JP3223270U - 木酢液又は竹酢液の製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】有害物質を低減することのできる木酢液又は竹酢液の製造装置を提供する。【解決手段】ドラム缶からなる本体10と、本体10内の燃焼室にて木材の燃焼により発生した煙ガスを排気する排気管20とが設けられている。排気管20は、本体10外に設けられた外部管21及び本体10内に設けられた燃焼管22を含んでいる。燃焼管22では、木材の燃焼により煙ガスが高温に熱せられ、もって、煙ガス中の有害物質が二次燃焼する。外部管21では、煙ガス中の煙の冷却によって木酢液が発生する。外部管21には木酢液の取り出し口25が設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、木酢液又は竹酢液の製造装置に関する。
木酢液又は竹酢液(以下、木酢液等という。)の製造装置としては、例えば、特許文献1のように、木材又は竹(以下、木材等という。)を燃焼するための燃焼室を有する燃焼容器と、その燃焼容器から外部へと排気する排気管と、排気管の途中に設けられた木酢液等の取り出し部とが設けられている。
特開2000−044965号公報
上記装置によると、木材等を燃焼させた排気にタール等の有害物質が含まれることにより、かかる有害物質が木酢液等にも混入するおそれがある。
本考案の目的は、有害物質を低減した木酢液又は竹酢液の製造装置を提供することにある。
本考案の木酢液又は竹酢液の製造装置は、木材又は竹を燃焼させる燃焼室と燃焼用の空気を前記燃焼室内に取り入れる吸気口とが形成された燃焼容器と、前記燃焼容器内から外部へと排気する排気管と、を備えており、前記排気管が、前記燃焼容器内の下部に配置された一端から前記燃焼容器の上部に向かって延びた内部管と、前記内部管の他端と連結され、前記燃焼容器の外部へと延びていると共に、木酢液又は竹酢液を取り出す取り出し部が設けられた外部管とを含んでいる。
本考案の木酢液又は竹酢液の製造装置において、燃焼室内の木材等の燃焼によって発生した煙を含んだ空気が、内部管及び外部管を通じ、装置外へと排気される。外部管には、煙の冷却によって発生する木酢液等の取り出し部が形成されている。本考案によると、内部管が燃焼容器内に設けられているので、内部管の煙を含んだ空気は、内部管を通る間に木材等の燃焼によって高温に熱せられる。これによって煙内の有害物質が二次燃焼するので、煙内の有害物質が低減された空気が外部管へと流入することになる。したがって、外部管で発生する木酢液等においても、有害物質が低減される。
本考案の一実施形態に係る木酢液製造装置の斜視図である。 図2(a)は、図1のII−II線断面図である。図2(b)は、図2(a)に示す煙溜まりの斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る木酢液製造装置1について図1及び図2を参照しつつ説明する。木酢液製造装置1は、図1に示すように、ドラム缶からなる本体10(本考案における燃焼容器)と、本体10からの排気を流通させる金属製の排気管20と、排気管20の排気を利用した金属製の燻製器30とを備えている。本体10内には、図2(a)に示すように、木材を収容して燃焼させるための燃焼室10aが形成されている。本体10の底部付近の側壁には吸気部10b及び着火部10cが設けられている。吸気部10bには吸気口が形成されていると共に、吸気口の開口度合いを変更するための調整弁が設けられている。また、着火部10cには開閉扉が設けられている。燃焼室10a内に収容された木材に着火部10cを通じて着火すると、吸気部10bを通じて燃焼用の空気が燃焼室10a内に取り入れられつつ木材が燃焼する。上記調整弁の操作により、吸気部10bを通じて燃焼室10a内に流入する空気の流量を調整でき、燃焼の強さを調整できる。
排気管20は、燃焼室10a内の木材の燃焼によって発生する煙を含んだ空気(以下、煙ガスという。)を本体10外に排出するために設けられている。排気管20は、本体10外に設けられた部分である外部管21と、本体10内に設けられた部分である燃焼管22(本考案における内部管)とを含んでいる。外部管21は、図1に示すように、本体10の天板における端部寄りの位置から左方に向かって延びた水平部21a、水平部21aより前方において左斜め下後方から右斜め上前方に向かって延びた傾斜部21b、及び、傾斜部21bの上端に接続された流出部21cを有している。水平部21aにおける本体10との接続部には、水平部21aの流路断面積を変更するための調整弁が設けられている。この調整弁の操作により、水平部21aに流入する煙ガスの流量を調整できる。水平部21aと傾斜部21bとは、湾曲部21dを介して互いに接続されている。湾曲部21dは、水平部21aの左端から、右斜め下前方に向かって湾曲しつつ、傾斜部21bの下端と連結している。湾曲部21dにおける傾斜部21bとの接続部は、外部管21において最も下部に配置された部分である。この部分には木酢液の取り出し口25(本考案における取り出し部)が形成されている。
燃焼管22は、水平部21aの右端と接続しており、水平部21aとの接続部から燃焼室10a内を鉛直下方に延びている。燃焼管22の下端部には煙溜まり23が形成されている。煙溜まり23は、図2(a)及び図2(b)に示すように箱型の形状を有している。煙溜まり23には水平方向に開口した開口23aが形成されている。煙溜まり23は、図2(a)に示す平面視において、燃焼室10aの環状の内表面にほぼ沿って開口23aが開口するように、燃焼室10aの底部に配置されている。煙溜まり23内には羽根部24が設けられている。羽根部24は、煙溜まり23の内表面から、その内表面と交差する方向に突出しつつ、上下方向にらせん状に延びている。
燃焼室10a内の木材の燃焼によって生じた煙を含んだ空気(煙ガス)は、図2(a)のA方向に沿って煙溜まり23へと流入する。煙溜まり23は、羽根部24によって煙ガスの流速を低下させつつ燃焼管22へと煙ガスを流入させる。燃焼管22内では、燃焼室10a内の木材の燃焼によってここを通る煙ガスが高温に熱せられ、かかる高温によって煙ガス内のタール等の有害物質が二次燃焼する。この二次燃焼によって煙ガス内の有害物質が低減される。この煙ガスは、燃焼管22と接続した外部管21へと流入する。煙ガスは、外部管21内を通る間に冷却される。この冷却によって発生した木酢液が、外部管21の途中の湾曲部21dに形成された取り出し口25を通じて取り出される。
図1に示すように、水平部21aの下方には箱型の燻製器30が設けられている。燻製器30と水平部21aとは煙供給管32によって互いに接続されている。燻製器30の底面には還流管33の上端が接続されている。還流管33の下端は本体10の下端付近に接続されている。なお、水平部21aがその内部にさらに管が設けられた二重管の構造を有しており、煙供給管32が水平部21aの上記内部の管と接続されていてもよい。これによると、内部の管を通る比較的タール分の少ない煙ガスが煙供給管32を通じて燻製器30へと供給される。この煙ガスは、還流管33を通じて本体10へと還流する。燻製器30内には、燻製の対象物となる食品が設置される。設置された食品は、煙供給管32を通じて燻製器30へと供給された煙ガス内の煙によって燻される。
なお、燃焼室10aから排出される煙ガスの温度を検出するための温度センサが木酢液製造装置1に設けられていることが好ましい。この温度センサは、排気管20、排気管20に接続された燻製器30等、本体10外において煙ガスが流通するいずれかの箇所に配置されてよい。そして、この温度センサによって煙ガスの温度を監視しつつ、煙ガスの温度が木酢液の製造に適した目標温度(例えば、80〜130℃)になるように、燃焼室10a内の燃焼の強さ等を調整することが好ましい。
以上説明した本実施形態によると、上記の通り、燃焼管22が本体10内に設けられているので、煙ガスが燃焼管22内において高温に熱せられる。これによって煙ガス内の有害物質が二次燃焼するので、有害物質が低減された煙ガスが外部管21へと流入することになる。したがって、外部管21の取り出し口25から取り出される木酢液等においても、有害物質が低減される。
また、煙溜まり23内には、煙ガスの流速を低減するための羽根部24が設けられている。これにより、煙ガスが燃焼管22内に滞留しやすくなる。よって、煙ガス内の有害物質が燃焼管22内において二次燃焼しやすくなる。なお、羽根部24に加えて、又は代えて、羽根部24と異なる形状・大きさの突出部が煙溜まり23内又は燃焼管22内のその他の箇所に設けられてもよい。かかる突出部により、燃焼管22内の流路抵抗が増大し、煙ガスの流速が低下することで、煙ガス内の有害物質が燃焼管22内において二次燃焼しやすくなる。
<変形例>
以上は、本考案の好適な実施形態についての説明であるが、本考案は上述の実施形態に限られるものではなく、課題を解決するための手段に記載された範囲の限りにおいて様々な変更が可能なものである。
例えば、上述の実施形態に係る木酢液製造装置は、木材を原料とした木酢液の製造装置であるが、竹を原料とした竹酢液の製造装置として用いられてもよい。また、外部管21にその他の装置が設けられてもよい。例えば、燻製器30に代えて、又は加えて、外部管21に流入した煙ガスの熱量を利用した温度差発電装置、給湯装置等の排熱利用機器が設けられてもよい。煙ガスの流量を変更するための送風器が外部管21に設けられてもよい。煙ガスを水に接触させることで、煙ガス中の有害物質を水内に溶解させて除去する貯水槽が外部管21に設けられてもよい。
1 木酢液製造装置
10a 燃焼室
10b 吸気部
10 本体
20 排気管
21 外部管
22 燃焼管
23 煙溜まり
24 羽根部
25 取り出し口

Claims (1)

  1. 木材又は竹を燃焼させる燃焼室と燃焼用の空気を前記燃焼室内に取り入れる吸気口とが形成された燃焼容器と、
    前記燃焼容器内の空気を排気する排気管と、を備えており、
    前記排気管が、
    前記燃焼容器内の下部に配置された一端から前記燃焼容器の上部に向かって延びた内部管と、
    前記内部管の他端と連結され、前記燃焼容器の外部へと延びていると共に、木酢液又は竹酢液を取り出す取り出し部が設けられた外部管とを含んでいることを特徴とする木酢液又は竹酢液の製造装置。
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