JP3221156U - 看護対象者監視装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】監視されているという心理的な負担を看護対象者に与えずに、看護対象者についての情報を正確に収集することができる看護対象者監視装置を提供すること。【解決手段】看護対象者監視装置1は、平板状の画像表示具10の画像表示面11と反対の面12に付され固定された、有指向性の電波探知機20と、画像表示具11を設置する水平の設置面40に対して画像表示面11の角度θを一定に保持する脚部30と、電波探知機20の探知結果を他の機器に送信する送信部50とを備える。【選択図】図3
Description
本考案は、看護対象者を監視する看護対象者監視装置に関する。
介護を必要とする高齢者、看護を必要とする病気療養中の人等(以下「看護対象者」という)の安全のため、移動等を検出する電波探知機(レーダー)を看護対象者の居室やトイレに設置する場合がある。しかし、レーダーはその外観によって看護対象者がレーダーであると直ぐに気付いてしまうため、監視されているという心理的な負担を看護対象者に与えてしまう。このような問題を解決するため、人形、ロボット等の形状を模したレーダーが特許文献1に開示されている。
看護対象者を監視するという目的のためには、指向性を有するレーダーを看護対象者の方向に正しく向けて設置し、看護対象者についての各種情報を正確に収集する必要がある。しかしながら、特許文献1に記載の監視システムでは、レーダーを設置する向きや指向性を考慮していないため、レーダーの感度が低く看護対象者についての情報を正確に収集することができないおそれがあった。
本考案は、監視されているという心理的な負担を看護対象者に与えずに、看護対象者についての情報を正確に収集することができる看護対象者監視装置を提供することを課題とする。
本考案の看護対象者監視装置は、
平板状の画像表示具の画像表示面と反対の面に付され固定された、有指向性の電波探知機と、
前記画像表示具を設置する水平の設置面に対して前記画像表示面の角度を一定に保持する脚部と、
前記電波探知機の探知結果を他の機器に送信する送信部とを備えることを特徴とする。
平板状の画像表示具の画像表示面と反対の面に付され固定された、有指向性の電波探知機と、
前記画像表示具を設置する水平の設置面に対して前記画像表示面の角度を一定に保持する脚部と、
前記電波探知機の探知結果を他の機器に送信する送信部とを備えることを特徴とする。
この特徴によれば、有指向性の電波探知機を画像表示具の画像表示面と反対の面に付して固定し、脚部により画像表示具の設置面に対して画像表示面の角度を一定に保持することができるため、電波探知機を正確な方向に向けて看護対象者についての情報を正確に収集することができる。また、電波探知機が画像表示面と反対の面に付して固定されているため、看護対象者に視認されず、看護対象者に監視されているという心理的な負担を看護対象者に与えない。ここで、「画像表示具」は、一面の画像表示面に画像を表示し、反対の面に付された電波探知機を隠すものであればよく、写真立て、額縁等を用いることができる。また、電波探知機の電波を擾乱しないのであれば、液晶パネル等の電子機器であってもよい。
本考案の看護対象者監視装置は、
前記電波探知機は、看護対象者の呼吸数又は脈拍数を探知するバイタルセンサであることを特徴とする。
前記電波探知機は、看護対象者の呼吸数又は脈拍数を探知するバイタルセンサであることを特徴とする。
この特徴によれば、監視されているという心理的な負担を看護対象者に与えずに、看護対象者の呼吸数又は脈拍数を正確に収集することができる。
本考案の看護対象者監視装置は、
前記電波探知機は、看護対象者の存在を検出する人体センサであることを特徴とする。
前記電波探知機は、看護対象者の存在を検出する人体センサであることを特徴とする。
この特徴によれば、監視されているという心理的な負担を看護対象者に与えずに、看護対象者の存在を正確に検出することができる。
本考案の看護対象者監視装置は、
前記画像表示具は、写真立てであることを特徴とする。
前記画像表示具は、写真立てであることを特徴とする。
この特徴によれば、写真立ての画像表示面とは反対の面に電波探知機が付され固定されていることを看護対象者が気付き難いため、監視されているという心理的な負担を看護対象者に与えずに、看護対象者についての情報を正確に収集することができる。
本考案によれば、有指向性の電波探知機を画像表示具の画像表示面と反対の面に付して固定し、脚部により画像表示具の設置面に対して画像表示面の角度を一定に保持することができるため、監視されているという心理的な負担を看護対象者に与えずに、看護対象者についての情報を正確に収集することができる。
以下、本考案の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は看護対象者監視装置を表側から見た斜視図、図2は看護対象者監視装置を裏側から見た斜視図、図3は看護対象者監視装置の側面図である。これらの図に示すように、看護対象者監視装置1は、平板状の画像表示具10と、当該画像表示具10の画像表示面11と反対の面12に付され固定された有指向性の電波探知機20と、を備えている。本実施形態においては、画像表示具10は写真立てである。当該看護対象者監視装置1は、例えば、看護対象者の居室、リビングルーム、トイレ、脱衣所等 に設置される。
電波探知機20は、本実施形態においては、看護対象者の呼吸数又は脈拍数を探知するバイタルセンサである 。バイタルセンサ は公知のものを用いることができる。例えば、定在波レーダーを用いたバイタルセンサの場合、当該バイタルセンサは、周波数掃引されたレーダー波を外部に送信し外部の測定対象にて反射した反射波を送信波長に基づく一定距離だけ離隔した2点にて検出し、送信波及び受信波から合成される定在波を検知する定在波検知部と、定在波検知部が検知した合成波の強度の周波数分布からその直流成分を除去し、フーリエ変換して距離スペクトルを求める距離スペクトル演算部と、距離スペクトルから基準時の距離スペクトルを減算して距離スペクトルの差分を演算し、この差分距離スペクトルを経時的に求める差分検出部と、差分距離スペクトルの位相成分の微小変化により呼吸波形又は脈拍波形を検知する検知部と、を備えている。
電波探知機20には、画像表示具10を設置する水平の設置面40に対して画像表示面11の角度θを一定に保持する脚部30が取り付けられている。電波探知機20から出力される指向性の電波が看護対象者が居る場所に届くように角度θを設定することで、高感度の反射波を得て、呼吸波形又は脈拍波形を正確に検知することができる。なお、脚部30は、電波探知機20ではなく画像表示具10に取り付けてもよい。
また、看護対象者監視装置1には、電波探知機20による探知結果をサーバ等の他の機器に送信する送信部50が設けられている。看護対象者監視装置1による探知結果は、送信部50を介して外部に設置されたサーバ等の他の機器に送信される。他の機器は、複数の看護対象者監視装置1から送信されてくる各探知結果を解析し、各看護対象者の呼吸数又は脈拍数の異常を検知する。
本実施形態においては、送信部50は、電波探知機20に内蔵されたUSB端子等の通信インターフェイス(不図示)と、当該通信インターフェイスに接続されたUSBケーブルと、当該USBケーブルに接続されたWiFi送受信機(不図示)と、を含んで構成されており、WiFi送受信機が電波探知機20による探知結果を他の機器に送信する。USBケーブルは、電波探知機20への電力供給にも用いることができる。
なお、送信部50は、電波探知機20による探知結果を他の機器に送信する機能を有していればどのような構成であってもよく、上述した構成に限定されることはない。例えば、WiFi送受信機の代わりにパーソナルコンピュータを接続して、当該パーソナルコンピュータから他の機器に探知結果を送信するようにしてもよいし、USBケーブルを用いずに無線通信を行うようにしてもよい。
送信部50によって送信された探知結果は、看護対象者の異常を発見するために用いられる。すなわち、データとしてコンピュータプログラムに入力される。かかる構成では、1台のサーバ機によって多数の電波探知機(看護対象者)に関する処理を行うこともできる。
また、送信部50は、探知結果の全てではなく、探知結果のうち異常である可能性が高いと判定した信号のみを他の機器に送信するようにしてもよい。例えば、送信部50は、探知結果の信号値が大きく変動した場合に異常である可能性が高いと判定する。このように送信する信号量を削減することで、サーバ機にかかるネットワークの負荷を軽減することができる。
また、看護対象者監視装置1にCPUを搭載し、探知結果が異常であるか否かについての判定を、他の機器ではなく看護対象者監視装置1が行うようにしてもよい。
なお、上述した実施形態では電波探知機20はバイタルセンサであるとして説明したが、電波探知機20はバイタルセンサに限らず、例えばトイレ等での転倒を検知するための人体センサであってもよい。人体センサとしては、例えば、看護対象者の体温による高温を検知する赤外線センサを用いることができる。
また、人体の移動距離を計測してもよい。移動距離(必要であれば移動速度を含む)を検出して、運動量や活動のレベルを推測することができる。
また、水分量の変化を検出してもよい。水分量の変化に基づいて尿漏れを推測し、おむつ交換を適時に行うことができる。
電波探知機20は、人体センサ、バイタルセンサ、移動距離計測および水分量変化検出の全て又は2以上の機能を備えた機器であってもよい。例えば、電波探知機20による探知結果を判定する他の機器は、バイタルサイン及び人体の両方が検出されなければ看護対象者は外出中であると判定し、バイタルサインが検出されず、かつ、人体センサにより体温が検出された場合には、看護対象者は死亡の疑いありと判定する。
また、上述した実施形態では、画像表示具10は写真立てであるとして説明したが、これに限定されることはなく、例えば、額縁や、テレビジョン、パーソナルコンピュータ、液晶時計等が有する液晶パネルであってもよい。ただし、画像表示具10は、電波探知機20が送受信する電波を隠蔽しない素材のものが好ましい。
以上説明したように、有指向性の電波探知機20を画像表示具10の画像表示面11と反対の面12に付して固定し、脚部30により設置面40に対する画像表示面11の角度θを一定に保持することで、画像表示具10の画像表示面11とは反対の面12に電波探知機20が付され固定されていることに看護対象者が気付き難くなるため、監視されているという心理的な負担を看護対象者に与えずに、正確に看護対象者の身体状態についての情報を収集することができる。
看護対象者の居所、住居の各部屋、病院、介護施設、その他の看護現場で利用することができる。
1 看護対象者監視装置
10 画像表示具
11 画像表示面
12 画像表示面と反対の面
20 電波探知機
30 脚部
40 設置面
50 送信部
10 画像表示具
11 画像表示面
12 画像表示面と反対の面
20 電波探知機
30 脚部
40 設置面
50 送信部
Claims (4)
- 平板状の画像表示具の画像表示面と反対の面に付され固定された、有指向性の電波探知機と、
前記画像表示具を設置する水平の設置面に対して前記画像表示面の角度を一定に保持する脚部と、
前記電波探知機の探知結果を他の機器に送信する送信部とを備えることを特徴とする、看護対象者監視装置。 - 前記電波探知機は、看護対象者の呼吸数又は脈拍数を探知するバイタルセンサであることを特徴とする、請求項1に記載の看護対象者監視装置。
- 前記電波探知機は、看護対象者の存在を検出する人体センサであることを特徴とする、請求項1に記載の看護対象者監視装置。
- 前記画像表示具は、写真立てであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の看護対象者監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000538U JP3221156U (ja) | 2019-02-18 | 2019-02-18 | 看護対象者監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000538U JP3221156U (ja) | 2019-02-18 | 2019-02-18 | 看護対象者監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3221156U true JP3221156U (ja) | 2019-05-09 |
Family
ID=66429755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019000538U Expired - Fee Related JP3221156U (ja) | 2019-02-18 | 2019-02-18 | 看護対象者監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3221156U (ja) |
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2019
- 2019-02-18 JP JP2019000538U patent/JP3221156U/ja not_active Expired - Fee Related
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