JP3221620U - 扇風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】吊り下げたり固定したりして壁部や空間に配置することが可能で、その際の取り付けの自由度が高く、机上や床面にも安定させて置くことが可能な扇風機を提供する。【解決手段】扇風機Fは、中空体であるケース1と、ケース1の正面と背面に取り付けられ、通気が可能なファンガード14と、該ファンガード14の中心に設けられたモーター17と、モーター17の回転軸に取り付けられているファンブレード18と、モーター17に電気を供給するリチウムイオン電池と、ケースに外方へ向けて十字形状に設けられた塑性変形が可能なワイヤアーム2、2a、2cとを備える。【選択図】図6

Description

本考案は、扇風機に関するものである。更に詳しくは、吊り下げたり固定したりして壁部や空間に配置することが可能で、その際の取り付けの自由度が高く、机上や床面にも安定させて置くことが可能な扇風機に関する。
近年、扇風機は、使用する場所が多様化し、小型で携帯が可能なものや、机上に置くことができるものがある。また、電源としては、通常の商用電源のコンセントに直接接続するタイプだけではなく、出先でも使用可能なように、例えばパーソナルコンピュータ等に備えてあるUSB端子に接続したり、或いはUSB端子から充電できたりするものもある。
そのような扇風機としては、例えば、非特許文献1に開示されたものがある。この扇風機は、小型につくられており、机上に置くことができると共に、商用電源の他、USB端子を備えたパーソナルコンピュータ等を電源とすることができる。
シロカ株式会社、"USB卓上扇風機"[2019年3月25日検索]、インターネット<URL:https://www.siroca.co.jp/living/deskfan/index.html>
しかしながら、非特許文献1の扇風機は、机上、或いは床面等の平面上には置くことができるようになってはいるが、例えば吊り下げる等して壁部に配置することや、空間部に配置することは難しかった。
本考案は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、吊り下げたり固定したりして壁部や空間に配置することが可能で、その際の取り付けの自由度が高く、机上や床面にも安定させて置くことが可能な扇風機を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本考案は、正面部に設けられた正面開口部と背面部に設けられた背面開口部とを有する中空体であるケースと、前記正面開口部と前記背面開口部を覆うように、前記ケースに取り付けられ、通気が可能なファンガードと、該ファンガードの何れか一つの中心に設けられたモーターと、該モーターの回転軸に取り付けられて、前記ファンガードの内部に収めてあるファンブレードと、前記ケースに設けてあり、前記モーターに電気を供給する電源部と、前記ケースの所要箇所に、外方へ向けて設けられた、所要の強度を以て塑性変形が可能なアームとを備える扇風機である。
本考案の扇風機は、必要であれば、アームを任意の形状に塑性変形させることにより、アームを壁部にある突出した部分や穴等に引っ掛けたり固定したりして、扇風機を壁部に配置することが簡単にできる。
或いは、紐を張って、適宜変形させたアームを紐に掛けて吊り下げる等して扇風機を空中に配置することも可能である。このように、アームを、扇風機が取り付けられる側の構造に対応できる形状に変形させることにより、様々な箇所に扇風機を配置することができる。
なお、アームは塑性変形が可能な材で形成されているので、所要の強さの外力が作用しない限り、その変形した形状から他の形状に更に変形することはなく、上記変形後の形状、及び機能性もそのまま維持することができる。
また、アームを塑性変形させ、スタンドとしての機能性を持たせることにより、机上や床面に安定させて置くことが可能になる。このように、本考案の扇風機は、使用形態を簡単に変えることができるので、現在の扇風機の使用場所の多様化に充分に対応することができる。
扇風機を任意の箇所に配置した後、電源部からモーターに電気を供給してモーターを作動させることにより、ファンブレードが回転し、ファンブレードで発生した風がファンガードを通り抜けて、正面方向へ送られる。
なお、アームは、単一の材料で形成してもよいし、複数種類の材料を複合して形成してもよい。なお、後者では、複数種類の材料の全部が上記と同様の性質を有していてもよいし、少なくとも一つの同様の性質を有する材料があれば、同様の性質を有していない材料が混在していてもよい。
(2)本考案の扇風機は、前記アームが、前記ケースの外周面に、ほぼ縦横方向の十字形に形成して配置されている構成とすることもできる。
この場合は、扇風機を吊設する際には、重力方向と縦方向のアームの方向が重なるため、扇風機を設置する際のバランスが取りやすい。また、アームの方向が縦横方向の十字形であるので、スタンドとしての機能性を持たせるように変形させる作業がやりやすく、バランスもとりやすい。
(3)本考案の扇風機は、前記アームが、それぞれ金属製の棒体をU字状に曲げた形状である構成としてもよい。
この場合は、各アームの先部を丸めることが自然にでき、尖った部分や他に引っ掛かるような部分が形成されにくいので、安全性が高く、使用者は扇風機の取り扱いがしやすくなる。
(4)本考案の扇風機は、前記電源部がリチウムイオン電池であり、前記モーターが、前記リチウムイオン電池の定格電圧3.7Vを電気回路による制御で5V、7V、9Vと三段階に昇圧することで回転数を切り替える仕様である構成としてもよい。
この仕様によれば、例えば、電源スイッチを繰り返し操作することにより、「電源ON:風量1(5V)」⇒「風量2(7V)」⇒「風量3(9V)」⇒「電源OFF」⇒「電源ON:風量1(5V)」・・・のように切り替えることで、簡単な回路構成で、風量の段階的な切り替えが可能になる。
本考案は、吊り下げたり固定したりして壁部や空間に配置することが可能で、その際の取り付けの自由度が高く、机上や床面にも安定させて置くことが可能な扇風機を提供することができる。
本考案に係る扇風機の一実施の形態を示す正面側斜視図である。 図1に示す扇風機の背面側斜視図である。 図1に示す扇風機の正面図である。 図3におけるA−A拡大断面図である。 扇風機を壁格子材に掛けて吊設した使用状態を示す説明図である。 扇風機を机上に置いた使用状態を示す説明図である。
本考案を図面に示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
図1乃至図4を参照する。
扇風機Fは、プラスチック製で中空体であるケース1を有している。ケース1は、正面視で長方形状であり、互いに着脱が可能な正面部材11と背面部材12を合わせて形成されている。
また、ケース1は、背面部材12を膨らませて形成することで、長手方向の一端部(図2で下部)が他の部分より厚くなるよう形成されており、その内部には電源部であるリチウムイオン電池Bが保持可能な電池ホルダー19が設けられている(図4参照)。ケース1の電池ホルダー19側面には、充電のためのUSB端子190が設けられている。
正面部材11には、円形の開口部13が部材を貫通して設けられている。正面部材11には、開口部13を覆うようにファンガード14が設けられている。ファンガード14は、円形の中心板140と、互いに同様に湾曲した多数のフィン141で構成され、円滑な通風が可能である(図1参照)。
背面部材12には、円形の開口部15が部材を貫通して設けられている。背面部材12には、開口部15を覆うようにファンガード16が設けられている。ファンガード16は、円形の中心板160と、互いに同様に湾曲した多数のフィン161で構成され、円滑な通風が可能である(図1参照)。
ファンガード16のフィン161は、ケース1の背面方向へ膨らむように形成されており、ファンガード16の内包に、後述するファンブレード18を回転可能に収容するための空間(符号省略)を確保している。
また、ファンガード16は、各フィン161と共にファンガード16を構成し、リチウムイオン電池Bから後述するモーター17へ通電するリード(図示省略)を通すためのリード管162を有している(図2参照)。
背面側のファンガード16の中心板160の内面には、モーター17が固定されている(図4参照)。モーター17の回転軸(符号省略)には、ファンガード14、16の間の空間に位置させて、ファンブレード18が取り付けられている。
また、モーター17は、上記リチウムイオン電池Bの3.7Vを電気回路による制御で5V、7V、9Vと三段階に昇圧することで回転数を切り替えることができる仕様であり、例えば5Vで3780rpm、7Vで5100rpm、9Vでは6100rpmの回転数が得られる。なお、この段階的な昇圧の段数及び電圧の差は、特に限定されるものではなく、適宜設定が可能である。
この切り替え、即ち、「電源ON:風量1(5V)」⇒「風量2(7V)」⇒「風量3(9V)」⇒「電源OFF」⇒「電源ON:風量1(5V)」・・・の切り替えは、正面部材11に設けられている電源スイッチ10を繰り返し押すことで行われる。
ファンブレード18は、七枚羽根の仕様であり、回転時の風圧変動が少ない、言わば滑らかな、或いは柔らかな、心地よい風が得られる。また、七枚羽根の仕様では、ファンブレード18自体は小型であるが、充分な風量が得られる。
ケース1の外周面には、四辺のほぼ中央に一箇所ずつ、合計四本のワイヤアーム2、2a、2b、2cが設けられている。ケース1の各長辺に設けられているワイヤアーム2、2aは、芯材の金属ワイヤを樹脂製のカバーで覆った構造で、これをU字状に曲げた形状である。
また、ケース1の各短辺に設けられているワイヤアーム2b、2cは、同じく芯材の金属ワイヤを樹脂製のカバーで覆った構造で、これをU字状に曲げた形状であり、ワイヤアーム2、2aよりやや長く形成されている。なお、ワイヤアーム2、2aは互いに同じ長さであり、ワイヤアーム2b、2cも互いに同じ長さである。
ワイヤアーム2、2a、2b、2cは、金属製であるので、任意の形状に塑性変形が可能である。従って、所要の強さの外力が作用しない限り、ある形状から他の形状に変形することはなく、変形後も、その形状、及び機能性をそのまま維持することができる。
なお、扇風機Fは、上記構造を有すると共に、小型軽量に作られており、各部の寸法は次の通りである。即ち、ケース1の正面視での長辺の長さが110mm、短辺の長さが90mm、電池ホルダー19部分の厚さが24mmである。
また、開口部13、15の内径が73mm、ファンブレード18の回転直径が60mm、ワイヤアーム2、2aの張り出し長さが115mm、ワイヤアーム2b、2cの張り出し長さが75mm、各ワイヤアームの太さが4mmである。なお、これら各部の寸法は、上記値に限定されるものではなく、適宜設定が可能である。
(作用)
図5、図6を参照して、扇風機Fの使用方法、及び作用を説明する。
本考案の扇風機Fは、必要であれば、ワイヤアーム2、2a、2b、2cを任意の形状に塑性変形させることにより、ワイヤアーム2、2a、2b、2cを壁部にある突出した部分や穴等に引っ掛ける等して、壁部に配置することが簡単にできる。
例えば、予め壁部、或いは空間部に図5に示すような壁格子材3を配しておき、扇風機Fのワイヤアーム2bをフック状に曲げて、壁格子材3の横材30に掛けることで、扇風機Fを配置することができる。
なお、ワイヤアーム2bは塑性変形するので、所要の強さの外力が作用しない限り、その変形した形状から他の形状に更に変形することはなく、上記ワイヤアーム2bの変形後の形状、及び機能性もそのまま維持することができる。
また、図6に示すように、ワイヤアーム2、2a、2cをケース1の背面方向へ折り曲げて、ワイヤアーム2cを支持部とするスタンドとしての機能性を持たせることにより、机上や床面に安定させて置くことが可能になる。なお、両側のワイヤアーム2、2aは、両サイド方向への転倒を防ぐ部材となる。
このように、本考案の扇風機Fは、様々な箇所に対応して、使用形態を簡単に変えることが可能で有り、様々な箇所に扇風機を配置することができるので、現在の扇風機の使用場所の多様化に充分に対応することができる。
本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本考案の技術思想の範囲内で、種々の変形が可能であるということは言うまでもない。
F 扇風機
1 ケース
10 電源スイッチ
11 正面部材
12 背面部材
13 開口部
14 ファンガード
140 中心板
141 フィン
15 開口部
16 ファンガード
160 中心板
161 フィン
162 リード管
17 モーター
18 ファンブレード
19 電池ホルダー
190 USB端子
2、2a、2b、2c ワイヤアーム
B リチウムイオン電池

Claims (4)

  1. 正面部に設けられた正面開口部と背面部に設けられた背面開口部とを有する中空体であるケースと、
    前記正面開口部と前記背面開口部を覆うように、前記ケースに取り付けられ、通気が可能なファンガードと、
    該ファンガードの何れか一つの中心に設けられたモーターと、
    該モーターの回転軸に取り付けられて、前記ファンガードの内部に収めてあるファンブレードと、
    前記ケースに設けてあり、前記モーターに電気を供給する電源部と、
    前記ケースの所要箇所に、外方へ向けて設けられた、所要の強度を以て塑性変形が可能なアームとを備える
    扇風機。
  2. 前記アームが、前記ケースの外周面に、ほぼ縦横方向の十字形を形成して配置されている
    請求項1記載の扇風機。
  3. 前記アームが、それぞれ金属製の棒体をU字状に曲げた形状である
    請求項1又は2記載の扇風機。
  4. 前記電源部がリチウムイオン電池であり、前記モーターが、前記リチウムイオン電池の定格電圧3.7Vを電気回路による制御で5V、7V、9Vと三段階に昇圧することで回転数を切り替える仕様である
    請求項1、2又は3記載の扇風機。
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