、押せば、体形管理画面に移る。4−2の条件設定画面では、表示条件では、表示の時間範囲として、「直近」、「直近+前3回」、「直近+月毎前3回」他を選ぶことができる。数値履歴条件の表示時間では、「日」、「週」、「月」、「年」、これらの「混合」を選ぶことができる。以上の例にこだわらない。
このように条件設定がなされた後、管理画面へのボタンにより、4−1の体形管理画面に移る。体形管理画面では、計測開始ボタンにより、画像取または寸法取が行わる。表示ボタンにより表示が行われる。表示では、代表として、正面と側面など設定された条件での人体の画像、または/及び、輪郭、右には、月や日など設定された時間間隔にたいして体重、BMI、胸囲、腹囲などが、現実の値、標準値、〜%増減値として、グラフ表示される。又、右下のように現在数値を表示することも可能である。BMIは、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求められる。
身長については、上記の画像や寸法測定に関連して求めるか、もともと既知なこととして別に与えてもよい。以上の設定や操作は、設定/操作手段123において行い、表示は、表示手段124において行う。LCDとか表示手段は通常の手段であるので、詳述は省略する。尚、画像の表示では、カメラ画像そのものではなく、人体部全体を一色表示など輪郭が分かるが、秘匿したい部分は秘匿処理した表示が望ましい。又、保存するデータも秘匿処理してあることが望ましい。
身長、体重、BMI、胸囲、腹囲等の現実の値は、輪郭や画像と関連づけが着けて保存される。
尚、〜%増減値においては、体重、BMI、胸囲、腹囲等の現実の値を基準にして与えることが出来るので、そこから輪郭に反映して表示することができる。
体形管理装置は、ここに示していない起動/解除ボタンを押すことで起動し、体形管理画面、または、条件設定画面が表示される。体形管理画面、または、条件設定画面には、「個人認証(顔または指紋)」ボタンがあるので、先ず、本人認証が行われる。
個人認証ボタンをこれを押すと、顔または指紋を取り、初めてでは、登録され、2度目以降は、既登録者と照合され、登録者の条件設定画面に移り、設定に修正がなければ体形管理画面に移動して、新規の計測や処理、表示が行われる。設定に修正があれば、修正して体形管理画面に移動する。尚、個人認証は、文字キー入力を備えればパスワードでも可能であるが、文字キー入力がない場合は、顔または指紋の方が便利となる。
尚、起動/解除ボタンと個人認証ボタンは、体形管理画面と条件設定画面のいずれにあってもよいし、勿論、両者にあってもよい。
以上のように本考案にかかる体形管理装置では、カメラによる人体画像と体重計による体重データを関連付けて提示し、正確な輪郭により体形管理が行え、しかも、構成が簡単となるので、産業上利用して極めて好都合である。
110 計測手段
111 カメラ
112 体重計
113a、113b、126 無線通信手段
120 管理手段
121 メモリ
121a プログラムメモリ
121b データメモリ
122 処理手段
123 設定/操作手段
124 表示手段
125 計測開始ボタン
126 制御手段
本考案は、体形を管理する装置に関するものである。
人体の体形を監視する装置としては、従来、図5に示す様なものが提案されていた。図5を用いて説明する。
5−1は、特許文献1に示されるものであり、体重測定部(体重計)に、脂肪の率または量を求めるための複数の電極を持つ生体インピーダンスの測定手段と、下方または上方から体形を移す体形画像取得手段(カメラ)を備えている。特徴は、体形画像取得手段が、上下方向から画像取得になっているため、立ち状態を横からみた体形が把握できず、さらに、姿勢が悪いと、姿勢そのものが画像に与える影響が大きくて、体形よりむしろ姿勢監視になってしまう欠点が大きい事である。
5−2は、特許文献2に示されるものであり、被検者の腹部の横幅と縦幅を計測する手段と、生体インピーダンスを測定して脂肪量を求める手段を備えて、腹部の断面に楕円を想定し、背中後ろの両脇に追加補正をしたことで腹部の断面を算定し、表示するものであるが、腹部の太さのみ分かるが、身体の上下方向の体形を示すことはできない。人型のシルエットも測定の位置を示すためのもので、現在の現実の体形を示すものではない。
5−3は、特許文献3に示されるものであり、5−1と類似している。予め、身長、性別、年齢の数値を入力しておく。体重および腕、足、胸、腹等を各々測定する生体インピーダンス測定手段により体重と脂肪量を求め、各部のサイズをモデルにより計算して求める。棒状態など近似のよるため、現実の体形を示せない欠点がある。
3者とも脂肪量から体形を予測しているが、脂肪がどのようにつくか個人差があり、体形を十分に表すには、困難がある。
5−4は、特許文献4に示されるものであり、体形測定装置であり、任意の高さにおいて、被測定者の横径と厚さが測定される。横径と厚さは、楕円の長軸と短軸の値として変換され、測定部位の形状が楕円または円に特定され、任意の高さの周囲長、および断面積が計算される。それ以外の機能は示されていない。
全ての例で、重量から人体画像を求めることは、断面のモデルや、脂肪の付き方の違い等の理由で一意的に定まらないので、正確な人体画像を得られない。管理者にとって重要なのは、輪郭などの人体画像であるためである。このため、人体画像が正確なことが好ましいためである。
特開2009−148375 特開2010−207339 特開2014−18444 特開H11−76207
本考案の課題は、重量他管理値と正確な人体画像又は及び輪郭を関連付けて体形管理をする装置を提供することである。
以下請求項に沿い記述する。
請求項1記載の考案は、体形管理装置であって、
被検者の人体の体形の画像の取得をするカメラと、体重を測定する体重計と、管理手段を有し、
前記管理手段は、メモリ手段と、処理手段と、前記処理手段が処理した結果を表示する表示手段と、前記体形の画像の取得、前記処理、前記表示、の条件を設定し操作するための設定/操作手段と、これらを制御する制御手段と、を備え、前記メモリ手段は、前記体形の画像の取得、前記処理、前記表示、前記設定・操作のためのプログラムを保持するプログラムメモリと、前記計測されたデータ、前記処理された結果データを関連付けて保持するデータメモリと、を有することで、前記体重と前記処理により求めた数値と前記体形の画像の取得により得られた体形の画像または処理により得られた輪郭を関連付して保存・表示を行うことを特徴とする。
請求項2記載の考案は、請求項1記載の体形管理装置において、
前記処理手段は、寸法抽出手段を備え、既知の身長又は、前記被検者とともに画像に映った目盛片又は長さの既知の参照体を参照値として、胸囲又は/及び腹囲の寸法を算出することを特徴とする。
請求項3記載の考案は、請求項1または請求項2のいずれか1つに記載の体形管理装置において、
前記処理手段及び前記表示手段では、人体部の輪郭が分かるが秘匿したい部分は秘匿した処理を行い、前記カメラが撮影した映像そのものではなく、前記秘匿した結果でデータ保存・表示を行うことを特徴とする。
請求項4記載の考案は、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の体形管理装置において、
前記管理手段と前記カメラ又は/及び、前記体重計が、各々、無線通信手段を備えることで、前記制御手段を介した測定開始により、前記カメラによる前記画像と、前記体重のデータを取得させ、被検者と、測定時刻と、前記カメラによる前記画像と、前記体重のデータと、の関連付けを容易にしたことを特徴とする。
以上の様に構成されているので、本考案による体形管理装置では、重量他の管理値と正確な体形画像を関連付けて管理でき、簡単な構成でありながら、いろいろの体形管理の機能の提供が可能となる。
本考案にかかる体形管理装置の一実施態様を示す図である。 本考案にかかる体形管理装置の他の実施態様を示す図である。 本考案にかかる体形管理装置の他の実施態様を示す図である。 本考案にかかる体形管理装置の体形管理画面と条件設定画面の一実施態様を示す図である。 従来の人体の体形管理装置を示す図である。
図1は、本考案にかかる体形管理装置の一実施態様を示す図である。
体形管理装置は、計測手段110と取得した計測データを処理し、管理する管理手段120を有する。計測手段110は、画像を取得するカメラ111と体重を測定する体重計112を有する。
被検者の画像は、少なくとも正面と側面の画像を取ることが望ましい。処理において、体寸法を算出する場合には、寸法が分かるスケール(目盛片又は長さの既知の参照体)を被検者が持つこともよい。
次に、1−2を用いて、管理手段120について述べる。管理手段120は、プログラムメモリ121aとデータメモリ121bを備えたメモリ121、処理手段122と、設定/操作手段123、表示手段124、これらすべてと計測手段110を制御する制御手段126を備えている。
さらに、管理手段120は、寸法抽出手段122a、輪郭抽出手段122b、他を備えている。プログラムメモリ121aには、これらの処理プログラムが搭載されていて、必要時に制御手段126(コンピュータ等)において処理に使用される。
被検者が体重計に乗って計測開始ボタンを押すか、或いは、計測開始ボタンを押して体重計に乗ると、制御手段が、カメラ111と体重計112から、画像データおよび体重データを取り込んでデータメモリ121bに関連付けて保存する。
データメモリ121bの画像メモリには、カメラ111からの画像データや画像に関する計算された結果データも関連付けて蓄えれる。
輪郭抽出手段は、各高さ毎の人体の横方向の端を上下に接続した外形として求められる。
勿論、画像処理技術としても輪郭処理(エッジ強調)も使えるが、途中の線も強調されるので、必ずしも適切ではない。
寸法抽出手段は、測定された画像から胸囲や腹囲などの寸法を算出するが、比較のために既知の身長や、前述したスケール(目盛片又は長さの既知の参照体)を参照値とすることができる。
尚、体の輪郭を求める場合に、衣服等の皺の影響を人工知能(AI)を用い、多くの判断例を参照して判断させることで、精度のよい輪郭処理ができる。
設定/操作手段123と表示手段124は、まとめて機能を図4において後述する。
図2は、本考案にかかる体形管理装置の他の実施態様を示す図である。図1のものとの違いのみ記述すると、計測手段110のカメラ111と、体重計112と、管理手段120とで各々、無線通信手段113a、113b、126を備えていることである。特に、体重計112を無線通信で繋げることは都合がよい。計測開始ボタン125の計測開始信号により、制御手段126を介して、カメラ111と体重計112から、画像の体形データおよび体重データを取り込み関連付が容易となり、無配線で取り込める。
図3は、本考案にかかる体形管理装置の他の実施態様を示す図である。
図2の例との違いは、カメラ111は、無線通信手段を有しないで、管理手段120側に備えた事である。管理手段120側にあることで、計測開始ボタン125による駆動は、制御手段126から直接行われる。これは、カメラ111と管理手段120は、一体にすることは、可能であるが、体重計112は別体にする場合もあるからである。
勿論、図3とは反対に、改めて図示しないが、体重計112と管理手段120を一体にすることもできる。無線通信手段は別体となるカメラ111側に付くことになる。
制限は、カメラ111と体重計112は、一体にできにくい事である。一般に体重計は被検者が乗るか、吊られるか、するものであり、被検者は、体重計に接して近い。カメラは、被検者から適当な距離だけ離れた全体像を写さなければならない条件から、体重計から離れた場所に設置することになる。この制限を回避するためには、一つの案は、体重計とカメラとを一体に形成し、壁等にかけてカメラで画像取し、床に置いて乗り体重を測定することになる。つまり、ひと手間多くなる。
図4は、本考案にかかる体形管理装置の体形管理画面と条件設定画面の一実施態様を示す図である。4−1には、体形管理画面の例を示し、4−2には、計測や管理の条件設定画面を示す。体形管理画面には、条件設定のボタン(切り替えスイッチ)があり、
押せば、条件設定画面に移り、逆に、条件設定画面には、管理画面へのボタンがあり、押せば、体形管理画面に移る。4−2の条件設定画面では、表示条件では、表示の時間範囲として、「直近」、「直近+前3回」、「直近+月毎前3回」他を選ぶことができる。数値履歴条件の表示時間では、「日」、「週」、「月」、「年」、これらの「混合」を選ぶことができる。以上の例にこだわらない。
このように条件設定がなされた後、管理画面へのボタンにより、4−1の体形管理画面に移る。体形管理画面では、計測開始ボタンにより、画像取または寸法取が行わる。表示ボタンにより表示が行われる。表示では、代表として、正面と側面など設定された条件での人体の画像、または/及び、輪郭、右には、月や日など設定された時間間隔にたいして体重、BMI、胸囲、腹囲などが、現実の値、標準値、〜%増減値として、グラフ表示される。又、右下のように現在数値を表示することも可能である。BMIは、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求められる。
身長については、上記の画像や寸法測定に関連して求めるか、もともと既知なこととして別に与えてもよい。以上の設定や操作は、設定/操作手段123において行い、表示は、表示手段124において行う。LCDとか表示手段は通常の手段であるので、詳述は省略する。尚、画像の表示では、カメラ画像そのものではなく、人体部全体を一色表示など輪郭が分かるが、秘匿したい部分は秘匿処理した表示が望ましい。又、保存するデータも秘匿処理してあることが望ましい。
身長、体重、BMI、胸囲、腹囲等の現実の値は、輪郭や画像と関連づけが着けて保存される。
尚、〜%増減値においては、体重、BMI、胸囲、腹囲等の現実の値を基準にして与えることが出来るので、そこから輪郭に反映して表示することができる。
体形管理装置は、ここに示していない起動/解除ボタンを押すことで起動し、体形管理画面、または、条件設定画面が表示される。体形管理画面、または、条件設定画面には、「個人認証(顔または指紋)」ボタンがあるので、先ず、本人認証が行われる。
個人認証ボタンをこれを押すと、顔または指紋を取り、初めてでは、登録され、2度目以降は、既登録者と照合され、登録者の条件設定画面に移り、設定に修正がなければ体形管理画面に移動して、新規の計測や処理、表示が行われる。設定に修正があれば、修正して体形管理画面に移動する。尚、個人認証は、文字キー入力を備えればパスワードでも可能であるが、文字キー入力がない場合は、顔または指紋の方が便利となる。
尚、起動/解除ボタンと個人認証ボタンは、体形管理画面と条件設定画面のいずれにあってもよいし、勿論、両者にあってもよい。
以上のように本考案にかかる体形管理装置では、カメラによる人体画像と体重計による体重データを関連付けて提示し、正確な輪郭により体形管理が行え、しかも、構成が簡単となるので、産業上利用して極めて好都合である。
110 計測手段
111 カメラ
112 体重計
113a、113b、126 無線通信手段
120 管理手段
121 メモリ
121a プログラムメモリ
121b データメモリ
122 処理手段
123 設定/操作手段
124 表示手段
125 計測開始ボタン
126 制御手段

Claims (5)

  1. 被検者の人体の画像取をするカメラと、体重を測定する体重計と、管理手段を有し、
    前記管理手段は、メモリ手段と、処理手段と、前記処理手段が処理した結果を表示する表示手段と、前記画像取、前記処理、前記表示、の条件を設定し操作するための設定/操作手段と、これらを制御する制御手段と、を備え、前記メモリは、前記画像取、前記処理、前記表示、前記設定・操作のためのプログラムを保持するプログラムメモリと、前記計測されたデータ、前記処理された結果データを関連付けて保持するデータメモリと、を有することで、前記体重と前記処理により求めた数値と前記画像または処理により得られた輪郭を関連付して保存・表示を行うことを特徴とする体形管理装置。
  2. 前記処理手段は、寸法抽出手段を備え、既知の身長又は、前記被検者とともに画像に映った目盛片又は長さの既知の参照体を参照値として、胸囲又は/及び腹囲の寸法を算出することを特徴とする請求項1記載の体形管理装置。
  3. 前記処理手段及び前記表示手段では、人体部の輪郭が分かるが秘匿したい部分は秘匿した処理を行い、前記カメラが撮影した映像そのものではなく、前記秘匿した結果でデータ保存・表示を行うことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1つに記載の体形管理装置。
  4. 前記管理手段と前記カメラ又は/及び、前記体重計が、各々、無線通信手段を備えることで、前記制御手段を介した測定開始により、前記カメラによる前記画像と、前記体重のデータを取得させ、被検者と、測定時刻と、前記カメラによる前記画像と、前記体重のデータと、の関連付けを容易にしたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の体形管理装置。
  5. 前記処理手段の前記処理のために前記プログラムメモリに格納する為であって、請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の体形管理装置に使用されることを特徴とする処理プログラム。
JP2020002156U 2020-06-05 2020-06-05 体形管理装置 Active JP3229127U (ja)

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