JP3226042U - 発光部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品本来の質感を保持し、人目を引く装飾を実現できる発光部品を提供する。【解決手段】本体10と、発光モジュールLと、を含む発光部品であって本体は表面Fを有し、発光モジュールは、発光素子20と、光透過層30と、を含む。発光素子は、本体の表面に設けられ、光出射方向に向かって光線を出射する。光透過層は、発光素子を覆い、且つ複数の貫通孔を有し、貫通孔が光出射方向の延長範囲内に位置している。【選択図】図2

Description

本考案は、発光部品に関する。
一般的な生活用品や身装品では、装飾的な需要がある場合、それらのほとんどは表面着色が使用されている。人目を引く装飾を実現するためには、着色の面積を増やすか、明るい色に合わせる必要があるが、大面積の着色或いは明るい色合いは、例えば高品質な逸品類の様々な部品に適していない。大面積の着色或いは明るい色合いを設置すると、部品の本来の質感を低下する可能性がある。このことから、表面着色方式による表面装飾の方式は、様々な部品に適用できないことが分かる。
上記課題を解決するために、本考案は発光部品を提供する。
本考案は、本体と、発光モジュールと、を含む発光部品を提供する。本体には表面を有する。発光モジュールは、発光素子と、光透過層と、を含む。発光素子は、本体の表面に設けられ、光出射方向に向かって光線を出射する。光透過層は、発光素子を覆い、且つ光透過層が複数の貫通孔を有し、貫通孔が光出射方向の延長範囲内に位置している。
一実施形態では、複数の貫通孔は、図形として並べられる。
一実施形態では、本体は凹溝を有し、前記発光素子および前記光透過層が前記凹溝に収容される。
一実施形態では、凹溝は深さを有し、前記発光素子が第1の厚さを有し、前記光透過層が第2の厚さを有し、前記第1の厚さと前記第2の厚さの総和が前記深さに等しい。
一実施形態では、複数の貫通孔は各々孔径を有し、前記光透過層が第2の厚さを有し、前記孔径と前記第2の厚さとの比が0.4〜0.6である。
一実施形態では、前記発光素子を電気的に接続するための電源を更に含む。
一実施形態では、コントローラおよびタッチ部を更に含み、前記コントローラは前記電源および前記発光素子に電気的に接続され、前記タッチ部が前記表面に設けられる。
一実施形態では、本体はステアリングホイールである。
一実施形態では、本体はシートカバーである。
一実施形態では、本体は自動車用インテリアパネルである。
一実施形態では、本体はシートである。
一実施形態では、本体はサイクリングジャージである。
一実施形態では、本体はフレームである。
一実施形態では、本体はヘルメットである。
本考案の一実施形態に係る発光部品の本体が自動車ステアリングホイールである場合の外観立体図である。 本考案の一実施形態に係る発光部品の本体が自動車ステアリングホイールである場合の一部構造分解図である。 本考案の一実施形態に係る発光部品の本体が自動車ステアリングホイールである場合の上面図である。 図3内の丸囲み部分4の部分拡大図である。 図1の実施形態における5−5線に沿った断面図である。 図5内の丸囲み部分6の部分拡大図である。 本考案の別の実施形態に係る発光部品の本体が自動車ステアリングホイールである場合の上面図である。 図7内の丸囲み部分8の部分拡大図である。 本考案の更なる実施形態に係る発光部品の本体が自動車ステアリングホイールである場合の上面図である。 本考案の一実施形態に係る発光部品の本体が自動車用インテリアパネルである場合の外観立体図である。 本考案の一実施形態に係る発光部品の本体がシートカバーである場合の外観立体図である。 本考案の一実施形態に係る発光部品の本体がシートクッショである場合の外観立体図である。 本考案の一実施形態に係る発光部品の本体がヘルメットである場合の外観立体図である。 本考案の一実施形態に係る発光部品の本体がフレームである場合の外観立体図である。 本考案の一実施形態に係る発光部品の本体がサイクリングジャージである場合の外観立体図である。
図1乃至図4を参照すると、図1は、本考案の一実施形態に係る発光部品の本体10が自動車ステアリングホイールである場合の外観立体図であり、図2は、本考案の一実施形態に係る発光部品の本体10が自動車ステアリングホイールである場合の一部構造分解図であり、図3は、本考案の一実施形態に係る発光部品の本体10が自動車ステアリングホイールである場合の上面図であり、図4は図3内の丸囲み部分4の部分拡大図である。
図1乃至図6を参照すると、図5は、図1の実施形態における5−5線に沿った断面図であり、図6は、図5内の丸囲み部分6の部分拡大図である。図1および図6の実施形態に示される発光部品は、本体10と、発光モジュールLと、を含む。本体10は表面Fを有する。発光モジュールLは、発光素子20と、光透過層30と、を含む。発光素子20は、本体10の表面Fに配置されており、光出射方向に沿って光線を出射する。光透過層30は、発光素子20を覆っており、複数の貫通孔31を有し、各貫通孔31が光出射方向の延長範囲内に位置する。
これにより、本体10に配置された発光モジュールLの発光素子20は、透光層30を介して発光することで、本体10の表面Fに発光の装飾効果を持たせることができる。
図1乃至図6の実施形態では、発光部品の本体10は自動車ステアリングホイールであるが、本考案はこれに限定されない。具体的に言えば、この実施形態では、本体10は中央部11と、複数のスポーク部12と、握り部13と、を備える。中央部11は、中空の装着スペースを有する。複数のスポーク部12は、中央部11の外周面に設けられ、握り部13が円環状を呈すると共に内周縁で各スポーク部12に連結している。これにより、握り部13が中央部11の外周に取り囲まれる。ここで、発光モジュールLは、本体10の握り部13の表面Fに配置されている。
一実施形態では、発光モジュールLの発光素子20は、エレクトロルミネセンスフィルム(Electroluminescence,EL)であってもよい。この実施形態では、発光素子20は高変換効率、省電力、軽量、薄型、高輝度、および均一性という利点を有する。
一実施形態では、発光素子20は、可撓性基板上に製造された可撓性エレクトロルミネセンスフィルムである。これによれば、発光素子20は、表面Fが円弧形状である握り部13や、他の形状の本体10の表面Fに容易に配置させることができる。
本体10が自動車のステアリングホイールである実施形態では、本体10の握り部13の表面Fは革で作られている。したがって、この実施形態では、光透過層30の表面も革でできている。これにより、本体10の表面は、発光モジュールLが設置された後、やはりその表面材質の一貫性を維持することができる。
図2および図3を参照すると、一実施形態では、発光モジュールLの設置の利便性を向上させるために、本体10の表面Fに凹溝Cを有し、発光モジュールLが凹溝C内に設けられる。この実施形態では、発光モジュールLの一面の外形は凹溝Cの溝底の外形に完全に適合することで、組み立てを容易にする。
図3、図4および図8を参照すると、一実施形態では、本体10の表面Fに凹溝Cを有する場合、本体10の表面Fは、第1の表面F1と、第2の表面F2と、を含み、第2の表面F2が凹溝Cの溝底面であり、第1の表面F1が第2の表面F2よりも高い。さらに、本体10の凹溝Cは深さHを有し、凹溝Cの両端が各々第1の深さH1および第2の深さH2を有し、第1の深さH1が第2の深さH2とは異なる。光透過層30は、本体10の表面Fに貼設されることで、凹溝C両端の深さの違いを通じて深さの異なる発光素子20に対応する光透過層30の貫通孔31は輝度が異なる発光効果を生じることができる。
図7および図8を参照すると、図7は本考案の別の実施形態に係る発光部品の本体10が自動車ステアリングホイールである場合の上面図であり、図8は、図7内の丸囲み部分8の部分拡大図である。本体10の表面Fに凹溝Cを有する別の実施形態では、本体10に発光モジュールLが装着された後、使用時本体10を握る手触りに影響させないように、凹溝Cは全体として同じ深さHを有し、発光素子20が第1の厚さt1を有し、光透過層30が第2の厚さt2を有する。この実施形態では、凹溝Cの深さHは第1の厚さt1と第2の厚さt2との総和に等しい。このように、発光モジュールLが凹溝C内に設けられると、発光素子20は凹溝Cの溝底に隣接し、光透過層30の一面が発光素子20を覆い、光透過層30の他面が本体10の表面Fと同一平面上にあってもよい。したがって、発光モジュールLは本体10に組み付けられた後、本体10の表面Fの平坦性に影響を与えることなく、最高の完全性を有する。
一実施形態では、発光モジュールLは、異なる発光装飾効果を提供することができる。ここで、発光モジュールLの光透過層30の複数の貫通孔31は、図形、文字、または図形と文字の組み合わせで配置されてもよい。貫通孔31の配置により発光素子20の光は、特定の位置から出射されることで、所定の発光効果を生じさせる。
一実施形態では、光透過層30の貫通孔31の孔径と光透過層30の厚さとの比は、発光モジュールLによって生じられる発光効果の可視範囲に影響を及ぼす。発光モジュールLの発光効果が要件を確実に満たすために、透光層30の貫通孔31の孔径と透光層30の厚さとの比は、0.4〜0.6であることが好ましい。具体的に言えば、光透過層30の第2の厚さt2は3〜4mmより小さく、貫通孔31の孔径は2mmより小さくてもよく、この場合では、発光モジュールLによって生じる発光効果はより良いが、本考案はこれに限らない。
図1を参照すると、一実施形態では、発光モジュールLは、電源40をさらに含み、電源40が発光素子20に電気的に接続されている。本体10が自動車ステアリングホイールである場合、発光モジュールLの電源40は自動車電気システムから独立した電源であるため、発光モジュールLを設置するときに自動車の純正配線を変更する必要がない。発光モジュールLの取り付けの難易度を低下できる以外に、自動車の純正配線が維持され、自動車メーカーの無償保証状態に影響を与えないようにすることができる。具体的に言えば、電源40は充電式電池とすることができる。発光素子20がエレクトロルミネッセンスフィルムである場合、発光素子20の消費電力は非常に小さいため、電源40は一度充電してから長期間使用することができ、利便性が極めて高い。
図2および図9を参照すると、図9は、本考案の更なる実施形態に係る発光部品の本体10が自動車ステアリングホイールである場合の上面図である。本体10がカーステアリングホイールである実施形態では、本体10の握り部13は、中央部11を中心に、左右両側と上下両側に区分されてもよい。幾つかの実施形態では、本体10には、単一の発光モジュールLまたは複数の発光モジュールLを設けることができる。本体10の表面Fに複数の発光モジュールLを設ける場合、発光モジュールLは、握り部13の左右両側に同時に設けられ得る。または、握り部13の上下両側に同時に設けられ得るので、本考案はこれに限定されない。
図1を参照すると、一実施形態では、発光モジュールLは、タッチモジュール50をさらに含み、タッチモジュール50がコントローラ51と、タッチ部52と、を含み、コントローラ51が電源40、タッチ部52および発光素子20に電気的に接続される。ここで、タッチ部52は、タッチパネルであってもよい。本体10が自動車ステアリングホイールである実施形態では、コントローラ51は中央部11内に設けられることができ、タッチ部52が本体10の表面Fに設けられて、使用者のタッチ制御を受けることができる。タッチ部52は、タッチ制御、スライド制御または特定のジェスチャ制御であり得るが、本考案はこれらに限定されないことに留意されたい。この実施形態では、使用者がタッチ部52をタッチ操作すると、タッチ部52がタッチ信号を生成し、コントローラ51がタッチ信号を受信して、電源40および発光素子20を制御する。
図10を参照すると、図10は、本考案の一実施形態に係る発光部品の本体10が自動車用インテリアパネルである場合の外観立体図である。この実施形態では、本考案の本体10は、自動車用インテリアパネルであってもよい。具体的に言えば、本体10が自動車用インテリアパネルである場合、発光モジュールLはダッシュボードに設けられることができるが、これに限定されない。
図11を参照すると、図11は、本考案の一実施形態に係る発光部品の本体10がシートカバーである場合の外観立体図である。この実施形態では、本考案の本体10はカーシートカバーであってもよい。具体的に言えば、本体10がシートカバーである場合、発光モジュールLは、ヘッドレストまたは背もたれの位置に設けられ得るが、これに限定されない。
図12を参照すると、図12は、本考案の一実施形態に係る発光部品の本体10がシートクッショである場合の外観立体図である。この実施形態では、本考案の本体10は、自動車部品に設けられることに限定されず、バイク部品に設けられてもよい。この実施形態では、本体10はバイク用シートであってもよい。具体的に言えば、本体10がバイク用シートである場合、発光モジュールLは、バイク用シートの側面位置に設けられ得るが、これに限定されない。
図13を参照すると、図13は、本考案の一実施形態に係る発光部品の本体10がヘルメットである場合の外観立体図である。この実施形態では、本考案の本体10はヘルメットであってもよい。具体的に言えば、本体10がヘルメットである場合、発光モジュールLは、ヘルメットの背面に設けられ得るが、これに限定されない。
図14を参照すると、図14は、本考案の一実施形態に係る発光部品の本体10がフレームである場合の外観立体図である。この実施形態では、本考案の本体10は、自動車部品またはバイク部品に設けられることに限定されず、自転車部品に設けられてもよい。この実施形態では、本体10も自転車フレームであってもよい。具体的に言えば、本体10が自転車フレームである場合、発光モジュールLは、自転車フレームのいずれかのロッドの表面位置に設けられ得るが、これに限定されない。
図15を参照すると、図15は、本考案の一実施形態に係る発光部品の本体10がサイクリングジャージである場合の外観立体図である。この実施形態では、本考案の本体10はサイクリングジャージであってもよい。具体的に言えば、本体10がサイクリングジャージである場合、発光モジュールLは、サイクリングジャージの胸部位置に設けられ得るが、これに限定されない。
本考案の技術的内容は、好ましい実施例で上記通り開示され、そのような実施例により本考案の保護範囲が限定されるべきものではなく、当業者が本考案の精神から離れることなく種々の変更及び改変を為し得ることは、本考案の範囲に含めるものであるのが勿論である。よって本考案の保護範囲は、本明細書に添付する実用新案登録請求の範囲で定義しているものを基準とする。
10 本体
11 中央部
12 スポーク部
13 握り部
20 発光素子
30 光透過層
31 貫通孔
40 電源
50 タッチモジュール
51 コントローラ
52 タッチ部
C 凹溝
F 表面
F1 第1の表面
F2 第2の表面
H 深さ
H1 第1の深さ
H2 第2の深さ
L 発光モジュール
t1 第1の厚さ
t2 第2の厚さ

Claims (14)

  1. 表面を有する本体と、
    前記本体の表面に設けられ、光出射方向に向かって光線を出射する発光素子と、前記発光素子を覆い、複数の貫通孔を有し、前記貫通孔が前記光出射方向の延長範囲内に位置している光透過層と、を含む発光モジュールと、
    を含む、発光部品。
  2. 前記複数の貫通孔は、図形として並べられる、請求項1に記載の発光部品。
  3. 前記本体は、凹溝を有し、前記発光素子および前記光透過層が前記凹溝に収容される、請求項1に記載の発光部品。
  4. 前記凹溝は深さを有し、前記発光素子が第1の厚さを有し、前記光透過層が第2の厚さを有し、前記第1の厚さと前記第2の厚さの総和が前記深さに等しい、請求項3に記載の発光部品。
  5. 前記複数の貫通孔は、各々孔径を有し、前記光透過層が第2の厚さを有し、前記孔径と前記第2の厚さとの比が0.4〜0.6である、請求項1に記載の発光部品。
  6. 前記発光素子を電気的に接続するための電源を更に含む、請求項1に記載の発光部品。
  7. コントローラおよびタッチ部を更に含み、前記コントローラは前記電源および前記発光素子に電気的に接続され、前記タッチ部が前記表面に設けられる、請求項1に記載の発光部品。
  8. 前記本体は、ステアリングホイールである、請求項1に記載の発光部品。
  9. 前記本体は、シートカバーである、請求項1に記載の発光部品。
  10. 前記本体は、自動車用インテリアパネルである、請求項1に記載の発光部品。
  11. 前記本体は、シートである、請求項1に記載の発光部品。
  12. 前記本体は、サイクリングジャージである、請求項1に記載の発光部品。
  13. 前記本体は、フレームである、請求項1に記載の発光部品。
  14. 前記本体は、ヘルメットである、請求項1に記載の発光部品。
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