JP3224200B2 - 平らな要素を加工する折畳み／のり付け機のモジュラ折畳み装置 - Google Patents
平らな要素を加工する折畳み／のり付け機のモジュラ折畳み装置Info
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- B31B50/62—Uniting opposed surfaces or edges; Taping by adhesives
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、平らな要素、より
詳しくは厚紙箱の素材を加工する折畳み／のり付け機の
着脱可能なモジュラ折畳み装置に関する。
詳しくは厚紙箱の素材を加工する折畳み／のり付け機の
着脱可能なモジュラ折畳み装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】折畳み／のり付け機では、箱の素材が、
スタックの底部から１枚ずつ取り出され、次にベルトコ
ンベアにより折畳み及び／又はのり付けの種々のセクシ
ョンに搬送され、最後のスタッカステーションで「平ら
に折り畳まれ」且つのり付けされた状態で受け入れられ
る。「クラッシュロックボトム（ｃｒａｓｈ−ｌｏｃｋ
ｂｏｔｔｏｍ）」と呼ばれる形式の箱の場合、作業
は、通常、側方タブを予め破断し、側方タブを再び開く
と共に単純な前方右タブ及び複合左タブを折畳み、複合
前方中央右タブを折畳み、複合前方タブに頂部からのり
付けし、側方タブに底部からのり付けし、単純な前方左
タブを折畳み、素材の右縁部の中央がのり付けされた側
方タブ上で再び閉じるように、第２及び第４の長手方向
縦溝に沿って折り畳み、折り畳まれた各素材を最後の供
給ステーションで積み重ねられる出口でプレスし，スト
リッピングする順に行われる。
スタックの底部から１枚ずつ取り出され、次にベルトコ
ンベアにより折畳み及び／又はのり付けの種々のセクシ
ョンに搬送され、最後のスタッカステーションで「平ら
に折り畳まれ」且つのり付けされた状態で受け入れられ
る。「クラッシュロックボトム（ｃｒａｓｈ−ｌｏｃｋ
ｂｏｔｔｏｍ）」と呼ばれる形式の箱の場合、作業
は、通常、側方タブを予め破断し、側方タブを再び開く
と共に単純な前方右タブ及び複合左タブを折畳み、複合
前方中央右タブを折畳み、複合前方タブに頂部からのり
付けし、側方タブに底部からのり付けし、単純な前方左
タブを折畳み、素材の右縁部の中央がのり付けされた側
方タブ上で再び閉じるように、第２及び第４の長手方向
縦溝に沿って折り畳み、折り畳まれた各素材を最後の供
給ステーションで積み重ねられる出口でプレスし，スト
リッピングする順に行われる。
【０００３】「シックスコーナ」と呼ばれる形式の箱の
場合、通常の作業は、単純な前タブ、次に複合前タブを
折畳み、複合後タブ、次に単純な後タブを、夫々、起立
させ、折畳み、一方の側部で４つのコーナ及び他方の側
部で２つのコーナにおいて複合前タブ及び後タブに頂部
からのり付けし、側方タブの第１長手方向縦溝に従って
折り、これに従って、二重にのり付けされた隣接した対
の前タブ及び後タブののり付け箇所上に折返し、他方の
側方タブが隣接した対ののり付け箇所につくように第２
及び第４縦溝に沿って折り畳む、順に行われ、２つのの
り付け箇所の中央が隣接した縁部上に折り返される。箱
素材を、機械の側方及び長手方向に滑らないようにして
搬送させるため、上下のベルトコンベアが組み合わせて
使用され、或る場合には、１つ又は幾つかの下方のベル
トコンベアと上方の加圧ローラトラックとが組み合わさ
れる。
場合、通常の作業は、単純な前タブ、次に複合前タブを
折畳み、複合後タブ、次に単純な後タブを、夫々、起立
させ、折畳み、一方の側部で４つのコーナ及び他方の側
部で２つのコーナにおいて複合前タブ及び後タブに頂部
からのり付けし、側方タブの第１長手方向縦溝に従って
折り、これに従って、二重にのり付けされた隣接した対
の前タブ及び後タブののり付け箇所上に折返し、他方の
側方タブが隣接した対ののり付け箇所につくように第２
及び第４縦溝に沿って折り畳む、順に行われ、２つのの
り付け箇所の中央が隣接した縁部上に折り返される。箱
素材を、機械の側方及び長手方向に滑らないようにして
搬送させるため、上下のベルトコンベアが組み合わせて
使用され、或る場合には、１つ又は幾つかの下方のベル
トコンベアと上方の加圧ローラトラックとが組み合わさ
れる。
【０００４】前タブの折上げは、クロスバー上に弾性的
態様で吊り下がる１つ又は幾つかのフック（これらのフ
ックの下端部は素材のタブ通路の軸線内にある）からな
る比較的簡単な装置により行なわれる。後タブの自動起
立装置は、後タブの通る瞬間にのみ上流側回転にセット
される（このセットは、素材の変位速度より高い速度で
行なわれる）１つ又は幾つかの下方フックを備えている
ため少々複雑である。長手方向の線に従った折畳みは、
バフ研摩された金属で作られた捩れベルトにより開始さ
れ、厚紙との小さな摩擦係数をもつ合成材料で作られた
１つ又は幾つかの平行バーで形成された捩れトラックに
より行なわれる。折り畳むべき部分が剛い場合には、ト
ラックは、上方の捩れベルト及び下方の平ベルトからな
る１対の関連駆動ベルトで構成される。通常、ベルト
は、これらの良好な軌道を制御するため、別々のプーリ
により導かれる。また、これらのベルトは、通常、同じ
駆動軸に取り付けられている。
態様で吊り下がる１つ又は幾つかのフック（これらのフ
ックの下端部は素材のタブ通路の軸線内にある）からな
る比較的簡単な装置により行なわれる。後タブの自動起
立装置は、後タブの通る瞬間にのみ上流側回転にセット
される（このセットは、素材の変位速度より高い速度で
行なわれる）１つ又は幾つかの下方フックを備えている
ため少々複雑である。長手方向の線に従った折畳みは、
バフ研摩された金属で作られた捩れベルトにより開始さ
れ、厚紙との小さな摩擦係数をもつ合成材料で作られた
１つ又は幾つかの平行バーで形成された捩れトラックに
より行なわれる。折り畳むべき部分が剛い場合には、ト
ラックは、上方の捩れベルト及び下方の平ベルトからな
る１対の関連駆動ベルトで構成される。通常、ベルト
は、これらの良好な軌道を制御するため、別々のプーリ
により導かれる。また、これらのベルトは、通常、同じ
駆動軸に取り付けられている。
【０００５】コンベア、フック、トラック及び捩れベル
トは、機械の別のクロスバー上に取り付けられており、
このため、シリーズの変更時に、素材のフォーマットに
従って、これらのそれぞれの側方位置を調節できる。特
に、「クラッシュロックボトム」形の箱から「シックス
コーナ」形の箱の製造に変更する場合には、側方タブの
最後の下方ののり付け装置は、新しい側方タブを、隣接
した対ののり付け箇所に回転押し付けする金属捩れトラ
ックに置換しなければならない。このため、のり付けホ
イールがその駆動軸から取り外され且つ下方ののり容器
が取り出される。また、「シックスコーナ」形の箱の製
造時には、最終折畳みの直前に側方タブを折り返すた
め、コンベアに対する素材の位置決め誤差（ｆａｉｌｉ
ｎｇ ｏｆｐｏｓｉｔｉｏｎ）が、僅かではあるが非常
に頻繁に発生する。厚紙と金属の捩れトラックとの間の
摩擦によるこの位置決め誤差は、最終の折畳みを目立つ
程に歪ませる。
トは、機械の別のクロスバー上に取り付けられており、
このため、シリーズの変更時に、素材のフォーマットに
従って、これらのそれぞれの側方位置を調節できる。特
に、「クラッシュロックボトム」形の箱から「シックス
コーナ」形の箱の製造に変更する場合には、側方タブの
最後の下方ののり付け装置は、新しい側方タブを、隣接
した対ののり付け箇所に回転押し付けする金属捩れトラ
ックに置換しなければならない。このため、のり付けホ
イールがその駆動軸から取り外され且つ下方ののり容器
が取り出される。また、「シックスコーナ」形の箱の製
造時には、最終折畳みの直前に側方タブを折り返すた
め、コンベアに対する素材の位置決め誤差（ｆａｉｌｉ
ｎｇ ｏｆｐｏｓｉｔｉｏｎ）が、僅かではあるが非常
に頻繁に発生する。厚紙と金属の捩れトラックとの間の
摩擦によるこの位置決め誤差は、最終の折畳みを目立つ
程に歪ませる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、１対
の駆動ベルトに基づいて、素材に位置決め誤差を生じさ
せることなく素材の側方タブを折り畳む装置であって、
軸により回転されるのり付けホイールからなるのり付け
装置の代わりに、折畳みを行なうための上方の捩れ部分
と、対応する下方の平らな部分とからなる駆動ベルト
（これは、簡単な金属捩れランプ（ｍｅｔａｌｌｉｃ
ｔｗｉｓｔｅｄ ｒａｍｐ）よりは複雑である）を備え
た側方タブ折畳み装置を提供することにある。にも係わ
らず、この装置の機能は信頼性があり、且つ実現コスト
を低減させるため装置の概念はできる限り簡単でなくて
はならない。
の駆動ベルトに基づいて、素材に位置決め誤差を生じさ
せることなく素材の側方タブを折り畳む装置であって、
軸により回転されるのり付けホイールからなるのり付け
装置の代わりに、折畳みを行なうための上方の捩れ部分
と、対応する下方の平らな部分とからなる駆動ベルト
（これは、簡単な金属捩れランプ（ｍｅｔａｌｌｉｃ
ｔｗｉｓｔｅｄ ｒａｍｐ）よりは複雑である）を備え
た側方タブ折畳み装置を提供することにある。にも係わ
らず、この装置の機能は信頼性があり、且つ実現コスト
を低減させるため装置の概念はできる限り簡単でなくて
はならない。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的は、機械のフレ
ーム上にフック手段を一体化させる着脱可能なモジュー
ルの形態をなす折畳み装置であって、１つの駆動ドラム
又は２つの駆動ドラムに、捩れ部分をもつベルトの通路
及び対応する平らな部分をもつベルトの通路を形成する
２連のプーリと、のり付けホイールの駆動軸へのドラム
の連結要素とを有する折畳み装置により達成される。全
てが１ブロックに作られた全モジュールの取扱いは、必
要ならばリフト手段を用いて、１つの金属トラックのよ
うな簡単さで実際に行なわれる。特に、このモジュール
は、ベルトの正確な位置決めを更に行うことなく、正し
く位置決めされる。また、このモジュールの検査及び維
持は、ひとたびこのモジュールを機械から取り外せば大
幅に簡単化される。
ーム上にフック手段を一体化させる着脱可能なモジュー
ルの形態をなす折畳み装置であって、１つの駆動ドラム
又は２つの駆動ドラムに、捩れ部分をもつベルトの通路
及び対応する平らな部分をもつベルトの通路を形成する
２連のプーリと、のり付けホイールの駆動軸へのドラム
の連結要素とを有する折畳み装置により達成される。全
てが１ブロックに作られた全モジュールの取扱いは、必
要ならばリフト手段を用いて、１つの金属トラックのよ
うな簡単さで実際に行なわれる。特に、このモジュール
は、ベルトの正確な位置決めを更に行うことなく、正し
く位置決めされる。また、このモジュールの検査及び維
持は、ひとたびこのモジュールを機械から取り外せば大
幅に簡単化される。
【０００８】好ましい実施例によれば、モジュールは垂
直方向の平らな主支持体（例えば金属板）を有し、主支
持体の外面には、機械のフレーム上へのフック手段が設
けられ、主支持体の内面には、２連のプーリと、２つの
ベルトの駆動ドラムとが設けられている。所望ならば、
前記内面には更に、捩れた折畳みベルトの部分を案内し
且つ支持するための金属トラックを設ける。この簡単化
された構造により、モジュールの実現及び設置が特に簡
単になる。好ましい実施例によれば、モジュールの主支
持体の内面は、２つのベルトが並べられる単一の駆動ド
ラムのみを支持し、この主支持体は、ドラムのハブと直
接連結するため、のり付けホイールの駆動軸が通り得る
ようになっている。特に、前記ハブは、駆動軸の端部の
円錐状表面と補完して接触する円錐状表面を有してい
る。この簡単化された構成により、駆動軸とベルトとの
間の機械的動力損失が低減される。また、両ベルトの速
度が実質的に同一にされる。
直方向の平らな主支持体（例えば金属板）を有し、主支
持体の外面には、機械のフレーム上へのフック手段が設
けられ、主支持体の内面には、２連のプーリと、２つの
ベルトの駆動ドラムとが設けられている。所望ならば、
前記内面には更に、捩れた折畳みベルトの部分を案内し
且つ支持するための金属トラックを設ける。この簡単化
された構造により、モジュールの実現及び設置が特に簡
単になる。好ましい実施例によれば、モジュールの主支
持体の内面は、２つのベルトが並べられる単一の駆動ド
ラムのみを支持し、この主支持体は、ドラムのハブと直
接連結するため、のり付けホイールの駆動軸が通り得る
ようになっている。特に、前記ハブは、駆動軸の端部の
円錐状表面と補完して接触する円錐状表面を有してい
る。この簡単化された構成により、駆動軸とベルトとの
間の機械的動力損失が低減される。また、両ベルトの速
度が実質的に同一にされる。
【０００９】主支持体は、ベルトの捩れ部分の通路の上
流側延長部を形成することが好ましい。これにより、主
支持体の寸法が最適化される。好ましい実施例によれ
ば、モジュールは、垂直方向の平らな第２支持体を有
し、該第２支持体は、主支持体に対して平行であり且つ
ベルトの平らな部分の通路に対面して配置され且つ案内
プーリを支持している。この第２支持体は、ドラム、プ
ーリ及びベルトの一部を保護するモジュールの内側前方
部を形成する。この第２支持体は、緊張プーリ用の弾性
装置を支持するのに特に有効である。主支持体の上縁部
には、１対のハンドルのような把持及び／又は持上げ手
段を設けるのが好ましい。
流側延長部を形成することが好ましい。これにより、主
支持体の寸法が最適化される。好ましい実施例によれ
ば、モジュールは、垂直方向の平らな第２支持体を有
し、該第２支持体は、主支持体に対して平行であり且つ
ベルトの平らな部分の通路に対面して配置され且つ案内
プーリを支持している。この第２支持体は、ドラム、プ
ーリ及びベルトの一部を保護するモジュールの内側前方
部を形成する。この第２支持体は、緊張プーリ用の弾性
装置を支持するのに特に有効である。主支持体の上縁部
には、１対のハンドルのような把持及び／又は持上げ手
段を設けるのが好ましい。
【００１０】モジュールの主支持体の外面に属するフレ
ームのフック手段は、機械の部片の上面上に載置される
水平板の形態をなしており、該水平板には、該板を機械
の部片に固定する手段が通される１つ又は幾つかのスロ
ット又は孔が設けられ、該スロット及び孔の長さは、固
定手段をクランプする前にモジュールの位置を調節でき
る長さである。フレームの部片自体はクロスバーに取り
付けられ、その側方位置を調節できることが好ましい。
ームのフック手段は、機械の部片の上面上に載置される
水平板の形態をなしており、該水平板には、該板を機械
の部片に固定する手段が通される１つ又は幾つかのスロ
ット又は孔が設けられ、該スロット及び孔の長さは、固
定手段をクランプする前にモジュールの位置を調節でき
る長さである。フレームの部片自体はクロスバーに取り
付けられ、その側方位置を調節できることが好ましい。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明は、添付図面に示す非制限
的な実施例を参照して述べる以下の説明により一層良く
理解されよう。図面に示すように、折畳みモジュール１
００が、フレームの形状をなすフレーム１０の部片に、
のり付け装置の代わりに取り付けられる。フレーム１０
のこの部片の下流側部分の２つの中空ビーム１２、１
２′が、横方向位置を調節するための機械の２つの円筒
状クロスバー、すなわち支持中空ビーム及びねじ付き中
空ビームによって取付けられる。このフレーム１０の上
流側端部は、半円形のスロットを有し、該スロットには
対応する他の円筒状クロスバーが嵌合される。図２でよ
り良く見えるように、折畳みモジュール１００は、垂直
方向に平らな主支持板２０の回りに構成されており、該
支持板２０の外面２３には、フレーム１０の部片の上面
に載置される水平なフック板２４が設けられている。こ
のフック板２４には、固定ねじを通すための１つ又は幾
つかのスロットすなわち長孔２５が設けられている。こ
れらの長孔２５は、クランプする前に、フレーム１０の
部片に対するモジュール１００の位置調節を可能にす
る。
的な実施例を参照して述べる以下の説明により一層良く
理解されよう。図面に示すように、折畳みモジュール１
００が、フレームの形状をなすフレーム１０の部片に、
のり付け装置の代わりに取り付けられる。フレーム１０
のこの部片の下流側部分の２つの中空ビーム１２、１
２′が、横方向位置を調節するための機械の２つの円筒
状クロスバー、すなわち支持中空ビーム及びねじ付き中
空ビームによって取付けられる。このフレーム１０の上
流側端部は、半円形のスロットを有し、該スロットには
対応する他の円筒状クロスバーが嵌合される。図２でよ
り良く見えるように、折畳みモジュール１００は、垂直
方向に平らな主支持板２０の回りに構成されており、該
支持板２０の外面２３には、フレーム１０の部片の上面
に載置される水平なフック板２４が設けられている。こ
のフック板２４には、固定ねじを通すための１つ又は幾
つかのスロットすなわち長孔２５が設けられている。こ
れらの長孔２５は、クランプする前に、フレーム１０の
部片に対するモジュール１００の位置調節を可能にす
る。
【００１２】この主支持板２０は２つの矩形孔２６を有
し、かくして該矩形孔２６は、作業者がこの折畳みモジ
ュール１００を非常に容易に取り外し且つ再び取り付け
ることを可能にする２つの把持ハンドルを非常に簡単に
形成している。必要ならば、リフト手段に掛けることが
できるようにするため、これらの２つの孔にチェーンを
通すことができる。図１に示すように、主支持板２０の
内面２２のほぼ中央下部には、駆動ドラム３０が支持さ
れており、該駆動ドラム３０はベアリング上で自由回転
できるように取り付けられている。このドラム３０の円
錐状の中央ハブは、通常、のり付けホイールに通じるよ
うになっている伝達軸３４（図２）の端部３２（これも
円錐状である）に直接取り付けることができる。伝達軸
３４は、外面から出発し、フレーム１０の部片を横切
り、主支持板２０に対応して形成された通路を通ってド
ラム３０のハブに到達している。
し、かくして該矩形孔２６は、作業者がこの折畳みモジ
ュール１００を非常に容易に取り外し且つ再び取り付け
ることを可能にする２つの把持ハンドルを非常に簡単に
形成している。必要ならば、リフト手段に掛けることが
できるようにするため、これらの２つの孔にチェーンを
通すことができる。図１に示すように、主支持板２０の
内面２２のほぼ中央下部には、駆動ドラム３０が支持さ
れており、該駆動ドラム３０はベアリング上で自由回転
できるように取り付けられている。このドラム３０の円
錐状の中央ハブは、通常、のり付けホイールに通じるよ
うになっている伝達軸３４（図２）の端部３２（これも
円錐状である）に直接取り付けることができる。伝達軸
３４は、外面から出発し、フレーム１０の部片を横切
り、主支持板２０に対応して形成された通路を通ってド
ラム３０のハブに到達している。
【００１３】２つの図面から良く分かるように、主支持
板２０は上流側延長部２１を有し、該上流側延長部２１
は、素材の側方タブを折り畳み及び折り返すための長い
捩れ金属トラック５１を、内面２２に当接して取り付け
ることを可能にする。このトラックの端部で、上方のベ
ルト４０は、プーリ４１で上流側に半回転（ｂ）し、次
に、上方プーリ４２まで逆に捩られ（ｃ）、次に、第３
プーリ４３に向って下流側に再び下降し（ｄ）、このベ
ルト４０を、非常に重要な巻付け角度（ｅ）に従って駆
動ドラム３０の回りに配向する。このドラムの出口で、
ベルトは、プーリ４６まで再び水平方向に出発し
（ｇ）、ここから、緊張プーリ４５の回りに向かって戻
り（ｆ）、上流側延長部２１の端部に配置されたプーリ
４７に向かって再び水平に出発し（ｇ′）、更に、捩れ
軌道（ａ）の開始部に向かって戻る（ｈ）。図１から分
かるように、プーリ４５の軸は長手方向の孔４４に通さ
れており、プーリ４５の裏面で、この軸の他端４５′
（図２）は弾性手段（図示せず）により下流側に引っ張
られている。
板２０は上流側延長部２１を有し、該上流側延長部２１
は、素材の側方タブを折り畳み及び折り返すための長い
捩れ金属トラック５１を、内面２２に当接して取り付け
ることを可能にする。このトラックの端部で、上方のベ
ルト４０は、プーリ４１で上流側に半回転（ｂ）し、次
に、上方プーリ４２まで逆に捩られ（ｃ）、次に、第３
プーリ４３に向って下流側に再び下降し（ｄ）、このベ
ルト４０を、非常に重要な巻付け角度（ｅ）に従って駆
動ドラム３０の回りに配向する。このドラムの出口で、
ベルトは、プーリ４６まで再び水平方向に出発し
（ｇ）、ここから、緊張プーリ４５の回りに向かって戻
り（ｆ）、上流側延長部２１の端部に配置されたプーリ
４７に向かって再び水平に出発し（ｇ′）、更に、捩れ
軌道（ａ）の開始部に向かって戻る（ｈ）。図１から分
かるように、プーリ４５の軸は長手方向の孔４４に通さ
れており、プーリ４５の裏面で、この軸の他端４５′
（図２）は弾性手段（図示せず）により下流側に引っ張
られている。
【００１４】図１に良く示すように、第２垂直板２８
が、主支持板２０に対して平行に対面するようにして、
スリーブ（ｄｉｓｔａｎｃｅ ｐｉｅｃｅｓ、図示せ
ず）を介して固定されている。この第２垂直板２８の外
面（すなわち、主支持板２０に対面する側の面）には複
数のプーリ（図示せず）が支持されており、該プーリ
は、上方のベルト４０の下流側の第３部分に対面する平
らな部分（ａ′）を備えた下方のベルト５０を案内す
る。この下方のベルト５０は、プーリ４１のレベルで下
流側に戻され（ｂ′）、下方のベルト５０の直ぐ傍で駆
動ドラム３０の回りに巻かれる（ｅ′）。このドラム３
０を出ると、前記下方のベルトはプーリの回りを走行す
る（ｆ′）。該プーリの軸５８の外側部分は、引っ張り
弾性手段（図示せず）の張力に抗して長い縦溝５７内で
摺動することが理解されよう。次に、このベルトは、上
方に半回転して（ｈ′）その平らな軌道（ａ′）まで戻
される。
が、主支持板２０に対して平行に対面するようにして、
スリーブ（ｄｉｓｔａｎｃｅ ｐｉｅｃｅｓ、図示せ
ず）を介して固定されている。この第２垂直板２８の外
面（すなわち、主支持板２０に対面する側の面）には複
数のプーリ（図示せず）が支持されており、該プーリ
は、上方のベルト４０の下流側の第３部分に対面する平
らな部分（ａ′）を備えた下方のベルト５０を案内す
る。この下方のベルト５０は、プーリ４１のレベルで下
流側に戻され（ｂ′）、下方のベルト５０の直ぐ傍で駆
動ドラム３０の回りに巻かれる（ｅ′）。このドラム３
０を出ると、前記下方のベルトはプーリの回りを走行す
る（ｆ′）。該プーリの軸５８の外側部分は、引っ張り
弾性手段（図示せず）の張力に抗して長い縦溝５７内で
摺動することが理解されよう。次に、このベルトは、上
方に半回転して（ｈ′）その平らな軌道（ａ′）まで戻
される。
【００１５】上記説明から理解されるように、この折畳
みモジュール１００は、これをフレーム１０の部片の上
面上に置くべく、ハンドル２６を持ってゆっくり下降さ
せ、所定位置に充分に配置できるため、比較的容易に実
施できる。位置を調節した後、スロット２５を横切るク
ランプねじがロックされる。次に、伝達軸３４の円錐状
端部３２がドラム３０のハブ（これも円錐状である）に
連結される。この機械の始動後、このドラム３０は、同
一速度で実際に走行する２つのベルト４０、５０を同時
に導く。かくして、金属トラック５１のレベルに運ばれ
る素材の側方タブが上方のベルト４０と接触し、上方の
ベルト４０は側方タブを折り畳みながら素材を導く。こ
のタブが９０°以上の角度で折り曲げられると、素材の
下部が下方のベルト５０により首尾よく運ばれ、折畳み
作業の終時に、信頼できる方法で両ベルト間で同速度で
前進される。これにより、素材の位置決め誤差が回避さ
れる。本発明の折畳みモジュールは、特許請求の範囲内
で種々の変更が可能である。
みモジュール１００は、これをフレーム１０の部片の上
面上に置くべく、ハンドル２６を持ってゆっくり下降さ
せ、所定位置に充分に配置できるため、比較的容易に実
施できる。位置を調節した後、スロット２５を横切るク
ランプねじがロックされる。次に、伝達軸３４の円錐状
端部３２がドラム３０のハブ（これも円錐状である）に
連結される。この機械の始動後、このドラム３０は、同
一速度で実際に走行する２つのベルト４０、５０を同時
に導く。かくして、金属トラック５１のレベルに運ばれ
る素材の側方タブが上方のベルト４０と接触し、上方の
ベルト４０は側方タブを折り畳みながら素材を導く。こ
のタブが９０°以上の角度で折り曲げられると、素材の
下部が下方のベルト５０により首尾よく運ばれ、折畳み
作業の終時に、信頼できる方法で両ベルト間で同速度で
前進される。これにより、素材の位置決め誤差が回避さ
れる。本発明の折畳みモジュールは、特許請求の範囲内
で種々の変更が可能である。
【図１】本発明の折畳みモジュールを内部から見た斜視
図である。
図である。
【図２】図１のモジュールを外部から見た斜視図であ
る。
る。
１０ フレーム ２０ 主支持板 ３０ 駆動ドラム ３２ 伝達軸の端部 ３４ 伝達軸 ４０ 上方のベルト ５０ 下方のベルト ５１ 金属トラック １００ 折畳みモジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−161475（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−898（ＪＰ，Ａ) 特開 昭54−2888（ＪＰ，Ａ) 米国特許5151075（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B31B 1/00 - B31D 5/04
Claims (7)
- 【請求項１】 のり付け装置ののり付けホイールの駆動
軸（３４）を有する素材の折畳み装置において、 モジュール（１００）がフック手段（２４）によって前
記折畳み装置のフレーム（１０）に着脱自在に取り付け
られるようになっており、前記モジュール（１００）
が、 連結要素（３２）によって前記駆動軸（３４）に取り付
けられるようになった駆動ドラム（３０）と、 一部が前記駆動ドラム（３０）に掛けまわされるように
複数の第１プーリーによって支持された上方のベルト
（４０）と、 一部が前記駆動ドラム（３０）に掛けまわされるように
複数の第２プーリーによって支持された下方のベルト
（５０）と、 前記上方ベルト（４０）の一部を半回転捩り、この上方
のベルト（４０）の捩りが完了した後、前記上方のベル
ト（４０）の平坦な部分と前記下方のベルト（５０）の
平坦な部分とを互いに向かい合わさせるためのトラック
（５１）とを有する、 ことを特徴とする折畳み装置。 - 【請求項２】 前記モジュール（１００）が垂直方向の
平らな主支持体（２０）を有し、前記フック手段（２
４）が前記フレーム（１０）の外面（２３）に設けら
れ、前記第１プーリー、前記第２プーリー及び前記駆動
ドラム（３０）が前記フレーム（１０）の内面（２２）
に設けられている、請求項１記載の装置。 - 【請求項３】 前記内面（２２）が単一の前記駆動ドラ
ム（３０）を支持し、前記駆動軸（３４）が前記主支持
体（２０）を通って延びる、請求項２記載の装置。 - 【請求項４】 前記主支持体（２０）が、前記第１ベル
ト（４０）の捩られた部分の上流に延びる、請求項２記
載の装置。 - 【請求項５】 前記モジュール（１００）が、前記主支
持体（２０）と平行であり、前記前記第２プーリーを支
持する垂直方向の平らな第２支持体（２８）を有する、
請求項２記載の装置。 - 【請求項６】 前記主支持体（２０）の上縁部に、把持
及び/又は持上げ手段（２６）が設けられている、請求
項２記載の装置。 - 【請求項７】 前記フック手段（２４）が前記フレーム
（１０）の上面で支持される水平板からなり、該水平板
にスロットが形成され、前記水平板を前記フレーム（１
０）の前記上面に取り付けるための固定手段が前記スロ
ットを通って延び、前記スロットは、前記モジュール
（１００）を前記フレーム（１０）に取り付ける前に、
該フレーム（１０）に対する前記モジュール（１００）
の位置を調節することができる長さを有する、請求項２
記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH02672/95-2 | 1995-09-21 | ||
| CH02672/95A CH691118A5 (fr) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | Dispositif modulaire de pliage dans une machine plieuse-colleuse d'éléments en plaque. |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09124229A JPH09124229A (ja) | 1997-05-13 |
| JP3224200B2 true JP3224200B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=4238985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Country Status (9)
| Country | Link |
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| EP (1) | EP0764518B1 (ja) |
| JP (1) | JP3224200B2 (ja) |
| KR (1) | KR100242141B1 (ja) |
| AT (1) | ATE189159T1 (ja) |
| CH (1) | CH691118A5 (ja) |
| DE (1) | DE69606367T2 (ja) |
| ES (1) | ES2143119T3 (ja) |
| TW (1) | TW459652U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101752382B1 (ko) | 2016-11-10 | 2017-06-30 | 주식회사 원익큐브 | 가변기능을 갖는 종이판재용 접이 시스템 및 가변방법 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6565501B1 (en) * | 2000-11-01 | 2003-05-20 | The Procter & Gamble Company | Method and apparatus for folding a web |
| TWI340083B (en) * | 2006-12-14 | 2011-04-11 | Bobst Sa | Braille printing device |
| CN103373000B (zh) * | 2012-04-26 | 2016-02-17 | 上海旭恒精工机械制造有限公司 | 一种糊盒机传送装配装置 |
| KR20150003386A (ko) * | 2012-05-03 | 2015-01-08 | 봅스트 맥스 에스에이 | 운반 수단이 끼워맞춰진 공급 보드를 포함하는, 시트 형태의 요소를 처리하기 위한 기계 |
| DE102016006504A1 (de) * | 2016-05-28 | 2017-12-14 | Kolbus Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zum Auftragen von Klebstoff auf vorwiegend flächige Materialzuschnitte |
| CN108127969A (zh) * | 2017-12-23 | 2018-06-08 | 温州易得机械科技有限公司 | 一种纸箱加工设备的粘胶机构 |
| KR102065095B1 (ko) | 2018-04-13 | 2020-01-10 | 심석래 | 충격 에너지 감소 앵커 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE850988C (de) * | 1944-11-06 | 1952-09-29 | Bobst & Sohn A G J | Maschine zum Falten und Kleben von Pappzuschnitten |
| FR1044793A (fr) * | 1950-11-27 | 1953-11-20 | Machine automatique pour imprimer, plisser, coller, plier et finir des boîtes ou emballages | |
| FR2358976A1 (fr) * | 1976-07-20 | 1978-02-17 | Ibanez Pascual | Machine plieuse-colleuse |
| US4547183A (en) * | 1982-11-18 | 1985-10-15 | Don Mowry Flexo Parts, Inc. | Corrugated box machine |
| US4795416A (en) * | 1983-05-24 | 1989-01-03 | Sequa Corporation | Apparatus for C-folding paper with variable spacing |
| US5114392A (en) * | 1989-09-28 | 1992-05-19 | The International Paper Box Machine Co., Inc. | Apparatus for folding paper boxes |
| US5151075A (en) * | 1990-11-05 | 1992-09-29 | J & L Industries, Inc. | Carton folding apparatus |
-
1995
- 1995-09-21 CH CH02672/95A patent/CH691118A5/fr not_active IP Right Cessation
-
1996
- 1996-09-10 TW TW089216915U patent/TW459652U/zh not_active IP Right Cessation
- 1996-09-18 EP EP96114939A patent/EP0764518B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1996-09-18 ES ES96114939T patent/ES2143119T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-09-18 AT AT96114939T patent/ATE189159T1/de not_active IP Right Cessation
- 1996-09-18 DE DE69606367T patent/DE69606367T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-09-20 KR KR1019960041335A patent/KR100242141B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-09-23 US US08/717,609 patent/US5762597A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-09-24 JP JP25190096A patent/JP3224200B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101752382B1 (ko) | 2016-11-10 | 2017-06-30 | 주식회사 원익큐브 | 가변기능을 갖는 종이판재용 접이 시스템 및 가변방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0764518B1 (fr) | 2000-01-26 |
| DE69606367D1 (de) | 2000-03-02 |
| JPH09124229A (ja) | 1997-05-13 |
| KR100242141B1 (ko) | 2000-03-02 |
| CH691118A5 (fr) | 2001-04-30 |
| ATE189159T1 (de) | 2000-02-15 |
| ES2143119T3 (es) | 2000-05-01 |
| US5762597A (en) | 1998-06-09 |
| EP0764518A1 (fr) | 1997-03-26 |
| DE69606367T2 (de) | 2000-06-15 |
| TW459652U (en) | 2001-10-11 |
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