JP3221922B2 - 多様なポート回路相補装置をpcm電話交換システムに接続するための柔軟性を有するインタフェース・システム - Google Patents

多様なポート回路相補装置をpcm電話交換システムに接続するための柔軟性を有するインタフェース・システム

Info

Publication number
JP3221922B2
JP3221922B2 JP19925892A JP19925892A JP3221922B2 JP 3221922 B2 JP3221922 B2 JP 3221922B2 JP 19925892 A JP19925892 A JP 19925892A JP 19925892 A JP19925892 A JP 19925892A JP 3221922 B2 JP3221922 B2 JP 3221922B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
highway
circuit
switching system
port circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP19925892A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05206980A (ja
Inventor
ジェローム・エス・キャプラン
ポール・エイ・ビュシエール
エレーヌ・エム・カジミール
Original Assignee
レドコム・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by レドコム・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド filed Critical レドコム・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド
Publication of JPH05206980A publication Critical patent/JPH05206980A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3221922B2 publication Critical patent/JP3221922B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0407Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing using a stored programme control
    • H04Q11/0414Details

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PCM電話システム、
より特定して言えば、ユーザによって選択される多様な
ポート回路相補装置(complement)とPCM電話システム
とのインターフェス接続を可能とし、もって、PCM電
話システムの設計により大きな柔軟性を与え、これによ
りユーザの多様なアプリケーション(利用態様)を可能
ならしめるインタフェース・システムに関する。
【0002】本発明が提供する柔軟性を有するインタフ
ェース・システム(以下、「フレキシブル・インタフェ
ース・システム」という)は、多様なポート回路相補装
置を、米国特許第4,228,536号(1980年1
0月14日発行。発明者:カー・ギュルデンプフェニッ
ヒ(K. Gueldenpfennig)及びツェー・ヨット・ブライデ
ンシュタイン(C. J. Breidenstein)。譲受人:レドコム
・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド(Redcom Lab
oratories, Inc.))に記載されているようなPCM電話
交換システムに接続するのに特に適している。これは分
散設置型(distributed)PCM時分割ディジタル交換シ
ステムである。また、本発明のPCMインタフェース・
システムは、米国特許第4,805,172号(198
9年2月14日発行。発明者:シー・エイ・バーブ(C.
A. Barbe)及びビー・ジー・リトルフィールド(B. G.
Littlefield)。譲受人:レドコム・ラボラトリーズ・イ
ンコーポレイテッド)に記載されているようなPCM時
分割多重交換システムのポート基板及びポート回路での
使用に特に適している。このシステムは、システムのユ
ーザが交換システムのポート回路あるいはポート・ボー
ドを構成(configure)することを可能とするもので、音声
信号を表わすデータをN本のライン又はトランク(ここ
でNはポート回路に対して利用可能なタイムスロットの
数のみで制限される)に接続したり、また、会議通話(c
onference)で用いられるような、データを表わすディジ
タル通信データ信号を接続する等の様々なアプリケーシ
ョンを提供する。
【0003】PCM電話システムでは、種々の信号を表
わすデータは連続するタイムスロットに多重化されPC
Mハイウェイ上を伝送される。こうしたハイウェイは、
アナログ信号(例えば、音声信号)をパルスコードに変
換し及びその逆を行なうためのコード化及びデコード化
装置、ディジタル通信信号を扱うための装置、及び場合
によってはビテオ信号を扱うための装置をも含むポート
回路に接続されるが、これらはすべて異なる相補装置及
び/又は異なる数の連続タイムスロットを要求する。こ
のため、従来、ポート回路はアプリケーション毎に個別
的に設計され、従来提供されている電話交換システム
も、前述の特許に図示・記載されているように、特定ア
プリケーション用に専用化されたポート回路又はポート
ボード(すなわち、ライン回路若しくはトランク回路及
び/又はディジタル通信信号取扱い回路の組合わせが異
なる)を有する。多くの場合、電話システムのユーザ
は、その目的とするアプリケーションに応じて構成され
たポート回路を必要とする。また、ユーザが自分自身で
ポート回路を設計することを望む場合もある。そこで、
多様なポート回路構成を可能とするように柔軟性を付与
すること、及び、ユーザが自分専用の回路を設計できる
ようにすることが望まれる。しかしながら、電話交換シ
ステムのアーキテクチュアという面から言えば、それが
多種多様な設計・構成のポート回路に対してオープンで
あれば、ユーザにより構成されたポート回路によってシ
ステムが損害を被る危険が大きくなり、秘密を要する個
人情報及び/又はプログラムコードを含んでいる場合も
ある呼(call)が漏れて情報の安全が冒される可能性もあ
る。
【0004】
【発明の目的】本発明は、電話交換システム本体が損害
を受けたりシステム中に蓄えられているデータ及びプロ
グラムが漏出したりする危険を生じることなく、多様な
ポート回路相補装置(ライン、トランク、デジタル通信
−−−会議通話設備)が使用できるような柔軟性を与え
る、改良されたPCM(時分割多重)電話交換システム
用インタフェース・システムを提供する。
【0005】また、本発明は、PCM電話システムのハ
イウェイ及び制御ラインを、多様な、数及び配列が種々
である連続タイムスロットを利用する、選択された構成
のポート回路ハイウェイ及び制御/状態ラインと接続す
る改良されたフレキシブル・インタフェース・システム
を提供する(なお、タイムスロットは、情報を表わすデ
ータ信号を交換システムのハイウェイ上搬送する)。
【0006】さらに、本発明は、多様なポート回路相補
装置(このポート回路は、電話交換システムのユーザが
そのアプリケーションに応じて選択又は設計したもので
もよい)をPCM電話交換システムと一体化するための
改良されたフレキシブル・インタフェース・システムを
提供する。
【0007】簡単に述べれば、本発明のPCM電話交換
システム用インタフェース・システムは、交換システム
のPCMデータ送信ハイウェイ(send highway)及び同受
信ハイウェイ(receive highway)を、同じく送信ハイウ
ェイ及び受信ハイウェイを有するポート回路にインタフ
ェース接続し、その際、ポート回路を、種類の異なる複
数のポート回路(それぞれの構成により異なるアプリケ
ーションが提供される)の中から選択することを可能と
する。ここでいうアプリケーションの例としては、音声
信号を表わすデータをN本のライン又はトランクに接続
すること(ここで、Nはアプリケーションによって異な
る値をとる)、会議通話アプリケーションのような場合
のために、ディジタル通信データ信号を表わすデータを
接続することが挙げられる。このインタフェース・シス
テムでは、交換システムの送信ハイウェイ(データはこ
の上を連続するタイムスロットによって伝わる)上のデ
ータを選択されたポート回路へと運び、また、選択され
たポート回路の送信ハイウェイから交換システムへと伝
送する手段を使用する。この伝達は、こうした連続タイ
ムスロット群を含む別の送信ハイウェイを介して行なわ
れてもよい。このデータ伝送手段は、交換システムから
の制御信号に反応する手段によって操作・制御され、そ
のポート回路の構成上要求される連続タイムスロット群
の割当て(allotment)を可能とする。ポート回路からの
その状態(すなわち、オフフック、通話中等)を表わす信
号はまた、制御信号を伝えるライン上を双方向的に伝送
されて交換システムに戻される。制御手段及び伝送手段
を条件付けて、インタフェース接続すべきポート回路の
種類にしたがい時間により異なる数のタイムスロットに
割り当てるためには、手操作によりプログラム可能な結
合手段が用いられる。こうした結合手段は、各ポート回
路それぞれのアプリケーションに応じてユーザによって
選択し得るそれぞれに異なる結合を与える。こうして、
連続する一連のタイムスロットがそのポート回路におい
てその構成にしたがって利用できるようになる。
【0008】
【発明の具体的開示】以下、図面を参照して、以上に記
載した、また、それ以外の、本発明の目的、特徴及び効
果並びに現状において最も望ましい実施態様について述
べる。
【0009】図1にはフレキシブル・インタフェース・
システムを示す。このシステムは、接点(contacts)を有
するプリント回路基板上に実装(mount)してもよく、こ
の場合、該接点はバックプレーンプリント回路基板上の
コネクタに受け入れられる。バックプレーンは、メモリ
素子や上記特許に記載するプロセッサ等の回路を担持す
る他のプリント回路基板間を接続する。
【0010】バックプレーン上のラインとして、クロッ
ク(CLK)ライン、5本のラインからなるグレイコー
ド・タイムスロット・バス(GTS BUS)、ポート・
レシーブ・ハイウェイ(PRH)及びサービス受信ハイ
ウェイ(SRH)がある。これらはPCMデータ信号を
ポート回路に運ぶラインである。バックプレーン上には
また、ポート送信ハイウェイ(PSH)及びサービス送
信ハイウェイ(SSH)がある。これらはPCMデータを
ポート回路から交換システム内に運ぶハイウェイであ
る。また、バックプレーンは8本のデータライン(D0
〜D7)と9本のアドレスライン(BA0〜BA8)を
有する。バックプレーン上にはもう1本のアドレスライ
ン(nSPEN−not service port enable)があ
り、ポート回路及びサービス回路へのアクセスがPCM
電話交換システムによって要求されているか否かを区別
する。さらに別のラインがプロセッサ・クロックすなわ
ちフェーズIIクロックを運び、また別のラインがポート
回路に接続しているが、これはリード・ノット・ライト
(RnW)ラインである。また、4本のラインがポート
識別(PID)のために設けられ、ポート回路の電話シ
ステム内での位置を識別し、これがPCM電話交換シス
テムのプロセッサによってアドレス付けされることを可
能にする。
【0011】バックプレーンから出るこれらのライン
は、バッファに接続される。このバッファは、ポート回
路を電話交換システムから隔離(isolate)する。 バッフ
ァ20は、CLK、GTSBUS、PRH及びSRHラ
インをインタフェース内に引き込む。3ステート(tri-s
tate)バッファ22は、選択的にイネーブルされて PS
HとSSHラインにデータを出力する。1組の双方向3
ステートバッファ24は、データラインのバッファリン
グを行ない、これらとインタフェース・システム間とを
双方向的に接続する。別の1群のバッファ26は、アド
レスライン、フェーズIIクロック、RnW及びPIDラ
インをインタフェース・システムに接続する。
【0012】第1回路28に対する入力信号についても
同様の記法を用いる。この第1回路は、ユーザのポート
回路と第2回路30との間のデータのやり取りを制御す
るもので、一方、第2回路は制御信号を扱い、転送回路
28の動作の制御も行なう。バッファ20、22、24
及び26からこれらの回路28と30への入力は、バッ
ファへの入力と同様の記号で識別される。但し、バッフ
ァリングされたものであることを示すために頭に「B」
を付す。回路28と30は、フィールド・プログラマブ
ル・ゲートアレイであり、その詳細については図4、5
及び7に関連して後述する。これらのゲートアレイから
の出力は、直接又はコマンド・ラッチ回路32を介して
ユーザ回路に入る。システムは、電源投入時及び電源電
圧が安全動作レベルを下回ったときに電源監視/PUC
L(power up clear)回路34によってリセットさ
れる。
【0013】転送回路28と制御回路30の動作時、P
CM交換システムにユーザ回路をフレキシブル・インタ
フェース接続するために行なわれる、タイミング及びタ
イムスロットの割当ては、プログラマブル・ヘッダーの
形態をとるスイッチ手段と関連回路36とによって実行
される。これらのプログラマブル・ヘッダーは、接続の
開放及び閉成を行なうため、選択的に切断することので
きる導電性リンクを有する装置である。いずれのリンク
も、回路28及び30に論理"GRD"(グラウンド)又は
論理"HIGH"の電圧を引加する回路と結び付いていてもよ
い。論理"GRD"と論理"HIGH"の組合わせは、伝達回路2
8と制御回路30を条件付けて、電話交換システム−ユ
ーザ回路間ハイウェイ上のデータの転送を取扱うに充分
な数のタイムスロットを割当てるためのコードを構成す
る。
【0014】図1及び2には、各部品の表示として、図
中の回路を与えるに用いることのできる部品の型記号を
示す。例えば、バッファ20と26には、種々の製造元
より74ALS244の型番で市販されているチップが
使用できる。
【0015】交換システムへの接続は、MSUバックプ
レーンへの接続として示されている。MSUは、モジュ
ラー・交換ユニット(modular swiching unit)の意
であり、上記ギュルデンプフェニッヒとブライデンシュ
タインの特許に記載された交換システムである。こうし
たスチッチング・システムでは、サービス・ハイウェイ
及びポート・ハイウェイが使用される。これについて
も、上記ギュルデンプフェニッヒとブライデンシュタイ
ンの特許に詳細に記載されている。また、ギュルデンプ
フェニッヒとブライデンシュタインの特許はポート回路
についても述べている。ポート回路は、コーデック(c
oder/decoder devices)を含み、これはハイウェ
イ上を運ばれるディジタル信号をアナログ信号(例え
ば、音声信号)に翻訳(translate)し、アナログ信号を
割り当てられたタイムスロットのかたちでハイウェイに
加えられる信号に変換する。回路28はTSC(time
slotcontrol)回路と称される。制御信号処理回路3
0はMPIと称されるが、これはMSUポートインタフ
ェース(MSU port interface)の頭字語である。こ
うした回路はフィールド・プログラマブル・ゲートアレ
イから構成される。このゲートアレイは、従来技術にし
たがってプログラムされ、TSCについては図4と5
に、MPIについては図7に示される回路を与える。
【0016】これらのゲートアレイ回路は、ユーザ回路
への出力を与える。これらの出力は、ユーザ回路に入る
ラインの脇に頭字語で識別名が示されている。それぞれ
の頭字語の意味と対応するそれぞれのラインの機能につ
いては後述する。図1と2に示すインタフェース・シス
テムは、その回路の全てを含んだまま、印刷回路基板の
一部分(MSUバックプレーンとの接続部の近傍)に実
装されても良い。ボードの他の部分にはコーデック及び
他のポート回路(ユーザのアプリケーションに応じて設
計されたもの)及びこれらへの接続部を実装してもよ
い。こうしたアプリケーションは、2、4又は8パーテ
ィー・アナログ(ライン回路又はトランク)オペレーシ
ョン、又は、例えば会議通話のような2、4、8及び1
6パーティー・ディジタル通信である。図8には2パー
ティ・トランク・アプリケーション用のユーザ回路の典
型例を示す。
【0017】こうしたアプリケーションでは、構成上、
PCMハイウェイに出入りする連続タイムスロットのタ
イミング並びに割当て及び数がいずれも異なる。こうし
た構成は、プログラマブル・ヘッダー及び関連回路36
を有する。プログラマブル・ヘッダー及び関連回路は、
上記の様なポート回路相補装置のいずれをもPCM電話
交換システムにインタフェース接続することを可能とす
る柔軟性を与える。
【0018】出力ラインは、図1及び2に示すインタフ
ェース・システムのユーザポート回路に接続される印刷
基板上の導体であり、バッファリング及びTSC28を
介して転送されるPCMクロックである。これはBBC
LKと呼ばれ、MSU交換システムでは2.048MH
zのPCMクロックである。7本のPCMレシーブド・
データ・イネーブル・ラインがあり、それぞれが受信し
たタイムスロットの始めを表わし、その継続時間持続す
る。これらのラインはRDE0〜RDE7で示される。
TDE0〜TDE7ラインはPCMトランスミット・デ
ータ・イネーブル・ラインであり、タイムスロットの伝
送を示す。TSCへの入力ラインはEN0〜EN7であ
り、RDE出力をL制御する。ポートに対する及びポー
トからのデータ・ハイウェイは、それぞれ受信ディジタ
ル・データ(RDD0)とトランスミット・ディジタル
・データ(TDD0)である。
【0019】8回路のディジタル会議通話アプリケーシ
ョン用及び16回路デジタル会議アプリケーション用の
TDE0、RDE0、TDD0及びRDD0で発生する
信号が、図10及び11に示される。典型的な2回路ア
ナログ・トランク・アプリケーションは、図8に示され
る2回路トランク用タイムスロットのセットアップを行
なうためにTDE1及びRDE1上の信号を使用する。
これらの信号の発生及びそのタイミングは以下の記載に
よりより明確になるであろう。
【0020】電源監視回路からの出力、nPUCL及び
PUCLは、2ラインユーザ回路において利用できる。
【0021】MPI回路は多数ラインの制御信号の受信
及び伝送を行なう。ライト・レジスタ・アドレス・ライ
ンWADD0〜WADD2は、ユーザ回路中のレジスタ
をアドレス付けする。2つのクロックがこのアドレス・
データの使用を制御する。データ出力ラインCDATA
OUT0〜CDATAOUT3上このアドレス・データ
が4ビットで到達するためである。ゲートアレイ上の使
用ピンを少なくするため、このデータは多重化される。
このコマンド・データはコマンド・ラッチ回路32でラ
ッチされ、多様なユーザポート回路の制御のために用い
られる。例えば、呼出信号電圧を制御するコマンド・ビ
ットは、ラッチされた後、8本の出力ラインnRNG0
〜nRNG7上にもたらされる。制御ラインはまた、コ
ーデックに直列に挿入されたパッド(減衰量)を制御す
る。これらのコマンドビットは、パッド制御ビットPA
D0〜PAD7として用いられる。これらのコマンド・
ビットは、ユーザ回路中の8つ迄のコーデックに役立て
ることが可能である。呼出信号ラインは、8つのアナロ
グ・ユーザポート回路中の8つ迄の呼出信号回路に役立
てることが可能である。制御ビットCOM00〜CPM
03及びCOM10〜COM13はトランクの動作をコ
マンドする。制御ビットOS0〜CS7は、会議通話用
構成の選択に用いることができる。
【0022】ポート回路中のレジスタからのユーザの状
態は、ユーザ・バッファラインUB0〜UB7に現われ
る。これらのラインは、UBラインのオフフック、アン
サ状態、通話中状態に関するデータを含む。これらのデ
ータは、ユーザ回路から得られ、MPI回路30を介し
てMSUバックプレーンのデータラインに、MSUプロ
セッサのメモリ内の異なるアドレスにもたらされる。状
態データの容量を増し、ポート回路に含まれているより
多くの状態データを入力するために、RSNS0〜RS
NS2(read sense register address lines)を
用いてMPIの外部のレジスタにアドレス付けし、8つ
の外部アドレスレジスタのいずれかに記憶されたデータ
を読み出して、データラインD0〜D7上に現れるよう
にしてもよい。
【0023】いくつかのラインは、TSC回路28とM
PI回路30との間で共有される。これらはストローブ
NRTS0(not read time slot)及びNWTS0
(not write time slot)である。これらは、TS
CとMSUとの間の有効データ転送を示すタイミング・
パルスであり、プログラマブル・ヘッダ回路36からの
制御信号及びコードに依存する。開始(initialization)
ビットは、TSC28内のタイムスロット・レジスタか
ら読まれMPI30を介してデータライン上に伝送さ
れ、タイムスロット・レジスタにいつ書込みが行なわれ
たかを示す。パワーアップ・クリア(nPUCL)はT
SC28及びMPI30内のレジスタをクリアする。コ
マンドラッチもまた、PUCLパルスによってクリアさ
れる。
【0024】システムの動作中、MSU、TSC28及
びMPI30の間のすべての信号は、バッファ20〜2
6においてバッファリングされる。これにより、ユーザ
回路はMSUから分離(isolate)されて、バックプレー
ン上の信号がインタフェースあるいはこれに接続するユ
ーザ回路を損傷することが防がれる。送信ハイウェイ、
PSH又はSSHは、3ステートバッファ22内のバッ
ファをイネーブルすることによって選択され、該バッフ
ァによりTSC28の送信ハイウェィ出力(SHO)が
(ポートあるいはサービス)送信ハイウェイに接続され
る。割当てられたタイムスロットで送られるTDD0入
力からのデータは、ユーザ回路からTSCへ送られる。
電話システムのミュー則(μ law)あるいはA則(A law)
圧伸条件を満たすために交替(alternate)ビットを反転
してもよく、これはプログラマブル・ヘッダ回路からの
nAMI入力によって行なわれる。タイムスロットの数
も、3本のラインNTS0、NTS1及びAND上のプ
ログラマブル・ヘッダ回路36からのコードによって選
択される。これらのラインは、2、4、8または16個
のタイムスロットを必要とする8つの異なるポート回路
構成の選択を可能とする。アナログまたは音声モードで
は、これらのコードを用いて、2、4及び8パーティ・
ライン又はトランク回路を選択することができ、2、
4、8及び16パーティ・オペレーション用回路が選択
できる。この選択は、MPI BMS0〜BMS2ライ
ン上でなされ、そのコードはプログラマブル・ヘッダ3
6内でセットアップされる。また、プログラマブル・ヘ
ッダは、CMS0〜CMS1ライン上のコードのセット
アップも行なう。これらもモードセレクトラインであ
り、基板上のポート回路の数を示す。CMSラインは2
本あり、論理"HIGH"又は論理"LOW"のいずれでもあり得
る。これらは、図に示す例示のシステムでインタフェー
ス接続される2回路、4回路、8回路又は16回路のユ
ーザ構成を示す。
【0025】グレイコードの最上位ビットに応じて、T
SC回路28により別の出力がもたらされる。これは、
MSIO(master sync)であり、同期情報を必要と
するいくつかのコーデックで用いられ、ユーザがこうし
たコーデックを使用すれば利用可能である。
【0026】MSUデータラインからTSC28及びM
PI30へのデータの転送は、nOE(not output
enable)及びDIR(data direction)信号によっ
て制御される。DIRは、MPI30を介して転送され
たRnWをバッファリングしたものである。nOEはM
PIとMSUバックプレーンとの間でいつデータが転送
されるべきかを示す。データを運ぶバッファ24は、M
PI30からのnOE出力によって使用されていないと
きには第3状態(tri-stated)にある。
【0027】システム動作に際しては、PCMデータ
は、MSU及びプログラマブル・ヘッダ回路36で発生
する特定アプリケーション用コードによって割り当てら
れたタイムスロットに乗ってTSCを介して転送され
る。割り当てるタイムスロットの数及びタイミングはT
SCにおいて決定される。この点については図4及び5
に関連して後述する。こうして、連続タイムスロットの
群が、インタフェース・システムに接続するユーザ相補
装置によって要求されるとおりに割り当てられる。ここ
で、ユーザ回路はMPI30、TSC及びバッファ20
〜26によってバックプレーンからは分離されているた
め、安全が保たれる。
【0028】図4及び5に示すとおり、TSC28は、
ゲートアレイ中のゲート構成を通じて内部に双方向バッ
ファ40を有している。これはデータラインBD0〜B
D6と接続する。これらのバッファがリード・タイムス
ロット・ロジック42によってイネーブルされると、タ
イムスロット・データが読込み可能となる。タイムスロ
ットの割当て情報(assignment)はタイムスロット・レジ
スタ44に記憶される。このレジスタは、電源投入時に
nPUCLによってクリアされ、書込みストローブnW
TSR0が発生したときに書き込まれる。2ビットのタ
イムスロット・レジスタデータは、ハイウェィ選択マル
チプレクサ46においてポート受信ハイウェイ又はサー
ビス受信ハイウェイを選択する。受信ハイウェイからの
PCMデータは、AMI(alternate mark inversion)用
排他的ORゲートを介してポート回路の受信ハイウェイ
RDD0上に現われる。このゲートは、プログラマブル
・ヘッダがAMI制御ロジック48をイネーブルする際
に、イネーブルされて交替ビットをマーク又は反転する
ことができる。排他的ORゲート47に対する反転パル
スはPCMクロックによって制御される。これは、BL
CKとしてTSCに入り、その中のクロック・バッファ
50によってバッファされる。AMI制御信号は、ユー
ザ回路からの伝送ディジタルデータTDD0にも作用す
る。これは排他的ORゲート52を介して送信ハイウェ
イ出力(SHO)ライン上に現われる出力であり、この
排他的ORゲートはプログラマブル・ヘッダがAMI回
路48にnAMI信号を出したときに作動する。ユーザ
回路からのディジタルデータのビットは、SHO出力に
もたらされる前にフリップフロップ54によってリクロ
ックされる。
【0029】プログラマブル・ヘッダ回路内の制御コー
ドの発生は、nAMIを発生するプログマブル回路56
により例示される。このプログラマブル・ヘッダはリン
ク58であり、接続した状態で図示されているが切断す
ることもできる。このリンクは、デュアル・インライン
・パッケージ(DIP)の2本のピンの間に延びるもの
であってもよい。こうしたヘッダ・パッケージは市販さ
れている。一方のピンには、VSSすなわち論理"LOW"
電圧が加えられ、もう一方のピンには、例えば10Kオ
ームのレジスタを介して、VCCすなわち論理"HIGH"の
電圧が加えられる。リンク58がそのまま(intact)であ
れば、nAMIとしては論理"LOW"電圧が得られること
になる。一方、リンク58が切断されると、VCCがn
AMI出力に現われ、論理"HIGH"の電圧が得られる。
【0030】参照番号59として示すプログラマブル・
ヘッダ(HDR3)は、AnD並びにNTS1及びNT
S0ライン用のコードをもたらす。このため、このゲー
トアレイは、2、4、8及び16タイムスロット(パー
ティー)ポート回路のためのPCM制御を行なう能力を
もたらす。
【0031】インタフェース回路に割り当てられるタイ
ムスロットの数はNTSコードに依存し、2、4、8又
は16のタイムスロットが選択される。割り当てられる
タイムスロットの数は、また、AnDコードにも依存す
る。アナログあるいは音声モードでは、2、4及び8パ
ーテイーのオペレーションが選択される。ディジタルモ
ードでは、2、4、8及び16パーテイーのオペレーシ
ョンがAnDにしたがって選択される。
【0032】TSCタイムスロット・レジスタ44は、
nWTS0(not write time slot)入力が"LOW"に
ストローブされているときに書き込まれる。レジスタ4
4の内容を読み出すためには、nRTS0(not read
time slot)入力が"LOW"にストローブされる。デー
タは、データバスBD0〜BD6に現われる。タイムス
ロット・レジスタ44は8ビットの情報を保持する。下
位(least significant)5ビットはタイムスロットを開
始するグレイコードを表わす。次の2ビットは割り当て
られるハイウェイ(サービスあるいはポート)を表わ
す。タイムスロット・レジスタ中の最上位ビットはIN
ITビットである。タイムスロット・レジスタが初期化
されたとき(すなわち、タイムスロット及びハイウェイ
の割り当てが書き込まれた時)、INITビットは"HIG
H"になる。レジスタ44についての書込みと読出しは、
双方向バッファ40を介して行なわれる。INITビッ
トはMPIに出力され、プログラマブル・ヘッダ回路3
6によって確定(establish)される他の情報、すなわ
ち、UB0〜UB7に関する状態データ及び基板識別デ
ータ(BRDID0〜BRDID7)−−図7参照−−
と共に内部的に多重化されてデータバス上に出る。この
INITビット及び他のコード(UB0〜UB7及びB
RDID0〜BRDID7)は、MSUに戻るデータラ
イン上に多重化されて出て行き、ポート回路構成、ポー
ト回路の状態を識別し、タイムスロットがPCMデータ
のために割り当てられたことを示し、よって、そのポー
ト回路に割り当てられた電話交換システム(MSU)に
よってアクセス可能なデータが存在することを保証す
る。
【0033】RDE0〜RDE7及びTDE0〜TDE
7信号は、比較-パルス・ジェネレータ62により動作
するタイムスロット・シーケンス(sequencing)ロジック
60によって、イネーブルライン(EN0〜7)上のユ
ーザからのイネーブルコード並びにヘッダ58からのN
TS(number of time slots)コード及びAND(ana
log not digital)コードによってイネーブルされたと
きに発生する。コンパレータ62は、タイムスロット・
レジスタの内容を5ビットのグレイコード・タイムスロ
ット・バスBGTS0〜BGTS4と比較対照する。レ
ジスタ44内のコードがグレイコード・タイムスロット
・バスと一致するときに、比較信号が発生する。次い
で、タイムスロット・シーケンス・ロジックがRDE0
〜7及びTDE0〜7イネーブル信号を適当なタイムス
ロットの間発生する。シーケンス・ロジックはまた、送
信ハイウェイ制御ロジック64をイネーブルする。nT
RISO又はnTRIPOが発生して3状態バッファ2
2(図1)をイネーブルして、ポート送信ハイウェイあ
るいはサービス送信ハイウェイのいずれかにデータを出
力する。nRTSOによって、タイムスロットコードの
MSUバックプレーンへの(戻り)伝送が開始される。
これはバッファ40をイネーブルしてタイムスロット・
レジスタ44に記憶された下位7ビットをデータライン
BD0〜6上に読み出す。
【0034】2回路アナログトランク・アプリケーショ
ンのタイミング例を図9に示す。2セットの信号TDE
0とTDE1及びRDE0とRDE1は、タイムスロッ
ト・シーケンス・ロジック60によって発生する。"HIG
H"に立ち上がるTDE信号は、インタフェースと接続し
ている装置(例えば、図8に示すコーデック70と72
の一つ)がユーザ回路からの入力TDD0について、デ
ータの伝送を開始しようとしていることを示す。このT
DD0入力は、2パーティートランク・アプリケーショ
ン用に用いられるユーザ回路出力ラインを示すブロック
74に入りつつあることが示されている。コーデック7
0の一つから出力された8個のPCMビットのために第
1タイムスロット(TS N)を割り当てるためにTD
E0は"HIGH"になる。TDE1ラインが"HIGH"になる
と、他のコーデックからの次の8ビットのため、次のタ
イムスロット(TS N+1)の出力が可能になる。こ
うして、コーデックからのデータの伝送が交代に行なわ
れる。
【0035】ユーザ回路、すなわち、2つの異なるコー
デック70と72に対するRDE0及びRDE1出力
は、イネーブルされてタイムスロットNの8ビットのデ
ータ及びタイムスロットN+1の8ビットのデータを受
け取る。このデータは、次いでアナログ信号に変換さ
れ、状態信号にしたがってトランク(Trunk0及び
Trunk1)に出て行く。これらは、コマンドビット
CMO0、01、02、10、11及び12に応じて用
いられるUBライン(UB2、3、6及び7)上に達す
る。コーデックの他のピンに接続された、例えば、アナ
ログ入出力信号を扱うための、他の回路は、2パーティ
ートランクアプリケーションの例示では簡単のため図示
されていない。図8はまた、イネーブルラインEN0〜
EN1が論理"HIGH"にセットされ、他のイネーブルライ
ンEN2〜EN7が論理"LOW"にセットされて、どのよ
うに2パーティーアプリケーションがユーザ回路により
インタフェース・システムに提示されること示すかを示
す。
【0036】8パーティーディジタル会議通話が提供さ
れるときには、AnDラインは"HIGH"にセットされ、T
DE0及びRDE0は8タイムスロットの間"HIGH"に維
持される。同様に、16ラインのタイミングが必要なと
きには、TDE0及びRDE0は16タイムスロットの
間"HIGH"に維持される。タイムスロット・シーケンス・
ロジックは、タイムスロット・コンパレータの比較出力
及びシーケンス・ロジック60への入力AnD、NTS
1及びNTS0入力によって与えられるコードによって
イネーブルされたときにこの選択を行なう。タイムスロ
ット・シーケンス・ロジックは、各データクロック毎に
出力を与え、タイムスロット・レジスタ、イネーブル
(EN)コード並びにAnD、NTS1及びNTS0コ
ードによって要求されたタイムスロットの間、TDE0
及びRDE0ライン上にイネーブル信号を維持する。
【0037】図7を参照すると、プログラマブル・ゲー
トアレイ中に組込まれたMPI30が示されている。こ
のMPIはインタフェース・システムにおいてアドレス
・デコーディング及びデータシーケンス(data sequenci
ng)動作をなす。プログラマブル・ヘッダPHDR1〜
PHDR3はBMS0〜BMS2、CMS0及びCMS
1並びに基板識別BRDID0〜BRDID7ライン上
にコードをもたらす。プログラマブル・ヘッダの回路
は、図4及び5に56及び58として示すものと同じで
ある。ヘッダ内のリンクの数による多数の抵抗が論理"H
IGH"レベルVCCを加え、一方、VSSからのラインは
論理"LOW"レベルをもたらす。図を簡単にするため、レ
ジスタとラインは図7では併せて示してある。また、プ
ログラマブル・ヘッダPHRD2があり、これはCD
0、CD3並びにnCK1及びnCK1クロック並びに
コマンド出力CCK及びCD0を選択する。これらのヘ
ッダの一方は抵抗100を介して出力に、他方も同様な
抵抗102を介して出力に接続し、CD0出力がCDO
UT0及びCDOUT3コマンド・バイトに対応するよ
うに両方のヘッダに接続がなされたときに逆流を防ぐ。
同様に、CCKはCCLK0クロックパルスとCCLK
1クロックパルスが発生したときに両方において発生す
る。これらのクロックパルスは、プロセッサのクロック
又はいわゆるフェーズ2クロック(上記ギュルデンプフ
ェニッヒとブライデンシュタインの文献に詳述)により
発生する。
【0038】MPIはアドレス・デコーダ104を有す
る。これは、BRnWラインとアドレスラインBA0〜
BA8並びにnSPENアドレスラインに応答的であ
り、さらにCMS0とCMS1及びポート識別ビットP
ID0〜PID3にも応答する。プロセッサクロック
は、リード・イネーブル及びライト・イネーブルをタイ
ムスロット・レジスタ44(図4)に出力し、さらに、
アドレス(WADD)コマンド(CD)及びnOE信号
をもたらす。アドレスデコーダ104は、また、診断(d
iagnostic)回路106をもイネーブルするが、これはデ
ータバスライン上のデータを読み込むレジスタを有して
いる。このレジスタデータは、インタフェース又はユー
ザ回路においてユーザ回路を識別しその動作をテストす
るために用いることができる。もっとも、この試験・診
断レジスタ106は不可欠なものではない。
【0039】BRnWが現れると、データ・シーケエン
サ及びマルチプレクサ108がアドレス・デコーダによ
りイネーブル入力がイネーブルされ、同ユニットにデー
タが書き込まれる。nOEもまた、デコード・ロジック
110への3状態ラインとして働く。書込みモードの
間、nOEは"LOW"であり、出力がなされてデータがバ
ッファ24(図1)を介してデータライン上MSU交換
システムに伝送され得ることを示す。DIRは、RnW
をバッファしたものであり、データが、双方向バスであ
るデータバスBD0〜BD7上をいずれの方向に運ばれ
つつあるかを示す。nOEは、インタフェース及びこれ
と連絡したユーザ回路が使用されていないときにバッフ
ァ24を第3状態化し、これによってインタフェースと
連絡したユーザポート回路が使用されていないときにも
バックプレーン上のデータラインをそのユーザポート回
路から分離する。
【0040】データ・シーケンサ及びマルチプレクサ1
08は8ビット双方向データバスBD0〜BD7の方向
を制御し、並びに、ユーザ回路に与えられる制御信号の
タイミング及びアドレス信号を制御する。このデータラ
インからの制御データは、ニブル(4ビット)毎にCD
ライン上ユーザ回路にもたらされる。各ニブルは、クロ
ックCCLK0及びCCLK1の一方によってクロック
される。アドレスラインWADD0〜WADD2はユー
ザ回路においてデコードされる。シーケンサからのコマ
ンドデータはシーケンサ108内のラッチによりラッチ
される。これらのラッチは、電源監視回路34(図2)
からのnPUCLパルスによってリセットされる。
【0041】MSU交換システムアドレスベースへの伝
送は、入力データマルチプレクサ112によって制御さ
れ、これは、デコードロジック111の制御の下に、基
板識別ライン(BRDID0〜BRDID7)若しくは
ユーザ状態ライン(UB0〜UB7)又はINITビッ
トを双方向データバス(BD0〜BD7)上に切り替え
る。RnWラインが"HIGH"のときには、MSUはユーザ
回路から交換システム内にデータを読み込む。
【0042】以上に述べたことから、柔軟性の高いPC
M電話交換用インタフェースが提供されたことは明らか
であろう。ここに述べたインタフェースに、本発明の範
囲内で変更及び修正を加えることは当業者にとっては自
明であろう。例えば、TSCとMPIは、両方の目的に
見合うCMOS及びピンを備えた単一のゲートアレイ上
に実装することができる。したがって、上記の記載は、
説明のためのものであって、限定的な意味に捉えるべき
ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図3に示すように図2と結合される、本発明
のフレキシブル・インタフェース・システムの部分ブロ
ック線図。
【図2】 図3に示すように図1と結合される、本発明
のフレキシブル・インタフェース・システムの部分ブロ
ック線図。
【図3】 図1と図2の結合態様を示す説明図。
【図4】 図6に示すように図5と結合される、主とし
てディジタル・データを割り当てられたタイムスロット
に乗せて転送する回路を示す、本発明のシステムの部分
ブロック線図。
【図5】 図6に示すように図4と結合される、主とし
てディジタル・データを割り当てられたタイムスロット
に乗せて転送する回路を示す、本発明のシステ部分ブロ
ック線図。
【図6】 図4と図5の結合態様を示す説明図。
【図7】 制御及び状態信号を取扱う回路を示す、本発
明のシステムの部分ブロック線図。
【図8】 ユーザ回路から本発明のインタフェース・シ
ステムへの結合を示す、典型的な2パーティ・トランク
・アプリケーションのポート回路のブロック線図。
【図9】 タイミング信号、タイムスロット割当てにし
たがって発生させられる信号、及び、図8に示す2回路
トランク・アプリケーション用PCM電話交換システム
の選択されたハイウェイへのユーザ回路から本発明のイ
ンタフェース・システムへ伝送されるPCM信号、を表
わすタイミング図。
【図10】 8回路ディジタル会議通話アプリケーショ
ン用タイムスロット割当てにしたがって発生させられた
信号を表わすタイミング図。
【図11】 16回路ディジタル会議通話アプリケーシ
ョン用タイムスロット割当てにしたがって発生させられ
た信号を表わすタイミング図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール・エイ・ビュシエール アメリカ合衆国,ニューヨーク州14607, ロチェスター,ダートマス・ストリート 236 (72)発明者 エレーヌ・エム・カジミール アメリカ合衆国,ニューヨーク州14450, フェアポート,ウエスト・アヴェニュー 83,アパートメント #3 (56)参考文献 特開 昭64−64498(JP,A) 特開 昭63−185134(JP,A) 特開 昭61−258543(JP,A) 特開 昭56−75750(JP,A) 特開 昭56−156048(JP,A) 特開 平2−10931(JP,A) 特開 昭54−16104(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 - 3/26 H04Q 11/04 H04M 3/56

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信ハイウェイ及び受信ハイウェイを有
    し、音声信号を表わすデータをN本のライン又はトラン
    クに接続すること(ここで、Nはポート回路の種類によ
    って異なる値をとる)及びディジタル通信データ信号を
    表わすデータを接続することを含む各種利用態様を提供
    するために構成された複数の異なる種類のポート回路か
    ら選択される一であるポート回路に、PCM電話交換シ
    ステムのPCMデータ送信ハイウェイ及びPCMデータ
    受信ハイウェイをインタフェース接続するPCM電話交
    換システム用インタフェース・システムであって:連続
    するタイムスロットのかたちでその上をデータが伝搬す
    る該交換システムの送信ハイウェイ上のデータを該選択
    されたポート回路の受信ハイウェイに転送し、並びに、
    該選択されたポート回路の送信ハイウェイから、該交換
    システムに該タイムスロットの連続する一群を含む別の
    送信ハイウェイ上に転送する手段;該交換システムの制
    御信号に応答的に該転送手段を制御する手段;並びに該
    利用態様の各々に対応して異なる接続を与えることによ
    り該制御手段及び該転送手段を条件制御し、該制御手段
    と接続して該転送手段が該選択されたポート回路の種類
    にしたがって異なる時間関係で該タイムスロットの該連
    続する群を含むタイムスロットの異なる数を割り当て
    る、手操作でプログラム可能な接続手段を有するインタ
    フェース・システム。
  2. 【請求項2】 該交換システムが複数の該制御信号を運
    ぶデータ・ラインを有し、該制御信号に応答的な手段が
    該制御信号を該選択されたポート回路につながる該交換
    システム・データ・ライン間で交換する手段を有する請
    求項1に記載のインタフェース・システム。
  3. 【請求項3】 該転送手段が該プログラム可能な手段に
    よって操作されるPCMデータの交互ビットを選択的に
    反転させる手段を含む請求項1に記載のインタフェース
    ・システム。
  4. 【請求項4】 該制御信号に応答的な手段が、該交換シ
    ステム・データ・ライン上の信号に応じて該選択された
    ポート回路のため該制御信号を与えるデコーダ、この手
    段で発生した該制御信号をラッチする手段を含み、さら
    に、該制御信号に応答的な手段が、該ラッチ手段から該
    選択されたポート回路へ該制御信号が運ばれるのを制御
    する手段を含む、請求項2に記載のインタフェース・シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 該交換システムが該制御信号の伝搬路と
    なるラインを有し、該交換システムからの該制御信号に
    応答的な該手段が、該選択されたポート回路で発生した
    状態信号を該ラインに転送してこれにより該状態信号を
    搬送する手段を含む請求項1に記載のインタフェース・
    システム。
  6. 【請求項6】 該転送手段が、該交換システムからのタ
    イムスロット識別制御信号用レジスタ、並びに、該イン
    タフェース・システムに駆動電源が投入された時に該ラ
    ッチ手段及び該レジスタをリセットする手段を含む請求
    項4に記載のインタフェース・システム。
  7. 【請求項7】 該転送手段及び該制御信号に応答的な該
    手段を与える少なくとも1のプログラム可能なゲートア
    レイを含む請求項1に記載のインタフェース・システ
    ム。
  8. 【請求項8】 該プログラム可能なゲートアレイが2の
    相互接続したゲートアレイに分割されて、それぞれ、該
    転送手段と該制御信号に応答的な該手段とを与える請求
    項7に記載のインタフェース・システム。
  9. 【請求項9】 該プログラム可能な切替手段が、選択的
    に異なるコードを発生するため該接続を与える手段を含
    み、該転送手段が、該異なるコードに応じてタイムスロ
    ットに対する割り当て時間を選択する手段を含む請求項
    1に記載のインタフェース・システム。
  10. 【請求項10】 該手操作によりプログラム可能な切替
    手段が、音声データ信号を転送するときよりもディジタ
    ル・データ信号を転送するときに、より多くの数のタイ
    ムスロットを割り当てる手段を含む請求項1に記載のイ
    ンタフェース・システム。
  11. 【請求項11】 該手操作によりプログラム可能な切替
    手段が、該選択されたポート回路に割り当てられた該タ
    イムスロットの数を選択するため該転送手段に出力を与
    える手段を含み、該転送手段が、該交換システムの受信
    ハイウェイ及び送信ハイウェイから及びに対してそれぞ
    れ受信送信されるデータに該タイムスロットを割り当て
    るためのシーケンス手段を含む請求項1に記載のインタ
    フェース・システム。
JP19925892A 1991-07-03 1992-07-02 多様なポート回路相補装置をpcm電話交換システムに接続するための柔軟性を有するインタフェース・システム Expired - Lifetime JP3221922B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/725,133 1991-07-03
US07/725,133 US5175728A (en) 1991-07-03 1991-07-03 Flexible interface system for interfacing different complements of port circuits for a pcm telephony switching system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05206980A JPH05206980A (ja) 1993-08-13
JP3221922B2 true JP3221922B2 (ja) 2001-10-22

Family

ID=24913288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19925892A Expired - Lifetime JP3221922B2 (ja) 1991-07-03 1992-07-02 多様なポート回路相補装置をpcm電話交換システムに接続するための柔軟性を有するインタフェース・システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5175728A (ja)
EP (1) EP0521301A3 (ja)
JP (1) JP3221922B2 (ja)
CA (1) CA2072898C (ja)
TW (1) TW216834B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5420856A (en) * 1991-06-18 1995-05-30 Multimedia Design, Inc. High-speed multi-media switching system
WO1993009502A1 (en) * 1991-10-30 1993-05-13 I-Cube Design Systems, Inc. Field programmable logic module
DE4427210A1 (de) * 1994-08-01 1996-02-15 Siemens Ag Kommunikationsvermittlungssystem mit einem Leistungsmerkmalsystem und einem Basisvermittlungssystem
US6725061B1 (en) * 1999-01-12 2004-04-20 Qualcomm, Incorporated System and method for the automatic identification of accessories coupled to a wireless communication device
US6728807B1 (en) * 2000-06-02 2004-04-27 Intel Corporation Using switch fabric blades in a modular network to connect port plates
US6907235B2 (en) * 2001-01-02 2005-06-14 Texas Instruments Incorporated Apparatus and method for canceling DC offset in communications signals

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2086709A5 (ja) * 1970-04-07 1971-12-31 Labo Cent Telecommunicat
US4228536A (en) * 1979-05-29 1980-10-14 Redcom Laboratories, Inc. Time division digital communication system
US4377859A (en) * 1980-09-02 1983-03-22 International Telephone And Telegraph Corporation Time slot interchanger and control processor apparatus for use in a telephone switching network
IT1155575B (it) * 1982-07-27 1987-01-28 Cselt Centro Studi Lab Telecom Interfaccia multipla di comunicazione tra elaboratore di processo e mezzo trasmissivo numerico
US4523308A (en) * 1982-09-29 1985-06-11 Stromberg-Carlson Corporation Telephone concentrator switch arrangement
US4596010A (en) * 1984-05-03 1986-06-17 At&T Bell Laboratories Distributed packet switching arrangement
US4791629A (en) * 1986-06-02 1988-12-13 Ibm Corporation Communications switching system
US4805172A (en) * 1987-04-10 1989-02-14 Redeom Laboratories, Inc. Time division multiplex (TDM) switching system especially for pulse code modulated (PCM) telephony signals
US5105421A (en) * 1989-12-15 1992-04-14 Alcatel Na Network Systems Corp. System for controlling multiple line cards on a TDM bus

Also Published As

Publication number Publication date
CA2072898A1 (en) 1993-01-04
EP0521301A3 (en) 1993-11-18
JPH05206980A (ja) 1993-08-13
TW216834B (ja) 1993-12-01
CA2072898C (en) 1993-11-09
US5175728A (en) 1992-12-29
EP0521301A2 (en) 1993-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4339633A (en) Modular telecommunications system
US4893310A (en) Digital key telephone system
US4479195A (en) Data conference system
US3963870A (en) Time-division multiplex switching system
US3916380A (en) Multi-computer multiple data path hardware exchange system
US5113410A (en) Data transmission system
KR100228944B1 (ko) 정보 처리 시스템 및 통신 시스템
US4314110A (en) System for the testing of telephone switching systems
US4306303A (en) Switching of digital signals
JPS60501681A (ja) 時分割交換システム用制御情報通信装置
JPS648957B2 (ja)
US5146455A (en) Wide range mixed rate TDM bus using a multiple of time slot interchange circuit switches
EP0206641A2 (en) Telecommunications exchanges
US5177737A (en) Multipurpose bus system
JP3221922B2 (ja) 多様なポート回路相補装置をpcm電話交換システムに接続するための柔軟性を有するインタフェース・システム
EP0210798A2 (en) Programmable data-routing multiplexer
KR970002743B1 (ko) 디지탈 키 전화 시스템
EP0331838B2 (en) Digital key telephone system
US4510596A (en) Time slot assignment facilities
CA2095514C (en) Digital switching system interconnecting buses with incompatible protocols
US5210741A (en) Low cost ISDN switch
EP0040046A1 (en) Modular telecommunications system
JPH04287494A (ja) 時分割スイッチ及びかかるスイッチを構成する接続モジュール
CA2050428C (en) Four-wire line unit interface circuit
KR100246454B1 (ko) 비 채널 선택 회로

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010713

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080817

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090817

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term