JP3221829U - 皮膚美容システム - Google Patents

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英紀 天野
英紀 天野
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日本気圧バルク工業株式会社
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Abstract

【課題】酸素と光が相まって皮膚のコラーゲンを効率的に増加させることが可能で、美容の効果が高い皮膚美容システムを提供する。【解決手段】人の全身を収容可能で、高酸素状態に維持可能なチャンバ10と、チャンバ10内に居る人の皮膚に波長400nm〜780nmの光を照射するための照射手段20とを備え、チャンバ10が、高気圧状態に維持可能なことを特徴とし、また、光が、赤色光であり、さらに、赤色光の波長が、600nm〜750nmであり、照射手段20から照射される光の光源が、LEDである。【選択図】図1

Description

本考案は、皮膚の美容のための施術を行う皮膚美容システムに関する。
従来より、皮膚の美容のために様々な装置が用いられている。例えば、特許文献1に示される光照射型美容装置は、把持して使用する本体1の一端に光源及びレンズを備えると共に、光源及びレンズを覆い光源の発した光がレンズから導光される照射口の開口したカバーが前記一端に装着されており、レンズから導光された光を照射口を介して生体の皮膚に照射するものであって、照射口には前記導光された光から一部の波長の光を吸収する光学フィルターが設けてあり、カバーを交換用に複数有すると共に、カバー毎に吸収する波長が異なり、カバー交換で前記皮膚に照射する光の波長を変更することができる構造のものである。
特開2013−154229号公報
しかしながら、従来の光照射型美容装置では、通常の酸素濃度の雰囲気下で用いるもので、皮下のコラーゲンを効果的に増やすことが困難である。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、酸素と光が相まって皮膚のコラーゲンを効率的に増加させることが可能で、美容の効果が高い皮膚美容システムを提供することにある。
請求項1記載の皮膚美容システムは、人の全身を収容可能で、高酸素状態に維持可能なチャンバと、チャンバ内に居る人の皮膚に波長400nm〜780nmの光を照射するための照射手段とを備え、チャンバが、高気圧状態に維持可能なことを特徴とする。
請求項2記載の皮膚美容システムは、光が、赤色光であることを特徴とする。
請求項3記載の皮膚美容システムは、赤色光の波長が、600nm〜750nmであることを特徴とする。
請求項4記載の皮膚美容システムは、光の波長が、450nm〜550nmであることを特徴とする。
請求項5記載の皮膚美容システムは、照射手段から照射される光の光源が、LEDであることを特徴とする。
本願の考案によれば、酸素と光が相まって皮膚のコラーゲンを効率的に増加させることが可能で、美容の効果が高い。
本考案に係る皮膚美容システムの構成の一例を示す説明図である。
以下、本考案の形態について具体的に説明する。本願考案の皮膚美容システム1は、皮膚の美容のための施術を行うためのものである。皮膚美容システム1は、人を収容可能で、高酸素状態に維持可能なチャンバ10と、チャンバ10内に居る人の皮膚に光を照射するための照射手段20とを備えている。
チャンバ10は、通常の雰囲気よりも酸素濃度が高く設定された部屋構造(大きさ・広さは問わない)又は人が横臥して全身を収容できるカプセル構造のものである。また、チャンバ10が高圧状態に維持可能なものであってもよい。チャンバ10内の酸素濃度は、20%以上の任意な濃度に設定可能である。また高圧の場合、1気圧から任意に高く設定可能である。尚、チャンバ10は、酸素濃度を高く設定可能であれば、その構造や形状や大きさ(高さや広さ)等により制限されるものではない。
照射手段20は、人の全身又は皮膚の一部(例えば顔、首筋、バスト等)に光を照射可能な装置である。光の波長は、波長400nm〜780nmである。照射手段20の光の光源は、白熱灯や蛍光灯といったように、どのような光源でもよいが、特に、LEDが望ましい。
尚、照射手段20が照射する光を、赤色光にすることも可能で、その場合の赤色光の波長を600nm〜750nmにすることもできる。さらに、照射手段20が照射する光を、波長が450nm〜550nmの光を用いることも可能である。
このような構成の皮膚美容システム1によれば、高濃度の酸素の雰囲気の中で、皮膚に光を照射可能であることから、酸素と光が相まって皮膚のコラーゲンを効率的に増加させることが可能で、美容の効果が高い。また、チャンバ10内を高気圧にすることで、より一層、皮膚のコラーゲンを効率的に増加させることが可能である。
また、照射手段20の光の波長を、450nm〜550nmにすることで、より一層、皮膚の美容の効果を高めることが可能である。
さらに、照射手段20の光が赤色光で、且つ赤色光の波長を、600nm〜750nmにすることで、皮膚のコラーゲンを効率的に増加させることが可能である。また、照射手段20の光の光源に、LEDを用いることで、照射位置を定めやすかったり、光のエネルギーを制御しやすいので、より効率的に皮膚のコラーゲンを増加させることが可能である。
以上のように、本考案によれば、酸素と光が相まって皮膚のコラーゲンを効率的に増加させることが可能で、美容の効果が高い皮膚美容システムを提供することができる。
1・・・・皮膚美容システム
10・・・チャンバ
20・・・照射手段

Claims (5)

  1. 人の肌に対して美容施術を行うための皮膚美容システムにおいて、
    人の全身を収容可能で、高酸素状態に維持可能なチャンバと、
    該チャンバ内に居る人の皮膚に波長400nm〜780nmの光を照射するための照射手段とを備え、
    該チャンバが、高気圧状態に維持可能なことを特徴とする皮膚美容システム。
  2. 前記光が、赤色光であることを特徴とする請求項1記載の皮膚美容システム。
  3. 前記赤色光の波長が、600nm〜750nmであることを特徴とする請求項2記載の皮膚美容システム。
  4. 前記光の波長が、450nm〜550nmであることを特徴とする請求項1記載の皮膚美容システム。
  5. 前記照射手段から照射される前記光の光源が、LEDであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の皮膚美容システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113730141A (zh) * 2021-09-14 2021-12-03 雅勃医药化工设备(江苏)有限公司 一种皮肤抗老化微高压氧舱

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