JP3224890U - Two-handed pot - Google Patents
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Abstract
【課題】笊や湯切り可能な勺等を使用することなく、安全かつ確実に湯切りを行うことができる両手鍋を提供する。【解決手段】上端開口部の径方向外側に張り出す注ぎ口11を有する鍋本体10と、鍋本体10に蓋をする蓋体20と、鍋本体10の上端開口部の直径方向の外側に取り付けられた一対の取手30と、蓋体20によって鍋本体10に蓋をした状態で、蓋体20を鍋本体10に固定する固定手段40とを備え、固定手段40は、取手30に回転可能に支持された固定部材41を有し、固定部材41は、鍋本体10側を向いたときに鍋本体10の径方向内側に張り出して、蓋体20の周縁部を鍋本体10との間に挟み込むことで、蓋体20を鍋本体10に固定する挟持部49と、鍋本体10側を向いたときに鍋本体10の径方向内側に張り出すことなく蓋体20の周縁部を鍋本体10との間に挟み込まない非挟持部とを有している。【選択図】図6The present invention provides a two-handed pot that can safely and reliably perform hot-water draining without using a colander or a sharpener that can be hot-dried. A pot body (10) having a spout (11) projecting radially outward from an upper end opening, a lid (20) for covering the pot main body (10), and a pan body (10) attached to a diametrically outer side of an upper end opening of the pot main body (10). A pair of handles 30 provided, and fixing means 40 for fixing the lid 20 to the pot main body 10 in a state where the pot main body 10 is covered with the lid 20. The fixing means 40 is rotatable with respect to the handle 30. It has a fixed member 41 that is supported, and the fixed member 41 projects radially inward of the pot body 10 when facing the pot body 10, and sandwiches the peripheral portion of the lid 20 between the pot body 10. By this, the sandwiching portion 49 for fixing the lid 20 to the pot main body 10, and the peripheral portion of the lid 20 without extending over the inside of the pan main body 10 in the radial direction when facing the pot main body 10 side, with the pan main body 10. And a non-clamped portion that is not sandwiched between the two. [Selection diagram] FIG.
Description
この考案は、パスタ等の麺類を茹でるのに適した両手鍋に関する。 The present invention relates to a two-handed pot suitable for boiling noodles such as pasta.
パスタ等の麺類を鍋を用いて茹でた後に、湯切りを行う場合、茹で上がった麺類をゆで汁と共に笊に流し込んだり、茹で上がった麺類を湯切り可能な勺を用いてすくい取ったり、鍋本体と鍋蓋との間にわずかな隙間が形成されるように、上端開口部から鍋蓋をわずかにずらして固定した状態で鍋本体を傾けることで鍋本体と鍋蓋との隙間から湯を排出したりしていた。 When boiling with noodles such as pasta using a pan, when boiling it, pour the boiled noodles into a colander with boiled juice, scoop up the boiled noodles with a scoop that can be drained, Tilting the pot body with the pot lid slightly shifted from the upper end opening so that a slight gap is formed between the main body and the pot lid, hot water flows from the gap between the pot body and the pot lid. Had been discharged.
しかしながら、上述した第1及び第2の湯切り方法では、笊や湯切り可能な勺が別途必要になるといった問題があると共に、第3の湯切り方法では、重たい鍋本体を両手で持ちながら、鍋蓋を僅かにずらした状態で鍋本体に固定しなければならず、湯切りをしているときに熱い茹で汁が手にかかってやけどをしたり、鍋本体と鍋蓋との隙間が大きいと茹で上がった麺類が茹で汁と一緒に流れ出てしまうといった問題がある。 However, in the first and second hot water removing methods described above, there is a problem that a colander and a sharpener that can be hot water are separately required, and in the third hot water removing method, while holding the heavy pot body with both hands, Must be fixed to the pot body with the pot lid slightly shifted, hot boiled juice gets on your hands when you drain the hot water, and there is a large gap between the pot body and the pot lid There is a problem that the boiled noodles flow out together with the boiling juice.
このため、茹で上がった麺類等を素早く湯切りすることができる鍋として、例えば、特許文献1に開示されたものが提案されている。この鍋は、図8(a)、(b)に示すように、鍋蓋63の天面64に多数の湯切り孔65を設けると共に鍋本体61の上端開口部に嵌合する鍋蓋63の裾部66に縦溝67aと横溝67bとからなるL字状の係合凹部67を設け、鍋本体61の係合突起62を鍋蓋63の係合凹部67の縦溝67aに係合させながら、鍋蓋63を鍋本体61の上端開口部に嵌合させることで鍋本体61に蓋をした後、鍋蓋63を周方向に回転させて横溝67bの終端部に鍋本体61の係合突起62を係合させることで、鍋蓋63を鍋本体61に固定するようになっており、麺類が茹で上がったら、上述したように、鍋本体61に蓋をして鍋蓋63を鍋本体61に固定した状態で、鍋蓋63に形成された湯切り孔65が下側を向くように鍋本体61を上下反転させることにより、湯切りが行えるようになっている。
For this reason, for example, a pot disclosed in
しかしながら、上述した鍋は、鍋本体61の係合突起62を鍋蓋63の裾部66に形成されたL字状の係合凹部67の縦溝67aに係合させなければ、鍋本体61に蓋をすることができないので、特に、湯切りする必要がない場合でも、鍋本体61に蓋をしようとすると、鍋蓋63の係合凹部67の縦溝67aと鍋本体61の係合突起62とを位置合わせしなければならず、取り扱い性が悪いといった問題がある。
However, in the above-mentioned pan, unless the
また、上述した鍋は、鍋蓋63の天面64に湯切り孔65が設けられているので、湯切りする場合は、湯切り孔65が下側を向くように鍋本体61を上下反転させる必要があり、鍋本体61の係合突起62に対する鍋蓋63のL字状の係合凹部67の係合が不完全であった場合、即ち、鍋本体61の係合突起62が係合凹部67の縦溝67aに係合しているだけで、横溝67bの終端部に係合していない場合は、湯切りするために鍋本体61を上下反転させると、鍋蓋63が鍋本体61から脱落し、茹で上がった麺類と共に熱い茹で汁が鍋本体61から勢いよく飛び出して、その茹で汁が手にかかってやけどをする恐れがある。
In the above-mentioned pan, since the
そこで、この考案の課題は、笊や湯切り可能な勺等を使用することなく、安全かつ確実に湯切りを行うことができる両手鍋を提供することにある。 Therefore, an object of the present invention is to provide a two-handed pot that can safely and reliably perform hot water removal without using a colander, a hot water sharpener, or the like.
上記の課題を解決するため、請求項1に係る考案は、上端開口部の径方向外側に張り出す注ぎ口を有する鍋本体と、前記鍋本体に蓋をする蓋体と、前記鍋本体の上端開口部の直径方向の外側に取り付けられた一対の取手と、前記蓋体によって前記鍋本体に蓋をした状態で、前記蓋体を前記鍋本体に固定する固定手段とを備え、前記注ぎ口は、前記一対の取手を結ぶ前記鍋本体の直径方向に直交する方向に配置されており、前記固定手段は、前記取手に回転可能に支持された固定部材を有し、前記固定部材は、前記鍋本体側を向いたときに前記鍋本体の径方向内側に張り出して、前記蓋体の周縁部を前記鍋本体との間に挟み込むことで、前記蓋体を前記鍋本体に固定する挟持部と、前記鍋本体側を向いたときに前記鍋本体の径方向内側に張り出すことなく前記蓋体の周縁部を前記鍋本体との間に挟み込まない非挟持部とを有していることを特徴とする両手鍋を提供するものである。
In order to solve the above-mentioned problems, the invention according to
また、請求項2に係る考案は、請求項1に係る考案の両手鍋において、前記蓋体が、前記鍋本体の上端開口部に嵌入する環状の垂下部を有し、前記垂下部には、複数の湯切り孔が形成されていることを特徴としている。
The invention according to claim 2 is the two-handed pan of the invention according to
また、請求項3に係る考案は、請求項1または2に係る考案の両手鍋において、前記固定手段は、前記固定部材を段階的に位置決めする位置決め機構を備えていることを特徴としている。 According to a third aspect of the present invention, in the two-handed pan according to the first or second aspect, the fixing means includes a positioning mechanism for positioning the fixing member in a stepwise manner.
以上のように、請求項1に係る考案の両手鍋は、取手に回転可能に支持された固定部材が、鍋本体側を向いたときに鍋本体の径方向内側に張り出して、蓋体の周縁部を鍋本体との間に挟み込むことで、蓋体を鍋本体に固定する挟持部と、鍋本体側を向いたときに鍋本体の径方向内側に張り出すことなく蓋体の周縁部を鍋本体との間に挟み込まない非挟持部とを有しているので、茹で上がった麺類等の湯切りを行いたい場合は、蓋体によって鍋本体に蓋をした状態で、固定部材を回転させて、その挟持部によって、蓋体の周縁部を鍋本体との間に挟み込むことで、蓋体を鍋本体に簡単に固定することができ、湯切りする必要のないときは、固定部材の非挟持部が鍋本体側を向く状態にしておくと、一般的な両手鍋と同様の感覚で、鍋本体に対する蓋体の位置合わせを意識することなく、自由に蓋をしたり、蓋を外したりすることができる。
As described above, in the two-handed pan of the invention according to
また、この両手鍋は、その上端開口部の径方向外側に張り出す注ぎ口を有し、その注ぎ口は、一対の取手を結ぶ鍋本体の直径方向に直交する方向に配置されているので、鍋蓋の天面に湯切り孔が設けられている従来の両手鍋のように、湯切りするために鍋本体を上下反転させる必要がなく、一対の取手を持って注ぎ口が下方側を向くように鍋本体を傾けるだけで湯切りを行うことができる。 In addition, this two-handed pan has a spout that protrudes radially outward of the upper end opening, and the spout is arranged in a direction orthogonal to the diameter direction of the pan body that connects the pair of handles, Unlike a conventional two-handed pan with a hot water hole on the top of the pan lid, there is no need to turn the pan body upside down to drain the hot water, and the pouring spout faces downward with a pair of handles. The hot water can be removed simply by tilting the pot body.
特に、請求項2に係る考案の両手鍋は、蓋体が、鍋本体の上端開口部に嵌入する環状の垂下部を有しており、その垂下部には、複数の湯切り孔が形成されているので、垂下部に形成された複数の湯切り孔が鍋本体の注ぎ口に対応するように蓋をした状態で蓋体を固定して湯切り作業を行うと、茹で汁が湯切り孔を通って注ぎ口から容易に流出するので、湯切り作業時に鍋本体を大きく傾ける必要がなく、湯切り作業を円滑かつ確実に行うことができる。 In particular, in the two-handed pan of the invention according to claim 2, the lid has an annular hanging part fitted into the upper end opening of the pot body, and a plurality of hot water holes are formed in the hanging part. So, when performing the draining work with the lid fixed with the lid so that the plurality of drain holes formed in the hanging part correspond to the spout of the pot body, the boiling water Since it easily flows out of the spout through the spout, there is no need to tilt the pan body greatly at the time of hot water draining, and the hot water draining operation can be performed smoothly and reliably.
また、請求項3に係る考案の両手鍋は、固定手段が、固定部材を段階的に位置決めする位置決め機構を備えているので、一旦固定した蓋体の固定が容易に解除されることがなく、湯切り作業時に鍋本体から蓋体が容易に脱落することがない。 In the two-handed pan of the invention according to claim 3, since the fixing means includes a positioning mechanism for positioning the fixing member in a stepwise manner, the fixing of the lid once fixed is not easily released, The lid does not easily fall off the pot body during the hot water removal operation.
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、この両手鍋1は、上端開口部の直径方向の外側に張り出す嘴状の一対の注ぎ口11を有する鍋本体10と、この鍋本体10に蓋をする蓋体20と、鍋本体10の上端開口部の直径方向の外側に取り付けられた一対の取手30と、蓋体20によって鍋本体10に蓋をした状態で、蓋体20を鍋本体10に固定する固定手段40とを備えており、一対の注ぎ口11は、一対の取手30を結ぶ鍋本体10の直径方向に直交する方向にそれぞれ配置されている。
Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. As shown in FIGS. 1 and 2, the two-
前記蓋体20は、鍋本体10の上端開口部の外径と略同径のフランジ部22及びこのフランジ部22から垂下する、鍋本体10の上端開口部の内径よりも僅かに小径の環状の垂下部23からなるステンレス製の環状部材21と、この環状部材21のフランジ部22に嵌着された、蒸気孔24aを有するガラス製の天面部24と、この天面部24の中央に取り付けられたつまみ25とを備えており、環状部材21の垂下部23を鍋本体10の上端開口部に嵌入すると、フランジ部22が鍋本体10の上端に係止され、鍋本体10の上端開口部が蓋体20によって閉蓋された状態となる。
The
前記環状部材21の垂下部23には、複数の湯切り孔23aからなる、直径方向に対向する一対の湯切り孔部が形成されており、湯切りする食材等に応じて効率よく湯切りが行えるように、一方の湯切り孔部を構成している湯切り孔23aと他方の湯切り孔部を構成している湯切り孔23aとは、その孔径が異なっている。
A pair of diametrically opposed draining holes formed of a plurality of draining
前記取手30は、図1〜図5に示すように、鍋本体10の直径方向の外側に張り出す取手本体31と、この取手本体31の基端部から垂下する垂下部38とから構成されており、垂下部38を、鍋本体10にリベット止めされた取付部材MMにネジ止めすることで、鍋本体10に取り付けられている。
As shown in FIGS. 1 to 5, the
前記取手本体31は、後述する固定手段40の固定部材41を回転可能に支持する略円盤状の中央部32と、この中央部32を、所定間隔を開けて取り囲む円弧状の外周部36と、中央部32と外周部36の両端部とをそれぞれ連結する連結部37とを備えており、中央部32には、円形状の凹部33が形成されていると共に、その凹部33の中心に固定部材41を回転可能に支持するリベット51の挿通孔34が形成されている。
The handle
前記固定手段40は、取手本体31の凹部33に回転可能に嵌合する内部回転体42及びこの内部回転体42に嵌着される外装部材47からなる固定部材41と、この固定部材41を取手本体31に回転可能に支持するリベット51と、回転する固定部材41を段階的に位置決めする位置決め機構52とを備えており、固定部材41は、その回転位置に応じて、蓋体20を鍋本体10に固定したり、その固定を解除したりすることができるようになっている。
The fixing means 40 includes a
前記内部回転体42は、下端部が取手本体31の凹部33に嵌合する嵌合部43と、この嵌合部43の上半部に連設された、嵌合部43の径方向外側に張り出す一対の張出部46とを備えており、嵌合部43には、その中心に挿通孔44が形成されていると共に、その挿通孔44を中心とした同心円上に等角度(120度)で3つの貫通孔45が形成されている。
The inner rotating
前記外装部材47は、内部回転体42の嵌合部43及び一対の張出部46を覆う回転操作部48と、この回転操作部48における一方の張出部46に対応する部分から他方の張出部46に対応する部分に渡って連設された、取手本体31の外周部36の内径より僅かに小径の円弧状に張り出す挟持部49と、回転操作部48における挟持部49の反対側において嵌合部43に対応する部分に連設された、円弧状に僅かに張り出す非挟持部50とを備えており、回転操作部48は、内部回転体42の挿通孔44に嵌入されるリベット挿通菅48aを有している。
The
前記挟持部49は、図6及び図7に示すように、その周縁部が鍋本体10側を向いたときに、鍋本体10の径方向内側に張り出して、蓋体20の周縁部を鍋本体10の上端部との間に挟み込むことで、蓋体20を鍋本体10に固定するようになっているが、非挟持部50は、図1及び図2に示すように、その周縁部が鍋本体10側を向いたときでも、鍋本体10の径方向内側に張り出すことなく、蓋体20の周縁部を鍋本体10の上端部との間に挟み込まないようになっている。
As shown in FIG. 6 and FIG. 7, when the peripheral edge faces the pot
前記位置決め機構52は、図3及び図4(b)に示すように、内部回転体42の嵌合部43に形成された3つの貫通孔45にそれぞれ挿入されるボール53及びコイルバネ54と、取手本体31の中央部32の凹部33の底面における挿通孔34を中心とした同心円(嵌合部43が取手本体31の凹部33に嵌合した状態で、その嵌合部43に形成された3つの貫通孔45の中心を通る円に対応する円)上に等角度(30度)で形成された、ボール53が嵌合する球面状の12の窪み部35とから構成されている。
As shown in FIGS. 3 and 4B, the
前記貫通孔45は、その上端開口部から挿入したボール53が窪み部35に嵌合する程度に突出した状態で貫通孔45から脱落しないように、その下端開口部がボール53の外径より僅かに小径に形成されており、3つの貫通孔45にそれぞれボール53及びコイルバネ54を挿入した状態で、外装部材47を内部回転体42に嵌着することで、コイルバネ54が圧縮され、ボール53が窪み部35に嵌合する程度に貫通孔45の下端開口部から突出した状態で下方側に付勢された状態になる。
The lower end opening of the through
従って、内部回転体42の嵌合部43を取手本体31の中央部32の凹部33に嵌合させた状態で、固定部材41をリベット51によって取手本体31に回転可能に支持すると、3つの貫通孔45内にそれぞれ挿入された3つのボール53が、凹部33の底面に形成された12の窪み部35のいずれかに嵌合し、その位置で位置決めされることになる。また、その状態から固定部材41を回転させると、窪み部35に嵌合していたボール53が、隣接する窪み部35間の凹部33の底面によって貫通孔45内に押し上げられることで、隣接する窪み部35側に移動してその窪み部35に嵌合するので、段階的に位置決めされながら回転していくことになる。
Accordingly, when the fixing
以上のように、この両手鍋1は、取手30に回転可能に支持された固定部材41が、鍋本体10側を向いたときに鍋本体10の径方向内側に張り出して、蓋体20の周縁部を鍋本体10との間に挟み込むことで、蓋体20を鍋本体10に固定する挟持部49と、鍋本体10側を向いたときに鍋本体10の径方向内側に張り出すことなく蓋体20の周縁部を鍋本体10との間に挟み込まない非挟持部50とを有しているので、茹で上がった麺類等の湯切りを行いたい場合は、蓋体20によって鍋本体10に蓋をした状態で、固定部材41を回転させて、その挟持部49によって、蓋体20の周縁部を鍋本体10との間に挟み込むことで、蓋体20を鍋本体10に簡単に固定することができ、湯切りする必要のないときは、固定部材41の非挟持部50が鍋本体10側を向く状態にしておくと、一般的な両手鍋と同様の感覚で、鍋本体10に対する蓋体20の位置合わせを意識することなく、自由に蓋をしたり、蓋を外したりすることができる。
As described above, in the two-handed
また、この両手鍋1は、その上端開口部の径方向外側に張り出す注ぎ口11を有しており、その注ぎ口11は、一対の取手30を結ぶ鍋本体10の直径方向に直交する方向に配置されているので、鍋蓋の天面に湯切り孔が設けられている従来の両手鍋のように、湯切りするために鍋本体を上下反転させる必要がなく、一対の取手30を持って注ぎ口11が下方側を向くように鍋本体10を傾けるだけで湯切りを行うことができる。
In addition, the two-handed
特に、この両手鍋1は、蓋体20が、鍋本体10の上端開口部に嵌入する環状の垂下部23を有しており、その垂下部23には、複数の湯切り孔23aが形成されているので、垂下部23に形成された複数の湯切り孔23aが鍋本体10の注ぎ口11に対応するように蓋をした状態で蓋体20を固定して湯切り作業を行うと、茹で汁が湯切り孔23aを通って注ぎ口11から容易に流出するので、湯切り作業時に鍋本体10を大きく傾ける必要がなく、湯切り作業を円滑かつ確実に行うことができる。
In particular, in the two-handed
また、この両手鍋1は、固定手段40が、固定部材41を段階的に位置決めする位置決め機構52を備えているので、一旦固定した蓋体20の固定が容易に解除されることがなく、湯切り作業時に鍋本体10から蓋体20が容易に脱落することがない。
Further, in the two-handed
なお、上述した実施形態では、鍋本体10に2つの注ぎ口11を有しているが、これに限定されるものではなく、注ぎ口11は1つであってもよい。
In the above-described embodiment, the
また、上述した実施形態では、蓋体20の垂下部23に、複数の湯切り孔23aからなる、直径方向に対向する一対の湯切り孔部が形成されているが、これに限定されるものではなく、湯切り孔部は、垂下部23の1カ所に設けてもよく、垂下部23の全周に設けてもよい。
Further, in the above-described embodiment, a pair of diametrically opposed draining holes formed of a plurality of draining
また、上述した実施形態では、蓋体20の垂下部23に湯切り孔部を形成しているが、蓋体の垂下部と鍋本体の注ぎ口との関係で、湯切りしようとする内容物が注ぎ口から流出しない形態あれば、必ずしも、蓋体の垂下部に湯切り孔部を形成する必要はない。
Further, in the above-described embodiment, the hot water hole is formed in the hanging
また、上述した実施形態では、固定部材41の挟持部49が、蓋体20の周縁部を鍋本体10の上端部との間に挟み込むことで、蓋体20を鍋本体10に固定しているが、これに限定されるものではなく、蓋体20の周縁部を鍋本体のいずれかの部位との間に挟み込むものであればよい。
Further, in the above-described embodiment, the holding
この考案は、湯切り可能な両手鍋に利用することができる。 This invention can be used for a two-handed hot pot that can be drained.
1 両手鍋
10 鍋本体
11 注ぎ口
20 蓋体
21 環状部材
22 フランジ部
23 垂下部
23a 湯切り孔
24 天面部
24a 蒸気孔
25 つまみ
30 取手
31 取手本体
32 中央部
33 凹部
34 挿通孔
35 窪み部
36 外周部
37 連結部
38 垂下部
40 固定手段
41 固定部材
42 内部回転体
43 嵌合部
44 挿通孔
45 貫通孔
46 張出部
47 外装部材
48 回転操作部
48a リベット挿通菅
49 挟持部
50 非挟持部
51 リベット
52 位置決め機構
53 ボール
54 コイルバネ
MM 取付部材
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記鍋本体に蓋をする蓋体と、
前記鍋本体の上端開口部の直径方向の外側に取り付けられた一対の取手と、
前記蓋体によって前記鍋本体に蓋をした状態で、前記蓋体を前記鍋本体に固定する固定手段と
を備え、
前記注ぎ口は、前記一対の取手を結ぶ前記鍋本体の直径方向に直交する方向に配置されており、
前記固定手段は、前記取手に回転可能に支持された固定部材を有し、
前記固定部材は、前記鍋本体側を向いたときに前記鍋本体の径方向内側に張り出して、前記蓋体の周縁部を前記鍋本体との間に挟み込むことで、前記蓋体を前記鍋本体に固定する挟持部と、前記鍋本体側を向いたときに前記鍋本体の径方向内側に張り出すことなく前記蓋体の周縁部を前記鍋本体との間に挟み込まない非挟持部とを有していることを特徴とする両手鍋。 A pot body having a spout that protrudes radially outward of the upper end opening,
A lid that covers the pan body,
A pair of handles attached to the outer diameter of the upper end opening of the pot body,
Fixing means for fixing the lid to the pan body while the lid is closed by the lid body,
The spout is arranged in a direction perpendicular to a diameter direction of the pan body connecting the pair of handles,
The fixing means has a fixing member rotatably supported by the handle,
The fixing member protrudes radially inward of the pot body when facing the pot body side, and sandwiches a peripheral portion of the lid body with the pot body, thereby attaching the lid body to the pot body. And a non-clamping portion that does not pinch the periphery of the lid body with the pot body without protruding radially inward of the pot body when facing the pot body side. A two-handed pot characterized by doing.
前記垂下部には、複数の湯切り孔が形成されている請求項1に記載の両手鍋。 The lid has an annular hanging portion that fits into an upper end opening of the pan body,
The two-handed pot according to claim 1, wherein a plurality of hot water holes are formed in the hanging part.
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114947503A (en) * | 2022-06-27 | 2022-08-30 | 台州恒锐智能科技有限公司 | Automatic steam heating cooking device |
-
2019
- 2019-11-13 JP JP2019004293U patent/JP3224890U/en active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114947503A (en) * | 2022-06-27 | 2022-08-30 | 台州恒锐智能科技有限公司 | Automatic steam heating cooking device |
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Legal Events
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