JP3223210U - 箱庭玩具菓子 - Google Patents

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Abstract

【課題】子供から大人に至るまで幅広い年齢層で楽しむことが可能になり、しかも、箱庭を通して日本庭園の造形美や精神を学ぶことができる箱庭玩具菓子を提供する。【解決手段】上部が開口した箱体で箱庭本体10を形成する。該箱庭本体10内に載置する形象物20を設ける。該形象物20を食品素材で形成する。砂を模した形象物20の表面をならすレーキを備える。岩を模す岩材21を設ける。石を模す石材22を設ける。砂を模す砂材23を設ける。砂材23の表面にレーキで砂紋23Aを形成するように構成する。形象物20で日本庭園を模した箱庭を構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、日本庭園を模した箱庭玩具を食品で形成することで、幅広い年齢層や需要者に興味を与えることができる箱庭玩具菓子に関する。
食品で形成された玩具菓子や遊べるお菓子などと称する玩具が提案されている。特許文献1の玩具兼用お菓子は、クッキーなどの板状食品で形成されペットハウスを模したケース内に、ペットを模したチョコレートなどを収納して遊ぶ玩具である。
一方、日本で発展した盆栽を箱庭玩具に構成した箱庭玩具が特許文献2に記載されている。この箱庭玩具は、箱庭本体の中に木や草などを模した形象部品やカエルなどを模した形象物を配置するもので、特に、固体識別情報IDや無線タグICなどを用いて、カエルなどの形象物を箱庭本体の中に置くと、カエルの個体識別情報IDを認識してカエルの声を模した音を出力するという構成であった。
特開2002-95417号公報 特開2005-34054号公報
特許文献1の玩具兼用お菓子は、予めクッキーなどで形成されている食用のペットハウスの中に、チョコレートなどで形成されたペットを入れて遊ぶ構成なので、遊技対象者は主に子供などの低年齢層を対象とするものであった。
一方、特許文献2に記載の箱庭玩具は、固体識別情報IDや無線タグICなどを用いて形象物に関する音を出力する構成である。そのため、この遊技対象年齢は、主に大人などの高年齢層が対象になっていた。
子供が砂場で遊びながら造形を学ぶことができるように、箱庭を造る遊びも、子供等に適した知的な遊びとして期待されている。しかしながら、これまでの箱庭玩具には、特許文献2のように、大人が楽しむことができるものは提供されているが、子供等が遊ぶのに適した玩具は提供されていなかった。
そこで本考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、子供から大人に至るまで幅広い年齢層で楽しむことが可能になり、しかも、箱庭を通して日本庭園の造形美や精神を学ぶことができる箱庭玩具菓子の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本考案における第1の手段は、上部が開口した箱体で形成された箱庭本体10と、該箱庭本体10内に載置する岩、石、砂を模した形象物20と、砂を模した形象物20の表面をならすレーキ30とを備え、該形象物20を食品素材で形成し、該形象物20で日本庭園を模した箱庭を構成することにある。
第2の手段は、前記形象物20として、枯山水の石庭の岩を模す岩材21と、石を模す石材22と、砂を模す砂材23とを備え、前記レーキ30は、前記箱庭本体10に敷き詰めた砂材23の表面に、砂紋23Aを模した波形状を形成するように構成したものである。
第3の手段は、前記形象物20として、透過性のゼリー食材で日本庭園の池を模す池材24を形成し、前記箱庭本体10の底部に日本庭園の池の様子を表示した池表示部11を形成し、該池表示部11の上に池材24を載置するように構成したものである。
本考案の請求項1に記載のごとく、上部が開口した箱体で形成された箱庭本体10と、該箱庭本体10内に載置する岩、石、砂を模した形象物20と、砂を模した形象物20の表面をならすレーキ30とを備え、該形象物20を食品素材で形成し、該形象物20で日本庭園を模した箱庭を構成したことで、子供からから大人に至るまで幅広い年齢層で楽しむことが可能になった。
しかも、形象物20で日本庭園を模した箱庭を構成することにより、日本の文化に触れることが可能になるので、海外からの観光客にとって極めて好適なお土産用の玩具にもなる。
請求項2のように、形象物20として、枯山水の石庭の岩を模す岩材21と、石を模す石材22と、砂を模す砂材23とを備え、箱庭本体10に敷き詰めた砂材23の表面に、砂紋23Aを模した波形状を形成するレーキ30を備えたことで、これらの形象物20を使用して箱庭を構成することで、日本庭園の造形美や精神を学ぶことができる。この結果、子供や大人は勿論、日本庭園の造形美や精神に興味を持った海外からの観光客などにとっても面白味のある玩具になっている。
請求項3のごとく、形象物20として、日本庭園の池を模す池材24を透過性のゼリー食材で形成し、箱庭本体10の底部に日本庭園の池の様子を表示した池表示部11を形成し、該池表示部11の上に池材24を載置するように構成したことで、食材でも現実感のある池を演出することが可能になる。この結果、日本庭園の風情をより楽しむことが可能になる。
本考案玩具で石庭を形成した例を示す斜視図である。 本考案玩具で使用する形象物の材料等を示す説明図である。 本考案の岩材を形成する形象物の材料を作る手順を示す説明図である。 図3に示した材料で岩材を形成する手順を示す説明図である。 本考案の砂材を箱庭本体に敷き詰める状態を示す説明図である。 本考案の岩材を箱庭本体の砂材の上に載置する手順を示す説明図である。 本考案玩具で石庭を形成する手順を示す説明図である。 本考案の池材を形成する形象物の材料等を示す斜視図である。 本考案の池材を表示部の上に載置する手順を示す説明図である。 本考案玩具で池付きの日本庭園形成する手順を示す説明図である。 本考案玩具で池付きの日本庭園を形成した例を示す斜視図である。
本考案は、形象物20を食品素材で形成し、該形象物20で日本庭園を模した箱庭を構成する玩具である。
本考案の主要構成は、上部が開口した箱体で形成された箱庭本体10と、該箱庭本体10中に載置する形象物20とを備えている(図1参照)。
この形象物20には、枯山水の石庭の岩を模す岩材21と、石を模す石材22と、砂を模す砂材23とを備えている(図2参照)。また、この他、レーキ30を備えることで、箱庭本体10に敷き詰めた砂材23の表面に、砂紋23Aを模した波形状を形成できるように構成している(図7参照)。これらの形象物20を模す各材料は、材料になる食品をそのまま使用したり加工したりして形象物20を形成する。
例えば、岩材21は、粉末ラムネ等の食品を固めて使用する。この場合、まず、予め用意されている岩材21用の粉末ラムネに水を混ぜ合わせて撹拌する(図3参照)。次に、混ぜ合わせた液状のラムネからなる岩材21を岩トレイ21Aの型の中に入れ、そのまま冷蔵庫等で冷やして固め、岩状に形成する(図4参照)。
また、砂材23は、粉末ラムネ等の食品をそのまま使用する(図5参照)。図示例では、箱庭本体10に入れた砂材23をレーキ30の平らな部分で均等な厚みにならしている状態を示している。更に、石材22も粒状のチョコレートをそのまま使用する(図7参照)。
そして、これら岩材21、石材22、砂材23の形象物20を使用して日本庭園を模した箱庭を形成する(図1参照)。図示例では、枯山水の石庭を形成する手順を示している(図6、図7参照)。
この枯山水は、水を使わず、石や砂利、草木などで自然を表現した庭園であり、石庭は、更に草木を取り除いて、石だけで自然を表現した庭園を構成する。そのため、石庭は、限られた形象物20でも極めて趣向に富んだ箱庭を形成することができるものである(図1参照)。
しかも、石庭は、極めて限られた形象物20で庭園を構成することが可能でありながら、禅の「侘び寂び」の精神の如く無駄がなく優美な趣や静けさを演出することが可能であると言われている。
この石庭を形成するには、まず、冷蔵庫で冷やして固めた岩材21を岩トレイ21Aから取り出し、この岩材21を箱庭本体10内の砂材23上に配置する(図6参照)。
次に、岩材21を配置した砂材23の表面に、レーキ30で砂紋23Aを自由に描く(図7参照)。その後、岩材21の周辺や任意の位置に石材22を配置して石庭が完成する(図1参照)。
また、本考案で形成する箱庭は、この石庭の他、箱庭に池材24を配置した日本庭園を構成することも可能である(図11参照)。この場合、池材24を形成する食品材料や部材を使用する。
すなわち、食品材料として、池材24として使用する粉末状のゼリーのもとを使用する。また、このゼリーを池の形に固める池トレイ24Aも使用する(図8参照)。図中、符号11は、箱庭本体10の底部に形成した池表示部11であり、この池表示部11は、日本庭園の池の様子を写したものである。
この池トレイ24Aは、日本庭園の池を象った型材で、この中に池材24を入れて透過性のゼリー状に固めたものである(図8参照)。この池材24は、粉末状のゼリーのもとに水を混ぜ合わせ、電連子で加熱したものを池トレイ24Aに入れて冷蔵庫で固めたものである。そして、池トレイ24A内の固まった透過性の池材24を取り出して、池表示部11の上に合わせて載せる(図9参照)。
池表示部11の上に載せた池材24は透過性があるので、この池材24を通して池表示部11を見ると、現実感のある池のように見える。その後、この池材24の周囲に砂材23を敷きつめて、レーキ30でならすと、この池材24によって日本庭園風の池が形成される(図10参照)。
最後に、池の周囲に石材22を配置するなど、好みの形象物20を配置し、砂材23に砂紋23Aを描くと池付きの日本庭園が完成する(図11参照)。
尚、本考案の構成において、各形象物20の各材料や箱庭本体10は図示例に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲で自由に設計変更することができる。
10 箱庭本体
11 池表示部
20 形象物
21 岩材
21A 岩トレイ
22 石材
23 砂材
23A 砂紋
24 池材
24A 池トレイ
30 レーキ
第3の手段は、前記形象物20として更に、透過性のゼリー食材で日本庭園の池を模す池材24を形成し、前記箱庭本体10の底部に日本庭園の池の様子を表示した池表示部11を形成し、該池表示部11の上に池材24を載置するように構成したものである。

Claims (3)

  1. 上部が開口した箱体で形成された箱庭本体と、該箱庭本体内に載置する岩、石、砂を模した形象物と、砂を模した形象物の表面をならすレーキとを備え、該形象物を食品素材で形成し、該形象物で日本庭園を模した箱庭を構成することを特徴とする箱庭玩具菓子。
  2. 前記形象物として、枯山水の石庭の前記岩を模す岩材と、前記石を模す石材と、前記砂を模す砂材とを備え、前記レーキは、前記箱庭本体に敷き詰めた砂材の表面に、砂紋を模した波形状を形成するように構成した請求項1記載の箱庭玩具菓子。
  3. 前記形象物として、透過性のゼリー食材で日本庭園の池を模す池材を形成し、前記箱庭本体の底部に日本庭園の池の様子を表示した池表示部を形成し、該池表示部の上に池材を載置するように構成した請求項1記載の箱庭玩具菓子。
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