JP3223283U - レンチ - Google Patents

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Abstract

【課題】往復操作が迅速なレンチを提供する。【解決手段】本考案によるレンチは、本体10、可動爪20、本体10と可動爪20の間に設置される弾性装置30を有する。本体10は、凹状の第一アゴ11を有し、両側に枢着端、係止部13を有する。可動爪20は凹状の第二アゴ21を有し、両側に枢着部22、脱落防止部23をそれぞれ有し、枢着部22は枢着端に枢着し、可動爪20と本体10は相互に相対枢動関係を形成する。レンチが緊密固定部材50と当接すると、緊密固定部材50が第一アゴ11と第二アゴ21との間に位置し、係止部13と隣接する緊密固定部材50の第一正方向受力面51Aとの間の間隔距離は可動爪20が係止部13に相対する展開方向に回転するにつれて徐々に減少する。脱落防止部23末端の最大幅は係止部13と隣接した緊密固定部材50の第一正方向受力面51Aとの間の最小間隔距離より大きい。【選択図】図5

Description

本考案はレンチに関し、特に反復操作が迅速なレンチに関する。
特許文献1にはレンチ(wrench)が開示されている。
そのレンチ頭部(head portion)は、リング状部材(ring)を有し、リング状部材は六角ナット(nut)外を取り囲み、締める。
しかし、その欠点は以下の通りである。
六角ナットを締める時、時計回りにレンチを操作し、六角ナットを連動して六十度回転させた後には、六角ナットの軸線に沿ってレンチを移動させなければ、リング状部材は六角ナットを離れない。
このため、その後は反時計回りにレンチを六十度回転させ、リング状部材を六角ナット外に嵌める必要がある。また、以上に述べた操作を反復して実施する必要もある。
このような過程は操作者の時間を大きく無駄にするものであり、これでは操作が迅速なレンチ類とはいえない。
特許文献2には「LINE WRENCH HEADS AND LINE WRENCHES」が開示されている。このフレアナットレンチ(line wrench)は、レンチ頭部(wrench head)に固定部(fixed head portion)及び枢動部(pivoting head portion)を有し、枢動部は固定部に相対して枢動し、開閉する。
また、レンチ頭部と枢動部の間にはバネ(resilient portion)を有し、枢動部は固定部に対して閉鎖位置に保持する。
これにより、フレアナットレンチは、枢動部によって固定部に対して枢動でき、パイプライン上の六角ナット(fastener)に迅速に対応し、六角ナットを緊密螺合できる。
しかし、その欠点は以下の通りである。
枢動部は固定部に対して枢動して開閉する構造に設計されているため、その間に位置するバネの弾力が不足すると、レンチが六角ナットを緊密螺合する時、六角ナットの反作用力は、枢動部を固定部に対して展開させてしまう方向に作用する。この時、緊密螺合過程で滑脱が生じ、締め付けトルクの不足を招く。一方、その間に位置するバネの弾力が過大になると、押圧操作し難くなり、レンチはパイプラインを容易に離脱できない。
上記2件の特許文献は、同一の考案人が設計したものである。
特許文献1は、リング状レンチ或いはめがねレンチに属するが、操作においては非常に緩慢で、操作が迅速なレンチ類には属さない。
一方、特許文献2はフレアナットレンチに属する。
上記2件の特許文献によるレンチ類の操作方法は同一ではなく、技術上の観点からすると、これら二つを組合せて操作することも難しい。
同一考案人が設計した2件の特許は、技術的に同一でないため、これらの技術を用いて、時間を節約でき、使い易く、しかも高トルクのフレアナットレンチを設計することは明らかに困難である。
なお、特許文献3に開示されているパイプレンチ(pipe wrench)においては、六角ナット(hexagonal object)を緊密螺合する時、枢動部(pivotal member)の末端は第二容槽(second recess)中に挿入される。
しかし、これにより、上記2件の特許文献とは別の欠点が生じる。
詳しく言うと、分離した2個の枢軸(first/second locking member)は、操作するのに必要であるということである。
これにより、枢動部は2個の異なる枢転中心を有するため、枢動部の末端を第二容槽からスムーズに抜き出すことはできる。
しかし、こうした構造は複雑になり、コストも増大することから、理想的な製品とは言えない。
そのため、本考案の考案人は、精密操作が可能で高品質の、反復操作が迅速なレンチを開発し、操作者に良好な操作性を提供するための研究開発を行った。
米国特許第6,978,701号明細書 WO2018/167520A1公開特許明細書 米国特許第9,884,409号明細書
前記先行技術には、構造が複雑でコストが高いという欠点がある。よって本考案は、往復操作が迅速なレンチを提供することを目的とする。
本考案によるレンチは、高トルク締め付け作業時に、可動爪の脱落防止部は係止部で係止され、係止部に相対して滑脱することを防止する。オイルパイプでない場合に高トルク締め付け作業に用いる時にも、緊密固定部材を堅固に挟持できる。回転操作過程で、挟持した状態を維持したままにすることができ、途中で開くことはない。これにより、高トルク操作において、操作者の期待に応えられ、かつ適応範囲が広い、反復操作が迅速である。
本考案によるレンチは、本体と、可動爪と、弾性装置とを有する。
本体は、凹状の第一アゴを有し、第一アゴは片側に枢着端を有し、第一アゴの枢着端の反対側に係止部を有する。
可動爪は、凹状の第二アゴを有し、第二アゴは片側に枢着部を有し、第二アゴの枢着部の反対側に脱落防止部を有し、可動爪の枢着部は、1個の枢動中心により本体の枢着端に枢着され、これにより可動爪と本体とは相互に相対枢動関係を形成する。
弾性装置は、本体と可動爪の間に設置される。
レンチが緊密固定部材と当接していないとき、本体の第一アゴと可動爪の第二アゴとは共に封鎖状態を形成する。
レンチが緊密固定部材と当接するとき、緊密固定部材は第一アゴと第二アゴの間に位置し、係止部と隣接した緊密固定部材の第一正方向受力面との間の間隔距離は、可動爪が係止部に相対して展開方向に回転するにつれて徐々に減少し、脱落防止部末端の最大幅は、係止部と隣接した緊密固定部材の第一正方向受力面との間の最小間隔距離より大きい。
本考案は、締め付け作業時に脱落防止部の外脱落防止面は係止部によって係止され、内脱落防止面は緊密固定部材の第一正方向受力面に係止される。これにより、可動爪は係止部に相対して滑脱せず、且つ安定した挟持状態を確保でき、弾けて開くこと及び滑脱することを防止でき、操作過程において高いトルクでの施力が可能となるという性能を備える。
本考案の第一実施形態によるレンチの外観を示す斜視図である。 本考案の第一実施形態によるレンチの構造を示す分解斜視図である。 本考案の第一実施形態によるレンチの平面断面図であり、緊密固定部材と当接していない様子を示す。 本考案の第一実施形態によるレンチの操作状態を模式的に示す斜視図であり、レンチはパイプ上の緊密固定部材と当接し、なおかつ手工具が本体に連設されている様子を示す。 本考案の第一実施形態によるレンチの平面断面図であり、レンチは緊密固定部材と当接し、なおかつ緊密固定部材をまだ回転させていない様子を示す。 本考案の第一実施形態によるレンチの回動状態を示す平面断面図であり、緊密固定部材を時計回りに回転させる様子を示す。 本考案の第一実施形態によるレンチの逆回転操作を示す平面断面図であり、レンチは逆回転されて位置を退く様子を示す。 本考案第一実施形態によるレンチの平面断面図であり、レンチは約60度逆回転することで、次の操作位置まで摺動し、緊密固定部材となおも当接している様子を示す。 本考案の第一実施形態によるレンチの局所を拡大した平面断面図であり、締め付け時に脱落防止部が弾性変形し、係止部と当接する様子を示す。 本考案の第二実施形態によるレンチの構造を模式的に示す斜視図であり、レンチはダブルヘッドが設置され、操作部が長柄である様子を示す。 本考案の第三実施形態によるレンチの平面断面図である。
(第一実施形態)
図1〜図9に示す通り、本考案によるレンチ100の第一実施形態は、本体10と、可動爪20と、弾性装置30とを有する。
本体10は、凹状の第一アゴ11を有し、第一アゴ11の片側には、枢着端12を有し、第一アゴ11は、枢着端12が設置された反対側に、係止部13を有する。
可動爪20は、凹状の第二アゴ21を有する。
第二アゴ21の片側には、枢着部22を有し、第二アゴ21は、枢着部22が設置された反対側に、脱落防止部23を有する。
可動爪20の枢着部22は、1個の枢動中心Cにより、本体10の枢着端12に枢着され、これにより可動爪20及び本体10は、相互に相対枢動関係を形成する。
弾性装置30は、本体10と可動爪20との間に設置され、これにより可動爪20は、係止部13に相対して閉鎖動作を生じる。
こうして、レンチ100は緊密固定部材50と当接し、図4及び図5に示す通り、レンチ100は、パイプ上の緊密固定部材50と当接し、緊密固定部材50を回させて締め付け或いは緩める。
緊密固定部材50は、六角ボルトであり、六角ボルトの六角頭部は九時方向から反時計回りの順番に、第一正方向受力面51Aから第六正方向受力面56Aが環状に排列する。
同じ仕組みで、緊密固定部材50も、第一反対方向受力面51Bから第六反対方向受力面56Bを有する。
レンチ100は緊密固定部材50と当接すると、回転中心Xに相対して、緊密固定部材50を回す。
回転中心Xは、緊密固定部材50の軸心である。
レンチ100が緊密固定部材50と当接し、回転作業を行うと、緊密固定部材50が、第一アゴ11と第二アゴ21の内に位置する。
係止部13は、係止面16を有し、本体10の第一アゴ11は、係止面16の片側において、時計回りの順番に第一施力面17、第二施力面18及び第三施力面19をさらに設置する。
図3及び図5に示す通り、緊密固定部材50と当接すると、係止面16は、可動爪20に対応し、第一施力面17、第二施力面18及び第三施力面19は、それぞれ緊密固定部材50の第四正方向受力面54A、第三正方向受力面53A及び第二正方向受力面52Aに対応する。
これにより、緊密固定部材50と当接すると、本体10は、緊密固定部材50の3個の正方向受力面を包み込むことができる。
可動爪20の枢着部22は1個の枢軸28を通して、1個の枢動中心Cに沿って、本体10の枢着端12に枢着され、これにより可動爪20と本体10は、相互に相対枢動関係を形成する。
本体10の枢着端12は、2個の間隔を開けて設置される枢着耳であり、枢着耳は、それぞれ第一枢孔121を有する。
可動爪20は、第二枢孔221を有し、これにより枢軸28は、枢動中心Cに沿って、2個の第一枢孔121と第二枢孔221との間を通して設置され、これにより可動爪20は、本体10に枢着される。
枢軸28は中段位置に、歯部281が環状に設置される。
歯部281の歯先外径は、第二枢孔221の内径より大きく、これにより枢着部22の第二枢孔221内縁は歯部281に緊合し、これにより枢軸28が本体10と可動爪20との間に取り付けられる時、枢軸28は、第二枢孔221に固設される。
本体10は、第一アゴ11と異なる位置に、操作部14を有する。
第一実施形態において、本体10の操作部14は、組接孔15を有し、組接孔15の中心線は、回転中心Xと平行であり、本体10を貫通する。
本体10の組接孔15は、手工具1の駆動端と嵌装する。これにより、操作者は手工具1を回転することで、本体10により、緊密固定部材50を便利に回すことができる。
手工具1は、マンドレルである。
押圧柄24は、可動爪20の枢着部22から延伸して成形される。
押圧柄24により、操作者は押圧操作を行い、これにより可動爪20は本体10に相対して展開する。
脱落防止部23は、可動爪20末端につれて徐々に広がる形状を呈し、脱落防止部23は、相互に反対の外脱落防止面231及び内脱落防止面232を有する。
外脱落防止面231は、枢動中心Cに最も離れた位置には、第一半径R1を有し、内脱落防止面232は、枢動中心Cに最も近い位置には、第二半径R2を有する。
第一半径R1は、第二半径R2より大きい。
詳しく言うと、枢動する時に可動爪20は第一半径R1と第二半径R2に沿って、本体10に相対して枢動する。
レンチ100が緊密固定部材50と当接していない時に、第一半径R1は、係止部13の、枢動中心Cに最も近い距離より小さい。
レンチ100が緊密固定部材50と当接し、さらに回転作業を行うと、レンチ100は、緊密固定部材50を容易に回転させることができる。
本考案レンチ100は、第一仮想線L1と第二仮想線L2とを有する。
図5に示す通り、緊密固定部材50と当接する時、第一仮想線L1は、枢動中心C、回転中心X、脱落防止部23及び係止部13を貫通する。
第二仮想線L2は、第一仮想線L1と回転中心Xを貫通し、第一仮想線L1に垂直となる。
係止面16外側は、第一連接面161と接続し、外脱落防止面231と内脱落防止面232との間には第二連接面233を有し、接続する。
緊密固定部材50と当接する時、係止面16は、可動爪20の外脱落防止面231に対応し、第一施力面17、第二施力面18と第三施力面19は、それぞれ順番に、緊密固定部材50の第四正方向受力面54A、第三正方向受力面53A及び第二正方向受力面52Aに対応し、内脱落防止面232は、緊密固定部材50の第一正方向受力面51Aに対応する。
さらに、可動爪20は、第四施力面25及び第五施力面26を有し、緊密固定部材50の第六正方向受力面56A及び第五正方向受力面55Aにそれぞれ対応し、これにより可動爪20は、緊密固定部材50の別の3個の正方向受力面を包み込む。
この時、係止面16と第一正方向受力面51Aとの間には、第一内傾角θ1を有し、外脱落防止面231と第一正方向受力面51Aとの間には、第二内傾角θ2を有する。
第二内傾角θ2は、第一内傾角θ1より小さい。
図5に示す通り、緊密固定部材50と当接する時、回転中心Xから緊密固定部材50の第一正方向受力面51Aまでの間に、第一径方向線D1を有する。
第一径方向線D1と第一仮想線L1との間には、第一挟角A1を有し、緊密固定部材50は第六正方向受力面56Aと第五反対方向受力面55Bとの間の端角から相対する端角までの間には、第二径方向線D2を有し、回転中心Xを貫通する。
第二仮想線L2と第二径方向線D2との間は、第二挟角A2を有し、第一挟角A1は第二挟角A2に相等であり、それぞれも15度である。
第一アゴ11と第二アゴ21の内縁には、順番に複数の陥没部60が設置され、緊密固定部材50の第二反対方向受力面52B、第三反対方向受力面53B、第四反対方向受力面54B、第五反対方向受力面55B、第六反対方向受力面56Bにそれぞれ対応し、緊密固定部材50と当接する時、陥没部60は、緊密固定部材50の5個の端角に対応し、回転過程において、緊密固定部材50の端角の過度な磨損を回避できる。
第四施力面25、第五施力面26及び内脱落防止面232には、滑り止め溝61がそれぞれ設置され、緊密固定部材50に相対して滑脱を回避できる。
弾性装置30は、本体10と可動爪20との間に設置され、弾性装置30は、可動爪20の脱落防止部23が、本体10の係止部13へ近づく力を提供する。
レンチ100が緊密固定部材50と当接していない時には、本体10の第一アゴ11と可動爪20の第二アゴ21とは共に封鎖状態を形成し、図3に示す通り、係止面16と外脱落防止面231は閉鎖状態を呈する。
弾性装置30は、持ち上げ部材31及び弾性部材32を有する。
持ち上げ部材31は、摺動できるように取り付け槽122に設置され、可動爪20の押圧柄24を持ち上げ、弾性部材32は、取り付け槽122に設置され、持ち上げ部材31を支え、これにより可動爪20は、係止部13に相対して常態的に閉鎖する。
本考案の第一実施形態において、弾性部材32は、圧縮バネであり、持ち上げ部材31は、金属材料の空芯ピンである。
本体10は、枢着端12内側に、一端が開放状の取り付け槽122が設置され、持ち上げ部材31は一端に身部311が設置される。
身部311は取り付け槽122に摺動できるように設置され、横断面が円形である内孔312を凹設し、さらに持ち上げ部材31の、内孔312と異なる一端に、支え端313だが設置され、身部311に接続する。
支え端313は、半球状である。
弾性部材32は、頂接触端321及び内端322を有し、頂接触端321は、内孔312に設置され、本体10から露出せず、持ち上げ部材31を押し上げる。
内端322は、取り付け槽122と当接される。
可動爪20は、外脱落防止面231の近い同側に、位置限定部27が突設される。
レンチ100が緊密固定部材50と当接していない時には、位置限定部27は、係止部13の第一連接面161と当接し、弾性装置30が可動爪20に過度な圧迫を防止し、可動爪20と係止部13との係合を防止する。
図5〜図9は、第一実施形態によるレンチ100の操作状態の動作原理及び効果を示す。
図5に示す通り、レンチ100が緊密固定部材と当接する50時、本体10の第一施力面17、第二施力面18及び第三施力面19は、緊密固定部材50の第四正方向受力面54A、第三正方向受力面53A及び第二正方向受力面52Aをそれぞれ対応して包み込む。
可動爪20の内脱落防止面232は、第一正方向受力面51Aを対応して包み込む。
可動爪20の第四施力面25、第五施力面26は、緊密固定部材50の第六正方向受力面56A、第五正方向受力面55Aをそれぞれ対応して包み込む。
この時、緊密固定部材50は、第一アゴ11と第二アゴ21の内に当接するため、図3の位置に比べ、可動爪20は本体10に相対してやや開いた位置となる。
図6に示す通り、本考案によるレンチ100は、時計回りの方向に沿って、緊密固定部材50を回転させて締め付ける。
この時、レンチ100は、回転中心Xにより、緊密固定部材50を回転させて締め付ける。
操作者が加えた力は、係止面16と脱落防止部23を経て、緊密固定部材50の第一正方向受力面51Aに伝えられ、同時に、操作者が加えた力は、第一施力面17、第二施力面18、第三施力面19、第四施力面25、第五施力面26を経て、緊密固定部材50の第四正方向受力面54A、第三正方向受力面53A、第二正方向受力面52A、第六正方向受力面56A、第五正方向受力面55Aにそれぞれ伝えられ、緊密固定部材50を回転させて締め付ける。
この時、緊密固定部材50は平均に力を受け、レンチは、緊密固定部材50をネジ山上で容易に回動させる。
図7に示す通り、操作者がレンチ100を迅速に反復操作する際には、レンチ100は緊密固定部材50を離れる必要はなく、図7のように反時計回り方向に本体10を回すことで、第一アゴ11と第二アゴ21は、緊密固定部材50に相対して開き、展開状態を呈する。
逆回転作業の時には、本体10は、回転中心Xにより枢動し、これにより本体10の係止部13は、可動爪20の脱落防止部23を離れ、可動爪20は逆回転して、脱落防止部23を緊密固定部材50の第一反対方向受力面51Bへと摺動させる。
続いて図8に示す通り、レンチ100は、緊密固定部材50に相対して60度逆回転し、次の操作位置まで摺動して当接する。
脱落防止部23は、緊密固定部材50の第二正方向受力面52Aまで摺動し、続いて操作して、図5に示す位置へと再び戻る。
こうして、操作者は図6〜図8の操作動作とステップを繰り返し行うことで、緊密固定部材50を締め付け位置まで締め付けることができる。
図9に示す通り、緊密固定部材50が締め付け位置に至ると、操作者は最終の締め付け作業を行う。
この時、レンチ100は緊密固定部材50へ加える力を増加させ、トルク値は徐々に増大する。
係止部13と隣接した緊密固定部材50の第一正方向受力面51Aとの間の間隔距離は、可動爪20が係止部13に相対する展開方向に回転するにつれて徐々に減少する。言い換えれば、係止部13と隣接した緊密固定部材50の第一正方向受力面51Aとの間の間隔距離は、脱落防止部23末端と異なる方向へと徐々に減少する。
脱落防止部23末端の最大幅は、係止部13と隣接した緊密固定部材50の第一正方向受力面51Aとの間の最小間隔距離より大きい。
よって、緊密固定部材50の第一正方向受力面51Aの反作用力により、脱落防止部23は弾性変形し、係止部13と当接し、脱落防止部23は反作用力を受け、係止部13に強く当接する。
これにより、可動爪20の脱落防止部23は、係止部13に相対して当接し滑脱することない。
締め付け位置にある時、脱落防止部23は、係止部13に有効に当接し、可動爪20は、本体10に相対して、弾けて開く及び滑脱することを防止する効果を達成する。
こうして、高トルクの締め付け作業を行うことができ、オイルパイプでない場合に高トルク締め付け作業に操作する時にも、レンチは緊密固定部材50を堅固に挟持できる。すなわち、滑脱せず、適応性が広い迅速反復操作のレンチである。
本考案によるレンチ100は、迅速反復操作の効果を実現でき、さらに締め付け作業の時には、可動爪20は、本体10に相対して、弾けて開くこと及び滑脱することが防止でき、これにより本体10と可動爪20は、緊密固定部材50と堅固に当接し、安定した高トルクの締め付け作業を実現する。
さらに、本考案の弾性装置30の弾性部材32は、持ち上げ部材31と取り付け槽122と間に設置され、さらに本体10からは露出しない。
こうして、異物が弾性部材32につかえ或いは堆積した結果、弾力に影響することを回避できる。
さらに、本考案は、弾性部材32により持ち上げ部材31を押し上げ、可動爪20に偏圧する。持ち上げ部材31は、金属材質の空芯ピンで、さらに頂端は半球状である。
これにより、弾性部材32に対して防護作用を生じるばかりか、工具或いは異物が引っかかり、弾性装置30の作用に影響を及ぼすことを回避できる。
(第二実施形態)
図10に示すのは、本考案の第二実施形態によるレンチの構造を模式的に示す斜視図である。操作部14は長柄でもあり、これにより操作者は直接本体10を回転すればよく、別途、工具を操作する必要がない。
さらに、レンチ100はダブルヘッド構造が設置され、これにより操作の実用性を高めることができる。
(第三実施形態)
図11に示すのは、本考案の第三実施形態によるレンチを示す平面断面図である。第三実施形態において、第一実施形態と同一の符号を用いる場合は、第一実施形態と同一の部品又は構造又は機能であることを示しており、説明を省略する。
第三実施形態が第一実施形態と異なる点は、以下の通りである。
本考案の第三実施形態によるレンチは、第三仮想線L3をさらに有する。
第三仮想線L3は、第一仮想線L1、回転中心Xを貫通して、操作部14の縦方向へと延伸し、さらに第二仮想線L2と第三仮想線L3とが成す角度は15度である。
これにより、可動爪20は本体10に相対して15度偏って回転する。これにより、レンチ100全体の幅は小さくなり、狭小空間での作業に有利で、さらに可動爪20が本体10に相対して押圧する時、本体10により近くことができ、パイプラインに引っかかられることがなく、操作上の利便性が向上する。
前述した本考案の実施形態は本考案を限定するものではなく、よって、本考案により保護される範囲は実用新案登録請求の範囲を基準とする。
100 ・・・レンチ、
10 ・・・本体、
11 ・・・第一アゴ、
12 ・・・枢着端、
121 ・・・第一枢孔、
122 ・・・取り付け槽、
13 ・・・係止部、
14 ・・・操作部、
15 ・・・組接孔、
16 ・・・係止面、
161 ・・・第一連接面、
17 ・・・第一施力面、
18 ・・・第二施力面、
19 ・・・第三施力面、
20 ・・・可動爪、
21 ・・・第二アゴ、
22 ・・・枢着部、
221 ・・・第二枢孔、
23 ・・・脱落防止部、
231 ・・・外脱落防止面、
232 ・・・内脱落防止面、
233 ・・・第二連接面、
24 ・・・押圧柄、
25 ・・・第四施力面、
26 ・・・第五施力面、
27 ・・・位置限定部、
28 ・・・枢軸、
281 ・・・歯部、
30 ・・・弾性装置、
31 ・・・持ち上げ部材、
311 ・・・身部、
312 ・・・内孔、
313 ・・・支え端、
32 ・・・弾性部材、
321 ・・・頂接触端、
322 ・・・内端、
50 ・・・緊密固定部材、
51A ・・・第一正方向受力面、
52A ・・・第二正方向受力面、
53A ・・・第三正方向受力面、
54A ・・・第四正方向受力面、
55A ・・・第五正方向受力面、
56A ・・・第六正方向受力面、
51B ・・・第一反対方向受力面、
52B ・・・第二反対方向受力面、
53B ・・・第三反対方向受力面、
54B ・・・第四反対方向受力面、
55B ・・・第五反対方向受力面、
56B ・・・第六反対方向受力面、
60 ・・・陥没部、
61 ・・・滑り止め溝、
C ・・・枢動中心、
1 ・・・手工具、
X ・・・回転中心、
L1 ・・・第一仮想線、
L2 ・・・第二仮想線、
L3 ・・・第三仮想線、
θ1 ・・・第一内傾角、
θ2 ・・・第二内傾角、
D1 ・・・第一径方向線、
D2 ・・・第二径方向線、
A1 ・・・第一挟角、
A2 ・・・第二挟角、
R1 ・・・第一半径、
R2 ・・・第二半径。

Claims (6)

  1. 本体と、可動爪と、弾性装置とを有し、反復操作が迅速な、緊密固定部材を挟持するためのレンチであって、
    前記本体は、凹状の第一アゴを有し、前記第一アゴは片側に枢着端を有し、前記第一アゴの前記枢着端は反対側に係止部を有し、
    前記可動爪は、凹状の第二アゴを有し、前記第二アゴは片側に枢着部を有し、前記第二アゴの前記枢着部は、反対側に脱落防止部を有し、前記可動爪の前記枢着部は、枢動中心により前記本体の前記枢着端に枢着され、これにより前記可動爪と前記本体とは相互に相対枢動関係を形成し、
    前記弾性装置は、前記本体と前記可動爪との間に設置され、
    前記レンチが前記緊密固定部材と当接していないとき、前記本体の前記第一アゴと前記可動爪の前記第二アゴとは共に封鎖状態を形成し、
    前記レンチが前記緊密固定部材と当接するとき、前記緊密固定部材は前記第一アゴと前記第二アゴの間に位置し、前記係止部と隣接した前記緊密固定部材の第一正方向受力面との間の間隔距離は前記係止部に相対する前記可動爪が展開方向に回転するにつれて徐々に減少し、前記脱落防止部末端の最大幅は、前記係止部と隣接した前記緊密固定部材の前記第一正方向受力面との間の最小間隔距離より大きい
    ことを特徴とするレンチ。
  2. 前記レンチが前記緊密固定部材と当接し、さらに締め付け作業が行われるとき、前記緊密固定部材の前記第一正方向受力面の反作用力により、前記脱落防止部は弾性変形し、前記係止部と当接する
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンチ。
  3. 前記脱落防止部は、相互に反対側に位置する外脱落防止面と内脱落防止面とを有し、
    前記外脱落防止面は、前記枢動中心から最も離れた位置に第一半径を有し、
    前記内脱落防止面は、前記枢動中心に最も近い位置に第二半径を有し、
    前記第一半径は前記第二半径より大きく、
    前記レンチが前記緊密固定部材と当接していないとき、前記第一半径は前記係止部の前記枢動中心に最も近い位置までの距離より小さく、
    前記レンチが前記緊密固定部材と当接し、さらに回転作業を行うとき、前記脱落防止部は弾性変形し、これにより前記外脱落防止面の前記枢動中心から最も離れた位置までの距離は前記係止部の前記枢動中心に最も近い位置までの距離より大きい
    ことを特徴とする請求項2に記載のレンチ。
  4. 前記レンチの逆回転作業時、前記本体は前記緊密固定部材の回転中心により枢動し、前記本体の前記係止部は前記可動爪の前記脱落防止部から離れ、これにより前記可動爪は逆回転し、前記脱落防止部は前記緊密固定部材の第二正方向受力面へと摺動する
    ことを特徴とする請求項3に記載のレンチ。
  5. 前記可動爪の前記枢着部は、1個の枢軸により前記本体の前記枢着端に枢着され、
    前記係止部は係止面を有し、前記本体の前記第一アゴは、前記係止面片側に時計回りの順番に第一施力面、第二施力面及び第三施力面を有し、前記緊密固定部材と当接するとき、前記係止面は前記可動爪の前記外脱落防止面に対応し、前記第一施力面、前記第二施力面及び前記第三施力面はそれぞれ前記緊密固定部材の第四正方向受力面、第三正方向受力面及び前記第二正方向受力面に対応し、
    前記可動爪の前記枢着部は、押圧柄が前記枢着部から延伸されて成形されており、前記内脱落防止面は前記緊密固定部材の前記第一正方向受力面に対応し、
    前記可動爪は第四施力面及び第五施力面をさらに有し、前記緊密固定部材の第六正方向受力面及び第五正方向受力面にそれぞれ対応する前記係止面と前記第一正方向受力面との間には第一内傾角を有し、前記内脱落防止面と前記第一正方向受力面との間には第二内傾角を有し、前記第二内傾角は前記第一内傾角より小さく、前記係止面及び前記第一正方向受力面は前記脱落防止部と係止状態を形成でき、且つ前記脱落防止部が前記係止部に相対して滑脱することを防止し、
    前記可動爪は前記外脱落防止面の近隣且つ同じ側に位置限定部が突設されており、前記レンチが前記緊密固定部材と当接していないとき、前記位置限定部は前記係止部と当接し、
    前記レンチは第一仮想線をさらに有し、前記レンチが前記緊密固定部材と当接するとき、前記第一仮想線は前記枢動中心、前記緊密固定部材の前記回転中心、前記脱落防止部及び前記係止部を貫通し、
    前記レンチは第二仮想線をさらに有し、前記第二仮想線は前記第一仮想線及び前記緊密固定部材の前記回転中心を貫通し、且つ前記第一仮想線に垂直となり、前記回転中心から前記緊密固定部材の前記第一正方向受力面までの間には第一径方向線を有し、前記第一径方向線と前記第一仮想線との間には第一挟角を有し、前記緊密固定部材の前記第六正方向受力面と第五反対方向受力面との間の端角から相対する端角までの間には前記回転中心を貫通する第二径方向線を有し、
    前記第二仮想線と前記第二径方向線とは第二挟角をなし、前記第一挟角と前記第二挟角とは相等であり、角度もそれぞれ15度であり、
    前記第一アゴの内縁及び前記第二アゴの内縁には順に複数の陥没部が設置され、前記複数の陥没部は前記緊密固定部材の第二反対方向受力面、第三反対方向受力面、第四反対方向受力面、前記第五反対方向受力面、第六反対方向受力面にそれぞれ対応し、
    前記第四施力面、前記第五施力面及び前記内脱落防止面には滑り止め溝がそれぞれ設置され、前記枢着端は間隔を開けて設置される2個の枢着耳であり、各前記枢着耳はそれぞれ第一枢孔を有し、前記可動爪は第二枢孔を有し、こうして前記枢軸は前記枢動中心によって2個の前記第一枢孔及び前記第二枢孔を貫通するように設置され、
    前記本体は一端が開放状の取り付け槽を有し、前記弾性装置は持ち上げ部材及び弾性部材を有し、前記持ち上げ部材は前記取り付け槽に対して摺動するように設置され且つ前記押圧柄を押し上げ、前記弾性部材は前記取り付け槽に設置され且つ前記持ち上げ部材を押し上げ、前記持ち上げ部材は内孔を有し、前記弾性部材は頂接触端及び内端を有し、前記頂接触端は前記内孔に設置され且つ前記持ち上げ部材を押し上げ、前記内端は前記取り付け槽に設置され、前記持ち上げ部材は金属材料の空芯ピンであり、前記持ち上げ部材は、前記内孔とは異なる一端に支え端を有し、前記支え端は半球状であり、
    前記持ち上げ部材は身部を有し且つ前記取り付け槽に対して摺動するように設置され、前記内孔は前記身部に凹設され、前記弾性部材は圧縮バネである
    ことを特徴とする請求項4に記載のレンチ。
  6. 前記可動爪の前記枢着部は、1個の枢軸だけを通して前記本体の前記枢着端に枢着され、
    前記係止部は係止面を有し、前記本体の前記第一アゴは、前記係止面片側に時計回りの順番に第一施力面、第二施力面及び第三施力面を有し、前記緊密固定部材と当接するとき、前記係止面は前記可動爪の前記外脱落防止面に対応し、前記第一施力面、前記第二施力面及び前記第三施力面はそれぞれ前記緊密固定部材の第四正方向受力面、第三正方向受力面及び前記第二正方向受力面に対応し、
    前記可動爪の前記枢着部は押圧柄を延伸して成形し、前記内脱落防止面は前記緊密固定部材の前記第一正方向受力面に対応し、前記可動爪は第四施力面及び第五施力面をさらに有し、前記第四施力面及び前記第五施力面は前記緊密固定部材の第六正方向受力面及び第五正方向受力面にそれぞれ対応し、前記係止面と前記第一正方向受力面との間には第一内傾角を有し、前記内脱落防止面と前記第一正方向受力面との間には第二内傾角を有し、前記第二内傾角は前記第一内傾角より小さく、前記係止面及び前記第一正方向受力面は前記脱落防止部と係止状態を形成でき、これにより前記脱落防止部が前記係止部に相対して滑脱することが防止され、
    前記可動爪は、前記外脱落防止面の近隣且つ同じ側に位置限定部が突出状に設置され、前記緊密固定部材と当接していないとき、前記位置限定部は前記係止部と当接し、
    前記レンチは第一仮想線をさらに有し、前記緊密固定部材と当接するとき、前記第一仮想線は、前記枢動中心、前記緊密固定部材の前記回転中心、前記脱落防止部及び前記係止部を貫通し、
    前記レンチは第二仮想線及び第三仮想線を有し、前記本体の前記第一アゴと異なる位置には操作部を有し、前記操作部は組接孔を有し、前記組接孔は前記回転中心の軸方向に平行であり且つ前記本体を貫通し、前記第二仮想線は前記第一仮想線と前記緊密固定部材の前記回転中心を貫通し且つ前記第一仮想線に垂直となり、前記第三仮想線は前記第一仮想線及び前記回転中心を貫通し且つ前記操作部の縦方向へと延伸し、さらに、前記第二仮想線と前記第三仮想線との成す角度は15度であり、
    前記第一アゴの内縁と前記第二アゴの内縁には順番に複数の陥没部が設置され、各前記陥没部が前記緊密固定部材の第二反対方向受力面、第三反対方向受力面、第四反対方向受力面、第五反対方向受力面、第六反対方向受力面にそれぞれ対応し、
    前記第四施力面、前記第五施力面及び前記内脱落防止面には滑り止め溝がそれぞれ設置され、前記枢着端は間隔を開けて設置される2個の枢着耳で、各前記枢着耳はそれぞれ第一枢孔を有し、前記可動爪は第二枢孔を有し、これにより前記枢軸は前記枢動中心によって2個の前記第一枢孔及び前記第二枢孔間を貫通するように設置され、
    前記本体は一端が開放状の取り付け槽を有し、前記弾性装置は持ち上げ部材及び弾性部材を有し、前記持ち上げ部材は前記取り付け槽に対して摺動するように設置され且つ前記押圧柄を押し上げ、前記弾性部材は前記取り付け槽に設置され且つ前記持ち上げ部材を押し上げ、前記持ち上げ部材は内孔を有し、前記弾性部材は頂接触端及び内端を有し、前記頂接触端は前記内孔に設置され且つ前記持ち上げ部材を押し上げ、前記内端は前記取り付け槽に設置され、前記持ち上げ部材は金属材質の空芯ピンであり、且つ前記内孔とは異なる一端に支え端を有し、前記支え端は半球状であり、
    前記持ち上げ部材は身部を有し、前記取り付け槽に対して摺動するように設置され、前記内孔は前記身部に凹設され、前記弾性部材は圧縮バネである
    ことを特徴とする請求項4に記載のレンチ。
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