JP3225791U - 回転式板状体発電機 - Google Patents

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孝幸 櫻井
孝幸 櫻井
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Abstract

【課題】コギングトルクおよび磁力抵抗を低減した回転式発電機を提供する。【解決手段】複数の発電用永久磁石を配置した永久磁石搭載板状体457、458、複数のコイルを配置したコイル搭載板状体459を含み、発電用永久磁石の磁極とコイル搭載板状体に配置されたコイルの端面とは略平行に配置され、永久磁石搭載板状体またはコイル搭載板状体が中心の回転軸494のまわりに回転することによって、コイル搭載板状体に配置されたコイルに誘導電圧を発生させて発電する回転式板状体発電機であって、コイル搭載板状体において、同心円状に配置されたコイル484の内側にリング状にコイル搭載板状体反発用永久磁石21が配置され、コイル搭載板状体に対面する永久磁石搭載板状体において、コイル搭載板状体反発用永久磁石に対面して、同極性の永久磁石搭載板状体反発用永久磁石31〜34、41〜44が配置されている。【選択図】図1

Description

本考案は、永久磁石およびコイルを用いた回転式発電機に関する。
社会生活に必要な電気は、電力会社の火力発電所や原子力発電所等において大型タービンを回した発電機から得られている。これらの発電所で得られた電気は、高圧にして送電線を通して消費地に運ばれる。しかしこの発電および送電システムは長距離の送電線を通して行なわれるので、送電ロスが大きくエネルギー効率が余り良くない。さらに、近年の原子力発電所の事故を起因とした原子力発電所等の停止からも分かるように、1か所の発電所が問題を起こすと、広範な地域において大きな影響を及ぼす。このような問題を回避し、循環型社会を実現するために、近年スマートグリッドの構築が叫ばれている。このスマートグリッドは、電気という問題に限れば、限定された領域で小規模の発電を行ない、発生した電気をその地域内に供給しその地域内で消費し、他の地域からの電気の供給を受けないというものである。逆に多数の地域でスマートグリッドを構築しそれらの間を接続しておけば、一部の地域のスマートフリッドに問題が発生した場合にも他の地域から電気供給を受けることもでき、また相互に融通しあえるので、電気の安定供給という課題も実現できる。
本考案者は、以前水流を利用して発電を行なう揚水式のマイクロ発電システムを提案した。(特許文献1)この揚水式のマイクロ発電システムは、水を貯留する貯水槽と、貯水槽の下方に配置され、一端が貯水槽に連通し他端に向かって下降している導水管と、一端が導水管の他端に連通しており、他端に向かって上昇している復水管と、導水管の途中に設けられ、導水管を流れる水流を利用して発電する複数の発電ユニットと、復水管の他端に接続されており、復水管内の水を貯水槽内に排出するポンプと、複数の発電ユニットに接続されており、複数の発電ユニットからの電力によって充電されると共にポンプに電力を供給する電源装置とを備えている。この発明によれば、ポンプが復水管内の水を排出することによって生じる吸引力により、復水管及び導水管内に一様な吸引流を発生させ、導水管を流れる上述の水流を形成するように構成されている。
本考案者は、揚水式のマイクロ発電システムを実現するために、さらに具体的な回転式発電機を発明した。(特許文献2)そこに使用される(従来の)回転式円板体発電機を図2に示す。図2(a)に示すように、回転式円板体発電機は、コイル490を多数搭載したコイル搭載円板体459に平行に対面して永久磁石(491、492、493)を多数搭載した永久磁石搭載円板体457および458が配置されており、固定されたコイル搭載円板体459に対して、同軸の回転軸494に取り付けられた永久磁石搭載円板体457および459が回転する構造となっている。同じ永久磁石搭載円板体(457、459)では、隣接する永久磁石は、たとえば永久磁石491および492のように、磁極が逆になるように永久磁石搭載円板体に配置されている。
図2(c)はコイル搭載円板体480(図2(a)におけるコイル搭載円板体459の底面と考えれば良い)の円板面(底面)481におけるコイルの配置を示す図であり、図2(b)はコイル搭載円板体480を挟んで平行に対面する永久磁石搭載円板体460(図2(a)における永久磁石搭載円板体457の底面と考えれば良い)のコイル搭載円板体480を向いた円板面(底面)461における永久磁石の配置を示す図であり、図2(d)はコイル搭載円板体480を挟んで平行に対面する永久磁石搭載円板体470(図2(a)における永久磁石搭載円板体458の底面と考えれば良い)のコイル搭載円板体480を向いた円板面(底面)471における永久磁石の配置を示す図である。
コイル搭載円板体480において、多数のコイル484は、同心円485、486、487上に配置されている。また、永久磁石搭載円板体460において、多数の永久磁石463、464は同心円465、466、467上に配置されており、同心円上で隣接する永久磁石463と464の磁極(面)は逆になっている。また、永久磁石搭載円板体470において、多数の永久磁石473、474は同心円475、476、477上に配置されており、同心円上で隣接する永久磁石463と464の磁極(面)は逆になっている。永久磁石搭載円板体460は回転軸462に取り付けられて(固定されて)おり、永久磁石搭載円板体470は回転軸472に取り付けられて(固定されて)いるが、この回転軸462と472は同じ軸である。(図2(a)の回転軸494と考えれば良い。)コイル搭載円板体480は固定されているので、その中心部分には回転軸482が通る孔483が空いており、回転軸482が回転してもコイル搭載円板体480には接触しない。尚、この回転軸482は回転軸462と472は同じ軸である。(図2(a)の回転軸494と考えれば良い。)
永久磁石搭載円板体460の同心円465、466、467は永久磁石搭載円板体470の同心円475、476、477とほぼ同じ半径となっており、また永久磁石搭載円板体460の同心円465、466、467上に配置される永久磁石(463、464)の数は、永久磁石搭載円板体470の同心円475、476、477上に配置される永久磁石(473、474)の数は同じであり、回転軸462(472)に取り付けられた(固定された)永久磁石搭載円板体460および470の永久磁石は互いに対向(対面)しており、かつ対面する磁極(面)は逆極(すなわち、S極に対してN極)となっている。従って対向する永久磁石搭載円板体460および470において、これらの逆極になっている永久磁石同士で磁界が最大になっており、またその隣接する永久磁石同士では逆向きの磁界が最大になっている。
これらの永久磁石搭載円板体460および470の間にコイル搭載円板体480が配置されているが、永久磁石搭載円板体460および470が回転すると、永久磁石搭載円板体460および470に配置された永久磁石の間に発生している磁界と逆向き磁界の間をコイル484が横切るので、コイルに誘導電流が発生して発電する。
特開2012−193730 特開2018−126047
図2に示す回転式円板体発電機は、最大正磁界と最大逆磁界の間を高速でコイルが回転していくので、発生する電力は大きく効率は良いが、対向する永久磁石搭載円板体460および470の対面する多数の永久磁石は互いに逆極なので、永久磁石搭載円板体460および470同士が引き合い、永久磁石搭載円板体の回転が不安定になるとともに回転を抑止する。すなわち、コギングトルクや磁力抵抗が大きくなり回転エネルギーが低下する。また、対向する永久磁石搭載円板体460および470はその間隔方向にばたつくので、永久磁石搭載円板体460および470がその間に配置される固定されたコイル搭載円板体480と接触して、永久磁石搭載円板体やコイル搭載円板体が損傷する危険性もある。この永久磁石搭載円板体やコイル搭載円板体が損傷を防止するために、永久磁石搭載円板体460および470とコイル搭載円板体480との間隔を大きくせざるを得ないので、その間に発生する磁界強度は小さくなるから、発電量が低下して発電効率が悪くなる。さらに、回転式円板体発電機のサイズが大きくなってしまうとい問題も発生する。
上記課題を解決するために、本考案は永久磁石搭載板状体(円板体)およびコイル搭載板状体(円板体)に反発用永久磁石を載置する。具体的には、以下の特徴を有する。
(1)本考案は、複数の永久磁石(発電用永久磁石という)が配置された永久磁石搭載板状体、および複数のコイルが配置されたコイル搭載板状体を含み、前記永久磁石搭載板状体または前記コイル搭載板状体がその中心のまわりに回転することによって、前記コイル搭載板状体に配置された前記コイルに誘導電圧を発生させて発電する回転式板状体発電機であって、前記コイルが配置された領域よりも中心側に永久磁石(コイル搭載板状体反発用永久磁石という)が配置されており、前記コイル搭載板状体に対面する永久磁石搭載板状体において、前記コイル搭載板状体反発用永久磁石に対面して永久磁石(永久磁石搭載板状体反発用永久磁石という)が配置されており、前記対面するコイル搭載板状体反発用永久磁石と前記永久磁石搭載板状体反発用永久磁石の磁極は同極性であることを特徴とする回転式板状体発電機であり、前記コイル搭載板状体反発用永久磁石はリング状また円板状に配置されており、前記永久磁石搭載板状体反発用永久磁石は、離間した複数の永久磁石であり、前記永久磁石搭載板状体反発用永久磁石の数は4個であることを特徴とする。
(2)本考案は、(1)に加えて、前記永久磁石搭載板状体に配置された前記発電用永久磁石の磁極(磁極面)と前記コイル搭載板状体に配置された前記コイルの端面とは略平行に配置されているか、および/または、前記発電用永久磁石の軸の方向(垂直磁界方向)が前記コイルの軸の方向と略同じとなるように配置されており、さらに、前記永久磁石搭載板状体に配置された複数の発電用永久磁石は、1つの略円または2つ以上の略同心円上に少なくとも配置され、前記1つの略円または2つ以上の略同心円の円周上に配置された隣接する発電用永久磁石の前記永久磁石搭載板状体の底面側にある磁極は互いに逆極であり、前記コイル搭載板状体に配置された複数のコイルは、1つの略円または2つ以上の略同心円上に少なくとも配置されており、少なくとも1つの永久磁石搭載板状体と少なくとも1つのコイル搭載板状体が略平行に配置されていることを特徴とする。
(3)本考案は、(1)および/または(2)に加えて、前記永久磁石搭載板状体の永久磁石が配置された前記1つの略円または2つ以上の略同心円の半径は、これと対面する前記コイル搭載板状体のコイルが配置された前記1つの略円または2つ以上の略同心円の半径と略等しいことを特徴とし、複数の永久磁石搭載板状体が回転し、前記コイル搭載板状体が固定する場合において、前記複数の永久磁石搭載板状体は同じ回転軸に取り付けられており、隣接する永久磁石搭載板状体に配置された発電用永久磁石は、互いに対向しているとともに、対向する磁極は互いに逆極性であることを特徴とする。
従来の回転式板状体発電機は、発電用永久磁石同士に引力が働きコギングトルクや磁気抵抗が大きく発電効率を高くできないが、本考案は、コイル搭載板状体と永久磁石搭載板状体に反発用永久磁石を載置しているので、コギングトルクや磁気抵抗を低減できるので、本考案の発電効率を高めることができる。また、永久磁石搭載板状体等の回転を安定できるので、対面するコイル搭載板状体と永久磁石搭載板状体との間隔を小さくできるので、回転式板状体発電機のサイズを小さくすることができる。
図1は、本考案の回転式板状体発電機を示す図である。 図2は、従来の回転式板状体発電機を示す図である。
本考案は、回転式円板体発電機におけるコギングトルクや磁気(磁力)抵抗を低減し、より効率が良く小型化可能な構造を有する回転式円板体発電機を提供するものである。図1は、本考案の回転式発電機を示す図である。図2と同じ(または類似の)部材および構造については同一の符号を付す。正面図の図1(a)に示すように、コイル搭載円板体(またはコイル搭載板状体とも呼ぶ)459を永久磁石搭載円板体(または永久磁石搭載板状体とも呼ぶ)457および458が離間して挟んでいる。本考案の回転式円板体発電機の構造は、両端に配置されるコイル搭載円板体52、56を除いてこの関係になっている。
また、図1(b)、(c)、(d)に示すように、発電用のコイルおよびそのコイルに対応する永久磁石は、それぞれ、コイル搭載円板体、それを挟む永久磁石搭載円板体において外側から2段の同心円上(コイル搭載円板体480(459と同じ)では、同心円485、486、永久磁石搭載円板体460(457または458と同じ)では、同心円465、466、永久磁石搭載円板体470(457または458と同じ)では、同心円475、476)に配置されている。本考案では、これらの同心円の内側(円板体の中心側)に永久磁石が配置されている。すなわち、コイル搭載円板体480では、外側から2段目の同心円486上に配置されたコイル484の内側にリング状の永久磁石21が配置されている。リング状とは、円板状から内側(中心側)がない形状であるから、ドーナッツ状と表現することもできる。
外側から1段目の同心円485の半径をR1c、2段目の同心円486の半径をR2c、リング状永久磁石21の外側の半径をR3c、リング状永久磁石21の内側の半径をR4c、また2段目の同心円上に配置されたコイルの外側で円板体480の中心側に近い部分までの中心Ocからの距離をR5cとすれば、当然R1c>R2c>R3c>R4cとなる。コイル484の断面が半径r0の円形形状とすれば、R5c+r0≒r2cとなる。また、R4cはコイル搭載円板体480の孔(中心孔または回転軸孔と呼んでも良い)483の半径よりも大きい。さらに、リング状永久磁石21はコイル484の内側に配置されるので、R5c>R3cとなる。リング状永久磁石21は、コイル搭載円板体480に対面する永久磁石搭載円板体460や470に配置される永久磁石463や464、永久磁石473や474との干渉(磁界)を小さくするために、R3cがR5cよりも少なくともコイル484の幅(円形ならばその直径)分小さくすることが望ましい。尚、コイル搭載円板体480の中心部は孔483が空いており、その孔483の内側に回転軸482が配置されているので、この回転軸482の中心または孔483の中心が、同心円の中心Ocと考えて良いので、半径はこの中心Ocからの距離となる。
コイル搭載円板体480の一方の面に対面する永久磁石搭載円板体460において、発電用の永久磁石463、464もコイル搭載円板体480の2段の同心円に合わせて2段の同心円上に配列される。すなわち、外側から1段目の同心円465の半径をR1b、2段目の同心円466の半径をR2bとすれば、R1bおよびR2bはそれぞれR1cおよびR2cにほぼ等しい。(R1b≒R1c、R2b≒R2c)本考案は、2段目の同心円466上に配列した永久磁石463、464の内側において、永久磁石31、32、33、34が配置されている。これらの永久磁石31〜34はランダムに配置されているわけではなく、半径R3bと半径R4b(R3b>R4b)の円(破線で示す)の間22に配置されており、サイズや形状もほぼ同じであることが望ましく、また配置間隔もほぼ等しいことが望ましい。形状は図1(b)に示すような角形のほか、円形、三角形、楕円形、あるいは、リング状で間が抜けているものでも良いし、完全なリング状(この場合は、永久磁石31〜34が連続している)でも良く、コギングトルクを可能な限り低減する大きさ・形状となるように適宜選択できる。
半径R3bはコイル搭載円板体のリング状永久磁石21の外側半径(外径)R3cとほぼ同じであり、半径R4bはコイル搭載円板体のリング状永久磁石21の内側半径(外径)R4cとほぼ同じである。すなわち、半径R3bと半径R4b(R3b>R4b)の円(破線で示す)の間22の位置はコイル搭載円板体のリング状永久磁石21の位置とほぼ同じである。2段目の同心円466上に配列した永久磁石463、464の内側の円の半径をR5bとすれば、R2b>R5b>R3bとなる。(発電用)永久磁石463、464の底面が円形であれば、永久磁石463、464の中心が同心円466上にほぼ配置されるので、永久磁石463、464の半径をrbとすれば、R5b≒R2b−rbとなる。同一円板面で、これらの永久磁石31〜34の極性は同極であり、かつ対面するコイル搭載円板体480に配置されたリング状永久磁石21の極性と同極である。すなわち、コイル搭載円板体480のリング状永久磁石21の磁極がS極ならば、これと対面する永久磁石搭載円板体の磁極もS極となっている。従って、リング状永久磁石21と永久磁石31〜34は反発し合う。本願では、これらを反発(用)永久磁石と記載することもある。
コイル搭載円板体480の他方の面に対面する永久磁石搭載円板体470において、発電用の永久磁石473、474もコイル搭載円板体480の2段の同心円に合わせて2段の同心円上に配列される。すなわち、外側から1段目の同心円475の半径をR1d、2段目の同心円476の半径をR2dとすれば、R1dおよびR2dはそれぞれR1cおよびR2cにほぼ等しい。(R1d≒R1c、R2d≒R2c)本考案は、2段目の同心円476上に配列した永久磁石473、474の内側において、永久磁石41、42、43、44が配置されている。これらの永久磁石41〜44はランダムに配置されているわけではなく、半径R3dと半径R4d(R3d>R4d)の円(破線で示す)の間23に配置されており、サイズや形状もほぼ同じであることが望ましく、また配置間隔もほぼ等しいことが望ましい。形状は図1(b)に示すような角形や円形、三角形、楕円形、あるいは、リング状で間が抜けているものでも良いし、完全なリング状(この場合は、永久磁石41〜44が連続している)でも良く、コギングトルクを可能な限り低減する大きさ・形状となるように適宜選択できる。
半径R3dはコイル搭載円板体のリング状永久磁石21の外側半径(外径)R3cとほぼ同じであり、半径R4dはコイル搭載円板体のリング状永久磁石21の内側半径(外径)R4cとほぼ同じである。すなわち、半径R3dと半径R4d(R3d>R4d)の円(破線で示す)の間23の位置はコイル搭載円板体のリング状永久磁石21の位置とほぼ同じである。2段目の同心円476上に配列した永久磁石473、474の内側の円の半径をR5dとすれば、R2d>R5d>R3dとなる。永久磁石473、474の底面が円形であれば、永久磁石473、474の中心が同心円476上にほぼ配置されるので、永久磁石473、474の半径をrdとすれば、R5d≒R2d−rdとなる。これらの永久磁石41〜44の極性は同極であり、かつ対面するコイル搭載円板体480に配置されたリング状永久磁石21の極性と同極である。すなわち、コイル搭載円板体480のリング状永久磁石21の磁極がN極ならば、これと対面する永久磁石搭載円板体の磁極もN極となっている。
(コイル搭載円板体480のリング状永久磁石21の磁極の一方がS極ならば、コイル搭載円板体480のリング状永久磁石21の磁極の他方はN極となる。)従って、リング状永久磁石21と永久磁石41〜44は反発し合う。本願では、これらを反発(用)永久磁石と記載することもある。
2つの永久磁石搭載円板体460と470において、同心円上に配置された互いに対面する永久磁石は互いに逆極であるから、互いに引き合う力が働く。これに対して、コイル搭載円板体とその両面に対面する2つの永久磁石搭載円板体は互いに反発する力が働くので、コイル搭載円板体に配置されたリング状永久磁石と2つの永久磁石搭載円板体に配置された同極の永久磁石(31〜34、41〜44)のサイズと数(または面積)を適宜調整することによって、引き合う力と反発する力を相殺する(釣り合わせる)ことができる。この結果、コギングトルクや磁力抵抗を低減することができるので、永久磁石搭載円板体の回転効率を向上させることができ、発電効率も向上することができる。また、従来の回転式発電機は一方的に引き合う力が働くので、回転中に永久磁石搭載円板体が不安定になる恐れがあり、しいてはコイル搭載円板体と接触してお互いに破損する可能性があるから、永久磁石搭載円板体とコイル搭載円板体との間隔を余裕を持って大きくする必要があり、回転式発電機のサイズも大きくせざるを得なかった。この結果、永久磁石同士の間隔も大きくなるので、磁界も小さくなるという問題も発生し、発電効率も悪くなる。これに対して、本考案の回転式発電機は、回転する永久磁石搭載円板体は安定するから、永久磁石搭載円板体とコイル搭載円板体との間隔を小さくすることができるので、回転式発電機のサイズも小さくすることができる。この結果、永久磁石同士の間隔も小さくなるので、磁界も大きくなり発電効率を向上させることもできる。
図2に示す従来の回転式発電機において、図2(a)に示すように、発電機の両外側には回転する永久磁石搭載円板体が配置されているが、図1(a)に示すように、最外側にコイル搭載円板体52および56が配置されていても良い。これらのコイル搭載円板体52および56は図1(a)に示すように発電機枠体218(218−1、2、3、4)に固定されており、コイル搭載円板体52および56の一方の側には離間して回転可能な永久磁石搭載円板体が配置されており、コイル搭載円板体52および56の他方の側(最外側になる)には、コイル51や55の端面に近接して鉄板やフェライト板等の磁性体板53、57が配置されており、磁界を反射させて磁場を高めている。これらの磁性体板53、57は図1(a)に示すように、コイル搭載円板体52および56に配置しても良いし、コイル搭載円板体52および56から離間して配置しても良いが、磁界を強くするために近接することが望ましい。電気的に絶縁されていればコイル51や58の端面と接触しても良い。この磁性体板53、57の代わりに、コイル51や55の端面に近接して永久磁石搭載円板体に配置される発電用の永久磁石を配置することもできる。ただし、これらの永久磁石は回転軸には取り付けずに発電機枠体218に固定される。また、コイル51、55、490等にコア54、58を挿入して磁力を増大させても良い。
図1(b)〜図1(c)の説明から分かるが、発電機の両外側端に配置されるコイル搭載円板体52および56を除いたコイル搭載円板体72、459におけるコイルおよびコギングトルク・磁力抵抗低減用永久磁石の配置は、コイル搭載円板体72、459の厚み方向において、正面図(透視的な模式図で描写)である図1(a)のように配置されている。ただし、この図1(a)の図では、重なっているコイルや永久磁石などは全部記載されていないので、図1(b)〜図1(c)の図を参照しながらそれらの配置を考える必要がある。
コイル490は、コイル搭載円板体72、459の厚み方向に配置されており、コイル490の一端面がコイル搭載円板体72、459の一方の底面に近接して、またコイル490の他端面がコイル搭載円板体72、459の他方の底面に近接して配置される。コイルの端面と発電用の永久磁石はできるだけ接近させた方が永久磁石の作る磁界強度が強くなるからである。
コギングトルク・磁力抵抗低減用永久磁石(反発用(または欣力用)永久磁石とも言う)75、77も図1(a)に示すように、コイル搭載円板体72、459の厚み方向に配置されており、反発用永久磁石75、77の一端面がコイル搭載円板体72、459の一方の底面に近接して、また反発用永久磁石75、77の他端面がコイル搭載円板体72、459の他方の底面に近接して配置される。従って、コイル搭載円板体72、459の一端面側の反発用永久磁石の極性とコイル搭載円板体72、459の他端面側の反発用永久磁石の極性は逆極になる。コイル搭載円板体に載置される反発用永久磁石をコイル搭載円板体反発用永久磁石と呼んでも良い。
永久磁石搭載円板体71、457、458において、反発用永久磁石74、76、78も図1(a)に示すように、永久磁石搭載円板体71、457、458の厚み方向に配置されており、反発用永久磁石74、76、78の一端面が永久磁石搭載円板体71、457、458の一方の底面に近接して、反発用永久磁石74、76、78の他端面が永久磁石搭載円板体71、457、458の他方の底面に近接して配置される。従って、永久磁石搭載円板体71、457、458の一端面側の反発用永久磁石の極性と永久磁石搭載円板体71、457、458の他端面側の反発用永久磁石の極性は逆極になる。永久磁石搭載円板体に載置される反発用永久磁石を永久磁石搭載円板体反発用永久磁石と呼んでも良い。
また、図1(b)、(c)、(d)において説明したように、コイル搭載円板体72、459に配置される反発用永久磁石75、77と対面する永久磁石搭載円板体71、457、458に配置される反発用永久磁石74、76、78は互いに同極性となっている。コイル搭載円板体72、459に配置される反発用永久磁石75、77とこれらを挟む永久磁石搭載円板体71、457、458に搭載される反発用永久磁石74、76、78との距離は短い方が良いので、これらの永久磁石も各搭載円板体の底面に近接して配置される。
コイル搭載円板体72、459に配置される反発用永久磁石75、77とこれらを挟む永久磁石搭載円板体71、457、458に搭載される反発用永久磁石74、76、78等は、各円板体の一端面から他端面に連続する一体物として記載しているが、分割されていても良い。(たとえば、2つ)分割のメリットは永久磁石の量を減らすことができることである。ただし、反発用永久磁石が分割されていても、コイル搭載円板体72、459に配置される反発用永久磁石75、77と対面する永久磁石搭載円板体71、457、458に配置される反発用永久磁石74、76、78は互いに同極性となることに変わりはない。
図1(a)に示すように、発電機の両外側端に配置されるコイル搭載円板体52、56にも反発用永久磁石79、80が配置される。この反発用永久磁石79、80の底面側形状は、これまでに説明したようなリング状等であり、そのサイズ等もこれまでに説明した内容と同様である。図1(a)では、コイル搭載円板体52、56の厚み方向に、反発用永久磁石79、80がコイル搭載円板体52、56の一端面から他端面まで配置されているが、コイル搭載円板体52、56の他端面には永久磁石搭載円板体は配置されておらず、固定した磁性体板53、57が配置されているので、反発用永久磁石79、80はコイル搭載円板体52、56の一端面だけに配置されていれば良い。従って、永久磁石の量を減少させることができ、コストを低減できる。当然、反発用永久磁石79、80のコイル搭載円板体52、56の一端面側の極性は、それと対面する永久磁石搭載円板体458、71に配置される、反発用永久磁石74、78の極性と同極になっている。
図1(c)では、永久磁石21はリング状の場合を示したが、R4cを軸孔の半径と同じとすれば、コイル搭載円板体480のR3cより内側全体が永久磁石21となる。中心付近の回転軸が通る軸孔はあるが、内側全体が永久磁石21となる場合を円板状と考えても良い。この場合、永久磁石搭載円板体460、470に配置される永久磁石31〜34、41〜44もコイル搭載円板体480に配置された永久磁石21の領域に対応(対面)した永久磁石搭載円板体460、470の領域に配置される。すなわち、永久磁石搭載円板体460、470において、R3b、R3dより内側で回転軸半径より外側の領域に配置される。この場合も永久磁石31〜34、41〜44の数もこれら(4個)に限定されず、もっと多く分割して配置されても良いし、より少なくても(2個または3個)良く、また一体(1個)になっても良い。それらの形状も円形(奥行きがあるので、円柱状である、他も同様)、楕円形、三角形、多角形等の形状でも良いが、対称な形状(たとえば、正多角形、円形、正方形)が望ましい。また、分割して配置する場合は、それらの間隔が略等しく配置されることが望ましい。重要なことは、コイル搭載円板体480を挟んで永久磁石搭載円板体460、470同士の引き合う力(引力)とコイル搭載円板体480と永久磁石搭載円板体460、470との反発する力(斤力)を相殺させて、コギングトルクや磁力抵抗を低減させることであり、そのようになるようにお互いの永久磁石領域(21、22、23)に永久磁石を配置することである。さらに、図1では、発電用のコイル、永久磁石を2段の同心円上に配列しているが、これらは、1段でも3段以上でも良く、発電機とコイルのサイズを考慮しながら、発電量を増大させるとともにコギングトルクも低減して発電効率を増大させるように適宜選択すれば良い。
発電用として使用される永久磁石は、ネオジウム、サマリウムコバルト等の磁力の強いものが望ましいが、内側に使用される欣力(反発力)用の永久磁石は、それほど強力な永久磁石でなくとも良い。(すなわち、対向する発電用永久磁石はコイル搭載円板体を挟んでおり、離間距離も大きいので、1組の対向する永久磁石同士の引力はさほど大きくはないが、反発用永久磁石同士の離間距離は小さいので、1組の対向する永久磁石同士の反発(欣力)は大きい。)たとえば、フェライト磁石や純鉄磁石が挙げられる。前述したように、引力と欣力(反発力)が相殺されるように、永久磁石の種類、形状、サイズを適宜選択すれば良い。本考案は、回転しても永久磁石搭載板状体に搭載した反発用永久磁石(永久磁石搭載板状体反発用永久磁石という)とコイル搭載板状体に搭載した反発用永久磁石(コイル搭載板状体反発用永久磁石という)とは常に対面する面積は一定であるから、回転しても反発力は一定であるという特徴を有する。尚、本考案の回転式発電機は、永久磁石搭載円板体を同軸の回転軸で連結して回転する代わりに、コイル搭載円板体を同軸の回転軸で連結して回転することもできる。
以上本考案は、回転式発電機のコイル搭載円板体においてコイルが配置される内側(中心側または軸側)に永久磁石を配置するとともに、このコイル搭載円板体と対面する永久磁石搭載円板体の発電用永久磁石の内側(中心側または軸側)に同極の永久磁石を配置して、発電用の永久磁石による引力に対して欣力(反発力)を相殺させて、コギングトルクや磁気(磁力)抵抗を低減して、発電効率を増大させることができる。尚、明細書のある部分に記載し説明した内容について、記載しなかった他の部分においても矛盾なく適用できることに関しては、当該他の部分に当該内容を適用できることは言うまでもない。さらに、前記実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施でき、本考案の権利範囲が前記実施形態に限定されないことも言うまでもない。
図1に示す本考案の発電機は、回転軸494に取りつけた永久磁石搭載円板体71、457、458を回転させて、コイル搭載円板体459に取り付けたコイル490で発電するものである。回転する動力となるものは種々のものを使用できる。たとえば、水力や風力で羽根車を回して、その羽根車に歯車等を介して接続したは発電機の回転軸494を回転させる水力・風力発電方式が挙げられる。
21・・・永久磁石、22、23・・・永久磁石領域、31、32、33、34・・・永久磁石、41、42、43、44・・・永久磁石、51・・・コイル、52・・・コイル搭載円板体、53・・・磁性体板、54・・・コア、55・・・コイル、56・・・コイル搭載円板体、57・・・磁性体板、58・・・コア、71・・・永久磁石搭載円板体、72・・・コイル搭載円板体、74・・・永久磁石、75・・・コイル、76・・・永久磁石、77・・・永久磁石、78・・・永久磁石、79・・・永久磁石、80・・・永久磁石、218・・・発電機枠体、457・・・永久磁石搭載円板体、458・・・永久磁石搭載円板体、459・・・コイル搭載円板体、460・・・永久磁石搭載円板体、461・・・円板面(底面)、462・・・回転軸、463・・・永久磁石、464・・・永久磁石、465・・・同心円、466・・・同心円、467・・・同心円、470・・・永久磁石搭載円板体、471・・・円板面(底面)、472・・・回転軸、473・・・永久磁石、474・・・永久磁石、475・・・同心円、476・・・同心円、477・・・同心円、480・・・コイル搭載円板体、481・・・円板面(底面)、482・・・回転軸、483・・・軸孔、484・・・コイル、485・・・同心円、486・・・同心円、487・・・同心円、490・・・コイル、491・・・永久磁石、492・・・永久磁石、493・・・永久磁石、494・・・回転軸、

Claims (10)

  1. 複数の永久磁石(発電用永久磁石という)が配置された永久磁石搭載板状体、および複数のコイルが配置されたコイル搭載板状体を含み、
    前記永久磁石搭載板状体または前記コイル搭載板状体がその中心のまわりに回転することによって、前記コイル搭載板状体に配置された前記コイルに誘導電圧を発生させて発電する回転式板状体発電機であって、
    前記コイル搭載板状体において、前記コイルが配置された領域よりも中心側に永久磁石(コイル搭載板状体反発用永久磁石という)が配置されており、
    前記コイル搭載板状体に対面する永久磁石搭載板状体において、前記コイル搭載板状体反発用永久磁石に対面して永久磁石(永久磁石搭載板状体反発用永久磁石という)が配置されており、
    前記対面するコイル搭載板状体反発用永久磁石と前記永久磁石搭載板状体反発用永久磁石の磁極は同極性であることを特徴とする、回転式板状体発電機。
  2. 前記コイル搭載板状体反発用永久磁石はリング状また円板状に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の回転式板状体発電機。
  3. 前記永久磁石搭載板状体反発用永久磁石は、離間した複数の永久磁石であることを特徴とする、請求項1または2に記載の回転式板状体発電機。
  4. 前記永久磁石搭載板状体反発用永久磁石の数は4個であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかの項に記載の回転式板状体発電機。
  5. 前記永久磁石搭載板状体に配置された前記発電用永久磁石の磁極(磁極面)と前記コイル搭載板状体に配置された前記コイルの端面とは略平行に配置されているか、および/または、前記発電用永久磁石の軸の方向(垂直磁界方向)が前記コイルの軸の方向と略同じとなるように配置されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかの項に記載の回転式板状体発電機。
  6. 前記永久磁石搭載板状体に配置された複数の発電用永久磁石は、1つの略円または2つ以上の略同心円上に少なくとも配置され、前記1つの略円または2つ以上の略同心円の円周上に配置された隣接する発電用永久磁石の前記永久磁石搭載板状体の底面側にある磁極は互いに逆極であり、
    前記コイル搭載板状体に配置された複数のコイルは、1つの略円または2つ以上の略同心円上に少なくとも配置されており、
    少なくとも1つの永久磁石搭載板状体と少なくとも1つのコイル搭載板状体が略平行に配置されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかの項に記載の回転式板状体発電機。
  7. 前記永久磁石搭載板状体の永久磁石が配置された前記1つの略円または2つ以上の略同心円の半径は、これと対面する前記コイル搭載板状体のコイルが配置された前記1つの略円または2つ以上の略同心円の半径と略等しいことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかの項に記載の回転式板状体発電機。
  8. 複数の永久磁石搭載板状体が回転し、前記コイル搭載板状体が固定する場合において、前記複数の永久磁石搭載板状体は同じ回転軸に取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかの項に記載の回転式板状体発電機。
  9. 隣接する永久磁石搭載板状体に配置された発電用永久磁石は、互いに対向しているとともに、対向する磁極は互いに逆極性であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかの項に記載の回転式板状体発電機。
  10. 発電機の両外側に固定したコイル搭載板状体を配置するとともに、前記最外側のコイル搭載板状体に配置したコイルの最外側の端面に近接して磁性体板を配置することを特徴とする、請求項1〜9のいずれかの項に記載の回転式板状体発電機。
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