JP3228979U - 可搬型発電機用オイル自動供給装置 - Google Patents

Abstract

【課題】可搬式発電機の長時間運転を可能にするエンジンオイル自動供給装置を提供する。【解決手段】可搬式発電機のオイル供給口に差し込んだオイル供給管３と、脱着可能なコネクター２と一体になる外部オイルタンク１の組み合わせで、発電機内エンジンオイル液面がオイル供給管の先端より低下するとそこから空気が入り、その分のオイルが自動的に落下し供給され、その後はオイルタンク内が真空になりオイル落下が止まる。【選択図】図１

Description

可搬型発電機の長時間運転に関する分野です。

可搬型発電機はできるだけ小型化し、持ち運びが楽になるように考えられるので当然ですが、使われる燃料タンクは比較的小容量のものが一般的で、そもそも長時間運転には向いていません。最近は別置き燃料タンクなどを組み合わせた長時間運転できる発電機も増えてきました。

しかし、発電時間を延長するために様々な工夫を凝らして長時間運転できる発電機でも、現状では可搬式発電機ではエンジン潤滑用オイルの量に限りがあるのと、エンジン潤滑用オイルを追加するには一旦エンジンを止める必要があるため、エンジンオイルがなくなるとオイルセンサーが働き発電機は止まってしまいます。ガソリンだけではなくオイルの量も発電時間延長の妨げになっていました。

そこで可搬型発電機の潤滑用オイル供給口に取り付けられ、キャップと一体化したオイル供給管をエンジン内に一定の長さ差し込み、その先端をオイル液面が下回ると、オイルタンク内からオイルが自動的に落下、供給されるオイル自動供給装置を考案しました。オイル供給時は簡単にタンクを外すことができます。また、オイル供給に電機や他の動力を一切使わないため、どのような発電機にも取り付けが可能です。

このエンジン潤滑オイ自動供給機能付きキャップを使うと、市販の可搬型発電機に一切手を加えることなく、オイル供給キャップを本装置に嵌めかえるだけで、エンジンオイルの不足から止まることもなく、単に外部からガソリンさえ供給し続ければ、連続運転可能な発電機として使えるようになります。

可搬型発電機用オイル自動供給装置構成図

すでに可搬型発電機は１００万台以上もが市場にでており、日本での年間販売台数もおおむね１０万台を超えるような製品です。それらの製品に本製品をとりつけるだけで、性能はそのままで発電時間をほぼ制限が無いくらいに延長できます。これは単に汎用可搬型発電機の性能を高めるだけではなく、従来では使えなかった用途にまで広げられる可能性があり、産業上の利用可能性は非常に大きいと言えます。

１ 予備エンジンオイルタンク
２ 脱着用ワンタッチフィメール
３ ワンタッチメール・オイル供給管一体型オイルキャップ

Claims (1)

1. 可搬式発電機のオイル供給口にとりつけ外部オイルタンクと一体になるようにエンジン内に差し込んだオイル供給管との組み合わせで、オイル液面がオイル供給管の先端より低下すると空気が入り、その分のオイルが自動的に落下し供給されるエンジンオイル自動供給装置

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