JP3228397U - 空気自然循環機能を有する発光靴底 - Google Patents

空気自然循環機能を有する発光靴底 Download PDF

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Abstract

【課題】空気自然循環機能を有する発光靴底を提供する。【解決手段】発光靴底10は、本底1と、中底2と、発光装置3とを備えてなり、本底1は光透過性を有するゴム靴底で、中底2は光透過性に優れた導光ゴム層であり、本底1上面に密着結合され、発光装置3を収納するための切り込み21を備える。中底2内部には、内蔵される導光用支持リブ22と、複数の貫通した格子状穴23と、両側の通り穴29とを備えてなり、発光靴底10の重量を軽減するように設けられる。中底2には更に、格子状穴23に通じる複数の貫通穴26が設けられ、通り穴29は更に、前後両方の格子状穴23に通じており、格子状穴23には圧力をかけると、穴内の空気が貫通穴26から排出され、圧力を受けていないとき、格子状穴23が直ちに元の状態に戻るように設けられ、足部の上げ下げを続けると、前後方の格子状穴23内の空気が互いに循環するように流れ、空気の流入と排出が繰り返して行われ、靴内での空気自然循環が行われる。【選択図】図1

Description

本考案は、靴分野に関わり、空気自然循環機能を有する発光靴底に関する。
現在の発光靴は、靴底内に切り込みが設けられ、切り込みから放射状に延伸される複数の線状スリットと、前記線状スリットの先端に複数の発光用凹部とを備えてなり、前記切り込みはプリント基板と電池を、発光用凹部はLEDユニットを、線状スリットは線状発光ワイヤを収納するように設けられ、前記線状発光ワイヤは、プリント基板とLEDユニットとの間を電気的につなぐワイヤであり、LEDユニットに給電され、光を発すると、靴底の周囲に光が点滅して、夜間警告又は面白い表示という効果を果たす。
従来の発光靴では、プリント基板、LEDユニットと線状発光ワイヤはどれも、特定部位に固定されるように設けられ、固定されると、取り外せないものになるため、電子回路に故障などが発生し、光を発せないと、夜間警告又は面白い表示ができなくなり、ユーザが大抵、それを再使用せず、又は捨てたりする、というもったいないことがよく起こることから、従来の発光靴は使い捨て品になってしまう。
上述した問題点を解決するため、考案者より開発された「切り込み構造を有する発光靴底」で、中国特許登録番号ZL201720661529.7を取得され、プリント基板、LEDユニット、電池などを、光透過可能なゴムケースに内蔵してなる防水可能な小型発光装置であり、前記靴底は、光透過性と導光性に優れた発光靴底に設けられ、前記発光装置は靴底のプリセットされた切り込みに設けられ、前記靴底は優れた光透過性と導光性を備えてなる発光靴底であり、切り込みにある発光装置から光を発すると、光線が切り込み壁から、直接に発光靴底内に入射し、発光靴底の外周へと伝導され、発光靴底の外周縁に集中してから、放出されるように設けられること、発光装置は故障発生、又は発光モードの変更がある場合、直ちに発光装置を取り外して、交換できるように設けられるため、一足の靴は、複数の発光モードを備えてなる発光装置と組み合わされるように設けられ、又は一個の発光装置は、切り込みを有する複数の発光靴に対応するように設けられること、発光装置は、独立した小型ランプであり、単独実施可能で、小さいナイトライト又は小型照明ライトとして用いられ、前記発光装置を発光靴底から取り出して、一般的な靴として用いられるもので、使い捨て品にならないこと、発光装置内には無線充電装置が設けられ、電力不足の時、電池交換不要で、充電器との磁界結合を用いたエネルギーを伝送して、電池に電力が補給されるようになること、リモートリモコン、例えばスマートフォンにより、発光装置をリモート制御することが可能で、プリント基板に受信モジュールと、プロセスモジュールとを設けることにより、受信モジュールがスマートフォンからの信号を受けると、プロセスモジュールからその信号により、前記LEDユニットがそれに対応する発光の変化を行うことを制御し、例えば、点灯形式、明るさ、頻度、色、鮮やかさなどを変えるようになり、発光が多様化すること。
中国特許登録番号ZL201720661529.7には、発光靴底構造が掲示されているが、まだ次のような問題点を解決しなければならない。
1.発光靴底本体はソリッドボディで、プラスチック材が多く使用され、重量が重いものであり、足への負荷を軽減するため、軽量化する必要があること。
2.発光靴底本体はゴムで作られ、可撓性を有するものだが、耐磨耗性が足らず、その周縁や底部の磨耗が起こりやすいものであり、発光靴底の使用寿命を延ばすため、磨耗を減少させ、耐摩耗性を向上すること。
3.発光靴底内は通気機能がなく、長時間履くと、足元が暑く、足汗をよくかいてしまうものになり、発光靴底は通気性に設けられ、空気循環を行って、足元が爽やかで快適になり、臭くなることを避けられること。
それに鑑みて、本考案の解決しようとする課題は、上述の問題点を改善することである。
前記問題点を解決でき、上記目的を達成するために、本考案の空気自然循環機能を有する発光靴底は、本底(1)と、中底(2)と、発光装置(3)とを備えてなる発光靴底(10)であり、前記発光靴底(10)は、その上にある甲革(20)を結合して靴(30)になるが、
前記本底(1)は、上下両面を備えてなるゴム靴底であり、
前記中底(2)は、光透過性に優れた導光ゴム層であり、前記本底(1)上面に密着、結合され、前記導光ゴム層は、縦向き切り込み(21)と、切り込み(21)の前後方に内蔵される導光用支持リブ(22)と、前記支持リブ(22)からなる複数の貫通した格子状穴(23)とを備えてなり、前記切り込み(21)の左右両側には更に、横向き通り穴(29)が内蔵され、前後両方の格子状穴(23)に通じて、前後の気流を循環させるように設けられ、前記導光ゴム層の表面には更に、複数の貫通穴(26)が分布し、前記貫通穴(26)と前記格子状穴(23)とは互いに通じるように設けられ、
前記発光装置(3)は、前記中底(2)の切り込み(21)内にあり、光透過ケース(31)内に発光ユニット(32)が内蔵されてなり、電源の開閉を行い、前記切り込み(21)に小型防水ランプを簡単に取り外し、又は取り付けるように設けられ、
前記発光装置(3)が光を発すると、光線が前記中底(2)の切り込み(21)壁から、中底(2)内に入射し、それから、支持リブ(22)を介して、中底(2)の周縁に伝導され、直接に本底(1)内へと入射して、光線が本底(1)周縁に集中して光るように設けられる。
前記中底(2)前後には、隆起した縦向き隆起部(27)が設けられ、前記隆起部(27)は、カーブ状で上向き突出するように設けられ、中央が比較的に突き出し、周辺が低く、中央から周辺へと次第に低くなるように設けられることが好ましい。
前記中底(2)下面の前後両方に、中央に向かってカーブ状に凹んでなる円弧溝(28)が設けられ、前後両方の前記円弧溝(28)は、前後両方の格子状穴(23)に通じるように設けられることが好ましい。
前記導光用支持リブ(22)は、縦リブ(24)と横リブ(25)とを交差してなり、複数の貫通した格子状穴(23)は、前記縦リブ(24)と横リブ(25)とを交差して作られたスペースであり、前記縦リブ(24)は計2本、それぞれ切り込み(21)の前端と後端から、周縁へと、中底(2)のつま先側縁と踵側縁まで縦向きに延伸されており、二つの縦リブ(24)の左右両側から延伸された複数の横リブ(25)は、中底(2)の左右側縁まで設けられることが好ましい。
前記甲革(20)は、クォーターライナー(4)とソックライナー(5)とを備えてなり、前記ソックライナー(5)下面は、前記中底(2)上面と結合され、前記ソックライナー(5)の前記切り込み(21)に対応するところには更に、開閉可能なカバー(51)が設けられ、ソックライナー(5)には、複数の通り穴(52)が分布し、前記通り穴(52)と中底(2)の貫通穴(26)とは、上下対応するように設けられることが好ましい。
前記甲革(20)は、クォーターライナー(4)とソックライナー(5)とを備えてなり、前記ソックライナー(5)は、下面を前記中底(2)上面と結合し、貫通長溝(53)を備えてなり、前記中底(2)の切り込み(21)と複数の貫通穴(26)とは、前記貫通長溝(53)の範囲内に露出されていることが好ましい。
前記ソックライナー(5)の上には、ソール(40)を簡単に取り付け、又は取り出すように設けられ、前記ソール(40)には、排気するための複数の通気穴(401)が設けられることが好ましい。
前記本底(1)は、隆起した周縁(11)を設けることにより、収納室(12)が設けられるゴム靴体であり、前記ゴム靴体は、半光透過性又は光透過性に設けられることが好ましい。
前記本底(1)は、局所に隆起した周縁(11)を備えてなるゴム靴体であり、前記ゴム靴体は、半光透過性又は光不透過性に設けられることが好ましい。
前記本底(1)は、平面的なゴム靴体であり、前記ゴム靴体は、半光透過性又は光不透過性に設けられることが好ましい。
本考案は、従来の技術に対して、次のような作用と効果がある。
1.発光靴底本体は、本底と、中底とを備えてなり、中底には複数の格子状穴と、前後両方にある円弧溝とが設けられるため、プラスチック使用量の減少、重量軽減と、足への負荷軽減につながること。
2.発光靴底本体にあっては、外層は耐摩耗性に優れた本底で、磨耗を減少して、靴底の使用寿命を延ばし、内層は可撓性を有する中底で、適当な弾力性を備えてなるように設けられること。
3.発光靴底の中底には、下面前後に二つの円弧溝が設けられ、二つの前記円弧溝は、前後両方の格子状穴に通じており、中底両側には、前後両方の格子状穴に通じる通り穴が設けられており、足裏前部で中底を踏むと、前方の空気が通り穴を通って、後方へ流れるようになり、踵部で中底を踏むと、後方の空気が通り穴を通って、前方へ流れるようになり、自然空気循環が行われるように設けられること。
4.中底には複数の貫通した格子状穴が設けられ、貫通した格子状穴の上方には貫通穴が設けられ、中底前部が圧迫されると、後方の格子状穴内の空気は圧迫されて、貫通穴を通って、上へと流出されるようになり、中底後部が圧迫されると、前方の格子状穴内の空気は圧迫されて、貫通穴を通って、上へと流出されるようになり、足部が爽やかで快適になり、靴内の湿気や臭気などが排出され、ばい菌の繁殖が防止可能になること。
5.中底の前後方には、隆起した縦向き隆起部が設けられ、前記隆起部は、カーブ状で上向き突出するように設けられ、中央が比較的に突き出して、周辺へと次第に低くなるように設けられ、前記隆起部により、足元を支え、より優れた弾力性と支持力を有し、足元で中底を踏んでいる間、円弧溝により大きな力をかけると、より大きな気流が作られるように設けられること。
6.中底内部における支持リブは、縦リブと横リブから構成され、激しい運動時に、優れたクッション性を与えるように設けられ、光線が切り込み壁から、直接に中底の周縁へ伝導され、それから、本底へと入射し、本底周縁に集中して光るように設けられ、よい支持力を持つと同時に、光線を支持リブに集中させ、よい導光性を持つこと。
本考案の発光靴底の立体分解図を示す。 図1の発光靴底の立体組立図を示す。 本考案の発光靴底と甲革を組み合わせてなる靴の断面を示す模式図である。 図3のソックライナーのカバーを開けた時の模式図を示す。 本考案の発光靴底の導光性を示す模式図である。 本考案の発光靴底と甲革を組み合わせてなる靴のもう一つの実施形態を示す模式図である。 本考案の発光靴底の縦向き断面を示す模式図、即ち図2のA−A断面図を示す。 本考案の発光靴底後部が圧力を受け、前部が圧力が受けていない時の気流を示す模式図である。 本考案の発光靴底前部が圧力を受け、後部が圧力を受けていない時の気流を示す模式図である。 本考案の発光靴底が圧力を受けていない時の断面を示す模式図、即ち図7のB−B断面図である。 図10の発光靴底が圧力を受けている時の断面を示す模式図である。 本案の実施形態2の発光靴底の立体分解図を示す。 図12の発光靴底の立体組立図を示す。
図面を合わせて、次のように詳しく説明する。
図1〜3に示すのは、空気自然循環機能を有する発光靴底10であり、前記発光靴底10は、本底1と、中底2と、発光装置3とを備えてなり、その上にある甲革20を結合して靴30になる。
前記本底1は、上下両面を備えてなるゴム靴底である。
前記中底2は、光透過性に優れた導光ゴム層であり、前記本底1上面に密着結合され、前記導光ゴム層は、縦向き切り込み21と、切り込み21の前後方に内蔵される導光用支持リブ22と、前記支持リブ22からなる複数の貫通した格子状穴23とを備えてなり、前記切り込み21の左右両側には更に、横向き通り穴29が内蔵され、前後両方の格子状穴23に通じて、前後の気流を循環させるように設けられ、前記導光ゴム層の表面には更に、複数の貫通穴26が分布し、前記貫通穴26と前記格子状穴23とは互いに通じるように設けられる。
前記中底2下面には、前後両方に、中央に向かってカーブ状に凹んでなる円弧溝28が設けられ、中底2下面の周縁は、本底1上面に密着結合され、前後両方の前記円弧溝28は、前後両方の格子状穴23に通じるように設けられ、前記円弧溝28の槽面と本底1上面との隙間は最大、0.5センチを超えないように設けられ、前記円弧溝28は、中底2内部の前後部の気流を循環させるように設けられ、それについて更に後述する。
左右の前記通り穴29には、横向き貫通穴にせず、通り穴29に下向き開口を持たせるように、中底2下面沿いに設けられた方がよく、通り穴29の断面は、円形でなく、半円形又は大於半円形より大きい穴に設けられ、それにより、支持リブ22の導光性に影響を及ぼすことなく、歩行中、中底2によって、前後の気流をうまく循環させるように設けられる。
前記発光装置3は、前記中底2の切り込み21内にあり、光透過ケース31内に発光ユニット32が内蔵されてなり、電源の開閉を行い、切り込み21に防水ランプを簡単に取り外し、又は取り付けるように設けられ、前記発光ユニット32は、LEDユニットである。
前記本底1は、隆起した周縁11を設けることにより、収納室12が設けられるゴム靴体であり、前記ゴム靴体は半光透過性又は光透過性に設けられ、図2に示すように、前記発光装置3が光を発すると、光線は前記中底2の切り込み21壁から、中底2内に入射し、それから、支持リブ22によって、中底2の外周に伝導され、光線が本底1内へと直接に入射して、本底1の周縁に集中して光るように設けられる。
前記導光用支持リブ22は、縦リブ24と横リブ25を交差してなり、それにより生じられたスペースは、複数の貫通した格子状穴23に設けられ、前記導光用支持リブ22は、足元を支えて、持ち上げるようにし、体重を中底2全体に、均等に分散させ、各部位が圧力を受けるように設けられ、局所に疲労による変形や損傷が発生することを避けられる。
前記中底2の表面には、複数の貫通穴26が設けられ、 各貫通穴26は各貫通した格子状穴23に通じるように設けられ、格子状穴23内の空気は、圧迫されると、貫通穴26から上に排出され、足部が爽やかで快適になる。
導光用支持リブ22の配置は、中底2のサイズを考慮に入れ、光透過性や導光性に影響を及ぼすことなく、プラスチックの使用量を減らすため、光透過性や導光性と、プラスチック使用量減少とのバランスを取り、一方に偏ることなく、両者のメリットを得るように、丁寧に計画して行われる必要がある。図1と図5に示すように、本考案の縦リブ24は計2本、それぞれ、切り込み21の前端と後端から、中底2のつま先側縁と踵側縁まで延伸された、爬虫類の甲羅中央の背骨のように設けられ、二つの縦リブ24の左右両側から中底2の左右両側まで延伸される複数の横リブ25は、甲羅左右の肋骨のように設けられるが、直線又はカーブに設けられてもよい。
実施してみたところ、前後にある二つの縦リブ24により、発光装置3の光線が素早く、切り込み21から中底2の前後両側に伝導され、左右にある複数の横リブ25によって、二つの縦リブ24から受けた光線がそれぞれ左右両側に伝導されるように設けられ、光線が素早く伝導され、減衰が少なく、周縁に集中する明るさが一致し、重量が大きく軽減されていることから、前記支持リブ22の構造により修正や変更を行い、同じ効果を得て行われた範囲は全て、本考案の請求範囲に含まれるものとする。
図3に示すように、前記甲革20は、クォーターライナー4とソックライナー5とを備えてなり、前記クォーターライナー4の周縁をソックライナー5下面に折り込ませ、互いに結合するように設けられ、ソックライナー5下面と前記中底2上面とを接着結合するように設けられ、図4に示すように、前記ソックライナー5の前記切り込み21に対応するところには更に、開閉可能なカバー51が設けられ、前記カバー51下面は、中底2上面を結合せず、ユーザがいつでも開けられ、そこに発光装置3を素早く取り付け、交換するように設けられる。前記ソックライナー5には更に、複数の通り穴52が設けられ、通り穴52は、前述貫通穴26に対応するように設けられ、中底2から上に排出された空気を、通り穴52を通らせて、靴内に流入させるように設けられる。
前記ソックライナー5は通常、紙板、繊維板、ゴムシート、本革、合成皮革などの材料で作られ、前記カバー51は、ソックライナー5上に、U字状にカット又は切断されてなり、片端がソックライナー5に接合しているため、その接合端を回転軸として、開閉可能であるように設けられる。カバー51を閉めると、ソックライナー5と同じ水準の高さを保持し、カバー51を開けると、開口になり、そこから、発光装置3を切り込み21内に簡単に取り付け、又は取り出すように設けられる。
カバー51を閉めた後、前記ソックライナー5の上にはソール40が設けられ、前記ソール40はいつでも、取り外し又は取り付けるように設けられ、前記ソール40には、複数の通気穴401が設けられ、空気が空気前記通り穴52を通って、通気穴401から靴内へと流入させるように設けられ、通気性がよく、足部の爽やかさを感じ、湿気を減少して、臭気や、カビの臭いの発生を避けるように設けられる。ソール40の踵部には、足部の踵に良好な弾性・緩衝性を与えるため、一体化された振動防止突起(未図示)が設けられ、それは本考案の技術特徴でなく、従来知られている技術であり、それ以上述べないことにする。
前記発光装置3は、防水、耐荷重、耐衝撃、光透過可能かつ発光モードの遠隔制御が可能な小型ランプであり、その構造や作用・効果に関する詳しくは、考案者の中国特許登録番号ZL201721161984.7、スマート発光装置を参考にしていただけるが、冗長な内容を避けるため、前記発光装置3の構造について、ここで述べないことにする。
前記本底1は、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、熱可塑性エラストマー(TPR)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン(PU)、エチレン酢酸ビニル(EVA)の材料を単独使用又は組合せ使用してもよく、前記中底2に適した材料は、ホットメルト接着剤が含まれ、前記ホットメルト接着剤は、エチレン酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリアミド、ブロック共重合体又はAPAOが含まれ、それらの材料はどれも、可撓性、高度なクラリティ又は透明性に優れたものである。前記本底1と中底2との接合は、瞬間接着剤、ホットバー半田付け、高周波溶着、超音波溶着で行われ、前記本底1は中底2より硬度が高く、本底1の耐摩耗性を、中底2の弾力性を向上するように設けられ、光透過性や導光性に関し、前記中底2は、本底1より光透過性と導光性が高く設けられること。
前記切り込み21は図4に示すように、貫通穴を開け、又は底を有する切り込みに設けられてもよく、貫通穴を開けてなる場合、発光装置3の肉厚を厚くするが、内部の電池の厚みを厚くしなければならないが、底を有してなる場合、記発光装置3の肉厚を薄くする必要があり、そこで、内部の電池の厚さを薄くすること。上述した二つの実施例は、どれも本考案に適用されるものである。
図6に示すように、ソックライナー5には、貫通長溝53を備えてなり、中底2の切り込み21と複数の貫通穴26とが前記貫通長溝53の範囲内に露出されており、ソックライナー5には、前記通り穴51の設置不要というメリットがある。ユーザがソール40を取り外すと、ソックライナー5の貫通長溝53の範囲内に露出されている切り込み21や貫通穴26があるように設けられ、その設置により、発光装置3の交換が素早く簡単に行われ、中底2から排出された空気は、通り穴51を通る経由することなく、空気の流れがよりうまく循環されるようになる。
図7に示すように、前記中底2上面は、平面に設けられ、本実施例で強調するのは、中底2には、隆起した縦向き隆起部27が設けられ、分かりやすく説明するように、それぞれ前隆起部27a、後隆起部27bに分かれるが、前記隆起部27は、カーブ状で上向きに隆起し、中央が比較的に突き出すように設けられ、隆起部27の中央は肉厚が比較的に厚くて、足裏を支えて、より優れた弾力性、支持性かつクッション性を与えるように設けられ、図8と図9に示すように、隆起部27が圧力を受けると、下面にある円弧溝28が圧力を受けるようになり、中底2の円弧溝28はそれぞれ前円弧溝28aと後円弧溝28bに、貫通穴26は前貫通穴26aと後貫通穴26bに、格子状穴23は前格子状穴23aと後格子状穴23bに分かれる。図8に示すように、足部の踵を床につけ、つま先を床から上げると、後隆起部27bが下押されて、後円弧溝28b、後格子状穴23b内の空気は圧力を受けて、通り穴29を通って、前円弧溝28aや前格子状穴23aへと流れ、前貫通穴26aから上に排出されるようになり、図9に示すように、つま先を床につけ、踵を上げると、前隆起部27aが下押されて、前円弧溝28a、前格子状穴23a内の空気は圧力を受けて、通り穴29を通って、円弧溝28bや後格子状穴23bへと流れ、後貫通穴26bから上に排出されるようになることから、歩行中、中底2内の空気が前後循環するように流れる。
図10、図11に示すように、図10は、足部で中底2を踏んでいないとき、上面にある隆起部27がカーブ状に隆起し、下面にある円弧溝28は空気が満たされており、図11は、足部で中底2を踏むと、上面にある隆起部27が凹み、下面にある円弧溝28からは空気が排出され、本底1上面に貼合せるようになり、その圧力が解消されると、空気が貫通穴26を通って、格子状穴23内へ流れ込み、格子状穴23が元の状態に戻り、隆起部27や円弧溝28も直ちに元の状態に戻る。足部の上げ下げを続けると、空気の流入と排出が繰り返して行われ、靴内での空気自然循環機能を果たし、足部がいつでも爽やかさを保ち、臭気やカビの臭いの発生を避けることができる。
図12、図13に示すように、本底1は、半光透過性、光透過性又は非透明性を有するゴム靴体であり、かつ、必ずしも周縁11を有するとは限らないものであり、又は局所だけに周縁11を有してなる。本底1は次のように、BRS 1000、カーボンラバー(Carbon Rubber)、ソリッドラバー(solid rubber)、DRC(耐久性ラバーコンパウンド)、Duralon又はガムラバー(Gum Ruuber)の何れかの一つ、又は二つ以上からなり、本実施形態では、発光靴底10の外側から直接に、中底2の周縁の部分又は全部を見られるように設けられ、中底2は本底1より、光透過性に優れたもので、本底1の外周に光が明るく集中するように設けられる。
本底1は局所に隆起した周縁11を有してなるゴム靴体である場合、前記ゴム靴体は、半光透過性又は光不透過性に設けられ、本底1の隆起した周縁11を有さない場合、ゴム靴体は半光透過性又は光不透過性に設けられる。
本考案による応用範囲は、運動靴、サンダル、カジュアルシューズ、トレッキングシューズ(例えば、登山靴又はスキーブーツ)、ローラースケートシューズや四輪スケートシューズ、スリッパ、ビーチサンダル又はプラスチック製ビーチサンダルなどの靴類を含み、それに限らないものとする。
以上は、本考案の好適な実施例に関する説明だが、それを以って、実施範囲を制限してはならないものとし、本考案のコンセプトに一致した改造や変化などを行って、それと同等な効果を得て行われた範囲は全て、本考案の特許請求範囲に含まれるものとする。
10 発光靴底
1 本底
11 周縁
12 収納室
2 中底
21 切り込み
22 支持リブ
23 格子状穴
23a 前格子状穴
23b 後格子状穴
24 縦リブ
25 横リブ
26 貫通穴
26a 前貫通穴
26b 後貫通穴
27 隆起部
27a 前隆起部
27b 後隆起部
20 甲革
30 靴
3 発光装置
31 光透過ケース
32 発光ユニット
4 クォーターライナー
5 ソックライナー
51 通り穴
52 通り穴
53 貫通長溝
40 ソール
401 通気穴
28 円弧溝
28a 前円弧溝
28b 後円弧溝
29 通り穴

Claims (10)

  1. 本底(1)と、中底(2)と、発光装置(3)とを備えてなる発光靴底(10)であり、前記発光靴底(10)は、その上にある甲革(20)を結合して靴(30)になるが、
    前記本底(1)は、上下両面を備えてなるゴム靴底であり、
    前記中底(2)は、光透過性に優れた導光ゴム層であり、前記本底(1)上面に密着、結合され、前記導光ゴム層は、縦向き切り込み(21)と、切り込み(21)の前後方に内蔵される導光用支持リブ(22)と、前記支持リブ(22)からなる複数の貫通した格子状穴(23)とを備えてなり、前記切り込み(21)の左右両側には更に、横向き通り穴(29)が内蔵され、前後両方の格子状穴(23)に通じて、前後の気流を循環させるように設けられ、前記導光ゴム層の表面には更に、複数の貫通穴(26)が分布し、前記貫通穴(26)と前記格子状穴(23)とは互いに通じるように設けられ、
    前記発光装置(3)は、前記中底(2)の切り込み(21)内にあり、光透過ケース(31)内に発光ユニット(32)が内蔵されてなり、電源の開閉を行い、前記切り込み(21)に小型防水ランプを簡単に取り外し、又は取り付けるように設けられ、
    前記発光装置(3)が光を発すると、光線が前記中底(2)の切り込み(21)壁から、中底(2)内に入射し、それから、支持リブ(22)を介して、中底(2)の周縁に伝導され、直接に本底(1)内へと入射して、光線が本底(1)周縁に集中して光るように設けられることを特徴とする空気自然循環機能を有する発光靴底。
  2. 前記中底(2)前後には、隆起した縦向き隆起部(27)が設けられ、前記隆起部(27)は、カーブ状で上向き突出するように設けられ、中央が比較的に突き出し、周辺が低く、中央から周辺へと次第に低くなるように設けられることを特徴とする請求項1に記載の空気自然循環機能を有する発光靴底。
  3. 前記中底(2)下面の前後両方に、中央に向かってカーブ状に凹んでなる円弧溝(28)が設けられ、前後両方の前記円弧溝(28)は、前後両方の格子状穴(23)に通じるように設けられることを特徴とする請求項1に記載の空気自然循環機能を有する発光靴底。
  4. 前記導光用支持リブ(22)は、縦リブ(24)と横リブ(25)とを交差してなり、複数の貫通した格子状穴(23)は、前記縦リブ(24)と横リブ(25)とを交差して作られたスペースであり、前記縦リブ(24)は計2本、それぞれ切り込み(21)の前端と後端から、周縁へと、中底(2)のつま先側縁と踵側縁まで縦向きに延伸されており、二つの縦リブ(24)の左右両側から延伸された複数の横リブ(25)は、中底(2)の左右側縁まで設けられることを特徴とする請求項1に記載の空気自然循環機能を有する発光靴底。
  5. 前記甲革(20)は、クォーターライナー(4)とソックライナー(5)とを備えてなり、前記ソックライナー(5)下面は、前記中底(2)上面と結合され、前記ソックライナー(5)の前記切り込み(21)に対応するところには更に、開閉可能なカバー(51)が設けられ、ソックライナー(5)には、複数の通り穴(52)が分布し、前記通り穴(52)と中底(2)の貫通穴(26)とは、上下対応するように設けられることを特徴とする請求項1に記載の空気自然循環機能を有する発光靴底。
  6. 前記甲革(20)は、クォーターライナー(4)とソックライナー(5)とを備えてなり、前記ソックライナー(5)は、下面を前記中底(2)上面と結合し、貫通長溝(53)を備えてなり、前記中底(2)の切り込み(21)と複数の貫通穴(26)とは、前記貫通長溝(53)の範囲内に露出されていることを特徴とする請求項1に記載の空気自然循環機能を有する発光靴底。
  7. 前記ソックライナー(5)の上には、ソール(40)を簡単に取り付け、又は取り出すように設けられ、前記ソール(40)には、排気するための複数の通気穴(401)が設けられることを特徴とする請求項5又は6に記載の空気自然循環機能を有する発光靴底。
  8. 前記本底(1)は、隆起した周縁(11)を設けることにより、収納室(12)が設けられるゴム靴体であり、前記ゴム靴体は、半光透過性又は光透過性に設けられることを特徴とする請求項1に記載の空気自然循環機能を有する発光靴底。
  9. 前記本底(1)は、局所に隆起した周縁(11)を備えてなるゴム靴体であり、前記ゴム靴体は、半光透過性又は光不透過性に設けられることを特徴とする請求項1に記載の空気自然循環機能を有する発光靴底。
  10. 前記本底(1)は、平面的なゴム靴体であり、前記ゴム靴体は、半光透過性又は光不透過性に設けられることを特徴とする請求項1に記載の空気自然循環機能を有する発光靴底。
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