JP3225264B2 - 収穫装置 - Google Patents

収穫装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種果実や野菜などの
収穫物を自動的に摘取って収穫するようにした収穫装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種収穫装置として、移動走行
可能とされた移動体に収穫物の摘取部と画像処理装置と
を装備し、この画像処理装置で収穫対象物の位置を検出
して認識させ、かつ、該画像処理装置からの出力に基づ
き前記摘取部を収穫対象物の位置に移動させ、この後収
穫対象物を前記摘取部で摘取って自動的に収穫するよう
にしたものは既に知られている。また、前記画像処理装
置としては、通常、赤,緑,青の3基本原色の波長に基
づいて表色する所謂RGB表色法が採用され、これら各
基本原色による波長の測定結果を下に前記収穫対象物を
認識するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上の画像
処理装置を利用した収穫装置では、例えば胡瓜など黄緑
色の収穫物を収穫するとき、この収穫対象物はその茎や
葉と同一色であって、前記画像処理装置による収穫対象
物の正確な位置を検出できないため、該収穫対象物の確
実な収穫を行うことができなかったのである。尚、前記
収穫対象物の確実な収穫を行うことを目的として、たと
え収穫対象物が黄緑色であっても認識できる高分解能を
もつ高機能の画像処理装置を用いることも考えられる
が、斯かる画像処理装置は非常に高価であり、しかも、
前記収穫対象物の収穫を行う場合は、樹木などに結実さ
れている収穫対象物の全体を前記画像処理装置で広範囲
にサーチングしながら認識し、この画像処理装置の検出
結果に基づき前記摘取部で収穫対象物を速やかに摘取収
穫する必要があるのに対し、以上のような画像処理装置
で前記収穫対象物の全体をサーチングしながら、該収穫
対象物を正確に認識するには長時間を必要として、迅速
な収穫ができない問題が発生したのである。
【0004】本発明の目的は、たとえ黄緑色の収穫物で
あっても、その開花時期における花の色は収穫対象物の
葉や茎とは異なる色をしていることに着目し、該収穫対
象物が開花状態のときに画像処理装置で予め検出して、
この検出結果に基づき収穫対象物が結実する時間や位置
を予測し、予測された結実時間に予測位置に結実されて
いる収穫対象物を前記画像処理装置による認識結果を下
に摘取部で摘取ることにより、迅速かつ確実に自動収穫
を行うことができる収穫装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の収穫装置は、収穫物の摘取部12と、走行
制御部11とをもち自走可能とした移動体1と、送信機
21と受信機22とをもち、前記移動体1の位置を検出
する位置検出装置2とを有し、前記移動体1は、収穫対
象物の開花状況及び結実状況を認識する画像処理装置3
を有すると共に、この画像処理装置3で認識する開花位
置と時間とを記憶するメモリ5と、開花状況から結実す
る時間を演算するデータベース6をもち、かつ、前記位
置検出装置2からの検出結果と前記データベース6とに
基づいて結実する時間と位置とを予測する演算部7とを
備え、該演算部7からの出力に基づいて前記走行制御部
11を結実予測位置に停止制御し、かつ、結実予測位置
における前記画像処理装置3からの検出結果に基づいて
前記摘取部12を制御するコントローラ4を備えたもの
である。
【0006】
【作用】以上の収穫装置で収穫対象物を収穫するにあた
っては、先ず、この収穫対象物が開花する時期に、前記
移動体1を圃場やハウス内を走行させるのであって、こ
の走行時、前記位置検出装置2を構成する前記送信機2
1から受信機22側への指令に基づき、この位置検出装
置2で前記移動体1の移動位置を検出しながら、該移動
体1を走行制御部11により走行制御するのでありこの
走行制御により移動体1が前記収穫対象物の位置へ自動
走行されて、該収穫対象物の開花状況が前記画像処理装
置3で認識され、この画像処理装置3による検出結果が
前記コントローラ4のメモリ5に記録され、これらメモ
リ5に入力する開花情報と前記コントローラ4に予め入
力されているテータベース6のデータとが前記演算部7
で演算されて、該演算部7で前記収穫対象物の開花状況
に基づき結実する時間及び位置が予測される。
【0007】そして、前記演算部7で演算される収穫対
象物の結実予測時間に、この演算部7で演算される結実
予測位置近くに前記走行制御部11を介して前記移動体
1が自動走行され、この後前記結実予測位置に前記移動
体1の摘取部12が移動制御されて、前記画像処理装置
3による認識結果を下に前記摘取部12により前記収穫
対象物が摘取られて自動収穫が行われる。
【0008】即ち、以上の収穫装置では、前記収穫対象
物が開花状態で前記画像処理装置3により予め検出さ
れ、この検出結果に基づき前記収穫対象物が結実する時
間や位置が前記コントローラ4で予測され、該コントロ
ーラ4による結実予測時間に結実予測位置近くに前記移
動体1が自動走行されて、その摘取部12が前記画像処
理装置3による認識結果を下に結実予測位置へと移動制
御され、前記摘取部12による収穫対象物の摘取収穫が
行われるのであり、従って、たとえ黄緑色の収穫物であ
っても、その開花時期における花の色は収穫対象物の葉
や茎とは異なる色をしていることから、前記画像処理装
置3で前記収穫対象物の開花位置を正確に検出でき、該
収穫対象物の摘取収穫を確実に行うことができる。ま
た、前記収穫対象物の摘取収穫時には、前記移動体1が
走行制御部11を介して前記コントローラ4で記憶され
た前記収穫対象物の結実予測位置近くに自動走行され、
この後前記摘取部12が前記コントローラ4で記憶され
た結実予測位置へと移動制御されて、前記画像処理装置
3による認識結果を下に前記摘取部12による収穫対象
物の摘取収穫が行われることから、該収穫対象物の摘取
収穫を迅速に行うことができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す果実の収穫装
置を示しており、同図中、1は変速装置及び左右サイド
クラッチ等をもつ操向制御装置を備えた走行制御部11
をもち自走可能とされた移動体であって、該移動体1の
上部側には果樹木Aに結実される果実Bを摘取る摘取部
12を設けている。この摘取部12は、前記果実Bを摘
取るカッター部13と、多自由度をもつ多関節アーム1
4a及び該各関節アーム14aを動作させる複数のシリ
ンダ14bから成り、前記カッター部13を前記果実B
の位置に移動させる3次元方向に移動可能とされた移動
リンク機構14と、前記カッター部13で摘取った果実
Bを輸送する輸送筒体15とから構成され、前記各シリ
ンダ14bで前記多関節アーム14aを果実Bの結実位
置に移動させて前記カッター部13で摘取り、この摘取
った果実Bを前記輸送筒体15で前記移動体1の内部に
収容するようにしている。
【0010】また、前記収穫装置には、前記移動体1の
果樹園C内における位置を検出する位置検出装置2を設
けるのであって、この位置検出装置2は、図2で明らか
なように、果樹園C近くの送信基地Dと前記移動体1と
に配設され、それぞれ相互にデータ通信可能とした多重
通信用の送信機21及び受信機22と、これら送信機2
1と受信機22間のデータを処理するデータ処理部23
とから成り、この処理部23により、前記移動体1の果
樹園C内における平面座標内のX,Y位置を検出し、そ
の結果を後記するコントロ−ラ4のメモリ5に記憶させ
るのである。尚、前記移動体1を果実の開花状況を認識
させるために行う走行制御は、遠隔操作によって行って
もよいが、予定め果樹園C内を人力操作による走行を行
ってこの走行時における移動体1の位置と走行制御とを
学習させ、学習したデータに基づいておこなってもよ
い。また、果実を収穫するために行う走行制御は、前記
位置検出装置2似よるデータと後記る画像処理装置3に
よるデータ及び後記するコントロ−ラ4に入力するデー
タベースとをもとに演算した出力値に基づいて行うので
ある。
【0011】さらに、前記移動体1には、前記樹木Aに
結実される果実Bの開花状況と結実状況とを認識するR
GB表色法を利用した画像処理装置3を設けるのであっ
て、この画像処理装置3は、前記移動体1の上部側に配
設されたテレビカメラ部から成る第1画像入力部31
と、前記摘取部12におけるカッター部13の近くに取
付けられた同じくテレビカメラ部から成る第2画像入力
部32とを備え、前記第1画像入力部31で前記果実B
の開花状況を確認して前記画像処理装置3に入力し、該
画像処理装置3の検出結果を下に後述するコントローラ
で前記果実Bの結実時間と位置とを予測するようにな
し、また、予測された結実位置に移動体1を走行制御す
るときには、この予測結実位置での果実Bを前記第2画
像入力部32により認識するのであって、この入力部位
からの果実認識情報をもとに前記摘取装置14を動作さ
せて、前記摘取部13を前記果実Bの位置へと移動さ
せ、該果実Bの摘取りを行うようにしている。尚、前記
第1及び第2画像入力部31,32を構成するテレビカ
メラは、例えばレーザー光源を付設すると共に、光軸が
水平軸心の周りと、垂直軸心の周りとに回転駆動できる
よように設けられており、これら各軸心周りの回転角は
例えばロータリーエンコーダによって検出されるように
なっていて、前記果樹木Aにおける開花の三次元位置が
検出できるようになっている。
【0012】そして、前記画像処理装置3の検出結果に
基づく前記移動体1の走行制御と前記摘取装置12の移
動制御とは、前記移動体1に設けるコントローラ4から
の出力をもとに行うのであって、このコントローラ4
は、図3で示したように、前記第1画像入力部31から
の入力に基づき前記画像処理装置3で認識される果実B
の開花位置と時間とを記憶する記憶メモリ5を備えると
共に、開花状況から前記果実Bが結実する時間及び位置
を演算するデータベース6をもち、前記第1画像入力部
31からの入力による前記画像処理装置3に基づく検出
結果と前記データベース6とに基づいて前記果実Bが結
実する時間と位置とを予測する演算部7とを備えてお
り、前記コントローラ4の入力側には、前記第1及び第
2画像入力部31,32をもつ画像処理装置3と前記位
置検出装置2とをそれぞれ接続し、また、前記コントロ
ーラ4の出力側には、前記移動体1の走行制御部11及
び摘取部12と、これら走行制御部11や摘取部12の
動作状況を表示する表示器8とをそれぞれ接続するので
あって、前記演算部7の演算結果に基づく果実Bの結実
予測時間に、前記走行制御部11を制御しながら前記移
動体1を前記演算部7による結実予測位置へと自動走行
させて停止させ、かつ、この結実予測位置で前記第2画
像入力部32により前記果実Bの実際の結実位置を確認
し、該第2画像入力部32の検出結果に基づく前記画像
処理装置3からの出力により、前記移動リンク機構14
を制御しながら前記カッター部13を前記果実Bの実際
の結実位置へと移動させ、この果実Bを前記カッター部
13で摘取って自動収穫を行うようになすのである。
尚、前記第2画像入力部32は特に必要でないが、前記
果実Bの認識精度を向上させるためにはその分解能を高
くする必要があり、従って装備するのが好ましい。
【0013】次に、以上の構成とした収穫装置の作用を
図4に示すフローチャートに基づいて説明する。先ず、
スタートに伴い、ステップ1において、前記収穫対象物
つまり樹木Aに結実される果実Bが開花する時期に、そ
の果樹木全体を、前記画像処理装置3によるRGB表色
法により、大略の画像処理を行う。即ち、前記移動体1
を果樹園Cにおける果樹木Aの植栽配置をもとに予め定
めた経路を自動走行させ、この走行時前記第1画像入力
部31のテレビカメラからの画像入力をもとにRGB表
色法に基づいて画像処理を行うのである。この画像処理
は、前記各果樹木Aにおいて開花している花の位置8三
次元位置)を大略的に認識させるもので、開花状況の認
識を行う故、その分解能は低くてすむし、また、短時間
の画像処理で開花状況の情報収集が可能となる。そし
て、ステップ2において、ステップ1での画像処理に基
づき開花位置を特定するのである。即ち、前記各果樹木
Aの位置は、前記位置検出装置2による移動体1の果樹
園C内における平面座標のX,Y位置により特定できる
し、また、各果樹木Aにおける開花している花の三次元
位置は、前記ロータリーエンコーダによる前記第1画像
入力部31のテレビカメラにおける光軸の回転角の検出
データをもとに特定できるのである。また、ステップ3
において、ステップ2で特定した各果樹木Aの位置と該
果樹木Aにおける花の位置(三次元位置)及び画像処理
位置3で認識した時間(日付及び時間)を前記コントロ
ーラ4のメモリ5に記録され留。そして、ステップ4に
おいて、前記メモリ5に記憶したデータと前記コントロ
ーラ4に予め入力されているデータベース6のデータと
が前記演算部7で演算され、該演算部7により前記果実
Bの開花状況に基づき結実する時間(日付と時間)を予
測する(ステップ4)と共に、結実する位置を予測する
のであって、この予測時間は表紙器8に表示される。
【0014】しかして、以上のように前記演算部7で演
算される果実Bの結実予測時に至るとき、前記表示器8
の表示に基づいて前記移動体1を自動走行させるのであ
る。そして、前記移動体1が演算部7で演算される結実
予測位置近くにまで自動走行され、前記予測位置に停止
させられると共に、前記果実Bの結実予測位置において
前記第2画像入力部32により前記果実Bの実際の結実
位置を認識させる。(ステップ6)この場合、前記第2
画像入力部32を設ける前記摘取部12の先端側は、前
記第1画像入力部31からの画像入力による画像処理で
得られた開花データをもとに予測した位置データに基づ
いて制御される前記移動体1の移動及び前記摘取部12
の移動リンク機構14の移動とにより、結実予測位置又
はその近くに位置することになり、前記第2画像入力部
32が結実予測位置に近づいた後に、該第2画像入力部
32のテレビカメラからの画像入力で実際の果実Bの画
像処理を行うのであって、この果実Bの認識は短時間
で、しかも高い分解能で行えることになる。そして、前
記第2画像入力部32からの画像入力をもとに果実Bの
位置を認識した後、高い分解能で認識した位置データに
基づいて前記移動リンク機構14の駆動を制御し、前記
カッター部13を果実Bの実際の結実位置に三次元移動
制御し、前記カッター13により摘取ると共に、摘取っ
た果実Bを前記搬送筒体15を介して収穫するのであ
る。(ステップ7) 以上のように、前記果樹木Aの果実Bが開花状態にある
とき、前記移動体1を前記果樹木Aの位置近くに自動走
行させて、その果実Bの花を前記第1画像入力部31か
らの入力に基づき前記画像処理装置3で予め認識し、こ
の検出結果により前記果実Bが結実する時間と位置とを
前記コントローラ4のデータベース6に基づいて前記演
算部7で予測し、この演算部7による果実Bの結実予測
時間に結実予測位置近くへと前記移動体1を再度自動走
行させ、その摘取部12を前記第2画像入力部32から
の入力に基づき果実Bの実際の結実位置に近づけて、前
記摘取部12で前記果実Bの摘取収穫を行うのであっ
て、斯くすることにより、たとえ黄緑色の収穫物であっ
ても、その開花時期における花の色は収穫対象物の葉や
茎とは異なる色をしていることから、前記画像処理装置
3で前記果実Bの開花位置を正確に検出できるのであ
り、しかも、この開花状況をもとに予測した時間と位置
とに基づいて前記果実Bの摘取収穫を行うのであるか
ら、位置認識を短時間で行え、収穫を短時間で、かつ、
確実に行うことができる。
【0015】即ち、前記果樹木Aに結実される果実Bが
開花状態にあるとき、該果実Bの花を画像処理して前記
コントローラ4に予め記憶し、このデータをもとに予測
した時間と位置に基づいて前記果実Bを摘取収穫するの
であるから、この果実Bを前記各果樹木Aの全体を広範
囲にわたって前記画像処理装置3でサーチングする必要
がなくなり、前記果実Bの結実予測位置に前記摘取部1
2を移動制御した後に、前記第2画像入力部32からの
入力に基づく前記画像処理装置3の検出結果を下に前記
摘取部12を前記果実Bの実際の結実位置へと3次元方
向に移動制御して収穫できるのであって、前記果実Bの
前記摘取部12による摘取収穫を短時間で迅速に行うこ
とができるのである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の収穫装置
は、収穫物の摘取部12と、走行制御部11とをもち自
走可能とした移動体1と、送信機21と受信機22とを
もち、前記移動体1の位置を検出する位置検出装置2と
を有し、前記移動体1は、収穫対象物の開花状況及び結
実状況を認識する画像処理装置3を有すると共に、この
画像処理装置3で認識する開花位置と時間とを記憶する
メモリ5と、開花状況から結実する時間を演算するデー
タベース6をもち、かつ、前記位置検出装置2からの検
出結果と前記データベース6とに基づいて結実する時間
と位置とを予測する演算部7とを備え、該演算部7から
の出力に基づいて前記走行制御部11を結実予測位置に
停止制御し、かつ、結実予測位置における前記画像処理
装置3からの検出結果に基づいて前記摘取部12を制御
するコントローラ4を備えたものであるため、前記収穫
対象物を、その開花状態で前記画像処理装置3で予め検
出して、この検出結果と予め入力するデータベースとに
基づき前記収穫対象物の結実する時間や位置を予測し結
実予測時間に結実予測位置近くに前記移動体1を自動走
行させて、前記摘取部12による収穫対象物の摘取収穫
を行うことができるのである。従って、たとえ黄緑色の
収穫物であっても、その開花時期における花の色は収穫
対象物の葉や茎とは異なる色をしていることから、前記
画像処理装置3で前記収穫対象物の開花位置を正確に検
出できるのであり、しかも、前記収穫対象物の摘取収穫
時には、前記移動体1が走行制御部11を介して前記コ
ントローラ4で記憶された前記収穫対象物の結実予測位
置近くに自動走行され、この後前記摘取部12が前記コ
ントローラ4で記憶された結実予測位置へと移動制御さ
れて、前記画像処理装置3による認識結果を下に前記摘
取部12による収穫対象物の摘取収穫が行われることか
ら、該収穫対象物の位置認識の処理時間を短かくでき、
それだけ摘取収穫を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる収穫装置の全体構造を示す側面
図である。
【図2】同収穫装置の果樹園などでの収穫状態を示す平
面図である。
【図3】同収穫装置の制御ブロック図である。
【図4】同収穫装置の作用を示すフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 移動体 11 走行制御部 12 摘取部 2 位置検出装置 21 送信機 22 受信機 3 画像処理装置 4 コントローラ 5 メモリ 6 データベース 7 演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 悟 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (72)発明者 川渕 博史 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (72)発明者 水倉 泰治 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (72)発明者 中川 渉 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−183319(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 46/00 A01D 46/24 G05D 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収穫物の摘取部12と、走行制御部11
    とをもち自走可能とした移動体1と、送信機21と受信
    機22とをもち、前記移動体1の位置を検出する位置検
    出装置2とを有し、前記移動体1は、収穫対象物の開花
    状況及び結実状況を認識する画像処理装置3を有すると
    共に、この画像処理装置3で認識する開花位置と時間と
    を記憶するメモリ5と、開花状況から結実する時間を演
    算するデータベース6をもち、かつ、前記位置検出装置
    2からの検出結果と前記データベース6とに基づいて結
    実する時間と位置とを予測する演算部7とを備え、該演
    算部7からの出力に基づいて前記走行制御部11を結実
    予測位置に停止制御し、かつ、結実予測位置における前
    記画像処理装置3からの検出結果に基づいて前記摘取部
    12を制御するコントローラ4を有している収穫装置。
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