JP3224773U - 多種多様棒 - Google Patents

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青木 淳
淳 青木
有瑠 川▲さき▼
有瑠 川▲さき▼
藤澤 剛
剛 藤澤
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株式会社関電工
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

【課題】比較的同一の工事現場において使用する機会の多い探査棒又は探針棒の機能、接地極の機能、及びロードコーンのコーンバーの固定機能を備えた便利な多種対多様棒を提供する。【解決手段】少なくとも外周が導体である棒本体1の下端1aを円錐形状とし、上端にハドル2が設けられ、当該ハンドル2は棒本体1の左右に延伸され、一方は一定長水平に伸び、その後斜め下方に湾曲形状に折り返した湾曲部2aを有してその端部が棒本体1に接して固定された形状であり、他方は一定長水平に伸びてその後斜め下方に湾曲形状に折り返した湾曲部2bを設け、その端部2cと前記棒本体1の間に開口部3を有する形状である。【選択図】 図1

Description

この考案は、探針棒、接地棒、又はコーンバー固定棒など、種々の用途に使用できる多種多様棒に関するものである。
工場の敷地内などでケーブルを埋設又は布設する電気設備工事の際には、探針棒による掘削前の土中の埋設物の探査や接地抵抗値又は大地抵抗値の測定等を実施している。また、屋外での作業では、屋外の一部を資材置き場として使用していることが多く、その際には、ロードコーン、コーンバーによって区画を作成し、当該区画内に資材を置き、立ち入り禁止の措置をとっている。その際2個のロードコーンに両端を係止したコーンバーが外れないように種々の措置をとっている。
前記探針棒は、掘削現場の地中埋設物の状況を探査するために、先端が尖った棒状部材を土中に突き刺して使用するものである。特許文献1のものは、その改良型のもので、探査棒本体をパイプ状にし、先端ノズルから高圧水を土中に流して付近の土砂を崩し、探査棒の挿入労力を軽減させ、また、探査棒本体の中間外周に膨出した止め部材を設け、探査棒本体の上端の取っ手と前記止め部材との間の探査棒本体外周に、摺動自在な筒形の重り部材を被せて当該重り部材を上下させて前記止め部材を叩くように上下させることで当該探査棒を土中に打ち込むものである。
また、変圧器、避雷器、高圧機器などの電力設備を備える電柱などは、落雷や漏電による事故を防ぐため接地対策が義務付けられており、接地極を埋設する。そしてその埋設した接地極の接地抵抗値を測定しなければならない。接地極の抵抗値は2本の補助極を利用し、電極間に電流を流し、電位差を見ることで、接地抵抗値を測定する。当該測定に当たり、補助極を地面に打ち込むが、測定器に付属する補助極棒は、短くて打ち込みにくい。
また、接地設計では、その土壌がもつ抵抗値を測定する必要がある。土壌はその種類によって固有の抵抗値を持っており、この固有抵抗値を地表面から深さ方向に測定する方法が「ウエンナー電極法」である。この測定は4つの電極を地表面に打ち込み、その電極間の距離が、地層の深さ方向の距離に相当する。そのため4極間の距離を変えながら測定を実施する。従って、測定極をその都度打ち込むこととなる。
特許文献2の作業車の保安用接地棒接地表示装置の接地棒は、上記前者のものであるが、地面に挿入された保安用接地棒の接地抵抗状態を確認するためのもので、絶縁部によって絶縁された接地部と接地抵抗測定部とから成るアース棒を地面に差し込むことにより前記接地部の接地抵抗を測定するものである。
また、前記コーンバーの支持に関しては、特許文献3に示すものがある。これは、上部にホヤ灯と一体となった開閉自在なリング部を上端に有する筒のパイプの下端にポリタンク重石を設けたコーンバー用ガードスタンドである。
実開平7−8790号公報 実開平6−72756号公報 実開平6−30211号公報
前記特許文献1の探査棒は、探査の機能を有するが、接地極の機能やロードコーンのコーンバーを支持固定する機能は有していない。また、前記特許文献2の接地棒は、接地棒としての機能は有するが、探査棒又は探針棒にすることはできない。また、ロードコーンのコーンバーを支持固定する機能は有していない。また、前記特許文献3のコーンバー用ガードスタンドはコーンバーの支持は可能であるが、探査棒の機能や接地極としての機能はない。
従って、これらの作業に際しては、それぞれの用途に合ったものを用意し、それぞれの部材を使用しなければならず、取り扱いが不便である。
この考案は、上記の点に着目し、比較的同一の工事現場において使用する機会の多い探査棒又は探針棒の機能、接地極の機能、及びロードコーンのコーンバーの固定機能を備えた便利な多種対多様棒を提供することを目的としたものである。
請求項1の考案は、少なくとも外周が導体である棒本体の下端を円錐形状とし、上端にハンドルが設けられ、当該ハンドルは棒本体の左右に延伸され、一方は一定長水平に伸び、その後斜め下方に湾曲形状に折り返してその端部が棒本体に接して固定された形状であり、他方は一定長水平に伸びてその後斜め下方に湾曲形状に折り返され、その端部と前記棒本体の間が開口されている形状であり、前記棒本体は地中を推進可能な強度を有する、多種多様棒とした。
また、請求項2の考案は、前記ハンドルが異形棒鋼である、請求項1に記載の多種多様棒とした。
また、請求項3の考案は、前記棒本体が丸鋼である、請求項1又は2に記載の多種多様棒とした。
また、請求項4の考案は、前記棒本体がハンドルの中心位置である、請求項1〜3のいずれかに記載の多種多様棒とした。
また、請求項5の考案は、前記棒本体の下端の円錐形状の先端角度が80度である、請求項1〜4のいずれかに記載の多種多様棒とした。
請求項1の考案によれば、当該多種多様棒は地中に埋設物があるか否かを、地上からハンドルを用いて下部を地中に突き刺して調べる探針棒又は探査棒に使用できる。また、棒本体の少なくとも外周面が導体であるため接地棒として使用できる。また、間隔を空けて設けた2個のロードコーンの頂部に渡したコーンバーにハンドルを係止して下端部を土中に突き刺し、コーンバーの固定棒とすることもできる。この様に、比較的同一の工事現場等において使用する機会の多い探針棒、接地棒、コーンバーの支柱に使用できるため、当該多種多様棒を用意すれば良く、便利である。
そして、棒本体の頂部に設けたハンドルが両側に広がっており、左右のハンドルは棒本体の下部方向に伸びているため、当該ハンドルを持って棒本体の下部を土中に埋設し易い。
また、請求項2の考案によれば、ハンドルの部分を異形棒鋼としたため、強度が高く、当該多種多様棒を地中に埋設する際、ハンマー等でハンドルを叩くことができる。また、作業員が地中へ素手で貫入する際、手が滑らず力が入れやすい。
また、請求項3の考案によれば、棒本体が丸鋼であるため、当該多種多様棒をまっすぐ地中に埋設し易い。
また、請求項4の考案によれば、ハンドルの中心位置に棒本体が位置しているためハンドルの上からハンマー等で叩いて地中に埋設させる際、ハンドルの中央部を叩けば棒本体にその力が伝わりやすく、埋設作業が容易にかつ迅速にできる。
また、請求項5の考案によれば、棒本体の下端の円錐形状の先端角度が80度であるため、棒本体を地中に埋設する際、土中を推進しやすく、かつ、棒本体の下端が埋設物に当たった際埋設物を傷つける恐れがない。
この考案の実施の形態例1の多種多様棒の正面図である。 この考案の実施の形態例1の多種多様棒の下端部を示す図で、(a)図は図1の棒本体の下端部の拡大正面図、(b)図は棒本体を異形棒鋼とした場合の下端部の拡大正面図である。 この考案の実施の形態例1の多種多様棒のハンドルを異形棒鋼とした拡大一部正面図である。 この考案の実施の形態例1の多種多様棒を探針棒として使用した場合の使用状態を示す正面図である。 この考案の実施の形態例1の多種多様棒を接地極の接地抵抗値の測定の際の補助極棒として使用した場合の使用状態を示す正面図である。 この考案の実施の形態例1の多種多様棒をコーンバーの固定棒として使用した場合の使用状態を示す正面図である。
(実施の形態例1)
この考案の実施の形態例1の多種多様棒Aを図1〜図6に基づいて説明する。
この多種多様棒Aは、鉄筋製の棒本体1と、棒本体1の頂部に溶接して設けた鉄筋製のハンドル2から構成されている。
前記棒本体1は、導電性を高めるため銅を外周に被覆したものである。外周に被覆するものはアルミであっても良く、また、他の導電性の材質でもよい。また、棒本体1の直径は10〜16mmである。さらに、棒本体1の下端1aは、図2の(a)図に示すように、円錐形状になっており、円錐の角度は80°前後が好ましい。これにより、当該多種多様棒Aの下端1aが地中の埋設物にあたっても、下端1aの尖端が左程鋭くないため埋設物を傷つける恐れが少ない。また、尖端となっているため土中を推進しやすい。また、当該棒本体1は外周のみならず、すべて導電性の部材で構成されていてもよい。
前記ハンドル2は、棒本体1の上端にその中央部が溶接されたものであり、水平な中央部が左右に伸びており、その一方は水平に一定長伸び、その後斜め下方に湾曲形状に折り返した湾曲部2aを経てその端部が、前記中央部より下の棒本体1に固定された閉鎖形状であり、他方は水平に一定長伸び、その後斜め下方に湾曲形状に折り返した湾曲部2bを経て、その端部2cと棒本体1との間に開口部3を設けている。従って、ハンドル2の一方はトラス構造になっている。また。このようなハンドル2の少なくとも外周を導電性部材で被っても良い。
前記棒本体1及びハンドル2は、その一方又は双方が図2の(b)図及び図3に示すように、異形棒鋼から成るものでもよい。このような異形棒鋼であれば、強度が高く、ハンドル2を上から叩いて地中に押し込む場合、衝撃荷重に耐えられる。
以上の構造の当該多種多様棒Aは、図4に示すように、地表面から掘削穴を掘る際、土中に埋設物4があるか否かの探査をする場合に、作業員が当該多種多様棒Aのハンドル2に手をかけて、その下端1aから土中に押し込む。その際、地盤が固い等、作業員の素手では押し込めない場合、ハンマー等でハンドル2の上から叩いて土中にハンドルAの下部を押し込む。
また、接地極5を土中に埋設するに当たって、接地抵抗値を測定するが、その際の補助極として多種多様棒Aを2本使用し、これらを図5に示すように地面に打ち込む。この地面への打ち込みについても、当該多種多様棒Aは上端にハンドル2を有するため、当該ハンドル2を用いて地面に打ち込むのが容易である。
そして、接地極5と2本の補助極棒である多種多様棒A間に一定の電流を流し、これらの間の電位差をみることで接地極5の接地抵抗値を測定する。また、上記接地極5、上記補助極としての多種多様棒A、Aはそれぞれ測定器8の端子E、端子P及び端子Cに接続される。
次に、当該多種多様棒Aをコーンバーの支持柱として使用する場合について図6に示す。
工事現場等で、立ち入り禁止箇所を区画する場合、図6に示すように、隣接するロードコーン6、6の頂部に、両端の環部7aをかけてコーンバー7を渡している。この場合に、コーンバー7は両端の環部7aを各ロードコーン6に掛けているだけなので、小さな衝撃で外れ易い。
そこで、当該多種多様棒Aを用いてコーンバー7の中間部を押さえてやると、コーンバー7はむやみに外れない。その場合、当該多種多様棒Aのハンドル2の開口部3を有する側のハンドル2の内部に前記コーンバー7を入れて、当該多種多様棒Aを地面に突き刺せば固定柱となる。
また、当該多種多様棒Aの下部を地中に埋設した状態から引き抜く場合、作業員がハンドル2を手で持って引き抜く。しかしながら、作業員の素手で引き抜けない場合は、スリングベルトを多種多様棒Aにかけクレーン車等を用いて引き抜く。その際、当該多種多様棒Aのハンドル2の閉鎖環状部にスリングベルを掛けると、スリングベルトが抜けにくくなる。
以上の様に、当該多種多様棒Aがあれば、掘削工事現場において、探査棒又は探針棒、接地棒として使用でき、また、区画をする際のロードコーンのコーンバーの押さえ棒としても使用でき便利である。
A 多種多様棒
1 棒本体 1a 下端
2 ハンドル 2a 湾曲部
2b 湾曲部 2c 端部
3 開口部 4 埋設物
5 接地極 6 ロードコーン
7 コーンバー 7a 環部
8 測定器

Claims (5)

  1. 少なくとも外周が導体である棒本体の下端を円錐形状とし、上端にハンドルが設けられ、当該ハンドルは棒本体の左右に延伸され、一方は一定長水平に伸び、その後斜め下方に湾曲形状に折り返してその端部が棒本体に接して固定された形状であり、他方は一定長水平に伸びてその後斜め下方に湾曲形状に折り返され、その端部と前記棒本体の間が開口されている形状であり、前記棒本体は地中を推進可能な強度を有することを特徴とする、多種多様棒。
  2. 前記ハンドルが異形棒鋼であることを特徴とする、請求項1に記載の多種多様棒。
  3. 前記棒本体が丸鋼であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の多種多様棒
  4. 前記棒本体がハンドルの中心位置であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の多種多様棒。
  5. 前記棒本体の下端の円錐形状の先端角度が80度であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の多種多様棒。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220131079A (ko) * 2021-03-19 2022-09-27 주식회사 쎄임코리아 막장면에 적용되는 전기비저항 탐사용 전극

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