JP3226383U - 構造物 - Google Patents

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正次 杉本
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恵司郎 堀
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Abstract

【課題】簡易に施工でき、意匠性に優れた門柱、門袖、または塀(フェンス)などの構造物を提供する。【解決手段】構造物である門袖10は、発泡樹脂を含有する複数の樹脂基材16を備え、固定された構造基体12と、構造基体12の一部が露出するように樹脂基材16の表面に接着され、発泡樹脂を含有する装飾樹脂部材14a,14bと、装飾樹脂部材14a,14bの表面から陥没するように、かつ樹脂基材16に到達するように設けられたネジと、ネジの表面の陥没部を充填する充填剤を有する。【選択図】図1

Description

本願は、簡易に施工でき、意匠性に優れた門柱、門袖、または塀(フェンス)などの構造物に関するものである。
壁面に凹凸をつけて、立体感を強調した家屋または塀(フェンス)が、最近よく見かけられる。コンクリートブロックを用いて、凹凸の壁面を備えるフェンスを施工する場合、厚さが異なるコンクリートブロックを組み合わせる必要がある。このため、フェンスの施工に労力を要する。また、曲線を含むような複雑な形状を備えるフェンスは、コンクリートブロックを組み合わせても作製できない。簡易に施工でき、凹凸形状等を含む意匠性に優れたフェンスなどの構造物の出現が望まれている。
本願の課題は、簡易に施工でき、意匠性に優れた門柱、門袖、または塀(フェンス)などの構造物を提供することである。
本願の構造物は、発泡樹脂を含有する複数の樹脂基材を備え、固定された構造基体と、構造基体の一部が露出するように樹脂基材の表面に接着され、発泡樹脂を含有する装飾樹脂部材とを有する。
本願によれば、簡易に施工でき、意匠性に優れた門柱、門袖、または塀(フェンス)などの構造物が得られる。
第一実施形態の門袖の斜視図。 第一実施形態の門袖の構造基体と装飾樹脂部材を分離した斜視図。 第一実施形態の門袖の構造基体に装飾樹脂部材をネジ止めする工程を示す斜視図。 第一実施形態の門袖の装飾樹脂部材が樹脂基材に深くネジ止めされた状態の断面模式図。 第二実施形態の門柱の構造基体である門柱基体の正面図。 第二実施形態の門柱基体の断面模式図。 第二実施形態の門柱基体の支柱、接合金具、および側壁の上面分解図。
以下、本願の構造物について、門袖および門柱を例として、図面を参照しながら実施形態に基づいて説明する。なお、図面は、門袖および門柱、門袖および門柱を構成する部材、ならびに門袖および門柱の周辺部材を模式的に表したものであり、これらの実物の寸法および寸法比は、図面上の寸法および寸法比と必ずしも一致していない。また、重複説明は適宜省略する。
(第一実施形態)
図1は、本願の第一実施形態の構造物である門袖10を示している。なお、図1では、横方向が短い門袖10を用いて、説明をわかりやすくしている。門袖10は、構造基体12と、装飾樹脂部材14a,14bを備えている。構造基体12は、地面、支柱、または梁など(いずれも不図示)に固定されている。構造基体12は、複数の樹脂基材16を備えている。樹脂基材16は発泡樹脂を含有している。第一実施形態では、樹脂基材16は、外側に露出する部分の表面が塗装された発泡樹脂から構成されている。なお、第一実施形態では、門袖10の製造には、下地塗装(プライマー)のみ施された樹脂基材16が用いられている。
そして、樹脂基材16が設置され、装飾樹脂部材14a,14bが樹脂基材16の表面に設けられ、さらに必要に応じて、樹脂基材16と装飾樹脂部材14a,14bの少なくとも一方の表面に、タイル貼り、石貼り、または仕上げ塗装が施される。また、構造基体12は、端部カバー18と上部カバー20をさらに備えている。すなわち、構造基体12は、樹脂基材16、端部カバー18、および上部カバー20を用いて、地面等に固定されるように組み立てられている。なお、端部カバー18および上部カバー20は、樹脂基材16と同様に、外側に露出する部分の表面が塗装された発泡樹脂から構成されている。
第一実施形態では、下地塗装のみ施された端部カバー18および上部カバー20が門袖10の製造に用いられている。そして、端部カバー18および上部カバー20が設置され、装飾樹脂部材14a,14bが樹脂基材16の表面に設けられ、さらに必要に応じて、端部カバー18、上部カバー20、および装飾樹脂部材14a,14bの少なくとも一つの表面に、タイル貼り、石貼り、または仕上げ塗装が施される。なお、樹脂基材16、端部カバー18、および上部カバー20を、形状が異なる樹脂基材と考えてもよい。構造基体12の組み立て方法は後述する。
装飾樹脂部材14a,14bは、構造基体12の一部が露出するように、樹脂基材16の表面に接着剤を介して接着されている。詳細は後述するが、第一実施形態では、装飾樹脂部材14a,14bは、接着剤のほかに、ネジによって樹脂基材16に固定されている。装飾樹脂部材14a,14bは発泡樹脂を含有している。第一実施形態では、装飾樹脂部材14a,14bは、樹脂基材16と同様に、外側に露出する部分の表面が塗装された発泡樹脂から構成されている。第一実施形態では、下地塗装のみ施された装飾樹脂部材14a,14bが門袖10の製造に用いられている。
そして、装飾樹脂部材14a,14bが構造基体12に接着され、さらに必要に応じて、構造基体12と装飾樹脂部材14a,14bの少なくとも一方の表面に、タイル貼り、石貼り、または仕上げ塗装が施される。なお、第一実施形態では、門袖10が長方形板状の二つの装飾樹脂部材14a,14bを備えているが、装飾樹脂部材が樹脂基材16に接着できれば、装飾樹脂部材の材質、形状、厚さ、大きさ、数量、および表面の色または模様などは特に制限がない。また、第一実施形態では、構造基体12が壁形状を備え、構造物が門袖10であるが、これに代えて、構造物が塀(フェンス)であってもよい。
つぎに、門袖10の作製方法について説明する。図2は、門袖10の構造基体12と装飾樹脂部材14a,14bを分離した状態を示している。図3は、樹脂基材16、端部カバー18、または上部カバー20に、装飾樹脂部材14a,14bをネジ止めする工程を説明している。図4は、装飾樹脂部材14aが樹脂基材16にネジ止めされた状態の断面を模式的に示している。まず、図2に示すように、構造基体12を地面などに固定する。構造基体12は、下地塗装のみ施されており、例えば、本出願人による特許第6510715号または実用新案登録第3211081号に記載された方法によって地面などに固定される。
構造基体12を新設するのではなく、既存の構造基体12を使用してもよい。つぎに、装飾樹脂部材14a,14bを用意する。装飾樹脂部材14a,14bは、例えば、樹脂基材16、端部カバー18、および上部カバー20と同じ材質の板状体から切り出して作製する。なお、装飾樹脂部材14a,14bの板状体からの切り離し断面には、樹脂基材16の表面の下地塗装と同じ下地塗装を施すことが好ましい。そして、装飾樹脂部材14a,14bの構造基体12と接する面の少なくとも一部に、接着剤を塗布する。その後、図3に示すように、装飾樹脂部材14a,14bと樹脂基材16、端部カバー18、および上部カバー20を接合する。
このとき、樹脂基材16同士の間、端部カバー18同士の間、上部カバー20同士の間、樹脂基材16と端部カバー18の間、樹脂基材16と上部カバー20の間、および端部カバー18と上部カバー20の間に、わずかな段差が形成されることがある。この段差によって、構造基体12と装飾樹脂部材14a,14bの間に隙間が形成される。この隙間によって、装飾樹脂部材14a,14bが構造基体12全体に密着しない場合がある。そこで、図3に示すように、ネジSを用いて、装飾樹脂部材14a,14bと樹脂基材16、端部カバー18、および上部カバー20を強固に接合する。このとき、ネジSは、装飾樹脂部材14a,14bの表面より奥に差し込む。
すなわち、図4に示すように、装飾樹脂部材14a,14bの表面から陥没するように、かつ樹脂基材16、端部カバー18、または上部カバー20に到達するようにネジSを設ける。このように、ネジSを深く差し込むことによって、構造基体12と装飾樹脂部材14a,14bの間が締め付けられ、構造基体12と装飾樹脂部材14a,14bの間の隙間がほぼなくなり、構造基体12と装飾樹脂部材14a,14bが全体的に密着する。また、ネジSを使用することによって、構造基体12と装飾樹脂部材14a,14bの接着時に、装飾樹脂部材14a,14bが重力で下がるのを防げる。
なお、装飾樹脂部材14a,14b、樹脂基材16、端部カバー18、および上部カバー20が発泡樹脂から構成されているので、装飾樹脂部材14a,14bにネジSを深く差し込める。また、装飾樹脂部材14a,14bは、既存の構造基体12にも接着できるので、既存の構造基体12のデザインが容易に変更できる。図4に示すように、ネジSの表面の陥没部を充填剤22で充填することが好ましい。金属製のネジSの腐食が抑えられ、装飾樹脂部材14a,14bの表面と同じ色と質感の充填剤22を用いれば、ネジSの穴がほとんどわからないからである。充填剤22としては、例えば変性シリコーンが挙げられる。
そして、必要に応じて、構造基体12と装飾樹脂部材14a,14bの少なくとも一方の表面に、石貼り、タイル貼り、または仕上げ塗装が施される。こうして、図1に示す門袖10が簡易に製造できる。構造基体12の表面に装飾樹脂部材14a,14bを接着することで、装飾樹脂部材14a,14bの部分で表面が平坦となる。このため、装飾樹脂部材14a,14bの表面が塗装しやすくなったり、装飾樹脂部材14a,14bの表面に石またはタイルなどが貼り付けやすくなったりして、門袖10の仕上がりがよくなる。
(第二実施形態)
図5は、本願の第二実施形態の構造物である門柱の構造基体である門柱基体30の正面を示している。門柱基体30は、下部が埋設された状態で使用される。門柱基体30は、四枚の側壁32と、四本の支柱34と、中空部36と、蓋体38と、収容器であるポスト40と、表札42と、インターホン44を備えている。図6は、門柱基体30のポスト40の上下方向の中央の水平断面を模式的に示している。側壁32は、外側に露出する部分の表面が塗装された発泡樹脂から構成されている。なお、第二実施形態では、門柱基体30の製造には、下地塗装(プライマー)のみ施された側壁32が用いられている。そして、側壁32が設置された後に装飾樹脂部材が設けられ、必要に応じて、側壁32と装飾樹脂部材の少なくとも一方の表面に、タイル貼り、石貼り、または仕上げ塗装が施される。
中空部36は側壁32および支柱34で形成される。すなわち、四枚の側壁32と四本の支柱34は、中空部36を周回するようにこの中空部36の側面に設けられている。ポスト40は、側壁32の一部が切り欠かれた部分から、被収容物ある郵便物、新聞、または回覧板などを収容できるように中空部36に設けられている。より具体的には、正面の側壁32に長方形の切り欠き部が形成されており、この切り欠き部からポスト40が中空部36に設置されている。そして、この切り欠き部で現れているポスト40の差入口40aから、郵便物などの被収容物がポスト40に入れられるようになっている。
なお、第二実施形態では、挟み込むようにポスト40を固定する一対の補強金具46が、横桟47を介して、前後に隣り合う二つの支柱34に取り付けられている。また、収容器としては、ポスト40以外にも、被収容物である配達物を収容する宅配ボックスなどが挙げられる。図7は、図6の左下の支柱34と、この支柱34に取り付けられる接合金具48と、支柱34の突出部34aと接合金具48に端が挟まれるように装着される側壁32を上面から示している。支柱34と接合金具48の間に装着された側壁32は、横桟47などによって、水平方向への移動が制限されている。
10 門袖
12 構造基体
14a,14b 装飾樹脂部材
16 樹脂基材、
18 端部カバー
20 上部カバー
22 充填剤
30 門柱基体
32 側壁
34 支柱
36 中空部
38 蓋体
40 ポスト
40a 差入口
42 表札
44 インターホン
46 補強金具
47 横桟
48 接合金具
50 抑え金具
S ネジ

Claims (4)

  1. 発泡樹脂を含有する複数の樹脂基材を備え、固定された構造基体と、
    前記構造基体の一部が露出するように前記樹脂基材の表面に接着され、発泡樹脂を含有する装飾樹脂部材と、
    を有する構造物。
  2. 請求項1において、
    前記装飾樹脂部材の表面から陥没するように、かつ前記樹脂基材に到達するように設けられたネジと、
    前記ネジの表面の陥没部を充填する充填剤と、
    をさらに有する構造物。
  3. 請求項1または2において、
    前記構造基体が壁形状を備え、
    門袖または塀である構造物。
  4. 請求項1または2において、
    前記構造基体が、側壁と、支柱と、前記側壁および前記支柱で形成される中空部と、前記中空部に設けられ、前記側壁の一部が切り欠かれた部分から被収容物を収容できる収容器を備え、
    門柱である構造物。
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