JP3224442U - ノーブラ対応品及び着脱袋、そしてそのノーブラ対応品着脱袋が適用されたノーブラ対応衣服 - Google Patents

ノーブラ対応品及び着脱袋、そしてそのノーブラ対応品着脱袋が適用されたノーブラ対応衣服 Download PDF

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Abstract

【課題】ノーブラ状態のまま衣服を着用しても乳頭が突出せず、胸の輪郭が表れない構造で作製されたノーブラ対応品と、ノーブラ対応品を着脱するためのノーブラ対応品着脱袋と、ノーブラ対応品着脱袋が適用されたノーブラ対応衣服を提供する。【解決手段】ノーブラ状態の着用者の胸の前において胸及び乳頭を覆うノーブラ対応品であって、着用者の両側の胸及び乳頭を覆う第1胸カバー部、第1胸カバー部と連結される第2胸カバー部、第1胸カバー部の下端から下方向に延長された第1下端延長部140a、及び第2胸カバー部の下端から下方向に延長された第2下端延長部140bを含む。ノーブラ対応品着脱袋は、ノーブラ対応品を挿入又は除去(着脱)できる挿入口を有し、シャツ、セーターなどの衣服内部の胸が触れる位置に取り付けられる。【選択図】図2

Description

本考案は、ブラジャー未着用(いわゆる「ノーブラ」)に対応するために、胸を覆うノーブラ対応品、そしてそのノーブラ対応品を挿入又は除去できる構造物(ノーブラ対応品着脱袋)、そしてその着脱袋が適用されたノーブラ対応衣服に関する。
胸、胸部、背中、脇腹へのブラジャーの圧迫感や副作用(汗、痕跡、皮膚疾患など)のため、いわゆるノーブラ(ブラジャー未着用)を追求する人々が増えている。特に、最近では、様々な社会的要因によりノーブラに対する認識が変化している。
しかし、自宅でのノーブラはさほど問題がないが、外ではノーブラ状態のままシャツなどの服を着ると、胸の輪郭が目立ったり乳頭が突出したりして、他人の視線から不自由なのが事実である。
シャツ、セーターなど外出着の場合以外に、自宅で着るイージーウェア(着心地の良い服)の場合にも、ノーブラ状態のまま楽に休んでいるときに、しばらくコンビニに行ったり、またはゴミを捨てるなどのことで外へ出るためには、ブラジャーを再度着用しなければならないなど、非常に不便であった。
上記問題点を解決するための本考案の目的は、ノーブラ状態のまま衣服を着用しても乳頭が突出せず、薄い素材の衣服であっても、胸の形と輪郭が目立たない構造で作製されたノーブラ対応品及びそのノーブラ対応品を衣服に適用するための構造物(以下、「ノーブラ対応品着脱袋」)を提供する。
また、本考案の他の目的は、前記ノーブラ対応品着脱袋が適用されたノーブラ対応衣服を提供する。
上記課題を解決するために、本考案では、衣服内側の胸部位に付け加えて衣服外側に乳頭が突出することを防止し、胸の形や輪郭が目立たないようにしてブラジャー未着用状態に見えないようにする。
具体的には、本考案の一側面によると、ノーブラ状態の着用者の胸の前において胸及び乳頭を覆うためのノーブラ対応品が提供される。このノーブラ対応品は、Tシャツ、ノースリーブシャツ、セーター、ドレスシャツ、ワンピース、インナーウェア、患者服など衣服の外側に乳頭が突出することを防止し、胸の輪郭が目立たないようにして、ブラジャーを着用していないことに見えないようにするために、ノーブラ状態の着用者の胸の前において胸及び乳頭を覆うための用途の物品である。
このノーブラ対応品は、着用者の両側の胸及び乳頭を覆う第1胸カバー部、前記第1胸カバー部と連結される第2胸カバー部、前記第1胸カバー部の下端から下方向に延長された第1下端延長部、前記第2胸カバー部の下端から下方向に延長された第2下端延長部を含むことができる。
また、前記ノーブラ対応品は、前記第1胸カバー部の第2胸カバー部と連結された反対側から側方向に延長された第1側端延長部、前記第2胸カバー部の第1胸カバー部と連結された反対側から側方向に延長された第2側端延長部をさらに含むことができる。
また、本考案の他の側面によると、前記ノーブラ対応品を着脱(挿入又は除去)できるように設計されたノーブラ対応品着脱袋が提供される。シャツ、セーターなどの衣服内部の胸が触れる位置にノーブラ対応品着脱袋が取り付けられる。
また、本考案の他の側面によると、前記ノーブラ対応品着脱袋が適用されたTシャツ、ノースリーブシャツ、セーター、ドレスシャツ、ワンピース、インナーウェア、患者服などノーブラ対応衣服が提供される。
以上で紹介した本考案の構成及び作用は、図面と一緒に説明する具体的な実施例を通じてより明確になるであろう。
本考案によると、一般的なブラジャーの問題に因りノーブラを追求する人々に周りの視線に自由且つ自信を持ってノーブラをすることができる。
また、自宅でノーブラでイージーウェアを着用した状態のまま出かけることができるようにする。
本考案は、イージーウェアだけでなく、シャツ、セーターなどの外出着、そして病院での患者服などすべての衣服に適用することができ、また、女性用衣服のみに限定されることなく男性の乳頭突出を覆うための用途として男性用衣服にも適用することができる。
一般的なブラジャーの基本的な構成である。 ノーブラ対応品100の斜視図である。 図2のX−Xの断面図である。 図2のY−Yの断面図である。 一般的なブラジャーを着用したときの胸1の形状及び乳頭5の位置を示す。 本考案のノーブラ対応品100を使用する場合の胸1の形状及び乳頭5の位置を示す。 ノーブラ対応品着脱袋200が適用されたシャツの外観を示す。 図6に示したシャツを裏返した様子を示す。 ノーブラ対応品挿入空間240の第1作製方式の説明図である。 ノーブラ対応品挿入空間240の第2作製方式の説明図である。 ノーブラ対応品挿入空間240にノーブラ対応品を入れた後の様子を示す。 ノーブラ対応品挿入空間240にノーブラ対応品を入れた状態のままシャツを元に裏返して観た前方外観の様子を示す。 ノーブラ対応品着脱袋200が取り付けられたノースリーブシャツの内部の様子を示す。 本考案に係るノーブラ対応シャツを実際に着用した様子を示す。
本考案の利点及び特徴、そしてこれらを達成する方法は、添付される図面と共に詳細に記述されている実施例を参照すれば明確になるであろう。しかし、本考案は、以下で開示される実施例に限定されるものではなく、異なる様々な形態で表され、単に本実施例は、本考案の開示が完全にし、本考案の属する技術分野において通常の知識を有する者に考案のカテゴリを完全に知らせるために提供され、本考案は、請求項の記載によって定義される。
まず、説明の便宜及び理解を助けるためにブラジャーに関連した用語を説明する。一般的なブラジャーの基本的な構成は、図1に示す。
両方の乳房を入れるモールド(カップ)10は、左側モールドと右側モールドとを連結する部分である前中心20、両方のモールド10を着用者の後方に連結して着用者の背中に密着させる左側及び右側のウィング30、両方のモールド10にそれぞれ連結されたウィング20を背中の方で又は胸の方で互いに結合するフック40、ウィング30の上方辺に取り付けられて弾性力により着用者の身体に密着されるようにする上辺テープ(chest tape、32)、ウィング30下方辺に取り付けられて弾性力により着用者の身体に密着されるようにする下辺テープ
(under tape、34)、肩にかけてずり落ちないようにする肩紐50、モールド10の支え60に設けられて胸の形状を一定の形状に作る補正ワイヤ(図示せず)などで構成される。
以下では、本考案のノーブラ対応品及びその着脱袋の実施例を説明する。
<ノーブラ対応品>
図2は、ノーブラ対応品100の斜視図であり、図3は、図2のX−X断面図、図4は、図2のY−Y断面図である。
ノーブラ対応品100は、大まかに見ると、ブラジャー完製品の形状と同様のように見えるが、実際はそうではなく、本考案の目的を達成するための固有の特徴がある。
まず、ノーブラ対応品100の構成を見ると、左右両側の胸及び乳頭を覆う第1、第2胸カバー部(100a、100b)がある。第1胸カバー部100aと第2胸カバー部100bは、連結部120で連結される。第1胸カバー部100aの一側(連結部120の反対側)は、側方向に延長されて第1側端延長部130aを成しており、第2胸カバー部100bの一側(連結部120の反対方)は側方向に延長されて第2側端延長部130bを成している(図3参照)。そして、少なくとも第1及び第2胸カバー部(100a、100b)の下端は、下方向に延長されて第1、第2下端延長部(140a、140b)を形成する(図4参照)。
図2には、第1、第2胸カバー部(100a、100b)の下端だけでなく、連結部120の下端も下に延長されて第1、第2下端延長部(140a、140b)と略同じ位置まで連結部延長部140’が形成されていることが示されている。もちろん、このような構成によれば、ノーブラ対応品100の形状が単純になるので、材料の切断、プレス加工、後作業(ライナー接合など)の側面では有利であるが、材料がさらに消費されて原価の側面では多少不利なこともあり得る。とにかく、本考案の目的を達成するためには、少なくとも第1、第2胸カバー部(100a、100b)の下端が下に延長されて第1、第2下端延長部(140a、140b)が形成されることさえできれば、十分であろう。
第1側端延長部130aと第1下端延長部140aとの間は、自然な外郭曲線を維持する第1側下端連結面150aを成している。同様に、第2側端延長部130bと第2下端延長部140bとの間は、自然な外郭曲線を維持する第2側下端連結面150bを成している。
第1、第2側端延長部(130a、130b)の側方向への延長の長さは、それぞれ、前記第1、第2胸カバー部(100a、100b)の側端から約20mm〜70mmであり、前記第1、第2下端延長部(140a、140b)の下端方向への延長の長さは、それぞれ前記第1、第2胸カバー部(100a、100b)の下端から約20mm〜70mmである。
第1、第2側端延長部(130a、130b)と第1、第2下端延長部(140a、140b)は一般的なブラジャーにない構成である。一般的なブラジャーは、その目的が胸を下から上に支えて保持ことであり、図1に示した両方のモールド10を着用者の後方に引いて胸をモールドカップ内に入れるためのウィング30と、ウィング30の上方辺と下方辺を着用者の身体に密着させて胸を盛る上辺テープ32及び下辺テープ34と、肩にかけて胸が下に落ちない作用をする肩紐50と、モールド10の支え60に設けられて胸の形状を一定の形状に作る補正ワイヤーで構成されるだけである。しかし、本考案のノーブラ対応品は、胸を支えることを目的とせず、胸の輪郭及び乳頭が目立たないようにするための目的を有するので、このような一般的なブラジャーの構成がない。また、一般的なブラジャーは、単に乳頭及びその周辺の胸の肉だけを覆う形状に過ぎず、胸を支える作用をしない状態では乳頭と胸の輪郭を十分覆うのは難しい。その理由は次の通りである。
図5の(a)は、一般的なブラジャーを着用したときの胸1の形状及び乳頭5の位置を示し、図5の(b)は、本考案のノーブラ対応品100を使用する場合の胸1の形状及び乳頭5の位置を示す。
図5の(a)において、ブラジャーのモールド10の中に胸1が入れられるが、ブラジャーのすべての構成要素(すなわち、図1に示したウィング30、上辺テープ32、下辺テープ34、肩紐50、支え60、補正ワイヤ(図示せず))がモールド10の中にある胸を下から上に支えるように作用するので、乳頭5が着用者の前方又は少し前方の上に位置するようになる。したがって、モールド10の大きさは、胸の上部分の一部と下部分を覆うことのできる程度の大きさになり、モールド10の略中間部に乳頭5が位置する。
しかし、本考案のノーブラ対応品100が使用される図5の(b)の場合には、胸1を着用者の方に押すか、または下から上に支えるのではなく、単にノーブラ対応品100で胸の前を覆う作用しかしないので、胸1が下に垂れるようになり、それにより乳頭5がブラジャーを着用したときよりも下に位置するようになる。したがって、下端延長部(140a、140b)が必要である。また、胸が下に垂れるようになり上下の距離が長くなるので、胸の輪郭を覆うためには、一般的なブラジャーのモールドの大きさよりも、本考案のノーブラ対応品100の胸カバー部(100a、100b)がより大きくなければならない。
ノーブラ対応品100の材料は、一般的なブラジャーのモールド(図1の10)の材質と類似する合成スポンジを使用した。しかし、衣服の種類に応じて通気性を強化するための目的として、織布又はメッシュ(mesh)状スポンジなどを使用しても良い。
胸カバー部(100a、100b)の厚さは、約5〜12mmであるが、本実施例では8mmを使用した。これは衣服の種類、用途、そしてカップの大きさ、乳頭の大きさなどに応じて選択することができる(例えば、衣服が厚い場合には、胸カバー部(100a、100b)の厚さはより薄く、カップの大きさが小さい着用者の場合にも、胸カバー部(100a、100b)の厚さは相対的に薄くなっても良いだろう。また、乳頭の突出程度が大きい場合には、その分、胸カバー部(100a、100b)も厚くなるだろう)。また、胸カバー部(100a、100b)の直径は、乳房の大きさ(カップサイズ)に応じて決定されることができる。胸カバー部(100a、100b)の直径と厚さを、様々な大きさで作製して消費者の体型に応じて選択できるようにすれば良い。
本考案に係るノーブラ対応品100のすべての構成要素、すなわち、胸カバー部(100a、100b)、連結部120、側端延長部(130a、130b)、下端延長部(140a、140b)は一体として形成されることができる。例えば、一つの板材(スポンジ、織布など)にプレス金型でノーブラ対応品を一遍に作製することができる。また、胸カバー部(100a、100b)の凹部を形成するために、加熱金型を利用して板材の該当部位を凹状に(他の方向から見たときには凸状に)形成するとともに、全体の外郭形状を打ち抜いて作製することができる。その他にも手作業でノーブラ対応品100を作製できるのはもとより、各構成要素を別途作製して縫製又は接着などの方法で組み立てることも可能である。
図2にある参照番号のうち、まだ説明していない構成要素がある。図2を参照すると、胸カバー部(100a、100b)の上辺に沿って弾性力のある素材によってライニング処理を施した上辺ライナー160と、下端延長部(140a、140b)及び側端延長部(130a、130b )、そして連結部120の下辺に沿って弾性力のある素材(ヘム生地又はパワーネット生地など)によってライニング処理を施した下辺ライナー170が含まれる。上辺ライナー160と下辺ライナー170は、それぞれノーブラ対応品100の該当位置の辺に沿って覆って縫製する。これらの上辺ライナー160と下辺ライナー170の役割は、ノーブラ対応品100に弾性力を与えてノーブラ対応品100の形状が最大限胸の形状になるようにして、ブラジャーを着用していないかのように見えないようにするためである(図5の(b)参照)。一実施例において上辺ライナー160の幅は、約2mm〜10mmであり、下辺ライナー170の幅は、それより大きい約5mm〜15mmである。
<ノーブラ対応品着脱袋及びノーブラ対応衣服>
図6は、上述した図2のノーブラ対応品100又は他のノーブラ対応品を着脱できる構造に設計されたノーブラ対応品着脱袋200が適用されたシャツの外観を示す。シャツは、胸板と背板を相対させてわき腹部位を縫合し、肩部位に袖を縫合し、首部位を縫合して作製される。このように作製されたシャツの胸板内方の胸が触れる部位の内方にノーブラ対応品着脱袋200が適用されている。ただ、外部から直接見えることはない。以下で説明するが、ノーブラ対応品着脱袋200がシャツに接合された部分が外部に全く目立たないこともまた本考案の特徴の一つである。ノーブラ対応品着脱袋200について以下で詳細に説明する。
以下の説明では、便宜上、ノーブラ対応品着脱袋が適用されたシャツ及びノースリーブシャツを通じて本考案に係るノーブラ対応品着脱袋を説明している。
図7は、図6に示したシャツを裏返したものであり、シャツの胸の方に取り付けられたノーブラ対応品着脱袋200を示している。ノーブラ対応品着脱袋200は、言葉通り、図2に示したノーブラ対応品100又は他の形態のノーブラ対応品を挿入又は除去するためのポケットである。
図7の実施例において、シャツの胸板の内方の胸部位にノーブラ対応品着脱袋200が部分的に接合されている。つまり、接合部と非接合部がある。
まず、ノーブラ対応品着脱袋200のシャツとの接合部は、首部位の縫い目に接合される首部位接合部210と、両わき腹部位の縫い目に接合されるわき腹部位接合部(220a、220b)と、両袖が胸板に連結された部位の縫い目に接合される袖部位接合部(270a、270b)である。この実施例では、ノーブラ対応品着脱袋200が接合されたシャツのこれらの部位は、いずれも基本的にシャツに存在しており、存在しなければならない部分の内方の縫い目と一致するように位置するので、図6に示すようにシャツの外部ではノーブラ対応品着脱袋200の接合部が全く見えないことから、ノーブラ対応品着脱袋200の存在を知ることができない。図7にノーブラ対応品着脱袋200とシャツの接合部を太い線で示した。
一方、ノーブラ対応品着脱袋200のシャツとの非接合部は、基本的にシャツの縫い目以外の部分に接する部位である。すなわち、図7の実施例において、非接合部は、衣服の首部位の縫い目と両袖が胸板に連結された部位の縫い目との間(肩甲骨部位非接合部 230a、230bと称する)と、前記両わき腹部位の縫い目の下端を連結する部位(下胸部位非接合部280と称する)である。もちろん、ノーブラ対応品着脱袋200の前記接合部以外の前面(シャツの胸板に向かう面)は、シャツの胸板に接合されず浮いている。
このように、ノーブラ対応品着脱袋200がシャツの首部位接合部210、両わき腹部位接合部(220a、220b)、両袖部位接合部(270a、270b)の縫い目にのみ接合されるので、ノーブラ対応品着脱袋200のその他の部位、すなわち、非接合部(230a、230b、280)はシャツに接合されない。これにより、ノーブラ状態のまま本考案のシャツを着ても、ノーブラ対応品着脱袋200に挿入されたノーブラ対応品により胸が覆われるだけで、それ以外の部位は自然に通常のシャツと同様に身体の上に位置し、外部から見るときはノーブラ状態を人為的にノーブラ対応品で覆ったものと見えない。すなわち、普通にブラジャーを着用した状態でシャツを着たのと同様に見えるようになる。特に、ノーブラ対応品着脱袋200の下胸部位280が全体的にシャツと分離されているので、着用者が腰を曲げたり、上体を回すなどの姿勢を取っても、シャツ内部のノーブラ対応品着脱袋200に関係なく、自然なシャツ着用状態と同様のシルエットが維持される。
ノーブラ対応品着脱袋200は、軽くて柔らかく、若干の伸縮性のある吸汗速乾の素材から成る生地250で作製されるのが望ましい。本実施例では、メッシュ状のヘム(Hem)生地を使用したが、これに限定されるものではない。
ノーブラ対応品着脱袋200の胸の位置に該当する部分にノーブラ対応品挿入空間240がある。ノーブラ対応品挿入空間240は、一対の対向する長辺と一対の対向する短辺とから成る長方形である。下方長辺は生地250の下胸部位280と連接しており、ノーブラ対応品挿入空間240の前記下方長辺とそれに直交する両方短辺とが逢う角には、ノーブラ対応品100又はノーブラ対応品を挿入するためのノーブラ対応品挿入口(260a、260b)が形成されている。ノーブラ対応品挿入口(260a、260b)は、ノーブラ対応品挿入空間240に一旦挿入されたノーブラ対応品100が容易に抜け出せないようにする程度の大きさ、約40〜70mmの長さであるのが望ましい。
図7ではノーブラ対応品挿入空間240の両側にノーブラ対応品挿入口(260a、260b)が形成されているが、いずれか一方にのみノーブラ対応品挿入口(260a、260b)が形成されても良い。また、図7ではノーブラ対応品挿入空間240の下方両側にノーブラ対応品挿入口(260a、260b)が形成されているが、ノーブラ対応品挿入口(260a、260b)がノーブラ対応品挿入空間240の上方に形成されても良い。
ノーブラ対応品挿入空間240は、その上辺241と下辺244と、そして左辺と右辺のノーブラ対応品挿入口(260a、260b)を除いた一部分(242、243)のうち少なくとも一つ以上の辺(したがって、実際にはノーブラ対応品挿入口(260a、260b)の他にも、生地250と連結されていない部分があり得る)がノーブラ対応品着脱袋200の生地250に連結されて空間を形成する。
ノーブラ対応品挿入空間240を形成する方式は様々である。その例を説明する。図8は、ノーブラ対応品挿入空間240を生地250と別途に作製してノーブラ対応品挿入空間240の上辺241、下辺244、ノーブラ対応品挿入口(260a、260b)を除いた左辺242及び右辺243の一部分を生地250に接合する方式を示す(接合部を太い線で示す)。接合方法としては、縫製を利用しても良いが、これに限定されない。図9は、生地250を(a)に示した形状の展開図に基づいて裁断してノーブラ対応品挿入空間240が形成される部分240’と生地250との境界である折畳線244’に沿って折り、(b)のようにノーブラ対応品挿入空間240の上辺241と左辺242及び右辺243の一部分のみ接合し、折畳線244’によって下辺244が形成されるようにする方式を示す。図8の方式に比べて接合部の箇所が減って作業性が向上し、ノーブラ対応品挿入空間240の下辺244に接合部がなくなるので、下辺244と下胸部位(図7の280)が一致するようになり、より自然なシャツの外観を維持することができる。
図10は、ノーブラ対応品挿入空間240にノーブラ対応品100を入れた後の様子を示す。ノーブラ対応品挿入口(260a、260b)を介して図1で説明したノーブラ対応品100を挿入空間240に挿入した様子である。薄いメッシュ生地を使用してノーブラ対応品100が透けて見える。
図11は、ノーブラ対応品挿入空間240にノーブラ対応品100を入れた状態でシャツを元に裏返した外観の前方(胸の方)を示す。図11から見るとき、ノーブラ対応品着脱袋200がシャツの外部から認知されず、ただ普通のブラジャーが着用された状態と同一のシルエットで表されるだけであることが分かる。以上のような構成により、シャツに様々な形や大きさのノーブラ対応品を選択的に入れたり抜いたりすることができるので、消費者のニーズに応えることができる。例えば、ユーザの体型別に様々な大きさ、形状、厚さのノーブラ対応品を用意しておけば、特定のユーザは、自分に合ったノーブラ対応品を簡単にノーブラ対応品着脱袋200に着脱して使用することができる。
図12は、袖のないノースリーブシャツに、本考案のノーブラ対応品着脱袋200を取り付けた内部の様子を示す。全体的には、図7においてシャツに適用した構成と類似している。事実上、本考案のノーブラ対応品着脱袋200は、長袖シャツ、半袖シャツ、ノースリーブシャツ、セーターなどすべての種類の衣服にそのまま又は若干の形状変更を通じて適用することができる。
図13は、本考案によるノーブラ対応品着脱袋にノーブラ対応品を挿入した状態のノーブラ対応衣服(シャツ)を実際着用した様子を示す。ノーブラ状態のままシャツを着ても全くノーブラ状態を認知できない程度の効果を奏することが分かる。
以上、本考案のいくつかの代表的な実施例を説明したが、本考案の技術的範囲がこれらの実施例に限定されるものではない。本考案の技術的範囲、すなわち権利範囲は、以下で提示する特許請求の範囲によって決まる。
1:胸 5:乳頭
10:モールド(カップ) 20:前中心
30:ウィング 40:フック
32:上辺テープ 34:下辺テープ
50:肩紐 100:ノーブラ対応品
100a:第1胸カバー部 100b:第2胸カバー部
120:連結部 130a:第1側端延長部
130b:第2側端延長部 140a:第1下端延長部
140b:第2下端延長部 140’:連結部延長部
150a:第1側下端連結面 150b:第2側下端連結面
160:上辺ライナー 170:下辺ライナー
200:ノーブラ対応品着脱袋 210:首部位接合部
220a、220b:わき腹接合部
230a、230b:肩甲骨部位非接合部
240:ノーブラ対応品挿入空間
241:上辺 244:下辺
242:ノーブラ対応品挿入口260aを除いた左辺
243:ノーブラ対応品挿入口260bを除いた右辺
250:生地
260a、260b:ノーブラ対応品挿入口
280:下胸部位非接合部

Claims (13)

  1. ノーブラ状態の着用者の胸の前において胸及び乳頭を覆うための物品であって、
    着用者の両側の胸及び乳頭を覆う第1胸カバー部、
    前記第1胸カバー部と連結される第2胸カバー部、
    前記第1胸カバー部の下端から下方向に延長された第1下端延長部、及び
    前記第2胸カバー部の下端から下方向に延長された第2下端延長部を含むノーブラ対応品。
  2. 前記第1胸カバー部の第2胸カバー部と連結された反対側から側方向に延長された第1側端延長部、及び
    前記第2胸カバー部の第1胸カバー部と連結された反対側から側方向に延長された第2側端延長部をさらに含む請求項1に記載のノーブラ対応品。
  3. 前記第1胸カバー部、第2胸カバー部、第1下端延長部、及び第2下端延長部は一体に形成された請求項1に記載のノーブラ対応品。
  4. 前記第1胸カバー部、第2胸カバー部、第1下端延長部、第2下端延長部、第1側端延長部、及び第2側端延長部は一体に形成された請求項2に記載のノーブラ対応品。
  5. 前記第1及び第2胸カバー部の上辺に沿ってライニング処理された上辺ライナーと、
    前記第1及び第2下端延長部と前記第1及び第2側端延長部の下辺に沿ってライニング処理された下辺ライナーをさらに含む請求項2に記載のノーブラ対応品。
  6. 着用者の両側の胸及び乳頭を覆う第1胸カバー部、前記第1胸カバー部と連結される第2胸カバー部、前記第1胸カバー部の下端から下方向に延長された第1下端延長部、及び前記第2胸カバー部の下端から下方向に延長された第2下端延長部を含み、ノーブラ状態の着用者の胸の前において胸及び乳頭を覆うための請求項1に記載のノーブラ対応品が着脱されるノーブラ対応品着脱袋であって、
    生地と、
    前記生地が衣服に接合される接合部と、
    前記生地が衣服に接合されない非接合部と、
    ノーブラ対応品が挿入されるノーブラ対応品挿入口が含まれており、少なくともこのノーブラ対応品挿入口を除いた部分が前記生地と連結されて内部に空間を形成するノーブラ対応品挿入空間を含むノーブラ対応品着脱袋。
  7. 前記接合部は、衣服の首部位の縫い目に接合される首部位接合部、衣服の両わき腹部位の継ぎ目に接合されるわき腹部位接合部、そして衣服の両袖が胸板に連結された部位の継ぎ目に接合される袖部位接合部のうち少なくとも一つを含む請求項6に記載のノーブラ対応品着脱袋。
  8. 前記非接合部は、衣服の首部位と両袖が胸板に連結された部位との間及び衣服の両わき腹部位の下端を連結する部位のうち少なくとも一つを含む請求項6に記載のノーブラ対応品着脱袋。
  9. 前記ノーブラ対応品挿入空間は、前記生地と別途作製されて前記生地に接合されることを特徴とする請求項6に記載のノーブラ対応品着脱袋。
  10. 前記ノーブラ対応品挿入空間は、前記生地と一体に作製されることを特徴とする請求項6に記載のノーブラ対応品着脱袋。
  11. 生地と、前記生地が衣服に接合される接合部と、前記生地が衣服に接合されない非接合部と、及び請求項1に記載のノーブラ対応品が挿入されるノーブラ対応品挿入口が含まれており、少なくともこのノーブラ対応品挿入口を除いた部分が前記生地と連結されて内部に空間を形成するノーブラ対応品挿入空間を含むノーブラ対応品着脱袋が付着されたノーブラ対応衣服。
  12. 前記ノーブラ対応品着脱袋の接合部が衣服に接合される部分は、衣服の首部位の縫い目、衣服の両わき腹部位の継ぎ目、そして衣服の両袖が胸板に連結された部位の縫い目のうち少なくとも一つを含む請求項11に記載のノーブラ対応衣服。
  13. 前記ノーブラ対応品着脱袋の非接合部は、衣服の首部位と両袖が胸板に連結された部位との間の部分及び衣服の両わき腹部位の下端を連結する部分のうち少なくとも一つを含む請求項11に記載のノーブラ対応衣服。
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