JP3225310U - 導電用端子台、及び該端子台を含んだチューブライト - Google Patents

Abstract

【課題】正確で安定した電気連結ができる導電用端子台を提供する。【解決手段】導電用端子台は、刺し込み式端子が絶縁体１０により平行方向に隔離固定される。刺し込み式端子の上部には挿入口１１１用の円筒体が、下部には少なくとも一つの刺し針１１２が設けられ、円筒体の長手方向に微細溝を有する。絶縁体外周には挿入口の平行方向に逆方向挿入防止用溝を有する。導電用端子台にコネクタの導電針が連結される際に、導電針が挿入口に挿入されると、同時に逆方向挿入防止用溝にコネクタの逆方向挿入防止用針が連結される。【選択図】図４

Description

本考案は、チューブライト、特にチューブライトの電気性連結の構造に関する。

図１に示すように、現存のチューブライト、とりわけ高圧チューブライトは内芯22、電源用電線23、光源30と外革と構成されている。電源用電線と一体型に形成された内芯には、光源が設けられているプリント基板24或いはライトチェインが取り付けられ、プリント基板或いはライトチェインの多数の電極を相応な電源用電線に電気性連結をしているものである。装飾場所の長さに合わせて切断して利用する。切断されたチューブライトの断面には電源用電線断面もあり、導電針４４を電源用電線断面に挿入して使用する。例えば、特許文献１に、回路基板、および電気機器についての例を示す。

特開２０１６−７６６１８号公報

電源用電線は多数の細い銅線をねじり合わせたものであり、導電針に配合する構造を持ってない。逆方向挿入防止用溝もないため、導電針を電源用電線断面に挿入する作業の適中度が低い。挿入位置を合わせるために重複した挿入作業を行うので、電源用電線になっているねじりあいの多数の細い銅線同士がそれぞれ分離し易い。分離したわずかの細い銅線と導電針が電気性連結された際には、電流値があがり、発熱し、電気安全事故を起こす恐れがある。また、電源入力のための電気性連結は防滴絶縁性処理を重要とするが、一般の消費者でも簡単に繋げられるコネクターが必要となる。

前記課題を解決するために、本発明の導電用端子台は、少なくとも二つの刺し込み式端子が絶縁体により平行方向に隔離固定され，前記刺し込み式端子の上部の円筒体に挿入口が設けられ、下部には少なくとも一つの刺し針が設けられ、前記円筒体の長手方向に微細溝を有し、前記絶縁体外周に挿入口の平行方向に逆方向挿入防止用溝を有することを特徴とする。

また、一形態の導電用端子台は、二つの前記刺し込み式端子を有し、前記絶縁体により、一体的に形成している二つの刺し込み式端子の間の上部には前記逆方向挿入防止用溝は絶縁体に設けられている、また一つの刺し込み式端子には二つの刺し針を有することを特徴とする。

一形態によれば、前記刺し込み式端子が一体型の金属板より成型され、前記金属板は四角形部分と先端部分を含み、前記四角形部分が丸型に曲がって前記円筒体になり、微細溝を有する挿入口となる、前記先端部分は刺し針として使用することを特徴とする。

また、一形態に寄れば、本発明の前記いずれかの導電用端子台を搭載したチューブライトは、外革と複数の電源用電線が一体型に形成された内芯、該内芯は複数の光源を配置する溝を有する、チューブライトであって、前記導電用端子台の絶縁体の形が前記溝の内部形状にあてはまり、導電用端子台の刺し針が溝の反対側の外へ突き通り、同時に内芯の外側へ折り畳まれ、前記刺し針は内芯に一体化になっている前記電源用電線と電気的に連結されてることを特徴とする。

また一形態によれば、前記電源用電線は多数の細い銅線をねじり合わせたものであり、前記刺し針がねじり合わせた多数の細い銅線の間を刺し通ることを特徴とする。これにより、前記導電用端子台が前記内芯の溝に堅固に組み合わされ、前記電源用電線と安定な電気性連結ができて、電源入力の入り口になる。

さらに一形態によれば、前記溝に取り付けられている多数の前記光源はプリント基板に実装されたものであり、少なくとも二つの組の前記プリント基板は電源用電線に並列連結され、前記導電用端子台はチューブライトの端部に/或いはプリント基板同士の並列連結間の隙間に取り付けられることを特徴とする。

また一形態によれば、前記溝に取り付けられている多数の前記光源は電力コードで連結されたライトチェインであり、少なくとも二つの組の前記ライトチェインは電源用電線に並列連結され、前記導電用端子台はチューブライトの端部に/或いはライトチェイン同士の並列連結間の隙間に取り付けられることを特徴とする。
これにより、前記導電用端子台より電源入力をして、前記電源用電線を経由して、前記プリント基板或いはライトチェインに給電され、前記光源を点灯させる。

一形態によれば、本発明の前記いずれかのチューブライトに配合して使用する防滴性絶縁コネクターは、コネクター本体と本体のネジ山に配合して使用する絞り用ネジを備え、前記ネジ山の先端外周に長手方向へ突出した多数の飛び板が丸型と設けられ、多数の該飛び板の内側が丸型溝を形成し、該丸型溝には前記挿入口に適合する導電針と前記逆方向挿入防止用溝に適合する逆方向挿入防止用針が設けられていることを特徴とする。

また一形態によれば、本発明の防水用絶縁コネクターは、防水パッキングを前記丸型溝に取り付けられていることを特徴とする。

また一形態によれば、本発明の防水用絶縁コネクターは、前記導電針は先端の直径が細めで、中間部へ徐々に太くなる形状を有することを特徴とする。

前記導電用端子台と導電針が連結する際に、当該導電針を前記挿入口に挿入し、前記逆方向挿入防止用針と逆方向挿入防止用溝が配合して連結するため、逆に連結されるのを防ぐことができて、連結の正確度があがる。また、前記チューブライトを前記防滴性絶縁コネクターに取り付ける際に、当該防滴性絶縁コネクターに前記絞り用ネジで回して、前記飛び板を中心へ収縮させるので、前記防水パッキングがチューブライト外周へ360°押さえられて、密閉性を高め、脱着が難しく、防水、防塵性能が上がり、安全な電気性連結性能を得ることができる。

従来のチューブライトの連結構造を示す説明図である。 導電用端子台の立体図である。 刺し込み式端子の立体図である。 本実施形態のチューブライトの構造を示す立体図である。 本実施形態のチューブライトの端面図である。 防滴性絶縁コネクターの構造を示す説明図である。 防滴性絶縁コネクターとチューブライトの連結を示す説明図である。

図２と図３に示すように、導電用端子台は、絶縁体１０により少なくとも二つの刺し込み式端子１１が平行に隔離された状態で設けられている。一つの刺し込み式端子１１の上部に円筒体の挿入口１１１であり、下部には少なくとも一つの刺し針１１２が設けられ、前記円筒体の長手方向に微細溝を有し、前記絶縁体外周に挿入口の平行方向に逆方向挿入防止用溝を有する。

この説明図に示す実施例は、二つの刺し込み式端子１１を有し、逆方向挿入防止用溝１０１は絶縁体１０の二つの刺し込み式端子間の上部に設けられている。一つの刺し込み式端子１１には二つの刺し針１１２が設けられている。製造の際には、プレス機械と金型で帯状の金属板をプレスして、一端は四角形にカットされる、同時に四角型の金属板が丸型に曲がって円筒体の挿入口になり、違う端は尖った模様にカットされ、刺し針になる。

絶縁体はプラスチック射出機で射出される物であり、刺し込み式端子と一体に成型されたものであり、材料は透明PC材料（Polycarbonate）を採用する。絶縁体は刺し込み式端子の円筒体全体を包み、刺し針は絶縁体の外へ露出される、そのため、円筒体と刺し針との境の位置の絶縁体の長手方向に微細な接線が生じる。導電針を円筒体に挿入する際に、導電針の直径より小さい内部直径を持つ円筒体が広がり、その際に円筒体と刺し針の境の位置の絶縁体も円筒体の広がる力によって広がる、従って、緊密性能を高めて、接触不良を起こしにくくすることができる。また、説明図に示すような実施例の逆方向挿入防止用溝の位置は絶縁体の違う位置に変えてもよいものであり、本発明の保護範囲を超えたと言えない。

図４と図５に示すように、前記導電用端子台を搭載したチューブライトは、外革２１と溝を有する内芯２２の仕組みである。内芯２２の溝には多数の光源３０が取り付けられていて、溝を形成する壁の中には光源に電源入力のための多数の電源用電線２３を内蔵している。絶縁体１０の形は内芯の溝の断面の形と同じである。刺し針１１２が内芯の壁とその中の電源用電線を突き通り、内芯の外側へ突出される、その時に用意の金型により、刺し針１１２の一部分が内芯の外周に折り畳まれる。刺し針と電源用電線２３との電気性連結効果を高めるために、電源用電線２３は多数の細い銅線をねじり合わせたものであるため、刺し針１１２は簡易に多数の細い銅線の間を刺し通りながら電気性連結を果たすことができる。

また、多数の光源３０を実装した少なくとも二つのプリント基板２４を溝の中に取り付け、同時に電源用電線に並列電気連結をする、チューブライトの端の部分に/或いはプリント基板の並列電気連結した間に導電用端子台を取り付ける、プリント基板に実装されている光源の電気性連結回路は直列、並列或いは直列並列交互回路など回路種類には制限がない。プリント基板を使わない場合は、多数の光源３０が電力コードにより半田付けられた、少なくとも二つのライトチェインを溝の中に取り付け、電源用電線に並列電気連結をする、チューブライトの端の部分と/或いはライトチェインの並列電気連結した間に導電用端子台を取り付ける、ライトチェインに付けられている光源の電気性連結回路は直列、並列或いは直列並列交互回路である。チューブライトを必要となる長さを切断して使用し、その時、切断箇所であるプリント基板或いはライトチェインの並列間に取り付けられた導電用端子台が電源入力のコネクターの役割をする。特別に説明しておくことは、導電用端子台はほかの電器設備或いは電源の入力の役割をするものであって、プリント基板或いはライトチェインの並列連結された間には必ずしも導電用端子台を取り付ける必要はない、導電用端子台が取り付けられてないところを切断した端部は電源入力口として使えられない、そのため、特殊な場合ではない限り、導電用端子台があるところを切断して使用する。

チューブライトの中の多数の光源が多数のプリント基板に実装或いは多数のライトチェインに半田付けられなく、一つのプリント基板或いは一本のライトチェインチューブライトになっている場合は、少なくともチューブライトの一端に導電用端子を取り付ける、両端に取り付けてもよい。また、光源はLEDである。

導電用端子台はプリント基板同士或いはライトチェイン同士の間に取り付ける。内芯の溝の上部に長手方向に沿い隙間２５を有し、導電用端子台を隙間を開いて溝の中に入れた後に、小型プレスで導電用端子台上部を圧して刺し針を電源用電線を突き通り内芯外部へ露出させる、同時に挿し針が小型プレスの底面金型構造により折り畳まれて、内芯の外側にくっ付き、電源用電線と堅固な連結になる。刺し針の形状は下部が尖り、円筒体方向へ広がるような三角形であるため、耐力で刺し入れし易い形状である、説明図に示すように刺し針は二つであるが、この数は本発明の制限にならない。それ以外に、内芯の溝の断面の形は半円形であるが、四角形などほかの形であっても本発明の保護範囲である。

本発明ではまた、一種の前記チューブライトに配合して使うコネクターを公開する、図６と図７に示すように、コネクター本体４１とこれに止め合わせて使う絞り用ネジの組み合わせのものである、コネクター本体に電源入力用の電力線がついている、また絞り用ネジを止めるところには、長手方向に多数の飛び板４３が一定の間隔で丸く付いている。具体的に言い、丸く付いた多数の飛び板が形成した溝の中には、導電用端子台の挿入口に配合して使う導電針４４が付いている、また、逆方向挿入防止用溝に対応する逆方向挿入防止用針が付いている。飛び板の溝の中には、防水パッキングが取り付けられている。また、誤差があった際でも、電気接触性能を安定するために、導電針４４の先端部分の直径が細く、だんだん太くなるような形状になっているが、細い部分と太い部分の直径の差は500um以内である。

本発明は導電用端子台の挿入口と導電針を配合して使うことにより、電気連結の導電性能を高め、接触不良を防ぐことができる。逆方向挿入防止用溝と逆方向挿入針の結合により、電極の逆向きになることを防ぎ、連結の正確度を高めることができる。コネクターに設けている飛び板、防水パッキングと絞り用ネジの組み合わせとして、チューブライトを連結する際に、多数の飛び板が形成している丸い溝の中に取り付けられている防水パッキングの内周にチューブライトを入れて、絞り用ネジを回すと、飛び板が抑えられ、ついでに防水パッキングをチューブライトの外周に密着させて、防水効果を得る、それと同時にチューブライトとコネクターとの脱落も防ぐことができて、簡易、安全で密閉性が高い電気連結ができる。説明図で示すように、実施例として、チューブライトの断面は丸型であるが、その形はチューブライトの形を制限するものではない。四角形、多角形のチューブライトであっても本発明の保護の範囲を超えたと見なせない、例えば、チューブライトが四角形であれば、それに合わせて、防水パッキングの内周の形を四角形のものを採用して使うことで、良好な防水密閉効果を果たすことができる。

１０ 絶縁体 １０１ 逆方向挿入防止用溝 １１ 刺し込み式端子 １１１ 挿入口 １１２ 刺し針 １１３ 微細溝 ２１ 外革 ２２ 内芯 ２３ 電源用電線 ２４ プリント基板 ２５ 溝隙間 ３０ 光源 ４１ 本体 ４２ 絞り用ネジ ４３ 飛び板 ４４ 導電針 ４５ 逆方向挿入防止用針 ４６ 防水パッキング

Claims (7)

1. 少なくとも二つの刺し込み式端子が絶縁体により平行方向に隔離固定され，前記刺し込み式端子の上部の円筒体に挿入口が設けられ、下部には少なくとも一つの刺し針が設けられ、前記円筒体の長手方向に微細溝を有し、前記絶縁体外周に挿入口の平行方向に逆方向挿入防止用溝を有することを特徴とする導電用端子台。
2. 二つの前記刺し込み式端子を有し、前記逆方向挿入防止用溝は絶縁体の中、二つの刺し込み式端子の間の上部に設けられ、一つの刺し込み式端子に二つの刺し針を有することを特徴とする請求項１に記載の導電用端子台。
3. 前記刺し込み式端子は一体型の金属板より成型され、前記金属板は四角形部分と先端部分を有し、前記四角形部分が丸型に曲がり、微細溝を有する挿入口となる、前記先端部分は刺し針として使用することを特徴とする請求項１に記載の導電用端子台。
4. 請求項１〜３のいずれかに記載の導電用端子台を備え、外革と複数の電源用電線と一体化している内芯と、該内芯には複数の光源を配置する溝とを有する、チューブライトであって、
   前記導電用端子台の絶縁体の形は前記溝の内部形状にあてはまり、前記導電用端子台を溝の中に取り付ける際に、前記刺し針が前記溝の反対側の外へ突き通り、前記内芯の外側へ折り畳まれ、前記刺し針は前記内芯に内蔵されている前記電源用電線と電気的に連結されてることを特徴とするチューブライト。
5. 前記電源用電線は多数の銅線をねじり合わせたものであり、前記刺し針がねじり合わせた多数の銅線の間を刺し通ることを特徴とする請求項４に記載のチューブライト。
6. 前記溝に取り付けられている多数の前記光源はプリント基板に実装されたものであり、少なくとも二つの組の該プリント基板は電源用電線に並列連結され、前記導電用端子台はチューブライトの端部に、或いはプリント基板同士の並列連結間の隙間に取り付けられることを特徴とする請求項５に記載のチューブライト。
7. 前記溝に取り付けられている多数の前記光源は電力コードで連結されたライトチェインであり、少なくとも二つの組の前記ライトチェインは電源用電線に並列連結され、前記導電用端子台はチューブライトの端部に、或いはライトチェイン同士の並列連結間の隙間に、取り付けられることを特徴とする請求項５に記載のチューブライト。