JP3223558U - 建物の外壁構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】建物の外壁構造を提供する。【解決手段】建物の外壁構造であって、枠体10と、壁面被覆層40とを備え、壁面被覆層40は、ガラス繊維メッシュ42及び接着材料44からなると共に、枠体10における少なくとも一つの表面に塗布され、接着材料44は、32%〜36%のアクリア樹脂と、1%〜5%のヒドロキシエチルセルロースと、48%〜52%の炭酸カルシウムと、11%〜15%の水からなるもの。【選択図】図1

Description

本考案は、建物の構造に関し、特に建物の外壁構造に関するものである。
従来技術における、建物の外壁構造に使用する素材には、木材、金属材料、鉄筋コンクリート(RC)及びガラスカーテンウォールなどいくつか種類があり、それら、該各従来技術に係る建物の外壁構造には、各自の優れた特徴を持っているが、以下に示すように、いくつかの欠点もある。
1.従来の、金属材料、鉄筋コンクリート(RC)及びガラスカーテンウォールの外壁構造は、相当な重量があることから、建物にかかる荷重負担が増えるので、その建物の主要構造部材として使用される鋼骨組のサイズも大きくしなければならない。故に、全体の建設コストや施工コストが増加すると共に、建設中に使用する機械への衝撃や磨耗も大きくなるので、建設中の危険度も増大する。
2.従来の、金属材料、鉄筋コンクリート(RC)及びガラスカーテンウォールの外壁構造は、熱を吸収しやすく、輻射熱の遮断性に劣ることから、断熱性に優れなく、室内により多くの熱が蓄積してしまうので、冷房設備に負担がかかる。
3.従来の、金属材料、鉄筋コンクリート(RC)及びガラスカーテンウォールの外壁構造の設置費用は高いと共に、生産、輸送及び建設過程中に、大量の二酸化炭素が排出されるので、全体としての建設コストが増加すると共に、環境にもよくない。
従来技術における建物の壁構造の他にも、施工しやすい軽量間仕切り壁があり、この種の壁構造は、主に軽量形鋼からなる主体を有し、ケイ酸カルシウムなどの材料からなる壁板が主体に設置される。但し、このようなケイ酸カルシウムからなる壁板は、水によって変形しやすいので、耐候性に劣り、また、地震時には、ずれが生じたり破損したりする虞があることから、耐震性にも劣るので、従来の軽量間仕切り壁は、外壁構造に適しているとは言えない。
このように、従来技術の建物の外壁構造には、上記のような問題と欠点があることから、出願人は、試験と研究を重ねることにより、外壁構造に対して、総重量の軽減、建設コストの低減、また生産、輸送及び建設の過程中に排出される二酸化炭素の削減、地球温暖化の抑制、さらに施工の簡易化などの目的を達成することを目指した。
上記の目的を達成するため、本考案が採用する技術手段は、建物の外壁構造であって、枠体と、壁面被覆層とを備え、該壁面被覆層は、ガラス繊維メッシュ及び接着材料からなると共に、前記枠体における少なくとも一つの表面に塗布され、前記接着材料は、32%〜36%のアクリア樹脂と、1%〜5%のヒドロキシエチルセルロースと、48%〜52%の炭酸カルシウムと、11%〜15%の水からなる建物の外壁構造である。
本考案が提供した技術手段には、以下のメリットを有する。
1.本考案によれば、建物の外壁構造に対して、総重量の軽減、建設コストの低減、施工の簡易化などの目的を達成することができる。
2.本考案に係る壁面被覆層の優れた、防水性、断熱性、耐候性及び静電気防止性によれば、壁面被覆層を建物外壁となる波状塗装金属板の表面に塗布することで、その表面温度を約15〜20℃下げる効果などをもたらすので、外壁の全体的な実用性が向上する。
本考案の第1実施例を示す断面図である。 本考案の第1実施例を示す部分拡大断面図である。 本考案の第2実施例を示す断面図である。 本考案の第2実施例を示す部分拡大断面図である。 本考案の第3実施例を示す断面図である。
以下、図面に合わせて本考案の好適な実施例を説明し、本考案が予定の創作目的を達成するために取られた技術的手段をさらに述べる。
本考案は、建物の外壁構造は、図1及び図2に示されるように、枠体10と、壁面被覆層40とを備えている。
枠体10は、複数の直立状の金属構造部材20からなる。
各金属構造部材20は、形鋼部材22と、複数の金属補強材24とを備えている。
形鋼部材22は、H形鋼であってもよく、形鋼部材22は、建物に接続や固定されるのに用いられてもよいし、或いは建築物の主構造の一部としてもよい。
各金属補強材24は、断面がC字形のアルミ押出形材又は鉄押出形材であってもよく、複数の金属補強材24が形鋼部材22上に固定されることによって、枠体10の内外両側に壁板12を固定させる、外壁板固定用面及び内壁板固定用面を形成する。
枠体10は、外面板30と、内面板32とをさらに備えている。
外面板30及び内面板32はそれぞれ、枠体10の外壁板固定用面及び内壁板固定用面に設置され、好適には、外面板30及び内面板32はそれぞれ、枠体10の外壁板固定用面及び内壁板固定用面の金属補強材24に固定されることにより、壁の外側面と内側面となる。また、外面板30及び内面板32は、ケイ酸カルシウム板或いはコンクリート板で構成され、その厚さは9〜12mmである。
また、枠体10は、側面板34をさらに備えている。
側面板34は、枠体10の側面に設置され、好適には、側面板34が、枠体10の側面の金属補強材24に固定されることによって、壁の側面が形成され、また、側面板34は、ケイ酸カルシウム板或いはコンクリート板で構成され、その厚さは9〜12mmである。
壁面被覆層40は、ガラス繊維メッシュ42と接着材料44とからなると共に、枠体10における少なくとも一つの表面、例えば、外面板30、内面板32又は側面板34に塗布される。
接着材料44は、32%〜36%のアクリア樹脂と、1%〜5%のヒドロキシエチルセルロース(HEC)と、48%〜52%の炭酸カルシウム(石灰)と、11%〜15%の水からなり、各成分の割合は必要に応じて調整することができる。
上記の外壁構造において、本考案の枠体10は中空構造体であるため、外壁全体の重量を適切に軽減することができると共に、壁板12に低コストの塗装溶融亜鉛メッキ鋼板などを用いることによって、建設コストを低減することができ、さらに、接着材料44によって、外壁の良好な防水効果が得られることに加え、耐候性を向上でき、且つ非導電の材料であるので、静電気防止性効果も得ることができるので、外壁の全体的な実用性を向上させることができる。
図3及び図4に示されるように、本考案の第2実施例においては、枠体10Aの片側面に複数の金属板からなる壁板12が設置され、壁板12上に複数の金属支持部材14が突設され、各金属支持部材14において、壁板12から離れた一端には金網16がさらに設置され、金網16には壁板12に向かう側と異なる側に壁面被覆層40が塗布される。そして、壁面被覆層40は第1実施例と同様に、ガラス繊維メッシュ42と接着材料44とからなり、そのうちの接着材料44は、一定割合のアクリア樹脂と、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)と、炭酸カルシウム(石灰)と、水とによって構成され、各成分の割合は必要に応じて調整することができる。
第2実施例のような外壁構造によれば、建物に曲面などの非直線状の平面形状の外壁を形成することができることから、建物の外観の多様化を図ることができるので、異なる建築デザインのニーズに応えることができる。
図5に示されるように、本考案の第3実施例においては、枠体10Bの片側面に凹凸状の模様を呈する複数の板体を有し、枠体10Bに前記壁面被覆層40が塗布されると、凹凸状の模様を呈する片側面が形成される。壁面被覆層40は第1実施例と同様に、ガラス繊維メッシュ42と接着材料44とからなり、そのうちの接着材料44は、一定割合のアクリア樹脂と、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)と、炭酸カルシウム(石灰)と、水とによって構成され、各成分の割合は必要に応じて調整することができる。
以上の説明は、本考案の好ましい実施形態に過ぎず、本考案に対して何ら限定を行うものではない。本考案について、比較的好ましい実施形態をもって上記のとおり開示したが、これは本考案を限定するものではなく、すべての当業者が、本考案の技術構想を逸脱しない範囲において、本考案の技術の本質に基づいて上記の実施形態に対して行ういかなる簡単な修正、変更及び修飾も、依然としてすべて本考案の技術構想の範囲内にある。
10,10A,10B 枠体
12 壁板
14 金属支持部材
16 金網
20 金属構造部材
22 形鋼部材
24 金属補強材
30 外面板
32 内面板
34 側面板
40 壁面被覆層
42 ガラス繊維メッシュ
44 接着材料

Claims (5)

  1. 建物の外壁構造であって、
    枠体と、
    壁面被覆層とを備え、
    該壁面被覆層は、ガラス繊維メッシュ及び接着材料からなると共に、前記枠体における少なくとも一つの表面に塗布され、
    前記接着材料は、32%〜36%のアクリア樹脂と、1%〜5%のヒドロキシエチルセルロースと、48%〜52%の炭酸カルシウムと、11%〜15%の水からなる建物の外壁構造。
  2. 前記枠体は、複数の直立状の金属構造部材からなり、
    該各金属構造部材は、形鋼部材と、前記枠体に外壁板固定用面及び内壁板固定用面を形成する複数の金属補強材とを備え、
    前記枠体は、外面板と、内面板とをさらに備え、
    前記外面板及び前記内面板がそれぞれ、前記枠体の前記外壁板固定用面及び前記内壁板固定用面に設置され、
    前記壁面被覆層が、前記外面板及び前記内面板に塗布される請求項1に記載の建物の外壁構造。
  3. 前記枠体は、側面板をさらに備え、
    前記壁面被覆層が前記側面板に塗布される請求項2に記載の建物の外壁構造。
  4. 前記枠体の片側面に、複数の金属板からなる壁板が設置され、
    該壁板上に、複数の金属支持部材が突設され、
    該各金属支持部材は、前記壁板から離間する一端に、金網がさらに設置され、
    該金網は、前記壁板に向かう側とは異なる側に、前記壁面被覆層が塗布される請求項1に記載の建物の外壁構造。
  5. 前記枠体の片側面に、凹凸状の模様を呈する複数の板体を有し、
    該枠体に前記壁面被覆層が塗布されることにより、凹凸状の模様を呈する片側面が形成される請求項1に記載の建物の外壁構造。
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