JP3228529U - フェイスガード - Google Patents

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弘道 野口
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Abstract

【課題】装着者に対して与える不快感を軽減可能なフェイスガードを提供する。【解決手段】装着者Hの少なくとも口元前方を覆う保護部10と、保護部10を着脱自在に支持し、長手方向両端部が互いに連結されてリング状態となることにより装着者Hに装着可能な装着帯20とを備え、装着帯20は、リング状態において内側に突出して装着者Hと当接することにより、装着帯20の一部と装着者Hとの間に空間を画成する複数の当接板23a〜23cを有した。【選択図】図2

Description

この明細書に開示される技術は、装着者の顔を保護するフェイスガードに関する。
従来、この種のフェイスガードとしては、下記特許文献1記載の防護具が知られている。この防護具は、装着者の頭部に取り付け可能なヘッドギア部と、前記ヘッドギア部に取り付けられており、装着した際の前記装着者の両側頭部の位置を軸として回動可能に支持されている帯状の回動部と、前記装着者の顔面部と所定距離を保持しつつ、前記回動部の下縁部から延設されているとともに、装着した際の前記装着者の顔面部の手前に位置するように設けられている透明部と、前記透明部の下縁部から延設されているとともに、装着した際の前記装着者の胸元の手前に位置するように設けられている前掛け部と、を備えることを特徴としている。これによれば、眼鏡を掛けていてもそのまま装着できるだけでなく、顔、首および胸元も防護することができる防護具を提供できる。
実用新案登録第3220327号
しかしながら、上記のフェイスガード含め、従来のフェイスガードは、装着者の頭部にヘッドギアが一様に当接することとなるため、長時間装着する場合は不快感を装着者に与えてしまうという問題があった。これは工場内等の高温高湿度の環境下において、特に顕著である。
本考案は上述した問題点を解決するためになされたものであり、装着者に対して与える不快感を軽減可能なフェイスガードを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本考案の一態様は、装着者の少なくとも口元前方を覆う保護部と、前記保護部を着脱自在に支持し、長手方向両端部が互いに連結されてリング状態となることにより装着者に装着可能な装着帯とを備え、前記装着帯は、前記リング状態において内側に突出して装着者と当接することにより、前記装着帯の一部と装着者との間に空間を画成する複数の当接部を有することを特徴とする。
本考案によれば、装着者に対して与える不快感を軽減可能なフェイスガードを提供することができる。
第1の実施形態に係るフェイスガードを示す概略側面図である。 第1の実施形態に係るフェイスガードを示す概略平面図である。 第1の実施形態に係るフェイスガードの保護部を示す平面図である。 第1の実施形態に係るフェイスガードの装着帯を示す平面図である。 装着帯がリング状態にない装着帯両端部を示す図である。 装着帯がリング状態にある装着帯両端部を示す図である。 装着帯における当接板の湾曲状態への移行方法を説明するための概略側面図である。 装着帯の折曲部の折曲状態を示す斜視図である。 折曲部により形成される孔部に連結する前の当接板を示す斜視図である。 折曲部により形成される孔部に連結した後の当接板を示す斜視図である。 第2の実施形態に係るフェイスガードの保護部を示す平面図である。 第2の実施形態に係るフェイスガードの装着帯を示す平面図である。 第2の実施形態に係るフェイスガードを示す概略正面図である。 第2の実施形態に係るフェイスガードを示す概略側面図である。 第1の変形例に係るフェイスガードを示す概略正面図である。 第2の変形例に係るフェイスガードを示す概略正面図である。
以下、本考案に係る実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<第1の実施形態>
図1は本実施形態に係るフェイスガードを示す概略側面図であり、図2はその概略平面図である。図1及び図2において符号Hは装着者を示しており、符号Fは装着者Hの顔を示している。図1及び図2に示されるように、本実施形態に係るフェイスガード1は、装着者Hの顔Fの前方を覆い保護するように湾曲する保護部10と、装着者Hの頭部に装着可能にリング状をなし、その一部で保護部10を支持することにより装着者Hの顔Fに対する保護部10の位置を固定する装着帯20とを備える。
(保護部10)
先ず、保護部10の構成について説明する。図3は本実施形態に係る保護部を示す平面図である。図3において保護部10は、装着帯20に取り付ける前の平板状に展開された状態で示されている。
図3に示されるように保護部10は略矩形をなし、短手方向一方側における長手方向両端部に大きくRが形成された可撓性を有するシート状物である。保護部10は、装着者Hの顔前方を覆うため、透明性を有する樹脂材料により構成することが好ましい。このような樹脂部材としては、PP(polypropylene)やPC(polycarbonate)、PET(polyethylene terephthalate)等が挙げられる。
保護部10の短手方向他端側における長手方向両端部近傍(図中上部2隅)には、それぞれ係止部12が設けられている。係止部12には、互いに離間する方向に湾曲する弧状の一対のスリット121が設けられており、これにより保護部10の表裏いずれの側にも撓むことができる半円状の一対の係止片122が形成されている。この一対の係止片122は、保護部10を装着帯20に取り付ける際に用いられる。具体的には、長手方向一端側の係止部12aにおける一対の係止片122aは、図1に示されるように後述する係止孔24aにそれぞれ挿入される。この時、一対の係止片122aとその近傍における保護部10の本体部分とで係止孔24aの縁部分をそれぞれ挟み込むこととなり、一対の係止片122aが係止孔24aにより係止される。また、図1では示されていないが、長手方向他端側の係止部12bにおける一対の係止片122bも同様に、後述する係止孔24bにそれぞれ挿入される。これにより、保護部10は装着帯20に支持されることとなる。
なお、一対の係止片122が後述する係止孔24にそれぞれ挿入された際、スリット121の端部が係止孔24の縁部に接触する。この接触による当該端部の裂けを防止するための返しとして、スリット123を当該端部にそれぞれ設けることが好ましい。
また、一対の係止片122は、それらの中心が保護部10の短手方向他端側における辺から角度Rを有して傾斜するように形成されている。この傾斜により、図1に示されるように装着帯20に対して保護部10を取り付けた際、装着者Hの顔の上方から下方にかけて顔Fから漸次離間するように保護部10が傾斜することとなる。これにより装着者Hと保護部10との特に口元との離間距離を目や鼻部分と比較して大きくとることができ、会話時における装着者Hの不快感、例えば息の反射や湿気による曇りを軽減することができる。このような角度Rは例えば14°前後である。なお、当該角度の値に角度Rを限定するものではなく、装着者Hの使用環境等に応じて適宜設定すればよい。
(装着帯20)
次に、装着帯20の構成について説明する。図4は本実施形態に係る装着帯を示す平面図である。図5は装着帯がリング状態にない装着帯両端部を示す図であり、図6は装着帯がリング状態にある装着帯両端部を示す図である。図4において装着帯20は、保護部10が取り付けられる前の平帯状に展開された展開状態で示されている。また、図4における符号Aは後述する当接板の一端部を拡大して示している。
図4に示されるように、装着帯20は、展開状態においては長尺の帯状に形成された可撓性を有するシート状物である。装着帯20は、使用する際には両端部が連結されて図2に示されるようにリング状にされ、図1に示されるように装着者Hの頭部(額)に装着される所謂ヘッドバンドとして機能する。装着帯20は、リング状にして使用されるため、ある程度の剛性を有して撓むことができる樹脂材料により構成することが好ましい。このような樹脂材料としては、例えば厚さ0.7mm、引張弾性率1.2Gpa前後のPP(polypropylene)等が挙げられる。
装着帯20は、長手方向一端部に連結孔22aが設けられており、連結孔22aから長手方向他端部側にかけて順に当接板23a、係止孔24a、折曲部25a、当接板23c、折曲部25c、調節板26、折曲部25b、係止孔24b、当接板23b、連結孔22bが設けられている。本実施形態においては、連結孔22a、当接板23a、係止孔24a、及び折曲部25aと、連結孔22b,当接板23b、係止孔24b、及び折曲部25bとは装着帯20の長手方向中央を境に線対象の関係となっている。
連結孔22a,22bは、装着帯20の短手方向に延在する矩形に形成されており、装着帯20をリング状にする際に調節板26がそれぞれ挿通されることでリング状態を維持することができる。調節板26は装着帯20の長手方向に延在する略矩形に形成されており、装着帯20を切り抜く形で設けられているため、装着帯20から分離することができ、分離状態において使用される。具体的には、図5及び図6に示されるように、装着帯20をリング状にして長手方向両端部を近接させ、調節板26の長手方向一端部を連結孔22aに挿通すると共に、他端部を連結孔22bに挿通する。これにより調節板26を介して連結孔22a,22bを互いに連結することができる。
調節板26の一対の長辺部分には、長手方向において同位置に対をなして互いに離間する方向に突出する一対の調節突起261が、長手方向に沿って一定間隔で複数(ここでは6つ)設けられている。連結孔22a,22bは、装着帯20の短手方向長さが調節板26の本体部分の同方向長さよりも僅かに長く形成されているが、一対の調節突起261の長さよりは短い。したがって、調節板26は、連結孔22a,22bに挿通する場合、調節突起261が引っ掛かるが、一対の調節突起261が弾性変形するように調節板26を連結孔22a,22bに押し込むことで連結孔22a,22bを通過できる。通過後は調節突起261が略元の形状に戻るため、連結孔22a,22bから調節板26が容易に抜けることはない。また、一対の調節突起261が複数設けられることにより、連結孔22a,22bの接近距離を調節することができるため、様々な装着者Hのサイズに対応することができる。
当接板23a,23bは、装着帯20に略コ字状のスリットが設けられることで、装着帯20の長手方向に沿って延在する矩形に形成されている。当接板23a,23bの長手方向における一端部は、符号Aの拡大部分に示されるように、一対の切欠き231が形成されることにより、その先端側にヘッド232が形成されている。ヘッド232の先端は、短手方向長さが僅かに狭まるように先細りの形状をなしている。一方、当接板23a,23bの長手方向における他端部(装着帯20の中央寄りの端部)は、スリットが設けられておらず、装着帯20と一体となっている。これにより当接板23a,23bは、当該一体となった他端部を軸に装着帯20に対して表裏いずれの側にも折り曲げ可能となっている。当接板23cは、当接板23a,23bの間に位置しており、当接板23aより長尺である以外は当接板23aと同様のものである。なお、当接板23c及びこれに対応する折曲部25cは、当接板23cが後述する湾曲状態となった場合に装着帯20の中央に位置するよう、設けることが好ましい。
折曲部25a〜25cは、装着帯20に大小2つの略コ字状のスリットが設けられることで、U字状に形成されている。折曲部25a〜25cは、その一部が装着帯20と一体となっており、当該一部を軸に折り曲げることにより、後に詳述する孔部251(図7及び図8参照)が形成される。
当接板23a〜23cは、前述した他端部を軸に折り曲げ、当該他端部近傍に設けられた対応する折曲部25a〜25cの孔部251にそれぞれヘッド232を挿通することにより略円弧状をなす湾曲状態とすることができる。以下、当接板23aを例にとり、当接板23aの湾曲状態への移行方法を説明する。
図7は、当接板の湾曲状態への移行方法を説明するための概略側面図であり、図8は、装着帯の折曲部の折曲状態を示す斜視図である。図9は、折曲部により形成される孔部に連結する前の当接板を示す斜視図であり、図10は折曲部により形成される孔部に連結した後の当接板を示す斜視図である。図7〜図10における符号B〜Dは、当接板や折曲部等の要素を動かす方向を示している。
図7及び図8に示されるように、折曲部25aをB方向に折り曲げて起立した状態とすると、装着帯20の本体部分の表面との間に、開口面が当該表面に対して角度を有する孔部251が形成されることとなる。そして、図7に示されるように当接板23aをC方向に折り曲げて起立した状態とし、さらにD方向に折り曲げて図9に示されるように湾曲状態とする。孔部251の短手方向長さは、ヘッド232の先端及び切欠き231よりも長いが、当接板23aの本体部分以下となっている。換言すれば、ヘッド232において最も短手方向長さが長い部分(切欠き231に隣接している部分)は、その短手方向長さが孔部251以上となっている。したがって、ヘッド232を孔部251に押し込むように弾性変形させて挿通させると、ヘッド232が略元の形状に戻ることにより、図10に示されるように切欠き231が折曲部25aに引っ掛かる形で係止される。これにより当接板23aと折曲部25aとを連結した状態とすることができ、当接板23aは元の平板状に戻ることなく湾曲状態が維持されることとなる。
なお、折曲部25a〜25cは、その弾性力によりB方向とは逆方向に戻る力が作用する。そのため、折曲部25a〜25cにより形成される孔部251に、当接板23a〜23cのヘッド232を挿通させる際、折曲部25a〜25cはヘッド232に接近する方向に倒れる。したがって、ヘッド232から離間する方向であるB方向に倒れる場合と比較して、挿通を良好に行うことができると共に、孔部251から抜け難くされている。
以上に説明した本実施形態によれば、当接板23a〜23cを湾曲状態とし、装着帯20をリング状態として装着者Hがフェイスガード1を装着した場合、図2に示されるように当接板23a〜23cがそれぞれ内側に突出する形となって装着者Hの頭部に当接する。より具体的には、当接板23a,23bがそれぞれ装着者Hの側頭部に当接し、当接板23cが装着者Hの前頭部に当接することにより、装着者Hの頭部は、装着帯20の連結部分と、当接板23a〜23cとにのみ当接することとなる。これにより装着帯20の一部、即ち当接部分以外と装着者Hの頭部との間に空間を画成することができる。したがって装着者Hは、装着帯20と一様に接する場合と比較して接触面積を小さくすることができ、不快感を軽減することができる。特に、頭部との間に適度な空間が画成され、空気の流動を生じさせることができるスペーサとして当接板23a〜23cが機能することから、夏場の工場等の高温多湿の環境下においては極めて有用である。
また、当接板23a〜23cは可撓性を有して湾曲状態となっているため、フェイスガード1がドアや棚にぶつかった際の衝撃を緩和することができる。また、装着者Hの頭部のサイズに応じて湾曲することもできるため、様々な装着者Hが良好に装着することが可能となる。また、本実施形態において当接板23cは、当接板23a,23bよりも長手方向に長く形成され、湾曲状態の円周が長くされている。これにより、装着者Hの前方の空間をより広くとることができる。
なお、本実施形態においては当接板23a〜23cを3つ設けると説明したが。これに限定されるものではない。少なくとも1つ設けられていれば、装着帯20の接触面積を低減することができる。またそれが装着者Hの前頭部であれば、額との間に空間を画成することができるため好ましい。
<第2の実施形態>
図11は、本実施形態に係るフェイスガードの保護部を示す平面図であり、図12は、本実施形態に係るフェイスガードの装着帯を示す平面図である。図13は、本実施形態に係るフェイスガードを示す概略正面図であり、図14はその概略側面図である。なお、説明上、図13では装着帯20Aに関し、係止孔24c以外を省略している。図11及び図12に示されるように、本実施形態においては、保護部10Aの形状が変更されている点、保護部10の略中央上部に係止部12cが形成され、装着帯20Aの略中央部に係止孔24cが形成されている点が主として第1の実施形態と異なる。
保護部10Aは、図11に示されるように、短手方向上部分が湾曲状に切欠かれると共に、下部分が大きく略半円状に形成されており、全体的に略円弧状をなしている。係止部12cは、図11に示されるように、保護部10Aの長手方向略中央に設けられて係止部12a,12bと同形状に形成されたものであり、これらと同一の機能を有している。具体的には、係止部12cにおける一対の係止片122cが、後述する係止孔24cにそれぞれ挿入することができる。係止部12a〜12cは、保護部10Aの上部分における湾曲状の切欠きに沿うように配置されており、したがって係止部12cは係止部12a,12bと比較して下方に位置している。係止部12a〜12cは、当該切欠きからそれぞれ同距離離間していることが好ましい。
これにより、図13に示されるように、保護部10Aを装着帯20Aに取り付けた際、保護部10Aが装着帯20Aから上方へ突出せず、好ましくは保護部10Aと装着帯20Aとを上部において面一とすることができる。したがって、保護部10Aが装着帯20Aから上方へ突出する第1の実施形態に係るフェイスガード1と比較して、意匠性を向上できるばかりか、装着者Hの頭部における熱のこもりを軽減でき、装着時の不快感を軽減することができる。
係止孔24cは、図12に示されるように、装着帯20Aの長手方向略中央に設けられて係止孔24a,24bと同形状に形成されたものであり、同一の機能を有している。上述したように、係止部12cにおける一対の係止片122cが、係止孔24cにそれぞれ挿入されることにより、図13に示されるように、装着者Hの顔Fの略中央においても装着帯20Aが保護部10Aを支持することができる。したがって、係止部12a及び係止孔24aと、係止部12b及び係止孔24bとの2点で保護部10を支持する第1の実施形態に係るフェイスガード1と比較して、中央部分を含めた3点で保護部10Aを支持するフェイスガード1Aによれば、装着帯20Aに対して保護部10Aを容易に外れることなく強固に取り付けることができる。このことから、例えば装着者Hが歩行等の運動を行ったとしても、保護部10Aが上下に揺動することはない。
また、図14に示されるように、中央部分を含めた3点で保護部10Aを支持するフェイスガード1Aによれば、保護部10Aを略垂直にして装着帯20Aに取り付けることができる。
なお、第1及び第2の実施形態では、装着帯20,20Aを装着者Hの頭部に装着すると説明したが、必ずしも頭部に装着帯20を装着させる必要はない。第2の実施形態に係るフェイスガード1Aを例にとると、図15に示されるように、フェイスガード1Aを上下逆にして装着帯20Aを首にかけて使用してもよい。この時、調節板26により装着帯20Aの周長を調節する等することが好ましい。このようにすることで保護部10Aにより装着者Hの口元や鼻、目を覆うことが可能となり、フェイスガードとしての機能を本来の機能を十分実現することができる。これは第1の実施形態に係るフェイスガード1においても同様である。
また、図16に示されるように、保護部10Aの係止部12cを係止部12d、係止孔24cを係止孔24dとしたフェイスガード1Bにおいても、フェイスガード1Aにおける一部の機能を実現することができる。具体的には、係止部12dは、一対の係止片122における一方のみからなる係止片122dが、下方に向くように配設されており、係止孔24dが係止孔24cよりも短手方向が更に短い細長な形状となっている。これによれば、係止部12dが係止孔24dに上方から挿入される形で係止されるため、保護部10Bの下方への移動をフェイスガード1Aと同様に規制することができる。
本考案は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、実用新案登録請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本考案の範囲内のものである。
1 フェイスガード
10 保護部
20 装着帯
23a〜23c 当接板(当接部、平板部)
25a〜25c 折曲部
251 孔部

Claims (6)

  1. 装着者の少なくとも口元前方を覆う保護部と、
    前記保護部を着脱自在に支持し、長手方向両端部が互いに連結されてリング状態となることにより装着者に装着可能な装着帯と
    を備え、
    前記装着帯は、前記リング状態において内側に突出して装着者と当接することにより、前記装着帯の一部と装着者との間に空間を画成する複数の当接部を有する
    ことを特徴とするフェイスガード。
  2. 前記当接部は、前記装着帯に設けられた可撓性を有する平板部が円弧状に湾曲することにより形成される
    ことを特徴とする請求項1記載のフェイスガード。
  3. 前記平板部は、長手方向一端部が前記装着帯と一体的に連結され、長手方向他端部が前記装着帯における前記平板部の一端部近傍に形成された孔部に挿通されることにより該装着帯に連結され、該連結によって前記湾曲状態を維持する
    ことを特徴とする請求項2記載のフェイスガード。
  4. 前記装着帯に形成された略コ字状の折曲部が折り曲げられることにより、開口面が前記装着帯の面に対して角度を有する前記孔部が形成される
    ことを特徴とする請求項3記載のフェイスガード。
  5. 前記当接部は、装着者の両側頭部及び額にそれぞれ当接可能に3つ設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のフェイスガード。
  6. 前記装着帯は、装着者の両側頭部近傍及び前頭部近傍において前記保護部を着脱自在に支持する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のフェイスガード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6945712B1 (ja) * 2020-12-25 2021-10-06 株式会社ビーツ マウスシールド

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