JP3227608U - フェースシールド - Google Patents
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Abstract
【課題】接客従事者はもとより、会議や打ち合わせ等で他人と対面する必要がある場合等にも簡便に使えるフェースシールドを提供する。
【解決手段】曲げ強さを有する樹脂を半円弧状に成形した大部材を外側に、小部材を内側に配置した端同士を接合すると共に、複数の突起部24、一対の係止部25、一対のフック26を設けたフレームと、透明なフィルムを所定の大きさに成形し、フレームに着脱自在なシールド3と、合成ゴム若しくは天然ゴムを帯状に成形した端寄りに複数の穴41を設け、フックに係着してフレームに着脱自在なストラップ4と、を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】曲げ強さを有する樹脂を半円弧状に成形した大部材を外側に、小部材を内側に配置した端同士を接合すると共に、複数の突起部24、一対の係止部25、一対のフック26を設けたフレームと、透明なフィルムを所定の大きさに成形し、フレームに着脱自在なシールド3と、合成ゴム若しくは天然ゴムを帯状に成形した端寄りに複数の穴41を設け、フックに係着してフレームに着脱自在なストラップ4と、を備えた。
【選択図】図1
Description
本考案は、飛沫等が顔面に付着するのを防止するフェースシールドに関するものである。
従来から、工場等で作業する際には顔面を保護するために、ヘルメット両側の下端縁に着脱自在に装着できる取付金具に連結片の一端を枢着し、その他端にふち金具を取り付け、その金具で、湾曲した透明なアクリル樹脂を支持した防災面(特許文献1)や、U字形の防災面取付金具両端に、頭部枠金具を枢着すると共に頭部枠金具の両端にゴムバンドを取り付け、頭部に直接装着する防災面(特許文献2参照)などが提案されている。
また、医薬品や食品関係の工場では、包装工程で作業者の睫毛や眉毛等の異物混入を防止するため、鼻と両耳に掛け渡して顔面に装着する固定具と、その固定具の外側に取付けて顔面を覆うシールドと、シールドの下端と顔面との間に生じる隙間を覆う生地からなる受け部材とを備え、受け部材は、シールドの下端に配置される受け部と、シールドの下端から下方に垂れ下がる収容部とからなるフェイスガード(特許文献3参照)が提案されている。このフェイスガードによれば、作業者の異物はフェイスガード内で受け止めることができる上、シールドと顔面との間に距離を設けるので、シールドが曇るのを防止できる。
しかしながら、眼鏡を必要とする作業者は使用できないうえ、胸元までは保護できないことから、頭部に装着可能なヘッドギヤ部と、ヘッドギヤ部に回動可能に支持される帯状の回動部と、回動部の下縁部から延設され、顔面部の手前に位置するように設けられる透明部と、透明部の下縁部から延設され、胸元の手前に位置するように設けられる前掛け部とを備えた防護具(特許文献4)が提案されている。
また、医薬品や食品関係の工場では、包装工程で作業者の睫毛や眉毛等の異物混入を防止するため、鼻と両耳に掛け渡して顔面に装着する固定具と、その固定具の外側に取付けて顔面を覆うシールドと、シールドの下端と顔面との間に生じる隙間を覆う生地からなる受け部材とを備え、受け部材は、シールドの下端に配置される受け部と、シールドの下端から下方に垂れ下がる収容部とからなるフェイスガード(特許文献3参照)が提案されている。このフェイスガードによれば、作業者の異物はフェイスガード内で受け止めることができる上、シールドと顔面との間に距離を設けるので、シールドが曇るのを防止できる。
しかしながら、眼鏡を必要とする作業者は使用できないうえ、胸元までは保護できないことから、頭部に装着可能なヘッドギヤ部と、ヘッドギヤ部に回動可能に支持される帯状の回動部と、回動部の下縁部から延設され、顔面部の手前に位置するように設けられる透明部と、透明部の下縁部から延設され、胸元の手前に位置するように設けられる前掛け部とを備えた防護具(特許文献4)が提案されている。
しかしながら、ヘッドギヤ部を構成する金具は、重量があるので、長時間装着すると疲れるうえ、帯状部材を頭頂部に掛け渡すので髪が乱れやすい。また、対面する相手からの飛沫による感染防止を図る際は、胸元等を覆う受け部材までは必要がない。また、飛沫が付着した透明なシールド等は、消毒するか、取り換える必要があり、簡便に処理できる低コストなものにする必要がある。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、耐薬品性があり、透明度も高く、軽量で、長時間装着しても疲れないうえ、着脱が容易で、見栄えがよく、接客従事者はもとより、会議や打ち合わせ等で他人と対面する必要がある場合等にも簡便に使えるフェースシールドを提供することを目的とする。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、耐薬品性があり、透明度も高く、軽量で、長時間装着しても疲れないうえ、着脱が容易で、見栄えがよく、接客従事者はもとより、会議や打ち合わせ等で他人と対面する必要がある場合等にも簡便に使えるフェースシールドを提供することを目的とする。
本考案のフェースシールドは、曲げ強さを有する熱可塑性樹脂によって一体成形され、半円弧状の大小2つの部材のうちの大部材が外側に、小部材が内側に配置され、両部材の端同士が結合された構造を有し、該大部材外面の、円弧部分には複数の突起部が、両側の端寄りには一対の係止部が、両端には一対のフックが形成されたフレームと、透明な熱可塑性樹脂フィルムを所定の大きさに成形し、一方の辺の中央部分に複数の穴を設け、該穴を前記突起部に係合させ該辺の縁を前記係止部に係止させることにより、湾曲面をなして前記フレームに着脱自在に設置されるシールドと、合成ゴム若しくは天然ゴムを帯状に成形し、両側の端寄りに複数の穴を設け、該穴の何れかを前記フックに係着することにより前記フレームに着脱自在に設置されるストラップと、を備えたことを特徴とする。
そして、上記フレームの両端を手で拡開して後頭部に上記ストラップを係回し、前頭部に上記小部材の円弧部分を当接させると共に、結合された上記端を側頭部に当接させて該フレームを頭部に装着し、上記シールドで、対面相手からの飛沫等が顔面に付着するのを防止することが出来る。
このように、フレームは、曲げ強さを有する熱可塑性樹脂の帯で半円弧状に形成された大部材と小部材とで構成され、両部材の端同士が接合してあるので、両端が拡開自在であり、また、その両端に係着しているストラップは、伸縮自在なゴム製であり、係着する穴の位置を変えることにより長さ調整ができるので、頭部の大きさに関らずフェースシールドを装着することができるうえ、装着したときの頭部とのフィット感もよい。また、前頭部を当接する小部材の円弧部分と飛沫を防ぐシールドが設置される大部材の円弧部分との間が離間しているので、装着した人の息等でシールドが曇るのが抑止される。
さらに、上記ストラップは、長手方向の切れ目を設ければ、後髪が結束された総髪でも自在に捜通する一方、上記フックに係着する穴を選択して長さを調整することができるので、髪の毛の長い女性であっても容易に装着できる。
また、上記小部材の内面に合成ゴム若しくは天然ゴムの帯状部材が貼付されていれば、小部材から前頭部に加わる圧力を緩和し、小児等であってもフィット感をよくすることができる。
そして、上記フレームの両端を手で拡開して後頭部に上記ストラップを係回し、前頭部に上記小部材の円弧部分を当接させると共に、結合された上記端を側頭部に当接させて該フレームを頭部に装着し、上記シールドで、対面相手からの飛沫等が顔面に付着するのを防止することが出来る。
このように、フレームは、曲げ強さを有する熱可塑性樹脂の帯で半円弧状に形成された大部材と小部材とで構成され、両部材の端同士が接合してあるので、両端が拡開自在であり、また、その両端に係着しているストラップは、伸縮自在なゴム製であり、係着する穴の位置を変えることにより長さ調整ができるので、頭部の大きさに関らずフェースシールドを装着することができるうえ、装着したときの頭部とのフィット感もよい。また、前頭部を当接する小部材の円弧部分と飛沫を防ぐシールドが設置される大部材の円弧部分との間が離間しているので、装着した人の息等でシールドが曇るのが抑止される。
さらに、上記ストラップは、長手方向の切れ目を設ければ、後髪が結束された総髪でも自在に捜通する一方、上記フックに係着する穴を選択して長さを調整することができるので、髪の毛の長い女性であっても容易に装着できる。
また、上記小部材の内面に合成ゴム若しくは天然ゴムの帯状部材が貼付されていれば、小部材から前頭部に加わる圧力を緩和し、小児等であってもフィット感をよくすることができる。
本考案のフェースシールドは、耐薬品性があり、透明度も高く、軽量で、長時間装着しても疲れないうえ、シールドやストラップの着脱が容易なため、消毒や取り換えを頻繁に行う必要がある場合にも適応できる。また、カラーバリエーションがあり、見栄えがよいので、接客従事者はもとより、他人と対面する必要がある場合等にも簡便に使用できる。
以下に、本考案のフェースシールドの実施形態を図に基いて説明する。
図1及び図2は、本実施形態のフェースシールドを示す図であり、図1は、側面図、図2は、斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のフェースシールド1は、頭部に装着するため、剛性で弾力のある帯状の樹脂を半円弧状に成形したフレーム2と、フレーム2に取付けて湾曲面を形成し顔面を覆う透明な矩形のフィルムからなるシールド3と、伸縮する帯状のゴムをフレーム2の両端23に係着して後頭部に係回するストラップ4とを備えている。
フレーム2は、ポリプロピレン樹脂で一体成形し、円弧状の大小2つの部材のうち大部材21を外側に、小部材22をと内側に配置し、両部材21,22の端23同士が結合された構造を有し、大部材21の外面の、円弧部分に突起部24が2つ形成され、両方の端寄りに係止部25が一対形成され、両端にフック26が一対形成されている。
フレーム2は、剛性で弾力があり、両方の端23を手で自在に拡開することができるので、フェースシールド1を装着する頭部の大きさ如何にかかわらずフィットする。
シールド3は、縦25cm程度、横21cm程度の矩形の透明なフィルムで、一方の短辺30の中央部分2か所に穴31(図に現れない)を設け、その穴31をフレーム2の突起部24に係合させると共に、その短辺30の縁32を係止部25に挟み込んで係止することによりフレーム2に着脱自在に取り付けることができる。
ストラップ4は、帯状のゴムの両方の端寄りに複数の穴41を設けてあり、フレーム2の両端23に形成されたフック26に何れかの穴41を係着してフレーム2に着脱自在に取り付けることができる。なお、本実施形態のストラップ4には、中央の長手方向には、総髪を捜通させるために裁断された切れ目42があるが、切れ目42は、必ずしも必要としない。
図1及び図2は、本実施形態のフェースシールドを示す図であり、図1は、側面図、図2は、斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のフェースシールド1は、頭部に装着するため、剛性で弾力のある帯状の樹脂を半円弧状に成形したフレーム2と、フレーム2に取付けて湾曲面を形成し顔面を覆う透明な矩形のフィルムからなるシールド3と、伸縮する帯状のゴムをフレーム2の両端23に係着して後頭部に係回するストラップ4とを備えている。
フレーム2は、ポリプロピレン樹脂で一体成形し、円弧状の大小2つの部材のうち大部材21を外側に、小部材22をと内側に配置し、両部材21,22の端23同士が結合された構造を有し、大部材21の外面の、円弧部分に突起部24が2つ形成され、両方の端寄りに係止部25が一対形成され、両端にフック26が一対形成されている。
フレーム2は、剛性で弾力があり、両方の端23を手で自在に拡開することができるので、フェースシールド1を装着する頭部の大きさ如何にかかわらずフィットする。
シールド3は、縦25cm程度、横21cm程度の矩形の透明なフィルムで、一方の短辺30の中央部分2か所に穴31(図に現れない)を設け、その穴31をフレーム2の突起部24に係合させると共に、その短辺30の縁32を係止部25に挟み込んで係止することによりフレーム2に着脱自在に取り付けることができる。
ストラップ4は、帯状のゴムの両方の端寄りに複数の穴41を設けてあり、フレーム2の両端23に形成されたフック26に何れかの穴41を係着してフレーム2に着脱自在に取り付けることができる。なお、本実施形態のストラップ4には、中央の長手方向には、総髪を捜通させるために裁断された切れ目42があるが、切れ目42は、必ずしも必要としない。
フェースシールド1を頭部に装着する場合は、装着する頭の大きさに応じて、ストラップ4をフック26に係着させる穴41を選択し、ストラップ4の長さを調整する。そして、フレーム2の両端を手で拡開して、ストラップ4を後頭部に係回し、小部材22の円弧部分を前頭部に当接させると共に、接合された端23を側頭部に当接させる。すると、シールド3が顔面を覆う位置に配置されるので、飛沫等が顔面に付着するのを防止することができる。
シールド3の短辺30の縁32を係止する係止部25にはフィルムを挟む隙間Gがあり、その隙間Gは、フレーム2が拡開されると縮小する。従って、シールド3のフィルムはしっかりと挟持される。
ここで、小部材22の内面に帯状の合成ゴムを両面テープなどで貼り付けることにより、前頭部が当接したときの圧力を吸収し、当りを柔らかくすることができる。
シールド3の短辺30の縁32を係止する係止部25にはフィルムを挟む隙間Gがあり、その隙間Gは、フレーム2が拡開されると縮小する。従って、シールド3のフィルムはしっかりと挟持される。
ここで、小部材22の内面に帯状の合成ゴムを両面テープなどで貼り付けることにより、前頭部が当接したときの圧力を吸収し、当りを柔らかくすることができる。
図3から図5は、フレームを示す図であり、図3は平面図、図4は正面図、図5は側面図である。
図3から図5に示すフレーム2は、正面部分における幅W1が20mm、端寄りにおける幅W2が少なくとも10mmの帯状のポリプロピレン樹脂を一体成形して、円弧状にした大小2つの部材21,22を外側と内側とに配置して両部材21,22の両端23同士が結合された構造をなし、大部材21の円弧径R1が60乃至65mm程度、小部材22の円弧径R2が53乃至55mm程度で、正面の円弧部分相互の間隔Dが、20mm程度になっている。
両端23の離間距離Lは70mm程度であるが、手で拡開すると210mm程度になり、頭部の大きさがまちまちであっても、フレーム2を頭部に装着することができる。
外側に配置された大部材21の外面における円弧部分には、75乃至80mm程度隔てた2個所に、シールド3の穴31が係合する突起部24が形成され、端23から70乃至80mm程度離間した位置には、シールド3の縁23を挟む係止部25が形成されている。また、両端23には、ストラップ4の穴41を係着するフック26が形成されている。但し、ここで示したフレーム2の各寸法や突起部24の数は、一例であって、必ずしもこの数値に限定する必要はない。
本実施形態のフレーム2は、素材として耐薬品性、耐熱性、耐久性を有し、アルコールや次亜塩素酸による消毒はもとより、滅菌処理も可能なポリプロピレンが用いられているが、必ずしもポリプロピレンに限定する必要はなく、少なくとも曲げ強さを有する熱可塑性樹脂、より好ましくは軽量で耐薬品性、耐熱性、耐久性をも有する熱可塑性樹脂を用いることができる。
また、外側に配置される大部材21の外面には突起部24が2個所に設けられているが、必ずしも2か所に限定する必要はない。
図3から図5に示すフレーム2は、正面部分における幅W1が20mm、端寄りにおける幅W2が少なくとも10mmの帯状のポリプロピレン樹脂を一体成形して、円弧状にした大小2つの部材21,22を外側と内側とに配置して両部材21,22の両端23同士が結合された構造をなし、大部材21の円弧径R1が60乃至65mm程度、小部材22の円弧径R2が53乃至55mm程度で、正面の円弧部分相互の間隔Dが、20mm程度になっている。
両端23の離間距離Lは70mm程度であるが、手で拡開すると210mm程度になり、頭部の大きさがまちまちであっても、フレーム2を頭部に装着することができる。
外側に配置された大部材21の外面における円弧部分には、75乃至80mm程度隔てた2個所に、シールド3の穴31が係合する突起部24が形成され、端23から70乃至80mm程度離間した位置には、シールド3の縁23を挟む係止部25が形成されている。また、両端23には、ストラップ4の穴41を係着するフック26が形成されている。但し、ここで示したフレーム2の各寸法や突起部24の数は、一例であって、必ずしもこの数値に限定する必要はない。
本実施形態のフレーム2は、素材として耐薬品性、耐熱性、耐久性を有し、アルコールや次亜塩素酸による消毒はもとより、滅菌処理も可能なポリプロピレンが用いられているが、必ずしもポリプロピレンに限定する必要はなく、少なくとも曲げ強さを有する熱可塑性樹脂、より好ましくは軽量で耐薬品性、耐熱性、耐久性をも有する熱可塑性樹脂を用いることができる。
また、外側に配置される大部材21の外面には突起部24が2個所に設けられているが、必ずしも2か所に限定する必要はない。
図6は、本実施形態のシールドの正面図である。
図6に示すシールド3は、透明なPETフィルムを矩形に成形し、一方の短辺30の中央部分に、フレーム2の突起部24に係合する2つの穴31を設けたもので、フレーム2に係合させると、大部材21の半円弧状の外面に沿って湾曲面が形成される。
フィルムの大きさは、縦が250mm程度、横が210mm程度に設定されているが、必ずしもこの大きさに限定する必要はない。また、穴31を設ける個所及び数は、フレーム2に形成された突起部24に対応して設ければよい。
また、本実施形態のシールド3は、透明度や防曇性が高く、アルコールや次亜塩素酸で拭くことができるPETフィルムを用いているが、必ずしもPETフィルムに限定する必要はなく、透明で、耐薬品性があり、ある程度強度のある樹脂を用いることができる。
図6に示すシールド3は、透明なPETフィルムを矩形に成形し、一方の短辺30の中央部分に、フレーム2の突起部24に係合する2つの穴31を設けたもので、フレーム2に係合させると、大部材21の半円弧状の外面に沿って湾曲面が形成される。
フィルムの大きさは、縦が250mm程度、横が210mm程度に設定されているが、必ずしもこの大きさに限定する必要はない。また、穴31を設ける個所及び数は、フレーム2に形成された突起部24に対応して設ければよい。
また、本実施形態のシールド3は、透明度や防曇性が高く、アルコールや次亜塩素酸で拭くことができるPETフィルムを用いているが、必ずしもPETフィルムに限定する必要はなく、透明で、耐薬品性があり、ある程度強度のある樹脂を用いることができる。
図7は、本実施形態のストラップの平面図である。
図7に示すストラップ4は、2mm程度の厚さの帯状に成形されたクロロプレインゴムの表面をナイロン繊維でコーテイングした、幅が20mm程度、長さが230mm程度の弾性部材で、フレーム2のフック26に係着する穴41が両方の端寄りに3つずつ設けてあり、中央の長手方向には、総髪を捜通させるために裁断された切れ目がある。
ここで示したストラップ4の大きさや穴41の数は、一例であって、必ずしもそれらに限定する必要はない。
本実施形態のストラップ4には、クロロプレインゴムにナイロン繊維をコーテイングしたウエット素材を用いているが、必ずしもこの素材に限定する必要はなく、伸縮性及び耐久性を有する合成ゴム若しくは天然ゴムであればよいが、肌に直接触れるので、ナイロン繊維などでコーテイングすることが好ましい。
また、ストラップ4にコーテイングする繊維を、例えば黒・紫・ブルー・オレンジ・ピンク・イエロー等に着色することや、フレームを、例えば、黒・白・ブルー・ピンクなどに着色することによりカラーバリエーションを設ければ、使用する部署や役割等に応じて色を変えることにより使用現場の雰囲気やイメージを変えることもできる。
図7に示すストラップ4は、2mm程度の厚さの帯状に成形されたクロロプレインゴムの表面をナイロン繊維でコーテイングした、幅が20mm程度、長さが230mm程度の弾性部材で、フレーム2のフック26に係着する穴41が両方の端寄りに3つずつ設けてあり、中央の長手方向には、総髪を捜通させるために裁断された切れ目がある。
ここで示したストラップ4の大きさや穴41の数は、一例であって、必ずしもそれらに限定する必要はない。
本実施形態のストラップ4には、クロロプレインゴムにナイロン繊維をコーテイングしたウエット素材を用いているが、必ずしもこの素材に限定する必要はなく、伸縮性及び耐久性を有する合成ゴム若しくは天然ゴムであればよいが、肌に直接触れるので、ナイロン繊維などでコーテイングすることが好ましい。
また、ストラップ4にコーテイングする繊維を、例えば黒・紫・ブルー・オレンジ・ピンク・イエロー等に着色することや、フレームを、例えば、黒・白・ブルー・ピンクなどに着色することによりカラーバリエーションを設ければ、使用する部署や役割等に応じて色を変えることにより使用現場の雰囲気やイメージを変えることもできる。
インフルエンザウイルスやコロナウイルスなどによる飛沫感染の防止対策として、接客を要する場所や、他人と対面する場所などに用いることが出来る。
1 フェースシールド
2 フレーム
3 シールド
4 ストラップ
21 大部材
22 小部材
23 端
24 突起部
25 係止部
26 フック
30 短辺
31、41 穴
32 縁
42 切れ目
2 フレーム
3 シールド
4 ストラップ
21 大部材
22 小部材
23 端
24 突起部
25 係止部
26 フック
30 短辺
31、41 穴
32 縁
42 切れ目
Claims (4)
- 曲げ強さを有する熱可塑性樹脂によって一体成形され、半円弧状の大小2つの部材のうちの大部材が外側に、小部材が内側に配置され、両部材の端同士が結合された構造を有し、該大部材外面の、円弧部分には複数の突起部が、両側の端寄りには一対の係止部が、両端には一対のフックが形成されたフレームと、
透明な熱可塑性樹脂フィルムを所定の大きさに成形し、一方の辺の中央部分に複数の穴を設け、該穴を前記突起部に係合させ該辺の縁を前記係止部に係止させることにより、湾曲面をなして前記フレームに着脱自在に設置されるシールドと、
合成ゴム若しくは天然ゴムを帯状に成形し、両側の端寄りに複数の穴を設け、該穴の何れかを前記フックに係着することにより前記フレームに着脱自在に設置されるストラップと、を備えたことを特徴とするフェースシールド。 - 前記フレームの両端を手で拡開して後頭部に前記ストラップを係回し、前頭部に前記小部材の円弧部分を当接させると共に、結合された前記端を側頭部に当接させて該フレームを頭部に装着し、前記シールドで、対面相手からの飛沫等が顔面に付着するのを防止することを特徴とする請求項1記載のフェースシールド。
- 前記ストラップは、長手方向の切れ目を有し総髪が自在に捜通する一方、前記フックに係着する穴を選択して長さを調整することを特徴とする請求項1記載のフェースシールド。
- 前記小部材の内面に合成ゴム若しくは天然ゴムの帯状部材が貼付されたことを特徴とする請求項2記載のフェースシールド。
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JP2020002136U JP3227608U (ja) | 2020-06-04 | 2020-06-04 | フェースシールド |
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