JP3226894U - バックライトモジュール - Google Patents

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チェン チャン‐ヤオ
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ラディアント オプト‐エレクトロニクス (スーチョウ) カンパニー リミテッド
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Abstract

【課題】視野角を切り替えることが可能なバックライトモジュールを提供する。【解決手段】バックライトモジュール10は、第1のラスタ層100、第1のバックライトユニット200、第2のラスタ層300及び第2のバックライトユニット400を含む。第1のラスタ層は、それぞれが第1の方向D1に沿って延びる複数の第1の透光部110、120を含む。第1のバックライトユニットは、第1の導光板220及び第1の光源230を含み、第1の導光板は、第1のラスタ層の下方に設けられ、且つ第1の側辺221及び第2の側辺222を含み、第1の側辺と第2の側辺とが接続され、第1の側辺の長さ方向と第1の方向とは実質的に平行であり、第1の光源は、第1の側辺又は第2の側辺に設けられる。第2のラスタ層は、第1のバックライトユニットの下方に設けられ、それぞれが第2の方向D2に沿って延びる複数の第2の透光部310、320を含み、第2の方向と第1の方向とは実質的に垂直である。【選択図】図1

Description

本考案は、バックライトモジュールに関し、特に視野角を切り替えることが可能なバックライトモジュールに関する。
科学技術の進歩に伴って、例えば携帯電話、タブレット、ノートパソコン、車両用ディスプレイなどのようなスクリーンを搭載した電子機器は、現代人の生活に不可欠な品物になっている。しかし、他人がいる場合にこのような電子デバイスを用いると、自分のプライバシが覗き見られたり、スクリーンから発せられる光が他人に干渉したりすることがある。
業者は、上記問題を解決するために、覗き見防止機能を備えた高分子フィルムを提供している。スクリーンに高分子フィルムが貼り付けられた場合、利用者が特定の視野角の範囲にいる時にのみスクリーンを見ることができるため、覗き見防止機能を提供することが可能である。しかし、利用者は自分が高分子フィルムを購入し且つ自分が貼り付ける必要があるため、使用のコストを向上させ且つ操作の便利性を低下させる。
また、業者は、車両用ディスプレイを提供し、バックライトモジュールに一層のラスタ層を付加し、前方と後方の大きな視野角の光線を遮断することによって、スクリーンから発せる光がフロントガラスに投射されて運転者の視野を妨げることを避けることができる。しかし、運転者は、依然としてスクリーンに表示されている内容を直接見ることができるため、運転者の注意力散漫が生じ、車両用ディスプレイの利用者のプライバシ保護に不利である。
よって、本考案は、バックライトモジュールを提供して、上記の問題を解決することを目的とする。
本考案の第1の態様の第1の実施形態によると、第1のラスタ層、第1のバックライトユニット、第2のラスタ層及び第2のバックライトユニットを備えるバックライトモジュールを提供する。第1のラスタ層は、それぞれが第1の方向に沿って延びる複数の第1の透光部を含む。第1のバックライトユニットは、第1の側辺及び第2の側辺を含み、第1の側辺と第2の側辺が接続され、第1の側辺の長さ方向と第1の方向とが実質的に平行であり、第2の側辺の長さ方向と第1の方向とが実質的に垂直であり、前記第1のラスタ層の下方に設けられる第1の導光板と、第1の導光板の第1の側辺又は第2の側辺に設けられ、第1の光線を発させて第1のラスタ層を通過させる第1の光源と、を備える。第2のラスタ層は、それぞれが第2の方向に沿って延びる複数の第2の透光部を含み、第2の方向と第1の方向とが実質的に垂直であり、第1のバックライトユニットの下方に設けられる。第2のバックライトユニットは、第2のラスタ層の下方に設けられ、第2の光線を発させて第2のラスタ層を通過させる。
本考案の第1の態様の第2の実施形態によると、第1のラスタ層、第2のラスタ層、第1のバックライトユニット及び第2のバックライトユニットを備えるバックライトモジュールを提供する。第1のラスタ層は、それぞれが第1の方向に沿って延びる複数の第1の透光部を含む。第2のラスタ層は、それぞれが第2の方向に沿って延びる複数の第2の透光部を含み、第2の方向と第1の方向とが実質的に垂直であり、前記第1のラスタ層の下方に設けられる。第1のバックライトユニットは、第1の導光板と第1の光源と、を備える。第1の導光板は、第1のラスタ層と第2のラスタ層との間に設けられる。第1の光源は、第1の方向に平行する且つ第2の方向に対して垂直である方向に沿って延びて、第1の導光板の側辺に位置し、第1の光線を発させて第1の導光板を経由して第1のラスタ層へ投射して、少なくとも一つの前記第1の透光部から通過させる。第2のバックライトユニットは、第2のラスタ層の下方に設けられ、第2の光線を発させて第2のラスタ層を通過させる。
本考案の第1の態様の第3の実施形態によると、第1のラスタ層、第2のラスタ層、第1のバックライトユニット及び第2のバックライトユニットを備えるバックライトモジュールを提供する。第1のラスタ層は、それぞれが第1の方向に沿って延びる複数の第1の透光部を含む。第2のラスタ層は、それぞれが第2の方向に沿って延びる複数の第2の透光部を含み、第2の方向と第1の方向とが実質的に垂直であり、第1のラスタ層の下方に設けられる。第1のバックライトユニットは、第1の導光板及び第1の光源を備え、第1の導光板は、第1のラスタ層と第2のラスタ層との間に設けられている。第1の光源は、第1の方向に対して垂直である且つ第2の方向に平行する方向に沿って延びて、第1の導光板の側辺に位置し、第1の光線を発させて前記第1の導光板を経由して前記第1のラスタ層へ投射し、少なくとも一つの第1の透光部から通過させる。第2のバックライトユニットは、第2のラスタ層の下方に設けられ、第2の光線を発させて第2のラスタ層を通過させる。
本考案は、従来技術に対して、視野角を切り替えることが可能なバックライトモジュールを提供し、それはディスプレイに適用でき、共有モード及びプライバシモードを設置してディスプレイに用いられ、利用者のプライバシの保護に有利であり、且つ他人に干渉することを避けることができる。
図1は、本考案の実施例によるバックライトモジュールの分解模式図である。 図2は、本考案の他の一実施例によるバックライトモジュールの分解模式図である。 図3は、本考案の実施例による光線が第2のラスタ層を通過する光路模式図である。 図4は、図1におけるバックライトモジュールの第1の広視野角共有モードでの光照射野分布図である。 図5は、図1におけるバックライトモジュールのプライバシモードでの光照射野分布図である。 図6は、図2のバックライトモジュールの第1の視野角偏移共有モードでの光照射野分布図である。 図7は、本考案の実施例によるディスプレイの視野角調整方法のステップフローチャートである。 図8は、本考案の他の一実施例によるディスプレイの視野角調整方法のステップフローチャートである。 図9は、本考案の他の一実施例によるディスプレイの視野角調整方法のステップフローチャートである。 図10は、本考案の他の一実施例によるディスプレイの視野角調整方法のステップフローチャートである。
本考案の上記及び他の技術的内容、特徴、及び効果は、添付の図面を参照した好ましい実施例の以下の詳細な説明において明確に提示される。以下の実施例で言及される方向の用語である例えば、上、下、左、右、前又は後とは、図面を参照する方向のみである。よって、用いられる方向を示す用語は説明のためのものであり、本考案を限定するものではない。なお、以下の各実施例において、同一又は類似の構成要素には同一又は類似の符号が用いられる。
本考案において、二つの構成要素が実質的に平行であることは、二つの構成要素が角度を成すことが可能であることを示し、当該角度は0度±10度であり、0度±5度であることが好ましく、0度±3度であることがより好ましく、又は、当該角度は180度±10度であり、180度±5度であることが好ましく、180度±3度であることがより好ましい。本考案において、二つの構成要素が実質的に垂直であることは、二つの構成要素が角度を成すことが可能であることを示し、当該角度は、90度±10度であり、90度±5度であることが好ましく、90度±3度であることがより好ましい。
本考案において、バックライトモジュールは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display,LCD)パネルの光源を提供するのに用いられる。バックライトモジュールにおける各構成要素は、底面及び頂面を含み、LCDパネルを参照基準とし、各構成要素のLCDパネルから離れる面が底面と定義され、且つLCDパネルを参照基準とし、LCDパネルに対向する面が頂面と定義される。
図1を参照すると、本考案の実施例によるバックライトモジュール10の分解模式図を示す。バックライトモジュール10は、第1のラスタ層100、第1のバックライトユニット200、第2のラスタ層300及び第2のバックライトユニット400を備える。
第1のラスタ層100は、複数の第1の透光部110及び複数の第1の遮光部120を備え、第1の透光部110及び第1の遮光部120が交互に配列され、第1の透光部110及び第1の遮光部120が第1の方向D1に沿って延びる。
第1のバックライトユニット200は、第1の導光板220及び第1の光源230を備え、且つオプションとして他の光学フィルムをさらに含む。ここでは、第1の輝度向上フィルム(Brightness Enhancement Film)210をさらに含むことを例とする。
第1の導光板220は、第1のラスタ層100の下方に設けられ、第1のラスタ層100と第2のラスタ層300との間に設けられる。第1の導光板220は、第1の側辺221及び第2の側辺222を含み、第1の側辺221と第2の側辺222が接続され、第1の側辺221の長さ方向L1と第1の方向D1とは実質的に平行であり、第2の側辺222の長さ方向L2は第1の方向D1に対して実質的に垂直であり且つ第2の方向D2と実質的に平行であり、第1の方向D1と第2の方向D2とは実質的に垂直である。
第1の光源230は、第1の方向D1に平行する且つ第2の方向D2に対して垂直である方向に沿って延びて、第1の導光板220の側辺に位置する。ここで、第1の光源230は、第1の導光板220の第1の側辺221に設けられ、第1の光源230の配置方式により、第1のバックライトユニット200がエッジタイプ(Edge Type)のバックライトユニットである。第1の光源230は、第1の光線(未図示)を発させて第1のラスタ層100を通過させ、具体的に、第1の光源230は、第1の光線を発させて第1の導光板220を経由して第1のラスタ層100へ入射させ、少なくとも一つの第1の透光部110から出射する。
第1の輝度向上フィルム210は、第1のラスタ層100と第1の導光板220との間に設けられ、第1の輝度向上フィルム210は、表面211、及び表面211に形成され且つ延伸方向E1が第1の方向D1と実質的に平行である複数の第1の集光構造212を備える。第1の集光構造212は、突出したストリップ状マイクロ構造であってもよく、第1のラスタ層100に対向している。
第2のラスタ層300は、第1のラスタ層100及び第1のバックライトユニット200の下方に設けられ、第2のラスタ層300は、複数の第2の透光部310及び複数の第2の遮光部320を含み、第2の透光部310及び第2の遮光部320が交互に配列され、第2の透光部310及び第2の遮光部320は第2の方向D2に沿って延びる。
第2のバックライトユニット400は、第2のラスタ層300の下方に設けられ、第2のバックライトユニット400は、第2の光線を発させて第2のラスタ層300を通過させる。第2のバックライトユニット400は、光学板430及び第2の光源440を含んでもよく、オプションとして他の光学フィルムをさらに含む。ここでは、第2の輝度向上フィルム410、拡散シート(Diffuse Sheet)420及び反射シート(Reflective Sheet)450をさらに含むことを例とする。
光学板430は、底面432及び少なくとも一つの側辺431を含んでもよく、底面432と側辺431が接続される。ここで、第2の光源440は側辺431に設けられ、即ち、第2のバックライトユニット400がエッジタイプバックライトユニットである。他の実施例において、第2の光源440は、底面432に設けられる可能があり、第2のバックライトユニット400を直下型(Direct Type)バックライトユニットとして配置できる。
第2の輝度向上フィルム410は、第2のラスタ層300と光学板430との間に設けられ、第2の輝度向上フィルム410は、表面411、及び表面411に形成され且つ延伸方向E2が第2の方向D2と実質的に平行である複数の第2の集光構造412を含んでもよい。第2の集光構造412は、突出したストリップ状マイクロ構造であってもよく、且つ第2のラスタ層300に対向している。第1の集光構造212の延伸方向E1は、実質的に第2の集光構造412の延伸方向E2に対して垂直である。
より具体的に、第1のラスタ層100及び第2のラスタ層300は、ルーバーインキフィルムであってもよく、第1のラスタ層100及び第2のラスタ層300は、基材として透明薄膜を用いることができる。透明薄膜の一側の表面に、光を透過できない材質を印刷して第1の遮光部120及び第2の遮光部320を形成する。第1の光源230及び第2の光源440は、冷陰極蛍光ランプ(Cold Cathode Fluorescent Lamp, CCFL)又は発光ダイオード(Light Emitting Diode, LED)のライトバーであってもよいが、これらに限定されない。ここではLEDライトバーを例とする。バックライトモジュール10は、さらに他の光学フィルムを選択的に設けることにより光学的性質を向上できる。例えば、第1の輝度向上フィルム210及び第2の輝度向上フィルム410は、出射光の方向性を増加することで正面の輝度を向上することができる。本実施例において、第1の輝度向上フィルム210及び第2の輝度向上フィルム410はプリズムシート(Prism Sheet)であり、且つ各第1の集光構造212及び各第2の集光構造412の横断面は三角形であるが、本考案はこれに限定されない。他の実施例において、各第1の集光構造212及び各第2の集光構造412の横断面は、円弧状などのような他の形状で構成してもよい。拡散シート420は、出射光の均一性を向上できる。反射シート450は、第2の光源440からの、光学板430の底面432から漏れる第2の光線を光学板430へ反射させて、第2の光源440の利用効率を向上することができる。他の光学フィルムの種類及び配置は、実際のニーズに応じて柔軟に調整でき、本考案の実施を限定するものではない。
図3は、本考案の実施例による光線Lが第2のラスタ層300を通過する光路模式図である。図3において、第2の透光部310は、第2の方向D2に沿って延びて、光線Lの第1の方向D1(左方向、右方向)での出射光角度Aを縮小できる。類似的に、第1のラスタ層100の第1の透光部110は、第1の方向D1に沿って延びて、光線の第2の方向D2(前方向、後方向)での出射光角度を縮小できる。
図4は、図1のバックライトモジュール10の第1の広視野角共有モードでの光照射野分布図である。図4の測定を行う時に、第1の光源230がオン状態となり、第2の光源440がオフ状態となるため、第2の方向D2の出射光角度のみが縮小され、バックライトモジュール10が第1の広視野角共有モードを提供できるようにする。バックライトモジュール10が車両用ディスプレイに適用される場合、スクリーンから出射される光がフロントガラスに投射されて運転者の視野を妨げることを避けることができる。また、第1の光源230がオン状態となり、第2の光源440がオン状態となる場合、バックライトモジュール10は、第2の広視野角共有モードを提供でき、第1の広視野角共有モードに比べて、第2の光源440がオン状態であるため、バックライトモジュール10の輝度を向上できる。
図5は、図1のバックライトモジュール10のプライバシモードでの光照射野分布図である。図5の測定を行う時に、第1の光源230は、オフ状態となり、第2の光源440は、オン状態となる。具体的に、光照射野分布図510は、第2の光線が第2のラスタ層300を通過した後の測定結果であり、光照射野分布図520は、第2の光線が第1の輝度向上フィルム210を通過した後の測定結果であり、光照射野分布図530は、第2の光線が第1のラスタ層100を通過した後の測定結果である。図5から分かるように、第2の光線が第2のラスタ層300及び第1のラスタ層100を連続的に通過する場合、第1の方向D1及び第2の方向D2の出射光角度が順次に縮小され、バックライトモジュール10がプライバシモードを提供できるようにする。バックライトモジュール10が助手席に位置する車両用ディスプレイに適用される場合、助手席に座っている乗客のみがスクリーンの内容を見ることができ、運転者の注意力散漫を防ぎ、乗客のプライバシーの保護に有利である。
本考案の図1のバックライトモジュール10による実施例をディスプレイに適用する場合、そのディスプレイの視野角調整方法700のステップフローチャートは、図7に示す。ディスプレイは、表示パネル(未図示)及びバックライトモジュール10を含んでもよく、表示パネルはLCDパネルであってもよく、ディスプレイは、ノートパソコン、タブレット、携帯電話などのような電子デバイスに搭載される。
ディスプレイの視野角調整方法700は、以下のステップを含む。ステップ710は、スタートである。ステップ720では、利用者が第1の広視野角共有モード又はプライバシモードの実行を選択し、利用者は表示パネルに対して第1の広視野角共有モードを実行することを選択する場合、ステップ730へ進み、第1のバックライトユニット200は、第1の光源230から発する第1の光線が第1の導光板220における第1の方向D1に平行する側辺(即ち、第1の側辺221)を経由して第1の導光板220へ入射するように制御され、第2のバックライトユニット400は、第2の光線を発しないように制御される。利用者が表示パネルに対してプライバシモードを実行することを選択する場合、ステップ740へ進み、第1のバックライトユニット200は、第1の光線を発しないように制御され、且つ第2のバックライトユニット400は、第2の光線を発するように制御される。その後、ステップ750へ進み、即ち終了になる。このように、本考案のディスプレイの視野角調整方法700は、第1の広視野角共有モード及びプライバシモードを選択的に実行できる。
図8を参照すると、本考案の他の一実施例によるディスプレイの視野角調整方法800のステップフローチャートである。ディスプレイの視野角調整方法700に比べて、ディスプレイの視野角調整方法800には、第2の広視野角共有モードの選択が追加される。ステップ820では、利用者が第1の広視野角共有モード、第2の広視野角共有モード又はプライバシモードの実行を選択し、利用者が表示パネルに対して第2の広視野角共有モードを実行することを選択する場合、ステップ835へ進み、第1のバックライトユニット200は、第1の光源230から発する第1の光線が第1の導光板220における第1の方向D1に平行する側辺(即ち、第1の側辺221)を経由して第1の導光板220へ入射するように制御され、且つ第2のバックライトユニット400は、第2の光線を発するように制御される。図8のステップ810、830、840及び850は、それぞれ図7のステップ710、730、740及び750を参照できる。第1の広視野角共有モードに比べて、第2の広視野角共有モードにおいて、第2のバックライトユニット400から発する第2の光線が追加されて、輝度をさらに向上できる。
図2は、本考案の他の一実施例によるバックライトモジュール10aの分解模式図である。バックライトモジュール10aは、第1のラスタ層100、第1のバックライトユニット200a、第2のラスタ層300及び第2のバックライトユニット400を備える。バックライトモジュール10a、10の相違点は、第1の光源230が設けられる位置であり、図2において、第1の光源230は、第1の方向D1に対して垂直し且つ第2の方向D2に平行する方向に沿って延びて第1の導光板220の一側辺に位置し、即ち、第1の光源230は、第1の導光板220の第2の側辺222に設けられる。このように、第1の光源230の出射光方向を第1の方向D1の左側方向に向かせる。
図6は、図2のバックライトモジュール10aの第1の視野角偏移共有モードでの光照射野分布図である。図6の測定を行う時に、第1の光源230がオン状態となり、第2の光源440がオフ状態となるため、第2の方向D2の出射光角度のみが縮小され、且つ出射光方向は第1の方向D1の左側方向に向け、これにより、バックライトモジュール10aは第1の視野角偏移共有モードを提供できる。バックライトモジュール10aが車両用ディスプレイに適用される場合、スクリーンから出射される光がフロントガラスへ投射して運転者の視野を妨げることを避けることができ、且つ右側の窓で反射される光がスクリーンの画面に干渉することを防ぐことができ、自動車が左運転システムとして構成された場合、反射の光による助手席の乗客への干渉を減らすことができる。
第1の光源230及び第2の光源440がいずれもオン状態である場合、バックライトモジュール10aは、第2の視野角偏移共有モードを提供でき、第1の視野角偏移共有モードに比べて、第2の光源440がオン状態である場合、バックライトモジュール10aの輝度を向上できる。
第1の光源230がオフ状態であり、第2の光源440がオン状態である場合、バックライトモジュール10aはプライバシモードを提供でき、バックライトモジュール10aとバックライトモジュール10との相違点が第1の光源230の配置位置のみであることに基づいて、プライバシモードである場合に第1の光源230がオフ状態であるため、バックライトモジュール10aのプライバシモードでの光照射野分布図とバックライトモジュール10のプライバシモードでの光照射野分布図とは同じであり、図5を参照できる。
本考案の図2のバックライトモジュール10aによる他の一実施例をディスプレイに適用する場合、そのディスプレイの視野角調整方法900のステップフローチャートは、図9に示す。ディスプレイは、表示パネル(未図示)及びバックライトモジュール10aを含んでもよく、ディスプレイの詳細は、図7について説明を参照できる。
ディスプレイの視野角調整方法900は、以下のステップを含む。ステップ910は、スタートである。ステップ920では、利用者が第1の視野角偏移共有モード又はプライバシモードの実行を選択し、利用者が表示パネルに対して第1の視野角偏移共有モードを実行することを選択する場合、ステップ930へ進み、第1のバックライトユニット200aは、第1の光源230から発する第1の光線が第1の導光板220における第2の方向D2に平行する側辺(即ち、第2の側辺222)を経由して第1の導光板220へ入射するように制御され、且つ第2のバックライトユニット400は、第2の光線を発しないように制御される。利用者が表示パネルに対してプライバシモードを実行することを選択する場合、ステップ940へ進み、第1のバックライトユニット200aは、第1の光線を発しないように制御され、且つ第2のバックライトユニット400は、第2の光線を発するように制御される。その後、ステップ950へ進み、終了となる。このように、本考案のディスプレイの視野角調整方法900は、第1の視野角偏移共有モード及びプライバシモードを選択的に実行できる。
図10は、本考案の他の一実施例によるディスプレイの視野角調整方法1000のステップフローチャートである。ディスプレイの視野角調整方法900に比べて、ディスプレイの視野角調整方法1000には、第2の視野角偏移共有モードの選択が追加され、ステップ1020では、利用者が第1の視野角偏移共有モード、第2の視野角偏移共有モード又はプライバシモードの実行を選択し、利用者が表示パネルに対して第2の視野角偏移共有モードを実行することを選択する場合、ステップ1035を行い、第1のバックライトユニット200aは、第1の光源230から発する第1の光線が第1の導光板220における第2の方向D2に平行する側辺(即ち、第2の側辺222)を経由して第1の導光板220へ入射するように制御され、第2のバックライトユニット400は、第2の光線を発するように制御される。図10のステップ1010、1030、1040及び1050は、それぞれに図9のステップ910、930、940及び950を参照できる。第1の視野角偏移共有モードに比べて、第2の視野角偏移共有モードにおいて、第2のバックライトユニット400から発する第2の光線が追加されて、輝度をさらに向上できる。
再度に図2を参照すると、他の実施例において、自動車が左運転システムとして構成された場合、第1の光源230を第1の導光板220の他の第2の側辺223に設けることができるため、第1の光源230の出射光方向を第1の方向D1の右側方向に向かせ、左側の窓に反射された光が表示スクリーンに干渉することを防ぐことができ、即ち、他の実施例のバックライトモジュールは、第3の視野角偏移共有モードを提供できる。このような配置において、第1の光源230及び第2の光源440がいずれもオン状態となる場合、バックライトモジュールが第4の視野角偏移共有モードを提供できる。他の実施例において、さらに、第1の導光板220の第1の側辺221、第2の側辺222,223にいずれも第1の光源230を設けて、バックライトモジュールが第1、第2の広視野角共有モード、第1から第4の視野角偏移共有モード及びプライバシモードを選択的に提供できるようにし、バックライトモジュールの汎用性を向上できる。
従来技術に比べて、本考案は、視野角を切り替えることが可能なバックライトモジュールを提供し、それはディスプレイに適用でき、ディスプレイに対して共有モード及びプライバシモードを提供でき、利用者のプライバシの保護に有利であり、他人への干渉を避けることができる。車両用ディスプレイに適用される場合、共有モードである時に、スクリーンの光がフロントガラスへ投射されて運転者の視野を妨げることを避けることができ、プライバシモードである時に、運転者が表示画面の内容を見ることを防ぐことができ、運転者の注意力散漫を防ぎ、乗客のプライバシーの保護に有利である。本考案から提供するバックライトモジュールは、さらに、第1の光源の設置位置を調整することによって、共有モードである時の出射光角度が右側又は左側に偏るようにし、これによって左側又は右側の窓の光がスクリーンに干渉することを防ぐことができ、ディスプレイの影像の品質をさらに向上するのに有利である。
上記は、本考案の好ましい実施例に過ぎず、本考案の特許出願の範囲内で行われた均等な変更及び修正はいずれも、本考案の特許請求の範囲内に属する。
10,10a...バックライトモジュール
100...第1のラスタ層
110...第1の透光部
120...第1の遮光部
200,200a...第1のバックライトユニット
210...第1の輝度向上フィルム
211,411...表面
212...第1の集光構造
220...第1の導光板
221...第1の側辺
222,223...第2の側辺
230...第1の光源
300...第2のラスタ層
310...第2の透光部
320...第2の遮光部
400...第2のバックライトユニット
410...第2の輝度向上フィルム
412...第2の集光構造
420...拡散シート
430...光学板
431...側辺
432...底面
440...第2の光源
450...反射シート
510,520,530...光照射野分布図
700,800,900,1000...ディスプレイの視野角調整方法
710,720,730,740,750...ステップ
810,820,830,835,840,850...ステップ
910,920,930,940,550...ステップ
1010,1020,1030,1035,1040,1050...ステップ
A...出射光角度
D1...第1の方向
D2...第2の方向
E1,E2...延伸方向
L1,L2...長さ方向
L...光線

Claims (10)

  1. それぞれが第1の方向に沿って延びる複数の第1の透光部を含む第1のラスタ層と、
    第1の側辺及び第2の側辺を含み、前記第1の側辺と前記第2の側辺が接続され、前記第1の側辺の長さ方向と前記第1の方向とが実質的に平行であり、前記第2の側辺の長さ方向と前記第1の方向とが実質的に垂直であり、前記第1のラスタ層の下方に設けられる第1の導光板と、前記第1の導光板の前記第1の側辺又は前記第2の側辺に設けられ、第1の光線を発させて前記第1のラスタ層を通過させる第1の光源と、を備える第1のバックライトユニットと、
    それぞれが第2の方向に沿って延びる複数の第2の透光部を含み、前記第2の方向と前記第1の方向とが実質的に垂直であり、前記第1のバックライトユニットの下方に設けられる第2のラスタ層と、
    前記第2のラスタ層の下方に設けられ、第2の光線を発させて前記第2のラスタ層を通過させる第2のバックライトユニットと、
    を含むことを特徴とするバックライトモジュール。
  2. それぞれが第1の方向に沿って延びる複数の第1の透光部を含む第1のラスタ層と、
    それぞれが第2の方向に沿って延びる複数の第2の透光部を含み、前記第2の方向と前記第1の方向とが実質的に垂直であり、前記第1のラスタ層の下方に設けられる第2のラスタ層と、
    前記第1のラスタ層と前記第2のラスタ層との間に設けられる第1の導光板と、前記第1の方向に平行する且つ前記第2の方向に対して垂直である方向に沿って延びて、前記第1の導光板の側辺に位置し、第1の光線を発させて前記第1の導光板を経由して前記第1のラスタ層へ投射して、少なくとも一つの前記第1の透光部から通過させる第1の光源と、を備える第1のバックライトユニットと、
    前記第2のラスタ層の下方に設けられ、第2の光線を発させて前記第2のラスタ層を通過させる第2のバックライトユニットと、
    を含むことを特徴とするバックライトモジュール。
  3. それぞれが第1の方向に沿って延びる複数の第1の透光部を含む第1のラスタ層と、
    それぞれが第2の方向に沿って延びる複数の第2の透光部を含み、前記第2の方向と前記第1の方向とが実質的に垂直であり、前記第1のラスタ層の下方に設けられる第2のラスタ層と、
    前記第1のラスタ層と前記第2のラスタ層との間に設けられている第1の導光板と、前記第1の方向に対して垂直である且つ前記第2の方向に平行する方向に沿って延びて、前記第1の導光板の側辺に位置し、第1の光線を発させて前記第1の導光板を経由して前記第1のラスタ層へ投射し、少なくとも一つの前記第1の透光部から通過させる第1の光源と、を備える第1のバックライトユニットと、
    前記第2のラスタ層の下方に設けられ、第2の光線を発させて前記第2のラスタ層を通過させる第2のバックライトユニットと、
    を含むことを特徴とするバックライトモジュール。
  4. 前記第1のバックライトユニットは、
    前記第1のラスタ層と前記第1の導光板との間に設けられ、表面、及び前記表面に形成され且つ延伸方向が前記第1の方向と実質的に平行である複数の第1の集光構造を有する第1の輝度向上フィルムをさらに含む
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のバックライトモジュール。
  5. 前記第1の輝度向上フィルムの前記第1の集光構造は、突出したストリップ状のマイクロ構造であり、且つ、前記第1のラスタ層に対向している
    ことを特徴とする請求項4に記載のバックライトモジュール。
  6. 前記第2のバックライトユニットは、
    底面及び少なくとも一つの側辺を含み、前記底面と前記側辺とが接続されている光学板と、
    前記光学板の前記底面又は前記側辺に設けられ、前記第2の光線を発する第2の光源と、
    を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のバックライトモジュール。
  7. 前記第2のバックライトユニットは、
    前記第2のラスタ層と前記光学板との間に設けられ、表面、及び前記表面に形成され且つ延伸方向が前記第2の方向と実質的に平行である複数の第2の集光構造を有する第2の輝度向上フィルムをさらに含む
    ことを特徴とする請求項6に記載のバックライトモジュール。
  8. 前記第2の輝度向上フィルムの前記第2の集光構造は、突出したストリップ状マイクロ構造であり、且つ、前記第2のラスタ層に対向している
    ことを特徴とする請求項7に記載のバックライトモジュール。
  9. 前記第1のバックライトユニットは、前記第1のラスタ層と前記第1の導光板との間に設けられる第1の輝度向上フィルムをさらに含み、前記第2のバックライトユニットは、前記第2のラスタ層と前記光学板との間に設けられる第2の輝度向上フィルムをさらに含み、前記第1の輝度向上フィルムは、複数の第1の集光構造を含み、前記第2の輝度向上フィルムは、複数の第2の集光構造を含み、各前記第1の集光構造の延伸方向は、各前記第2の集光構造の延伸方向に対して実質的に垂直である
    ことを特徴とする請求項6に記載のバックライトモジュール。
  10. 前記第1のラスタ層及び前記第2のラスタ層は、それぞれルーバーインキフィルムである
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載のバックライトモジュール。
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