JP3227907U - 多機能マザーズクッション - Google Patents
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Abstract
【課題】クッション機能を備えた状態と、ネックピロー機能を備えた状態との異なる機能を備え、しかもネックピロー機能のときは、新生児・乳幼児から大人まで対応できるようにした多機能マザーズクッションを提供する。【解決手段】マザーズクッションは、平面視弓形をした所定幅の袋状素地の中に充填物を詰めたクッション体Kと、クッション体の長軸両端部に形成され、それぞれの端部同士が着脱可能に係合する係合手段CSと、クッション体の弓形の大きい方の弧側で端部側から所定位置離れた箇所に配設された少なくとも一つの係合部Cとを有する。両端の係合手段CSを係合することで円座クッションとして使用できる。また、係合部Cと係合部Cから遠い位置にある端部に形成された係合手段CSとを係合することで、ネックピローとして使用できる。【選択図】図1
Description
本考案は、多機能マザーズクッションに係り、生後間もない新生児から乳幼児を抱いて寝かしつける際に、横抱きにして保育者が楽な状態で支え、大きな輪の時は、授乳するときに母親の腰に巻いて乳幼児を支える円座のクッション機能と、小さい輪の時は、新生児・乳幼児から成人まで円座のクッション機能、さらに小さい輪の時に、首の部分を支えることができるネックピロー機能を備えた多機能マザーズクッションに関する。
従来から授乳を行える多機能クッション技術などが知られている。
例えば、乳幼児の授乳、幼児を乗せ胸に抱きかかえることの出来る乳幼児支え、乳幼児のオムツ替え時等の敷寝具又は敷きパットなどを目的にした技術が知られている(特許文献1)。また、授乳用クッション、抱き枕など本体の基本構成を全く変化させずに様々な用途に用いる汎用性を有するクッションの技術も知られている(特許文献2)。さらに、授乳用クッションとして最適な多機能クッションの技術も知られている(特許文献3)。
例えば、乳幼児の授乳、幼児を乗せ胸に抱きかかえることの出来る乳幼児支え、乳幼児のオムツ替え時等の敷寝具又は敷きパットなどを目的にした技術が知られている(特許文献1)。また、授乳用クッション、抱き枕など本体の基本構成を全く変化させずに様々な用途に用いる汎用性を有するクッションの技術も知られている(特許文献2)。さらに、授乳用クッションとして最適な多機能クッションの技術も知られている(特許文献3)。
特許文献1の技術は、楕円形の袋状生地の中に充填物を詰めたクッションを、このクッションを覆う同形状のクッションカバーで被覆し又は被覆せず、クッションカバー又はクッションの長軸両端部に、それぞれが係合する掛け止め具を設けてなる技術である。
特許文献2の技術は、内袋上部シートと、内袋下部シートと、内袋中央シートの3部材からなる球形状で、全体が一体の袋状で、内部にクッション材が充填され、クッション材は、直径が1mm以下の合成樹脂製の複数のビーズの集積体とした技術である。
特許文献3は、弾性材料が充填され、授乳用クッションとして最適に用いられる多機能クッションであって、弧状に形成されたクッション本体と、前記クッション本体の外周に巻き付けて取り付けるための取付ベルトを有する補助枕と、を備えた技術である。
前記特許文献1乃至3は、いずれも、枕、クッションとして多機能で、生後間もない新生児から乳幼児を抱いて寝かしつける際に、横抱きなど乳幼児を保育者が楽な状態で支え、授乳するときに母親の腰に巻き、新生児や乳幼児を支えることができるクッション機能を備えている。
しかし、特許文献1乃至3は、いずれも主に着座、臀部や身体を支える体重を支持するクッション機能という点に着目しており、体重でなく首の座りに着目したクッション機能とは異なるネックピロー機能の観点はなく、クッション機能とネックピロー機能の両機能を備えていないものであった。
しかし、特許文献1乃至3は、いずれも主に着座、臀部や身体を支える体重を支持するクッション機能という点に着目しており、体重でなく首の座りに着目したクッション機能とは異なるネックピロー機能の観点はなく、クッション機能とネックピロー機能の両機能を備えていないものであった。
本考案の目的は、クッション機能を備えた状態と、ネックピロー機能を備えた状態との異なる機能を備え、しかもネックピロー機能のときは、新生児・乳幼児から大人まで対応できるようにした多機能マザーズクッションを提供することにある。
前記課題は、本考案に係る多機能マザーズクッションによれば、平面視弓形をした所定幅の袋状素地の中に充填物を詰めたクッション体と、該クッション体の長軸両端部に形成され、それぞれの端部同士が着脱可能に係合する係合手段と、前記クッション体の弓形の大きい方の弧側で前記端部側から所定位置離れた箇所に配設された少なくとも一つの係合部材と、該係合部材から遠い位置にある端部に形成された前記係合手段とを、着脱可能に係合させてなること、により解決される。
このように構成されているので、クッション機能として作用させるときには、平面視弓形をしたクッション体の長軸両端部に形成された係合手段を係合させて、通常円座クッションとして使用することができ、従来公知のクッション材や枕として使用できる。また、 係合部材と、この係合部材から遠い位置にある端部に形成された係合手段により係合して小さい輪の円座のクッションとした場合には、産後の間もない期間、母親が座る際に痛みを和らげるためのクッション機能としても利用できる。
一方、ネックピロー機能として作用させるときには、前記クッション体の弓形の大きい方に配設された係合部材と、この係合部材から遠い位置にある端部に形成された係合手段を、着脱可能に係合させる、つまり、クッション体の弓形の大きい方の弧側で、端部側から所定位置離れた箇所に配設された係合部材に、この係合部材から遠い位置にある端部に形成された係合手段とを係合させたときに、クッション体で円環の空間が形成されるので、首の周りにクッション体が配設され、首を保持することができる。
一方、ネックピロー機能として作用させるときには、前記クッション体の弓形の大きい方に配設された係合部材と、この係合部材から遠い位置にある端部に形成された係合手段を、着脱可能に係合させる、つまり、クッション体の弓形の大きい方の弧側で、端部側から所定位置離れた箇所に配設された係合部材に、この係合部材から遠い位置にある端部に形成された係合手段とを係合させたときに、クッション体で円環の空間が形成されるので、首の周りにクッション体が配設され、首を保持することができる。
このとき、前記係合部は所定幅で形成され、前記係合部には複数の係合部材が配置され、前記端部に設けられた係合手段と、前記いずれかの係合部材と着脱可能に係合するように構成するとよい。
このようにすると、クッション体で円環の空間が形成されるときに、円環状の空間の大きさを調整することができ、新生児・乳幼児・子供・大人に合わせて、首の太さに拘らず対応することができる。
前記係合部は、クッション体の弓形の大きい方の弧側で各端部から所定位置離れた箇所に二つ形成され、各係合部から遠い位置にある端部に形成された前記係合手段が前記係合部の係合部材と係合したときに、前記クッション体でドーナツ状の円環の空間が形成されてなるように構成するとよい。このように構成すると、二か所で固定することになり、ネックピローとして安定して首を保持することができる。
前記係合手段及び係合部は、タブ材と、該タブ材に配設されている係合部材から構成されていると好適である。このようにタブ材を用いることにより、予め形成しておいた係合手段や係合部を簡便に取り付けることができ、またクッション体の最適な箇所に係合部を形成することができる。
また前記係合手段の係合部材は、一方に雄、他方に雌が形成されたホックとし、これに合致するように係合部材を形成でき、或いは雄雌からなる面状ファスナーなどを用いることができる。このように簡便な着脱可能な構成を用いることにより、着脱が容易である。
さらに、前記クッション体の長軸両端部に配設されたタブ材と、該それぞれのタブ材に形成されたリング部材と、該リング部材に連絡される連結部材とを有し、連結部材には前記リング部材の一方と連結された支持部と、該支持部と一体に形成された係合鉤部とからなり、前記係合鉤部と他方のリング部材とが着脱可能に形成することができる。このように、着脱する係合手段等は各種選択することが可能である。
本考案は、クッション機能を備えた状態と、ネックピロー機能を備えた状態との異なる機能に対応することができる。
クッション機能の場合には、従来公知技術と同様に、赤ちゃんの授乳、就寝時や夜泣き時、赤ちゃんを抱いて寝かしつける時に抱き枕を保育者が胴部に装着して乳幼児を支える台として或いは乳幼児のオムツ替えクッションなどとしても使用可能である。また、大人においては、座り布団、背中に当てて背中を伸ばすクッション、或いは腹部前方にクッション体が突出するように装着することにより、書籍、ゲーム機等の支持台としても使用可能である。更に、小さい輪で円座のクッションとした場合には、産後の間もない期間、母親が座る際に痛みを和らげるためのクッション機能としても利用できる。
クッション機能の場合には、従来公知技術と同様に、赤ちゃんの授乳、就寝時や夜泣き時、赤ちゃんを抱いて寝かしつける時に抱き枕を保育者が胴部に装着して乳幼児を支える台として或いは乳幼児のオムツ替えクッションなどとしても使用可能である。また、大人においては、座り布団、背中に当てて背中を伸ばすクッション、或いは腹部前方にクッション体が突出するように装着することにより、書籍、ゲーム機等の支持台としても使用可能である。更に、小さい輪で円座のクッションとした場合には、産後の間もない期間、母親が座る際に痛みを和らげるためのクッション機能としても利用できる。
またネックピロー機能の場合には、クッション体で円環の空間が形成されるので、首の周りにクッション体が配設され、安定して首を保持することができる。また、クッション体で円環の空間が形成されるときに、円環状の空間の大きさを調整することができ、新生児・乳幼児から大人まで、首の太さに拘らず対応するようにした多機能マザーズクッションを提供できる。
以下、本考案に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図はいずれも本考案を示し、図1は多機能マザーズクッションの実施形態を示す概略斜視図、図2は図1の裏側からの見た概略斜視図、図3は図2のファスナーを開いた状態の概略斜視図、図4は多機能マザーズクッションの端部を係合した状態を示す斜視図、図5は図4の連結を示す説明図、図6は図4の一方の端部と一方の側部のタブ材とを係合させた状態を示す説明図、図7は図4の他方の端部と他方の側部のタブ材とを係合状態を示す説明図、図8は係合する部分を面状ファスナーとした例の説明図、図9は他の係合部材を示す説明図、図10は本考案の他の例を示す説明図、図11は図10の連結状態を示す説明図である。
図はいずれも本考案を示し、図1は多機能マザーズクッションの実施形態を示す概略斜視図、図2は図1の裏側からの見た概略斜視図、図3は図2のファスナーを開いた状態の概略斜視図、図4は多機能マザーズクッションの端部を係合した状態を示す斜視図、図5は図4の連結を示す説明図、図6は図4の一方の端部と一方の側部のタブ材とを係合させた状態を示す説明図、図7は図4の他方の端部と他方の側部のタブ材とを係合状態を示す説明図、図8は係合する部分を面状ファスナーとした例の説明図、図9は他の係合部材を示す説明図、図10は本考案の他の例を示す説明図、図11は図10の連結状態を示す説明図である。
図1乃至図7は第1実施態様を示すものであり、本考案の一実施態様に係る多機能マザーズクッション10は、図1乃至図3で示すように、クッション体Kと、係合手段CSと、係合部Cとを主たる構成要素としている。
クッション体Kは、ドーナツ状の輪にしない場合、所定幅(例えば47cm)で、所定長さ(例えば78cm)の平面視弓形をしたもので、後述する係合手段CSでクッション体Kの長軸両端部を連結し、図4で示すようなドーナツ状の輪にした場合、所定幅(例えば48cm)と、所定幅(例えば52cm)の円座となるように構成される。この場合内径の長さは90cmとして形成される。なおこれらの寸法は例示であり、適宜変更することが可能である。
クッション体Kは、ドーナツ状の輪にしない場合、所定幅(例えば47cm)で、所定長さ(例えば78cm)の平面視弓形をしたもので、後述する係合手段CSでクッション体Kの長軸両端部を連結し、図4で示すようなドーナツ状の輪にした場合、所定幅(例えば48cm)と、所定幅(例えば52cm)の円座となるように構成される。この場合内径の長さは90cmとして形成される。なおこれらの寸法は例示であり、適宜変更することが可能である。
そして、クッション体Kは、表面側素地11a及び裏面側素地11bからなる袋状素地11(本実施形態ではパイル生地をコットンで構成)の中に、充填物17(本実施形態ではポリエチレン:PEの綿状物で構成)を詰めたものである。
これらの素地・充填材はこれに限ることなく周知・公知の素材を用いることができる。また袋状素地11に図示しないカバー材として、肌触りのよい、コットン、絹素材を用いることにより、表面側素地11a及び裏面側素地11bは、必ずしもコットン等でなくてもよい。
これらの素地・充填材はこれに限ることなく周知・公知の素材を用いることができる。また袋状素地11に図示しないカバー材として、肌触りのよい、コットン、絹素材を用いることにより、表面側素地11a及び裏面側素地11bは、必ずしもコットン等でなくてもよい。
表面側素地11a及び裏面側素地11bで構成される袋状素地11は、充填物17を詰めるときの開閉自在の開口が形成されており、この開口は、図2及び図3で示すように、ファスナー16(16a,16b)が取着されて、開いたときに内部に充填物17が挿着できるように構成されている。なお符号16cは、開口を閉じるときのファスナー16のスライダーである。
本実施形態の係合手段CSは、図1で示すように、クッション体Kの長軸両端部に形成され、それぞれの端部同士が着脱可能に係合するように構成されている。
すなわち、係合手段CSは、クッション体Kの端部に形成されるが、一方の布製タブ材12に予め雄(凸状)のキャップ13aが取着されたもの、他方の布製タブ材12に予め雌(凹状)のキャップ13bが取着されたものを用いて、これらタブ材12をクッション体Kの長軸両端部で逢着している。
そして、タブ材12,12に取着された雌雄のキャップ13a、13bを着脱可能に嵌め合わせ、係合させたときにドーナツ状のクッション体Kとしている。係合させていないときは、図1で示すような弓状の形状をしている。
すなわち、係合手段CSは、クッション体Kの端部に形成されるが、一方の布製タブ材12に予め雄(凸状)のキャップ13aが取着されたもの、他方の布製タブ材12に予め雌(凹状)のキャップ13bが取着されたものを用いて、これらタブ材12をクッション体Kの長軸両端部で逢着している。
そして、タブ材12,12に取着された雌雄のキャップ13a、13bを着脱可能に嵌め合わせ、係合させたときにドーナツ状のクッション体Kとしている。係合させていないときは、図1で示すような弓状の形状をしている。
本実施形態では、係合部Cは、弓形の大きい方の弧側でクッション体Kの長軸両端部から所定位置離れた箇所にそれぞれ2箇所配設されている。本実施形態の係合部Cは、図1乃至図4で示すように、一方の布製タブ材14に、係合部材として予め雄(凸状)のキャップ15aが取着され、他方の布製タブ材14に、係合部材として予め雌(凹状)のキャップ15bが取着されたものを、前記クッション体Kの弓形の大きい方の弧側で前記端部側から所定位置離れた箇所(それぞれ近い方の端部のタブ材12から38cm程度の距離)に、それぞれ配設してなる。
以上のように、係合手段CS及び係合部Cを構成する係合部材としての雌雄のキャップは、タブ材に配設されているが、タブ材を用いず、直接クッション体Kを構成する部分或いは不図示のカバー材に形成してもよい。但しカバー材に取着するときには、クッション体Kと一体にして離れないような対応を行う。
そして、係合部Cから遠い位置にある端部に形成された係合手段CSと、係合部Cとを係合させて、前記クッション体Kで円環の空間を形成する。係合については、係合手段CSの係合部材としての雄(凸状)のキャップ13aと、係合部Cの係合部材としての雌(凹状)のキャップ15bとを係合させることによって、図6で示すようなドーナツ空間を形成させる。このように係合部Cから遠い位置にある端部の係合手段CSを、着脱可能に係合させることで、ネックピローとして機能させる。
この所定位置離れた箇所は、クッション体Kの長さと、係合手段CSと係合部Cの位置とで、形成されるドーナツ状の空間が形成され、例えば、図7で示すように、係合手段CSと係合部Cの各2か所を係合させた場合、所定幅(例えば38cm)と、所定幅(例えば38cm)の小さな輪の円座(例えば内周45cm、例えば外周120cm)となるように構成され、産後の間もない期間、母親が座る際に痛みを和らげるためのクッション機能としても活用できる。
そして、この小さな輪のクッション体Kとした場合には、ネックピロー機能として、新生児・乳幼児・子供・大人などに合うような円形の空間として、適宜選定することが可能である。
なお、上記実施形態では係合部Cを2箇所配設した例を示したが、少なくとも一つの係合部が形成されることで、ネックピローとしての機能を果たすことが可能である。また、上記寸法は、例示であり、適宜変更することができることは言うまでもない。
そして、この小さな輪のクッション体Kとした場合には、ネックピロー機能として、新生児・乳幼児・子供・大人などに合うような円形の空間として、適宜選定することが可能である。
なお、上記実施形態では係合部Cを2箇所配設した例を示したが、少なくとも一つの係合部が形成されることで、ネックピローとしての機能を果たすことが可能である。また、上記寸法は、例示であり、適宜変更することができることは言うまでもない。
さらに、前記した係合手段CS及び係合部Cの係合部材としては、各種ホックを用いることができる。つまり、一方に雄、他方に雌が形成されたホック等であり、前記係合部Cは前記係合手段CSに配設された係合部材と着脱可能な雄又は雌のホックである。
上記ホックとしては、例えば、ジャンパードットホック、ばねホック、マグネットボタンなど各種の着脱可能なものである。
上記ホックとしては、例えば、ジャンパードットホック、ばねホック、マグネットボタンなど各種の着脱可能なものである。
図8乃至図11は、それぞれ本考案の他の実施形態を説明するものである。これらの図において前記実施形態と同様部材等には同一符号等を付し、その説明を省略する。
図8は、係合手段CS及び係合部Cの係合部材をキャップではなく、面状ファスナーとした例の説明図である。すなわち、係合手段CS及び係合部Cの係合部材係合部材として、タブ材に雌雄のキャップを取着するのではなく、雄雌からなる面状ファスナー21を用いており、係合部Cは、面状ファスナー21と着脱可能な雄又は雌からなる面状ファスナー(図示しせず)を取着した例を示している。面状ファスナーの場合には、雌雄のキャップの係合と異なり、係合手段CSと係合部Cの係合に若干のズレが生じても容易に着脱が可能となる。
図8は、係合手段CS及び係合部Cの係合部材をキャップではなく、面状ファスナーとした例の説明図である。すなわち、係合手段CS及び係合部Cの係合部材係合部材として、タブ材に雌雄のキャップを取着するのではなく、雄雌からなる面状ファスナー21を用いており、係合部Cは、面状ファスナー21と着脱可能な雄又は雌からなる面状ファスナー(図示しせず)を取着した例を示している。面状ファスナーの場合には、雌雄のキャップの係合と異なり、係合手段CSと係合部Cの係合に若干のズレが生じても容易に着脱が可能となる。
図9は、連結部材23による係合の例を示すもので、係合部材として、タブ材12,12の対向する位置に、孔を形成し、この孔にリング部材22,22を配置し、このリング部材22,22の間に連結部材23を用いて、着脱可能に構成している。
つまり係合手段CSは、クッション体Kの長軸両端部に配設されたタブ材12,12と、それぞれのタブ材12,12に形成された孔と、この孔に形成されたリング部材22,22と、このリング部材22,22の一方と連結された支持部23aと、この支持部23aと一体に形成された係合鉤部23bと、この係合鉤部23bと他方のリング部材とが着脱可能に構成されたものである。
つまり係合手段CSは、クッション体Kの長軸両端部に配設されたタブ材12,12と、それぞれのタブ材12,12に形成された孔と、この孔に形成されたリング部材22,22と、このリング部材22,22の一方と連結された支持部23aと、この支持部23aと一体に形成された係合鉤部23bと、この係合鉤部23bと他方のリング部材とが着脱可能に構成されたものである。
図10及び図11は本考案の他の例を示す説明図である。
係合部24は、所定幅で形成され、この係合部24Cには複数の係合部材25a・・,25b・・が配置され、前記係合手段CSの係合部材13a・・,13b・・と、上記いずれかの係合部材25a・・,25b・・と着脱可能に係合するように構成している。
このように構成することにより、係合部材13a・・,13b・・と、これと係合する係合部材25a・・,25b・・を適宜選択することにより、ドーナツ状の空間の大きさを調整することが可能となり、ネックピロー機能として、新生児・乳幼児・子供・大人などに合うような空間を確保することができる。
係合部24は、所定幅で形成され、この係合部24Cには複数の係合部材25a・・,25b・・が配置され、前記係合手段CSの係合部材13a・・,13b・・と、上記いずれかの係合部材25a・・,25b・・と着脱可能に係合するように構成している。
このように構成することにより、係合部材13a・・,13b・・と、これと係合する係合部材25a・・,25b・・を適宜選択することにより、ドーナツ状の空間の大きさを調整することが可能となり、ネックピロー機能として、新生児・乳幼児・子供・大人などに合うような空間を確保することができる。
なお、上記図10及び図11で示す実施形態では、複数の係合部材を用いた例を示したが、面状ファスナーであれば、雌雄の面状ファスナーの当接位置を異ならしめて、ドーナツ状の空間の大きさを調整することができる。
10 多機能マザーズクッション
11 袋状素地
11a 表面側素地
11b 裏面側素地
12,14 24 係合部材(タブ材)
13(13a) 係合部材(雄キャップ)
13(13b) 係合部材(雌キャップ)
15a 係合部材(雄キャップ)
15b 係合部材(雌キャップ)
16(16a,16b) ファスナー
16c スライダー
17 充填物
21 面状ファスナー
22 リング部材
23 連結部材
23a 支持部
23b 係合鉤部
25a 係合部材(雄キャップ)
25b 係合部材(雌キャップ)
K クッション体
CS 係合手段
C 係合部
11 袋状素地
11a 表面側素地
11b 裏面側素地
12,14 24 係合部材(タブ材)
13(13a) 係合部材(雄キャップ)
13(13b) 係合部材(雌キャップ)
15a 係合部材(雄キャップ)
15b 係合部材(雌キャップ)
16(16a,16b) ファスナー
16c スライダー
17 充填物
21 面状ファスナー
22 リング部材
23 連結部材
23a 支持部
23b 係合鉤部
25a 係合部材(雄キャップ)
25b 係合部材(雌キャップ)
K クッション体
CS 係合手段
C 係合部
Claims (8)
- 平面視弓形をした所定幅の袋状素地の中に充填物を詰めたクッション体と、
該クッション体の長軸両端部に形成され、それぞれの端部同士が着脱可能に係合する係合手段と、
前記クッション体の弓形の大きい方の弧側で前記端部側から所定位置離れた箇所に配設された少なくとも一つの係合部と、該係合部から遠い位置にある端部に形成された前記係合手段とを、着脱可能に係合させてなる
ことを特徴とする、マザーズクッション。 - 前記クッション体の弓形の大きい方の弧側で前記端部側から所定位置離れた箇所に配設された少なくとも一つの係合部と、
該係合部から遠い位置にある端部に形成された前記係合手段と、を係合させたときに、前記クッション体で円環の空間が形成されてなる
ことを特徴とする請求項1記載の多機能マザーズクッション。 - 前記係合部は所定幅で形成され、前記係合部には複数の係合部材が配置され、前記端部に設けられた係合手段と、前記いずれかの係合部材と着脱可能に係合してなる
ことを特徴とする請求項2記載の多機能マザーズクッション。 - 前記係合部は、クッション体の弓形の大きい方の弧側で各端部から所定位置離れた箇所に二つ形成され、各係合部から遠い位置にある端部に形成された前記係合手段が前記係合部の係合部材と係合したときに、前記クッション体でドーナツ状の円環の空間が形成されてなる
ことを特徴とする請求項2又は3記載の多機能マザーズクッション。 - 前記係合手段及び係合部は、タブ材と、該タブ材に配設されている係合部材とから構成されている
ことを特徴とする特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の多機能マザーズクッション。 - 前記係合手段の係合部材は一方に雄、他方に雌が形成されたホックであり、前記係合部に形成された係合部材は,前記係合手段の係合部材と着脱可能な雄又は雌のホックである
ことを特徴とする請求項5記載の多機能マザーズクッション。 - 前記係合手段は、雄雌からなる面状ファスナーであり、前記係合部は前記係合手段と着脱可能なる雄又は雌からなる面状ファスナーである
ことを特徴とする請求項2乃至4いずれか1項に記載の多機能マザーズクッション。 - 前記係合手段は、前記クッション体の長軸両端部に配設されたタブ材と、該それぞれのタブ材に形成されたリング部材と、該リング部材に連絡される連結部材とを有し、連結部材には前記リング部材の一方と連結された支持部と、該支持部と一体に形成された係合鉤部とからなり、前記係合鉤部と他方のリング部材とが着脱可能に形成されてなる
ことを特徴とする請求項2乃至4いずれか1項に記載の多機能マザーズクッション。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2020002384U JP3227907U (ja) | 2020-06-18 | 2020-06-18 | 多機能マザーズクッション |
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JP (1) | JP3227907U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023075621A1 (en) * | 2021-10-27 | 2023-05-04 | Murawska Agnieszka | Pillow assembly |
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2020
- 2020-06-18 JP JP2020002384U patent/JP3227907U/ja not_active Expired - Fee Related
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