JP3224268U - 両面表示圧力計の駆動構造 - Google Patents

両面表示圧力計の駆動構造 Download PDF

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Abstract

【課題】どの方向から指針を見ても時計回りに回転し、作業時に往復移動しながら圧力計を観察する時に、誤認を減らすことができる両面表示圧力計の駆動構造を提供する。【解決手段】駆動構造は、フレームと、二つのピニオンと、クラウンギヤと、二つの巻きばねと、揺動アームとを備える。フレーム110は、間隔を空けて平行に配列され、互いに連結されている三枚の挟持板を有する。二つのピニオンは、それぞれ中間挟持板と他方の二枚の挟持板との間に位置し、各々シャフトが貫通し、二本のシャフトの一端はいずれも中間挟持板に連結され、他端はそれぞれ他方の挟持板を貫通し、二本のシャフトは同じレベル高さに位置するが連結されていない。クラウンギヤ140は二つのピニオンと同時に噛合し、二つの巻きばねは二本のシャフトにそれぞれ装着される。揺動アーム170は、中間挟持板と他方の二枚の挟持板の一つとの間に枢設され、二つのピニオンの一つに噛合するセクタギヤを一端に有し、ブルドン管に連結されるリンクを他端に有する。【選択図】図2

Description

本考案は圧力計の構造に関し、且つ特に両面表示型圧力計の駆動構造に関する。
従来の圧力計の駆動構造の多くは、揺動アームの一端がリンク連結されるブルドン管を有し、他端がセクタギヤと一つのピニオンとが噛合するとともに、指針をピニオンを貫通するシャフトの一端に装着する構造を利用したものである。被測定液体又は気体の圧力変化によりブルドン管が変形すると、揺動アームのリンクが揺動アームを揺動枢転させるように駆動することで、揺動アームのセクタギヤがピニオンを回転させ、ひいてはシャフトが回転することで、圧力値を表示する。
しかるに上記した設備又は機械の液圧又は気圧を測定するための圧力計の多くは片面表示であり、つまり一方向からしか観測することができない。しかしながら、作業者が作業時に設備又は機械の両側で往復移動しなければならない場合があるため、作業の利便性から、両面のいずれでも圧力を表示することができる両面表示圧力計が徐々に開発されてきている。
圧力を両面表示可能な一般的な圧力計は、一つのピニオンを貫通するシャフトの両端のいずれにも指針を装着することで目的を達成している。しかしながら、二本の指針はいずれも同一のピニオンの回転により駆動されることから、同一方向から見たときに、二本の指針は同方向に回転する。言い換えるならば、圧力計正面から指針を見て順時計回りに回転するとき、圧力計裏面から他方の指針を見ると反時計回りの回転を示すということになる。
このように、作業者が作業時に設備又は機械の両側で往復移動しながら圧力計を観察する場合、もし指針奥のめもり盤の数値をしっかりと読み取っていない場合、習慣から混乱しやすく、ひいては誤認を生じる事態を招きやすい。
本考案の一態様では、圧力計の指針をそれぞれ異なるピニオンにより駆動し、且つ二つのピニオンのシャフトは連結されておらず、クラウンギヤでピニオンの回転を他方のピニオンに伝達して、クラウンギヤにより二つのピニオンの回転方向を逆転させる両面表示圧力計の駆動構造を提供する。これにより、圧力計の一方側から指針を見て順時計回りに回転するとき、圧力計の他方側から他方の指針を見ても順時計回り回転を示すことになり、作業者が作業時に設備又は機械の両側で往復移動しながら圧力計を観察するときに、習慣から混乱して誤認が生じる事態を減らすことになる。
本考案の一つの実施形態によれば、両面表示圧力計の駆動構造は、フレームと、第1のピニオンと、第2のピニオンと、クラウンギヤと、二つの巻きばねと、揺動アームとを備える。フレームは、順次間隔を空けて平行に配列されるとともに、上横棒と下横棒とで互いに連結されている第1の挟持板と、中間挟持板と、第2の挟持板を有する。第1のピニオンは、第1の挟持板と中間挟持板との間に位置するとともに、第1のシャフトが貫通しており、且つ第1のシャフトの一端は中間挟持板に連結されて、他端は該第1の挟持板を貫通している。第2のピニオンは、中間挟持板と第2の挟持板との間に位置するとともに、第2のシャフトが貫通しており、且つ第2のシャフトの一端は中間挟持板に連結されており、他端は該第2の挟持板を貫通しており、このうち第1のシャフト及び第2のシャフトは同じレベル高さに位置するものの連結はされていない。クラウンギヤは、第1のピニオンと第2のピニオンとに同時に噛合する。二つの巻きばねは、第1のシャフト及び第2のシャフトにそれぞれ装着されている。揺動アームは、第1の挟持板又は第2の挟持板と中間挟持板との間に枢設されるとともに、第1のピニオン及び第2のピニオンに噛合するセクタギヤを一端に有しており、ブルドン管に連結されるリンクを他端に有している。
本考案の一つの実施例によれば、上記第1の挟持板は中間挟持板の前方に位置している。
本考案の上記及びその他目的、特徴、長所及び実施例がより明確に理解できるようにするために、以下に図面を説明する。
本考案の一つの実施例に係る両面表示圧力計の駆動構造の正面図である。 図1の両面表示圧力計の駆動構造の立体概略図である。 図1の両面表示圧力計の駆動構造の左側図である。 図1の両面表示圧力計の駆動構造の他の立体概略図である。 図1の両面表示圧力計の駆動構造の正面概略図である。
図1及び図2を同時に参照されたい。このうち、図1は本考案の一つの実施例に係る両面表示圧力計の駆動構造100の正面図であり、図2は図1の両面表示圧力計の駆動構造の立体概略図である。
両面表示圧力計の駆動構造100は、フレーム110と、第1のピニオン120と、第2のピニオン130と、クラウンギヤ140と、二つの巻きばね150,160と、揺動アーム170とを備える。両面表示圧力計の駆動構造100は、両面表示可能な圧力計(図示せず)内に組み付けられており、図1に示すように、従来のブルドン管200が揺動アーム170の一端に連結されており、被測定物の気圧又は液圧変化によりブルドン管200が変形して揺動アーム170がピニオンを回転させることで圧力値を示すものである。
図2を参照されたい。フレーム110は、順次間隔を空けて平行に配列されるとともに、上横棒118と下横棒119とで互いに連結されている第1の挟持板112と、中間挟持板114と、第2の挟持板116とを備える。
三つの挟持板112、114、116はいずれもL字状をなしており、本考案の一つの実施例によれば、三つのL字状挟持板はいずれも右側に向かって第1の挟持板112、中間挟持板114、第2の挟持板116の順で前から後向きに間隔を空けて平行に配列されているため、第1の挟持板112を前側として、第2の挟持板116を後側として定義している。しかし、これは本考案の一つの実施形態の例示に過ぎず、本考案の範囲を限定するためのものではない。他の実施例においては、三つのL字状挟持板はいずれも左側を向くとともに、第1の挟持板112を後側として、第2の挟持板116を前側として定義してもよい。
図2及び図3を参照されたい。このうち、図3は図1の両面表示圧力計の駆動構造の左側図である。第1のピニオン120は第1の挟持板112と中間挟持板114との間に位置するとともに、第1のシャフト122が貫通しており、且つ第1のシャフト122の一端は中間挟持板114に連結されて、他端は第1の挟持板112を貫通している。
圧力計指針(図示せず)は、この第1の挟持板112を貫通する第1のシャフト122上に取り付けることができ、しかも圧力計指針と第1の挟持板112との間にはめもり盤(図示せず)が設けられるため、これにより、第1のピニオン120が第1のシャフト122を回転させたとき、圧力計指針(図示せず)も回転させられて圧力値を示す目的を達成する。
第2のピニオン130は中間挟持板114と第2の挟持板116との間に位置するとともに、第2のシャフト132が貫通しており、且つ第2のシャフト132の一端は中間挟持板114に連結されており、他端は第2の挟持板116を貫通しており、このうち第1のシャフト122及び第2のシャフト132は同じレベル高さに位置するものの連結はされていない。
他方の圧力計指針(図示せず)は、この第2の挟持板116を貫通する第2のシャフト132上に取り付けることができ、しかも圧力計指針(図示せず)と第2の挟持板116との間にはめもり盤(図示せず)が設けられるため、これにより、第2のピニオン130が第2のシャフト132を回転させたとき、この圧力計指針(図示せず)も回転させられて圧力値を示す目的を達成する。
図2ないし図5を参照されたい。このうち、図4は図1の両面表示圧力計の駆動構造の他の立体概略図であり、図5は図1の両面表示圧力計の駆動構造の正面概略図である。
本考案の一つの実施形態によれば、クラウンギヤ140はフレーム110の左側に設けられ、且つ第1のピニオン120と第2のピニオン130とに同時に噛合する。前記第1のシャフト122及び第2のシャフト132は同一レベル高さに位置するものの連結はされていないことから、第1のピニオン120の回転が、直接第1のシャフト及び第2のシャフトを通じて第2のピニオン130を回転させることはない。本考案の両面表示圧力計の駆動構造100は、クラウンギヤ140で第1のピニオン120と第2のピニオン130とに同時に噛合して、第1のピニオン120の回転を第2のピニオン130に伝達しつつ、クラウンギヤ140を介して、第1のピニオン120と第2のピニオン130とを反対方向に回転させる。
図2を参照されたい。巻きばね150が第1のシャフト122に装着されており、巻きばね160が第2のシャフト132に装着されている。
図2及び図5を参照されたい。本考案の一つの実施形態によれば、図3に示すように、揺動アーム170は第1の挟持板112と中間挟持板114との間に枢設されており、揺動アーム170は、第1のピニオン120に噛合するセクタギヤ172を有しており、つまり揺動アーム170及びクラウンギヤ140はそれぞれフレーム110の対向する側に位置している。
図2に示すように、揺動アーム170の他端は、ブルドン管200に連結されているリンク174を備える。本考案の他の実施形態によれば、揺動アームは第2の挟持板と中間挟持板との間に枢設してもよく、この場合には揺動アームのセクタギヤは第2のピニオンに噛合する。
図2ないし図5を参照されたい。本実施例において、被測定液体又は気体の圧力でブルドン管200が変形するとリンク174を介して揺動アーム170を揺動させて、揺動アーム170の他端に位置するセクタギヤ172が第1のピニオン120を回転させて、更にクラウンギヤ140により第1のピニオン120と第2のピニオン130とが同時に噛合して、そして第1のピニオン120の回転が第2のピニオン130に伝達されて第2のピニオン130を回転させる。
本考案の両面表示圧力計の駆動構造100を正面(前側)から見たとき、第1のピニオン120は揺動アーム170のセクタギヤ172の連動により順時計回りに回転(つまり図3の矢印Aで示す方向)したとき、クラウンギヤ140が図3の矢印Cで示す方向に回転し、更にクラウンギヤ140により第2のピニオン130が図3の矢印Bで示す方向に回転し、つまり第1のピニオン120と第2のピニオン130とが反対方向に回転することになるが、このとき、もし改めて本考案の両面表示圧力計の駆動構造100の裏面(後側)から見たとき、第2のピニオン130も順時計回りに方向に回転する。これにより、両面表示の圧力計にて、どの方向から指針を見たとしてもいずれも順時計回りに回転するようになり、作業者が作業時に設備又は機械の両側で往復移動しながら圧力計を観察するときに、習慣から混乱して誤認が生じる事態を減らすことになる。
本考案について上記のとおり実施例を開示したが、これは本考案を限定するためのものではなく、当業者であれば、本考案の技術思想及び範囲内で、各種変更及び付加を行うことは可能であるのは当然であるため、本考案の保護範囲は別紙の実用新案登録請求の範囲で限定されるものを基準とする。
100 駆動構造
110 フレーム
112 第1の挟持板
114 中間挟持板
116 第2の挟持板
118 上横棒
119 下横棒
120 第1のピニオン
122 第1のシャフト
130 第2のピニオン
132 第2のシャフト
140 クラウンギヤ
150、160 巻きばね
170 揺動アーム
172 セクタギヤ
174 リンク
200 ブルドン管
A、B、C 矢印

Claims (2)

  1. 両面表示圧力計の駆動構造であって、
    順次間隔を空けて平行に配列されるとともに、上横棒と下横棒とで互いに連結されている第1の挟持板と、中間挟持板と、第2の挟持板を有するフレームと、
    該第1の挟持板と該中間挟持板との間に位置するとともに、第1のシャフトが貫通しており、且つ該第1のシャフトの一端は該中間挟持板に連結されて、他端は該第1の挟持板を貫通している第1のピニオンと、
    該第2の挟持板と該中間挟持板との間に位置するとともに、第2のシャフトが貫通しており、且つ該第2のシャフトの一端は該中間挟持板に連結されており、他端は該第2の挟持板を貫通しており、このうち該第1のシャフト及び該第2のシャフトは同じレベル高さに位置するものの連結はされていない、第2のピニオンと、
    該第1のピニオンと該第2のピニオンとに同時に噛合するクラウンギヤと、
    該第1のシャフト及び該第2のシャフトにそれぞれ装着されている二つの巻きばねと、
    該第1の挟持板又は第2の挟持板と該中間挟持板との間に枢設されるとともに、該第1のピニオン及び第2のピニオンに噛合するセクタギヤを一端に有しており、ブルドン管に連結されるリンクを他端に有している、揺動アームと、を備える、ことを特徴とする、
    両面表示圧力計の駆動構造。
  2. 前記第1の挟持板が中間挟持板の前方に位置している、請求項1に記載の両面表示圧力計の駆動構造。
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