JP3227332U - 水泳用ゴーグル - Google Patents

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【課題】水の浸透が防がれ、防水機能が達成される水泳用ゴーグルを提供する。【解決手段】水泳用ゴーグルは、本体2と、レンズ3と、クッション部4と、装着ベルトと、を備える。レンズの少なくとも一箇所にはウィンドウ31が設けられ、ウィンドウには耐水性を有するが気密性ではない防水通気装置が装設される。レンズの内側で泳者が発散した熱気(即ち、極小の水滴である靄)がレンズの外側までスムーズに浸透し、靄が発散されて通気現象が発生し、レンズの外側では靄が冷却凝結されて水滴となり、水滴が大きくなってレンズの内側には逆浸透しなくなる。即ち、凝結した水滴の表面張力の作用により、水分子が互いに引っ張り合って均衡し、水滴がスムーズに脱離してレンズの内側に浸透しなくなる。【選択図】図1A−1B

Description

本考案は、水泳用ゴーグルに関し、更に詳しくは、通気防水効果を有する水泳用ゴーグルに関する。
水泳において人々が最も嫌うのは水泳用ゴーグルに水が入ることと水泳用ゴーグルが曇ることである。一般的には、水泳用ゴーグルが曇る原因は主に水泳用ゴーグルのレンズの外側(水と接触する側)と内側(目に面する側)との温度差にあり、泳者が内側から発散する熱気が外側の低温の水と接触することで温度差が生じ、内側の熱気が瞬間的に蒸発拡散することがないため、内側ですぐに凝結して靄状となる。レンズに形成される靄を克服する従来の方式は、レンズの内側に曇り防止フィルムを貼るか曇り防止処理を施し、或いは曇り防止効果を有する曇り防止板を直接レンズとして採用する。
しかしながら、どの方式が採用されようとも曇り防止効果しかなく、通気性はないため、予期した効果が得られず、改善の必要があった。
そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本考案の提案に到った。
かかる従来の実情に鑑みて、本考案は、装着後に目の側に発生する靄を発散させてレンズに凝結させずに曇らせないようにすることにより、通気性及び防水効果を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案のある態様の水泳用ゴーグルは、レンズの少なくとも一箇所にはウィンドウが設けられ、前記ウィンドウには耐水性を有するが気密性ではない防水通気装置が装設される。これにより、レンズの内側で泳者が発散した熱気(即ち、極小の水滴である靄)がレンズの外側までスムーズに浸透し、靄が発散されて通気現象が発生し、レンズの外側では靄が冷却凝結されて水滴となり、水滴が大きくなってレンズの内側には逆浸透しなくなる。即ち、凝結した水滴の表面張力の作用により、水分子間が互いに引っ張り合って均衡し、水滴がスムーズに脱離してレンズの内側に浸透しなくなる。こうして水の浸透が防がれ、防水機能が達成されることを特徴とする。
また、本考案に係る水泳用ゴーグルにおいて、前記防水通気装置は複数の微多孔を有する防水通気膜を少なくとも備え、前記防水通気膜は前記ウィンドウに装設される。
また、本考案に係る水泳用ゴーグルにおいて、前記ウィンドウは視線を妨げないようにレンズの下縁、上縁、または側縁、側縁の上方或いは下方に設けられる。また、前記ウィンドウの周縁には凹部が設けられ、前記防水通気膜は前記凹部に対応する少なくとも一面に接着領域が設けられ、これにより前記ウィンドウに接着される。
また、本考案の他の特徴は、前記防水通気装置には複数の針の穴を有する保護フィルムが更に設けられ、且つ前記針の穴の孔径は防水通気膜の微多孔以上である。
また、本考案のさらなる他の特徴は、前記防水通気装置には複数の貫通孔を有するアーチ型保護カバーが更に設けられ、これら前記貫通孔は前記防水通気膜の微多孔より大きく、且つ前記アーチ型保護カバーは前記ウィンドウに対応するようにレンズの外側に覆設される。
また、本考案の又別の特徴は、前記防水通気装置はフレーム部及び防水通気膜を備える。前記フレーム部は前記ウィンドウに緊密に装設され、且つ前記フレーム部には組立穴が設けられる。前記防水通気膜は前記組立穴に装設される複数の微多孔を有する。
また、本考案に係る水泳用ゴーグルにおいて、前記フレーム部は首部を有するゴムスリーブであり、前記首部の外径は前記ウィンドウの直径よりやや大きく、前記ウィンドウに緊密に装設される。また、前記ゴムスリーブの首部及び前記ウィンドウの接合箇所には耐水性接着剤が更に塗布される。
また、本考案に係る水泳用ゴーグルにおいて、前記フレーム部は本体及び漏れ止めリングを備える。前記漏れ止めリングには前記ウィンドウの周縁に装設される嵌め溝が設けられる。前記本体には挟持溝が設けられ、レンズの外側から前記漏れ止めリングが挟着されると共に前記ウィンドウに緊密に固定される。前記本体は前記レンズのウィンドウに対応する箇所に組立穴が設けられ、前記防水通気膜は前記レンズの内側から前記組立穴に装設される。
本考案の第1実施形態による水泳用ゴーグルを示す斜視分解図である。 本考案の第1実施形態による水泳用ゴーグルを示す拡大図である。 本考案の第1実施形態による水泳用ゴーグルの防水フィルムとレンズを組み合わせた部分断面図である。 本考案の防水通気膜が他の水泳用ゴーグルに組立された傾斜図である。 図2に示す水泳用ゴーグルを示す組立フローチャートである。 図2に示す水泳用ゴーグルを示す組立フローチャートである。 本考案の第2実施形態による水泳用ゴーグルを示す斜視分解図である。 本考案の第2実施形態による水泳用ゴーグルを示す部分拡大図である。 本考案の第2実施形態による水泳用ゴーグルを示す傾斜組み合わせ図である。 本考案の第2実施形態による水泳用ゴーグルを示す断面図である。 本考案の第2実施形態による水泳用ゴーグルを示す断面図である。 本考案の第2実施形態による水泳用ゴーグルを示す断面図である。 本考案の第3実施形態による水泳用ゴーグルを示す斜視分解図である。 本考案の第3実施形態による水泳用ゴーグルを示す傾斜組み合わせ図である。 本考案の第3実施形態による水泳用ゴーグルを示す断面図である。 本考案の第4実施形態による水泳用ゴーグルを示す断面図である。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本考案は以下の例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
[第1実施形態]
図1A及び図1Bは本考案の第1実施形態に係る水泳用ゴーグルの斜視分解図及び拡大図である。本考案に係る水泳用ゴーグル1は本体2と、レンズ3と、クッション部4と、装着ベルト(図示せず)と、を備える。レンズ3の側縁の下方にはウィンドウ31が設けられ、前記ウィンドウ31には防水通気装置6が装設される。前記防水通気装置6は防水通気膜61を含み、前記防水通気膜61としてポリテトラフルオロエチレンが採用され、膨化引き伸ばしを経て複数の微多孔611が形成される。これら前記微多孔611の各微多孔の孔径は0.1μm乃至0.5μmの間の範囲が好ましい。前記防水通気膜61 の一面の辺縁には接着領域612が設けられ、接着領域612には接着剤613が塗布されているため、前記レンズ3の外側33から前記ウィンドウ31に接着される。図1Cに示されるように、前記防水通気膜61のこれら前記微多孔611によりレンズ3の内側32から泳者が発散する熱気(即ち、極小の水滴である靄)がレンズの外側33にスムーズに浸透し、これにより靄が発散されて通気現象が発生する。反対に、レンズ3の外側33では靄が冷却凝結されて水滴となり、水滴が大きくなってこれら前記微多孔611からレンズ3の内側32には逆浸透しなくなる。即ち、凝結した水滴の表面張力の作用により、水分子が互いに引っ張り合って均衡し、水滴がスムーズに脱離せずレンズ3の内側32に浸透しなくなる。こうして水の浸透が防止され、防水機能が達成される。
図2、図3A及び図3Bは本考案に係る前記防水通気装置6の防水通気膜61が他の水泳用ゴーグルに設置される傾斜図及び前記水泳用ゴーグルの組立フローチャートである。図示されるように、前記ウィンドウ31はレンズ3の側縁に設けられ(図3A参照)、前記ウィンドウ31の設置位置は水泳用ゴーグルの本体8により遮蔽され、前記本体8には遮蔽穴81が設けられる(図3B参照)。本考案に係る前記防水通気装置6の防水通気膜61は前記ウィンドウ31に貼着される(図3A参照)。これにより、前記防水通気膜61のこれら微多孔611も同様に防水及び通気効果を達成させる。
[第2実施形態]
また、図4A乃至図4Dは本考案に係る水泳用ゴーグルの第2実施形態を示し、図示されるように、本考案に係る水泳用ゴーグル1'は本体2'と、レンズ3'と、クッション部4'と、装着ベルト5'と、を備える。レンズ3'の上縁の側辺にはウィンドウ31'が設けられ、前記ウィンドウ31'には防水通気装置6'が装設される。また、前記ウィンドウ31'の周縁には凹部310'が設けられる。前記防水通気装置6'は防水通気膜61'及び保護フィルム62'を含み、 前記防水通気膜61'としてポリテトラフルオロエチレンが採用され、膨化引き伸ばしを経て複数の微多孔611'が形成される。これら前記微多孔611'の各微多孔の孔径は0.1μm乃至0.5μmの間の範囲が好ましく、前記防水通気膜61'は前記凹部310'に対応する両面の辺縁に接着領域612'及び613'が設けられる(図4B参照)。図4Dを参照すると、接着領域613'により前記レンズ3'の外側33'から前記ウィンドウ31'の凹部310'に接着される。前記保護フィルム62'には複数の針の穴620'が設けられ、 これら前記針の穴620'の孔径は防水通気膜61'の微多孔611'以上であり、 前記防水通気膜61'の接着領域612'により前記防水通気膜61'と一体となるように接着される。よって、これら前記微多孔611'及びこれら前記針の穴620'によりレンズ3'の内側32'で泳者が発散する熱気(即ち、極小の水滴である靄)がレンズの外側33'にスムーズに浸透し、靄が発散されて通気現象が発生する。反対に、レンズ3'の外側33'では靄が冷却凝結されて水滴となり、水滴が大きくなってこれら前記微多孔からレンズ3'の内側32'に逆浸透しなくなる。即ち、凝結した水滴の表面張力の作用により、水分子が互いに引っ張り合って均衡し、水滴がスムーズに脱離しなくなるためレンズ3'の内側32'に浸透しなくなり、こうして水の浸透が防止され、防水機能が達成される。
また、図4Eは図4Dのアーチ型保護カバー63'が前記保護フィルム62'の外側に更に装設されるものを示す。図示されるように、前記アーチ型保護カバー63'には複数の貫通孔631'及び周辺リップ部632'が設けられ、これら前記貫通孔631'は前記防水通気膜61'の微多孔611'より大きく、前記周辺リップ部632'が前記凹部310'に嵌合されることにより、前記防水通気膜61'及び前記保護フィルム62'が直接接触して損傷することを防ぐ。同様に、図4Fは図4Eの前記保護フィルム62'が削除されたものを図示する。図示されるように、前記アーチ型保護カバー63'が設置されることにより、前述の前記保護フィルム62'が省略可能となり、前記アーチ型保護カバー63'により直接保護されることで前記防水通気膜61'が直接接触して損傷を被ることがなくなる。
[第3実施形態]
また、図5乃至図7Aは第3実施形態による本考案に係る水泳用ゴーグルの斜視分解図及び組み合わせ図を示す。図示されるように、本考案に係る水泳用ゴーグル1"は本体2"と、レンズ3"と、クッション部4"と、装着ベルト5"と、を備える。レンズ3"の側縁の側辺にはウィンドウ31"が設けられ、前記ウィンドウ31"には防水通気装置6"が装設される。前記防水通気装置6"はフレーム部60"及び防水通気膜61"を含み、前記フレーム部60"はゴムスリーブであり、前記フレーム部60"には組立穴601"及び首部602"が設けられる。前記首部602"の外径は前記ウィンドウ31"の直径よりやや大きく、前記ウィンドウ31"に緊密に装設される(図7参照)。前記防水通気膜61"としてポリテトラフルオロエチレンが採用され、前記組立穴601"に装設され、膨化引き伸ばしを経て複数の微多孔611"が形成される。これら前記微多孔611"の各微多孔の孔径は0.1μm乃至0.5μmの間の範囲が好ましい。また、前記フレーム部60"の首部602"及び前記ウィンドウ31の接合箇所には耐水性接着剤が更に塗布される(図示せず)。よって、これら前記微多孔611'(図7参照)によりレンズ3"の内側32"で泳者が発散する熱気(即ち、極小の水滴である靄)がレンズの外側33"にスムーズに浸透し、靄が発散されて通気現象が発生する。反対に、レンズ3'の外側33'では靄が冷却凝結されて水滴となり、水滴が大きくなってこれら前記微多孔611"からレンズ3"の内側32"に逆浸透しなくなる。即ち、凝結した水滴の表面張力の作用により、水分子が互いに引っ張り合って均衡し、水滴がスムーズに脱離せずレンズ3"の内側32"に浸透しなくなり、水の浸透が防がれ、防水機能が達成される。
[第4実施形態]
また、図8は第4実施形態による本考案に係る水泳用ゴーグルの防水通気装置6"の断面図である。図示されるように、前記防水通気装置6"はフレーム部60"及び防水通気膜64"を備え、前記フレーム部60" は本体62"及び漏れ止めリング63"を含む。前記漏れ止めリング63"の材質はゴム弾性体であり、前記ウィンドウ31"の周縁に装設される嵌め溝631"が設けられる。前記本体62" はポリカーボネート樹脂(PolyCarbonate resin)であり、挟持溝621"が設けられ、レンズ3"の外側33"から前記漏れ止めリング63"が挟着されると共に前記ウィンドウ31"に緊密に固定される。前記本体62"には前記レンズ3"のウィンドウ31"に対応するように組立穴620"が設けられ、前記本体62"には前記組み合わせ穴620"に沿って傾斜環状部622"が設けられ、水の蓄積が防がれる。前記防水通気膜64" は第3実施形態と同様に複数の微多孔を有し、前記レンズ31"の内側32"から前記組立穴620"の一側に接着される。これにより同様に防水及び通気効果を達成させる。
上述の実施形態は本考案の技術思想及び特徴を説明するためのものにすぎず、当該技術分野を熟知する者に本考案の内容を理解させると共にこれをもって実施させることを目的とし、本考案の実用新案登録請求の範囲を限定するものではない。従って、本考案の精神を逸脱せずに行う各種の同様の効果をもつ改良又は変更は、実用新案登録請求の範囲に含まれるものとする。
1 水泳用ゴーグル
1'水泳用ゴーグル
1"水泳用ゴーグル
2 本体
2'本体
2"本体
3 レンズ
3'レンズ
3"レンズ
4 クッション部
4'クッション部
4"クッション部
5'装着ベルト
5"装着ベルト
6 防水通気装置
6'防水通気装置
6"防水通気装置
31 ウィンドウ
31'ウィンドウ
31"ウィンドウ
32 レンズの内側
32'レンズの内側
32"レンズの内側
33 レンズの外側
33'レンズの外側
33"レンズの外側
61 防水通気膜
61'防水通気膜
61"防水通気膜
611微多孔
611'微多孔
611"微多孔
612 接着領域
612'接着領域
613 接着剤
613'接着剤
62'保護フィルム
620'針の穴
63'アーチ型保護カバー
631'貫通孔
632'リップ部
310'凹部
60"フレーム部
601"組立穴
602"首部
62" 本体
63" 漏れ止めリング
631"嵌め溝
620"組み合わせ穴
621"挟持溝
622"傾斜環状部
本考案の第1実施形態による水泳用ゴーグルを示す斜視分解図および拡大図である。 本考案の第1実施形態による水泳用ゴーグルの防水フィルムとレンズを組み合わせた部分断面図である。 本考案の防水通気膜が他の水泳用ゴーグルに組立された傾斜図である。 図2に示す水泳用ゴーグルを示す組立フローチャートである。 本考案の第2実施形態による水泳用ゴーグルを示す斜視分解図および部分拡大図である。 本考案の第2実施形態による水泳用ゴーグルを示す傾斜組み合わせ図である。 本考案の第2実施形態による水泳用ゴーグルを示す断面図である。 本考案の第3実施形態による水泳用ゴーグルを示す斜視分解図である。 本考案の第3実施形態による水泳用ゴーグルを示す傾斜組み合わせ図である。 本考案の第3実施形態による水泳用ゴーグルを示す断面図および本考案の第4実施形態による水泳用ゴーグルを示す断面図である。 本考案の第3実施形態による水泳用ゴーグルを示す断面図および本考案の第4実施形態による水泳用ゴーグルを示す断面図である。

Claims (14)

  1. 本体と、レンズと、クッション部と、装着ベルトと、を備える水泳用ゴーグルであって、前記レンズの少なくとも一箇所にはウィンドウが設けられ、前記ウィンドウには耐水性を有するが気密性ではない防水通気装置が装設され、これによりレンズの内側で泳者が発散した熱気(即ち、極小の水滴である靄)がレンズの外側までスムーズに浸透し、靄が発散されて通気現象が発生し、レンズの外側では靄が冷却凝結されて水滴となり、水滴が大きくなってレンズの内側には逆浸透しなくなり、即ち、凝結した水滴の表面張力の作用により、水分子間が互いに引っ張り合って均衡し、水滴がスムーズに脱離してレンズの内側に浸透しなくなり、これにより水の浸透を防ぎ、防水機能を達成させることを特徴とする水泳用ゴーグル。
  2. 前記防水通気装置は複数の微多孔を有する防水通気膜を少なくとも備え、前記防水通気膜は前記ウィンドウに装設され、これら前記微多孔によりレンズの内側で泳者が発散する熱気がレンズの外側にスムーズに浸透し、これにより靄が発散され、レンズの外側では靄が冷却凝結されて水滴となり、水滴が大きくなってこれら前記微多孔からレンズの内側に逆浸透しなくなり、防水機能を達成させることを特徴とする請求項1に記載の水泳用ゴーグル。
  3. 前記ウィンドウは視線を妨げないようにレンズの下縁、上縁、または側縁、側縁の上方或いは下方に設けられることを特徴とする請求項2に記載の水泳用ゴーグル。
  4. 前記ウィンドウの周縁には凹部が設けられ、前記防水通気膜の少なくとも一面には前記凹部に対応する箇所に接着領域が設けられ、これにより前記ウィンドウに接着されることを特徴とする請求項3に記載の水泳用ゴーグル。
  5. 前記ウィンドウの周縁には凹部が設けられ、前記防水通気膜の両面には前記凹部に対応する箇所に接着領域が設けられ、これにより前記凹部に接着され、且つ前記防水通気装置には複数の針の穴を有する保護フィルムが更に設けられ、これら前記針の穴の孔径は防水通気膜の微多孔以上であり、前記防水通気膜の接着領域により前記保護フィルムが一体となるように接着されることを特徴とする請求項4に記載の水泳用ゴーグル。
  6. 前記防水通気装置には複数の貫通孔を有するアーチ型保護カバーが更に設けられ、これら前記貫通孔は前記防水通気膜の微多孔より大きく、且つ前記アーチ型保護カバーは前記ウィンドウに対応するようにレンズの外側に覆設されることを特徴とする請求項4または5に記載の水泳用ゴーグル。
  7. 前記防水通気装置はフレーム部及び防水通気膜を備え、前記フレーム部は前記ウィンドウに緊密に装設され、且つ前記フレーム部には組立穴が設けられ、前記防水通気膜は前記組立穴に装設される複数の微多孔を有することを特徴とする請求項1に記載の水泳用ゴーグル。
  8. 前記フレーム部はゴムスリーブであり、前記ゴムスリーブは首部を有し、前記首部の外径は前記ウィンドウの直径よりやや大きく、前記ウィンドウに緊密に装設されることを特徴とする請求項7に記載の水泳用ゴーグル。
  9. 前記ゴムスリーブの首部及び前記ウィンドウの接合箇所には耐水性接着剤が更に塗布されることを特徴とする請求項8に記載の水泳用ゴーグル。
  10. 前記防水通気装置はフレーム部及び防水通気膜を備え、前記フレーム部は本体及び漏れ止めリングを含み、前記漏れ止めリングには前記ウィンドウの周縁に装設される嵌め溝が設けられ、前記本体には挟持溝が設けられ、レンズの外側から前記漏れ止めリングが挟着されると共に前記ウィンドウに緊密に固定され、且つ前記本体は前記レンズのウィンドウに対応する箇所に組立穴が設けられ、前記防水通気膜は複数の微多孔を有し、前記レンズの内側から前記組立穴に装設されることを特徴とする請求項1に記載の水泳用ゴーグル。
  11. 前記フレーム部の材質はポリカーボネート樹脂(PolyCarbonate resin)であり、前記漏れ止めリングの材質はゴム弾性体であることを特徴とする請求項10に記載の水泳用ゴーグル。
  12. 前記フレーム部には前記組み合わせ穴に沿って傾斜環状部が設けられることを特徴とする請求項10に記載の水泳用ゴーグル。
  13. 前記防水通気膜の各微多孔の孔径は0.1μm乃至0.5μmの間の範囲であることを特徴とする請求項2、7、及び10に記載の水泳用ゴーグル。
  14. 前記防水通気膜としてポリテトラフルオロエチレンが採用され、複数の微多孔は膨化引き伸ばしを経て前記防水通気膜に形成されることを特徴とする請求項13に記載の水泳用ゴーグル。
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