JP3225045U - 同一の締め具合を維持可能な無線電動衝撃工具制御システム - Google Patents

同一の締め具合を維持可能な無線電動衝撃工具制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】締め付け部品の締め付け強度のばらつきを抑制することができ、締め付け過剰による構造的な接合強度低下を避けることができる無線電動衝撃工具を提供する。【解決手段】無線電動衝撃工具は、同一の締め具合を維持可能であり、電動衝撃工具がドライバーヘッドキャップを回転駆動させるための負荷電流信号を検出する電流検出回路10と、負荷電流信号をフィルタリングして第1定常電流信号を取得する第1フィルタ回路20と、第1定常電流信号を増幅して増幅電流信号を発生させる増幅回路30と、増幅電流信号を再びフィルタリングして第2定常電流信号を取得する第2フィルタ回路40と、増幅電流信号のノイズを除去するとともに、出力電流信号を発生させるバンドパスフィルタ回路50と、出力電流信号を実際の打撃回数を表す矩形波電流信号に変換する波形変換回路60とを含む。【選択図】図2

Description

本考案は、無線電動衝撃工具に関するものであり、より詳細には、同一の締め具合を維持可能な無線電動衝撃工具に関するものである。
建設作業員は、物品を固定するために、ネジ、ピン、ナット、ボルト等の固定部品を頻繁に使用する。一般的に、家に分解する必要がある家具がある場合はネジを取り外す必要があるし、大きな家具を分解する場合でも小さな家具や機器を分解する場合でも、より簡便に分解するために、ネジを締めたり緩めたりする作業に手動のドライバーが使用されている。
電動ドライバー等の既存の電動/空気圧工具は、手動のドライバーよりも便利であるため、ユーザーは電動ドライバーを所有している。そして、ネジ穴にドライバーを入れて電動ドライバーの起動ボタンを押すだけで、電動ドライバーが自動的にネジを回してネジを締めたり緩めたりすることができるので、作業者は手動でドライバーを回転させる必要がなくて便利である。
しかしながら、既存の電動/空気圧工具は、ネジが絞められているときに完全に締められているかどうかを確認することができないので、作業者がネジの締め付け具合を感覚で確認せざるを得ず、ネジをさらに締め付けることができない場合にネジが完全に締めつけられていると判断することになる。したがって、もし作業者の判断が誤っていると、完全に締められていないネジであるにもかかわらずネジが締めつけられたものと判断してしまうことになるので、接続強度が構造的に不十分になり、その後に事故が生じたり事故を生じさせる蓋然性が高くなったりしてしまう。
かといって、ネジが十分に締めつけられていないことを作業者が危惧し、ネジの締め付けを繰り返して締め付け回数を増やすと、ネジが荷重の力に耐えきれずに損傷し、強度が低下して構造の安定性にも影響を及ぼす可能性もある。
本発明は、上記のような現状に鑑みてなされたものであり、ネジやナット等の締め付け部品を確実に締めつけることができるように、同一の締め具合を維持可能な無線電動衝撃工具制御システムを提供するものである。本発明の無線電動衝撃工具は、中央処理装置が打撃回数を統一することにより安定した締め付けトルクを出力することができ、各締め付け部材の締め具合を維持することができ、構造的な強度を維持することができるとともに締め付け部品の損傷を防ぐことができる。
本考案は、打撃回数を統一することにより安定した締め付けトルクを出力することができ、各締め付け部材の締め具合を維持することができ、構造的な強度を維持することができるとともに締め付け部品の損傷を防ぐ無線電動衝撃工具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の同一の締め具合を維持可能な無線電動衝撃工具は、
負荷電流信号を検出する回路であって、前記負荷電流信号は、電動衝撃工具がドライバーヘッドキャップを回転駆動させるための電流である電流検出回路と、
前記電流検出回路に電気的に接続され、前記負荷電流信号をフィルタリングして第1定常電流信号を取得する第1フィルタ回路と、
前記第1フィルタ回路に電気的に接続され、前記第1定常電流信号を増幅して増幅電流信号を発生させる増幅回路と、
前記増幅回路に電気的に接続され、前記増幅電流信号を再びフィルタリングして第2定常電流信号を取得する第2フィルタ回路と、
前記第2フィルタ回路に電気的に接続され、前記増幅電流信号のノイズを除去するとともに、出力電流信号を発生させるバンドパスフィルタ回路と、
前記バンドパスフィルタ回路に電気的に接続されて、前記出力電流信号を矩形波電流信号に変換する回路であって、前記矩形波電流信号が実際の打撃回数を表す波形変換回路と、
前記第2フィルタ回路、前記波形変換回路に電気的に接続され、定電流信号と所定の打撃回数が予め設定されており、前記第2定常電流信号が前記定電流信号と同じとなるよう調整することで、前記ドライバーヘッドキャップが安定したトルクを出力するよう制御し、且つ、前記実際の打撃回数が前記所定の打撃回数に達したと判断すると、前記ドライバーヘッドキャップの回転駆動を停止する中央処理装置と、
前記中央処理装置に電気的に接続され、外部の監視装置に無線接続される無線通信モジュールと、を含む。
本考案によれば、中央処理装置の第2フィルタ回路および電流検出回路を使用することによりトルク出力を固定することができ、波形変換回路によって出力電流信号を矩形波電流信号に変換し、また中央処理装置によって実際の打撃回数を予め定められた所定の打撃回数に調整することができる。これにより締め付け部品が同一の負荷を受けることになるので、一部の部品のみに過剰に負荷がかかる構造的欠陥が生じないし、強度が低下することもない。また、作業員間による締め付け部品の締め付け強度のばらつきを抑制することができるので、締め付け部品の締め付けが過剰になって構造的な接合強度が低下することを避けることができる。
無線通信モジュールは、外部の監視装置および中央処理装置に接続されているので、監視装置および無線通信モジュールは、電動衝撃工具の締め付け情報を無線通信で交信することができる。バックエンドの管理者は、電動衝撃工具の使用中に、速度、セグメント数、トルク変化、締め付け完了(OK)回数、締め付け失敗(NG)回数を監視することができるので、各締め付け部品が適切に締めつけられているかどうか、過去の工程が規制を順守して適切に完了しているか、および、締め付けが不十分な締め付け部品の締め付け強度を高めるかどうか等の詳細状況を把握することができる。同時に、バックエンドの管理者は、電動衝撃工具によって取り付けられた回数および使用時間に応じてメンテナンス期間を経過しているかどうかを確認し、メンテナンス期間に適合するかどうかを確認できるので、メンテナンス期間を過ぎるとメンテナンスのために工場に搬送され、電動衝撃工具の品質を維持することができ、使用回数と使用年数を高めることができる。
さらに、監視装置は、1以上の電動衝撃工具を無線方式で同時に設定することができるので、作業者が1つずつ設定する必要がなくて作業時間を節減することができる。しかも、各部位によって実行される作業が異なる場合でも、バックエンドの管理者は、建設現場で使用されるネジと、作業部分に適用すべき締め付けのパラメータを各電動衝撃工具に無線で送信できるので設定時間を短縮することができる。
本考案の電動衝撃工具の立体的外観を示す概略図である。 本考案の電動衝撃工具に用いる回路構造を示す概略図である。 本考案の監視装置とリモートコントローラのワイヤレス接続を示す概略図である。 本考案の電流波形を示す概略図である。 本考案の操作インターフェイスの概略図である。
図1を参照し、本考案は、電動衝撃工具80に適用される同一の締め具合を維持可能な無線電動衝撃工具を提供するものであり、図1に示すように、ネジとナットを締めるときにドライバーヘッドキャップ等の部品を使用して回転トルクと打撃回数が均一になるように制御されていることで、部品の締め付け具合を同一に統一することができる。
図2を参照し、同一の締め付け具合に統一できる無線電動衝撃工具は、電流検出回路10、第1フィルタ回路20、増幅回路30、第2フィルタ回路40、バンドパスフィルタ回路50、波形変換回路60、および無線通信モジュール92を備えている。第1フィルタ回路20は、電流検出回路10に電気的に接続されており、増幅回路30は、第1フィルタ回路20に電気的に接続されており、第2フィルタ回路40は、増幅回路30に電気的に接続されており、バンドパスフィルタ回路50は、第2フィルタ回路40に電気的に接続されており、波形変換回路60は、バンドパスフィルタ回路50に電気的に接続されている。
本考案の好ましい様々な実施形態および動作モードの回路を以下に説明する。
図2および図4Aを参照し、電流検出回路10は、負荷電流信号を受信して負荷電流信号を検出するように構成されており、負荷電流信号は、ネジを締め付けるときに等において、電動衝撃工具がドライバーヘッドキャップを回転駆動させるための抵抗によって生成される。電動衝撃工具のドライバーヘッドが強く閉まるほど回転しにくくなり、このときの負荷電流信号は大きくなる。逆に、ネジを緩めると電動衝撃工具のドライバーヘッドは回転しやすくなり、このときの負荷電流信号は小さくなる。図4Aは、負荷電流信号の電流波形を示す概略図である。本考案の好ましい実施形態において、電流検出回路10は、互いに並列に接続された2つの第1抵抗R1および第2抵抗R2を含み、第1抵抗R1および第2抵抗R2はいずれも低抵抗値の抵抗器であってもよい。
図2および図4Bを参照し、第1フィルタ回路20は、負荷電流信号を受信し、負荷電流信号をフィルタリングして比較的安定した第1定常電流信号を取得する。図4Bは、第1定常電流信号の波形を示す図であり、図4Bに示すように、第1定常電流信号の波形は比較的平坦になっている。本考案の好ましい実施形態では、第1フィルタ回路20は、抵抗と、互いに並列に接続された第1コンデンサC1および第2コンデンサC2を含む。
図2および図4Cを参照し、増幅回路30は、第1定常電流信号を増幅して増幅電流信号を発生させるように構成されている。図4Cは、増幅電流信号の波形を示す図である。図4Cに示す通り、増幅電流信号は、安定電流信号よりも大幅に大きくなっている。本考案の好ましい実施形態では、増幅回路30は、第1増幅器31、第3コンデンサC3、第3抵抗器R3および第4抵抗器R4を含む。第1増幅器31の非反転入力端は、第1フィルタ回路20に電気的に接続され、第1増幅器31の反転入力端は、第4抵抗R4に電気的に接続された後に接地され、第3抵抗R3は、第3コンデンサC3と並列に接続される。第1定常電流信号は、上記のアンプとコンデンサと抵抗の組合せを使用することにより、0〜5V回路に適用可能な増幅電流信号に増幅することができる。
第2フィルタ回路40は、増幅電流信号をフィルタリングして第2定常電流信号を取得するように構成されている。第2フィルタ回路40は、さらに中央処理装置91に電気的に接続されており、第2定常電流信号を中央処理装置91に送信され、中央処理装置91の電流信号検出器によって検出される。本考案の好ましい実施形態において、第2フィルタ回路40は、互いに並列に接続された第4コンデンサC4および第5コンデンサC5を含み、第4コンデンサC4の一端は抵抗と直列に接続され、さらに増幅回路30に接続され、第4コンデンサC4の他端は接地されている。第5コンデンサC5の一端は中央処理装置91に接続されている。
さらに、打撃中のトルク出力を固定するために、中央処理装置91は、固定電流が予め設定されており、第2定常電流信号が固定電流よりも小さい場合に、中央処理装置91は第2定常電流信号を固定電流まで増加するように制御し、それによって、打撃時のトルクの出力を修正することができ、無線電機衝撃工具の締め付け強度を毎回同一に維持することができる。中でも、ユーザーは、必要に応じて打撃強度を調整することができる。
図2および図4Eを参照し、バンドパスフィルタ回路50は、第2定常電流信号において周波数が高すぎる信号又は低すぎる信号をフィルタリングして、出力電流信号を発生させる。この出力電流信号は、ピーク値とボトム値が全て同一水準となる。図4Eは、第2定常電流信号の波形を示す図である。図4Eに示すように、第2定常電流信号の周波数が高すぎる信号と周波数が低すぎる信号が取り除かれている。本考案の好ましい実施形態では、バンドパスフィルタ回路50は、第7コンデンサC6、第8コンデンサC8および第6抵抗器R6を含む。第7コンデンサC7の一端は、増幅回路30および第2フィルタ回路40に電気的に接続されており、第6抵抗R6は、第8コンデンサC8と並列に接続され、第7コンデンサC7の他端と直列に接続されている。
図2および図4Dを参照し、本考案の好ましい実施形態では、第3フィルタ回路70をさらに含み、第3フィルタ回路70は、増幅回路30およびバンドパスフィルタ回路50に電気的に接続される。図4Dは、再びフィルタリングされた増幅電流信号の波形を示す図である。第3フィルタ回路70は、第5抵抗器R5および第6コンデンサC6を含み、第5抵抗R5の一端は、第1増幅器31の出力端に電気的に接続され、第5抵抗R5の他端は、第6コンデンサC6に接続される。増幅された電流信号は、より滑らかでノイズの少ない第2定常電流信号を得るために、第3フィルタ回路70によって再びフィルタリングされる。図4Dは、高電流信号と低電流信号の2つの異なるサイズに増幅された電流信号の波形が再びフィルタリングされた波形を上下の図に示している。バンドパスフィルタ回路50によってフィルタ処理された後に、次の処理のために同一の水準にフィルタリングされる。図4Eにフィルタ処理された結果を示している。
図2および図4Fを参照し、波形変換回路60は、出力電流信号を矩形波電流信号に変換し、出力電流信号を正弦波から矩形波に変換するように構成されている。波形変換回路60は、矩形波電流信号を中央処理装置91に入力する。中央処理装置91の打撃回数検出器は、方形波電流信号のピーク数を検出する。図4Fは、出力電流信号を方形波電流信号に抽出する過程の波形を示す図である。図4Fに示すように、出力電流信号のピーク値が方形波電流信号ピーク63として抽出される。波形変換回路60には、所定の打撃回数が予め設定されており、出力電流信号が所定の打撃回数よりも多い場合、波形変換回路60は、出力電流信号の高い値を抽出する。一方、出力電流信号が所定の打撃回数よりも少ない場合、波形変換回路60は出力電流信号の低い値も抽出する。方形波電流信号は、高い値と低い値とがそれぞれ形成されて中央処理装置91に入力される。
本考案の好ましい実施形態において、波形変換回路60はシュミットトリガ回路であり、第2増幅器61、第9コンデンサC9、第10コンデンサC10、第7抵抗器R7、第8抵抗器R8および第9抵抗器R9を含む。第2増幅器61の反転入力端子はバンドパスフィルタ回路50に接続され、第2増幅器61の非反転入力端子は、第9抵抗R9に接続された後に接地されている。第8抵抗器R8は、第2増幅器61の出力端および第9抵抗器R9に接続され、第7抵抗器R7は第2増幅器61の出力端に接続され、さらに中央処理装置91に接続される。第10コンデンサC10の一端は、第7抵抗R7と中央処理装置91に接続され、第10コンデンサC10の他端は接地されている。
中央処理装置91の打撃回数検出器は、矩形波電流信号のピーク数に応じて実際の打撃回数を決定する。ここでピーク数が実際の打撃回数となる。
中央処理装置91は、所定の打撃回数が予め設定されており、実際の打撃回数が所定の打撃回数と同じであると判断する場合に、同一の締め具合を維持可能な無線打撃工具による新しい打撃が制御されてドライバーキャップの回転が停止される。予め設定された打撃回数は、ユーザーによって適宜調整することができる。
無線通信モジュール92は、中央処理装置91に電気的に接続されており、外部のリモートコントローラ93又は監視装置94を無線接続できるようになっている。監視装置94は、管理コンピュータ又はクラウドサーバであってもよい。監視装置94は、1又は複数の電動衝撃工具80のパラメータを無線で設定することができる。例えば、作業中に、電動衝撃工具80のトルク値および打撃数等の1又は複数のパラメータを同時に設定することができる。さらに、電動衝撃工具80の使用中又は使用された後に、速度、セグメント数、トルク変化、締め付け完了(OK)回数、締め付け失敗(NG)回数等の使用中の関連するデータを、無線通信モジュール92を介して監視装置94に送信することができる。そして、バックエンドの管理者は、監視装置94を介して電動衝撃工具80の使用を制御することができる。本考案の好ましい実施形態では、無線通信モジュール92は、Bluetooth(登録商標)通信で監視装置94とデータ交換することができるBluetooth(登録商標)通信ユニットを含む。
電動衝撃工具80は、無線通信モジュール92および監視装置94を介して締め付け部品が締め付けられると、電動衝撃工具80の締め付けデータを管理することができる。具体的には、電動衝撃工具80によって各締め付け部品を締め付けると、各締め付け部品の締め付けデータが無線通信モジュール92を介して監視装置94に送信され、監視装置94が各締め付け部品の、打撃数、トルクなどの締め付け情報を取得する。また、電動衝撃工具80で締め付け部品を締めつけたときの実際の打撃回数が予め設定された所定の打撃回数と同じであり、締め付け部品の締め付けたときのトルクが予め設定されたトルクと同じである場合、中央処理装置91は、作業完了の信号を生成し、無線通信モジュール92を介して監視装置94に完了の信号を送信する。これにより監視装置94は、あらゆる締め付け部品が適切に締め付けられているか、どの締め付け部品がどれくらい打撃されているか、どの締め付け部品が予め設定されたトルク値の基準に達していないかを追跡することができ、適切に締め付けられていない締め付け部品の締め付けを強化することができる。
無線通信モジュール92は、リモートコントローラ93にも無線接続することができる。リモートコントローラ93は、監視装置94と同様に、無線通信モジュール92の関連するパラメータを無線方式で設定してもよい。しかしながら、例えば、電動衝撃工具80のパラメータがリモートコントコーラ93を介して設定される場合、リモートコントローラ93は認証制御をさらに追加することができる。例えば、パスワードを入力することによりロックを解除し、パラメータ設定モードに移行するようにすることができる。これにより作業員が電動衝撃工具80のパラメータを改竄したり、誤って変更したりすることを防ぐことができ、権限のあるユーザーのみが電動衝撃工具80のパラメータ設定を管理するように保証される。これにより電動衝撃工具80は、予め設定されたデータに基づいて締め付け部品の締め付け強度を設定することができ、締め付け部品の締め付け強度に悪影響が生じることを避けることができる。本考案の好ましい実施形態において、無線通信モジュール92は、赤外線通信ユニットを含み、当該赤外線通信ユニットは、リモートコントローラの無線接続に用いられる。
さらに、本考案は、電流補償モードを有している。電動衝撃工具80のバッテリー電力が電圧を十分に低下させることができない場合、中央処理装置91が電流補償モードを実行することにより、負荷電流信号を上げるように制御することができ、所定のトルク出力を維持することができる。このようにトルク出力を固定することができることにより、バッテリーの電力が不足しているときであっても、同一の締め付け強度で締め付け部品を締め付けることができる。本考案の好ましい実施形態では、中央処理装置91は、パルス電流変調技術(PWM)を利用して負荷電流信号を強化してもよい。
図5を参照し、ディスプレイインターフェイス81は、本考案の外観として配置することができ、第1ボタン82、第2ボタン83、第3ボタン84、複数のディスプレイランプ85および7セグメントのディスプレイ86を含む。第1ボタン82、第2ボタン83、第3ボタン84、複数のディスプレイランプ85および7セグメントのディスプレイ86は、中央処理装置91に電気的に接続され、第1ボタン82は、7セグメントのディスプレイ86を通じて各設定値の表示を切り替えることができる。第2ボタン83は、打撃力の設定、打撃数の設定、およびフロートロックの数を設定することができる。第3ボタン84は、入力された設定値を確定するために用いられる。複数のディスプレイランプ85は、同一の締め付け強度を維持できる無線電動衝撃工具の現状に応じて、異なる色および数量を表示することができる。
第2フィルタ回路40は、第2定常電流信号を電流検出器に送信し、中央処理装置91は、第2定常電流信号を制御することによって固定電流値を維持することによって、同時にトルク出力が一定に維持される。同時に出力電流信号は波形変換回路60によって方形波電流信号に変換され、実際の打撃数は打撃数検出器によって測定される。中央処理装置91で制御される実際の打撃数は、予め設定された打撃数と同じとされる。打撃数を制御し、従来の出力電流を制御することにより打撃数を調整することができ、締め付け部品を同一の締め付け強度で締め付けることができる。これにより部品間の接合強度を高めることができる。
以上の説明は、本考案の好ましい実施形態に過ぎず、本考案に対して何ら形式上の限定を行うものではない。本考案は好ましい実施形態によって上記のように開示されているが、それは本考案を限定するためのものではなく、すべての当業者が、本考案の技術構想を逸脱しない範囲において、上記に開示する技術内容を用いて変更および修飾を行った等価の実施形態で、且つ本考案の技術構想の内容を逸脱しないものは、本考案の技術的本質に基づいて上記の実施形態に対して行われたいかなる簡単な修正、等価の変更および修飾も、依然としてすべて本考案の技術構想の範囲内にある。
10 電流検出回路
20 第1フィルタ回路
30 増幅回路
31 第1増幅器
40 第2フィルタ回路
50 バンドパスフィルタ回路
60 波形変換回路
61 第2増幅器
63 方形波電流信号ピーク
70 第3フィルタ回路
80 電動衝撃工具
81 ディスプレイインターフェイス
82 第1ボタン
83 第2ボタン
84 第3ボタン
85 ディスプレイ照明
86 7セグメントのディスプレイ
91 中央処理装置
92 無線通信モジュール
93 リモートコントローラ
94 監視装置
R1〜R9 第1抵抗〜第9抵抗
C1〜C10 第1コンデンサ〜第10コンデンサ

Claims (10)

  1. 同一の締め具合を維持可能な無線電動衝撃工具であって、
    負荷電流信号を検出する回路であって、前記負荷電流信号は、電動衝撃工具がドライバーヘッドキャップを回転駆動させるための電流である電流検出回路と、
    前記電流検出回路に電気的に接続され、前記負荷電流信号をフィルタリングして第1定常電流信号を取得する第1フィルタ回路と、
    前記第1フィルタ回路に電気的に接続され、前記第1定常電流信号を増幅して増幅電流信号を発生させる増幅回路と、
    前記増幅回路に電気的に接続され、前記増幅電流信号を再びフィルタリングして第2定常電流信号を取得する第2フィルタ回路と、
    前記第2フィルタ回路に電気的に接続され、前記増幅電流信号のノイズを除去するとともに、出力電流信号を発生させるバンドパスフィルタ回路と、
    前記バンドパスフィルタ回路に電気的に接続されて、前記出力電流信号を矩形波電流信号に変換する回路であって、前記矩形波電流信号が実際の打撃回数を表す波形変換回路と、
    前記第2フィルタ回路、前記波形変換回路に電気的に接続され、定電流信号と所定の打撃回数が予め設定されており、前記第2定常電流信号が前記定電流信号と同じとなるよう調整することで、前記ドライバーヘッドキャップが安定したトルクを出力するよう制御し、且つ、前記実際の打撃回数が前記所定の打撃回数に達したと判断すると、前記ドライバーヘッドキャップの回転駆動を停止する中央処理装置と、
    前記中央処理装置に電気的に接続され、外部の監視装置に無線接続される無線通信モジュールと、を含む無線電動衝撃工具。
  2. 前記無線通信モジュールはBluetooth(登録商標)通信ユニットを含み、
    前記Bluetooth(登録商標)通信ユニットが前記監視装置に無線接続される請求項1に記載の同一の締め具合を維持可能な無線電動衝撃工具。
  3. 前記無線通信モジュールは赤外線通信ユニットを含み、
    前記赤外線通信ユニットは、リモートコントローラの無線接続に用いられる請求項1に記載の同一の締め具合を維持可能な無線電動衝撃工具。
  4. 前記中央処理装置は、
    前記第2定常電流信号を検出する電流信号検出器と、
    前記矩形波電流信号のピークの出現回数を検出する検出器であって、前記矩形波電流信号のピークの出現回数が実際の打撃回数を表す打撃回数検出器と、を含む請求項3に記載の同一の締め具合を維持可能な無線電動衝撃工具。
  5. 更に、第3フィルタ回路を含み、前記第3フィルタ回路は、前記増幅回路、前記バンドパスフィルタ回路に電気的に接続されて、前記増幅電流信号を更にフィルタリングする請求項4に記載の同一の締め具合を維持可能な無線電動衝撃工具。
  6. 更に、電流補償モードを含み、前記同一の締め具合を維持可能な電動衝撃工具制御システムの電池電力が不足すると、前記中央処理装置は、前記電流補償モードを実行して前記負荷電流信号を上昇させる請求項5に記載の同一の締め具合を維持可能な無線電動衝撃工具。
  7. 前記中央処理装置は、パルス幅変調技術を利用して前記負荷電流信号を上昇させる請求項6に記載の同一の締め具合を維持可能な無線電動衝撃工具。
  8. 前記電流検出回路は、並列に接続される第1抵抗および第2抵抗を含む請求項7に記載の同一の締め具合を維持可能な無線電動衝撃工具。
  9. 前記フィルタ回路は、抵抗と、並列に接続される第1コンデンサおよび第2コンデンサを含む請求項8に記載の同一の締め具合を維持可能な無線電動衝撃工具。
  10. 前記増幅回路は、第1増幅器、第3コンデンサ、第3抵抗および第4抵抗を含み、前記第1増幅器の非反転入力端は前記第1フィルタ回路に電気的に接続され、前記第1増幅器の反転入力端は、前記第4抵抗に電気的に接続されたあと接地し、前記第3コンデンサは、前記第1増幅器の反転入力端および出力端に電気的に接続され、前記第3抵抗は前記第3コンデンサに並列に接続される請求項9に記載の同一の締め具合を維持可能な無線電動衝撃工具。
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