JP3227855U - 衛生用マスク - Google Patents
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Abstract
【課題】一般的な素材以外のものを採用し、繰り返し使用することができる衛生用マスクを提供する。【解決手段】衛生用マスクはキッチンペーパー紙など適度の強度と引裂強度の弱さを併せ持つ素材を複数枚の層を重ねてマスクの主体部1を構成し、主体部の外周部を縫合あるいは接着し、使用するごとに使用済みの層を主体部の外周部に設けた切取線3を利用して取り外し、残りの層のみからなるマスクを再度使用することで、繰り返し使うことができる。【選択図】図4
Description
本考案は、大気中に浮遊する細菌、ウィルス、花粉、カビ、粉塵等が、呼気を通じて体内に侵入することを防ぐために、利用者の口蓋を覆う状態で装着される通気性を有する衛生用マスクであって、人体への異物の侵入を防止するための衛生用マスク(以下、適宜「マスク」という)に関する。
現在市場に流通している衛生用マスクは、使い捨てのものや手洗いで繰り返し使用するタイプのもの、医療用のN95マスクなどがあり、素材は主に布や不織布が使用されている。
これらのマスクではコロナウィルスの世界的な危機において需要に対し生産が間に合わず、衛生用マスクが行き渡らない状況になっている。
これらのマスクではコロナウィルスの世界的な危機において需要に対し生産が間に合わず、衛生用マスクが行き渡らない状況になっている。
これに対し、衛生用マスクの口蓋を覆う主体部が袋状に構成され、前記マスク主体部に光触媒アパタイトの微細粒子を付着させた布部材を格納する構造が提案されており、マスク使用後に前記主体部を洗濯する際に前記布部材を取出すことにより、繰り返し使用できる効果があるとされる。
特願2003−425534
しかしながら、世界的に感染症が流行する際には、市民の多く、医療機関等で衛生用マスクの需要が高まり、品薄の状況となる。こうした事態に対して社会的には衛生用マスクの増産が行われるが、需要過多の条件では既存の不織布や布のマスクを製造する工場の能力だけでは、社会に広く行きわたらせる十分な量の生産を行うのは難しい。こうした場合、現実的な対応方法の1つは、一般的な素材以外のものを採用した衛生用マスクを生産し、さらに一つのマスクを繰り返し用いることである。
本考案による衛生用マスクはキッチンペーパーなど適度の強度と引裂強度の弱さを併せ持つ素材を複数枚重ねてマスクの主体部を構成し、前記主体部の外周部を縫合あるいは接着あるいは圧着し、使用するごとに使用済みの層を前記主体部の外周部に設けた切取線を利用して取り外し、残りの層のみからなるマスクを再度使用することで、繰り返し使うことができる。
本考案により、製造コストを抑え、複数回使うことができる衛生用マスクを実現することで、より多くの人々に衛生用マスクを行き渡らせることができる。また実用性があり、衛生的でかつ殺菌性、避菌性などを有する爽快な衛生用マスクを提供する。
また空気中に浮遊しているウィルスや細菌に対し殺菌、消炎の効果がある丁香エキス、白檀エキス、崖柏エキス,沈香エキス、楠木エキス,黄楊木エキス、夜来香エキス、薫衣草エキス、天葵エキス、香樟木エキス、茶樹エキス、抹茶エキス、七里香エキス、月桃エキス、中国海南島産の花梨エキス、輻射▲あん▼エキス,柑橘類エキス、忘憂草エキス,薄荷エキス、▲薫▼衣草エキス、荳▲く▼エキス、檸檬エキス、茉莉花エキス、芳香萬壽菊エキス、鬱金香エキス、西瓜霜エキス、香菜エキスのいずれか、またはその組合せを予めキッチンペーパーに含浸させておくことにより、ウィルスを寄せ付けにくいマスクになり、高い予防効果が見込める。
また空気中に浮遊しているウィルスや細菌に対し殺菌、消炎の効果がある丁香エキス、白檀エキス、崖柏エキス,沈香エキス、楠木エキス,黄楊木エキス、夜来香エキス、薫衣草エキス、天葵エキス、香樟木エキス、茶樹エキス、抹茶エキス、七里香エキス、月桃エキス、中国海南島産の花梨エキス、輻射▲あん▼エキス,柑橘類エキス、忘憂草エキス,薄荷エキス、▲薫▼衣草エキス、荳▲く▼エキス、檸檬エキス、茉莉花エキス、芳香萬壽菊エキス、鬱金香エキス、西瓜霜エキス、香菜エキスのいずれか、またはその組合せを予めキッチンペーパーに含浸させておくことにより、ウィルスを寄せ付けにくいマスクになり、高い予防効果が見込める。
以下、本考案に係る衛生用マスクの最良の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本考案の実施例1に係るマスクの構成を示す構成図である。
実施例1に係る本衛生用マスクは、マスク主体部1と、前記主体部1に取り付けられた耳掛け部2と、から構成される。
図2は、本考案の実施例1に係るマスク主体部の構成図である。
ここで、マスク主体部1は、4枚以上の複数のキッチンペーパーを重ね合わせて形成される。マスク主体部1は、各層の略四角形のキッチンペーパーに、口蓋に合わせて立体形状を実現するためのプリーツ4を形成するための折り目がつけられている。またマスク主体部1は、使用後取り外すための切取線3を外周部に設ける切片1aと、使用後切片1aを取り外した後に繰り返し使用するため切取線を設けることを必要としない切片1bとで構成され、例えば4枚で構成される場合、外気側から口蓋側に向かって、切片1a、切片1b、切片1b、切片1aの順に重ね合わされる。
ここで、マスク主体部1は、4枚以上の複数のキッチンペーパーを重ね合わせて形成される。マスク主体部1は、各層の略四角形のキッチンペーパーに、口蓋に合わせて立体形状を実現するためのプリーツ4を形成するための折り目がつけられている。またマスク主体部1は、使用後取り外すための切取線3を外周部に設ける切片1aと、使用後切片1aを取り外した後に繰り返し使用するため切取線を設けることを必要としない切片1bとで構成され、例えば4枚で構成される場合、外気側から口蓋側に向かって、切片1a、切片1b、切片1b、切片1aの順に重ね合わされる。
マスク主体部1の素材は、衛生用マスクとして1日程度使用に足る強度、呼吸を可能にする通風性、使用後に切取線で引裂可能な可塑性を有する平板状の材料であることが望ましい。この材料としては、例えば、キッチンペーパーのほか、不織布、合成樹脂等を使用することができる。
マスク主体部1を構成する、複数枚のキッチンペーパーは、プリーツ4を畳んだうえで外周部を縫合または接着または圧着して一体化する。
耳掛け部2のマスク主体部1に対する接合方法は、縫合、接着などの方法とする、また、耳掛け部2は、通常、弾性のあるゴム紐を使用するが、弾力性のない紐を採用して、耳の後ろで結ぶようにしても良い。
図3は、本考案の実施例1に係る本衛生用マスクの第1の実施例の主体部の使用済みの切片を切取線を用いて取り外した図を示す。
実施例1の衛生用マスクの使用時には、マスク主体部1で口蓋を覆い、耳掛け部2を耳の後ろにかけて使用する。使用後は、使用に伴いマスク表面の汚染が進んでいると考えられる、外気に接する層および口蓋に接する層である切片1aの2枚をマスク主体部1から切取線3に沿って、例えば切取部位6のように隅から切り離す。残った層のマスク主体部1は切片1bの2枚の層が残され、これを用いて2度目の使用を行うことができる。
図4は、本考案の実施例2に係る本衛生用マスクの構成を示す構成図である。
実施例1と同様に、実施例2に係る本衛生用マスクは、マスク主体部1と、前記マスク主体部1に取り付けられた耳掛け部2から構成される。ここで、図2に示すように、実施例2の本衛生用マスクは、使用時に口蓋によりフィットするよう立体形状になっている。
図5は、本考案の実施例2に係るマスク主体部の構成図である。
実施例2のマスク主体部1は、左右対称となる形状のキッチンペーパーを準備し、使用後取り外すための切取線3をマスク主体部1の外周部に設ける切片1aと、使用後切片1aを取り外した後に繰り返し使用するため切取線を設けることを必要としない切片1bとで構成する。例えばマスク主体部1を3層で構成する場合、外気側から口蓋側に向かって、切片1a、切片1b、切片1aの順に重ね合わせた上、各層の外周部を縫合または接着または圧着して一体化する。
実施例2のマスク主体部1は、左右対称となる形状のキッチンペーパーを準備し、使用後取り外すための切取線3をマスク主体部1の外周部に設ける切片1aと、使用後切片1aを取り外した後に繰り返し使用するため切取線を設けることを必要としない切片1bとで構成する。例えばマスク主体部1を3層で構成する場合、外気側から口蓋側に向かって、切片1a、切片1b、切片1aの順に重ね合わせた上、各層の外周部を縫合または接着または圧着して一体化する。
また実施例3として、空気中に浮遊しているウィルスや細菌に対し殺菌、消炎の効果がある丁香エキス、白檀エキス、崖柏エキス,沈香エキス、楠木エキス,黄楊木エキス、夜来香エキス、薫衣草エキス、天葵エキス、香樟木エキス、茶樹エキス、抹茶エキス、七里香エキス、月桃エキス、中国海南島産の花梨エキス、輻射▲あん▼エキス,柑橘類エキス、忘憂草エキス,薄荷エキス、▲薫▼衣草エキス、荳▲く▼エキス、檸檬エキス、茉莉花エキス、芳香萬壽菊エキス、鬱金香エキス、西瓜霜エキス、香菜エキスのいずれか、またはその組合せを予め、キッチンペーパーに含浸させておき、これを利用してマスク主体部1を形成することもできる。
本考案は、衛生用マスクに関するものであり、産業上の利用性を有するものである。
1:マスク主体部
1a:切取線を有する切片
1b:切取線のない切片
2:耳掛け部
3:切取線
4:プリーツ
5:切取部位
1a:切取線を有する切片
1b:切取線のない切片
2:耳掛け部
3:切取線
4:プリーツ
5:切取部位
Claims (2)
- 空気中に浮遊するウィルス、細菌又は花粉等の異物の体内侵入を防止する衛生用マスクであって、
複数枚のキッチンペーパー素材の層からなるマスク主体部と、
前記マスク主体部に取り付けられた耳掛け部と、から構成され、
前記マスク主体部は、外周部に切取線が設けられ、使用するごとに使用済みの層を前記切取線に沿って引裂いて取り外され、残りの層のみからなる前記マスク主体部を再度使用できることを特徴とする衛生用マスク。 - 前記マスク主体部に、殺菌、消炎の効果がある丁香エキス、白檀エキス、崖柏エキス,沈香エキス、楠木エキス,黄楊木エキス、夜来香エキス、薫衣草エキス、天葵エキス、香樟木エキス、茶樹エキス、抹茶エキス、七里香エキス、月桃エキス、中国海南島産の花梨エキス、輻射▲あん▼エキス,柑橘類エキス、忘憂草エキス,薄荷エキス、▲薫▼衣草エキス、荳▲く▼エキス、檸檬エキス、茉莉花エキス、芳香萬壽菊エキス、鬱金香エキス、西瓜霜エキス、香菜エキスのいずれか、またはその組合せを含浸させたことを特徴とする請求項1に記載の衛生用マスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020002336U JP3227855U (ja) | 2020-04-13 | 2020-04-13 | 衛生用マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020002336U JP3227855U (ja) | 2020-04-13 | 2020-04-13 | 衛生用マスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3227855U true JP3227855U (ja) | 2020-09-24 |
Family
ID=72517721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020002336U Active JP3227855U (ja) | 2020-04-13 | 2020-04-13 | 衛生用マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3227855U (ja) |
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2020
- 2020-04-13 JP JP2020002336U patent/JP3227855U/ja active Active
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