JP3228669U - 電子ドラムの反発式打撃装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】反発可能な打撃部材が直ちに反発し、反発式打撃部材が瞬時に音源信号を音源装置へ送信して音を発し、音源装置が誤判断することを防ぐ電子ドラムの反発式打撃装置を提供する。【解決手段】電子ドラムの反発式打撃装置は、打撃装置1を備える。打撃装置1は、電子ドラム2、リム22及び反発打撃部材3を有する。電子ドラム2は、一側面に打面21が設けられる。打面21上には、リム22が設けられる。反発打撃部材3の内側には、収容部が設けられる。収容部内には、打撃モジュールが配設される。反発打撃部材3の一側辺には、凹溝33が形成され、凹溝33がリム22上に嵌設されると、反発打撃部材3がリム22上に配設される。【選択図】図2

Description

本考案は、電子ドラムの枠上に配設する反発式打撃装置に関し、特に、反発可能な打撃部材が直ちに反発し、反発式打撃部材が瞬時に音源信号を音源装置へ送信して音を発し、音源装置が誤判断することを防ぐ電子ドラムの反発式打撃装置に関する。
現代人の生活は、毎日気が張って忙しく、公務、私事に関わらず様々なストレスが次から次に起こるため、暇な時間ができたときに、多めに休むかストレスを発散させることによりリラックスする必要があった。太鼓を叩くことはストレスを発散させる一つの方法であり、思う存分楽器を叩き、音楽に合わせて体を揺らすと楽曲の旋律をよりよく楽しむことができ、科学技術の進歩及び電子化の発展に伴い、ジャズドラムなどの打楽器の音も続々と電子化されている。シンセサイザーなどを利用して各種ドラムの音を作ると小型化することができ、特殊なデザインに設計することができるため、電子ドラムを学ぶ人が多い理由の一つとなっている。しかし、電子ドラムにセンサーを取り付けてドラマーが電子ドラムを叩く場合、センサーにより打撃力を感知し、スピーカーに信号を送信するが、センサーには単点設置方式が採用されていたため、正しい位置を叩かない場合や複数点を叩く場合、センサーが故障したり機能が失われたりすることがあった。
そこで、本考案者は、上記課題を解決するための鋭意検討を重ねた結果、本考案に想到するに至った。
本考案の主な目的は、反発可能な打撃部材が直ちに反発し、反発式打撃部材が瞬時に音源信号を音源装置へ送信して音を発し、音源装置が誤判断することを防ぐ電子ドラムの反発式打撃装置を提供することにある。
本考案の電子ドラムの反発式打撃装置は、打撃装置を備える。打撃装置は、電子ドラム及び反発打撃部材を有する。上述した電子ドラムは、一側面に打面が設けられる。打面上には、リムが設けられる。リム上には、反発打撃部材が配設される。反発打撃部材内には、打撃モジュールが配設される。打撃モジュールには、音源信号線が接続される。ドラマーがドラムスティックにより打撃モジュールを叩くと、打撃モジュールが反発打撃部材により完全に覆われていないため、反発効果が発生する上、打撃モジュールを叩くと音源信号が正確に発生し、音源信号線を介して音源装置に送信して音源装置が音を発し、ドラマーがドラムスティックの一端で打面を押圧し、打撃モジュールを一端で叩く方式を採用することにより、ドラムスティックを高く振り上げて叩かなくても、リムを叩いた音を再現してドラムを叩いたときの手の感覚が得られる。
図1は、本考案の一実施形態に係る電子ドラムの反発式打撃装置を示す斜視図。 図2は、本考案の一実施形態に係る電子ドラムの反発式打撃装置を示す分解斜視図。 図3は、本考案の一実施形態に係る電子ドラムの反発式打撃装置を示す上視図。 図4は、本考案の一実施形態に係る電子ドラムの反発式打撃装置を示す断面図。 図5は、本考案の一実施形態に係る電子ドラムの反発式打撃装置を示す説明図(1)。 図6は、本考案の一実施形態に係る電子ドラムの反発式打撃装置を示す説明図(2)。 図7は、本考案の一実施形態に係る電子ドラムの反発式打撃装置を示す説明図(3)。
本考案の技術手段及びそれにより達成可能な効果を、より完全かつ明白に開示するために、開示した添付の図面及び符号と併せて本考案を以下で詳説する。
図1〜図7を参照する。図1は、本考案の一実施形態に係る電子ドラムの反発式打撃装置を示す斜視図である。図2は、本考案の一実施形態に係る電子ドラムの反発式打撃装置を示す分解斜視図である。図3は、本考案の一実施形態に係る電子ドラムの反発式打撃装置を示す上視図である。図4は、本考案の一実施形態に係る電子ドラムの反発式打撃装置を示す断面図である。図5は、本考案の一実施形態に係る電子ドラムの反発式打撃装置を示す説明図(1)である。図6は、本考案の一実施形態に係る電子ドラムの反発式打撃装置を示す説明図(2)である。図7は、本考案の一実施形態に係る電子ドラムの反発式打撃装置を示す説明図(3)である。
図1〜図3に示すように、本考案の一実施形態に係る電子ドラムの反発式打撃装置は、打撃装置1を備える。打撃装置1は、電子ドラム2及び反発打撃部材3を有する。
電子ドラム2は、一側面に打面21が設けられる。打面21上には、リム22が設けられる。
反発打撃部材3は、弾性を有するオブジェクトである。上述した反発打撃部材3の内側には、収容部31が設けられる。収容部31内には、打撃モジュール32が配設される。打撃モジュール32は、略楕円形を呈する。上述した反発打撃部材3の一側辺には、凹溝33が形成される。凹溝33がリム22上に嵌設されると、上述した反発打撃部材3がリム22上に配設される。
打撃モジュール32は、収容部31内に配設されるとともに、上述した反発打撃部材3により完全に覆われない。
打撃モジュール32には、音源信号線321の一端が接続される。音源信号線321の他端は、音源装置34に接続される。
上述した電子ドラム2の一側面には、打面21が設けられる。打面21上には、リム22が設けられる。また、上述した反発打撃部材3は、弾性を有するオブジェクトであり、上述した反発打撃部材3の内側には、収容部31が設けられる。収容部31内には、打撃モジュール32が配設される。打撃モジュール32は、略楕円形を呈して収容部31内に配設されるとともに、上述した反発打撃部材3により完全に覆われない。打撃モジュール32には、音源信号線321の一端が接続される。音源信号線321の他端は、音源装置34に接続される。上述した反発打撃部材3の一側辺には凹溝33が形成される。凹溝33がリム22上に嵌設されると、上述した反発打撃部材3がリム22上に配設される。実際の使用では、まず、凹溝33をリム22上に嵌設すると、上述した反発打撃部材3が上述した電子ドラム2のリム22上に配設される。一般的にドラマーがリム22を叩く場合、上述した電子ドラム2の右半分を叩く習慣があるため、上述した反発打撃部材3が上述した電子ドラム2のクロックポジションで約1時から4時に位置させると、ドラマーの習慣に合わせることができる。また、反発打撃部材3の内側の収容部31内には、打撃モジュール32が配設される。収容部31内の打撃モジュール32は、略楕円形を呈するとともに、上述した反発打撃部材3により完全に覆われることはない。ドラマーがドラムスティックで反発打撃部材3を叩くと、反発打撃部材3に反発作用力が発生する。つまり、打撃モジュール32は、略楕円形を呈し、収容部31内に配設される。打撃モジュール32の他方の一部のみを覆う反発打撃部材3は、中空状で内容物が無い状態である。上述した反発打撃部材3は、弾性を有するオブジェクトである。そのため、ドラムスティックで上述した反発打撃部材3を叩くと、打撃モジュール32の覆われていない部分が圧力の影響を受けて緩衝力が形成され、その緩衝力により反発作用力が発生し、反発打撃部材3を叩くと、打撃モジュール32が押圧され、回路効果(circuit effect)が発生する。その回路効果は、音源信号を正確に発生させ、音源信号線321を介して音源装置34へ送信して音を発し、ドラマーは、ドラムスティックを振り上げてリム22上に設けられた反発打撃部材3を叩かなければ打面21及びリム22の2種類の音を同時に出すことができず、ドラムを叩く音、質感及び動作に悪影響を与え、上述した打撃装置1の設計により、ドラマーは、そのドラムスティックの一端を打面21上に押し当て、他端でリム22を叩く方式により、打撃モジュール32を叩くとリム22の音がクリアに表現されてリム22の音が完全に再現され、ドラマーに最適な使用状態を提供することができる。
上述したことから分かるように、本考案は打撃装置1を備える。打撃装置1は、電子ドラム2及び反発打撃部材3を有する。上述した電子ドラム2の一側面には、打面21が設けられる。打面21上には、リム22が設けられる。リム22上には、上述した反発打撃部材3が配設される。上述した反発打撃部材3内には、打撃モジュール32が配設される。打撃モジュール32は、略楕円形を呈するとともに、上述した反発打撃部材3により完全に覆われることはない。ドラマーがドラムスティックで打撃モジュール32を叩くと、反発作用力が発生する。打撃モジュール32を叩くと、音源信号が正確に発生し、音源信号線321を介して音源装置34に送信されて音を発し、ドラマーは、ドラムスティックの一端を打面21上に押し当て、他端で打撃モジュール32を叩くことができるため、ドラムスティックを振り上げて叩かなくても、上述した打撃装置1を叩いた音と、叩いたときの手の感覚が得られる。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 打撃装置
2 電子ドラム
3 反発打撃部材
21 打面
22 リム
31 収容部
32 打撃モジュール
33 凹溝
34 音源装置
321 音源信号線

Claims (3)

  1. 打撃装置を備えた、電子ドラムの反発式打撃装置であって、
    前記打撃装置は、電子ドラム、リム及び反発打撃部材を有し、
    前記電子ドラムは、一側面に打面が設けられ、前記打面上には、前記リムが設けられ、
    前記反発打撃部材の内側には、収容部が設けられ、前記収容部内には、打撃モジュールが配設され、前記反発打撃部材の一側辺には、凹溝が形成され、前記凹溝が前記リム上に嵌設されると、前記反発打撃部材が前記リム上に配設されることを特徴とする電子ドラムの反発式打撃装置。
  2. 前記打撃モジュールは、略楕円形を呈して前記収容部内に配設されるとともに、前記反発打撃部材により完全に覆われないことを特徴とする請求項1に記載の電子ドラムの反発式打撃装置。
  3. 前記打撃モジュールには、音源信号線の一端が接続され、
    前記音源信号線の他端は、音源装置に接続されることを特徴とする請求項1に記載の電子ドラムの反発式打撃装置。

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