JP3225963U - 握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造 - Google Patents

握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造 Download PDF

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Abstract

【課題】握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造を提供する。【解決手段】握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造は、支持心管10を備える。支持心管10の外側には、物品を覆う弾性プラスチックカバー20が配設される。支持心管10は、連続した長尺状の帯体が螺旋状に巻かれて成形された中空管体からなる。帯体11の拡幅部両側の接合箇所には、開口が内側を向いた係合部と、開口が外側を向いた係合部とが設けられる。係合部は、凸部及び凹部を含む。凹部は、開口の方向にかけて小さくなっている斜面を有し、斜面により帯体11の凸部と凹部とが強めに係合され、熱風により溶接されて一体化される。支持心管10の帯体11は、ポリプロピレンからなる。弾性プラスチックカバー20は、ゴム又はシリコーンからなる。【選択図】図2

Description

本考案は、握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造に関するものである。
従来のハンドツール(例えばレンチ、ドライバー、ハンマー、ペンチなど)又は運動具(例えば、ゴルフクラブ、バドミントンラケット、テニスラケットなど)の握部、更にはコップ、瓶などの物品は、滑止め機能を備えて握り心地を良くするために、物品のハンドル又は外表面をプラスチック材料からなるプラスチックカバー又はプラスチックフィルムにより被覆されている。
上述したような従来のプラスチックカバー又はプラスチックフィルムで物品のハンドル又は外表面を覆うには、以下(1)〜(3)の3つの方式が採用されてきた。
(1)第一に、接着方式により物品のハンドルをプラスチックカバーで覆って固定する方式。
(2)第二に、プラスチックフィルムを巻いてロール状に成形して縫合した後、摺動方式で物品のハンドルに嵌合させる方式。
(3)第三に、物品のハンドルにプラスチックフィルムを重ねて巻き付ける方式等を挙げることができる。
しかし、上述した(1)〜(3)の何れの方式であっても物品のハンドルに取り付けたプラスチックカバー又はプラスチックフィルムは、長時間使用して力が加わると、その接着、縫合又は巻付の固定効果が次第に弱くなり、外れてしまう虞が指摘されてきた。
従って、本考案の課題は、長期間使用した場合においても、接合、縫合又は巻付けの固定作用の低下が抑制された握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造を提供することにある。
そこで、本考案者は、本考案の前記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、支持心菅を備え、その外側に物件を覆う弾性プラスチックカバーが配設され、支持心菅は、長尺状の帯体が螺旋状に巻かれて成形された中空菅体からなるものとすることにより本考案の前記課題を解決できることに着目し、本考案に想到するに至った。すなわち、上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、支持心管を備えた、握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造であって、前記支持心管の外側には、物品を覆う弾性プラスチックカバーが配設され、前記支持心管は、連続した長尺状の帯体が螺旋状に巻かれて成形された中空管体からなり、前記帯体の拡幅部両側の接合箇所には、開口が内側を向いた係合部と、開口が外側を向いた係合部とが設けられ、前記係合部は、凸部及び凹部を含み、前記凹部は、開口の方向にかけて小さくなっている斜面を有し、前記斜面により前記帯体の前記凸部と前記凹部とが強めに係合され、熱風により溶接されて一体化されることを特徴とする、握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造を提供する。
かくして、本考案の要旨は、次の(1)〜(9)に記載の通りのものである。
(1)支持心管を備えた、握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造であって、
前記支持心管の外側には、物品を覆う弾性プラスチックカバーが配設され、
前記支持心管は、連続した長尺状の帯体が螺旋状に巻かれて成形された中空管体からなり、前記帯体の拡幅部両側の接合箇所には、開口が内側を向いた係合部と、開口が外側を向いた係合部とが設けられ、前記係合部は、凸部及び凹部を含み、前記凹部は、開口の方向にかけて小さくなっている斜面を有し、前記斜面により前記帯体の前記凸部と前記凹部とが強めに係合され、熱風により溶接されて一体化されてなることを特徴とする握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
(2)前記支持心管の前記帯体は、ポリプロピレン(Polypropylene:PP)からなることを特徴とする前記(1)に記載の握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
(3)前記弾性プラスチックカバーは、ゴム又はシリコーンからなることを特徴とする前記(1)に記載の握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
(4)前記弾性プラスチックカバーの外表面には、滑止めパターンが設けられ、
前記滑止めパターンは、点、線、面の何れか1つ、何れか2つの組み合わせ又は何れか3つの組み合わせからなることを特徴とする前記(1)に記載の握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
(5)前記物品は、ハンドツールのレンチ、ドライバー、ハンマー、ペンチの握部であることを特徴とする前記(1)に記載の握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
(6)前記物品は、運動具のゴルフクラブ、バドミントンラケット、テニスラケットの握部であることを特徴とする前記(1)に記載の握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
(7)前記物品は、コップ、瓶の外表面であることを特徴とする前記(1)に記載の握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
(8)支持心管を備えた握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造であって、
前記支持心管は、連続した長尺状の帯体が螺旋状に巻かれて熱風により溶接されて成形された中空管体からなり、
成形装置は、螺旋巻取装置、熱風溶接装置及び切断成形装置を含み、
前記螺旋巻取装置は、フィードローラ、ウェブローラ及びニップローラを含み、前記フィードローラは、装置の前方に配設され、前記ウェブローラは、装置の上方に配設され、前記ニップローラは、装置の下方に配設され、前記フィードローラは、前記ウェブローラと前記ニップローラとの間の前方に配設され、前記ウェブローラ及び前記ニップローラは上下の関係に配設され、前記ウェブローラの軸心には、円形に配設されたストッパ部が外方に延び、前記ストッパ部の軸心には、円形に配設された巻軸が外方に延び、前記ストッパ部の外径は、前記巻軸の外径より大きく、前記ニップローラは前記ストッパ部に接触され、前記ニップローラが時計回りに回転すると、前記ウェブローラは逆時計回りに回転し、前記巻軸の円周面には、等間隔に配置された複数本のリブが設けられ、前記リブは、互いに平行に設けられるとともに、軸心が同じ方向を向き、前記リブと前記ニップローラとの間は、適宜な間隔に保たれ、前記間隔は、前記帯体の厚さに等しく、
前記熱風溶接装置は、前記フィードローラの上方に配設され、前記熱風溶接装置は、ノズルを有し、前記ノズルは、前記帯体の表面に接触され、
前記切断成形装置は、前記ウェブローラの前記巻軸の上方に配設されるとともに、カッターを有し、
前記フィードローラが時計回りに回転すると、前記ノズルから吹出た熱風により前記帯体が溶融状態になるまで加熱され、前記帯体が前記ウェブローラと前記ニップローラとの間に形成された間隙に連続して送り込まれ、前記帯体が前記巻軸の前記リブ上において螺旋方向に巻かれて前記中空管体が適宜な長さに成形された後、前記切断成形装置の前記カッターにより既に成形された前記支持心管が切断されることを特徴とする握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
(9)前記熱風溶接装置の前記ノズルから吹出る熱風温度は130〜170℃の範囲内にあることを特徴とする前記(8)に記載の握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
本考案の握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造は、帯体が外力を受けて引っ張られるときに、凸部と凹部との溶接個所で引き裂かれて剥がれて連続した長尺状の帯体に成形され、支持心管が次第に崩れて弾性プラスチックカバーにより物品の握部又は外部が覆われ、熱風により溶接するときの温度を一定に保つことができるため、溶接の強度が強すぎる又は弱すぎることがなく、引き裂きやすい上、弾性プラスチックカバーを支えることもできる。
本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造を示す分解斜視図及び部分拡大図である。 本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造の部分拡大図である。 本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造を示す断面図である。 本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造の帯体の第1の係合部と帯体の第2の係合部とを係合するときの状態を示す説明図である。 本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造をトルクレンチの握部に嵌設させる状態を示す説明図(1)である。 本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造をトルクレンチの握部に嵌設させる状態を示す説明図(2)である。 本考案の帯体を外に引出すときに、凸部と凹部との溶接個所で引き裂かれて剥がれる状態を示す断面図である。 本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造の弾性プラスチックカバーによりトルクレンチの握部表面を覆う動作を示す説明図である。 本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造の弾性プラスチックカバーによりトルクレンチの握部表面を覆う動作が完了した状態を示す説明図である。 本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造をゴルフクラブの握部に応用した状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造をバドミントンの握部に応用した状態を示す斜視図である。 連続した長尺状の帯体が螺旋状に巻かれて熱風により溶接されて中空管体に成形された状態を示す連続動作状態を示す説明図(1)である。 連続した長尺状の帯体が螺旋状に巻かれて熱風により溶接されて中空管体に成形された状態を示す連続動作状態を示す説明図(2)である。 連続した長尺状の帯体が螺旋状に巻かれて熱風により溶接されて中空管体に成形された状態を示す連続動作状態を示す説明図(3)である。 本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造の切断装置が下降し、支持心管を適宜な長さに切断する動作状態を示す説明図である。 本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造の切断装置が切断を完了する上昇動作を示す説明図である。
以下、図面により、本考案を具体的に説明する。もっとも、本考案は、かかる図面により限定されるものではない。
図1〜図4を参照する。図1は、本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造を示す斜視図である。図2は、本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造を示す分解斜視図及び部分拡大図である。図4は、本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造を示す断面図である。図1〜図4に示すように、本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造は、少なくとも支持心管10及び弾性プラスチックカバー20から構成されてなる。
支持心管10の帯体11は、ポリプロピレン(Polypropylene:PP)からなる。帯体11の拡幅部両側の接合箇所には、開口が内側を向いた第1の係合部12と、開口が外側を向いた第2の係合部13とが設けられている。第1の係合部12は、第1の凸部14及び第1の凹部15を含む。第1の凹部15は、開口の方向にかけて小さくなっている第1の斜面151を有する。第2の係合部13は、第2の凸部16及び第2の凹部17を含む。第2の凹部17は、開口の方向にかけて小さくなっている第2の斜面171を有し、帯体11の第1の係合部12の第1の凸部14及び第1の凹部15を、帯体11の第2の係合部13の第2の凸部16及び第2の凹部17に強めに係合させて一体化させることができる(図4を参照する)。支持心管10は、連続した長尺状の帯体11を螺旋方式で熱風により溶接して中空管体に成形し、ポリプロピレンの融点が130〜170℃の範囲内(材料の結晶度に依る)にあるため、熱風により溶接する温度範囲も130〜170℃の範囲内にある。
弾性プラスチックカバー20は、ゴム又はシリコーンからなる。弾性プラスチックカバー20は、弾性を有するため、物品の握部1の表面に強く巻き付けることができる。弾性プラスチックカバー20は、押し広げた後、支持心管10の外側に配設される。弾性プラスチックカバー20の外表面には、滑止めパターン21が設けられる。滑止めパターン21は、点、線、面の何れか1つ、何れか2つの組み合わせ又は何れか3つの組み合わせからなる。
本考案の握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造は、前記の通りの構成からなるものであり、その実際の操作について以下詳細に説明する。
図6〜図10を参照する。図5〜図9に示すように、トルクレンチの握部1に応用する場合、まず、ユーザはトルクレンチの握部1の外側面に直接外嵌してから(図6及び図7を参照する)、支持心管10の帯体11を外へ引出し、帯体11の第1の凸部14及び第1の凹部15が接合した帯体11の第2の凸部16と第2の凹部17との溶接個所で引き裂かれて剥がれ(図8を参照する)、弾性プラスチックカバー20によりトルクレンチの握部1の表面(図9及び図10を参照する)を覆い、滑止め防止及び握り心地が良い効果が得られる。
図11を参照する。図11は、本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造をゴルフクラブの握部に応用した状態を示す斜視図である。本実施形態の握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造は、ゴルフクラブの握部に応用しても、滑止め防止及び握り心地が良い効果が得られる。
図12を参照する。図12は、本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造をバドミントンの握部に応用した状態を示す斜視図である。図12に示すように、本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造は、バドミントンのハンドルに応用しても、滑止め防止及び握り心地が良い効果が得られる。
図13〜図15を参照する。図13〜図15は、連続した長尺状の帯体が螺旋状に巻かれて熱風により溶接されて中空管体に成形された状態を示す連続動作状態を示す説明図(1)〜(3)である。図13〜図15に示すように、本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造は、螺旋巻取装置30、熱風溶接装置40及び切断成形装置50を含む。
上述した螺旋巻取装置30は、フィードローラ31、ウェブローラ32及びニップローラ33を含む。フィードローラ31は、装置の前方に配設される。ウェブローラ32は、装置の上方に配設される。ニップローラ33は、装置の下方に配設される。フィードローラ31は、ウェブローラ32とニップローラ33との間の前方に配設される。ウェブローラ32及びニップローラ33は上下の関係に配設される。ウェブローラ32の軸心には、円形に配設されたストッパ部34が外方に延びる。ストッパ部34の軸心には、円形に配設された巻軸35が外方に延びる。ストッパ部34の外径は、巻軸35の外径より大きく、ニップローラ33はストッパ部34に貼り合わされる。ニップローラ33が時計回りに回転すると、ウェブローラ32は逆時計回りに回転する。巻軸35の円周面には、等間隔に配置した複数本のリブ36が設けられる。複数本のリブ36は、互いに平行に設けられ、軸心が同じ方向を向いている。複数本のリブ36とニップローラ33との間は、適宜な間隔に保たれ、その間隔は、帯体11の厚さに等しい。フィードローラ31が時計回りに回転すると、帯体11がウェブローラ32とニップローラ33との間に形成された間隙に連続して搬送されるとともに、帯体11が巻軸35の複数本のリブ36上において螺旋方向で巻かれて中空管体に成形される。
熱風溶接装置40は、45度の傾斜角度でフィードローラ31の上方に設置される。熱風溶接装置40は、ノズル41を有する。ノズル41は、帯体11の表面に接触され、ノズル41から吹出る熱風により帯体11を溶接し、帯体11の第1の係合部12は、第1の凸部14及び第1の凹部15に帯体11の第2の係合部13の第2の凸部16及び第2の凹部17が係合され、溶接により一体化される。
切断成形装置50は、90度の傾斜角度でウェブローラ32の巻軸35の上方に配設される。切断成形装置50は、カッター51を有する。図16及び図17を参照する。図16は、本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造の切断装置が下降し、支持心管を適宜な長さに切断する動作状態を示す説明図である。図17は、本考案の一実施形態に係る握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造の切断装置が切断を完了する上昇動作を示す説明図である。図16及び図17に示すように、支持心管10を巻き取って適宜な長さに成形した後、切断成形装置50のカッター51を下げて既に成形した支持心管10を切断し、切断が完了した後、切断成形装置50のカッター51が元の位置まで上昇する。
1 握部
10 支持心管
11 帯体
12 第1の係合部
13 第2の係合部
14 第1の凸部
15 第1の凹部
16 第2の凸部
17 第2の凹部
20 弾性プラスチックカバー
21 滑止めパターン
30 螺旋巻取装置
31 フィードローラ
32 ウェブローラ
33 ニップローラ
34 ストッパ部
35 巻軸
36 リブ
40 熱風溶接装置
41 ノズル
50 切断成形装置
51 カッター
151 第1の斜面
171 第2の斜面

Claims (9)

  1. 支持心管を備えた、握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造であって、
    前記支持心管の外側には、物品を覆う弾性プラスチックカバーが配設され、
    前記支持心管は、連続した長尺状の帯体が螺旋状に巻かれて成形された中空管体からなり、前記帯体の拡幅部両側の接合箇所には、開口が内側を向いた係合部と、開口が外側を向いた係合部とが設けられ、前記係合部は、凸部及び凹部を含み、前記凹部は、開口の方向にかけて小さくなっている斜面を有し、前記斜面により前記帯体の前記凸部と前記凹部とが強めに係合され、熱風により溶接されて一体化されてなることを特徴とする握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
  2. 前記支持心管の前記帯体は、ポリプロピレン(Polypropylene:PP)からなることを特徴とする請求項1に記載の握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
  3. 前記弾性プラスチックカバーは、ゴム又はシリコーンからなることを特徴とする請求項1に記載の握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
  4. 前記弾性プラスチックカバーの外表面には、滑止めパターンが設けられ、
    前記滑止めパターンは、点、線、面の何れか1つ、何れか2つの組み合わせ又は何れか3つの組み合わせからなることを特徴とする請求項1に記載の握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
  5. 前記物品は、ハンドツールのレンチ、ドライバー、ハンマー、ペンチの握部であることを特徴とする請求項1に記載の握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
  6. 前記物品は、運動具のゴルフクラブ、バドミントンラケット、テニスラケットの握部であることを特徴とする請求項1に記載の握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
  7. 前記物品は、コップ、瓶の外表面であることを特徴とする請求項1に記載の握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
  8. 支持心管を備えた握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造であって、
    前記支持心管は、連続した長尺状の帯体が螺旋状に巻かれて熱風により溶接されて成形された中空管体からなり、
    成形装置は、螺旋巻取装置、熱風溶接装置及び切断成形装置を含み、
    前記螺旋巻取装置は、フィードローラ、ウェブローラ及びニップローラを含み、前記フィードローラは、装置の前方に配設され、前記ウェブローラは、装置の上方に配設され、前記ニップローラは、装置の下方に配設され、前記フィードローラは、前記ウェブローラと前記ニップローラとの間の前方に配設され、前記ウェブローラ及び前記ニップローラは上下の関係に配設され、前記ウェブローラの軸心には、円形に配設されたストッパ部が外方に延び、前記ストッパ部の軸心には、円形に配設された巻軸が外方に延び、前記ストッパ部の外径は、前記巻軸の外径より大きく、前記ニップローラは前記ストッパ部に接触され、前記ニップローラが時計回りに回転すると、前記ウェブローラは逆時計回りに回転し、前記巻軸の円周面には、等間隔に配置された複数本のリブが設けられ、前記リブは、互いに平行に設けられるとともに、軸心が同じ方向を向き、前記リブと前記ニップローラとの間は、適宜な間隔に保たれ、前記間隔は、前記帯体の厚さに等しく、
    前記熱風溶接装置は、前記フィードローラの上方に配設され、前記熱風溶接装置は、ノズルを有し、前記ノズルは、前記帯体の表面に接触され、
    前記切断成形装置は、前記ウェブローラの前記巻軸の上方に配設されるとともに、カッターを有し、
    前記フィードローラが時計回りに回転すると、前記ノズルから吹出た熱風により前記帯体が溶融状態になるまで加熱され、前記帯体が前記ウェブローラと前記ニップローラとの間に形成された間隙に連続して送り込まれ、前記帯体が前記巻軸の前記リブ上において螺旋方向に巻かれて前記中空管体が適宜な長さに成形された後、前記切断成形装置の前記カッターにより既に成形された前記支持心管が切断されることを特徴とする握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
  9. 前記熱風溶接装置の前記ノズルから吹出る熱風温度は130〜170℃の範囲内にあることを特徴とする請求項8に記載の握部の滑止めプラスチックカバー被覆構造。
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