JP3222720U - 配線用遮断器(1) - Google Patents
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Abstract
【課題】夜間や昼間でも自然光が届かない場所で二次側における過電流により二次側への給電が遮断されたとき、自動的に非常用の照明機器を点灯させることにより身の安全を確保(避難等)し、家電製品を含む家の状況を把握して二次災害を未然に防止することができる配線用遮断器を提供する。【解決手段】配線用遮断器300の一次側に非常照明用リレー回路700を設け、このリレー回路に、二次側における過電流により二次側への給電が遮断されたとき、常時はON状態のA接点701をOFF状態のB接点702に変更するC接点を設け、B接点に非常用電燈703を接続した。【選択図】図1
Description
本考案は、建屋内・外で使用する家庭用電力をコントロールする為の配線用遮断器に関するものである。
配線用遮断器において、従来、二次側の回路に異常な電流が流れたとき、分電盤に組み込まれた配線用遮断器が遮断動作して、電気火災など電気による二次災害を防止する配線用遮断器付分電盤はあった。
しかしこの従来の配線用遮断器は、配線用遮断器が遮断されているか否かの表示ランプはあるものの遮断されると消灯するものであり、過電流により遮断された後は、夜間等の場合に室内は真っ暗闇になり、配線用遮断器の位置が分からなく配線用遮断器を元に復帰することが甚だ困難である。
このように夜間の過電流による停電後には手探りで得たローソクの点火などによりようやくの給電再開の際は、電気機器に損傷があることを知らずに過ごすと火災になる可能性があり甚だ危険である。
このように夜間の過電流による停電後には手探りで得たローソクの点火などによりようやくの給電再開の際は、電気機器に損傷があることを知らずに過ごすと火災になる可能性があり甚だ危険である。
本考案は、夜間や昼間でも自然光が届かない場所で二次側の負荷回路における過電流により二次側への給電が遮断されたとき、自動的に非常用の照明機器を点灯させることにより身の安全を確保(避難等)し、家電製品を含む家の状況を把握して二次災害を未然に防止することができる配線用遮断器を提供する。
本考案は、配線用遮断器の一次側において、二次側における過電流により二次側への給電が遮断されたときA接点をB接点に変更するC接点を設け、前記C接点のB接点に非常用電燈を接続した非常照明用リレー回路を設けたことを特徴とする配線用遮断器である。
本考案の配線用遮断器は、正常時には、前記配線用遮断器がON状態にあるので、その一次側の非常照明用リレー回路のC接点には二次側への電圧が印加されており、入口接続端子に接続のA接点はON状態に保持され二次側に給電しているが、この時、入口接続端子にも接続のB接点はOFF状態であるため前記非常用電灯は消灯の状態にある。
次に配線用遮断器は、過電流により二次側に設けた電磁石コイルの瞬時の磁着作用で遮断されると一次側の前記C接点のA接点がOFF状態になり二次側への給電を遮断すると同時にB接点がON状態になる。このB接点のON動作により、B接点に接続してある入口接続端子から非常照明用リレー回路を介して非常用の照明機器に電気を供給して点灯する。この照明機器の点灯により身の安全を確保(避難等)し、家電製品を含む家の状況を把握して二次災害を未然に阻止することができる。
次に配線用遮断器は、過電流により二次側に設けた電磁石コイルの瞬時の磁着作用で遮断されると一次側の前記C接点のA接点がOFF状態になり二次側への給電を遮断すると同時にB接点がON状態になる。このB接点のON動作により、B接点に接続してある入口接続端子から非常照明用リレー回路を介して非常用の照明機器に電気を供給して点灯する。この照明機器の点灯により身の安全を確保(避難等)し、家電製品を含む家の状況を把握して二次災害を未然に阻止することができる。
本考案の実施形態は、図1に示す実施例1により詳細に説明する。
分電盤100は、図1に示すように、単相3線の100V/200Vものであり商用電源からの電線101と接続される入口接続端子102と、過電流から回路を保護する主遮断器200を有する配線用遮断器(:漏電ブレーカ)300と、前記入口接続端子102と前記主遮断器200とを接続する入口部配線103と、主遮断器200の下流に配線された主配線104と、主配線104の過電流を検出する変流器400と、変流器400により検出された過電流に基づいて主遮断器200を遮断する過電流継電器500と、前記主配線104から分岐されて各室の室内配線105と接続される各室分岐配線106と、各室分岐配線106に接続した個別遮断器600とを備えてなる例である。
而して、前記配線用遮断器300の一次側において、非常照明用リレー回路700を設けてある。
非常照明用リレー回路700は、二次側における過電流により二次側への給電が遮断されたときA接点701をB接点702に変更するC接点を設け、前記C接点のB接点702に非常用電燈703を接続してある。
非常照明用リレー回路700は、二次側における過電流により二次側への給電が遮断されたときA接点701をB接点702に変更するC接点を設け、前記C接点のB接点702に非常用電燈703を接続してある。
この回路構成により、正常時には、前記配線用遮断器300がON状態にあるので、その一次側の非常照明用リレー回路700のC接点のA接点701にはには二次側への電圧が印加されており、入口接続端子102に接続のA接点701はON状態に保持され二次側に給電しているが、この時、入口接続端子102にも接続のB接点702はOFF状態であるため前記非常用電灯703は消灯の状態にある。
次に配線用遮断器300は、過電流により過電流継電器500における電磁石コイルの瞬時の磁着作用で主遮断器200が遮断されると前記非常照明用リレー回路700のC接点のA接点701がOFF状態になり二次側への給電を遮断すると同時にB接点702がON状態になる。このB接点702のON動作により、B接点702に接続してある入口接続端子102から非常用の照明機器703に電気を供給して点灯する。この照明機器703の点灯により身の安全を確保(避難等)し、家電製品を含む家の状況を把握して二次災害を未然に阻止することができる。
本考案は、前記ように簡単な回路構成の配線用遮断器により前記した優れた作用効果を呈するため、一般家庭は勿論、小規模工場の配線用遮断器に適用され漏電による二次災害を未然に防止することが出来るので電力業界に貢献すること多大なものがある。
100:分電盤
101:電線
102:入口接続端子
103:入口部配線
104:主配線
105:室内配線
106:各室分岐配線
200:主遮断器
300:配線用遮断器(:漏電ブレーカ)
400:変流器
500:過電流継電器
600:個別遮断器
700:非常照明用リレー回路
701:A接点
702:B接点
703:非常用電燈
101:電線
102:入口接続端子
103:入口部配線
104:主配線
105:室内配線
106:各室分岐配線
200:主遮断器
300:配線用遮断器(:漏電ブレーカ)
400:変流器
500:過電流継電器
600:個別遮断器
700:非常照明用リレー回路
701:A接点
702:B接点
703:非常用電燈
Claims (1)
- 配線用遮断器の一次側において、二次側における過電流により二次側への給電が遮断されたとき、A接点をB接点に変更するC接点を設け、前記C接点のB接点に非常用電燈を接続した非常照明用リレー回路を設けたことを特徴とする配線用遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019002100U JP3222720U (ja) | 2019-05-24 | 2019-05-24 | 配線用遮断器(1) |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019002100U JP3222720U (ja) | 2019-05-24 | 2019-05-24 | 配線用遮断器(1) |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3222720U true JP3222720U (ja) | 2019-08-22 |
Family
ID=67667950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019002100U Active JP3222720U (ja) | 2019-05-24 | 2019-05-24 | 配線用遮断器(1) |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3222720U (ja) |
-
2019
- 2019-05-24 JP JP2019002100U patent/JP3222720U/ja active Active
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